GA4とサーチコンソールの連携まとめ!連携可否やオススメの設定方法を解説

GA4とサーチコンソールの連携まとめ!連携可否やオススメの設定方法を解説

  • 2021年6月16日
  • GA4
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GA4 GA4とサーチコンソールの連携まとめ!連携可否やオススメの設定方法を解説

新しく誕生したGA4と、インターネット検索ツールのsearch console連携について下記のようなお悩みはないでしょうか?

「GA4とsearch console連携が可能か知りたい」

「Googleアナリティクスとsearch consoleを連携する手順が知りたい」

「search consoleデータの分析ポイントが知りたい」

本記事では企業担当者様へ向けて「GA4とサーチコンソールの連携可否」「Googleアナリティクスとsearch consoleの連携手順」「Googleアナリティクス上でのsearch consoleの分析のポイント」を紹介しています。

目次

Googleアナリティクス4(GA4)とサーチコンソールは連携できるのか?

2021年6月現在でGA4とsearch console連携は実装されていません。

引用:Googleアナリティクス

GA4の管理画面には、search consoleや他ツールとの連携項目がないため、現状連携は不可能となります。

将来的にGA4とサーチコンソールを連携できるようになるのか?

GA4とsearch consoleが連携予定は不明となっています。Googleからの発表も2021年6月現在で確認できません。

GA4にサーチコンソール同様、キーワードを解析する機能はあるのか?

現状GA4には、search consoleのようにキーワードを解析する機能はありません。Googleアナリティクスは「Webサイト訪問後のデータ分析」とsearch consoleは「Webサイト訪問前のデータ分析」といった大きな違いがあります。

そのため、GA4上ではWebサイト訪問前のデータ(キーワード解析)はできないと理解しましょう。

 

オススメの運用:GA4とUA(ユニバーサルアナリティクス)の併用

オススメの運用:GA4とUA(ユニバーサルアナリティクス)の併用

search console分析を実施する場合、UAを併用することをおすすめします。UA(ユニバーサルアナリティクス)ではsearch console連携が可能です。そのため、GA4とUAを併用すれば、GA4の分析データを活用しながらsearch consoleのデータも同時に分析することが可能です。

GA4とUAの併用とは?

GAとUAを切り替えながら使用することを併用といいます。GA4とUAではトラッキングIDが異なりますが、GA4に対応したGコードはUA上のデータも収集します。また、GA4上からUA専用のトラッキングID発行も可能です。

GA4とUAの併用のメリット

 1.サーチコンソール連携が可能

UAとsearch consoleが連携できる点がメリットです。Webサイト集客ではsearch consoleのデータは必須です。

仮に分析を全てGA4に切り替えてしまった場合、search consoleのデータ分析が不可となれば大きな影響を受けるリスクがあります。しかし、UA上でsearch consoleデータ分析を実施すれば、今まで通りの分析が可能です。

 2.新しい指標に慣れることができる

新しい指標に慣れることができるのもメリットです。GA4とUAではアクセス分析指標に大きな違いがあります。例えば、UAでは直帰率という指標を用いていましたが、GA4ではエンゲージメント率に変更されています。

GA4に切り替えると、今までと違う指標で評価をしなくてはいけません。しかし、GA4とUAを併用しながら、徐々にGA4の新しい指標に慣れていけば後々、正確な分析が可能となります。

※参考:Googleアナリティクス4(GA4)の「エンゲージメント」について詳しく解説された記事はこちら

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 3.GA4用データ収集のため

GA4のデータ収集ができる点もメリットです。GA4には「エンゲージメント」「AI学習機能」などUAよりも詳細な分析が可能ですが、ある程度のデータ収集が必要です。

ユーザーデータを多く集めるほど、より正確な分析が可能になるので、データが少ない状態でGA4に移行するのは危険です。それであれば、UAをメイン分析として活用しながら、GA4用のデータを収集する方法が一番最適となります。

 

Googleアナリティクス(UA)とサーチコンソールを連携するメリット

下記メリットを参考にした上で、UA(ユニバーサルアナリティクス)とsearch consoleの連携を検討しましょう。

1.1つのレポートで分析ができる

UAとsearch consoleを連携するとUA上でサーチコンソールのデータを分析することが可能です。そのため、ユーザーがWebサイトに訪問する前のデータからWebサイトに訪問した後のデータを一括して分析できるため、より詳細な分析が可能になります。

2.今まで不明だったWebサイト流入が把握できる

連携により今まで不明だったWebサイト流入が把握できます。UAでは、ユーザーがどのキーワードで検索したか不明な流入は「not provided」に分類されます。

しかし、search consoleと連携をすることで、ユーザーがどんなキーワードで検索をしてWebサイトに訪問したが分かるようになるので、自社のSEO対策に活かせる貴重な情報を入手することが可能になります。

3.検索データの自動レポート送信が可能

連携により検索データの自動レポート送信が可能になります。search consoleは16カ月でデータが上書きされてしまうので、手動で定期的にレポート送信する必要があります。

しかし、UAと連携をすれば自動で検索データのレポート送信が可能となるので、手動でレポートを作成する必要がなくなります。

 

Googleアナリティクス(UA)とサーチコンソールを連携する方法

UAとsearch consoleを連携する手順について紹介します。

下準備:Googleアナリティクス「UA」プロパティの作成方法

はじめに、UAプロパティを作成します。このプロパティ作成は、UAで今まで分析を実施していなかった場合のみに必要な作業となります。

UAを利用していた方は、すでにプロパティは作成されているので下記「UAとsearch consoleの連携手順」から作業を進めて下さい。

手順1.プロパティ作成

手順1.プロパティ作成引用:Googleアナリティクス

Googleアナリティクスを立ち上げて「管理画面」→「プロパティ作成」を選択します。

手順2.詳細記入

手順2.詳細記入

引用:Googleアナリティクス

任意のプロパティ名、タイムゾーンを記入し、WebサイトURLを入力します。その後「ユニバーサルアナリティクスプロパティのみを作成する」にチェックを入れます。

手順3.ビジネス情報

手順3.ビジネス情報

引用:Googleアナリティクス

自社のビジネス情報を記入し「作成」を選択すればプロパティ作成の完了です。

Googleアナリティクス(UA)とサーチコンソールの連携手順

作成したプロパティとsearch consoleを連携する手順は下記の通りです。既にUAを利用している方はこちらの作業のみでsearch consoleとの連携が可能です。

また、事前にsearch consoleとWebサイトの紐づけ作業が必要となるので、search console開設がまだの方は、開設後に下記作業を実施して下さい。

手順1.Googleアナリティクス(UA)を立ち上げ

手順1.Googleアナリティクス(UA)を立ち上げ

引用:Googleアナリティクス

Googleアナリティクス(UA)を立ち上げます。この時、GA4ではなくUAのプロパティを立ち上げて下さい。GA4のプロパティではsearch consoleの連携項目が表示されないためです。

手順2.サーチコンソールとの連携


引用:Googleアナリティクス

UAの「管理画面」→「searchconsoleとリンク」を選択します。

手順3.追加

引用:Googleアナリティクス

青文字表示の「追加」を選択します。

手順4.search console上でプロパティを追加

手順4.search console上でプロパティを追加

引用:Googleサーチコンソール

search consoleが立ち上がるので、プロパティを選択をし、search console上でのプロパティを選択します。また、このプロパティ選択は事前にsearch consoleのアカウント作成とWebサイトの紐づけをしておく必要があります。

手順5.Googleアナリティクス上で反映確認

手順4.Googleアナリティクス上で反映確認

引用:Googleアナリティクス

Googleアナリティクスに戻り「集客」→「search console」を選択して上記のような図が反省されていれば連携完了です。Googleアナリティクスでは「ランディングページ」「国」「デバイス」「検索」クエリの項目が確認できるようになっています。

連携ができていない場合は下記ような画面が表示されます。

引用:Googleアナリティクス

連携までのしばらく時間がかかる場合があるので、しばらく時間を置いてから再度確認してみましょう。

 

Googleアナリティクス(UA)でのサーチコンソールデータを効果的に分析するポイント

Googleアナリティクス(UA)でのサーチコンソールデータを効果的に分析するポイント

続いて、Googleアナリティクス(UA)でのsearch consoleデータを効果的に分析するポイントを紹介します。UAとsearch consoleを連携すると、ユーザーがWebサイトに訪問する前のデータと訪問後のユーザー行動が同時に分析できるようになります。

UAだけよりも分析事項が増えますが、下記5つのポイントを参考にすることで効率の良い分析が可能となるので、実践してみましょう。

POINT1:検索クエリの確認

POINT1:検索クエリの確認

引用:Googleアナリティクス

Googleアナリティクスの「検索クエリ」を確認します。この項目では下記項目チェックが可能です。

項目 詳細
検索クエリ 検索エンジンに表示されたキーワード
クリック数 タイトルがクリックされた数
表示回数 検索エンジンに表示された回数
クリック率 表示回数された回数に対しての割合
平均検索順位 検索エンジン順位

ここで間違えてはいけないのが表示回数です。表示回数は検索エンジンに表示された回数なので、自社サイトへの訪問者ではないので注意しましょう。

検索クエリを確認して、自社が狙っているキーワードからの流入ができているか確認しましょう。ここで意図しないキーワードからの流入が多い場合は、ユーザーの検索意図を網羅できていないケースが考えられます。

「ユーザーの検索意図を考慮した新規ページの作成」または「リライト」が必要です。また検索クエリでは自社の認知度の調査が可能です。

検索クエリに会社名やブランド名がある場合は「自社ブランド名」を検索しているユーザー数が把握できます。自社にて認知度向上のために施策を実施している場合は、数値が右肩上がりになるので、こちらも合わせて分析してみましょう。

POINT2:ランディングページ分析

POINT2:ランディングページ

引用:Googleアナリティクス

UAの「search console」ではランディングページ分析も可能です。こちらではユーザーがアクセスしているページ別のクリック率や掲載順位が確認できます。分析できる項目は下記の通りです。

項目 詳細
集客 検索エンジンの表示回数/クリック率/クリック数/掲載順位/セッション
行動 直帰率(TOPページだけで直帰した割合)/ページセッション
コンバージョン 目標の完了数/目標値/コンバージョン率

ランディングページ分析ではまず、上位10ページのURLをクリックしてどんなキーワードで流入しているかを確認します。

引用:Googleアナリティクス

狙っているキーワードからの流入があるページはそのままで問題ありません。しかし、自社が狙っていないキーワードから流入が多い場合は、なぜそのページがGoogleからの評価が高いかを考えることで新たなニーズを開拓することができます。

例えば、自社が狙っていないキーワードがあれば、そのキーワードをGoogleで検索し、競合サイトを調査します。「ユーザーが今知りたいニーズ」「次に知りたいニーズ」を見つけて、それを自社サイトに反映させれば、新たなニーズに応えることが可能となります。

POINT3:デバイス分析

POINT3:デバイス分析

引用:Googleアナリティクス

UAでは、デバイスからの流入元の確認も可能です。「デスクトップ」「モバイル」「タブレット」のそれぞれの表示回数やクリック率の分析ができます。

また「デスクトップ」「モバイル」「タブレット」を選択することで、各デバイスごとによく見られているページの分析も可能です。この分析でまずやるべきことは、自社Webサイトがどのデバイスで多く見られているかということです。

この違いによって、Webサイトのコンテンツ作成において必要な情報を入手できます。

デスクトップから流入が多い場合

デスクトップから流入が多い場合は、各Webページのボリュームを確認しましょう。デスクトップユーザーはオフィスや自宅で、情報収集する目的の方が多いです。

そのため、Webページの情報にボリュームがあり、根拠のある内容や分かりやすいテキストである必要があります。デスクトップから流入が多い場合は、ボリュームと分かりやすさを考慮したコンテンツ作成が必要になってきます。

モバイルから流入が多い場合

モバイルから流入が多い場合は、各Webページの内容が短時間で把握できる内容か確認しましょう。モバイルユーザーの多くは出先からWebサイトを閲覧し、情報収集するまでのスピードを求めています。

自社のコンテンツ内容が複雑な場合は、モバイルユーザーのニーズの答えられない可能性があるので、シンプルで分かりやすいコンテンツ作成を心掛けましょう。

POINT4:クリック率の分析

UAの「検索クエリ」「ランディングページ」でクリック率分析も実施しましょう。主に検索順位のクリック率は「titleタグ」「descriptionタグ」「検索順位」の3つの要素が関わってきます。まずは、検索順位ごとの平均クリック率を見てみましょう。

検索順位 平均クリック率
1位 28.5%
2位 15.7%
3位 11.0%
4位 8.0%
5位 5.1%
6位 5.1%
7位 4.0%
8位 3.2%
9位 2.8%
10位 2.5%

引用:Why (almost) everything you knew about Google CTR is no longer valid

UA上で分析ができる検索順位と自社のクリック率を比較してみましょう。上記よりもクリック率が下回っている場合は、Webページ内の「titleタグ」「descriptionタグ」を確認し、キーワードが含まれているか確認しましょう。

また「title」「description」にキーワードを含んだ上で、ユーザーが思わずクリックしたくなる内容かも確認し、修正することで検索エンジンからのクリック率向上が期待できます。

POINT5:UAだけで分析しない

最後の分析ポイントはUAだけで分析しないことです。UAで分析できるsearch consoleのデータは上記で紹介した指標だけです。search console単体であれば更に詳細なデータ分析が可能となるので、UAだけではなく、search console単体で分析も実施しましょう。

search console単体で分析できるデータは主に下記のようなものがあります。

サーチコンソール機能 詳細
サイトマップの追加 サイトマップを送信すると、クローリング制度が上がるWebサイト開設直後や階層が複雑なサイトの場合SEO効果が期待できます
サイトエラー 問題があるWebページにエラー箇所が把握できる、エラーがあるとSEOに悪い影響がある
モバイルユーザビリティ Webのへのスマホへの対応度をチェックできる
URL検査 WebページがGoogleに認識されているかを確認できる
リンク 内部リンク/外部リンクの概要が分かる
インデックス依頼 クローリングを促すことが可能

 

サーチコンソールのデータを視覚化して効率的に分析するならデータポータルがおすすめ!

search consoleのデータを視覚化して効率的に分析するならデータポータルがおすすめです。その中でもおすすめできるのが「Googleデータポータル」です。

データを可視化できるツール「Googleデータポータル」とは?

データを可視化できるツール「Googleデータポータル」とは?

「Googleデータポータル」は「Googleアナリティクス」「Google search console」「Google広告」のデータを読み込み、グラフや表などを作成しデータを可視化するツールです。

操作も簡単で、用意されているテンプレートも見やすいものばかりなので、Googleの各サービスを利用している企業によってはメリットが多いツールとなります。導入もGoogleアカウントがあれば簡単に連携することが可能です。

Googleデータポータルを活用する3つのメリット

Googleデータポータルを活用する3つのメリットは下記の通りです。

 1:さまざまなツールとの連携が可能

Googleデータポータルでは今回紹介した「Googleアナリティクス」「Google search console」と連携してデータを可視化することが可能です。

上記で紹介した通り「Googleアナリティクス」と「Google search console」を連携しても全てのデータを共有できるわけではありません。

しかし、Googleデータポータルを活用すれば「Googleアナリティクス」上で確認する「Google search console」の情報よりも詳細な分析が可能です。

 2:分析効率の向上

Googleデータポータルを活用すれば、分析効率を向上させることができます。「Googleアナリティクス」「Google search console」「Google広告」はそれぞれ評価する指標が異なるので、それぞれの分析には多くの時間が掛かります。

しかし、Googleデータポータルであらかじめ分析したい指標を設定しておけば、自動的にレポートが出力されるため、分析効率を向上させることが可能です

 3:最新の情報共有

Googleデータポータルを活用すると最新のデータを共有することが可能です。Googleデータポータルで可視化されたデータは全てGoogleドライブに自動で保存されるので、社内ではいつでも最新のデータを共有することができます。

サーチコンソールを簡単にグラフ化するテンプレートを下記の記事で紹介しています。

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まとめ

GA4とsearch consoleの連携について紹介しました。現状GA4ではsearch consoleとの連携はできないので、UAとsearch consoleを連携し分析を実施するようにしましょう。

しかし、UA上で全てのデータを分析できる訳ではないので、Googleデータポータルの活用も検討してみましょう。

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