導入事例_株式会社Yaaha様

【Databeat導入事例】わずか16ヶ月で従業員数を約7倍に拡大しながら、レポート作成工数を10分の1以下に削減できたワケ

株式会社Yaahaは、TikTokをはじめとしたショート動画広告の制作・運用に特化した広告代理店です。2023年4〜6月期「TikTok for Business SMB代理店リワード・プログラム」において、最上位ランクである「Gold+」に認定された実績があります。

今回は株式会社Yaaha 代表取締役の秋山様に、Databeat導入前の課題や導入のきっかけ、導入後の効果など、現在の活用状況を交えてインタビューさせていただきました。

Databeat導入前の課題、きっかけ、効果

目次

「アプリ×成果報酬型×運用型広告」に特化した業界独自のポジションがYaahaの強み

ご担当者様が社内でどのような業務をご担当されているかお聞かせください。

秋山様

秋山様

秋山様:私は会社の代表を務めており、事業全般を監督しています。そのため、日々の業務としてレポート作成などのタスクに直接携わることは少なくなりましたが、会社全体の状況を把握し、管理することが主な仕事です。

御社の主な事業内容や特徴についてお聞かせください。

秋山様:弊社はTikTok広告の運用に特化した、成果報酬型の広告代理店です。主にショート動画の制作と運用を行っており、バナー広告や検索広告は手掛けていません。ショート動画に特化することで、クライアントに対して制作から運用まで一貫したサポートを提供しています。

また、成果報酬型のサービスを提供することで、すでに広告運用を行っていてパフォーマンスが上がらないクライアントに対しても、新しい訴求軸の開拓を低リスクで提供できています。

御社の企業ミッション、他の広告代理店との違いや御社ならではの強み、大切にしていることなどをお聞かせください。

秋山様:弊社はアプリのマーケティングに特化し、特にショート動画を用いたアプリ広告の配信に強みを持っています。現在、クライアントの約6割から7割がアプリ事業者です。ショート動画領域に特化した広告代理店はまだ多くありませんので、弊社は独自のポジションを確立しているといえます。

特に成果報酬型でのサービス提供は、弊社ならではの強みとしてクライアントから高く評価されており、アプリ広告の専門知識と経験を活かし、最適な成果を提供することを大切にしています。

成果報酬型でサービスを提供されている理由があればお聞かせください。

株式会社Yaahaのサービス

引用元:株式会社Yaaha

秋山様:成果報酬型でもしっかり獲得できる、クライアントが希望する単価内で抑えられる、という点において自信を持っているからです。社内にはこれまでの事例や実績が豊富に蓄積されているため、どんな商材であっても確度高く、クライアントが希望する単価内で期待されているボリューム感の獲得を実現できます。

また、一般的な成果地点の達成に加えて、転換率の向上を最重要KPIとして設定しています。これにより、クライアントのROAS(広告の費用対効果)の最大化に注力しています。たとえば、アプリ関連ではインストール後の利用継続率(リテンション率)や会員登録率を、人材系では応募後の面談率を評価の重点としています。

市場には、初期の成果地点までのパフォーマンスのみを評価する企業も多いですが、弊社ではこれらの指標を超える深い分析を行い、長期的な顧客エンゲージメントの向上も図りつつ、獲得を実施しています。

御社の顧客にはどのような業種・業界が多いでしょうか。

秋山様:弊社の主な顧客層はアプリ事業者です。特に人材系の転職アプリやアルバイト求人サービスのアプリが多く、これに続いて不動産の賃貸物件検索アプリ、金融系のFXデモトレードアプリ、マッチングアプリなど、幅広い業種にわたっています。これらの多様なアプリの広告運用において、弊社は豊富な事例を持ち、成果報酬型のサービスを提供しております。

現在、御社には何名くらいの従業員がいらっしゃるのでしょうか?

秋山様:Databeatを導入した当時(2023年4月)は5名でしたが、お陰様で現在は36名になりました。

レポート作成工数が負担で運用に必要な時間を確保できていなかった。転記ミスなどのヒューマンエラーも課題だった

Databeat導入前にどのような課題を感じていましたか?

秋山様:Databeat導入前は、スプレッドシートに手動で媒体からキャンペーンごとの広告費、インプレッション、クリック数などを入力していました。この作業は非常に労力がかかり、一時はRPAを導入して効率化を図ったもののうまく機能せず、結局手動で行っていました。

そのため、1人の担当者が毎日約3時間をレポート作成に割り当てていたのが大きな課題でした。また、広告運用部署がレポート作成に多くの時間を費やしていたため、運用に必要な時間を十分に確保できていない状況でした。

そしてもう一つは、広告データの転記ミスです。当時は手動でスプレッドシートに数字を入力していたため、当然ながら転記ミスもありました。したがって、誤ったレポートができあがってしまうという状況も多発していました。

Databeatを何で知りましたか?

秋山様:Databeatについては、広告レポートツールの情報収集段階で知りました。Databeatのオウンドメディアや比較記事をチェックし、さらには複数のツールのデモを体験するなどして、情報収集を行いました。実は当初、Databeat以外のツールを第一候補と考えていましたが、望む機能を実現できなかったため、一時はツールの導入自体を諦めかけていました。しかし、最終的にDatabeatを実際に使用してみた結果、その機能性に満足し、導入を決定しました。

レポートのカスタマイズ性の高さ、BigQueryとの連携、ランニングコストがDatabeat導入の決め手

Databeatの導入を決めた理由やきっかけをお聞かせください。

秋山様:Databeatがもっともカスタマイズ性が高く、元々使用していたレポートに近い形でデータを出力できる点が決め手でした。また、BigQueryにデータを格納・蓄積できる機能も大きな決め手となりました。

他の広告レポートツールは、データをExcelやスプレッドシートにしか出力できない仕様で、それが導入のネックになっていましたが、DatabeatはBigQueryにもデータを蓄積できるため、安心して導入できました。

Databeat(広告レポート自動化ツール)の導入を検討する際、特に重視していたポイントはありますか?

秋山様:弊社で使用していたレポートと同じ形式での出力が可能かどうかでした。弊社では、Googleスプレッドシートを使ってレポートを作成していましたので、同じようにスプレッドシートへ自分たちが決めた形でデータを出力できるかどうかという点を重要視していました。

あとは、ランニングコストについても気にかけていました。Databeatは100アカウント以下だと月額3万円で利用できるので、始めやすい価格帯だと感じた記憶があります。

Databeatの導入がきっかけでBigQueryとLooker Studioを使い始め、レポート作成業務を効率化できた

Databeatを利用した感想をお聞かせください。

秋山様:Databeatを導入したことで、レポート作成の時間を大幅に短縮できたことが非常に嬉しいと感じています。

御社では現在、Databeatをどのように活用されていますか?

秋山様:現在、弊社ではDatabeatを活用して広告データをBigQueryに蓄積し、そのデータを基にLooker Studioを使用して社内向けのレポートを作成しています。

社外(クライアント)向けのレポートはどうされていますか?

秋山様:クライアント向けのレポートは、手動で作成しています。クライアントによって求めるレポートの形式が異なるため、これをフォーマット化できていないのが実状です。しかし、これを自動化するためにDatabeatを活用する方向で現在取り組んでいるところです。

Databeatで主に利用されているレポート形式(Excel・スプレッドシート・Looker Studio)と、その理由についてお聞かせください。

秋山様:主にGoogleスプレッドシートとLooker Studioを活用しています。Databeatを使い始めた当初は、用意されていたテンプレートを使っていましたが、そこからどんどんカスタマイズしていき、現在はほぼ独自のフォーマットになっています。

Databeatで出力できるGoogleスプレッドシート

Databeatで出力できるGoogleスプレッドシート

Databeatで出力できるLooker Studioレポート

Databeatで出力できるLooker Studioレポート

Databeatを使い始めて困ったこと、悩んだ点などあればお聞かせください。

秋山様:Databeatを使い始めた当初は、特にBigQueryへの不慣れさやLooker Studioの使い方がわからない点で困りました。しかし、これらは検索して情報を見つけたり、Databeatのサポートからの支援やFAQを活用したりすることで、問題なく移行できました。

BigQueryやLooker Studioを使い始めようと思ったきっかけをお聞かせください。

秋山様:もともとBIツールについて深い知識がなく、その機能性や可能性を十分に理解していませんでした。Databeatの導入を検討する過程で、BigQueryへのデータ格納・蓄積機能とLooker Studioを使用したレポート作成について営業担当の方から教えていただき、その有効性を知ることができました。その結果、Databeatの導入と同時に、BigQueryやLooker Studioを活用し始めることにしました。

毎日2時間かかっていた工数がわずか10分に。ミスもなくなりクライアントへのレポート提供スピードも向上。Databeatはインフラのような存在

databeat

Databeatを導入して感じた効果や変化を教えてください。

秋山様:Databeatの導入により、レポート作成の工数が大幅に削減されました。導入以前は毎日約3時間かかっていましたが、およそ10分で済むようになりました。また、手動でレポートを作成していた際に多かったデータの転記ミスもなくなり、レポートの信頼性の向上にもつながりました。

もしDatabeatを使っていなかったら、現在のクライアントやレポート量で少なくとも毎日約6時間を要していたと思います。この工数削減によって、広告運用にさらに多くの時間を割くことが可能になり、業務の効率化が実現できました。

Databeatを導入して社内からどのような反応がありましたか?

秋山様:社内からの反応は非常に良く、特にレポート作成を担当していたスタッフからは、その変化を「革命的」と評されるほどです。導入前はレポートが午後12時頃に完成していたのが、現在では午前中に完成するようになりました。これにより、ディレクターも早くレポートを確認できるようになったため、作業の効率化が進みました。

Databeatを活用して広告運用を進めるうえで、日頃から心がけていることがあればお聞かせください。

秋山様:Databeatの導入によって、広告運用におけるデータ収集とレポート作成が自動化できました。これにより、以前は転記ミスなどのヒューマンエラーを防ぐことに注意を払っていましたが、現在はその心配をする必要がなくなりました。

また、私たちはクライアントに対して、できるだけ早く前日のデータをレポートとして提供することを心がけています。Databeatの導入が社内向けレポートの作成スピードを向上させたことで、クライアント向けのレポートも迅速に提出できるようになり、サービス品質の向上につながったと感じています。

Databeatの満足度をお聞かせください。

秋山様:本当に大満足しています。Databeatがなければ、現在の業務はスムーズに回らないと思います。Databeatはもはやインフラと同様、欠かせない存在であり、日々の業務の大きな助けとなっています。

今後、Databeatを使って取り組んでいきたいことや、御社の展望をお聞かせください。

秋山様:現在手動で行っているMMPでのイベントデータ取得を自動化し、成果地点の先の転換率をより意識した広告運用を進めたいと考えています。また、AppsFlyerのデータをDatabeatに連携できることもわかったので、現在クライアントに提供しているレポートを完全に自動化し、より迅速かつ多様な分析が可能なレポート提供を目指していきます。

株式会社Yaaha_ロゴ

社名 株式会社Yaaha
設立日 2021年12月1日
所在地 大阪府大阪市中央区久太郎町3-1-11
VORT御堂筋本町Ⅱ 5階
URL https://yaaha.co.jp/
事業内容 TikTok広告運用代行/アプリマーケティング
従業員規模 36名
※アルバイトを含む(2024年8月現在)
掲載日 2024年9月13日

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