YDNを運用する上で、ビュースルーコンバージョンのデータを正しく知り、活用することは、広告の効果を高めるためのポイントとなります。
しかし、ビュースルーコンバージョンの計測方法や、そもそもビュースルーコンバージョンとはどういうものなのか、分析結果をどのように活用するべきなのかといったことを、それほど深く理解されていない方も多いかもしれません。
そこで今回こちらの記事では、YDNのビュースルーコンバージョンの特徴から計測設定手順、そして効果的な分析・活用方法について詳しく解説していきます。
- 1 【おさらい】ビュースルーコンバージョンとは?
- 2 YDNにおけるビュースルーコンバージョンの特徴
- 3 YDN運用においてビュースルーコンバージョンを計測、活用するメリット
- 4 YDN運用でビュースルコンバージョンを活用するべきシーン
- 5 YDNでのビュースルーコンバージョンの計測設定方法
- 6 YDNでのビュースルーコンバージョンの計測結果確認方法
- 7 YDNビュースルーコンバージョン計測結果の効果的な分析・評価を実現するポイント
- 8 YDN運用においてビュースルーコンバージョンを効果的に活用するためのTIPS
- 9 広告レポート自動化ツールを使ってより効率的にYDNの効果を検証する
- 10 YDNの効果を可視化するおすすめの広告レポート自動化ツール
- 11 まとめ
【おさらい】ビュースルーコンバージョンとは?
まずはビュースルーコンバージョンについておさらいです。
ビュースルーコンバージョンとは、WEBサイトの訪問者がWEB広告をクリックせず、あとから検索などをして別の流入経路をたどってコンバージョンすることを指します。
例えば、WEBサイトの訪問者がWEB広告で見かけた商品が気になっていたけれど、その場では広告をクリックせず、後日その商品をYahoo!で検索して、公式サイトから購入したというような場合、ビュースルーコンバージョンとしてカウントされます。
クリックスルーコンバージョンとの違い
クリックスルーコンバージョンは、ユーザーが広告をクリックしてコンバージョンすることを指します。最終的にコンバージョンする点は一緒ですが、はじめに広告をクリックするかどうかの違いがあります。
ビュースルーコンバージョンは、WEB広告の効果を見るための指標の一つです。広告経由ですぐに成約となったコンバージョンとは異なるビュースルーコンバージョンは、正しく計測することで、自社のWEB広告運用の方向性を見つけるヒントとなります。 […]
YDNにおけるビュースルーコンバージョンの特徴
YDNにおけるビュースルーコンバージョンの特徴から解説します。一般的なWEB広告におけるビュースルーコンバージョンと、YDNの違いやカウント条件など見ていきましょう。
YDNにおける「ビュースルコンバージョン」とは?
YDNのビュースルーコンバージョンは、広告がクリックされなかった、あるいはユーザーが視聴することで課金される方式の動画広告を視聴せずに、あとから別の経路でコンバージョンに至ったケースを指します。
基本的な考え方としては、一般的なWEB広告におけるビュースルーコンバージョンと変わりありません。
YDNにおける「ビュースルーコンバージョン」のカウント条件
YDNにおけるビュースルーコンバージョン(VTC)のカウント条件は、以下のようになります。
- 表示された広告をクリックせず別ルートでCVした場合
- CV直前にインプレッションが発生した広告
反対に、YDNでVTCとしてカウントされない条件は以下となります。
- VTC以前のインプレッションが発生した広告
- インプレッション後にCVが発生し、その後再び同じ広告がインプレッションした場合は、CV後はVTCとしてカウントされない
- 計測期間外の広告インプレッション
- インプレッション発生後、ユーザーが同じ広告をクリックしてCVが発生した場合
- インプレッション発生後、さらに別の広告インプレッションが発生してCV場合、はじめの広告インプレッションはVTCとしてカウントされない
- 広告クリック後、別の広告をクリックせずにその後CVが発生しても、VTCにはカウントされない
また、VTCのカウント条件は、広告媒体ごとにも違いがあり、YDNの場合は広告の50%以上の面積が、1秒以上継続的に表示されなければカウントされません。
YDN運用においてビュースルーコンバージョンを計測、活用するメリット
YDN運用において、ビュースルーコンバージョンを計測し、そのデータを活用するメリットを解説します。計測すること、そしてデータ活用によってどのような効果が得られるのか、正しく理解した上で実施するかどうかを検討してみてください。
- ユーザー行動を詳細に把握できる
- 広告の間接的な効果を計れる
- 広告運用の指標となる
メリット1.ユーザー行動を詳細に把握できる
ビュースルーコンバージョンを計測すると、ユーザーの行動を詳細に把握できます。
コンバージョンだけを見ていると、最終的にどこからコンバージョンしたかという部分しか把握することができません。ですが、ビュースルーコンバージョンを計測することで、ユーザーがコンバージョンするまでにどの広告を見て、コンバージョンにつながったのかといった行動まで把握できます。
なお、広告の運用目的によって、ビュースルーコンバージョンの効果の捉え方も異なる場合があります。認知やブランディングを目的とした広告であれば、ビュースルーコンバージョン数が多くなることは問題ありません。
それだけ多くのユーザーに広告が露出していると考えられるからです。しかし、コンバージョン獲得を目的とした広告で、コンバージョン数が少なく、ビュースルーコンバージョン数ばかり増えているケースは、広告配信のターゲティング、あるいは広告クリエイティブに問題があるといったケースも想定できます。
ですから、ビュースルーコンバージョンの計測によって得られたデータは、想定するユーザー行動と合致しているのかといった見方も必要になります。
メリット2.広告の間接的な効果を計れる
コンバージョンが発生していなくても、間接的な効果を発揮している広告を把握することができるのも、ビュースルーコンバージョンを計測するメリットです。
コンバージョンに直接つながっていない広告は、ユーザーへの認知向上などの効果があるため、決して無意味な広告ではありません。むしろ、たくさんのユーザーが広告を目にすることで、認知向上の効果を発揮していると言えます。
認知向上の効果が発揮された結果、別の広告やオーガニック検索によるコンバージョンが発生している、とも考えられるのです。そのため、広告の間接的な効果理解することは、広告運用において重要なポイントの一つとなります。
メリット3.広告運用の指標となる
ビュースルーコンバージョンの計測データは、広告運用の指標に活用できます。
YDNの運用を行う場面では、ターゲティングやクリエイティブごとに、その効果を分析して、改善したり配信を止めるといった判断を下すことがあります。
多くのケースでは、こうした判断基準は、コンバージョン数を軸として行われる傾向があります。しかし、コンバージョン数が少ない広告でも、ビュースルーコンバージョン数が多い広告の場合、ユーザーの行動を後押ししているため、安易に配信を停止するといった判断はおすすめできません。
そのような場面では、ビュースルーコンバージョンのデータを指標として活用します。仮にコンバージョン数が少なくても、ビュースルーコンバージョン数が多ければ、結果的にコンバージョン発生に貢献していると考えられるため、引き続きその広告を運用し続ける必要があるのです。
YDN運用でビュースルコンバージョンを活用するべきシーン
YDN運用で、ビュースルーコンバージョンを活用するべきシーンをご紹介します。もし、現在YDNを運用中で、下記のようなシーンに当てはまる場合は、ビュースルーコンバージョンを計測して見ることをおすすめします。
シーン1.YDNのコンバージョン数が少ない
YDNのコンバージョン数が少ない場合は、ビュースルーコンバージョンを計測してみましょう。
コンバージョン獲得を目指してYDNを運用していても、思うようにコンバージョン数が伸びない場合があります。そこでビュースルーコンバージョンを計測すれば、YDNが間接効果を発揮しているのか、それともまったく効果が発揮できていないのかが把握できます。
もし後者であった場合は、YDNのターゲティングやクリエイティブ改善の検討をおすすめします。
シーン2.YDN以外のWEB広告も併用している
YDN以外にもWEB広告の運用を行っている場合も、ビュースルーコンバージョンを計測するのがおすすめです。
できれば、YDN以外のWEB広告のビュースルーコンバージョンも計測してみて下さい。そして、広告ごとのコンバージョン数とビュースルーコンバージョン数を合算すると、それぞれの広告の総合的な貢献度が可視化できます。
広告ごとの貢献度がわかれば、それに応じて広告予算配分を決めたり、露出強化などの方針を決めるヒントとなります。
YDNでのビュースルーコンバージョンの計測設定方法
YDNのビュースルーコンバージョン計測を行うための、設定方法について解説します。以下の手順で設定を行うと、YDNのビュースルーコンバージョン数を正しく計測できるようになります。
STEP1.ディスプレイ広告管理画面へ
引用元:Yahoo!広告
はじめに、Yahoo!ディスプレイ広告の管理画面を開きます。そして、画面右上にある「ツール」をクリックします。
STEP2.共有ライブラリ>コンバージョン測定
引用元:Yahoo!広告
「ツール」をクリックするとメニューが開くので、共有ライブラリーの「コンバージョン測定」をクリックします。
STEP3.コンバージョン設定を作成
引用元:Yahoo!広告
コンバージョン設定の作成画面では、コンバージョン名などを入力して行きます。入力が完了したら「作成」をクリックします。
STEP4.タグを表示
引用元:Yahoo!広告
共有ライブラリーに戻ったら、「測定タグ」の下にある「タグを表示」をクリックします。
STEP5.コンバージョン測定タグの取得、設置
引用元:Yahoo!広告
タグが表示されたら、画面下部に表示されている「コンバージョン測定タグ」をコピーします。そして、ビュースルーコンバージョンを測定したいWEBサイトのコンバージョン後に表示される商品購入完了ページや、お申し込み完了ページなどのいわゆる「サンクスページ」の「<HEAD>タグ開始直後」にタグを設置します。
なお、コンバージョン測定タグは、必ずサイトジェネラルタグよりも後ろに設置します。
設定上の注意点
YDNのビュースルーコンバージョンを測定するための設定で注意すべき点は、タグの設置です。
「STEP5」でも触れましたが、コンバージョン測定タグの設置位置は、必ずサイトジェネラルタグの後ろに設置します。また、タグの設置方法は「WEBサイトに直接設置」と「GTM(Googleタグマネージャー)を利用して設置」の2つの方法があります。
どちらの方法でも問題ありませんが、今後さまざまな広告や計測ツールのタグを設置することを想定した場合、GTMを利用するのがおすすめです。
GTMを利用すれば、新たなタグを設置する際、GTMの一カ所に設置するだけで操作が完了できるので、作業工数も少なく、人的ミスの防止にもつながります。
YDNでのビュースルーコンバージョンの計測結果確認方法
次に、YDNのビュースルーコンバージョンを計測した結果の確認方法を解説していきます。計測結果を確認できるようになれば、ビュースルーコンバージョン数を元にしたさまざまな分析が実施できるようになります。
STEP1.ディスプレイ広告管理画面へ
引用元:Yahoo!広告
Yahoo!ディスプレイ広告の管理画面を開きます。そして、「表示項目」をクリックします。
STEP2.表示項目を編集
引用元:Yahoo!広告
「表示項目」をクリックするとメニューが開くので、「表示項目を編集」をクリックします。
STEP3.キャンペーン一覧の表示項目を編集
引用元:Yahoo!広告
表示項目の編集画面で、「ビュースルーコンバージョン数」にチェックを入れて、「適用」をクリックします。ここでは、表示項目が自由に選択できますので、ビュースルーコンバージョン以外にも表示したい項目や、非表示にしたい項目があれば編集しましょう。
STEP4.ビュースルーコンバージョン数を確認
引用元:Yahoo!広告
「STEP3」までの設定を行うと、上図のようにビュースルーコンバージョン数が表示されるようになります。上図では、キャンペーンが作成されていないので、ビュースルーコンバージョン数が表示されていません。
実際にキャンペーンを作成して運用中であれば、赤枠の「ビュースルーコンバージョン数」の下に、その広告のビュースルーコンバージョン数が表示されます。
YDNビュースルーコンバージョン計測結果の効果的な分析・評価を実現するポイント
YDNのビュースルーコンバージョン計測結果を、効果的に分析・評価するためのポイントを解説します。以下のポイントに着目しながら、分析・評価を行ってみましょう。
- 適切な計測期間で分析する
- クリックスルーコンバージョンと正確に区別する
- CV数の重複に気をつける
POINT1.適切な計測期間で分析する
ビュースルーコンバージョンがCVに貢献したかどうかを把握するためには、計測期間の設定がポイントとなります。
ユーザーは、広告を見たけれどその時にクリックせず、あとから広告や広告で見かけた商品を思い出すなどして、CVします。
つまり、広告がユーザーの記憶にあることを前提としています。ですから、計測期間を長くし過ぎてしまうと、ビュースルーコンバージョンとしてカウントされますが、実際にはまったくその広告の効果ではなかったという結果になりかねません。
POINT2.クリックスルーコンバージョンと正確に区別する
ビュースルーコンバージョンを計測する際は、クリックスルーコンバージョンと計測期間がかぶらないように注意しましょう。
ビュースルーコンバージョンとクリックスルーコンバージョンの計測期間が同じだと、どちらのCVなのかを見分けることが難しくなります。
ですから、ビュースルーコンバージョンの計測期間を短く設定して、2つの効果を正確に区別できるようにするのがおすすめです。
POINT3.CV数の重複に気をつける
ビュースルーコンバージョンと、その他のCVの重複にも注意してください。
広告をクリックせず、オーガニック検索によってランディングページにたどり着いてCVした場合、ビュースルーコンバージョンとしてカウントされますが、SEOによるCVも1件としてカウントされてしまいます。
実際にはCVは1件しか発生していないにもかかわらず、合計2件のCVが発生したことになってしまい、データの整合性がとれなくなる恐れがあります。
YDN運用においてビュースルーコンバージョンを効果的に活用するためのTIPS
YDN運用において、ビュースルーコンバージョンを効果的に活用するための方法をご紹介します。ビュースルーコンバージョンは、広告運用改善のヒントや、運用方針を決めるための重要な情報となります。
- 広告のコンバージョンへの貢献度を評価する
- 貢献度に応じて広告予算を決める
- 認知向上を目的とした広告運用の指標にする
1.広告のコンバージョンへの貢献度を評価する
ビュースルーコンバージョンは、YDNのコンバージョンへの貢献度を評価するのに活用できます。
通常であれば、広告はコンバージョン数が多いものほど、評価が高くなります。しかし、実際にはコンバージョンしていなくても、ビュースルーコンバージョンしている広告もあります。
そのため、コンバージョン数とビュースルーコンバージョン数を合算して評価することで、広告の正しい評価が可能となります。
2.貢献度に応じて広告予算を決める
上記で解説した貢献度の評価を元に、広告予算を決めることが可能です。
一般的には、たくさんコンバージョンしている広告に、予算を多く割り当てていきます。ですが、ビュースルーコンバージョンが最終的なコンバージョンに貢献していることを考慮して、広告予算を割り当てていくという考え方も可能です。
ビュースルーコンバージョンが多い広告の予算を増やすことで、結果的にWEB広告全体のコンバージョン数向上につなげることができます。
3.認知向上を目的とした広告運用の指標にする
広告による認知向上の指標として、ビュースルーコンバージョンは活用できます。
ビュースルーコンバージョンが多く発生していると言うことは、多くのユーザーがその広告を目にしているという証拠です。
特にYDNのように、画像を主体とする広告は、コンバージョン獲得よりも認知向上などに利用するシーンが多いため、ビュースルーコンバージョン数を増やすことが、ひとつの指標となるのです。
広告レポート自動化ツールを使ってより効率的にYDNの効果を検証する
YDNの効果を正確に検証するためには、ビュースルーコンバージョンはもちろん、それ以外にも必要なデータがたくさんあります。
そうしたデータを効率良く集め、分析する際には、広告レポート自動化ツールの利用がおすすめです。
広告レポート自動化ツールで実現できる3つのこと
広告レポート自動化ツールを利用することで、以下のようなことが実現できます。
- 効率的な広告データ収集
- 正確な広告データの把握
- 広告データの一元管理
1.効率的な広告データ収集
広告レポート自動化ツールを利用すれば、手動で行うよりも効率的に広告データを収集可能になります。
広告の管理画面へログインしてデータを収集している場合、広告レポート自動化ツールを導入すれば、そういった作業が全て自動で行われるようになります。
広告データの収集や、レポート作成が自動化できれば、広告の分析や戦略立案などにより多くの時間を割けるようになります。
2.正確な広告データの把握
広告レポート自動化ツールがあれば、正確な広告データの把握が可能となります。
広告レポート自動化ツールは、広告データの集計からレポート作成までの一連の流れを自動で行います。作成されるレポートも、あらかじめ用意された広告の効果を可視化するのに最適なフォーマットになっています。
広告データの数値を正しく、わかりやすく表示してくれるので、マーケターはツールを開くだけで、広告運用の状況把握を簡単に行うことが可能です。
3.広告データの一元管理
広告レポート自動化ツールは、YDNやその他のWEB広告のデータをまとめて一元管理できます。
広告データの管理に、ExcelやGoogleスプレッドシートを使っているケースも多いと思いますが、こうした管理方法は、ファイルの紛失や意図しない上書きなど、問題が発生するリスクを抱えています。
ですが、広告レポート自動化ツールなら、そのような問題発生のリスクもなく、安全に最新のデータを管理することが可能です。
※参考:広告データを収集し可視化するダッシュボードツールを下記の記事で特集しています。
「広告媒体が多すぎてデータ管理が面倒」「広告のレポートのデータを可視化する方法が知りたい」とお困りの広告担当者も多いのではないでしょうか?意外と毎回時間がかかるレポーティングも効率的に作りたいなら、ダッシュボードツールの利用がおすすめです。[…]
YDNの効果を可視化するおすすめの広告レポート自動化ツール
YDNの効果を可視化する、おすすめの広告レポート自動化ツールをご紹介します。YDNやその他WEB広告のデータ管理、レポート作成を効率的に行いたいという場合には、こちらでご紹介するツールのご利用を検討してみてください。
Databeat Explore
Databeat Exploreは、あらゆるWEB広告の効果を可視化できるツールです。WEB広告のデータを収集するだけでなく、レポートも自動的に作成できますので、広告運用の状況把握や分析を行う際に役立ちます。
YDN運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
YDN運用におけるDatabeat Exploreの活用ポイントを3つご紹介します。
運用データの収集や更新を自動化
Databeat Exploreは、YDNと連携することで、データの収集から更新までを自動化することが可能です。YDN以外にも運用しているWEB広告があれば、同時に連携ができます。
広告以外にも、マーケティングに必要なデータ収集を自動化できますので、日々のデータ収集作業から解放されます。
テンプレートによる広告効果の可視化
Databeat Exploreには、広告データの可視化に役立つテンプレートが複数用意されています。このテンプレートによって、YDNやその他のWEB広告の効果が一目でわかるようになります。
広告媒体ごとにことなる指標は、比較しやすいように整形されるので、広告同士の比較や分析にも利用できます。
豊富なデータ出力フォーマット
Databeat Exploreで管理する広告データは、豊富なデータ出力フォーマットによって、好みの形で共有できます。
ExcelやGoogleスプレッドシートだけでなく、Looker Studio(旧Googleデータポータル)やBIツール、さらにGoogleアナリティクスへの自動出力にも対応しています。
まとめ
YDNのビュースルーコンバージョンは、クリックスルーコンバージョンのように、直接コンバージョンにつながっていないため、一見無意味な数値に見えてしまいます。
しかし、実際には最終的なコンバージョンを生み出すために、さまざまな効果を発揮して貢献しているのです。ですから、コンバージョンが少ない広告でも、ビュースルーコンバージョンを計測することによって、正しい評価を与えることが可能となります。
YDNのような画像広告は、直接コンバージョンを狙う広告と、認知向上やブランディングを目的とする広告がありますので、ビュースルーコンバージョンの計測により、想定される効果を発揮できているかを可視化するのにも役立ちます。
しかし、YDN運用において、ビュースルーコンバージョンの計測や数値管理、分析を正しく行うには、正確な広告レポートの作成が欠かせません。
一から広告レポートのフォーマットを作成するのももちろん悪くありませんが、広告レポート自動化ツールの「Databeat Explore」を活用すれば、わかりやすいレポートを作成できるだけでなく、YDNなどの広告運用データ収集も効率化できるのでおすすめです。