広告運用自動化ツール完全ガイド!おすすめツールの料金、特徴から上手な選び方まで詳しく解説

広告運用自動化ツール完全ガイド!おすすめツールの料金、特徴から上手な選び方まで詳しく解説

広告運用自動化ツールは、WEB広告運用の負担を軽減したり、運用精度を高めてくれるツールです。WEB広告は、いまやどの業界でもマーケティングに欠かすことのできない手法となりつつありますが、その運用負担やスキルを持っていないことにより、なかなか手が出せないといったケースもあります。

そこで今回こちらの記事では、数ある広告運用自動化ツールの中から、おすすめのツールの料金、特徴、選び方などを詳しく解説していきます。

目次

WEB広告運用を自動化する「広告運用自動化ツール」とは?

広告運用自動化ツールとは

広告運用自動化ツールとは、WEB広告の運用に関する業務の一部、またはその多くをツールが自動で行ったり、サポートを受けられるツールです。

機能はツールごとにことなりますが、ツールの機能を活用すれば、すべて手動で運用するのに比べて、運用効率のアップや効果を高められるなどのメリットがあります。

広告運用自動化ツールの費用

広告運用自動化ツールの費用は、広告費や広告アカウント数に応じたプランが設定されているケースが多くなります。

消化する広告費や運用する広告アカウント数が多いと、ツールの費用も高くなる料金体系です。目安としては、広告費の5%程度は想定しておいた方がよいでしょう。

広告運用自動化ツールの代表的な機能

広告運用自動化ツールの代表的な機能を見てみましょう。

 リスティング広告やSNS広告運用の自動化

一つ目は、リスティング広告やSNS広告の運用を自動化する機能です。広告出稿の設定、予算の調整、キーワードの設定などを、ツールによって実行します。

すべてツールが勝手に自動で実行すると言うよりは、ツールから提案があり、必要に応じて実行していくといったタイプになります。

※参考:リスティング広告やSNS広告の運用方法について詳しく解説した記事はこちら
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 広告運用レポート作成の自動化

二つ目の機能は、広告運用レポート作成の自動化です。広告運用において、レポート作成は必ず行う作業の一つとなります。

運用状況を把握したり、関係者への連携、運用改善のための分析などに利用するレポートは、作成にある程度の時間が掛かります。

これをツールによって自動化するのです。

 

広告運用自動化ツールを利用する3つのメリット

広告運用自動化ツールを利用する3つのメリット

広告運用自動化ツールを利用するメリットを3つご紹介します。ツールを導入すると、どのようなメリットがあるのかを理解した上で、利用を検討しましょう。

  1. 広告運用初心者でも運用できる
  2. AIや独自のアルゴリズムで効果的な運用が実現可能
  3. 自動化によってリソース負荷を減らせる

メリット1.広告運用初心者でも運用できる

広告運用自動化ツールを利用すると、広告運用初心者でも運用が可能になります。初心者がGoogle広告などの管理画面から直接広告の出稿設定を行うことは、そう簡単ではありません。

しかし広告運用自動化ツールは、初心者であっても設定ができるように、簡単な作りになっています。ですから、広告運用を始めたいけれど、社内に経験者がいないといった場合でも、対応可能となります。

メリット2.AIや独自のアルゴリズムで効果的な運用が実現可能

広告運用自動化ツールには、AIや独自のアルゴリズムによって、効果的な広告運用が可能になるシステムが導入されています。

そのため、広告運用初心者であっても成果を出す運用が実現できます。また、広告運用担当者によって成果が異なるといったこともなく、担当者に依存しない広告運用が実施できます。

メリット3.自動化によってリソース負荷を減らせる

広告運用自動化ツールを使って広告出稿から運用改善までを自動化することにより、広告運用にかかるリソース負荷を軽減することも可能です。

ツールによっては、これまで手動で行った場合に比べて、9割以上の工数を削減することができるものもあります。

広告運用自動化ツールがあれば、社内にリソースの余裕がないような場合でも、成果の出る運用を進められるようになります。

広告運用自動化ツールによって解決できる広告運用の悩み

広告運用自動化ツールによって解決できる、広告運用の悩みについて解説します。ツールを使うことで、広告運用の現場でよくある以下のような悩みを解決できます。

  1. 広告を運用していても成果が出せず、改善方法もわからない
  2. 広告運用を他の業務と兼任しているため、十分な対応時間が作れない
  3. 広告の成果が運用担当者のスキルに左右されてしまう

 1.広告を運用していても成果が出せず、改善方法もわからない

WEB広告を自社運用していても、なかなか思うような成果が出せないといったシーンはよくあります。また、改善方法も見つけられないため、広告運用自体をストップしてしまうといった場面もあります。

このようなシーンで、広告運用自動化ツールは活躍できます。ツールには、運用中の広告を分析して、どこを改善すれば良いかを提案する機能があります。

ツールからの提案に従って調整を行えば、担当者に知識がなくても、広告運用の改善を実現できます。

 2.広告運用を他の業務と兼任しているため、十分な対応時間が作れない

広告運用担当者が、広告運用とその他の業務を兼任しているため、広告運用に十分な時間を割くことができないというのも、よくある悩みの一つです。

広告運用だけに時間を割くことができれば、細かい設定やデータ分析を行って、運用改善に向けた施策も実施できます。

しかし、他の業務もあるため、現在の運用を維持するだけで手一杯となってしまうのです。このような場合も広告運用自動化ツールが問題を解決できます。

広告運用自動化ツールは、広告の出稿や変更などを、効率良く進められる機能がありますので、通常の広告運用業務に掛かる時間は、大幅に短縮できます。

そこで余った時間を、生産的な作業に当てられるようになるのです。

 3.広告の成果が運用担当者のスキルに左右されてしまう

広告の成果が、運用担当者のスキルに左右されてしまうといった問題もよくある悩みです。事業会社の場合、社内に多数の広告運用経験者が在籍しているといったことは希なケースで、多くの場合は1~2名程度しかいません。

そのため、担当者のスキルが低ければ、広告の成果もそれなりにしか上がりません。また、万が一担当者が退職してしまうようなことがあれば、すぐにでも代わりの担当者を雇用するなどの対応に追われます。

ですが広告運用自動化ツールを使えば、ツールの判断に従って運用を進めるため、担当者が誰であっても同じ運用を実現できます。

仮に担当者が退職してしまった場合でも、ツールによって業務量は大幅に削減されていますので、社内の別の人間が他の業務と兼任するといったことも、不可能ではなくなるのです。

 

自社に合った広告運用自動化ツールを上手に選ぶ3つのポイント

自社に合った広告運用自動化ツールを上手に選ぶ3つのポイント

自社に合った広告運用自動化ツールを、上手に選ぶポイントを解説します。広告運用自動化ツールは複数あり、機能や特徴にも違いがありますので、その中から自社にぴったりのツールを選ぶ方法を見てみましょう。

  1. 対応可能媒体
  2. 費用感
  3. 使いやすさ

POINT1.対応可能媒体

まず第一に、広告運用自動化ツールの対応可能媒体をチェックしましょう。WEB広告にはGoogle広告・Yahoo!広告・Facebook広告・Twitter広告などたくさんの媒体があります。

必ず押さえなくてはならないのは、自社が運用したい広告媒体に対応しているかという点です。また、それだけではなく、できれば多くの広告媒体に対応できるツールを選ぶのがおすすめです。

仮に現在はGoogle広告のみ運用していたとしても、さらに利益を伸ばすために、将来的にFacebook広告やTwitter広告の運用を始めるかもしれません。

そうなった場合にツールが対応していないと、手動で運用するか、あるいは対応しているツールに乗り換える作業が発生してしまいます。

従って、なるべく多くの広告媒体に利用できる広告運用自動化ツールを選択することが望ましいでしょう。

POINT2.費用感

二つ目のポイントは、ツールの費用感です。広告運用自動化ツールは有料のツールとなりますので、必ずコストが掛かります。

もちろん広告運用自動化ツールを導入することで、広告運用の効率化と成果の向上を目指しますが、ツールの費用が高すぎると、返って自社の負担となってしまう恐れもあります。

そうならないためにも、利用を検討するツールがどのくらいの費用で利用できるのか、そしてその費用を支払った上で広告運用を進めても、コストの負担が重くなりすぎないかを確認しましょう。

POINT3.使いやすさ

三つ目のポイントは、ツールが使いやすい設計になっているかどうかです。どんなに広告運用を効率化してくれたり、成果を高めてくれるツールだったとしても、操作や設定が難しすぎて使いこなせなければ意味がありません。

特に広告運用経験者にしかわからないようなツールは、おすすめできません。広告運用自動化ツールに求めるのは、広告運用の効率化、そして成果の向上はもちろんのこと、誰でも簡単に広告運用を実施できるという点も、忘れずにチェックした上で、導入を進めましょう。

 

おすすめの広告運用自動化ツール5選

ここからは、おすすめの広告運用自動化ツールを5つご紹介します。各ツールの特徴などを見極めた上で、自社に合ったツールを見つけてみてください。

ツール 特徴 こんな方におすすめ
Shirofune(シロフネ) 広告運用作業の9割以上を削減、広告効果のアップに関する提案も自動化。 広告運用経験がない方
ROBOMA AI(ロボマエーアイ) SNS広告に特化。アカウント運用も同時に実行可能。 Facebook広告、Twitter広告を自動化したい方
Perpetua(パーペチュア) Amazon広告運用専用のAI技術を用いた自動化・効率化ツール Amazon広告運用をされている方
AdSIST(アドシスト) ECサイト専用 ネットショップを運営している方
Lisket(リスケット) 予算管理とレポート作成を自動化 広告媒体の管理を自動化したい方

今回ご紹介する5つのツールをまとめた表です。それぞれできることが異なっており、もっとも汎用性が高いのはShirofuneです。

その他のツールは、一部の機能に特化している、あるいは特定のジャンル専用のツールとなっています。それぞれの詳しい情報については、この後解説していきます。

1.Shirofune(シロフネ)

shirofune

引用元:Shirofune

 特徴・機能

Shirofuneは、広告運用の自動化により、広告運用作業工数の削減と広告効果アップを目的としたツールです。広告運用経験がなくても運用できるように、簡単な操作が特徴です。

効果が見込めるキーワードの自動提案、広告改善カードによる運用改善の提案、分析レポートの自動作成が利用できます。

 対応可能広告媒体

Shirofuneは、以下の広告媒体に対応しています。

  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • Facebook広告
  • Twitter広告
  • LINE広告

 費用

Shirofuneには2つの料金プランがあります。サポートプランは、サポート料金が追加されますが、毎月のオンラインサポートなどが受けられます。

料金プラン 料金
セルフプラン 月額広告費×5%(税抜)
サポートプラン 月額広告費×5%(税抜)+月額10万円(税抜)

こんな方におすすめ!

Shirofuneは、広告運用の経験がない場合や、広告運用に使う時間が確保できない方におすすめです。

多くの作業を効率化できるだけでなく、ツールからの提案に従って操作すると、広告効果の改善が期待できるため、運用ノウハウがなくても最適な運用を目指すことが可能です。

https://shirofune.com/

2.ROBOMA AI(ロボマエーアイ)

ROBOMA AI

引用元:ROBOMA AI

 特徴・機能

ROBOMA AIは、SNS広告運用に特化したツールです。広告の予算配分を自動で最適化する機能を備えています。

効果の高い時間帯に予算をアップする、効果が悪化したクリエイティブを停止するなど、細やかな調整が可能です。

さらに、自動でキーワードを追加、類似したフォロワーを持つアカウントを追加するなど、SNSアカウントの運用も実施できます。

 対応可能広告媒体

ROBOMA AIは、以下の広告媒体に対応しています。

  • Facebook広告
  • Instagram広告
  • Twitter広告

 費用

ROBOMA AIの料金プランは、広告費の金額に応じて変ります。

月額広告費 料金
20万円未満 10,000円
20~500万円未満 5%
500~1,000万円未満 4.5%
1,000~3,000万円未満 4%
3,000~5,000万円未満 3.5%
5,000万円以上 3%

こんな方におすすめ!

ROBOMA AIは、Facebook広告・Instagram広告・Twitter広告の効果を高めたいシーンでおすすめです。SNS広告運用経験を活かした機能が豊富に搭載されており、CPAやROIの改善に効果を発揮します。

https://roboma.io/ai/

2023年5月29日現在、ROBOMA AIのサービスサイトはアクセスができませんでした。そのため、サービス提供を終了している可能性がありますのでご注意ください。

3.Perpetua(パーペチュア)

Perpetua

引用元:Perpetua

 特徴・機能

Perpetua(パーペチュア)はAmazon広告運用をAI技術を用いて自動化・効率化できるツールです。全てのスポンサー広告に加え、 Amazon DSPにも対応しています。

広告予算と目標ACosの設定で簡単に利用することができる初心者に優しい操作性と、月額利用料のみの低コストな料金体系から、導入ハードルの低い自動化ツールです。

AIによる広告運用最適化だけではなく、視覚的にもわかりやすいレポート機能も兼ね備えています。

 対応可能広告媒体

Perpetua(パーペチュア)は、以下の広告媒体に対応しています。

  • Amazon広告
    • スポンサー広告(全て)
    • Amazon DSP

 費用

Perpetua(パーペチュア)の料金プランは、「ベーシックプラン」と「プレミアプラン」でそれぞれ5つのプランが用意されています。月額の広告費によって変動する料金体系です。

料金プラン 月額広告費 料金 プレミアプランの追加料金
Price Table A 10万円未満 $50/月 広告費の5%相当のUSD
Price Table B 10万円~25万円未満 $125/月 広告費の5%相当のUSD
Price Table C 25万円~50万円未満 $250/月 広告費の5%相当のUSD
Price Table D 50万円~100万円未満 $500/月 広告費の3.5%相当のUSD
Price Table E 100万円以上 広告費の6.5%/月 広告費の2.5%相当のUSD

こんな方におすすめ!

PerpetuaはAmazon広告をインハウスで運用されたい方に特にオススメのツールです。

低コストで導入可能でありながら、Amazon広告の運用負荷を大きく削減できます。インハウスでの継続的な改善ができるツールであるため、社内にAmazon広告の運用ノウハウを蓄積することも実現できます。

https://perpetua.io/ja/

 

4.AdSIST(アドシスト)

AdSIST

引用元:AdSIST

 特徴・機能

AdSISTは、ネットショップ集客に特化したツールです。主要なECシステムに対応しているので、簡単に同期することが可能です。

  • COLOR ME
  • MakeShop
  • BASE
  • shopify
  • WORDPRESS
  • futueshop
  • WooCommerce
  • Welcart

難しい設定などもないので、登録してするにネットショップの集客を開始できます。

 対応可能広告媒体

AdSISTは、以下の広告媒体に対応しています。

  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • Facebook広告
  • Instagram広告
  • LINE広告

 費用

AdSISTには3つの料金プランがあります。それぞれ月額料金と、運用手数料がかかります。

料金プラン 料金
フリープラン 0円/月+投入予算の30%
スタンダードプラン 5,000円/月+投入予算の15%
プレミアムプラン 10,000円/月+投入予算の10%

こんな方におすすめ!

AdSISTは、ネットショップの集客を自動化したい方におすすめのツールです。最低限の操作で集客を開始できるため、ショップ運営に集中しながら、集客を実行することが可能です。

https://adsist.ai/

5.Lisket(リスケット)

Lisket

引用元:Lisket

 特徴・機能

Lisketは、予算管理とレポート作成を自動化するツールです。広告運用データを自動で取得して、レポートを作成します。

複数の媒体を運用している場面では、媒体ごとのコストを瞬時に把握することができるため、広告運用効率をアップさせてくれます。

 対応可能広告媒体

Lisketは、以下の広告媒体に対応しています。

  • Google広告
  • Yahoo!広告
  • YouTube広告
  • Facebook広告
  • Instagram広告
  • Twitter広告
  • indeed広告
  • SmartNews広告
  • TikTok広告

 費用

Lisketは、広告アカウント上限数に応じた料金プランとなっています。

広告アカウント上限数 料金
100 22,000円(税込)/月
200 44,000円(税込)/月

こんな方におすすめ!

Lisketは、予算管理とレポート作成のみを自動化したい方におすすめです。予算調整やキーワードの追加などは手動で行いたいけれど、予算管理やレポートの作成には時間をかけたくない場合、Lisketが活用できます。

https://lisket.jp/

※参考:Lisket(リスケット)について詳しく解説した記事はこちら
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WEB広告運用の効率化を目指すなら広告レポート自動化ツールもおすすめ

WEB広告運用の効率化を目指すなら、広告レポート自動化ツールもおすすめです。広告運用を自動化しても、分析や社内で共有するためのレポート作成に時間を取られてしまっては、広告運用の効率化としては不十分です。

そこで、広告レポート自動化ツールを使うことによって、レポート作成も自動化してしまいましょう。

広告レポート自動化ツールとは?

広告レポート自動化ツールとは

広告レポート自動化ツールとは、広告レポートの作成を自動化するツールです。広告運用を行う場面では、レポートの作成に時間がかかってしまう、上手なレポートが作成できないといった悩みがあります。

そうした悩みを一気に解決できるのが、広告レポート自動化ツールです。

※参考:広告レポート自動化ツールについて詳しく解説した記事はこちら
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広告レポート自動化ツールと広告運用自動化ツールの違い

広告レポート自動化ツールは、あくまで「レポート作成」を自動化するツールです。広告運用自動化ツールのように、広告運用を自動化する機能はありません。

ただし、レポート作成に特化しているため、作業効率のアップはもちろんですが、さまざまなテンプレートを用いて、わかりやすいレポートを自動で作成することが可能です。

広告レポート自動化ツールの利用はこんな人に特におすすめ!

広告レポート自動化ツールは、レポートの作成に時間をかけたくない方、誰にでもわかりやすいレポートを自動で作成したい方におすすめです。

広告レポート自動化ツールは、広告運用データの取得からレポート作成まで、一連の作業を自動で行います。また、レポート自体もわかりやすく、分析にも活用できる仕様となっているので、そのまま分析用のデータとして活用したり、社内への共有にも利用できます。

広告レポート自動化ツールの費用

広告レポート自動化ツールの費用は、広告運用自動化ツールに比べるとやや安くなる傾向があります。これはレポート作成に特化したツールであるためです。

広告運用ではなくレポート作成に費用をかけることに抵抗を感じる方もいらっしゃるかもしれませんが、広告運用の状況を正しく把握する、そして効率良く分析を行うためには、広告レポートは非常に重要な役割を担います。

そのため、費用に見合った、あるいはそれ以上の価値を得られるでしょう。

 

広告レポート自動化におすすめのツール3選

ここからは、広告レポート自動化におすすめのツールを3つご紹介します。広告運用の自動化は不要という方も、レポート作成の自動化について、各ツールの特徴を見た上で検討してみてください。

1.Databeat Explore

Databeat Explore

引用元:Databeat Explore

 特徴・機能

Databeat Exploreは、広告の運用データを自動で収集します。更新も自動で行うので、広告媒体の管理画面へアクセスして、データを抽出する作業は不要になります。

収集したデータは、複数のテンプレートによってレポート化されます。マーケターが見たい数字を見やすく表示していますので、データ分析にも最適です。

なお、Databeat ExploreはExcelやGoogleスプレッドシート、各種BIツールへのデータ出力にも対応していますので、好みのフォーマットでのエクスポートが可能です。

 

Databeatサービスサイト

 

 費用

Databeat Exploreは、2種類の料金プランがあります。

料金プラン 料金
アカウント数課金プラン 広告アカウント数×330円(税込)
広告費課金プラン 広告費×0.3%

こんな方におすすめ!

Databeat Exploreは、複数の広告媒体の運用を行っており、レポート作成に時間を割けない方におすすめです。

Google広告やYahoo!広告、SNS広告などあらゆる広告媒体に対応できますので、レポート作成だけでなく、進捗状況などの確認も簡単に実施できるようになります。

※主要広告レポート自動化ツールを様々な観点から比較した資料を配布しています。是非ご覧下さい。

2.アドレポ

アドレポ

引用元:アドレポ

 特徴・機能

アドレポは、レポート作成工数を1/3に削減できるツールです。あらかじめ用意されているレポートテンプレートの他、好みに応じて自由にフォーマットをカスタマイズできます。

また、広告データを集計後、レポート作成時に「考察」まで作成できるので、データの分析に関する考察を含めた形のレポートを自動作成することが可能となります。

 費用

アドレポの料金プランは、月額基本料が33,000円(税込)からで、細かい料金はお問い合わせが必要となっています。

こんな方におすすめ!

アドレポは、データ分析による考察まで含めた広告レポートを自動作成したい方におすすめです。ただ数値をまとめるだけでなく、運用結果から読み取れることなども自動で出力できますので、考察内容を運用改善に活用することも可能です。

https://ad-repo.com/

※参考:アドレポについて詳しく解説した記事はこちら
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3.AD EBiS

AD EBiS

引用元:AD EBiS

 特徴・機能

AD EBiSは、広告流入と広告以外からの流入を含む、すべての流入を計測することが可能なツールです。流入元別の効果を可視化して、もっとも貢献度が高い広告媒体を特定できます。

また、コンバージョンまでに接触した広告を可視化する機能もあり、アトリビューション分析によって、広告の間接効果を数値化することもできます。

※参考:アトリビューション分析について詳しく解説した記事はこちら
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 費用

AD EBiSには3つの料金プランがあります。詳しい料金については、見積もりが必要です。

料金プラン 詳細
ライト ~50,000クリック数/月
スタンダード ~400,000クリック数/月

~3,000,000PV数/月

個別お見積もり 400,001~クリック数/月

3,000,001~PV数/月

こんな方におすすめ!

AD EBiSは、複数の広告を運用していて、それぞれの広告の効果を明確にしたい方におすすめです。複数の媒体を利用していると、コンバージョン数や費用対効果の差が見えてきます。

しかし、広告の間接効果を可視化しなければ、それぞれの媒体がどの程度コンバージョンに貢献しているのかを、正確に把握することはできません。

AD EBiSのアトリビューション分析を利用すれば、広告の直接効果と間接効果がはっきりと認識できるようになります。

https://www.ebis.ne.jp/

※参考:アドエビスについて詳しく解説した記事はこちら
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※参考:運用自動化ツール以外に、運用代行を検討している方におすすめの記事はこちら
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まとめ

広告運用自動化ツールは、広告運用の作業を大幅に削減できるツールです。広告運用に割くリソースが確保できず、なかなか手が出せない、十分な運用を行えないといったシーンで効果を発揮します。

また、AIによって広告の運用改善につながる提案も自動で受けられるため、広告運用初心者でも効果の出る運用を実現できます。

さらに、広告レポート自動化ツールもおすすめです。広告レポート自動化ツールは、広告運用の自動化機能はありませんが、レポート作成の工数削減が可能です。

見やすいレポートが自動で作成できますので、広告運用に関する分析効率の向上も期待できるでしょう。

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