Databeatの導入でレポート作成工数とAPI対応するエンジニア工数の削減を実現

株式会社あとらす二十一は、Webマーケティングの戦略立案・実行・運用までを 一貫して手掛けるWebマーケティングコンサルティング企業です。

今回は、Databeat導入前の課題や導入のきっかけ、効果について活用状況を交えてインタビューさせていただきました。

APIによるデータ取得は保守運用などエンジニアリソースの負荷が大きく、自動化ツールの導入を検討

Databeat導入前にどのような課題を感じていましたか？

Databeatを導入する前は、手動でのレポート作成に加え、広告データの取得のために広告媒体APIを利用した自社システムを開発、利用しておりました。しかし、広告媒体APIの頻繁なアップデートに対応するのが大きな課題でした。対応できるリソースも限られており、APIの急な仕様変更によりレポート作成に影響を及ぼすこともありました。

Databeatの導入を決めた理由やきっかけ、特に重視していたポイントをお聞かせください。

Databeatの導入を決めた大きな理由のひとつは、対応媒体の数です。取り扱い媒体が制限されることに対する危惧はありましたが、Databeatは多くの媒体に対応しているため、この点が非常に魅力的でした。また、価格の面でも他の選択肢と比較してリーズナブルだったため、コストパフォーマンスが高いと判断しました。

さらに、レポートのフォーマットに関しても、弊社の既存のフォーマットを利用できる自由度の高さが、Databeatの大きなメリットでした。

Databeatによってエンジニアリソース・レポート作成工数の問題を一気に解消できた

Databeatを利用した感想をお聞かせください。

Databeatを使用し始めて約2年が経過しましたが、その利便性に初めて気づいたときの感動は今でも鮮明に覚えています。以前は毎月1日や2日にレポートを作成するため多くの工数を割いていましたが、今ではその手間がなくなり、社内でも大きな驚きとなりました。

さらに、Databeatの導入によりレポートの作成だけでなく、その後のワークフローの自動化によるさらなる効率化も図れました。これらの作業が今では当たり前のように行われていますが、この自動化システムを自社で構築しようとしたら、相当な労力と時間が必要だったでしょう。Databeatは弊社の業務効率を大きく向上させてくれています。

Databeatを導入したことで、社内のリソースはどのくらい削減できたのでしょうか？

まず、自社でAPIを使ってデータを取得する必要がなくなり、それに伴うエンジニアの工数を削減できました。また、以前はレポート作成のために専任の者を置く必要がありましたが、今はそのような必要が全くなくなりました。

御社では現在、Databeatをどのように活用されていますか？

お客様向けには、Databeatに用意されているExcelテンプレートをカスタマイズしてレポートしています。 また社内の運用担当者向けにLooker Studioのダッシュボードを用意し、日々の運用状況のチェックに活用しています。

Databeatで利用できるExcelレポートテンプレート

Databeatで出力できるLooker Studioレポート

Databeatを使い始めて困ったこと、悩んだ点などあればお聞かせください。

Databeatを使い始めた当初は、その仕組みを理解するのにやや苦労しました。慣れれば問題ないのですが、日常的に触るわけではないので、お客様の追加やレポートフォーマットを見直す際は少し迷うことがあり、Databeatはやや専門性が高いと感じています。ただ、わからないことがあればヘルプ記事やチャットでサポートいただいているので不便はありません。

Databeatは対応媒体数が多く非常に満足。今後はWebサイト全体をカバーする横断的なレポートへ発展させたい

Databeatを導入して感じた効果や変化を教えてください。

Databeatを導入してから、レポート作成にかかる工数が劇的に減少しました。以前は、月初に2〜3日かけて何人かがレポート作成に集中していました。その後、レポートの内容をチェックしてお客様に送付する作業もあり、すべてのお客様に一度に対応することはできず、10日間ほどのスケジュールを組んで対応していたのですが、Databeatによる自動化によって、今では月初にすべてのお客様へ迅速にレポートを提出できるようになりました。

Databeatを導入して社内や顧客からどのような反応がありましたか？

社内では、最初は仕組みを理解するのが少し大変でしたが、レポート作成にかかる工数がなくなり、その結果他の業務に集中できるようになったため、評価は非常に高いです。お客様からもスピードが向上したという反応がありました。

Databeatを活用して広告運用を進めるうえで、日頃から心がけていることがあればお聞かせください。

同じツールを使っていると、最終的には使い手で差が出るため、常に知識や技術のアップデートが必要と考えています。

Databeatの満足度をお聞かせください。

星5つです。やはり対応媒体数が多いところが非常に魅力的ですね。

Databeatはどのような方におすすめだと思いますか？

Databeatは規模に関係なく、複数の媒体を扱う場合にはおすすめです。少人数のチームでも、費用さえ見合えば導入する価値があると思います。

今後、Databeatを使って取り組んでいきたいことや、御社の展望をお聞かせください。

弊社は、単に広告の成果だけでなく、Webサイト全体の効果や成果を追求しています。そのため、今後Databeatも活用して、Webサイト全体をカバーする横断的なレポートへ発展させたいと考えています。