Yahoo!広告の種類と上手な選び方完全ガイド!広告の種類・特徴から費用、メリット・デメリットまで詳しく解説

Yahoo!広告の種類と上手な選び方完全ガイド!広告の種類・特徴から費用、メリット・デメリットまで詳しく解説

Yahoo!広告といえば、WEB広告の代表的な媒体の一つとして、多くの企業が利用しています。Yahoo!広告と一口に言っても、さまざまな種類の広告が利用できるため、幅広いマーケティングに利用できます。

そこで今回こちらの記事では、Yahoo!広告の種類や特徴、費用、そしてメリットデメリットなどを詳しく解説していきます。

目次

Yahoo!広告とは?基礎知識を詳しく解説

はじめにYahoo!広告の基礎知識から見ていきましょう。Yahoo!広告とはどのような広告なのか、Google広告との違い、他の広告媒体との比較などを解説します。

Yahoo!広告とは?

Yahoo!広告とは?

引用元:Yahoo!

Yahoo!広告とは、Yahoo!が提供するWEB広告サービスです。主にYahoo!が運営するサイト上などに、広告を配信できます。

上図はYahoo!広告の中でも特によく利用される、ディスプレイ広告とリスティング広告です。現在はYahoo!広告という名称ですが、以前は「Yahoo!プロモーション広告」という名称でした。

 Yahoo!広告とGoogle広告の違い

Yahoo!広告とGoogle広告の違いは、大きく分けると以下の3点です。

  • ユーザー層
  • 配信面
  • 広告の設定

Yahoo!はGoogleに比べ、PCユーザーや高年層ユーザーが多い傾向があります。また、Yahoo!広告はYahoo!関連メディアに、Google広告はGoogle関連メディアが配信面となります。

その他、マッチタイプや広告表示オプション、ターゲティングに入稿規定など細かな違いはありますが、Yahoo!広告とGoogle広告どちらを利用するかで、広告効果に大きな違いが出ることはあまりありません。

他の広告手段と比較した際のYahoo!広告の3つのメリット

他の広告手段と比較した際の、Yahoo!広告のメリットを3つご紹介します。広告媒体の選定をされる場合は、以下を参考に検討してみてください。

  1. 「Yahoo! JAPAN」に広告を掲載できる
  2. Yahoo!の担当者からサポートを受けられる
  3. 質の高いメディアへ広告を掲載できる

 1.「Yahoo! JAPAN」に広告を掲載できる

Yahoo!広告を利用する最大のメリットは、国内最大級のポータルサイト「Yahoo! JAPAN」に広告を掲載できる点です。

「Yahoo! JAPAN」は、月間約810億ページビューを誇るポータルサイトなので、ここへ広告を掲載できれば、多くのYahoo!ユーザーの目に留まります。

また、Yahoo!ユーザーはGoogleに比べPCユーザー、そして高年層ユーザーが多いので、これらのユーザー層をターゲットとする場合にもおすすめです。

 2.Yahoo!の担当者からサポートを受けられる

Yahoo!広告は、サポートが良いことでも知られています。Yahoo!広告を利用する際、管理画面の設定方法や運用方法について、Yahoo!のコンサルタントがサポートしてくれます。

Yahoo!広告初心者の場合は、キーワードの選び方や広告の作成方法までレクチャーしてくれるので、はじめてYahoo!広告を利用する場合でも安心です。

 3.質の高いメディアへ広告を掲載できる

Yahoo!広告の配信面は、Yahoo!が直接運営するサイトだけではありません。これはGoogle広告も同様で、それぞれ提携しているメディアにも、広告が配信される仕組みとなっています。

この提携メディアですが、Yahoo!広告の配信先は「法人が運営するメディア」に限定されています。Google広告は特にそういった決まりはないので、個人が運営するブログなどにも、広告が配信されます。

配信面が法人の運営するメディアに限定されているということは、質の高いメディアにのみ、広告を掲載できるということになります。

低品質なブログなどに広告が表示されると、ユーザーからの印象が悪くなるといったリスクもあるため、法人メディアに限定して広告を掲載できる、Yahoo!広告を利用するメリットのひとつとなっています。

Yahoo!広告の強みを効果的に活用できるシーン

Yahoo!広告は、「Yahoo! JAPAN」や法人運営のメディアに広告を掲載できる点などから、商品やサービスの認知向上・ブランディングで、効果的に活用できます。

また、ユーザー層の特徴を活かすのであれば、PCユーザーや高年層をターゲットとする商品・サービスの広告にもおすすめです。

Yahoo!広告の費用相場

Yahoo!広告の費用相場は、クリック単価が80円から1,000円程度、インプレッション単価は1,000回表示あたり50円から100円程度となります。

どちらも競合や市場の影響により、大きく変化する場合があります。また、業種によっても単価相場は異なります。

なお、月間の費用相場は少なくても10万円から30万円程度の予算を確保した上で、運用するのがおすすめです。

少額の予算からでもYahoo!広告は利用できますが、予算が少なすぎると十分な効果を発揮できない可能性があるからです。

※参考:Yahoo!広告の料金について詳しく解説した記事はこちら
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Yahoo!広告の料金がまるわかり!課金方式から代理店手数料まで詳しく解説

Yahoo!広告の種類とメリット・デメリット

Yahoo!広告の種類とメリット・デメリットを見ていきましょう。ここでは、3種類のYahoo!広告について詳しく解説していきます。

Yahoo!広告の種類まとめ

Yahoo!広告の種類 メリット デメリット こんな方にオススメ!
スポンサードサーチ(検索広告) 顕在層へリーチできる 認知されていない商材には向かない 自社サイトからのコンバージョン数を伸ばしたい方
ディスプレイ広告(YDN) 潜在層へリーチできる コンバージョン目的では効果を発揮しにくい 商品の認知向上やブランディングを実施したい方
ショッピング広告 Yahoo!ショッピングの販売数を向上できる Yahoo!ショッピングに出店していないと利用できない Yahoo!ショッピングに出店している方

Yahoo!広告は、大きく分けると3種類です。いわゆるリスティング広告にあたるのが「スポンサードサーチ(検索広告)」、そしてディスプレイ広告のYDN、最後にショッピング広告です。

それぞれ得意な分野と不得意な分野が異なるので、どういった目的でYahoo!広告を利用するのか次第で、選択肢が決まります。

Yahoo!広告の種類1:スポンサードサーチ(検索広告)

Yahoo!広告の種類1:スポンサードサーチ(検索広告)

引用元:Yahoo!

スポンサードサーチ(検索広告)は、いわゆるリスティング広告の一種です。検索連動型なので、ユーザーがYahoo!で検索したキーワードに連動した広告が表示されます。

検索結果上部に広告が配置されることから、自然検索結果よりもクリックされやすい特徴があります。

 スポンサードサーチ(検索広告)のメリット

スポンサードサーチ(検索広告)は、ユーザーの検索キーワードに連動した広告が表示されるため、顕在層ユーザーに直接リーチできるメリットがあります。

クリック率やコンバージョン率も、他の広告に比べて高くなる傾向があります。

 スポンサードサーチ(検索広告)のデメリット

スポンサードサーチ(検索広告)は、商品やサービスの認知向上やブランディングには、あまり効果を発揮できません。

テキストのみの広告である点、ユーザーが検索したキーワードに連動して表示される点などから、商品やサービスのことを知らないユーザーに対しては、リーチが難しくなります。

 スポンサードサーチ(検索広告)はこんな方にオススメ!

スポンサードサーチ(検索広告)は、自社サイトの商品やサービスを販売したい方、販売数を向上させたい方におすすめです。

適切なキーワードで広告を表示させれば、ユーザーが自社サイトを訪問する確率が高く、コンバージョンにつながりやすい広告といえます。

Yahoo!広告の種類2:ディスプレイ広告(YDN)

Yahoo!広告の種類2:ディスプレイ広告(YDN)

引用元:Yahoo!

ディスプレイ広告(YDN)は、画像や動画を使った広告です。Yahoo!のトップページやYahoo!ニュース、提携先メディアに配信されます。

比較的大きなサイズなので、サイトを訪れたユーザーの目に留まりやすい広告です。

 ディスプレイ広告(YDN)のメリット

ディスプレイ広告(YDN)のメリットは、視認性の高さと、潜在層へリーチできる点です。リスティング広告に比べ、ユーザーの目に留まりやすくなります。

また、写真やイラスト、動画などを利用できるため、多くの情報をユーザーに伝えられるといったメリットもあります。

さらに、リスティング広告が不得意とする潜在層へのリーチを得意とするのも、ディスプレイ広告(YDN)の特徴です。

 ディスプレイ広告(YDN)のデメリット

ディスプレイ広告(YDN)のデメリットは、コンバージョン数向上を目的とした広告運用に不向きな点です。

コンバージョン獲得ができないということではありませんが、ユーザー自らキーワードを検索して表示されるリスティング広告に比べると、たまたま閲覧しているサイト上に表示されるディスプレイ広告(YDN)は、コンバージョン獲得向きとはいえません。

 ディスプレイ広告(YDN)はこんな方にオススメ!

ディスプレイ広告(YDN)は、商品やサービスの認知向上・ブランディングにオススメです。まだ世間に認知されていない新商品などの、ブランディング目的での運用に向いています。

また、過去に自社サイトを訪問したことがあるユーザーへ広告を配信する、リターゲティング配信を行って費用対効果を向上させるのもおすすめです。

※参考:YDNのサイトリターゲティングについて詳しく解説した記事はこちら
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Yahoo!広告の種類3:ショッピング広告

Yahoo!広告の種類3:ショッピング広告

引用元:Yahoo!

ショッピング広告は、Yahoo!ショッピングに出店しているストアの商品を、広告として配信できます。上図のように、Yahoo!検索の結果画面にも表示されるため、ダイレクトに商品ページへの流入を促すことが可能です。

 ショッピング広告のメリット

ショッピング広告のメリットは、Yahoo!ストアの商品のコンバージョン数を向上させられる点です。バナー広告やテキスト広告、アイテムマッチなどYahoo!ショッピング内に掲載できる広告のほか、Google広告やYahoo!トップに掲載できるソリューションパッケージなども利用できます。

 ショッピング広告のデメリット

ショッピング広告野デメリットは、Yahoo!ショッピングに出店していない場合は、基本的に利用できない点です。

ショッピング広告は、あくまでYahoo!ショッピングのストア内の商品を広告として配信しますので、ストアを持っていない方にとっては、基本的に利用する意味はありません。

 ショッピング広告はこんな方にオススメ!

ショッピング広告は、Yahoo!ショッピングにストアを出店していて、商品の販売数を向上させたい方におすすめです。

広告を利用しないと、Yahoo!ショッピング内で検索を行わないかぎり、ユーザーが商品へたどり着くことは基本的にありません。

しかしショッピング広告を使えば、Yahoo!検索やGoogle検索からの流入も見込めるため、コンバージョン数をアップさせられる可能性が高まります。

 

自社に適したYahoo!広告の種類を上手に選ぶポイント

自社に適したYahoo!広告の種類を上手に選ぶポイントについて解説します。3つのYahoo!広告の中から、適切な広告を選ぶポイントを理解した上で、広告を選択しましょう。

  1. Yahoo!広告を運用する目的に沿って選ぶ
  2. 商品やサービスの認知度に合せて選ぶ
  3. 費用対効果で選ぶ

POINT1:Yahoo!広告を運用する目的に沿って選ぶ

一つ目のポイントは、Yahoo!広告を運用する目的に沿って選ぶことです。さまざまな目的でYahoo!広告を運用することがありますので、まずは目的を明確にします。

シンプルに自社商品の販売数を伸ばすことが目的であれば、スポンサードサーチ(検索広告)の利用がおすすめです。

スポンサードサーチ(検索広告)は、顕在層ユーザーへのリーチを得意としており、クリック率やコンバージョン率が他の広告よりも高くなる傾向があります。

また、Yahoo!ショッピングに出店しているストアの販売数を伸ばす目的なら、ショッピング広告となります。

POINT2:商品やサービスの認知度に合せて選ぶ

販売したい商品やサービスの認知度によっても、選ぶ広告は変ります。それなりに認知されている商材であれば、スポンサードサーチ(検索広告)を利用して問題ないでしょう。

しかし、新しく発売する商品やサービスの場合、世間に認知されていないことが想定されるため、いきなりスポンサードサーチ(検索広告)を利用してもなかなか獲得数を伸ばしにくく、費用対効果も高くない場合が多いのです。

そこで、まずはディスプレイ広告(YDN)を利用します。ディスプレイ広告(YDN)は、ユーザーの属性を指定して広告を配信できますので、商品のターゲットとなる潜在層ユーザーへリーチできます。

その上で、スポンサードサーチ(検索広告)を利用すれば、費用対効果を高めつつ、Yahoo!広告の運用が実施できます。

POINT3:費用対効果で選ぶ

Yahoo!広告を運用するにあたり、費用対効果が気になるところです。スポンサードサーチ(検索広告)とディスプレイ広告(YDN)を比べた場合、基本的にはディスプレイ広告(YDN)の方が単価が安いため、費用対応効果は高くなります。

ただし、コンバージョン数を確実に増やすことができるのは、スポンサードサーチ(検索広告)です。よって、広告に予算を割けるのであれば、スポンサードサーチ(検索広告)がおすすめです。

あまり予算を多く割けない状況であれば、ディスプレイ広告(YDN)や、サイトリターゲティングを利用してみましょう。

 

Yahoo!広告のディスプレイ広告(YDN)の種類を更に詳しく解説

Yahoo!広告のディスプレイ広告(YDN)の種類を更に詳しく解説していきます。ディスプレイ広告(YDN)の種類、そしてそれぞれの特徴などを見ていきましょう。

Yahoo!広告のディスプレイ広告(YDN)の種類まとめ

ディスプレイ広告(YDN)の種類 特徴 こんな方にオススメ!
バナー広告 画像や動画によって視認性を高められる 商品の認知向上・ブランディング
レスポンシブ広告 デバイスに合わせて最適な表示が可能 スマートフォンユーザーを対象とした広告配信
動的ディスプレイ 商品リストから最適な商品を表示 複数の商品を販売するECサイト向け
テキスト リスティング広告のようなシンプルな表示 手間をかけず広告を配信したい場合

ディスプレイ広告(YDN)には4つの広告形式があります。基本的にはバナー広告やレスポンシブ広告を利用すると思いますが、ECサイトを運営している場合に、複数の商品をユーザーに提示するには、動的ディスプレイが最適です。

また、動画や画像のクリエイティブを作成する時間がないといった場合には、リスティング広告のように簡単な設定で配信できるテキスト形式が利用できます。

ディスプレイ広告(YDN)の種類1:バナー広告

ディスプレイ広告(YDN)の種類1:バナー広告

引用元:Yahoo!広告

 ディスプレイ広告(YDN)のバナー広告の特徴

バナー広告は、ディスプレイ広告(YDN)の中でもっとも良く利用される形式です。画像や動画クリエイティブを使った広告を配信します。

Yahoo!トップページやYahoo!ニュースなどに掲載できるため、ユーザーの視認性も高く、リーチ数を高めやすい広告です。

 こんな人におすすめ

バナー広告は、商品の認知向上やブランディングを行う際におすすめです。画像や動画によって、多くの情報や商品の魅力を伝えることが可能です。

ディスプレイ広告(YDN)の種類2:レスポンシブ広告

ディスプレイ広告(YDN)の種類2:レスポンシブ広告

引用元:Yahoo!広告

 ディスプレイ広告(YDN)のレスポンシブ広告の特徴

レスポンシブ広告は、ユーザーが利用するデバイスのサイズに合わせて表示できる広告です。PCで見ても、スマートフォンで見ても最適な表示になるので、ユーザーの目に留まりやすい特徴があります。

 こんな人におすすめ

レスポンシブ広告は、YDNで積極的にコンバージョンを狙いたい場合におすすめです。デバイスに合わせて表示できるレスポンシブ広告は、インフィード広告にも配信できるメリットがあります。

つまり、通常のYDNよりも多くの配信面へ広告を掲載できるのです。また、クリック率やコンバージョン率も高いことから、認知向上よりもコンバージョン獲得におすすめです。

ただし、クリック数が多くなることが予想されるため、広告費がやや高騰するケースもあります。

ディスプレイ広告(YDN)の種類3:動的ディスプレイ

ディスプレイ広告(YDN)の種類3:動的ディスプレイ

引用元:Yahoo!広告

 ディスプレイ広告(YDN)の動的ディスプレイの特徴

動的ディスプレイは、いわゆるダイナミック広告です。ユーザーごとに、最適な商品の画像を用いた広告を表示できるため、高い効果が見込めます。

 こんな人におすすめ

動的ディスプレイは、複数の商品を取り扱っている場合におすすめです。商品数が多いと、商品ごとのクリエイティブを作成することはなかなか難しいですが、動的ディスプレイの場合は、商品リストを作成しておけば、クリエイティブを作成する必要はありません。

商品リストの中から、ユーザーが興味を持ちそうなものを自動的にピックアップして表示できます。

ディスプレイ広告(YDN)の種類4:テキスト

ディスプレイ広告(YDN)の種類4:テキスト

引用元:Yahoo!広告

 ディスプレイ広告(YDN)のテキストの特徴

テキスト広告は、ディスプレイ広告(YDN)の中で唯一画像も動画も使用しない広告です。配信面はバナー広告と同じですが、表示されるのはタイトル・説明文・サイトURLのみになります。

 こんな人におすすめ

テキスト広告は、すぐにディスプレイ広告(YDN)の広告配信を行いたい場合におすすめです。掲載面はディスプレイ広告(YDN)と同じですが、クリエイティブが必要ないので、すぐに広告の配信設定が完了します。

画像や動画を使用する場合は、クリエイティブの制作に時間がかかってしまいますが、どうしてもすぐに広告を配信したいという場合には、テキスト広告を使えば時間をかけずに配信スタートできます。

 

Yahoo!広告のショッピング広告の種類を更に詳しく解説

Yahoo!広告のショッピング広告の種類を更に詳しく解説していきます。ショッピング広告は、Yahoo!ストアの売り上げ向上にとても大きな影響を与えます。

出店している方、出店を検討しているかたは、ぜひここで学んでおきましょう。

Yahoo!広告のショッピング広告の種類まとめ

広告の種類をまとめた一覧表です。広告は全部で4種類あります。

ショッピング広告の種類 特徴 こんな方にオススメ!
ストアマッチ広告 検索キーワードに応じた広告を表示 販売数を伸ばしたい商品
PRオプション ストア内の検索結果や、おすすめ商品に掲載 Yahoo!ショッピングのイベント開催時
バナー・テキスト広告 Yahoo!ショッピングトップ等に表示 認知向上やブランディング
ソリューションパッケージ Yahoo!ショッピング外に広告を配信 Yahoo!ショッピング外からも新規顧客を獲得したい場合

ショッピング広告は、基本的にYahoo!ショッピング内で運用します。

それぞれ特徴が異なりますので、一つずつ試して見るのも良いですが、複数の広告を掛け合わせることで、さらに効果を高められます。

また、ソリューションパッケージのみ他の広告と違って、他の媒体にも広告を掲載可能です。Googleの検索結果に表示されるものも、その一つです。

ショッピングの種類1:ストアマッチ広告

ストアマッチ広告

引用元:Yahoo!ショッピング

 ショッピング広告のストアマッチ広告の特徴

アイテムマッチとも呼ばれている広告です。カテゴリトップなどに表示されています。

商品画像に「PR」と書かれているものが、広告になります。

 こんな人におすすめ

商品の検索やカテゴリに合わせて表示できる、比較的簡単な運用方法となります。

よって、Yahoo!ショッピング広告をはじめて利用する方におすすめです。徐々に他の広告も利用していくとよいでしょう。

ショッピングの種類2:PRオプション

PRオプション

引用元:Yahoo!ショッピング

 ショッピング広告のPRオプションの特徴

商品の検索結果や、おすすめ商品に掲載される広告です。設定料率を調整することで、掲載場所を上位に上げることができます。

 こんな人におすすめ

イベント開催時など、ユーザーが多く集まるタイミングでの利用がおすすめです。

PRオプションは設定料率を自由に変更できるため、販売が伸びることが予想される時期に料率を上げれば、短期間で販売数を大幅に伸ばせる可能性があります。

ショッピングの種類3:バナー・テキスト広告

ショッピングの種類3:バナー・テキスト広告

引用元:Yahoo!ショッピング

 ショッピング広告のバナー・テキスト広告の特徴

「通常広告」と「販促広告」があります。通常広告は、上図のようにTOPへ掲載されます。

販促広告は、季節ごとのイベントに合せた広告が掲載されます。

 こんな人におすすめ

自社のストアへの流入数を増やしたい場合におすすめです。TOPに大きく表示されるので、商品検索で上位表示されていなくても、ユーザーの流入を見込むことが可能です。

ショッピングの種類4:ソリューションパッケージ

ショッピングの種類4:ソリューションパッケージ

引用元:Google

 ショッピング広告のソリューションパッケージの特徴

Yahoo!ショッピングの外に広告を配信できます。Yahoo!トップページや、Googleの検索結果などが配信先となります。

 こんな人におすすめ

Yahoo!ショッピング以外からも新規顧客を獲得したい場合におすすめです。また、商品ページへアクセスしたユーザーに対し、リターゲティングを行いたい場合にも利用できます。

 

Yahoo!広告の選定や設定、運用を代理店に依頼することもおすすめ

Yahoo!広告の選定や設定、運用を代理店に依頼することもおすすめ

さまざまなYahoo!広告の種類について解説してきましたが、実際に自社で運用するとなると、広告の選定から設定、運用など多くの工数が発生します。

また、最適な選択と設定を行わなければ、求める効果が期待できないことから、Yahoo!広告初心者の方にはややハードルが高いと感じられるかもしれません。

そのような場合におすすめなのが、広告代理店の利用です。

Yahoo!広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット

Yahoo!広告の運用代行を代理店に依頼するメリットをご紹介します。

  1. 最適な広告の選定、運用が可能になる
  2. Yahoo!広告を運用するリソースを確保できる
  3. Yahoo!広告以外の選択肢も増える

 メリット1.最適な広告の選定、運用が可能になる

代理店はYahoo!広告について熟知していますので、最適な広告の選定から運用まで実現することが可能です。

自社の商材にはどの広告を利用するのが最適なのか、どのような設定をすれば高い効果が見込めるのかなど、運用経験やノウハウがなければ難しいものです。

自社での運用に不安がある場合は、代理店に運用代行してもらいましょう。

 メリット2.Yahoo!広告を運用するリソースを確保できる

代理店の運用代行は、Yahoo!広告の運用全般を担ってもらうことが可能です。Yahoo!広告を運用するためには、広告の準備から作成、ターゲティングの設定、そして運用とデータ管理など、多数の作業が必要です。

リソースに余裕がない状態で運用をはじめてしまうと、本来の業務が滞るなどのリスクもあります。もしリソースの余裕がない場合は、代理店の運用代行を利用するのが良いでしょう。

 メリット3.Yahoo!広告以外の選択肢も増える

代理店はYahoo!広告以外の広告運用も行っているところがほとんどです。そのため、Yahoo!広告以外の選択肢も増えます。

はじめはYahoo!広告の運用代行を依頼していた場合でも、他の広告媒体の方が自社の商品を販売するのに適しているといったケースがあります。

また、Yahoo!広告と他の広告媒体を併用することで、大きな効果が期待できる場合もあります。このような場面でも、代理店ならスムーズに複数の広告媒体の運用を担ってもらえます。

Yahoo!広告に強みを持つ代理店を上手に選ぶポイント

Yahoo!広告に強みを持つ代理店を上手に選ぶポイントをご紹介します。

  1. Yahoo!の認定を受けた代理店を選ぶ
  2. 自社が取り扱うジャンルの広告運用実績を確認する
  3. 手数料が相場以上の設定になっていないか確認する

 POINT1:Yahoo!の認定を受けた代理店を選ぶ

代理店を選定する際は、Yahoo!の認定を受けた正規代理店を選ぶのがおすすめです。正規代理店とは、Yahoo!が広告運用実績を認めた代理店にのみ与えるものです。

認定を受けているということは、最低限の広告運用スキルや知識を保有していることが確認できます。

 POINT2:自社が取り扱うジャンルの広告運用実績を確認する

代理店が、過去に自社が取り扱うジャンルの広告運用をしたことがあるかどうかも確認しましょう。

POINT1で解説しましたように、正規代理店であれば、一定の運用スキルがあると判断できますが、さらに自社の商品ジャンルの運用を行った経験があれば、スムーズに運用が進められます。

代理店のホームページで確認してみて、見当たらなければ直接代理店に問い合せてみましょう。

 POINT3:手数料が相場以上の設定になっていないか確認する

代理店の運用代行を利用する場合、手数料の支払いが発生しますので、手数料の設定内容もチェックしましょう。

Yahoo!広告の運用代手数料は、広告費の20%程度が相場となっています。これよりも高い設定の代理店は、あまりおすすめしません。

あまりコストをかける余裕がない場合には、相場よりも安く請け負ってもらえる代理店を利用するとよいでしょう。

 

Yahoo!広告の運用代行に強みをもつおすすめ代理店3選

Yahoo!広告の運用代行に強みをもつおすすめ代理店を3社ご紹介します。代理店の利用を検討されている方は、こちらの代理店を参考にしてみてください。

株式会社キーワードマーケティング

株式会社キーワードマーケティング

引用元:https://www.kwm.co.jp/

こんな方におすすめ!

  • Yahoo!広告運用のインハウス化も検討している方

 株式会社キーワードマーケティングの強み

株式会社キーワードマーケティングは、WEB広告の運用やコンサルティングを行っている代理店です。

広告運用は、リスティング広告やSNS広告、データフィード広告、アプリ広告などに対応しています。Google広告とYahoo!広告、そしてFacebook広告につては、正規代理店にも選ばれています。

運用代行だけでなく、インハウス支援も行っているので、いずれYahoo!広告の運用を自社で行いたいという方におすすめです。

株式会社キーワードマーケティングの概要

・料金体系:初期費用:10万円/広告費の20%
・会社名:株式会社キーワードマーケティング
・本社所在地:東京都中央区築地7-2-1 THE TERRACE TSUKIJI 2F
・URL:https://www.kwm.co.jp/

株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)

株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)

引用元:https://rincrew.jp/

こんな方におすすめ!

  • 効果的なクリエイティブの制作も依頼したい

 株式会社メディアハウスホールディングスの強み

株式会社メディアハウスホールディングスは、WEB広告運用にクリエイティブ制作、WEB解析を行う代理店です。WEB広告はリスティング広告からSNS広告、アプリ広告など幅広く対応しています。

Google広告とYahoo!広告の正規代理店に認定されており、薬機法医療法遵守広告代理店認証「YMAA」も取得済みです。

株式会社メディアハウスホールディングスでは、広告運用からクリエイティブ制作、そしてWEB解析までをワンストップで実施できるため、Yahoo!広告の運用についてまったく知識がない方でも、安心して依頼できます。

株式会社メディアハウスホールディングスの概要

・料金体系:初期費用0円/広告費の20%
・会社名:株式会社メディアハウスホールディングス
・本社所在地:東京都新宿区神楽坂2-17 中央ビル6F
・URL:https://rincrew.jp/

株式会社PLAN-B

株式会社PLAN-B

引用元:https://www.plan-b.co.jp/

こんな方におすすめ!

  • Yahoo!広告の運用と平行して自社サイトのSEOも実施したい

 株式会社PLAN-Bの強み

株式会社PLAN-Bは、WEB広告運用やSEO、WEB制作、インフルエンサーマーケティングなどを行っている代理店です。

WEB広告はリスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告、ネイティブ広告、動画広告に対応しています。

また、Google広告、Yahoo!広告どちらも正規代理店の認定を受けています。株式会社PLAN-BはWEB制作やSEOにも強みを持っているため、Yahoo!広告の運用と同時に、自社サイトのSEOを実施して集客力を上げたい方におすすめです。

株式会社PLAN-Bの概要

・料金体系:初期費用0円/広告費の20%(広告費月額50万円から)
・会社名:株式会社PLAN-B
・本社所在地:大阪府大阪市西区新町 1-28-3 四ツ橋グランスクエア 6 階
・URL:https://www.plan-b.co.jp/

※参考:Yahoo!広告運用代行におすすめの代理店について詳しく解説した記事はこちら
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Yahoo!広告の広告効果検証におすすめのツール

Yahoo!広告の広告効果検証におすすめのツールをご紹介します。Yahoo!広告を運用する際は、必ず効果検証を行い、PDCAを回すのが鉄則です。

Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、Yahoo!広告の効果検証が可能なツールです。自動で運用データの集計から、レポート作成までを実施するため、利用するのに工数がかかりません。

Yahoo!広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

Yahoo!広告運用における「Databeat Explore」の活用ポイントを3つご紹介します。

 Yahoo!広告を含むあらゆる媒体のデータを自動で収集

Databeat Explore」は、Yahoo!広告を含むあらゆる広告媒体のデータを、自動で収集します。各広告の管理画面にログインして、レポートを作成してデータをダウンロードする、といった毎日の作業は不要となります。

 集めたデータは自由に出力可能

Databeat Explore」に集められたデータは、自由なフォーマットで出力できます。例えばExcelやGoogleスプレッドシートに出力して共有したり、Looker Studio(旧Googleデータポータル)やBIツールに出力して、別の形でデータを分析することも可能です。

さらに、Googleアナリティクスへ自動出力できるので、アナリティクスベースでの広告データ検証も実施できます。

 広告データの可視化に最適なテンプレートが利用可能

Databeat Exploreは、収集したYahoo!広告などのデータを、テンプレートによってレポート化します。テンプレートは複数用意されており、マーケターが見たい情報が閲覧できるように作られているため、Databeat ExploreだけでYahoo!広告やその他の広告を分析することが可能です。

 

まとめ

Yahoo!広告は、月間810億ページビューを超えるあの「Yahoo! JAPAN」にも広告を配信できます。広告の種類は3種類あり、それぞれ違った特徴を持っているので、広告の目的に合せた選択が可能です。

Yahoo!広告を自社で運用することに不安がある方は、代理店の利用も検討してみてください。代理店なら、ノウハウに基づいて的確な広告の選定、設定を行ってもらうことができます。

また、Databeat Exploreを使えば、効率的にYahoo!広告の効果検証が可能となりますので、自社運用をされる際にはご利用をご検討ください。

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