ビュースルーコンバージョンとは?仕組みや計測手順、効果的な活用方法を詳しく解説

ビュースルーコンバージョンとは?仕組みや計測手順、効果的な活用方法を詳しく解説

ビュースルーコンバージョンは、WEB広告の効果を見るための指標の一つです。広告経由ですぐに成約となったコンバージョンとは異なるビュースルーコンバージョンは、正しく計測することで、自社のWEB広告運用の方向性を見つけるヒントとなります。

そこで今回こちらの記事では、ビュースルーコンバージョンの意味や仕組み、計測方法、そして効果的な活用方法について詳しく解説していきます。

目次

ビュースルーコンバージョンとは?用語の定義、仕組みを詳しく解説

ビュースルーコンバージョンとは?用語の定義、仕組みを詳しく解説

まずはじめに、ビュースルーコンバージョンの定義、そして仕組みについて詳しく見ていきましょう。

ビュースルーコンバージョンとは?

ビュースルーコンバージョンとは、インターネット上に表示された広告をユーザーがクリックせず、あとから別の経路で商品の購入、またはサービスの申込みを行ってコンバージョンすることを意味しています。

具体的な例を挙げると、あるユーザーがナイキのオンラインショップのWEB広告でスニーカーを見かけましたが、広告をクリックしませんでした。

後日そのユーザーは、以前WEB広告で見かけたナイキのスニーカーが欲しくなり、ナイキのオンラインショップに直接アクセスして、商品を購入しました。

このようなケースを、ビュースルーコンバージョンと言います。

ビュースルーコンバージョンの定義として重要なポイントは、広告は見たけれどクリックせず、あとから別の経路(以前見かけた広告以外からの流入)からコンバージョンした、という点です。

クリックスルーコンバージョンとの違い

クリックスルーコンバージョンとは、ユーザーがインターネット上に表示されたWEB広告をクリックして、その後コンバージョンすることを意味しています。

なお、クリックスルーコンバージョンは以下のどちらのパターンも当てはまります。

  • 広告をクリックしてそのまますぐにコンバージョン
  • 広告をクリックしたがその後離脱し、後からオーガニック検索等で流入してコンバージョン

ビュースルーコンバージョンの計測期間

ビュースルーコンバージョンには、計測期間があります。計測期間とは、広告がユーザーに対して表示されてから、コンバージョンするまでの期間を指しています。

計測期間の幅は、媒体ごとに異なっており、媒体によっては計測期間をある程度自由に決めることも可能です。

仮にビュースルーコンバージョンの計測期間を30日間に設定したケースでは、広告を表示してから30日を超えてコンバージョンしても、カウントされることはありません。

ビュースルーコンバージョンを意識する重要性

ビュースルーコンバージョンは、インターネット上に表示された広告から直接コンバージョンしていないので、一見意味がないようにも思えます。

しかし、インターネット上に表示された広告をクリックしていなくても、ユーザーに何らかの影響を与えた可能性が考えられます。以前広告で見かけた商品が気になって、あとからコンバージョンするといったことも想定されます。

こうしたことから、クリックされなかった広告も、ユーザーに対する認知向上など、コンバージョンにある程度貢献していると考え、その効果を計るために計測するのが、ビュースルーコンバージョンです。

 

WEB広告のビュースルーコンバージョンを計測する3つのメリット

WEB広告のビュースルーコンバージョンを計測する3つのメリット

WEB広告を運用する場面で、ビュースルーコンバージョンを計測する3つのメリットについて解説します。計測を実施するかどうか検討中の方は、下記を参考にしてみてください。

  1. ユーザーの行動を把握できる
  2. 広告の間接効果を可視化できる
  3. 広告の運用戦略を決めるための指標になる

1.ユーザーの行動を把握できる

ビュースルーコンバージョンを計測することで、ユーザーの行動を把握できるようになります。

通常のコンバージョンのみ計測していると、どの広告からどれだけコンバージョンしたのかという情報しかありません。

しかし、ビュースルーコンバージョンを計測すれば、ユーザーがどの広告をどれだけ見てコンバージョンしたのかといった情報を得ることが可能となり、ユーザーの行動をより深く理解することが可能となります。

2.広告の間接効果を可視化できる

ビュースルーコンバージョンを計測すると、広告の間接効果を可視化できます。

広告は、ラストクリックによるコンバージョン以外に、ブランディングなど間接的な影響を与える広告があります。

直接コンバージョンしていなくても、コンバージョンするまでに目にした広告の間接効果は、広告運用を行う上で重要なポイントです。

このような広告の間接効果を可視化するためには、ビュースルーコンバージョンの計測は欠かせません。

3.広告の運用戦略を決めるための指標になる

ビュースルーコンバージョンを計測して広告の間接効果を可視化することは、広告の運用戦略を決める要素となります。

直接コンバージョンによる広告効果だけを指標にすると、コンバージョン数が少ない広告は意味を成していないことになってしまいます。

ですが、実際には直接コンバージョンしていなくても、貢献度の高い広告はあります。そのため、ビュースルーコンバージョンの計測によって、広告のさまざまな効果や影響を可視化して、総合的に貢献度の高い広告は運用を継続、貢献度の低い広告は停止するなどの戦略を決める指標として役立ちます。

 

ビュースルーコンバージョンの計測をおすすめしたい3つのシーン

ビュースルーコンバージョンの計測をおすすめしたい3つのシーン

WEB広告を運用して行く中で、ビュースルーコンバージョンの計測をおすすめしたいシーンを3つご紹介します。下記のようなシーンに当てはまる場合は、ぜひ計測を検討してみてください。

  1. 複数の広告媒体を同時に運用している場合
  2. 運用中の広告のコンバージョン数が少ない場合
  3. 広告の出稿停止を検討している場合

1.複数の広告媒体を同時に運用している場合

リスティング広告にディスプレイ広告、SNS広告など複数の広告を運用している場合は、ビュースルーコンバージョンの計測をおすすめします。

複数の広告を運用していると、どうしてもラストクリックによるコンバージョン数のみで、広告媒体を評価してしまいがちです。

しかし、ビュースルーコンバージョンの計測を行って直接効果、間接効果の両方を正しく評価することで、運用中の広告媒体ごとの正しい評価が可能になります。

※参考:リスティング広告について詳しく解説した記事はこちら
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2.運用中の広告のコンバージョン数が少ない場合

運用中の広告の中に、コンバージョン数が少ない広告がある場合も、ビュースルーコンバージョンの測定をしてみましょう。

実は、コンバージョンが少なくても、ビュースルーコンバージョン数が非常に多いというケースもあります。この場合、この広告は間接的にコンバージョンに貢献している割合が高いと判断できます。

ラストクリック重視でWEB広告戦略を進めている場合は、ビュースルーコンバージョンの数値をそれほど気にする必要はありません。

しかし、総合的な広告の効果を知るためには、ビュースルーコンバージョンの計測が必須です。

3.広告の出稿停止を検討している場合

効果がないため、広告の出稿停止を検討している場合も、ビュースルーコンバージョンの計測を行ってみましょう。

上記でもお伝えしましたが、コンバージョン数が少ない広告でも、ビュースルーコンバージョン数が多く、間接的にコンバージョンに貢献している場合があります。

このような場合、コンバージョン数だけで判断して広告出稿を止めてしまうと、全体のコンバージョン数を低下させてしまう恐れがあります。

このような機会損失を発生させないためには、その広告が本当にまったく効果を発揮していないのかどうかを、ビュースルーコンバージョンの計測によって、正しく判断することが必要です。

 

主要なWEB広告のビュースルーコンバージョン計測の特徴

主要なWEB広告の、ビュースルーコンバージョン計測の条件や特徴について解説します。それぞれのWEB広告媒体ごとの違いについて理解しましょう。

ビュースルコンバージョンの計測できる主要なWEB広告と計測条件まとめ

広告種別 広告表示の判断条件 計測期間
Google広告 広告の50%以上が1秒以上表示 1~30日間で指定可能
Yahoo!広告 広告の50%以上が1秒以上表示 1日間
Facebook広告 広告が1%以上表示 1日間/7日間/28日間
Twitter広告 広告が1pixel以上表示 1~90日間で指定可能
YouTube広告 広告の50%以上が2秒以上表示 1~30日間で指定可能

ビュースルーコンバージョンの計測条件は2点あります。一つは「表示された時間や面積」そしてもう一つは「計測期間」です。

この2つの条件は、それぞれ広告媒体によって異なります。「広告表示の判断条件」は、広告のどれだけの面積がどれだけの時間表示されると、カウントされるかの条件です。

「計測期間」は、ビュースルーコンバージョンとしてカウントされてから、何日間の間カウントし続けるかの期間です。

例えば今日、Yahoo!広告でビュースルーコンバージョンとしてカウントされたとします。そこから1日以内であれば、Yahoo!広告のビュースルーコンバージョンに含まれますが、1日を経過するとカウントされなくなります。

広告媒体によって計測期間はある程度カスタマイズできるものもありますので、必要に応じてさまざまな期間を設定し、計測を試しながら、その効果を検証していくことができます。

 

ビュースルーコンバージョン計測設定手順(Google広告の場合)

ビュースルーコンバージョンの計測設定の手順を解説していきます。今回は、Google広告の設定を例にご紹介していきます。

STEP1.「ツールと設定」

ビュースルーコンバージョン設定1

引用元:Google広告

はじめに、Google広告へログインしたら、画面右上にある「ツールと設定」をクリックしてください。

STEP2.「コンバージョン」を選択

ビュースルーコンバージョン設定2

引用元:Google広告

次に、「ツールと設定」をクリックするとメニューが開くので、測定の中にある「コンバージョン」をクリックしてください。

STEP3.コンバージョンアクションの選択

ビュースルーコンバージョン設定3

引用元:Google広告

コンバージョンアクションの画面が開いたら、ビュースルーコンバージョンの設定を行いたいコンバージョンアクションをクリックします。

STEP4.設定の編集

ビュースルーコンバージョン設定4

引用元:Google広告

画面右下にある「設定を編集」をクリックしてください。

STEP5.ビュースルーコンバージョン計測期間の設定

ビュースルーコンバージョン設定5

引用元:Google広告

コンバージョン設定の編集画面にある「ビュースルーコンバージョン計測期間」で、設定したい期間を選択し、最後に「完了」をクリックします。

上図にあるように、ビュースルーコンバージョン計測期間は「1日間」「3日間」などから選択できますが、「カスタム」を選択すれば、1~30日間の間で任意の日数に設定することもできます。

※参考:Google広告について詳しく解説した記事はこちら
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Facebook広告・Yahoo!広告(YDN)のビュースルーコンバージョン計測方法

ビュースルーコンバージョンは、Google広告以外の広告媒体でも発生します。以下の記事では、Facebook広告とYahoo!広告(YDN)のビュースルーコンバージョン計測方法や、分析・活用方法について解説していますので、こちらもあわせてご覧ください。

ビュースルーコンバージョンを計測する際の注意点

ビュースルーコンバージョンを計測する際の注意点

ビュースルーコンバージョンの計測を行う際の注意点を解説します。設定前に注意点について理解した上で進めてください。

1.クリックスルーコンバージョンと切り分けて考える

ビュースルーコンバージョンを計測する際に注意しなければならないのが、クリックスルーコンバージョンです。

ユーザーが広告を複数回見て、最終的に広告をクリックしてコンバージョンした場合、ビュースルーコンバージョンによる影響か、クリックスルーコンバージョンによる影響かの判別が難しくなります。

ここを正確に把握するには、ビュースルーコンバージョンとクリックスルーコンバージョンそれぞれの計測期間を調整して、効果を計る必要がでてきます。

例えば、ビュースルーコンバージョンの計測期間を短く設定し、その期間内にコンバージョンしたのであれば、ビュースルーコンバージョンによる影響と捉えるといった考え方があります。

2.重複カウントに注意

ビュースルーコンバージョンと通常のコンバージョンの重複カウントにも気をつけましょう。

表示された広告をクリックせず、あとから自然検索によって商品ページにたどり着いてコンバージョンした場合、ビュースルーコンバージョンも自然検索によるコンバージョンもそれぞれ1件とカウントしてしまう場合があります。

このような重複カウントを防ぐ方法としては、データ計測専用のツールなどの導入があります。

3.計測期間を長くし過ぎない

計測期間については、長くし過ぎないように注意が必要です。

ビュースルーコンバージョンの効果は、あくまでユーザーが広告で見かけた商品を覚えていて、最終的にコンバージョンにつながったという点にあります。

そのため、例えば2ヶ月以上経過してから、以前見かけた広告のことを思い出してコンバージョンする、ということはあまり考えられません。

つまり、あまり長い期間を設定してしまうと、そもそも何による影響でコンバージョンしたのかがわからなくなってしまうのです。

よって、計測期間を設定する際は、あまり期間を長くし過ぎないようにするのがおすすめです。

 

ビュースルーコンバージョン確認手順(Google広告の場合)

先ほど設定したGoogle広告のビュースルーコンバージョンについて、今度は確認方法を解説します。

STEP1.Google広告のキャンペーンへアクセス

ビュースルーコンバージョン確認1

引用元:Google広告

まずはGoogle広告へログインして、キャンペーン画面を開きます。

STEP2.表示項目の変更

ビュースルーコンバージョン確認2

引用元:Google広告

キャンペーン画面の中段にある「表示項目」をクリックして、出てくるメニューの「表示項目の変更」をクリックします。

STEP3.コンバージョンをクリック

ビュースルーコンバージョン確認3

引用元:Google広告

表示項目の一覧が出たら、「コンバージョン」をクリックしてメニューを開きます。

STEP4.ビュースルーコンバージョンをチェック

ビュースルーコンバージョン確認4

引用元:Google広告

コンバージョンの項目が表示されたら、「ビュースルーコンバージョン」にチェックを入れて、一番下にある「適用」をクリックします。

STEP5.表示項目の確認

ビュースルーコンバージョン確認5

引用元:Google広告

設定が完了すると、上図にあるように、ビュースルーコンバージョンの数値がレポートに表示されるようになります。

ビュースルーコンバージョンとクリックスルーコンバージョンどちらも発生している際の考え方

本記事冒頭でも触れましたが、ビュースルーコンバージョンとクリックスルーコンバージョンは異なる指標です。しかし、広告を運用していると両者が同時に発生する場面も少なくありません。

そこで、この2つのCVが同時発生している際の考え方について、解説します。

2つの広告でインプレッションが発生しているケース

2つ、もしくはそれ以上の広告表示された場合、もっともコンバージョンに近いタイミングで表示された広告を、ビュースルーコンバージョンとして計測しましょう。

もちろん、それ以前の広告もまったく無意味という訳ではありませんが、すべてをカウントしてしまうと計測や分析が複雑になりすぎるおそれがあります。

別々の広告でインプレッションとクリックが発生しているケース

「広告のインプレッションが発生」して、後日「広告でクリックが発生」といったケースでは、基本的にクリックスルーコンバージョンのみカウントします。

前項同様、最初に表示された広告の効果が一切ないとは言い切れませんが、このケースでは実際にクリックされた広告の影響が大きいと判断します。

インプレッションが発生している広告とは異なる広告でクリックが発生しているケース

これはやや複雑なケースです。

  • 広告A→表示のみ
  • 広告B→表示・クリックあり
  • 広告C→広告Bをクリックしたあとで表示
  • 広告A・B・Cすべての表示後に、オーガニック検索でコンバージョン発生

上記のようなケースでは、広告Bのみをビュースルーコンバージョンとして計測します。なお、広告Aや広告Cはビュースルーコンバージョンとなりません。

ビュースルーコンバージョンを効果的に活用するポイント

ビュースルーコンバージョンを効果的に活用するポイント

ビュースルーコンバージョンを効果的に活用するポイントについて解説します。

  1. 広告の予算配分を決める
  2. 広告ごとの総合的な評価を行う
  3. 認知向上やブランディングのKPIにする

1.広告の予算配分を決める

ビュースルーコンバージョンの数値を元に、広告の予算配分を検討してみましょう。

コンバージョン数が多い広告に、多くの予算を割り当てることはよくあります。ただ、コンバージョン数は少なくても、ビュースルーコンバージョン数が多い媒体にも、予算を割くことで全体のコンバージョン数が向上するケースがあります。

2.広告ごとの総合的な評価を行う

複数の広告を運用しているシーンでは、コンバージョン数だけでなく、ビュースルーコンバージョン数も加味して広告の総合的な評価を行えます。

ビュースルーコンバージョンは、コンバージョンと違ってなかなかその効果を把握しにくいものですが、正しく計測すれば、コンバージョンは少なくても評価の高い広告媒体が存在するケースもあります。

※ビュースルーコンバージョンの評価について詳しく解説した記事はこちら
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3.認知向上やブランディングのKPIにする

ビュースルーコンバージョンを、認知向上やブランディングのKPIにすることも可能です。

コンバージョン獲得を目的とした広告出稿であっても、場合によってはビュースルーコンバージョン数が多く、結果として認知向上に大きな効果を現しているケースがあります。

もし、そのまま認知向上の効果を高めるのであれば、よりユーザーに刺さるインパクトのあるクリエイティブ、印象に残るクリエイティブを使用するなどの方法が考えられます。

 

広告効果測定ツールを使ってより効率的にWEB広告の効果を測定する

ビュースルーコンバージョンなど、広告の効果を把握するためにはさまざまな指標があります。これらの指標を効率よく分析していくには、広告効果測定ツールの利用がおすすめです。

広告効果測定ツールで実現できる3つのこと

広告効果測定ツールを導入することで実現できることを3つご紹介します。

  1. 広告データを効率よく収集できる
  2. 正確なデータ集計ができる
  3. データ管理が簡単になる

 1.広告データを効率よく収集できる

広告効果測定ツールを導入すると、広告データを効率良く収集できます。

特に複数の広告を運用している場合、各媒体からデータを収集してまとめるのにも、ある程度の時間がかかってしまいます。

広告効果測定ツールを使うことで、こうした作業時間を大幅に短縮することが可能です。

 2.正確なデータ集計ができる

正確なデータ集計ができるのも、広告効果測定ツールを利用するメリットです。

手動でのデータ集計は、時間がかかるだけでなく、ヒューマンエラーを発生させる原因にもなりかねません。

ヒューマンエラーを回避するためには、ツールによる自動化がもっとも効果的と言えます。

 3.データ管理が簡単になる

広告効果測定ツールは、データ管理にも役立ちます。

Excelなどでデータ管理をしていると、ファイルの管理や共有する際にも、さまざまなトラブルが発生しやすいです。

しかし、広告効果測定ツールなら、広告データはすべてツールの中で管理されていますので、ファイルを紛失する、共有するデータを誤るといったトラブルも回避できます。

 

WEB広告の効果を可視化するおすすめの広告レポート自動化ツール

WEB広告の効果を可視化するおすすめの広告レポート自動化ツールをご紹介します。

Databeat Explore

データビートロゴ

Databeat Exploreは、WEB広告の効果を可視化することができる広告レポート自動化ツールです。WEB広告の運用データの一元管理、レポートの作成を自動で行うことができます。

もちろん、ビュースルーコンバージョンの数値も管理できます。

WEB広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

WEB広告運用の場面で、Databeat Exploreを活用するポイントをご紹介します。

 自動でデータ収集・管理

Databeat Exploreは、WEB広告の運用データを自動で収集します。データの更新も行うため、常に最新の情報がDatabeat Exploreによって一元管理されます。

複数のWEB広告を運用する場面では、各媒体とDatabeat Exploreを連携させることができますので、毎日すべての媒体の管理画面へログインしてデータを収集するといった、管理工数を大幅に削減することも可能です。

 効率的な広告分析

Databeat Exploreは、広告の分析効率をアップできます。

収集した広告データは、Databeat Exploreのダッシュボードですべて確認ができます。また、複数のテンプレートが用意されており、広告の効果をわかりやすくビジュアル化していますので、一目で広告運用の現状が把握できます。

 広告の効果検証

Databeat Exploreは、広告の効果検証を行う際にも便利です。

例えば、Databeat Exploreに集められた広告データを、Googleアナリティクスへ自動でインポートできます。これにより、Googleアナリティクスベースで、各広告の効果を検証することが容易になります。

さらに、広告クリエイティブのサムネイル画像を自動で出力できますので、クリエイティブの効果検証も簡単に実施できます。

 

まとめ

ビュースルーコンバージョンは、WEB広告の新たな効果を可視化するための重要な数値です。ビュースルーコンバージョンを正しく計測することで、これまで見えてこなかった広告の間接効果が明確になります。

また、ビュースルーコンバージョンの数値は、広告の運用戦略を決めるための指標や、広告の予算配分を決める指標としても役立てることが可能です。

ただし、ビュースルーコンバージョンの計測は、クリックスルーコンバージョンとの切り分けや、重複カウントなど注意しなければならない点もあります。

複数のWEB広告を運用している場合などは、ビュースルーコンバージョン数だけでなく、さまざまなデータの収集と管理の工数が発生しますので、できるだけ効率良くデータ管理やレポート作成を行うために、Databeat Exploreのようなツールの導入もおすすめです。

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