日本におけるLINEのユーザー数は、2023年3月末時点で月間9,500万人と言われています。これだけ多くの人にアプローチができるLINE広告はとても魅力的な広告手段です。LINE広告を配信して費用対効果のよい広告を作っていくには、効果測定をして現状を把握した上でPDCAを回していくことが大切です。
しかし、LINE広告を担当したばかりの担当者の中には「どうしたら成果を確認できるのだろう?」「計測するためには特別な作業が必要なのか?」など疑問を持たれる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、LINE広告のコンバージョン計測について、設定方法や分析のポイントを詳しく解説します。また、初心者の方におすすめの代理店や自社内で運用を行う際に便利な広告効果測定ツールのご紹介なども行うので、ぜひ参考にしてみてください。
- 1 LINE広告におけるコンバージョン計測の重要性
- 2 LINE広告のコンバージョン計測設定の手順全体像
- 3 LINE広告のコンバージョン計測時に必要な「LINE Tag」の取得方法
- 4 LINE広告のコンバージョン計測方法の種類とメリット、デメリット
- 5 LINE Tagをサイトに直接設置する場合のコンバージョン計測設定方法
- 6 GTM(Googleタグマネージャー)を使った場合のコンバージョン計測設定方法
- 7 LINE広告のコンバージョン測定結果の確認方法
- 8 LINE広告のコンバージョン計測に関するQ&A
- 9 LINE広告初心者は代理店に設定、運用依頼するのもおすすめ
- 10 LINE広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店
- 11 LINE広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール
- 12 まとめ
LINE広告におけるコンバージョン計測の重要性
LINE広告におけるコンバージョンでは、購入や申し込みなど、LINE広告がどれくらいユーザーの反応に繋げられたかを知ることができます。LINE広告の成果を直接把握できる数値なので、必ず理解をしておきましょう。
ここではLINE広告において効果測定が重要な理由を3つ解説します。
1.全体的な数値の把握を可能にし、費用対効果の高い広告を知ることができる
広告の予算は無限ではありません。広告運用では限られた金額の中で広告パフォーマンスの最大化を追求していきます。パフォーマンスの最大化には、「コンバージョン計測(効果測定)」を実施し、運用する各広告の良い点・悪い点を的確に把握することが大切です。例えばコンバージョン数が多くても、CPAが高すぎる場合なども改善の必要がでてきます。
効果測定は、PDCAのCheck(評価)の部分に該当します。次のA(アクション)の改善策作りの貴重な材料となるので、しっかり把握しておきましょう。
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2.指標と数値のつながりを慎重に読み解くことで、最適な改善策を導き出すことができる
効果測定をした結果の指標と数値のつながりをしっかり読み取ることも、適切な改善策への近道です。コンバージョン数を増やす・コンバージョン単価を下げるなど、どちらの施策にするかの判断も、効果測定の結果が重要になってきます。
適切な方向性の施策を打たないといつまでも結果は改善しません。効果測定の結果を正しく理解して最短で効果に直結する施策を考えていきましょう。
3.継続的な指標モニタリングで幅広い打ち手の検討・実行を可能にする
改善施策を行っていくなかで、数値は日々変化していきます。ここでは効果測定結果の継続的なモニタリングが大切です。例えば、コンバージョン数をあげたい時に注目する指標は「インプレション数」「クリック率」「クリック単価」などがあります。
一般的な広告運用の流れとして、施策に連動した指標の動きをチェックして、効果があるかどうかを把握し、実施した施策に効果がなければ、また次の対策を考える、というプロセスを繰り返していきます。コンバージョン測定結果を継続的にモニタリングすることで、幅広い打ち手の検討や実施を可能にします。
LINE広告のコンバージョン計測設定の手順全体像
LINE広告のコンバージョン計測をするには、「LINE Tag」を取得して設置する必要があります。
LINE Tagの計測設定の手順はおもに3STEPで行います。
- LINE Tagの取得
- コンバージョン計測の設定(LINE Tagの設置)
- 測定結果の確認
STEP1:LINE Tagの取得
まずは、LINE Tagを取得します。LINE広告用のアカウントを作成すると、管理画面からLINE Tagを取得できるようになります。コードは「ベースコード」「コンバージョンコード」「カスタムイベントコード」の3種類です。
STEP2:コンバージョン計測の設定(LINE Tagの設置)
STEP1で取得した各コードをコンバージョン計測を行いたいすべてのページに貼り付けます。コードの種類により貼り付けの順序や決まり事などが変わります。
STEP3:測定結果の確認
測定結果は、LINE広告の管理画面のダッシュボードで配信の状況を確認できます。さらに「パフォーマンスレポート」としてダウンロードすれば、管理画面では表示されていない詳細のデータまで見ることも可能です。
LINE広告のコンバージョン計測時に必要な「LINE Tag」の取得方法
こちらでは、LINE Tagの3種類のコードの特徴と取得方法について解説します。
「LINE Tag」とは?
引用元:LINE for Business
LINE Tagとは、LINE広告の効果測定を行う上で、必ず設定する必要があるコードです。計測したいページに設置することでユーザーの行動を記録できるようになります。3種類のコードの特徴を理解して正しくコードを設置していきましょう。
「LINE Tag」の種類
LINE Tagの3種類のコードについてご紹介します。設置場所と利用するべきシーンを解説していきます。
ベースコード
ベースという名のとおり、基礎になるコードです。効果測定を行いたいすべてのページに設置する必要があります。コードを設置していないページは計測対象外となるので注意してください。漏れがないようにしっかり設置しましょう。また、ベースコードは広告アカウント毎に取得する必要があります。
ベースコードの設置により、LINE広告経由の流入の把握や、リターゲティング配信に利用できる「オーディエンスリスト」の作成も可能となります。
※参考:LINE広告のリターゲティング配信について詳しく解説している記事はこちら
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コンバージョンコード
コンバージョンコードは、コンバージョン数を計測するために必要です。例えば、商品の購入・資料請求の後に表示されるページに設置することで、コンバージョン数をカウントできるようになります。ベースコードと一緒に設置します。
カスタムイベントコード
カスタムイベントコードは、特定の条件からオーディエンスを作成したいときに使用します。条件を広告主が自由に設定できるところが特徴です。
例えば、ページを50%スクロールした・滞在時間が2分以上など、ユーザーの動向を指定して設定できます。こちらもベースコードと併せて設置する必要があります。
手順1.管理画面を開く
引用元:LINE for Businessマニュアル
LINE広告の管理画面の左上の「≡」を選択し、共有ライブラリの下にある「トラッキング(LINE Tag)」(赤枠)を選びます。
手順2.タグをコピーする
引用元:LINE for Business
トラッキング(LINE Tag)のページに「ベースコード」「カスタムイベントコード」「コンバージョン計測」が表示されているので、それぞれ枠内のコードをすべてコピーします。
LINE Tag取得の際の注意点
いずれのコードも1文字欠けただけで動作しなくなります。コードの選択は手動では行わず、各コード名の右端にある「コピー」ボタンを押せば、ミスなくコピーできます。必ずこちらの方法を使うようにしましょう。
LINE広告のコンバージョン計測方法の種類とメリット、デメリット
LINE広告のコンバージョン計測方法はひとつではありません。そこで、LINE広告のコンバージョン計測方法の種類と、それぞれのメリット・デメリットを解説します。
LINE広告のコンバージョン計測の方法は2種類
LINE広告のコンバージョン計測の方法を紹介します。
手法1:LINE Tagをサイトに直接設置した計測
「トラッキング(LINE Tag)」で取得(コピー)したタグを、コンバージョン計測をしたいページソース(HTML)に設置します。必ずベースコードを設置した上で、コンバージョンコードを設置しましょう。
手法2:GTM(Googleタグマネージャー)を使った計測
GTM(Googleタグマネージャー)を使ってタグを貼ります。Googleアナリティクスの計測をGTMで行った経験のある方ならなじみの深い方法です。
手法1:LINE Tagをサイトに直接設置した計測
LINE Tagをコピーして計測したいページソースに直貼りする方法です。一番オーソドックスな方法だと言えるでしょう。
メリット
コピー&ペーストのみなので、難しい操作はありません。正しい貼り付け位置を理解していれば、誰でも設置が可能です。対象のページ数が少ない場合におすすめの方法です。
デメリット
計測するページが多いと作業時間がかかります。広告アカウントごとにタグを発行する必要があるため、複数のアカウントで運用している場合も作業が大変です。どのページに貼ったかなどの管理も繁雑になるので、ページ数が多い場合は、避けた方がよいでしょう。
手法2:GTM(Googleタグマネージャー)を使った計測
GTM(Googleタグマネージャー)使用する方法です。GTMで複数のプラットフォームのタグを一元管理する企業が多く、メジャーな方法だと言えます。
メリット
手法1の直貼りの方法では、HTMLに直接貼り付ける必要がありましたが、GTMではHTMLに触らずにタグの管理ができます。過去のバージョンに戻ることもできるので、トラブルが起きたときも安心です。また、GTMでタグをまとめることができるので、大量のタグの管理にも向いています。
デメリット
GTMは便利な機能を多数備えていますが、慣れていない人には扱いが難しいツールです。まずは、GTM自体の使い方をある程度学ぶ必要があります。システム担当者が対応できる場合はよいですが、広告担当者のみ場合、GTMの扱いでつまずいてしまう可能性があります。
LINE Tagをサイトに直接設置する場合のコンバージョン計測設定方法
LINE Tagを計測したいサイトに直接設置する手順を解説します。
手順1.トラッキング(LINE Tag)の画面を開く
引用元:LINE for Businessマニュアル
広告マネージャーの共有ライブラリの下にあるトラッキング(LINE Tag)を選びます。こちらは前述のLINE Tagの取得方法と同様です。
手順2.ベースコードを設置する
緑色の「コピー」ボタンを押してベースコードをコピーします。取得したタグは、コンバージョン計測したい自社WEBサイトのHTMLの<head>と</head>の中に貼り付けます。
手順3.コンバージョンコードを設置する
コンバージョンコードをコンバージョンを計測したいページに貼り付けます。このとき、図のようにベースコードの下に貼ってください。
LINE Tagをサイトに直接設置する場合の注意点
ベースコードとコンバージョンコードは必ずセットで使います。貼り付ける順番は、必ずベースコードの貼り付けが先になります。ベースコードが上にあれば、コンバージョンコードを離れて設置していても動作に影響はありません。
GTM(Googleタグマネージャー)を使った場合のコンバージョン計測設定方法
GTM(Googleタグマネージャー)でコンバージョン計測を設定する手順を解説します。
GTM(Googleタグマネージャー)とは?
引用元:Googleタグマネージャー
GTM(Googleタグマネージャー)は、HTMLに直接手を加えずにタグを管理できるツールです。ほとんどの機能を無料で利用できます。さまざまなプラットフォームのタグを一元管理でき、利用者数が多いところも特徴です。
手順1.ベースコードを設定する
GTMを開き、「タグ」-「新規」をクリックします。
引用元:Googleタグマネージャー
右側のメニューから「カスタムHTML」を選びます。
引用元:Googleタグマネージャー
HTMLの欄に LINE広告マネージャーにて取得(コピー)したベースコードを貼り付け、トリガーをクリックして「All Pages」を選択します。
以上がベースコードの設定になります。
手順2.コンバージョンコードを設定する
引用元:Googleタグマネージャー
コードを貼り付ける前に、新しいトリガーを作っておきましょう。「トリガー」ー「新規」をクリックします。
引用元:Googleタグマネージャー
トリガーの設定画面で、トリガーのタイプに「ページビュー」、「PageURL」の設定に計測するページの情報を入れます。
引用元:Googleタグマネージャー
コンバージョンコードもベースコードと同じ手順でLINE広告マネジャーで取得(コピー)したコードを貼り付けます。トリガーを今回は先ほど作った「コンバージョン」を選びましょう。
手順3.公開して計測を開始する
引用元:Googleタグマネージャー
トップ画面に戻ると、手順1と2で作ったタグが生成されています。画面右上の「公開」ボタンをクリックすれば、完了です。
GTMを使った計測の際の注意点
設定したタグは公開ボタンを押さないと計測が開始しないので、忘れずに公開しましょう。設定後はタグが正しく発火しているかどうかを必ず確認してください。管理画面のコンバージョン一覧の「ステータス」のところが「利用可能」となっていれば発火している証拠です。
もし発火していない場合は、もう一度GTMの設定を見直してみてください。
LINE広告のコンバージョン測定結果の確認方法
次は、コンバージョン測定の結果を確認する方法を紹介します。パフォーマンスレポートをダウンロードすることで、LINE広告管理画面よりも詳細なデータを見ることができます。
手順1.パフォーマンスレポートを開く
広告マネージャーの「レポートと計測」の下にある「パフォーマンスレポート」を選択します。
手順2.レポートを作成する
「レポート内容」で「集計期間」、レポート形式で「階層」「集計間隔」「集計単位」「集計対象」「ファイル形式」をリストから選んで設定します。
▼レポート形式で選択できる項目と内容
項目 | 内容 | 選択内容 |
---|---|---|
階層 | ディレクトリ。出力したい階層を選択する | 広告アカウント・キャンペーン・広告グループ・広告 |
集計間隔 | 大まかに知りたいか、細かく知りたいかを選択する | 全体・日別 |
集計単位 | ターゲティングごとの詳細を確認可能 | OS・地域・性別・年齢・趣味/関心 |
集計対象 | 全部を出力するか配信先別を選択 | 全体・配信先別 |
手順3.レポートを確認する
ダウンロードしたレポートの項目と内容は図のとおりです。Excelでダウンロードできるので、グラフなどを使って視覚化することでさらに把握がしやすくなります。
LINE広告のコンバージョン測定結果の分析のポイント
コンバージョン測定結果の分析ポイントを3つご紹介します。
POINT1:広告アカウント全体の数値を念頭におきながら分析する
キャンペーンや広告グループ単位の分析は、広告アカウント全体の動向を念頭においておかないとミスリードする確率があがります。個別の数値が改善されても、アカウント全体の成績が落ちてしまっては問題です。
個々の施策がアカウントへ及ぼす影響を見ながら改善していく姿勢が大切です。
POINT2:改善したい内容にあった指標を深く分析する
まず、コンバージョン自体を増やすのか、コンバージョンするための単価を改善したいのか、課題を決定しましょう。課題を達成するために見るべき指標は何かを考えて分析していきます。それぞれの指標の連動性を見ながら改善ポイントを探していくようにしましょう。
POINT3:課題の達成に必要なアクションに優先順位をつける
改善するべき指標が決まったら、その指標にアプローチする施策を考えます。さらに見るべき指標が増えた場合は、効率的に成果があがりやすい数値を優先して分析していくようにしましょう。同時にいろいろな指標を追いすぎるのも混乱を招くので、分析の方向性を整理するとうまくいきます。
LINE広告を運用していると、レポートを作成する場面があります。広告の運用レポートは、情報を共有するだけではなく、現状を正しく把握・整理することで、改善ポイントを見つけ出すヒントにもなります。 LINE広告にはレポート機能がありますの[…]
LINE広告のコンバージョン計測に関するQ&A
Q.GoogleアナリティクスでもLINE広告のCV測定結果を確認することは可能?
GoogleアナリティクスはLINE広告と連携することで、サイト内の動きやコンバージョンに至った経緯を確認できます。しかし、Googleアナリティクスで確認できるのは、広告をクリックしてサイト内に流入した後の動きなので、LINE広告のパフォーマンスレポートで見られる数値とは異なります。
Q.LINE広告のコンバージョンをテストする方法は?
LINE広告のコンバージョンをテストする方法はありませんが、LINE公式アカウントでメッセージ配信の「A/Bテスト」が行えます。ユーザーの反応がつかめるので広告作成のクリエイティブに活かすなど、いろいろと応用できます。
LINE広告は、SNS広告の中でも特にアクティブユーザー数が多いため、大きな効果が期待できる広告の一つです。 特に日本国内においては、LINEユーザーが非常に多く、幅広い年代のユーザーがいるので、あらゆる商材のマーケティングに、LIN[…]
Q.LINE公式アカウント経由のコンバージョンはどうやったら計測できる?
LINE公式アカウント経由でサイトに流入したユーザーのサイト内での動向は、Googleアナリティクスで計測できます。その場合、LINE広告に貼るURLの末尾にキャンペーンパラメータを付与することが必要です。Campaign URL Builderを使えば、パラメータの付与は簡単に行えます。
※参考:パラメータについて詳しく解説した記事はこちら
Google広告以外の効果測定をGoogleアナリティクスで行いたい Yahoo!広告の効果測定をしたらどうも数値がおかしい のように、GoogleアナリティクスでGoogle以外の媒体の効果測定行う際に困ってることはありませんか? […]
LINE広告経由でアプリインストールのコンバージョンを計測することはできる?
アプリのインストールを計測するには、SDK連携が必要になります。LINE広告の管理画面からアプリを登録すると発行される「広告アカウントID」「アプリID」をSDKの管理画面で設定します。SDKの設定方法は会社によって違うので、各自確認が必要になります。
LINE広告初心者は代理店に設定、運用依頼するのもおすすめ
LINE広告をはじめたばかりで運用が不安な方や人員的に難しい場合は、広告代理店に代行してもらうのもおすすめです。
LINE広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット
LINE広告の運用代行を代理店に依頼するおもなメリットを3つご紹介します。
- 広告運用業務をプロに任せられる
- 経験と知識が豊富
- 困ったときもサポートしてくれる
【メリット①】広告運用業務をプロに任せられる
広告運営に関わる業務をすべてまかせることが可能です。効果測定の結果から改善施策を考えてPDCAサイクルを回すのは、担当者が不慣れな場合は結果を出しにくい場合があります。
日々のモニタリングやレポーティングも想像以上に時間がかかるものです。代理店に代行してもらえば、レポート作成に取られていた時間を別の業務にまわせて仕事の効率化も図れます。
【メリット②】複雑な各種設定、分析も任せることができる
広告代理店は多くの顧客のLINE広告運用に携わってきているため、経験と知識が豊富です。当然、効果測定結果の分析に慣れていない担当者が行うよりも効率的に行えます。
LINE広告の中でも難しいターゲティング設定などは、経験の有無で結果が大きく違ってきます。代理店なら、ユーザーに一番反応のよい広告をいち早く探してもらえます。
【メリット③】困ったときもサポートしてくれる
管理画面や関連ツールの使い方がわからないときでも、代理店を利用していればサポートが受けられます。代理店によってはセミナーなどを開催して教えてくれるところもあります。
WEB広告のすばやい流れについていけなくなっても、代理店がフォローしてくれるので心強いです。効果測定の方法や正しい指標の見方なども適切なアドバスを受けられるので、予算や目標を立てるときにも役立ちます。
LINE広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店
LINE広告運用代行に強みもっている広告代理店を紹介します。効果が伸び悩んでいる方、運用はプロにまかせたい方にもおすすめできます。
株式会社グラッドキューブ
引用元:https://www.glad-cube.com/service/line.html
こんな方におすすめ
LINE広告をはじめ、他のプラットフォームの広告も運用していて、総合的な広告の売り上げをアップさせたい
目標の達成だけでなく運用方法や最適な施策の策定方法まで、しっかりとサポートしてもらいたい
株式会社グラッドキューブの強み
株式会社グラッドキューブは、Google、Facebook、Twitterなどの広告も多く取り扱い、WEB広告全体の知見が豊富です。LINE広告だけでなく他の媒体も含めた総合的な運用の相談が可能です。
また、サポートの手厚さも魅力のひとつです。専門のチームを組んで、広告主1社につき2名以上の担当者がついてサポートしてもらえます。
株式会社グラッドキューブの概要
・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7新瓦町ビル 8F
・URL:https://www.glad-cube.com/
LINE広告を使って競合に一歩リードしたい。 本業がいそがしいから運用をプロにまかせたい。 自社で運用してみたがうまくいかなかった。 本記事は上記のような悩みをもつビジネスパーソンに向けたものです。LINE[…]
LINE広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール
LINE広告の効果を可視化できるおすすめの効果測定ツールもご紹介します。
Databeat Explore
LINE広告の運用を自社で行うときに、心強い味方となってくれるツールがDatabeat Exploreです。
Databeat Exploreはアジト株式会社が提供している広告効果測定ツール。LINE広告との相性もよく、操作に慣れない広告担当者でも簡単に効果測定やレポートティングを行うことが可能です。
LINE広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
自動で最新のデータに更新できる
Databeat Exploreはデータの収集からレポーティングまで、自動で行ってくれます。データはAPIなどで蓄積されるので、常に最新の状態で維持されます。
そのため、担当者がデータにアクセスしてその都度更新していく手間がなくなります。Googleアナリティクス、Looker Studio(旧Googleデータポータル)、スプレッドシートなどと連携ができるので、簡単な作業で美しいレポートを出力可能です。
クリエイティブの効果まで把握できる
Databeat Exploreは、サムネイル画像まで自動で抽出を行います。クリエイティブを比較できることで、クリエイティブ関連の効果測定のしやすさが格段にアップします。
さらに各プラットフォームの広告をDatabeat Exploreの管理画面で一元管理可能。複数の媒体で広告を配信しているなら、管理画面をたくさん開いてバラバラに確認する手間からも解放されます。
他媒体同士の広告の比較検討が簡単にできる
Databeat Exploreは、他媒体の指標の違いを、同じ指標に統一してくれるので、プラットフォームが違う広告同士の比較が簡単に行えます。グラフィカルで視覚的にも把握しやすいダッシュボードにより、わかりやすさも抜群です。
媒体との連携作業もとても簡単。一度設定すれば、その後は自動でデータ処理を行ってくれます。データ作業に関する工数が大幅に削減されるので、稼働を他の仕事に回すことができ全体的な作業効率のアップに貢献できます。
「広告効果測定ツール」は複数種類の広告を出稿している事業者にとって、利用価値のあるマーケティングツールです。 「広告効果測定ツール」を利用することで、費用対効果の分析や効果のある広告の特定などが正確かつ効率的に実施できるようになります[…]
まとめ
今回は、LINE広告のコンバージョンのタグ設定について詳しく解説しました。3つのタグを用途に合わせて上手く使って正しい効果測定を行えるようにしていきましょう。
LINE Tagの取得と設定方法も効果測定を行うには必ず身につけておかなければならない知識です。手動や時間がかかるので、できればGTMで管理していく方法がおすすめです。
どうしても運用が厳しい場合は、広告代理店にお願いするのもひとつの手です。自力での運用を助ける便利な効果測定もご紹介していますので、ぜひ自分に合ったLINE広告運用方法を見つけてみてください。