Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告連携ガイド!リンクするメリットや手順、分析ポイントを詳しく解説

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告連携ガイド!リンクするメリットや手順、分析ポイントを詳しく解説

  • 2023年7月11日
  • 2023年7月11日
  • GA4
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GA4 Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告連携ガイド!リンクするメリットや手順、分析ポイントを詳しく解説

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告の連携方法について紹介しています。2つのアカウントをリンクすると、アカウント間で情報を共有して、広告キャンペーンをより適切に追跡することが可能です。

しかし、GA4とGoogle広告を連携する上で、

「GA4とGoogle広告を連携するメリットが知りたい」

「GA4とGoogle広告の連携方法が分からない」

「連携時の注意点が知りたい」

上記のような問題が生じるかと思います。本記事ではGA4とGoogle広告連携の「メリット」「手順」「分析ポイント」を紹介しています。

目次

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告をリンクするメリットとは?

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告をリンクするメリットを3つ紹介します。下記メリットを把握した上でリンクを実施しましょう。

メリット1:GA4でGoogle広告のパフォーマンスを確認できる。

メリット1:GA4でGoogle広告のパフォーマンスを確認できる。

引用:Googleアナリティクス

GA4でGoogle広告のパフォーマンスを確認できる点がメリットと言えます。広告を最大限に活用したい場合は、費用とコンバージョンの観点からキャンペーンを追跡する必要があります。

また、ユーザーが広告をクリックしたときにウェブサイトで何が起こるかを知る必要があります。そうして初めて、Google広告キャンペーンが機能しているかどうかがわかります。

そのため、GA4アカウントをGoogl広告アカウントにリンクすると、広告活動がどれほど効果的であるかを確認するのに役立ちます。人々が広告をどのように操作するかから、キャンペーンの目標をどのように達成するかまで、カスタマージャーニー全体を見ることができるということです。

メリット2:GA4のコンバージョンイベントデータをGoogle広告にエクスポートできる。

GA4のコンバージョンイベントデータをGoogle広告にエクスポートできるのもメリットと言えます。コンバージョンイベントデータをGoogle広告にエクスポートすることで、コンバージョンに至るまでのエンゲージメント評価やWebサイト上の分析が可能になるためです。

また、ほとんどのコンバージョン計測ではサンクスページ(CV後に表示されるページ)が必要ですが、GA4のカスタムイベントトラッキングを活用すれば、サンクスページがないコンバージョンの追跡も可能となります。

メリット3:GA4のユーザーリストをGoogle広告にエクスポートできる。

メリット3:GA4のユーザーリストをGoogle広告にエクスポートできる。

引用:Googleアナリティクス

GA4のユーザーリストをGoogle広告にエクスポートできるのもメリットの1つです。GA4のユーザーリストをエクスポートすることで、Google広告だけではできないターゲティングか可能となります。

Webサイト上への訪問履歴等から、リマーケティングを実施するなどの施策は現行のGoogleアナリティクスとの連携でも可能でしたが、GA4では予測オーディエンスの作成が可能となっています。

予測オーディエンスとは、Googleの機械学習によって識別された予測指標を活用して、ターゲットオーディエンスのユーザーの将来の行動を予測するオーディエンスを構築することです。現在、予測オーディエンス構築に使用できる指標は下記の通りです。

オーディエンス指標 詳細
購入確率 過去28日間にアクティブだったユーザーが、次の7日間に購入する可能性
解約確率 サイトでアクティブだったユーザーが今後7日間アクティブでなくなる可能性
収益予測 過去28日間にアクティブだったユーザーからの今後28日以内の予想収益

これらの指標の精度は、トラフィック量に直接関係するため、7日間で1,000件のトラフィックが必要といった条件がありますが、これを満たせば「今後7日間で購入する可能性のあるユーザー」に対してリマーケティングを実施するなどの、高度なアプローチが可能になるということです。

※参考:Google広告のリマーケティングについて詳しく解説した記事はこちら
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Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告を連携する方法

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告を連携する方法

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告を連携する方法について紹介します。下記手順に従って、GA4とGoogle広告の連携を実施しましょう。

下準備:権限の確認

まず、連携前に下準備としてGA4とGoogle広告の権限を確認する必要があります。

  • GA4=編集権限
  • Google 広告=管理者権限

上記権限が必要となるので、まずは権限の確認手順から紹介します。

引用:Googleアナリティクス

GA4では「管理」→「アカウントユーザーの管理」を選択肢権限が編集権限になっていることを確認して下さい。

引用:Google Ads

Google広告では「ツールと設定」→「アクセスとセキュリティ」を選択し、権限が管理者になっていることを確認してください。

手順1.GA4管理画面

手順1.GA4管理画面

引用:Googleアナリティクス

GA4管理画面を立ち上げて「Googleとのリンク」を選択します。

手順2.Google Ads Linking

手順2.Google Ads Linking

引用:Googleアナリティクス

次に「Google Ads Linking」が立ち上がるので「新しいリンクグループ」を選択します。

手順3.リンクするGoogle 広告アカウントを選択

手順3.リンクするGoogle 広告アカウントを選択

引用:Googleアナリティクス

次にGA4とリンクさせたいGoogle広告のリンクを選択し、続けて続行も選択します。

手順4.グループ名

手順4.グループ名

引用:Googleアナリティクス

任意グループ名を記入し、全てのウェブサイトデータを「オン」にしましょう。

手順5.リンク

手順5.リンク

引用:Googleアナリティクス

最後に「アカウントリンク」を選択します。

手順6.反映確認

手順6.反映確認

引用:Googleアナリティクス

Googleとのリンクの画面に戻り、先ほどリンクしたグループ名が反映されていれば反映完了です。

Google広告側の連携

続いてGoogle広告側からの連携手順について紹介します。

手順1.Google広告立ち上げ

手順1.Google広告立ち上げ

引用:Google Ads

Google広告を立ち上げて「ツールと設定」→「リンクアカウント」を選択します。

手順2.GA4を選択

手順2.GA4を選択

引用:Google Ads

リンクアカウント内にある「Google Analytics (GA4) & Firebase」の詳細を選択します。

手順3.リンク

手順3.リンク

引用:Google Ads

最後に共有をオンにすれば、Google広告側からの連携完了です。

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告を連携する上での注意点

現行のGoogleアナリティクスからGA4にアップデートを検討している方の中には、アップロードにより現行で集めたデータが消えてしまうのでは?と思う方もいるでしょう。しかし、こちらに関してはデータを引き継いだままGA4を利用できるようになっています。

しかし、現行のアナリティクスで設置タグとして使用していた「UA-タグ」に関しては変更があります。GA4にアップデートすることで「UA-タグ」からGA4専用の「G-タグ」へ変更になっています。

引用:Googleアナリティクス

GA4では「G-タグ」を発行し、Webサイトに設置することで「現行のGoogleアナリティクス」「GA4」両方へデータ収集が可能になります。また、Webサイトによっては、「UA-タグ」が必須となる場合もあります。そういった場合は「プロパティ設定」→「詳細オプションを表示」から「UA-タグ」の発行は可能ですが、UA-タグ発行までの導線が分かりにくくなっているので注意が必要です。

 

引用:Googleアナリティクス

UA(ユニバーサルアナリティクス)は、2023年7月1日でGoogleのサポートが終了します。サポート終了後はデータを取得できなくなるため、まだUAを利用している方は早めにGA4へ以降しましょう。

※参考:UAからGA4への移行方法について詳しく解説した記事はこちら

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広告運用改善をヒントを得る!GA4でGoogle広告を効果的に分析するポイント

続いて、GA4でGoogle広告を効果的に分析するポイントを5つ紹介します。

1.拡張測定を活用する

GA4でGoogle広告を効果的に分析するには、GA4の拡張測定機能を活用しましょう。現行のGoogleアナリティクスでは、カスタムイベントを作成する場合、セットアップは非常に困難でした。

Googleタグマネージャーを活用することで多少簡単に設定はできましたが、Google Analytics 4では、拡張測定機能をオンにしている限り、Googleタグマネージャーを使用しなくても下記自動イベント追跡が可能となっています。

イベント項目 詳細
スクロール ユーザーがページの下部に到達するとトリガーされる
サイト検索 以前は手動で構成する必要がありましたが、GA4ではいくつかの一般的なパラメーターを使用して検索形式を自動的に選択できるようになりました
動画エンゲージメント ユーザーが視聴を開始したとき、10%/ 25%/ 50%/ 75%ポイントに到達したとき、または動画を完成させたときにトリガーされます
ファイルのダウンロード テキストドキュメント、PDF、ビデオ、オーディオ、プレゼンテーション、実行可能ファイル、または圧縮ファイルの最も一般的なファイルタイプのクリックでトリガーされます

拡張測定をオンにするには、GA4の「管理」に移動します。プロパティの下の「データストリーム」を選択し、Webサイトに関連付けられているストリームをクリックし「拡張測定」をオンにするだけで特定のイベントを選択できます。

引用:Googleアナリティクス

※参考:GA4のイベントについて詳しく解説した記事はこちら
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2.パス分析を作成

GA4で広告データを分析するためのカスタムファネルを構築することで、さらに詳細な分析が可能です。GA4の最も強力な機能は分析ハブです。現行のGoogleAnalyticsのエンタープライズバージョンであるGoogleAnalytics360でしか利用できませんでしたが、GA4ではパス分析(CVまでの経路分析)が簡単に作成できます。

たとえば、分析の終了点として購入イベントを選択し、ユーザーが購入を決定するまでにどのようなステップを踏んだかを確認できます。また、データのセグメント化も可能です。たとえば、特定のキャンペーンからのセッションのみを考慮してパス分析を作成する場合などです。

3.コンバージョン率を最適化するための予測モデルを活用

GA4でGoogle広告を効果的に分析するには、GA4の予測モデルを活用しましょう。GA4のメリットでも触れましたが、ユーザーリストをGoogle広告にエクスポートすることで「購入確率」「解約確率」「収益」の予測が可能です。

GA4の予測モデルでオーディエンスごとの行動予測機能により、パフォーマンスが高いまたは低いと予想される特定のオーディエンスを見つけて操作することができます。したがって、既存のWebサイト訪問者からの収益を最大化するという考えを次のレベルに引き上げることが可能になるということです。

4.バウンス率の代わりにエンゲージしたセッションを追跡する

GA4でGoogle広告を効果的に分析するには、GA4の新しい指標である「エンゲージメント」を活用する必要があります。現行のGoogleアナリティクスの指標であった「バウンス率」が廃止され、GA4では「エンゲージメントセッション」となっているためです。

GA4では、Webサイトの10秒以上の閲覧、2つ以上の画面を表示したセッション、コンバージョン発生をエンゲージメントと定義しています。バウンス率は、現行のGoogleアナリティクスでは重要な指標でしたが「広告から流入したのになぜコンバージョンに至らなかったのか」の原因を特定するのが困難でした。

しかし、GA4でエンゲージメントセッションを特定すると、より詳細なユーザー行動の分析が可能となるため、ユーザーが探しているものを提供するWebサイトと、ユーザーが見つけたいものを提供できないWebサイトをより適切に区別することが可能です。

※参考:GA4の「エンゲージメント」について詳しく解説している記事はこちら

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5.現行のGoogle Analytics と併用する

GA4でGoogle広告を効果的に分析するには、現行のGoogle Analytics と併用することをおすすめします。現行のGoogle Analytics はしばらくの間引き続き利用できますが、新しいGA4プロパティタイプの設定を開始し、現行のGoogle Analytics とGA4を併用し、両方のプロパティで同じイベントを設定することをお勧めします。

これは、GA4へのスムーズな移行を可能にすると同時に、GA4での機械学習とより良い洞察のためのデータを収集するためです。

6.Looker Studioと連携する

GA4のLooker Studioレポート

Looker Studioを使ってGoogle広告やGA4のレポートを作成すれば、主要な指標を簡単に確認できるようになります。

また、日次や月次など時系列で指標を分析する、PDCAを回すといった際にも非常に便利です。

Google広告やGA4のLooker Studioレポート作成手順やすぐに利用できるテンプレートは「Databeat オンラインスクール」で無料公開しておりますので、ぜひお気軽に受講してみてください。

GA4と併せて利用したい広告レポート自動化ツール「Databeat Explore」

GA4での広告分析は自社のマーケティングに役立ちますが、自社が知りたい情報を組み合わせる作業が必要となるため、現行のアナリティクスよりも操作性が複雑になりました。

そのため、インハウスでの広告分析が難しいと考える方もいるでしょう。そんな方にピッタリなのが広告効果検証ツールです。今回は効果検証ツールの中でも特におすすめできるものを1つ紹介します。

「Databeat Explore」とは?

Databeat Explore

Databeat Exploreは、アジト株式会社が提供する広告効果測定ツールです。広告運用結果データの「抽出」「更新」「可視化」「集計」を自動で行います。

GA4を併用することにより、広告運用業務は増えてしまいますが、Databeat Exploreを上手く活用することで、GA4で新たに発生する作業負担を軽減することが可能です。

「Databeat Explore」を利用する3つのメリット

「Databeat Explore」を利用する3つのメリットは下記の通りです。

  広告運用業務の効率化

Databeat Exploreを活用すると広告運用業務を効率化することができます。インハウスでの広告運用は定期的に手動にて広告レポートを出力する必要がありますが、Databeat Exploreであれば、この作業を自動で行います。

特にGoogle広告以外にも広告出稿をしている場合、レポート出力だけでも大きな負担となるので、複数の広告運用をしている企業にとっては大きなメリットとなります。

  最新広告データを常に把握できる

Databeat Exploreを活用すると最新広告データを常に把握できます。企業のマーケターであれば常に最新の広告データを把握しておく必要がありますが、日常の業務が多いと常に最新の広告データ把握は困難です。

しかし、Databeat Exploreであれば、GoogleスプレッドシートやBIツールへの出力も自動で行うため、マーケターは何もしなくても常に最新の広告データを社内ネットワークで確認することができます

  指標統一が可能

Databeat Exploreを活用すると指標統一が可能です。「Google広告」「SNS広告」など複数の広告媒体を扱っていると、広告媒体により指標が違うため、正確な広告比較が困難ですが、Databeat Exploreであれば、指標統一を自動で実施します。これにより、今まで困難であった広告比較が容易となり、自社のマーケティング施策のプラスとなります。

 

まとめ

Googleアナリティクス4(GA4)とGoogle広告の連携方法について紹介しました。連携自体は非常に簡単にできますが、GA4にアップデートしたことにより変更となった機能も多いため、やや戸惑う場面があるかもしれません。

しかし、現行のGoogleアナリティクス(UA)は2023年7月1日でサポートが終了となるため、できるだけ早めにGA4へ移行しておきましょう。

本記事を参考に、GA4とGoogle広告の連携方法をぜひ試してみてください。

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