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広告レポート自動化ツール10選!レポートを速く楽に作るための選び方【初心者必見】

広告レポート自動化ツールは、WEB広告の運用業務を効率化する以外にも、多くのメリットがあります。そのため、現在WEB広告の運用を担当されている方には、ぜひ導入をおすすめしたいツールです。

そこで今回こちらの記事では、さまざまな広告レポート自動化ツールをご紹介していきたいと思います。また、広告レポートを自動化するメリットや、自動化ツール以外に効率化する方法なども解説しています。

WEB広告運用に携わる方は、ぜひご覧下さい。

 

目次

そもそも「広告レポートの自動化」をするメリットは?

そもそも「広告レポートの自動化」をするメリットは?

そもそも広告レポートの自動化をするメリットとはどのようなものがあるのでしょうか。具体的なメリットについて触れてみましょう。

  1. 広告レポート作成にかかる時間を削減できる
  2. テンプレートによって広告の効果を可視化できる
  3. ミスを防ぎ、生産性が向上する

目的1、広告レポート作成にかかる時間を削減できる

手動でレポートを作成する場合、まず広告媒体の管理画面へアクセスして、データをダウンロードします。複数の広告媒体を利用している場合は、媒体の数だけこの作業を行います。

そして、ダウンロードしたデータをひとつにまとめて、そこからグラフや表の作成を進めます。ある程度慣れてくれば短い時間でレポートを作成できるようになりますが、広告の管理画面の操作やExcelの操作など、初心者の方は思った以上に時間がかかってしまうものです。

広告レポートを自動化できれば、こうした作業は不要となりますので、その分別の業務にリソースを割り当てられるようになるメリットがあります。

目的2、テンプレートによって広告の効果を可視化できる

広告レポートを自動化できるツールは、テンプレートが付属されており、広告の効果を可視化するレポートが簡単に作成できます。

このテンプレートは、WEB広告を運用していく中で、必要なデータが見やすく、分析しやすく作成されています。もちろんそのままレポートとして社内で共有することもできますし、運用改善をするための分析にも利用できます。

ただ自動化するだけではなく、効果的な分析をサポートしてくれるのも、広告レポートの自動化を行うメリットの一つなのです。

目的3、ミスを防ぎ、生産性が向上する

広告レポートを自動化することは、ミスを防ぐことにつながります。手動で広告レポートを作成していると、どうしても入力漏れや間違いなどの人為なミスが発生しやすくなります。

自動化すれば手作業は必要なくなりますので、こうしたミス発生を限りなくゼロにすることが可能です。さらに、広告レポートを自動化することにより、正しいデータを瞬時に集められるため、他媒体同士の比較分析も容易になります。

こうしてさまざまな面で生産性が向上するのが、広告レポートを自動化するメリットです。

 

広告レポートを自動化するための3つの方法

広告レポートを自動化するための3つの方法をご紹介します。まずは、それぞれの方法でできることや、どんな方にオススメなのかを解説していきます。

方法 特徴・できること こんな方にオススメ!
Excelテンプレート 広告データを貼付けるだけでレポートが作成できる 広告レポートの自動化を試してみたい方
Looker Studio(旧Googleデータポータル) 連携したデータを自動で更新できる データ更新も自動で行いたい方
広告レポート自動化ツール 自動データ集計からレポート作成まですべて自動化 複数媒体の広告レポート作成を自動化したい方

方法1、Excelテンプレート

レポートテンプレート

引用元:Shirofune

 特徴・できること

Excelテンプレートは、広告のデータを入力または貼付けることによって、あらかじめ用意されたレポートテンプレートに数字が反映されます。

事前に表やグラフができあがっているため、データの更新作業のみでレポートが完成します。

 注意点

基本的なテンプレートはあらかじめ用意されていますが、クライアントに提出するレポートとして利用する場合は、ある程度自らカスタマイズする必要があります。

また、過去の広告データをExcelなどで管理したり、高度な自動化を実施する場合にはマクロを組む必要があるため、一定の知識が無いと扱いがやや難しいのが、Excelテンプレートです。

こんな方におすすめ!

  • 簡易的なレポート自動化を行いたい方
  • Excelの操作知識をある程度持っている方

方法2、Looker Studio(旧Googleデータポータル)

方法2、Googleデータポータル

引用元:glu

 特徴・できること

Looker Studioは、広告媒体などと連携させると、広告データが自動で更新されます。レポートは自由にカスタマイズできますが、あらかじめ作成されているテンプレートを利用する方法もあります。

 注意点

Looker Studioは、無料で利用できるメリットがありますが、詳しい使い方については自力で調べなければなりません。すでにあるテンプレートを利用すれば、それなりのレポートを作成できますが、自由度はやや落ちてしまいます。

また、基本的にGoogleが提供するサービスであるため、Google広告との相性は良いですが、その他の媒体と連携させるためには、多少手間がかかります。

クライアントにレポートを提出する場合も、体裁を整えるための作業は必要となります。

こんな方におすすめ!

  • Looker Studioの取り扱いに慣れている方
  • 広告レポート用のデータ更新作業を自動化してしまいたい方
※参考:Looker Studioの無料テンプレート活用方法について詳しく解説した記事はこちら
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 Looker Studioの使い方がわからない方は無料講座の受講がおすすめ

databeatonlineスクール

Looker Studioはでレポートを作成してしまえば、その後はワンクリックでデータ更新できるため、毎日データ集計する必要もありません。また、日次や月次など時系列で指標を分析する、PDCAを回すといった際にも非常に便利です。

しかし、Looker Studioでレポートを作成するにはデータソースの設定など、初心者にはやや難しい工程があります。「Databeat オンラインスクール」では、そんなLooker Studioの使い方をわかりやすくワークショップ形式で解説しています。

「Databeat オンラインスクール」は無料公開しておりますので、ぜひお気軽に受講してみてください。

方法3、広告レポート自動化ツール

広告レポート自動化ツールとは?

 特徴・できること

広告レポート自動化ツールは、WEB広告初心者の方でも簡単に広告媒体との連携が可能です。一度連携させてしまえば、その後は自動で広告データを取得し、レポート作成まで自動化できます。

また、使い方や活用方法について不明な点があれば、サービス提供会社によるサポートを受けられたり、広告データの管理も同時にできるメリットもあります。

 注意点

今回ご紹介した中でもっとも利便性が高く、WEB広告初心者の方にもおすすめできる広告レポート自動化ツールですが、さまざまなサービスがあるので、その中から最適なものを見つけなければなりません。

また、基本的に有料サービスとなるので、自分に合ったサービスをしっかりと見極めた上で利用する必要があります。

こんな方におすすめ!

  • 広告レポート作成をすべて自動化したい方
  • 広告データを一元管理したい方

 

広告レポート自動化ツールで解決できる課題

広告レポート自動化ツールで解決できる課題について見ていきましょう。広告レポート自動化ツールを利用すると解決できる、具体的な課題を3つ例に挙げてみました。

1. 複数の広告の分析結果をわかりやすく見せられる

複数の広告を運用していると、各媒体にアクセスしなければならないため、日々の進捗状況を確認するのにもある程度工数がかかります。

また、管理画面がバラバラなので、比較や分析を行うのにもデータをまとめるなどの作業が必要となります。こうした問題は、広告レポート自動化ツールを導入すれば、ダッシュボードでまとめて結果を閲覧できるので解決できます。

2. レポート作成の時間や手間が減らせる

広告レポート自動化ツールを使うと、WEB広告のレポート作成工数が大幅に削減できるため、レポートを作る時間と手間が減ります。

広告レポートは、単に数字を並べるだけのものではありません。データを抽出したら、現在の状況や推移を把握できるように、グラフ化するなどの作業も必要となります。

これが複数の広告を運用しているケースだと、それぞれの指標を統一したりといった手間がさらに増えてしまいます。このような状況も、広告レポート自動化ツールならすべて自動化できるので、結果的に時間と手間の両方を削減することが可能となります。

3. 簡単に共有できるようになる

広告を運用している場面では、データの共有方法が課題となるケースが意外に多いものです。日々の進捗状況、媒体ごとの数値や比較データなど、すべてを共有するために、重たいExcelやたくさんのファイルを送付することは、あまり効率が良いとは言えません。

広告レポート自動化ツールを使うと、こうしたデータ共有の問題も解決できます。もっとも簡単な方法は、ツールのURLをそのまま共有する方法です。

ツールへアクセスすれば、ダッシュボードやレポートを閲覧できますので、誰でも簡単に広告運用状況を理解できます。また、Looker StudioやBIツールをお使いの場合、広告レポート自動化ツールからそのままデータをインポートできますので、余計な手間をかけずにデータ共有が可能となります。

 

広告レポート自動化ツールを選ぶ前に考えたいこと

広告レポート自動化ツールを選ぶ前に考えたいこと

広告レポート自動化ツールを選ぶ前に考えたいことをご紹介します。数ある広告レポート自動化ツールの中から、自分に合ったツールを選ぶ前に考えておいた方が良いポイントを解説します。

  1. レポート作りの何に困っている?
  2. どんな種類の広告を運用している?
  3. どのくらい費用をかけられる?
  4. 複数の広告を運用している?
  5. データの出力機能は必要?

ポイント1:レポート作りの何に困っている?

現在レポート作成において、どのような悩みを抱えているか明確にしましょう。レポートを作成するのに時間がかかってしまう、見やすいレポートを作成できないなど、具体的な悩みがあるかと思います。

どのような悩みがあるか、どのような課題を解決したいかを明確にすれば、利用するべきツールを絞ることができます。

ポイント2:どんな種類の広告を運用している?

現在運用している広告の種類によっても、選ぶツールが変ります。ツールの中にはリスティング広告専用のものや、SNS広告専用のものなどもあります。

ディスプレイ広告(GDNやYDN)を運用している場合は、これらのツールでは対応できません。使いたいツールが、運用している広告に対応可能かどうかを事前にチェックすることも必要です。

ポイント3:どのくらい費用をかけられる?

広告レポート自動化ツールを導入するにあたって、どのくらい費用をかけられるかという点も、ツール選びのポイントとなります。

無料で利用できるものから、ある程度費用がかかるものまでありますので、費用が捻出できない場合は、選択肢の幅も狭くなります。

できるだけ余計なコストはかけないに超したことはありませんが、広告レポート自動化ツールの導入によって得られるメリットを理解し、費用対効果を見極めることも重要です。

ポイント4:複数の広告を運用している?

運用している広告が一つの媒体なのか、それとも複数の媒体なのかの違いで、利用可能な広告レポート自動化ツールは異なります。

複数の広告媒体にまたがって運用している場合には、複数の広告に対応できるツールを利用する必要があります。なお、複数の広告を運用している場面では、広告レポート自動化ツールによる業務効率化が非常に効果的です。

ポイント5:データの出力機能は必要?

広告レポート自動化ツールに、データの出力機能が必要かどうかもチェックするべきポイントです。ツール上で完結させられる場合は、出力に関する機能を気にする必要はありません。

しかし、外部ツールへのデータ出力が必要という場面では、その機能が備わっていることはもちろんですが、出力したい形式に対応しているかどうかも、確認すべきポイントとなります。

 

広告レポート自動化ツール10選・比較

ここからは、10種類の広告レポート自動化ツールを比較していきたいと思います。各ツールの特徴など詳しい情報を解説していきますので、ツール選びの参考にご覧下さい。

ツール名 特徴 こんな方にオススメ
Databeat Explore 導入が簡単。複数の広告媒体にも対応可能 多数の広告媒体を利用している方、WEB広告運用初心者の方
glu 定期レポート機能や目標KPI進捗自動アラート機能を搭載 レポート作成やKPIをじっくり監視することができない方
ATOM(アトム) 自由度の高いExcel形式のレポートが利用可能 レポートを自由にカスタマイズして利用したい方
Shirofune(シロフネ) 入札最適化や広告の運用改善もツールから実施可能 レポート作成から広告運用までひとつのツールで実施したい方
アドレポ 広告レポートの考察も自動出力可能 広告レポートの考察を作成する時間のない方
ROBOMA BI(ロボマ ビーアイ) ユーザーごとに閲覧権限の付与が可能 社外とのデータ共有を行うことが多い方
AD EBiS(アドエビス) アトリビューション分析が可能 複数の広告媒体を利用していて、間接効果を計測したい方
Lisket(リスケット) 低価格で利用可能 費用を抑えて広告レポート自動化ツールを利用したい方
AdNote(アドノート) 予算配分や自動入札機能を搭載 レポート作成と併せて広告運用もツールで行いたい方
racooon(ラクーン) 広告レポート自動送信機能を搭載 シンプルな広告レポート自動化を実施したい方

1. Databeat Explore

Databeat Explore

引用元:Databeat Explore

 ツールの特徴

Databeat Exploreは、エンジニアスキル不要で簡単に導入できます。Google広告やYahoo!広告、SNS広告などあらゆる広告媒体に対応しており、複数の広告を同時にレポーティング可能です。

あらかじめ用意されたテンプレートにより、広告の運用状況が可視化されるほか、データの抽出から更新・レポート作成まですべてを自動化できるので、大幅な業務効率化が期待できます。

データの外部出力機能は、ExcelやGoogleスプレッドシート・BIツールなど好みのフォーマットに対応可能です。

Databeatサービスサイト

 費用

  • 初期費用:0円
  • アカウント数課金プラン:広告アカウント数×300円/月
  • 広告費課金プラン:広告費×0.3%/月

こんな方におすすめ!

簡単に導入できて、複数の媒体にも対応していることから、多数の広告媒体の運用をしている初心者の方におすすめです。

※主要広告レポート自動化ツールを様々な観点から比較した資料を配布しています。是非ご覧下さい。

2. glu

glu

引用元:glu

 ツールの特徴

gluは、各広告媒体のデータを自動収集できます。収集したデータは、サービス別・メディア別など自由に集約が可能となっており、さまざまな角度で分析モニタリングを実施できます。

Excelレポート出力に対応しており、オリジナルのExcelフォーマットでの自動生成も可能です。オートコンパイル機能を利用すれば、設定したレポート作成スケジュールに沿って定期レポートを生成します。

また、各項目に設定した目標KPIに到達すると、自動でアラートメールを送信する機能もあります。(目標KPI進捗自動アラート)

 費用

初期費用:要お問い合わせ

月額費用:要お問い合わせ

こんな方におすすめ!

定期レポート機能や目標KPI進捗自動アラート機能を搭載しているため、レポート作成やKPIの監視に時間が使えない方におすすめです。

※参考:gluについてより詳しく解説した記事もご用意しております。

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3.ATOM(アトム)

ATOM

引用元:ATOM

 ツールの特徴

ATOMは、Excel形式でレポートを自動出力する機能を搭載しています。レポートのフォーマットは自由にカスタマイズ可能で、バナー画像付きのレポートも出力できます。

ダッシュボードでは、クライアント単位・アカウント単位・キャンペーン単位で進捗を追うことが可能です。また、代理店手数料などを含めた月末着地予想を自動計算できます。

 費用

連携させたアカウント合計運用金額による

こんな方におすすめ!

Excel形式で自由度の高いレポートが作成できるため、レポートをカスタマイズして運用したい方におすすめです。

 

4. Shirofune(シロフネ)

Shirofune(シロフネ)

引用元:Shirofune

 ツールの特徴

Shirofuneは、広告の予算管理や入札の最適化、運用改善、広告効果の可視化、そしてレポート作成まで自動化できるツールです。

広告効果が見込めるキーワードの自動提案や、提案された内容をクリックするだけで運用改善できる機能など、広告の最適化もShirofuneで実施できます。

レポートはボタン一つで作成可能となっており、Excel形式での出力にも対応しています。

費用

  • セルフプラン:月額広告費×5%
  • サポートプラン:月額広告費×5%+月額100,000円

こんな方におすすめ!

入札の最適化や運用改善も実施できるため、レポート作成だけでなく、広告運用もまとめてツールで行いたい方におすすめです。

 

5.アドレポ

アドレポ

引用元:アドレポ

 ツールの特徴

アドレポは、初心者でも簡単に利用できる広告レポート自動化ツールです。20社以上の広告媒体との連携が可能で、レポートのフォーマットは、無料で提供されます。

自社で利用しているフォーマットに合せてカスタマイズも可能となっています。ExcelやGoogleスプレッドシートへの出力、BIツールとの連携などにも対応しています。

また、蓄積したデータを分析して、考察を自動出力する機能も搭載しています。

 費用

初期費用:0円

月額費用:30,000円〜

こんな方におすすめ!

広告レポートの考察機能が利用できるため、広告レポート作成に費やす時間が足りない方におすすめです。

※参考:アドレポについて詳しく解説している記事はこちら。

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6. ROBOMA

ROBOMA

引用元:ROBOMA

 ツールの特徴

ROBOMAは、広告データの一元管理やクリエイティブ分析が実施できるツールです。主要な広告プラットフォームとの連携により、すべての広告データを集約することができます。

広告素材別の分析ができるクリエイティブレポートを活用すれば、効果の高いクリエイティブも簡単に見つけられます。異常値を検知した場合のアラートメール機能や、閲覧権限を設定できるユーザー招待機能もあるので、社内外でのデータ共有にも最適です。

さらに、Googleアナリティクス・アドエビス・WebAntenna・adjustなどの効果測定ツールとの連携も可能です。

 費用

初期費用:0円

月額費用:30,000円〜

こんな方におすすめ!

ユーザーへの権限付与が可能なため、社外とのデータ共有を行うことが多い方におすすめです。

※参考:ROBOMAについて詳しく解説した記事も是非ご覧ください。

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7. AD EBiS(アドエビス)

AD EBiS

引用元:AD EBiS

 ツールの特徴

AD EBiSは、自社サイトへの全流入施策を計測し、誰でもわかるレポーティングを実施できるツールです。コンバージョンまでに接触した広告効果の可視化や、アトリビューション分析による広告予算の最適化も実施できます。

また、AD EBiSと社内のCRM情報を紐付けることで、成果ベースでの分析を可能にします。

 費用

  • 初期費用:0円
  • ライトプラン(~50,000クリック/月):要お問い合わせ
  • スタンダードプラン(~400,000クリック/月・~3,000,000PV/月):要お問い合わせ
  • 個別お見積もり(400,001~クリック/月・3,000,001~PV/月):要お問い合わせ

こんな方におすすめ!

アトリビューション分析による広告の直接効果・間接効果が計測できるので、複数の広告媒体を利用している方におすすめです。

※参考:アドエビスについて詳しく解説している記事はこちら

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8. Lisket(リスケット)

Lisket

引用元:Lisket

 ツールの特徴

Lisketは、広告レポート作成と予算管理ができるツールです。あらかじめ用意されているテンプレートは、広告運用を行う上で重要となる数字をわかりやすく表示していますので、そのまま社内外へ共有が可能です。

また、予算管理ツールは、連携している各広告媒体の予算進捗をリアルタイムで確認することができます。広告データの更新は毎晩実行されるので、朝には最新のレポートがチェックできます。

 費用

  • 初期費用:0円
  • 100アカウント:22,000円
  • 200アカウント:44,000円

こんな方におすすめ!

安価で利用できるため、低価格で広告レポート自動化ツールを導入したい方におすすめです。

※参考:Lisketについて詳しく解説している記事はこちら

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9. AdNote(アドノート)

AdNoteは、2021年12月31日でサービス終了となりました。

AdNote

引用元:AdNote

 ツールの特徴

AdNoteは、広告のレポーティングから最適な予算配分の提案、自動入札機能なども備えたツールです。ダッシュボードでは、広告の予算や進捗が一目で確認できるほか、過去の実績を元にキャンペーンの予算を自動で振り分ける「予算キャップ機能」を搭載しています。

また、運用実績から予測を算出したり、媒体ごとのおすすめの予算配分の提案、独自アルゴリズムによる自動入札機能なども利用できます。

おすすめの予算配分の提案については、提案通りに運用した場合の予測も表示可能です。

 費用

  • 初期費用:0円
  • スタンダードプラン:5アカウント-10,000円/10アカウント-18,000円/30アカウント-45,000円/50アカウント-60,000円
  • ビジネスプラン:5アカウント-50,000円/10アカウント-58,000円/30アカウント-85,000円/50アカウント-100,000円

こんな方におすすめ!

予算配分や自動入札機能が搭載されているため、広告レポートの自動化と併せて広告の調整を実施したい方におすすめです。

 

10. racooon(ラクーン)

racooon(ラクーン)のサービスサイトはアクセスできなくなっているため、サービス提供を終了している可能性があります。

racooon

引用元:racooon

 ツールの特徴

racooonは、広告レポート自動送信サービスです。あらかじめ設定した期間の広告レポートを、ExcelやPDF形式のレポートとして出力します。

Google広告やYahoo!広告、SNS広告などとAPI連携が可能で、複数の広告媒体を運用しているシーンで活用できます。

 費用

連携アカウント数10アカウント:11,000円~

こんな方におすすめ!

非常にシンプルなツールなので、広告レポート作成機能のみを利用したい方におすすめです。

 

広告レポート自動化ツールを乗り換えるべきタイミングは?

すでに広告レポート自動化ツールを利用している方の中には、利用中のツールについて何らかの悩みを抱えているケースがあります。そこで、広告レポート自動化ツールを乗り換えるべきタイミングについて解説します。

悩み1:対応している広告媒体が合わない

利用中のツールが、運用している広告媒体に対応していないというケースがあります。例えば、ツール導入時はリスティング広告のみ運用しており、その後SNS広告の運用も開始したといった場合です。

せっかくツールを利用していても、対応していない媒体があると、媒体ごとの効果を比較することができません。

 対処法

ツールが広告媒体に対応していない場合は、対応可能な別の広告レポート自動化ツールへ乗り換えましょう。いずれ対応される可能性もありますが、それまで不便な思いをしながら利用し続けるメリットはありません。
本記事で紹介したDatabeat Exploredでは、多種多様の広告媒体に対応しています。

悩み2:多機能すぎて使いこなせない

広告レポート自動化ツールには、多くの機能が搭載されているものがあります。レポート作成機能だけでなく、広告の自動入札機能や、アトリビューション分析などがその一例です。

これらの機能が必要であれば良いのですが、特に利用する予定もなく使いこなせていない場合は、割高な費用を支払っている可能性があります。

 対処法

無駄に多機能なツールは、一般的な広告レポート自動化ツールよりも費用が割高の可能性があります。今一度他のツールと機能や費用を比較してみて、自分に合った機能・価格帯のツールを見つけましょう。

悩み3:出力先にほしいものがない

広告レポート自動化ツールを利用している中で、データを出力して利用するシーンがあります。この出力方式はツールによって異なるため、例えばGoogleアナリティクスに出力したいのに、ツールが対応していないといったケースがあります。

 対処法

ツールのデータ出力先に欲しいものが対応されていないと、別の形式で出力したデータを、手動で変換する作業が必要となります。

本来、レポート作成業務を効率化するために導入したツールにもかかわらず、こうした余計な工数が増えてしまっては本末転倒です。

利用したいデータ出力機能を搭載しているツールに乗り換えることをおすすめします。
本記事で紹介したDatabeat Exploredでは、様々なデータの出力先が用意されているため、オススメです。

 

まとめ

広告レポート自動化ツールは、広告運用担当者の業務効率を飛躍的にアップさせてくれる、便利なツールです。また、広告のデータをわかりやすく可視化してくれるため、分析や運用改善を実施しやすくなります。

ExcelテンプレートやLooker Studioにも、近い効果は期待できるものの、やはり広告レポート自動化ツールの方が、簡単で生産性の向上も期待できます。

今回ご紹介した広告レポート自動化ツールは、それぞれ異なる機能や特徴がありますが、必ずしも多機能なツールがおすすめという訳ではありません。

必要な機能を搭載していて、尚且つコストパフォーマンスのよいツールが、自分に合ったツールと言えるのではないでしょうか。これから広告レポート自動化ツールの導入を検討されている方は、ぜひ本記事でご紹介した内容を参考にしてツールを導入し、広告運用業務の生産性向上を目指してみてください。

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  • 導入にエンジニアスキルは不要
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  • 無料BIツールLooker Studio(旧Googleデータポータル)でレポート作成を自動化できる

詳しくは以下のリンクよりサービスサイトをご覧ください。

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