ネット広告の仕組みや関連技術は年々進化しています。現在、リスティング広告、DSP広告、SNS広告、アフィリエイト広告、メール広告、ネイティブ広告など様々な広告配信が企業の広告活動に利用されています。
本記事ではDSP広告に着目し、DSP広告の概要、DSP広告の運用代行を提供する広告代理店の選び方、および具体的なおすすめ広告代理店を紹介します。
DSP広告を活用すれば、自社のビジネスマッチしたメディアで、自社に関心をもってくれそうなユーザーを選別して広告を配信できます。しかしながら、広告効果を高めるために広告配信の効果を日々確認し、改善案の立案と施策を繰り返す必要があります。また数あるDSP業者の特徴、及び得意分野などの業界情報も把握しておく必要があります。
つまり、DSP広告を自社で運用するのではなく、DPS広告の運用を得意とする広告代理店と連携する方が早く大きな広告効果を上げることが期待できます。本記事をご一読いただき、広告代理店の選定にお役立てください。
- 1 運用する前に確認しておきたいDSP広告の基礎知識
- 2 DSPの運用代行を広告代理店にお願いする5つのメリット
- 3 DSP運用代行を担う広告代理店にお願いする3つのデメリット
- 4 DSP運用代行の料金相場とサービス範囲
- 5 DSPの運用代行を担う広告代理店を上手に選ぶ5つのチェックポイント
- 6 【厳選】DSP運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店5選
- 7 DSP広告を自社運用する際にオススメの業務効率化ツール
- 8 まとめ
運用する前に確認しておきたいDSP広告の基礎知識
まずDSP広告の仕組みと特徴を理解しておきましょう。自社でDSP広告を運用する場合はもちろん、広告代理店との連携による広告活動を行う場合でも、基礎的な知識を理解しておくことが大切です。
DSP広告とは?仕組みをわかりやすく解説!
本章では、DSP広告が生まれた歴史を通じて仕組みを解説します。
参考動画:第2部 【DSP広告完全マスター講座〜MicroAd BLADE編〜 】
1996年頃:買い取った広告枠に広告を配信
1996年頃、Yahoo!JAPANなどのポータルサイト等のメディアから広告枠を買い取り、広告を配信する手法が普及しました。広告を表示するため、広告を配信する企業(以下、広告主)がメディア毎に広告配信の契約を行う形態です。当時はメディア毎に課金形式、提供データが違ったため、広告配信効果の解析が難しいという課題がありました。またメディア側も広告を表示する手間が大きい等の課題がありました。
2007年頃:アドネットワーク&アドエクスチェンジの台頭
上記課題を解決するため、2007年頃よりアドネットワークと呼ばれる広告配信が開発されました。アドネットワークとは複数のメディアを統括したプラットフォームです。この仕組みにより、広告を複数メディアに一括配信できるようになりました。また、メディアサイトにタグを挿入するだけで広告を表示できるようになり、広告を表示する手間も軽減されました。
アドネットワークの仕組みが登場してまもなく、広告枠の表示を取引する市場が登場しました。この市場はアドエクスチェンジと呼ばれ、広告配信企業の需要とメディアの供給のバランスに応じて広告枠が自動的に取引される仕組みです。
2011年頃:DSPの登場
2011年頃には、複数のアドエクスチェンジに対して自動的に入札するDSP(Demand Side Platform)が登場しました。広告枠の買い付けの他、広告配信、ターゲティングを行います。同時にSSP(Supply Side Platform)と呼ばれる仕組みが登場し、広告枠をメディアからアドエクスチェンジへの供給が容易になりました。
DSPの登場後、広告枠の売買履歴、企業情報、Webサイトの閲覧情報など広告配信に関連するデータを随時蓄積し、将来の広告配信の効果を高める仕組みが導入されました。これをDMP(Data Management Platform)と呼びます。広告主、DSP、アドエクスチェンジ、SSP、メディア、DRMなどが複雑に連携してDSP広告が配信されます。
広告主は自前でDSP広告を活用することもできますし、広告代理店にDSP広告の運用を任せることもできます。
DSP広告が効果を発揮するターゲット層
DSP広告は潜在的なニーズを持つ新規顧客候補層へのアプローチに効果を発揮します。
代表的な広告手法「リスティング広告」は顕在層へのアプローチがマッチ
Google検索やYahoo!検索の検索結果に表示される広告をリスティング広告と呼びます。ユーザーが検索欄にキーワードを入力して、キーワードに関連する広告を表示する仕組みです。つまり、検索行動を起こすユーザーに広告を表示する手法であり、既に商品やサービスに関心のあるユーザーを中心とした顕在層にアプローチできます。
DSP広告は潜在層へのアプローチがマッチ
一方、新規顧客を獲得するためには、潜在層とよばれる商品やサービスを知らないユーザー、知ってはいるが関心のない層にもアプローチする必要があります。潜在層に含まれるユーザーは検索行動を起こしにくく、リスティング広告でのアプローチは困難です。
DSP広告では新規顧客獲得につながる潜在層へのアプローチが可能です。もちろん顕在層に対してもコンバージョンのきっかけとなるアプローチができます。
DSP広告の種類
DSP広告には配信の運用方法により「アルゴリズム型」「運用型」の種類があります。
DSP広告の種類その1:アルゴリズム型
「アルゴリズム型」では、過去の広告履歴を分析して広告配信の自動化を実現します。データに基づく運用が可能ですが、基本的に細かな微調整はできません。アルゴリズム型の代表的なDSP広告サービスは下記の通りです。
アルゴリズム型DSP広告の代表的なサービス
- MicroAd BLADE
2018年2月末時点でアカウント社数18,000社を越えており、国内最大級のシェアを誇っています。Web上の行動・属性データに加えて、購買データなどを活用したターゲティングが可能です。約1,600億インプレッション/月の広告枠を確保しています。 - Criteo
Criteoは、パリに本社を置く広告サービスです。月間19億人以上の買い物客、及び、年間8,000億ドルのEコマース売上高を誇るCriteoショッパーグラフのデータをリアルタイムに分析して、広告配信効果を最適化する機能が大きな特徴です。
DSP広告の種類その2:運用型
一方、「運用型」では、広告効果の測定結果等からきめ細やかな設定を手動で行います。手間はかかりますが、独自の運用が可能です。運用型の代表的なDSP広告サービスは下記の通りです。
運用型DSP広告の代表的なサービス
DSP広告の掲載費用
DSP広告の課金方式には、クリック毎に発生する「CPC課金」と、1,000回の表示毎に発生する「CPM課金」があります。CPM課金、CPC課金の単価は、商材、広告枠の需要と供給、DSPサービス提供会社により変動します。
また、DSP広告を始める際には、一般的に初期費用が必要です。また、最低契約期間が設定されている場合もあります。
おおよそのイメージですが、広告配信による一定の効果を得るには数十万円/月以上の予算が必要なことが多いようです。
※参考:DSP広告の具体的な種類と詳しい費用について解説している記事はこちら
DSP広告は、国内だけでもたくさんのサービスがあり、WEB広告の手法としても非常に多く利用されています。 今回こちらの記事では、リスティング広告やSNS広告など数々のWEB広告がある中で、DSP広告を利用する際にかかる費用や媒体の種類[…]
DSPの運用代行を広告代理店にお願いする5つのメリット
広告主は自前でDSP広告を運用することができますが、DSP広告に詳しい広告代理店に代行運用を依頼するメリットを知っておきましょう。
メリット1:DSP広告サービスの選定をプロに任せられる
前章ではDSP広告の種類として、アルゴリズム型と運用型の解説を行いました。またDSP広告サービスによって、連携しているアドエクスチェンジやSSPに違いがあります。つまり、どのDSP広告サービスが自社のビジネスにマッチしているか判断しなければなりません。常に新しい情報を入手している専門家でないと判断が難しいのが現実です。
メリット2:リスティング広告など他の広告配信との連携運用が可能
実際の広告運用で効果を得るためには、複数の広告配信手法を組み合わせて運用します。例えばDSP広告とリスティング広告の両方が得意な広告代理店の場合、両者を上手く組み合わせた広告運用が可能です。
メリット3:KPI設定による連携作業が可能
広告活動においては、CPA(顧客獲得単価)などのKPIを設定し、達成に向けて継続的な改善を行います。広告主と広告代理店がKPIを共有することにより、広告主はコンテンツの工夫、広告代理店はより効果のある広告運用の改善など、お互いの得意分野での連携作業が行えます。
メリット4:ランディングページへのアドバイスを得られる
広告配信の最終的なゴールは、購入や契約などのコンバージョンです。コンバージョン数やコンバージョン率を改善するには、広告から誘導されたランディングページにも工夫が必要です。広告代理店から顧客目線に基づいたアドバイスが得られます。
メリット5:本業に集中できる
DSP広告の複雑な仕組みを理解して活用するには、DPS広告の運用に専任できる人材が必要です。「餅は餅屋」のことわざの通り、広告主は本業、及びコンテンツ作成に集中し、専門知識の必要なDSP広告の運用は広告代理店に依頼する方が効率的です。
DSP運用代行を担う広告代理店にお願いする3つのデメリット
前章ではDSP運用代行のメリットを解説しましたが、もちろんデメリットもあります。デメリットと対応策をしっかり把握しておきましょう。
デメリット1:代行費用が発生する
当たり前のことですが、代行費用が必要です。DSP運用代行業務にはコンサルタントが含まれることが多く、自前で運用するより割高となります。
デメリットの対応策
広告主自身でDSP広告を運用する場合でも、広告効果をしっかり出すには相応の人件費が必要です。代行費用の形でアウトソーシングする考えも一案です。
デメリット2:広告運用時の情報共有に手間がかかる
広告主自身で広告配信を運用する場合、関係者との打ち合わせの段取りが容易であり、情報共有がスムーズです。広告代理店に代行を依頼した場合は、自前で運用する場合より、打ち合わせ頻度は少なくなってしまう可能性があります。
デメリットの対応策
Zoomなどの打ち合わせでも情報共有は可能ですが、Face To Faceの打ち合わせも大切です。できれば広告主のロケーションに近い広告代理店を選択しましょう。
デメリット3:広告代理店ごとに得意分野がある
広告代理店のこれまでの実績やスタッフの経験により、広告代理店にも得意分野、未経験の分野があります。広告配信の反応はビジネス分野によって違いがあるため、広告代理店の選定は実績に基づき慎重に行う必要があります。
デメリットの対応策
広告代理店の選定において、Webサイトに掲載されている情報だけでは不十分です。実際に広告代理店と打ち合わせを行い、これまでの実績や活動についてヒアリングを行いましょう。
DSP運用代行の料金相場とサービス範囲
本章では、DSP運用代行の一般的な料金相場とサービス範囲を解説します。料金は広告代理店の技術力等に依存するため、おおよそのコストイメージとしてご覧ください。
DSP運用代行の料金体系
DSP広告運用代行の料金は、代行作業の内容、運用レポートの詳細度、アドバイスやソリューション提供の有無、リスティング広告やランディングページ制作の対応有無など、多くの要因で変化します。
基本的には、初期費用、運用代行費用、広告配信費用の合計が必要になります。
DSP運用代行の料金相場
月10万円以下のサービス範囲
料金 | 月10万円 |
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こんな方におすすめ | ・部分的に代行をお願いしたい ・費用を抑えたい |
サービス対応範囲 | ・DSP広告の出稿代行 ・簡単な運用レポート報告 |
月20~30万円のサービス範囲
料金 | 月20~30万円 |
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こんな方におすすめ | ・複数の広告配信チャネルを利用したい ・広告運用のアドバイスが欲しい |
サービス対応範囲 | ・リスティング広告と合わせた運用アドバイス ・詳細な運用レポート報告 |
月50万円以上のサービス範囲
料金 | 月50万円以上 |
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こんな方におすすめ | ・広告配信において競合他社をリードしたい ・大規模な広告配信を実施したい |
サービス対応範囲 | ・複数チャネルによる広告配信と連携した改善活動 ・ランディングページ改善を含めた広告成果の改善 |
DSPの運用代行を担う広告代理店を上手に選ぶ5つのチェックポイント
では、DSP広告の運用を任せる広告代理店を選ぶ際のポイントをご紹介します。広告代理店と打ち合わせする際にご活用ください。
POINT1.推奨代理店パートナー認定
例えばDSP広告サービスの大手「MicroAd BLADE」の推奨代理店に選出される基準は次の通りです。
・MicroAdBLADEの特性を十分に理解し、顧客のマーケティングに貢献できること。
・MicroAd BLADEの、過去3か月間の運用社数が30社以上であること。
・顧客がMicroAdBLADEで設定した目標CPAを、過去3か月で半数以上達成していること。
DSP広告の実績があるだけでなく、運用効果を出していることが求められます。推奨代理店に認定される広告代理店は、外部から実力が証明されていると言えます。
POINT2.広告主のビジネス分野の実績有無
ビジネス分野によりアプローチすべきユーザーが違います。つまり、ビジネス分野ごとに、コンテンツ作成の工夫、ターゲティング、広告効果の反応など運用全体が変わってきます。例えば、BtoCビジネスとBtoBビジネス、商品やサービスの価格帯で運用に違いがあることはイメージしやすいのではないでしょうか。つまり、広告代理店に運用代行を依頼する場合には、広告主と同じビジネス分野の実績有無を必ずご確認ください。
POINT3.ソリューションの提案力
広告運用は配信して終わりではありません。想定したKPIを達成しないことも多く、達成に一定の予算や時間が必要な場合もあります。詳細な現状分析と改善策の提案、つまりソリューションの提案力がビジネスパートナーとしての信頼関係構築につながります。
POINT4.専任スタッフのパフォーマンス
広告代理店として実績をあげていても、自社を担当する広告代理店のスタッフに実力がないと意味がありません。また実力があっても忙しすぎて、十分な対応が得られない場合も不都合があります。できれば広告代理店選定の打ち合わせで担当予定のスタッフも紹介してもらいましょう。
POINT5.自社に近いロケーション
オンライン打ち合わせを積極的に活用した業務の効率化が一般的になってきました。しかしながら、Face To Faceの打ち合わせが完全になくせるビジネスは少ないのが現状です。広告主と広告代理店のロケーションが近い方がベターです。
【厳選】DSP運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店5選
本章では、おすすめの広告代理店とそれぞれの強みや特徴をご紹介します。
株式会社グラッドキューブ
引用元URL:https://corp.glad-cube.com/
こんな方におすすめ!
MicroAd BLADE 推奨代理店パートナーであり、DSP広告の実績に重きをおいている企業
運用代行を依頼しつつも、自社でも解析・分析を行いたい企業
グラッドキューブの強み
MicroAd BLADE 推奨代理店パートナー、Google・Yahoo!の正規代理店であり、実績が証明された広告代理店です。大阪本社の他、東京、名古屋、福岡に支社があることも強みです。
士業(弁護士・司法書士・行政書士)、観光(民宿・ホテル、飲食店)、販売(ダイエットサプリ・育毛剤・下着・はんこ・家電製品・ねじ・その他全般)、コンサル(Webコンサルタント・耐震診断・学習塾・心理カウンセラー)など、幅広いビジネス分野での実績があります。
独自のLPO(ランディングページ最適化)ツールである「SiTest」を開発・提供しており、解析技術も高い広告代理店です。
まずは、月額5万円(広告費は別)から運用代行できます。広告費25万円以上の場合の代行費用は広告費用の20%です。
グラッドキューブの概要
- 会社名:株式会社グラッドキューブ
- 本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル 8F
- URL:https://corp.glad-cube.com/
デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)
引用元URL:https://ppc-master.jp/
こんな方におすすめ!
- Face To Faceの打ち合わせの情報交換を重視する企業
- 最新のWebマーケティング事情を活用したい企業
デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)の強み
Yahoo!正規代理店スター保有企業であり、Googleパートナーの認定を取得しています。アメリカやロンドンなど世界各地に調査員を配置し、国外より最新のWebマーケティング情報を収集して、国内のマーケティング事業に活用しています。
遠方のクライアントにも定期的(1ヶ月~4ヶ月)に訪問し、打合せを行う方針を明示しており、Face To Faceの情報交換を重視しています。また、セミナー・講座への無料招待を通じて、広告主企業の担当者育成に注力しています。
デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)の概要
- 会社名:デジタルアスリート株式会社
- 本社所在地:東京都新宿区西新宿6-24-1西新宿三井ビルディング4階
- URL:https://ppc-master.jp/
株式会社イーナ
引用元URL:https://www.e-n-a.jp/
こんな方におすすめ!
- Eコマース関連でコンサルタント込みのWebマーケティングを運用したい企業
イーナの強み
Google AdWords検索認定資格取得者、Yahoo!プロモーション広告プロフェッショナル認定取得者が多く在籍しており、コンサルティング力に定評があります。
またイーナ自身で、ECサイト「家具350」「イーナ(インテリアショップ)」を運営しており、Eコマース事業のノウハウを実践で蓄積しています。その他、書籍、雑誌、パンフレットの企画、制作、印刷、出版業務及び販売も行っています。
なお、本社は大阪ですが、東京支社を設置しています。
イーナの概要
- 会社名:株式会社イーナ
- 本社所在地:大阪府大阪市中央区備後町3丁目4-9 輸出繊維会館2F
- URL:https://www.e-n-a.jp/
株式会社ND&I
引用元URL:https://www.n-di.co.jp/
こんな方におすすめ!
- ランディングページまでトータルでサポートして欲しい企業
ND&Iの強み
バナーやランディングページ制作も対応しており、広告運用のトータルサポートを行っています。Eコマースの集客支援が得意な広告代理店です。なお、本社は大阪ですが、東京営業所を設置しています。
ND&Iの概要
- 会社名:株式会社ND&I
- 本社所在地:大阪府大阪市西区阿波座1-10-18 サンポリマー本町ビル3F
- URL:https://www.n-di.co.jp/
アナグラム株式会社
引用元URL:https://anagrams.jp/
こんな方におすすめ!
- 専任スタッフと連携して広告配信を運用したい企業
アナグラムの強み
ソーシャルメディア広告やデータフィード広告にも精通しています。DSP広告を含めたトータルのコンサルティングにより、クライアントの課題抽出から改善までサポートします。
具体的には、営業、打ち合わせ担当、運用実務を分業せず、一人のスタッフが責任をもって広告主との契約から運用までを担当します。分業制でないため、広告主からの質問や要望に対するレスポンスが良いことが強みです。
アナグラムの概要
- 会社名:アナグラム株式会社
- 本社所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4 フィールド北参道 1・2F
- URL:https://anagrams.jp/
DSP広告を自社運用する際にオススメの業務効率化ツール
広告主企業の社内にDSP広告の専門家がいない場合、広告代理店への運用代行がベターな選択です。しかしながら、きめ細やかな運用を迅速に行うには、広告主自身で運用する必要があります。自社運用を行う際には「業務効率化ツール」の選定が重要です。
DSP広告運用の効果を可視化する「Databeat Explore」
Databeat Exploreとは、広告運用を行う担当者自身が、必要と思ったときに必要なマーケティングデータを入手して、可視化・分析できるツールです。当社(アジト株式会社)が提唱する「データ・ドリブン・マーケティング」、つまり、データを自由に活用したマーケティング活動の考えを実現したツールです。
「Databeat Explore」の3つの特徴
- Visualize & Analyze
BIツール、Google Data Portal、Google Analyticsとデータで連携して、マーケティングデータの可視化と分析を容易化します。 - Management & Action
DSPやDMP、CRM、レコメンド、A/Bテスト等の外部ツールと連携させることで、データをフル活用したマーケティングをサポートします。 - Dashboards & Reports
Excel、Google Sheets、Google Data Portal、BIツール等で解析レポートを自動作成機能を提供しています。ユーザーに応じたレポートのカスタマイズも可能です。
まとめ
リスティング広告、DSP広告、SNS広告、アフィリエイト広告、メール広告、ネイティブ広告など様々な広告配信が企業の広告活動に利用されています。DSP広告はアドネットワーク広告から発展した広告配信であり、リスティング広告が得意とする顕在層へのアプローチに加えて、新規顧客獲得に有効な潜在層へのアプローチも可能です。
しかしながら、DSP広告は、広告主、DSP、アドエクスチェンジ、SSP、メディアが複雑に関連しており、自社のビジネスにマッチしたDPS広告サービスの選定及び、自社運用には多くのノウハウが必要です。よって、広告代理店にDSP運用を代行してもらいながら、ノウハウを蓄積する方法が有効です。
一方、広告主の独自分析によるきめ細かやな広告運用を行うためには、業務効率化ツールの選定が重要になります。なぜなら、今後のWebマーケティングには「多種多様、かつ膨大なデータの迅速な解析」が求められるからです。
DSP広告を広告主独自で運用する場合、広告代理店に運用代行する場合のどちらでも、ノウハウの蓄積にはマーケティングデータの収集と分析が必要です。ご紹介した「Databeat Explore」は2週間無料で試すことができます。ぜひ当社(アジト株式会社)までお問い合わせください。
ディスプレイ広告は、WEB広告の中でも主要な手法の一つです。WEB広告を利用している多くの企業が、ディスプレイ広告を活用しています。 今回こちらの記事では、これからディスプレイ広告の導入を検討している方に向けて ディスプ[…]