サイバーホルン株式会社は、ご予算・配信期間など柔軟に対応可能なリスティング広告・SNS広告の運用代行を担う代理店です。広告クリエイティブとして近年需要が高まっている動画の制作や、広告の成果を最大限引き上げるために重要なランディングページの制作も行っています。
今回はサイバーホルン株式会社の萩原様に、Databeat導入前の課題や導入のきっかけ、導入後の効果など、現在の活用状況を交えてインタビューさせていただきました。
予算の大小に関わらずWeb広告運用を支援。チラシ・ポスティングなど幅広い領域にも対応
ご担当者様が社内でどのような業務をご担当されているかお聞かせください。
萩原様
萩原様:私は広告の新規営業を担当しており、既存顧客の対応やリード獲得も行っています。広告運用にも携わっていますが、運用のメイン業務は別に5〜6名のメンバーが担当しています。また、広告のデータ集計やレポート作成を担当するメンバーも1名おり、それぞれの役割を分担しながら業務を進めています。
御社の主な事業内容や特徴についてお聞かせください。
萩原様:弊社はWeb広告の代理店として、リスティング広告やSNS広告の運用を行っています。お客様から広告予算をお預かりし、効果的な広告運用をサポートすることが主な事業です。
また、動画制作やLP(ランディングページ)制作に加え、物販事業も手がけており、幅広い分野でのサービス提供を行っています。
さらに、昨年のM&Aにより印刷会社が親会社となり、ホールディングス体制になったことで、Web広告に限らず紙媒体の広告も取り扱えるようになりました。これが弊社の新たな特徴の一つです。
御社の企業ミッション、他の広告代理店との違いや御社ならではの強み、大切にしていることなどをお聞かせください。
引用元:サイバーホルン株式会社
萩原様:弊社のミッションは「make IT easy for anyone to happy」です。Web広告の敷居を低くし、誰でも気軽に相談できる存在となることを目指し、業務に取り組んでいます。
他の広告代理店との違いとして、特に小規模な広告予算のお客様の事業を成長させる支援に強みを持っています。10年以上にわたり、多くの企業のスケールアップをサポートしてきた実績があり、これが弊社の大切にしている部分でもあります。
また、親会社が印刷会社となったことで、Web広告以外の領域にも対応できるようになりました。具体的には、イベントの設営や企画、チラシ、ポスティングなどの印刷物を活用した広告施策も提供可能です。こうした幅広い対応力が、他のWeb広告代理店にはない強みとなっています。
御社の顧客にはどのような業種・業界が多いでしょうか。
萩原様:弊社の顧客には、スクール(学校関連)や不動産関連のクライアントが多くいらっしゃいます。加えて、医療関連の企業も多く、美容外科や歯科、小児科といったクリニックの方々にもご利用いただいています。
レポート作成工数の削減&顧客満足度向上のためLooker Studioに対応したDatabeatを導入
Databeat導入前にどのような課題を感じていましたか?
萩原様:Databeat導入前から他社のレポートツールを使用しておりました。ちょうどGoogleデータポータル(現在のLooker Studio)が登場した頃でしたので、ツールがクラウド型(Looker Studio形式)のレポート出力に対応しておらず、月次・週次・日次のレポートはテンプレート通りにしか作成できませんでした。そのため、クライアントからカスタマイズの要望があった場合、すべて手作業で対応する必要があり、工数が大幅にかかるという課題を抱えていました。
Databeatを何で知りましたか?
萩原様:弊社の代表が、広告代理店の知人から紹介されて知りました。
Databeatの導入を決めた理由やきっかけをお聞かせください。
萩原様:Databeatの導入を決めた理由は、毎日データを自動で更新できる「Looker Studio」に広告データを出力できる点にあります。この機能により、他社との差別化を図り、顧客満足度の向上につながると判断し、導入を決めました。
Databeat(広告レポート自動化ツール)の導入を検討する際、特に重視していたポイントはありますか?
萩原様:当時はまずLooker Studioを試してみようという考えだったため、特に重視したポイントはありませんでした。ただ、Databeatは1アカウントあたりの費用が非常に安価で、導入のハードルが低かったことが決め手の一つとなりました。
また、当時使用していた他社ツールの動作が非常に重く、新規アカウントの登録にも時間がかかっていたため、なるべく動作の軽いツールを導入したいという思いもありました。
コンバージョンの内訳など顧客ニーズにあわせた詳細なレポートを提供できるようになった
Databeatを利用した感想をお聞かせください。
萩原様:Databeatを利用することで、コンバージョンの内訳(コンバージョンアクション)を個別に出力できるようになりました。これはクライアントからも好評で、非常に助かっています。
弊社ではDatabeat以外の他社のレポートツールも利用していますが、そちらのツールではLooker Studioと広告データを接続する際にベンダーへ問い合わせる必要があり、対応に2〜3営業日ほどかかります。さらに、コンバージョンの内訳を出力したい場合も、個別に希望を伝える必要があります。
その点、DatabeatはスムーズにLooker Studioと連携でき、コンバージョンの内訳を簡単に反映できるため、非常に使いやすいと感じています。
御社では現在、Databeatをどのように活用されていますか?
萩原様:クライアントへの報告用レポートと、社内用の広告進捗管理にDatabeatを活用しています。
Databeatで主に利用されているレポート形式(Excel・スプレッドシート・Looker Studio)と、その理由についてお聞かせください。
萩原様:Databeatでは、Looker Studioを利用する割合が圧倒的に大きくなっています。また、Excel形式でのレポートを希望されるお客様には、Excelでデータを提供しています。
スプレッドシートに関しては、一部のクライアント向けに利用しており、主に広告以外のデータを含める必要がある場合に活用しています。例えば、コールセンターのデータやLステップのデータなど、クライアント側で計測された情報を広告データと統合してレポーティングする際に使用しています。その際、広告データはDatabeatから取得し、その他のデータはクライアントのツールからCSV形式で出力し、スプレッドシートにまとめています。
Looker StudioやExcelは、Databeatのテンプレートをご利用されていますか?
萩原様:Looker Studioのフォーマットは、Databeatのテンプレートを使用していますが、弊社側で約1年に1回リニューアルを行っています。リニューアルの内容は、主にグラフ・ヒートマップなどの視覚的なデータ表現の変更や、不要な情報を削除することが多いです。また、他社が有料で提供しているフォーマットを購入し、一部活用することもあります。
Excelに関しては、Databeatのテンプレートをそのまま使用しています。
Databeatで出力できるLooker Studioレポート
Databeatで利用できるExcelレポートテンプレート
レポート作成工数は1/3に。Looker Studioの活用は社内・クライアントの双方にメリットがある
Databeatを導入して感じた効果や変化を教えてください。
萩原様:Databeatを導入したことで、Looker Studioを活用したレポート提出が可能になったため、クライアントからの進捗確認の連絡が減り、工数削減につながっていると感じています。Looker Studioは、最初にフォーマットを整えておけば、Excelのように手作業で表を作成する必要がなく、その点でも工数を大幅に削減できています。
また、他社ツールをメインで利用していた際は、コンバージョン数の内訳を出すことができなかったため、広告媒体の管理画面からデータを出力し、突合する作業が必要でした。しかし、DatabeatではLooker Studioへ直接出力できるため、各広告媒体の管理画面を確認する手間がなくなりました。
さらに、コンバージョンの内訳やURL別の成果についても、Excelで出力していた頃はキャンペーンごとのフィルターがかけられず不便でしたが、Databeatを利用すればLooker Studio上でキャンペーンや広告グループ単位のフィルターを簡単に適用でき、必要な粒度でレポートを確認できるようになりました。この点は特に便利に感じています。
Databeatの導入効果について、具体的な数値で教えてください。
萩原様:Databeat導入前は、他の広告レポート自動化ツールを利用していたものの、各広告媒体のデータを手動で出力・突合し、最後に統合して分析するという流れだったため、レポーティングには2〜3名の人員が必要でした。しかし、現在はDatabeatを活用することで、完成形のレポートを自動で出力できるようになり、1名で対応できるようになりました。
従来と比べてレポーティングの人員が1/3に削減されたことは、Databeat導入による大きな工数削減の効果だと感じています。
Databeatを導入して社内や顧客からどのような反応がありましたか?
萩原様:Databeatを導入した当時は、Looker Studioを活用したレポーティングがまだ一般的ではなかったため、社内からは驚きの声が上がりました。
また、クライアントからも、わざわざ弊社に連絡しなくても最新のデータが反映されたレポートを手元で確認できる点が便利だと好評です。これにより、工数削減につながるだけでなく、安心感を持っていただけていると感じています。
レポートの情報量や質を向上させ、クライアントと共に成長していきたい
Databeatに対するご要望があればお聞かせください。
萩原様:GA4やサーチコンソールのデータについては、社内で一部レポート化しているものの、詳しいメンバーしか扱えない状況です。そのため、DatabeatでGA4やサーチコンソールのデータもまとめてDatabeatの管理画面を使って一元管理できるようになると、より多くのメンバーが活用でき、さらに業務の効率化が進むと考えています。
GA4やサーチコンソールのデータはどのような目的で活用されたいのでしょうか?
萩原様:広告運用の観点では、多くの広告媒体を併用するとコンバージョン数が重複してしまうため、GA4を基準に計測することで、より正確な数値に近づけたいと考えています。しかし、現在はGA4のデータを直接取得しているため、データ量が多くなり、Looker Studioが重くなるという課題があります。このあたりをDatabeatで対応できるようになれば、必要なデータのみを取得し、処理を軽くできるのではないかと期待しています。
また、弊社はWeb広告の代理店ですが、グループ内にSEO会社も加わったことで、広告・SEO・ホームページの保守を一括で管理する機会が今後増えてくる可能性があります。そのため、Looker Studio上でお客様の情報を一元管理できるようにしたいと思っています。データを個別に取得するのではなく、統合して管理できれば、より軽くて見やすいレポートが実現できると考えています。
アジト:GA4で計測したコンバージョンデータと広告データの突合は、Databeatの「GA4連携広告レポート作成ツール」で実現できます。
GA4連携広告レポート作成ツールのレポートイメージ
通常、広告データ(インプレッション・クリック・コスト・コンバージョン)は広告媒体から取得しますが、このツールを使えば、GA4で計測したコンバージョン数も広告データと並べて表示可能です。さらに、GA4のデータはAPI経由で取得し、BigQueryに格納するため、直接接続する場合よりもレポートの表示速度が向上する可能性があります。
したがって、このツールをご活用いただければ、今お伺いした内容はある程度実現できると思います。
萩原様:「GA4連携広告レポート作成ツール」の利用には別途費用が発生するのでしょうか?
アジト:こちらはDatabeatの標準機能となっておりますため、別途費用はかからずご利用いただけます。また、DatabeatではGA4やサーチコンソールのデータを可視化できる無料のテンプレートもございますので、必要に応じてご利用いただけますと幸いです。
GA4対応版アクセス解析テンプレート(無料)
Google サーチコンソール テンプレート(無料)
今後、Databeatを使って取り組んでいきたいことや、御社の展望をお聞かせください。
萩原様:今後も引き続きDatabeatを活用していきたいと考えています。
弊社の展望としては、現在も多くの企業様と取引をさせていただいていますが、なかには数十万円の広告予算からスタートし、現在では数百万円の広告予算を投下しているクライアントもいらっしゃいます。今後もそのようにクライアントとともに成長し、より大きな成果を生み出していければと思っています。
社名 | サイバーホルン株式会社 |
設立日 | 2013年3月21日 |
所在地 | 東京都新宿区津久戸町4-7OSビル9F |
URL | https://cyberhorn.co.jp/ |
事業内容 | 広告運用代行/動画制作/ランディングページ制作 |
従業員規模 | 1人〜50人 |
掲載日 | 2025年3月21日 |
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