株式会社Fiveは、運用型広告の代理店業務を中心に、広告視点を活かしたLP・バナー制作まで一気通貫で提供するデジタルマーケティング企業です。
制作会社出身のメンバーが立ち上げた同社は、クリエイティブ制作から広告運用・分析までをワンストップで対応できる点を強みとし、少額予算からのスモールスタートにも柔軟に対応しています。
今回は株式会社Five運用責任者の小森様に、Databeat導入前の課題や導入のきっかけ、導入後の効果など、現在の活用状況を交えてインタビューさせていただきました。

- 1 広告視点のクリエイティブ制作と運用を一気通貫で提供。スモールスタートにも対応
- 2 複数媒体のデータ取得・突合に多くの工数が発生。レポートの属人化も課題に
- 3 御社ではどのくらいの頻度でレポーティングを実施されていますか?
- 4 コスト・媒体数・スプレッドシート連携のバランスの良さが決め手。既存フローを活かした段階的な導入が可能に
- 5 スプレッドシートとLooker Studioを軸に、クライアントに応じてレポート形式を使い分け
- 5.1 Databeatを利用した感想をお聞かせください。
- 5.2 御社では現在、Databeatをどのように活用されていますか?
- 5.3 Databeatで主に利用されているレポート形式(Excel・スプレッドシート・Looker Studio)と、その理由についてお聞かせください。
- 5.4 Databeatを使い始めて困ったこと、悩んだ点などあればお聞かせください。
- 5.5 レポート作成工数が約50%削減。空いた時間を運用改善業務に充てられるように
- 5.6 Databeatを導入して感じた効果や変化を教えてください。
- 5.7 Databeatの導入効果について、具体的な数値で教えてください。
- 5.8 Databeatを導入して社内や顧客からどのような反応がありましたか?
- 6 満足度は90点。今後はDatabeatのAI分析機能も活用し、データ活用をさらに推進したい
広告視点のクリエイティブ制作と運用を一気通貫で提供。スモールスタートにも対応
ご担当者様が社内でどのような業務をご担当されているかお聞かせください。

小森様
小森様:社内の広告運用業務は、運用チーム全体で対応しています。私は担当している案件の運用業務に加えて、責任者としてチームのマネジメントや教育も取り組んでいます。
レポートの出力設定のための「テーブル定義」を含めたDatabeatの各種設定は現状私が担当しており、作成したレポートやデータを他のメンバーに展開して活用してもらっています。
御社の主な事業内容や特徴についてお聞かせください。
小森様:主軸は運用型広告の代理店業務です。弊社の代表や取締役はもともと制作会社に在籍しており、そこからスピンアウトして独立した経緯があります。
そのため、単なる見栄えの良いクリエイティブではなく、広告の視点を活かしたLPやバナーの制作ができる点が強みです。少人数ではありますが、制作から運用まで一気通貫で対応できるのが弊社の特徴です。
御社の企業ミッション、他の広告代理店との違いや御社ならではの強み、大切にしていることなどをお聞かせください。

引用元:株式会社Five
小森様:「私たちを起点に人と企業の成長を加速させ、その先の社会を前進させる」というミッションを掲げています。単なる広告運用代行に留まらず、広告運用を通じてクライアント企業の成長を推進することで、人材・事業・社会の前進につながる価値を生み出していくことを目指しています。
他の代理店との違いとしては、経営視点でのROAS(広告費用対効果)の可視化を重視し、クライアントの利益に直接貢献できる運用を行っている点があります。また、最低出稿額をかなり低く設定しており、Web広告が初めてのクライアントでもスモールスタートで低リスクに始められる環境を整えています。
まずは小さく始めて「勝ちパターン」を見つけ、そこからクライアントと一緒にスケールしていくという考え方を大切にしています。
御社の顧客にはどのような業種・業界が多いでしょうか。
小森様:特定の業界に絞っているわけではありませんが、傾向としては店舗集客系のエステやジムなどの業種が多いです。また、直近ではEC系のクライアントとのお取引も増えています。
さらに、弊社のコーポレートサイトにも掲載していますが、音楽フェスなどのイベント集客・販促も得意領域の一つです。主にこの3つの業種・業界のクライアントが多い傾向にあります。
複数媒体のデータ取得・突合に多くの工数が発生。レポートの属人化も課題に
Databeat導入前にどのような課題を感じていましたか?
小森様:一番大きな課題は、純粋にレポート作成の工数がかかっていたことです。私の場合、取り扱う広告媒体数が多く、各媒体の管理画面にアクセスしてCSVをダウンロードする作業が、案件が増えるほど膨大になっていました。
さらに、管理画面からデータを取得する際、担当者ごとに取り方が微妙に異なり、個人別にカスタマイズされたデータが出力されてしまうことがありました。そのため、別の案件にデータを流用しようとしても並びが違っていて、組み替える手間が発生していました。
特に複数媒体を運用している場合は、媒体ごとに指標の定義や並びが異なるため、データの突合やアウトプット時の精査にかなりの時間がかかっていました。これが最も大きな課題でしたね。
アジト:ツール導入前は、クライアントへの提出レポートはどのような形式で作成されていましたか?
小森様:Excelで提出することが最も多かったです。各媒体からデータを集めて、Excelやスプレッドシートで集計・整形してお渡しする形でした。
御社ではどのくらいの頻度でレポーティングを実施されていますか?
小森様:クライアントによって異なりますが、週次や月次のレポートが中心です。継続案件ではLooker Studioでリアルタイムに進捗を共有する形も増えています。
一方、イベント集客のような単発の案件では、Excelできちんと体裁を整えて報告ベースでお出しすることが多いです。
Databeat導入以前は、他のレポートツールなどをご利用されていましたか?
小森様:レポートツールとしてのサービスは利用していませんでした。ただ、Google広告とYahoo!広告に関しては、媒体のAPIスクリプトを活用して半自動化していました。
それ以外の媒体については、すべて管理画面から手動でデータをダウンロードしていました。
コスト・媒体数・スプレッドシート連携のバランスの良さが決め手。既存フローを活かした段階的な導入が可能に
Databeatを何で知りましたか?
小森様:検索でレポートツールの比較記事を見て知りました。
Databeatの導入を決めた理由やきっかけをお聞かせください。
小森様:最も大きな決め手は、他のツールと比べてコストが非常に安かった点です。また、弊社ではデータ集計に主にスプレッドシートを使っているのですが、他のツールだとデータをツール内で完結させるか、Excel形式で出力するものが多く、DatabeatのようにBigQueryを経由してスプレッドシートにデータをコネクタで直接出力できるツールはあまりありませんでした。
対応しているツールがあっても費用が大幅に跳ね上がるケースが多かったため、コストと機能のバランスでDatabeatが最適だと判断しました。
Databeat(広告レポート自動化ツール)の導入を検討する際、特に重視していたポイントはありますか?
小森様:主に3つのポイントを重視していました。まず価格帯です。次に対応媒体数の多さで、弊社では急に新しい媒体を扱い始めることもあるため、カバー範囲が広いに越したことはありません。
さらに、カスタムコンバージョンなど細かい指標にも対応している点です。Databeatは指標の一覧を見た時に非常に豊富だと感じました。
スプレッドシートの連携性について、具体的にどういった点が良かったのでしょうか?
小森様:自動化ツールを導入する際にネックだったのが、完全にツールへ移行するのは敷居が高いという点でした。そのため、既存のスプレッドシートフォーマットへのデータ出力をまず自動化する「ソフトランディング」で段階的に進めたいと考えていました。
Databeatなら、ツール側でデータを整備して、あとはスプレッドシートに自動で流し込める環境を最も早く、最も安く構築でき、しかも指標も豊富という点が決め手でした。
アジト:カスタムコンバージョンへの対応について、もう少し具体的にお聞かせいただけますか?
小森様:弊社ではコンバージョンのアクション別にクライアントへ個別に件数を報告するケースが多いのですが、他のツールではカスタムコンバージョンに対応していないものが多かったんです。
管理画面からなら抜けるデータでも、ツールを通すと取得できないという状況でした。その点、Databeatはカスタムコンバージョンをたくさん出力でき、非常にプラスのポイントでした。指標の面では、ここが一番大きかったですね。
スプレッドシートとLooker Studioを軸に、クライアントに応じてレポート形式を使い分け
Databeatを利用した感想をお聞かせください。
小森様:媒体や指標の対応範囲がすごく優れていると感じています。一部、管理画面からしか取れない非常に細かいデータもありますが、原則としてDatabeatの操作で複数媒体を横断してデータを一括抽出できるようになった点は非常に大きな改善です。
また、導入前はメインのサポートがチャットサポートという点に、少し不安がありましたが、レスポンスが非常に早く返していただけるので、問題なく活用できています。
御社では現在、Databeatをどのように活用されていますか?
小森様:主に2つの用途で活用しています。一つは社内の予算管理や進捗管理のためのデータ抽出・集計です。もう一つは、クライアントに提出するレポート用のデータ出力で、より深い粒度やディメンションでの作成に活用しています。
また、Databeatが提供するExcelのレポートテンプレートもそのまま活用しており、テンプレートに当てはまる案件はそのままExcelで出力して提出しています。
Databeatで主に利用されているレポート形式(Excel・スプレッドシート・Looker Studio)と、その理由についてお聞かせください。
小森様:現状ではスプレッドシートの利用が最も多く、次いでLooker Studioの割合が増えてきています。Excelでレポートを希望されるクライアントにはExcelでも提供しています。

Databeatで出力できるGoogleスプレッドシートのイメージ
スプレッドシートはデータがリアルタイムに反映される点と、細かい編集がしやすい点で利便性が高いです。Looker Studioは、大枠を固定化して自動更新で進捗を共有するような継続案件に向いています。

Databeatで出力できるLooker Studioレポートのイメージ
※上記以外にも、Databeatでは多数のLooker Studioテンプレートをご用意しております。詳細は下記ページをご覧ください。
一方、イベント集客のような単発案件では、Excelできちんと体裁を整えて報告する形が多いですね。クライアントの特性に応じて使い分けています。

Databeatで出力できるExcelレポートのイメージ
アジト:テンプレートはそのまま使われていますか?それともカスタマイズされていますか?
小森様:テンプレートをカスタマイズして利用するケースの方が多いです。実は、2年ほど前に社内でレポートのExcel形式を刷新したのですが、たまたまDatabeatのExcelテンプレートと見た目が似ていたんです。
そのため、移行もスムーズにできました。テンプレートにない項目については、こちらで追加して使っています。
Databeatを使い始めて困ったこと、悩んだ点などあればお聞かせください。
小森様:私はコーディングや技術面に詳しくないため、使い始めた当初はSQLやGoogle Cloud(BigQuery)に関する用語や操作に戸惑うことがありました。
その点で導入初期の進行が少し遅くなったことはあります。また、Databeatでは指標名が統一されているのですが、「この指標は実際の媒体ではどれに該当するのか」を改めて理解し直す必要があり、そこに少し時間がかかりました。
ただ、私自身Google広告のスクリプトを書いていた経験があったため、何度か触っていくうちに自然と慣れることができました。一からSQLの知識を学ばなくても、操作を繰り返すうちにスムーズに使えるようになったという感覚です。
レポート作成工数が約50%削減。空いた時間を運用改善業務に充てられるように

Databeatを導入して感じた効果や変化を教えてください。
小森様:一番大きいのは、CSVデータを各媒体の管理画面から自分で取りに行く必要がなくなったことです。それまでかかっていた時間を運用改善に充てられるようになり、業務の質が向上しました。
また、データの取得方法についても、私の方で基盤となるデータセットを固定化できるようになったため、担当者間の属人化の解消も少しずつ進んでいます。何か問題が発生した場合でも、大元のデータは標準化されているので、安心感があります。
Databeatの導入効果について、具体的な数値で教えてください。
小森様:きっちりと計測したわけではありませんが、体感としては月次レポートや週次レポートの作成にかかる工数が、導入前と比較して約50%削減できたと感じています。
Databeatを導入して社内や顧客からどのような反応がありましたか?
小森様:社内ではデータ取得の手作業がなくなったことで時間に余裕が生まれ、「最近、運用改善業務が増えましたね」という声をもらっています。クライアントからも、特定の期間のデータがすぐに欲しいといった要望に対して、以前は管理画面で日付を都度調整する手間がかかっていたのですが、Databeatなら日付指定で一括出力できるため、対応スピードが上がったと評価いただいています。
満足度は90点。今後はDatabeatのAI分析機能も活用し、データ活用をさらに推進したい
Databeatの満足度をお聞かせください。
小森様:100点満点で90点です。残りの10点は、まだ使いこなせていない部分や理解度が不足している部分があるためです。たとえば、媒体間で微妙に用語が異なる指標を正しくマッピングする際にまだ手間取ることがあります。
ただ、使い続けていけば100点に近づいていくと自分でも感じています。非常に満足しています。
今後、Databeatを使って取り組んでいきたいことや、御社の展望をお聞かせください。
小森様:現状、すべての案件や媒体でフル活用できているわけではないので、今後はもっとしっかりDatabeatを使い込んでいきたいと考えています。直近ではDatabeatがベータ版でAI分析機能を提供されるという案内も拝見しましたので、そういった新機能も積極的に活用して、データ分析や活用の幅をさらに広げていきたいです。

| 社名 | 株式会社Five |
| 設立日 | 2022年4月1日 |
| 所在地 | 東京都文京区湯島二丁目2番4号 JP-BASE御茶ノ水2F |
| URL | https://five-inc.co.jp/ |
| 事業内容 | WEB広告事業、制作事業、WEB開発事業、その他開発制作業務、プロモーションプランニング事業、マーケティングコンサルティング事業 |
| 掲載日 | 2026年4月16日 |
