ディスプレイ広告の費用がまるわかり!課金形態や媒体別費用相場、代理店手数料まで詳しく解説

ディスプレイ広告の費用がまるわかり!課金形態や媒体別費用相場、代理店手数料まで詳しく解説

ディスプレイ広告は、WEB広告の中でも主要な手法の一つです。WEB広告を利用している多くの企業が、ディスプレイ広告を活用しています。

今回こちらの記事では、これからディスプレイ広告の導入を検討している方に向けて

  • ディスプレイ広告の課金形態
  • ディスプレイ広告の媒体別費用相場
  • ディスプレイ広告運用を代理店に依頼したい場合の手数料

といった、ディスプレイ広告の費用にまつわる情報をまとめて解説していきます。

目次

まずは押さえておきたいディスプレイ広告の基本

はじめに、ディスプレイ広告とはどんなものなのか、ディスプレイ広告のメリット、リスティング広告との違いなど基本的な情報を確認していきましょう。

ディスプレイ広告とは?

ディスプレイ広告YDN

引用元:Yahoo!

ディスプレイ広告とは、WEB上に画像や動画形式で表示される広告のことです。ディスプレイ広告は非常に多くのWEBサイト上に掲載されているため、日ごろから見かけた経験がある方も多いかと思います。

近年、動画広告の需要が高まった影響で、さらにディスプレイ広告が活用されるシーンも増えてきています。

 ディスプレイ広告のメリット

ディスプレイ広告は、画像や動画を用いたクリエイティブとなるため、テキストのみの広告と比べて、ユーザーに提供できる情報やイメージが多くなるのがメリットです。

テキストのみでは伝わりにくい商品やサービスの魅力について、的確に伝えることが可能となります。

また、ディスプレイ広告は目立つため、広告宣伝の効果も高いといった点もディスプレイ広告のメリットのひとつです。

さらに、ディスプレイ広告では「リターゲティング広告」という運用ができます。リターゲティング広告とは、過去にLPを訪れたユーザーに限定して広告の配信が可能な手法で、新規顧客に向けたアプローチに比べ費用対効果が高くなる傾向があります。

ディスプレイ広告とリスティング広告の違い

ディスプレイ広告とリスティング広告は、主要なWEB広告手法として知られていますが、この2つ広告手法の大きな違いは以下の3つになります。

  1. 表示形式
  2. 掲載場所
  3. ターゲティング方法

①表示形式

リスティング広告:テキストのみ

ディスプレイ広告:テキスト・画像・動画

②掲載場所

リスティング広告:GoogleやYahoo!の検索結果画面上部、または下部など

ディスプレイ広告:Yahoo!Japanやその他提携先のWEBサイトに用意されている広告枠

③ターゲティング方法

リスティング広告:ユーザーの検索キーワード

ディスプレイ広告:ユーザーの居住エリア・年齢や性別・WEBサイトの閲覧履歴・興味関心など

 

このように、ディスプレイ広告はリスティング広告に比べてより詳細な訴求、そしてターゲティングを行うことが可能な広告手法と言えます。

※参考:リスティング広告について更に詳しく解説した記事はこちら
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ディスプレイ広告が効果を発揮するシーン

ディスプレイ広告は、「潜在層」ユーザーのコンバージョン獲得に効果を発揮します。

リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに対しピンポイントで広告を表示して、そこからコンバージョンを狙うので、すでに商品やサービスに対してニーズがあることを認識している「顕在層」ユーザーが多くなります。

一方ディスプレイ広告は、商品やサービスに興味がありそうなユーザー層、似たような商品やWEBサイトを閲覧しているユーザー層に対して訴求できるため、商品やサービスに対するニーズを自覚していない「潜在層」からのコンバージョン獲得を目標とできるのです。

また、単純に商品購入や申し込みを目的とする以外に、新商品の認知度アップを目的とした広告にも効果を発揮できます。

ディスプレイ広告の課金方式についてはこの後詳しく解説しますが、インプレッション課金によって多数のWEBサイトへ広告を配信すれば、顕在層や潜在層に限らず多くのユーザーが広告を目にするため、ブランド認知を高めることができるのです。

ディスプレイ広告の入札の仕組み

ディスプレイ広告の入札は、基本的にオークション形式で行われます。よって、基本的には高い単価を設定した広告が優先して掲載されることとなります。

ただ、厳密には単価以外にも媒体によっては「広告ランク」や「品質スコア」などが関与しており、良質な広告運用を行うことが求められています。

※参考:Google広告の品質スコアについて更に詳しく解説した記事はこちら
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ディスプレイ広告の掲載費用を課金形態と共に詳しく解説

ディスプレイ広告の掲載費用を課金形態と共に詳しく解説

ディスプレイ広告の掲載費用について、相場価格や課金形態など詳しく見ていきましょう。

ディスプレイ広告の掲載費用相場

ディスプレイ広告には、このあと解説する「クリック課金」と「インプレッション課金」があります。それぞれ課金方法は異なりますが、ディスプレイ広告を出稿するにあたっての月間の費用相場はおよそ20~50万円程になります。

ただし、消化する広告費の金額は自由に調整できるので、必ずこの金額を使わなくてはならないといったことはありません。

自社の広告費予算や広告戦略に合わせて、最適な金額で運用することが可能です。

ディスプレイ広告の主な課金方式の種類

では、ディスプレイ広告の課金方式についてそれぞれ解説していきます。

クリック課金

クリック課金は、ディスプレイ広告が表示されてユーザーがクリックすると費用が発生する仕組みです。広告をどれだけたくさん配信しても、クリックされない限り費用が発生しません。

クリック課金のメリットは、広告に興味を持たないユーザーは、基本的に広告をクリックしないという点にあります。

つまり、ある程度購買意欲のあるユーザーだけに広告費を使えるということで、費用対効果が高くなることが見込めます。

インプレッション課金

インプレション課金は、ディスプレイ広告が表示された回数に応じて費用が発生する仕組みです。広告のクリック回数は関係ありません。

また、ディスプレイ広告が1回表示されると課金しなくてはならないという訳ではなく、1,000回表示されるごとに課金となるシステムです。

クリック率が高い広告の場合、インプレッション課金を利用することで、広告費を抑えた運用が可能となります。

クリックの課金方式の場合のディスプレイ広告費用相場

ディスプレイ広告でクリック課金を採用した場合、1回のクリックあたりの費用相場はだいたい50円から100円ほどです。

クリック単価は、競合の出稿条件などにも左右されるため、出稿してみなければ正確な単価はわかりません。

競合の数が多かったり、競合が高い単価で広告を出稿していれば当然単価は高くなりますので、出稿する業種やジャンルなどに注意が必要です。

インプレッション課金方式の場合のディスプレイ広告費用相場

ディスプレイ広告でインプレション課金を採用した場合、1回の課金費用相場は安くて数十円、高くても数百円ほどです。

広告が1回表示された場合の費用は、クリック単価よりも安くなるため、多くのユーザーへ広告を配信することが可能です。

ただし、当然ながら広告をクリックしてコンバージョンに繋がらなければ効果なしとなりますので、クリック率やコンバージョン率についての分析が必要となります。

 

ディスプレイ広告の媒体種類と費用相場

主なディスプレイ広告の媒体種類、そしてそれぞれの費用相場などをまとめていきます。

ディスプレイ広告の媒体種類と費用相場まとめ

広告種別 特徴 課金方式 費用感
GDN(Google広告)
  • Google提携先サイトへ掲載
  • 詳細なターゲティング
  • クリック課金
  • インプレッション課金
  • コンバージョン課金
  • 50~100円/クリック
  • 数十円~数百円/1,000回表示
YDN(Yahoo!広告)
  • 検索履歴や閲覧履歴を元にしたターゲティング
  • Yahoo!関連サービス上への配信
  • クリック課金
  • インプレッション課金
  • 50~100円/クリック
  • 数十円~数百円/1,000回表示
YouTube広告
  • Googleのデータを元にしたターゲティング
  • クリック課金
  • 3~20円/クリック

どの媒体も基本的に似たような仕組みの広告ですが、広告の配信先やターゲティング方法の違いがあります。

よって、商材に適した媒体を選択することが、広告の効果を高められるポイントとなります。

GDN(Googleディスプレイ広告)

ディスプレイ広告GDN

引用元:ライブドアニュース

GDNは、上図のようにライブドアニュースや楽天、価格.COM、BIGLOBEなどGoogleが提携しているWEBサイトへ広告が配信されています。

 GDN(Googleディスプレイ広告)の特徴

GDNは、さまざまなジャンルのWEBサイトへ広告を配信できます。非常に多くのユーザーが集まるサイトと多数提携していますので、YDNに劣るといったことはありません。

また、購買意欲の強いユーザーへピンポイントで配信できるカスタムインテントオーディエンスなど、GDN独自のターゲティングが可能です。

 GDN(Googleディスプレイ広告)の課金方式

GDNの課金方式は、クリック課金とインプレッション課金の2種類です。クリック課金を使用する場面が多いですが、インプレッション課金を利用して配信量を増やし、商品の認知度をアップさせるなどの使い方ができます。

 GDN(Googleディスプレイ広告)の費用相場

クリック課金の場合は1クリックあたり50から100円、インプレッション課金の場合は1,000回表示あたり数十円から数百円がGDNの相場となります。

月間の費用については、20~50万円程度が相場と言われていますが、費用の上限は自由に調整できるため、広告予算やマーケティング戦略に基づいて決めると良いでしょう。

※参考:GDNについて詳しく解説した記事はこちら
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GDN広告運用代行おすすめ代理店

YDN(Yahoo!広告)

ヤフオクYDN

引用元:ヤフオク!

YDNは、Yahoo!が提供するサービスサイトへ広告を配信できます。また、それ以外にYahoo!が提携しているWEBサイトへも配信可能です。

 YDN(Yahoo!ディスプレイ広告)の特徴

YDNはYahoo!公式サイトをはじめとした、Yahoo!が提供するサービス上(Yahoo!ニュース・Yahoo!天気など)に広告を配信できるメリットがあります。

また、ユーザーの検索履歴を元にしたサーチターゲティングが利用できるのも、YDNの特徴です。

 YDN(Yahoo!ディスプレイ広告)の課金方式

YDNの課金方式は、クリック課金とインプレッション課金の2種類です。こちらもGDN同様にクリック課金を使用する場面が多いですが、インプレッション課金を使えばクリック数が多くても費用が増えることがありません。

 YDN(Yahoo!ディスプレイ広告)の費用相場

クリック課金の相場は1クリックあたり50から100円、インプレッション課金だと1,000回表示あたり数十円から数百円がYDNの費用相場です。

月間どれくらいの広告費を使うかは、参入するジャンルなどによっても異なりますので、競合の出稿状況や実際に運用してみたデータを分析しながら調整していくと良いでしょう。

※参考:YDNについて詳しく解説した記事はこちら
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YouTube広告

ディスプレイ広告YouTube

引用元:YouTube

YouTube広告は、視聴する動画の前後などに配信可能な動画広告がメインですが、広告枠へディスプレイ広告を配信することもできます。

 YouTubeのディスプレイ広告の特徴

YouTubeのディスプレイ広告は、関連動画またはおすすめ動画の部分にディスプレイ広告を配信できます。ユーザー層がGDNやYDNとは違い、動画視聴を好む層へ向けたアプローチに向いているといった特徴があります。

 YouTubeのディスプレイ広告の課金方式

YouTube広告の動画広告には視聴課金方式がありますが、ディスプレイ広告の場合はクリック課金となります。

 YouTubeのディスプレイ広告の費用

YouTubeのディスプレイ広告の費用相場は、だいたい1クリックあたり3~20円となり、GDNやYDNに比べてやや安くなっています。

※参考:Youtube広告について詳しく解説した記事はこちら
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自社にマッチするディスプレイ広告の上手な選び方

自社にマッチするディスプレイ広告の上手な選び方

これまでにご紹介したGDN・YDN・YouTubeの3つの媒体の中から、自社にマッチするディスプレイ広告を選ぶ方法について解説します。

  1. ユーザー層
  2. ターゲティングの種類
  3. 配信面

POINT1.ユーザー層

ディスプレイ広告は、媒体によってユーザー層が異なります。よって、商材をどのユーザー層へ届けたいかによって選ぶ必要があります。

例えばYahoo!は年齢層が高めであったり、主婦層など女性ユーザーがやや多いと言われています。また、YouTubeは20代以下の若年層が圧倒的に多くなっています。

POINT2.ターゲティングの種類

GDNとYDNでは、独自のターゲティングが利用できます。GDNでは「コンテンツターゲット」と言って、設定したキーワードに関連するWEBサイトへの広告配信が可能です。

これは、自社の商品を認知していない潜在層へのアプローチに適しています。

また、YDNではユーザーが過去に検索したキーワードを元に広告配信を行う「サーチターゲティング」や、ユーザーの閲覧履歴を元に配信を行う「インタレストマッチ」が利用できます。

どのようなユーザー層へアプローチしたいかによって、利用すべき媒体は異なってくるのです。

POINT3.配信面

YDNは、Yahoo!コンテンツをメインとして、提携先サイトへの広告配信が可能です。提携先サイトは毎日新聞やクックパッドなどの大手サイトになります。

一方GDNは、Yahoo!のような独自コンテンツがないので基本的に提携先サイトへの配信がメインとなります。ただ、GDNの提携先サイトはYouTubeやライブドア、Amebaなど大手サイトだけではなく小規模なサイトやブログも対象となっています。

よって、ニッチなジャンルのサイトへ配信をしたい場合にはGDNが向いていることもあります。こうした配信面の特性なども考えた上で、利用する媒体を選びましょう。

 

ディスプレイ広告の掲載費用を抑えながら、効果を最大化する3つのポイント

ディスプレイ広告の掲載費用を抑えながら、効果を最大化する3つのポイント

ディスプレイ広告の掲載費用についてご紹介してきましたが、ここからは掲載費用を抑えつつ、広告の効果を最大化するためのポイントについて解説します。

  1. 顕在層へ向けた硬度の高いターゲティング
  2. 配信タイミングの調整
  3. リターゲティング運用を行う

POINT1.顕在層へ向けた硬度の高いターゲティング

ディスプレイ広告の掲載費用を抑えるためには、ターゲティング精度を高めることが重要です。

ターゲティングの幅を広げてしまうと、多くのユーザーに配信できる反面、CVRは低くなりますので費用対効果があまりよくありません。

費用を抑えつつ効果を最大化するなら、商材のターゲットとなるユーザーへピンポイントで広告を配信しましょう。

POINT2.配信タイミングの調整

ターゲットユーザーが広告を見るタイミングはある程度決まっています。

例えばビジネスに関わるサービスやBtoB寄りの商材の場合は、業務中に検索されることが想定できるので、平日の会社が営業している時間帯に多く閲覧されます。

個人向けの商品であれば、会社が終わって帰宅後の時間帯や、土日など休日がメインと考えられます。

こうした、ターゲットユーザーに対し最適なタイミングで広告を配信すると、効率的な広告運用が実現できます。

POINT3.リターゲティング運用を行う

過去にLPを訪問したことがあるユーザーや、すでに商品を購入したことがあるユーザーへ向けたリターゲティング広告は、通常のディスプレイ広告に比べてCVRが高く、費用対効果が良くなる傾向があります。

最小限の費用で最大の効果を目指すのであれば、リターゲティング広告の運用も取り入れた方がよいでしょう。

※参考:リターゲティング広告の費用について詳しく解説した記事はこちら
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リターゲティング広告の費用がまるわかり!課金形態から代理店手数料まで詳しく解説

代理店利用検討者必見!ディスプレイ広告の運用を代理店に依頼する際の費用

ディスプレイ広告の運用は自社で行うこともできますが、運用リソースの問題や最短で結果を出そうと考えた場合には、代理店が持つノウハウを活用する方法が近道と言えます。

そこで、ディスプレイ広告の運用を代理店に依頼した場合に発生する費用について、その構造や相場などを解説します。

広告代理店を利用してディスプレイ広告を運用する場合の費用の構造

ディスプレイ広告の運用を代理店で行った場合、必要となる費用の構造は次のようになります。

  • 初期費用:ディスプレイ広告の運用代行を始める準備にかかる費用
  • 運用代行手数料:ディスプレイ広告の運用を代行するための費用
  • 広告費:ディスプレイ広告の出稿に必要な費用

初期費用は、代理店によっては運用代行手数料に含まれている場合もあります。

運用代行手数料は代理店へ支払う費用となりますが、基本的には毎月前月分の費用を翌月支払う後払い制が多くなっています。

広告費は出稿費用なので、利用する媒体(GoogleやYahoo!など)に対して支払う形となります。

広告代理店を利用してディスプレイ広告を運用する場合の費用の相場

上記でご紹介した各費用について、相場はどのようになっているかは下記をご覧ください。

  • 初期費用:50,000円前後
  • 運用代行手数料:使った広告費の10~20%
  • 広告費:広告予算次第

初期費用が運用代行手数料とは別に発生する場合、だいたい50,000円程度の代理店が多くなっています。

運用代行手数料は、実際に使った広告費の10~20%ですが、多くの代理店は20%の設定になっています。なかには10~15%程度で対応しているところもありますが、それ程多くはありません。

広告費は、参入するジャンルであったり広告戦略次第なので、無理のない範囲で運用が可能です。

 

ディスプレイ広告を代理店に依頼する際に手数料を抑える3つのポイント

ディスプレイ広告の運用を代理店に依頼する場合の費用構造、そして相場に関して見てきたところで、次は代理店に支払う手数料を抑えるためのポイントをご紹介します。

  1. 手数料設定が安い代理店を利用する
  2. コンバージョン率を重視した運用を行う
  3. 広告費(CPA)を抑える

POINT1.手数料設定が安い代理店を利用する

ディスプレイ広告の運用代行費用は、広告費の10~20%程度となっており、使う広告費の金額が増えると、この料率の違いは非常に大きくなってきます。

仮に広告費1,000,000円の場合、手数料率が10%であれば100,000円ですが、20%だと2倍の200,000円になってしまいます。

20%の代理店が多いですが、手数料を抑えるためには、できるだけ手数料が10~15%で対応できる代理店を見つけて依頼してみましょう。

POINT2.コンバージョン率を重視した運用を行う

コンバージョンが獲得できないと使う広告費ばかり増えてしまいます。すると、代理店への手数料もおのずと増えていってしまいます。

ですから、手数料を抑えるためにはコンバージョン率を重視した運用が大切です。

ターゲティング方法を見直したり、LPOによってLPを改善するなど、広告経由のアクセスに対してコンバージョン率を高める運用を進めてみましょう。

POINT3.広告費(CPA)を抑える

ディスプレイ広告の運用代行手数料は広告費に比例して増えていきますので、まず広告費そのものを抑えることも重要なポイントです。

とはいっても、ただ広告費を減らすだけでは広告の露出が減ってコンバージョン数も低下してしまうので意味がありません。

ここで着目するのはCPAです。コンバージョン数を減らすことなくCPAを抑えることができれば、広告としての効果は維持しつつ広告費を抑えられるため、結果として手数料も抑えることが可能になります。

 

費用を抑えたディスプレイ広告運用が実現できるおすすめ代理店3選

ディスプレイ広告の運用代行が可能な代理店の中から、費用を抑えて依頼できるおすすめの代理店を3社ご紹介します。

株式会社TONOSAMA

株式会社TONOSAMA

引用元:https://www.samatono.jp/

こんな方におすすめ!

  • 少額の広告予算で運用したい
  • とにかく手数料が安い代理店を利用したい

 株式会社TONOSAMAの強み

株式会社TONOSAMAは、広告運用やSEO対策、ホームページ制作などを行っている代理店です。

Google広告、Yahoo!広告どちらも対応可能で、リターゲティング広告の運用も可能です。

費用は広告費100,000円までなら月額10,000円、それ以降は広告費10万円ごとに手数料がプラス10,000円、広告費500,000円以降は広告費の10%となっています。

初期費用なしで契約期間の縛りもなくてこの価格は、業界内でも最安に近い金額と言えるでしょう。

株式会社TONOSAMAの概要

・料金体系:初期費用0円/広告費の10%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告
・会社名:株式会社TONOSAMA
・本社所在地:福井県福井市毛矢2丁目1-9
・URL:https://www.samatono.jp/

ハイスピード・リスティング

ハイスピード・リスティング

引用元:https://high-speed-listing.com/

こんな方におすすめ!

  • 月間の広告費が200,000円以上の方
  • すぐに広告配信を始めたい方

 ハイスピード・リスティングの強み

リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告の運用代行まで幅広く対応しているハイスピード・リスティングは、広告費200,000円以下なら定額20,000円、広告費200,000円以上なら広告費の10%の手数料で依頼可能です。

さらに、広告費が1,000,000円以上になると、3か月間の契約縛りはあるものの、手数料が2か月無料とかなりお得なプランも用意されています。

SNS広告は初期費用がかかりますが、ディスプレイ広告と同じく10%の手数料なので、WEB広告をいろいろ試してみたいといった場合でも、低コストで運用が可能です。

なお、広告配信は最短2日で可能という、スピード対応もポイントです。

ハイスピード・リスティングの概要

・料金体系:広告費20万円以下は月額固定2万円/広告費20万円以上は広告費の10%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告/Twitter広告/LINE広告
・会社名:ハイスピード・リスティング
・本社所在地:東京都世田谷区祖師谷1-3-8
・URL:https://high-speed-listing.com/

※参考:SNS広告の運用をご検討されている方には、こちらの記事もおすすめ
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ヴァンテージマネジメント株式会社

ヴァンテージマネジメント株式会社

引用元:http://net-agent.jp/

こんな方におすすめ!

  • Google・Yahoo!の認定代理店に依頼したい
  • WEB制作やその他の広告運用も相談したい

 ヴァンテージマネジメント株式会社の強み

ヴァンテージマネジメント株式会社は、GoogleとYahoo!の認定パートナーとなっており、広告運用実績が確かな代理店です。

運用代行手数料は基本が広告費の15%ですが、他のサービスを何か一つでも契約するか、他社から乗り換えを行うと10%まで引き下げることが可能です。

常時100~200社程度の運用代行を行っており、豊富な経験とノウハウを活かした広告運用が強みとなっています。

ヴァンテージマネジメント株式会社の概要

・料金体系:初期費用5万円/広告費の15%(他サービス利用の場合は10%)
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告
・会社名:ヴァンテージマネジメント株式会社
・本社所在地:東京都中央区築地2-3-4 築地第一長岡ビル7F
・URL:http://net-agent.jp/

※参考:ディスプレイ広告運用代行に強みをもつ広告代理店について詳しく解説した記事はこちら
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ディスプレイ広告の効果測定におすすめのツール

費用を抑えたディスプレイ広告運用を実現するためには、効果測定が必要です。そこで、ディスプレイ広告の効果測定におすすめのツールをご紹介します。

ディスプレイ広告運用を可視化する「Databeat Explore」

データビートロゴ

Databeat Exploreは、ディスプレイ広告の効果を可視化することが可能なツールです。広告運用を行う上で課題となるデータの集計等にかかる工数削減や、可視化を自動的に行うことによる分析効率アップを実現できます。

ディスプレイ広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

ディスプレイ広告を運用する際の、Databeat Exploreの活用ポイントを3つご紹介します。

 ディスプレイ広告のデータ自動収集

従来、ディスプレイ広告やその他のWEB広告を運用する場合には、各媒体ごとに管理画面へログインしてデータを抽出する必要がありました。

ですが、Databeat Exploreを導入すればデータの抽出から更新までを自動化できますので、データ集計にかかる工数を削減することが可能となります。

 多彩なフォーマットに対応したエクスポート機能

Databeat Exploreに蓄積されたデータは、ExcelやGoogleスプレッドシート、Looker Studio(旧Googleデータポータル)など好みのフォーマットで出力が可能です。

改めて各媒体のデータを整形する必要がなく、容易にデータの共有も可能です。

 データ可視化工数の大幅削減

Databeat Exploreにはディスプレイ広告をはじめとした各広告媒体のデータ、そしてマーケティングに必要なデータが蓄積可能です。

さらに、Databeat Exploreのダッシュボードでは収集されたデータが分析しやすいよう可視化されていますので、必要なデータを必要な時に最新の状態で確認できます。

 

まとめ

一度に多くの情報を提供できるディスプレイ広告は、テキスト形式の広告に比べユーザーの目に留まりやすく、戦略に応じてクリック課金またはインプレッション課金が選択できます。

また、GDN・YDN・YouTubeなど特徴が異なる媒体が複数ありますので、ターゲットユーザーに合わせて最適な媒体を利用することも可能です。

リターゲティング広告の運用を行うことで、費用対効果を高められるなどの特徴もありますが、効果を最大化するには代理店による運用代行などもおすすめです。

そして、ディスプレイ広告の効果を正確に、手間をかけずに集計から可視化まで実現可能な「Databeat Explore」の導入についても、ぜひ検討してみてください。

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