LINE広告を運用していると、レポートを作成する場面があります。広告の運用レポートは、情報を共有するだけではなく、現状を正しく把握・整理することで、改善ポイントを見つけ出すヒントにもなります。
LINE広告にはレポート機能がありますので、まずはこのレポートの見方を理解しましょう。レポートの見方を理解できたら、今度は分析方法や活用方法、さらに効率的にレポートを作成する方法などもあります。
そこで今回こちらの記事では、LINE広告のレポート制作方法や、レポート自動化ツールなど、LINE広告のレポートにまつわる情報を解説していきます。
- 1 LINE広告を始めたら見ておきたい「LINE広告レポート」の基礎知識
- 2 【基礎】LINE広告レポートを実際に見てみよう
- 3 【中級】LINE広告レポートをどう読み解き、活用する？
- 4 LINE広告レポート作りのよくある悩みと解決法
- 5 【上級】より効果的に、効率的にLINE広告レポートを作るには
- 6 まとめ
LINE広告を始めたら見ておきたい「LINE広告レポート」の基礎知識
最初に、LINE広告のレポートに関する基礎知識について見ていきましょう。LINE広告に実装されているLINE広告レポートとはどんなものなのか、レポートを見る目的などを解説していきます。
そもそも「LINE広告レポート」とは？
LINE広告レポートは、運用中のLINE広告のデータを、ExcelまたはCSV形式で出力できるレポートのことです。集計期間や階層など細かい設定をした上で、データを出力できます。
そもそも「LINE広告レポート」を見る目的は？
LINE広告レポートを見る主な目的は、以下の2点となります。
目的1、現状が把握できる
LINE広告レポートでは、現在運用しているLINE広告のデータを確認できます。これにより、運用している広告の現状を把握することが可能です。
LINE広告を正しく運用していくためには、まずは現状を正確に把握することが必ず必要となります。
目的2、把握した現状をもとに改善ができる
LINE広告レポートで現状を正確に把握したら、次は改善点を見つけ出します。LINE広告レポートを見ると、良い部分も悪い部分も数値で明らかになりますので、改善すべき点を見つけやすいメリットがあります。
いくつか改善すべき点が見つかったら、広告効果に対してよりインパクトの大きな部分から優先的に着手していきましょう。
【基礎】LINE広告レポートを実際に見てみよう
LINE広告レポートとはどのようなものなのか、実際に見ていきましょう。ここからは、LINE広告レポートの確認方法や、表示されている情報の意味などを解説していきます。
LINE広告のレポートはどうやったら確認できるの？
LINE広告レポートは、LINE広告の管理画面からダウンロードできます。ダウンロードする際には、出力形式や対象期間、項目などを事前に設定する必要があります。
手順1：広告マネージャー
引用元：Web担当者Forum
LINE広告の広告マネージャーを開きます。すると画面左上に「≡」のマークがあるので、こちらをクリックしてください。
手順2：パフォーマンスレポート
引用元：Web担当者Forum
広告マネージャーのメニューが開いたら、「レポートと計測」の中にある「パフォーマンスレポート」をクリックします。
手順3：レポート一覧
引用元：Web担当者Forum
「パフォーマンスレポート」をクリックすると、レポート一覧画面が開きます。ここで、「レポート作成」をクリックしてください。
手順4：レポート作成
引用元：Web担当者Forum
レポート作成画面では、集計期間/階層/集計間隔/集計単位/集計対象/ファイル形式/削除済みの項目を含めるかどうかを設定して、最後に「作成する」をクリックすると完了です。
LINE広告レポートを出すときに、入力が必要な情報は？
LINE広告レポートを出力する際に、入力や選択が必要な項目がいくつかあります。各項目の意味について解説します。
階層
「広告アカウント」「キャンペーン」「広告グループ」「広告」などの階層を選択します。
集計間隔
レポートを集計する期間を選択します。
集計単位
以下の単位で集計できます。
- OS
- 地域（居住地）
- 性別
- 年齢
- 趣味・関心
- 行動
- 属性
集計対象
LINE広告とLINE広告ネットワークを分けたり、配信面別で集計ができます。
ファイル形式
ExcelかCSVが選択できます。
削除済みの項目
削除済みの項目を含める場合はチェックを入れます。
ダウンロードしたLINEレポートに書いてある項目の意味は？
上図は、LINE広告レポートで選択できる項目の一覧です。この中で特にわかりにくいものをピックアップして解説します。
3-second video views
動画を3秒以上再生した人をカウントします。
Video watches at 25%
動画を25％以上再生した人をカウントします。「50%」「75%」「95%」もそれぞれ動画を再生した割合でカウントします。
Video completions
動画を視聴完了した場合にカウントします。
LINE広告は定期的にアップデートされる
LINE広告は、定期的にアップデートされます。過去には、「LINE Ads Platform」から「LINE広告」へ名称変更されたり、動画再生の最適化が可能になったりしました。
定期的にアップデートをチェックしよう
LINE広告のアップデートが実施されると、管理画面の仕様や機能にも変更があります。こうしたアップデートの情報は、「LINE for Business」のニュースで配信されますので、常にチェックしておくようにしましょう。
基礎編のまとめ
ここまでは、LINE広告レポートの確認方法や項目の設定方法、用語などの解説を行いました。ひとまずこれでLINE広告レポートの閲覧方法は理解できたと思いますので、実際にLINE広告レポートを出力してみましょう。
【中級】LINE広告レポートをどう読み解き、活用する？
ここからは、LINE広告レポートの読み解き方、活用方法などを解説していきます。LINE広告レポートを上手に読み解き活用することで、LINE広告の運用成果を向上させることが可能となります。
レポートで絶対に確認するべきポイントは？
LINE広告レポートで絶対に確認すべきポイントは以下の3つとなります。
- CV/CVR/CPA
- clicks/CTR/CPC
- impression/CPM
POINT 1：CV/CVR/CPA
まずは、コンバージョン周りの数値です。広告を運用する上でコンバージョン獲得はもっとも重要な指標の一つとなるため、コンバージョン数はもちろん、コンバージョン率、コンバージョン単価についてもチェックします。
コンバージョン数だけ追ってしまうと、費用対効果について確認ができませんので、必ずコンバージョン率とコンバージョン単価も同時に見る必要があります。
コンバージョン率が低下してくると、コンバージョン単価も必然的に高騰しますので、1コンバージョンに対しての利益率が悪化します。
最悪の場合、コンバージョンを獲得できても赤字になるケースもありますので、コンバージョン率およびコンバージョン単価は、特に注意して観察していきましょう。
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POINT 2：clicks/CTR/CPC
次にクリック周りです。広告がクリックされるかどうかは、ユーザーが広告に興味を持ってくれているかどうかを把握するのに役立ちます。
表示された広告がクリックされているということは、ユーザーが広告に興味を示して、自社サイトへ正常に流入していると判断できます。
ただし、クリック数だけ追っても正しい判断はできないので、クリック率も同時にチェックします。クリック率が低いと言うことは、表示された広告に興味を持つユーザーの割合が少ないということになりますので、なんらかの改善をしなくてはなりません。
この場合考えられる主なパターンとして、ひとつは広告クリエイティブに問題があることが想定されます。広告クリエイティブがわかりにくい、あるいは魅力的ではない場合、ユーザーはなかなか広告をクリックしてくれません。
よって、広告クリエイティブの見直しを実施する必要があります。
もう一つのパターンは、ターゲティングに問題があるケースです。LINE広告は非常に細かいターゲティングができますので、正しいターゲティングができていれば、広告の内容に興味があるユーザー層に対して、ピンポイントで訴求できます。
しかし、そもそもターゲティングに誤りがあると、表示される広告にユーザーは興味がないので、当然クリックされる確率も低くなってしまいます。
そのため、ターゲティングに問題がないのかどうか、改めてチェックする必要がでてきます。
さらに、クリック単価はLINE広告の費用対効果を把握する上で重要な指標のひとつです。仮にクリック率が高く運用できていたとしても、クリック単価が高すぎると費用対効果のバランスが崩れてしまいます。
クリック単価を抑えるには、競合の少ないターゲティングに変更するなどの措置が必要です。
POINT 3：impression/CPM
自社商品の認知向上やブランディング目的でLINE広告を運用している場合、インプレッション数は重要な指標となります。
ブランディングは、いかに多くのユーザーに広告を見てもらえるかがポイントとなりますので、インプレッション数をKPIとして運用することもあります。
インプレッションが伸びない場合は、ターゲティングを絞り込み過ぎているなどの可能性が考えられますので、少し幅広いターゲットに広告を配信してみるという方法もあります。
また、この時同時にインプレッション単価も見ていきましょう。インプレッション単価は、クリック単価に比べてコストパフォーマンスが良い傾向があります。
しかし、場合によってはインプレッション単価が高騰する可能性もゼロではありません。費用対効果に問題がないかを見極めながら、広告を配信していくことも重要となります。
LINE広告の運用成果をもっと上げたい！レポートから見直すべきこと
LINE広告の運用成果をもっと上げたい場合、レポートから見直すべきことを見つけることが可能です。そこで、具体的にレポートのどの項目を、どのようにチェックして改善点を見つけ出すのかについて、解説していきます。
- 入札設定
- クリエイティブ
- ターゲティング
- 費用対効果
- リーチ
POINT1：入札設定
入札設定が正しいかどうかは、クリック数やクリック率、インプレッション数、インプレッション単価などで確認ができます。
想定しているよりもクリックやインプレッションが伸びない場合、競合に入札価格が負けてしまっている可能性があります。
このままだと、広告が十分にユーザーに配信されないので、入札価格を変更するなどして改善を図ります。
POINT2：クリエイティブ
クリック率や動画再生数などから、広告クリエイティブに効果についても確認できます。
広告のクリエイティブがあまりクリックされていなかったり、動画が再生される数や割合が低い場合、クリエイティブの質が問題となっている可能性が考えられます。
一度クリエイティブを見直して、ユーザーの興味を惹くクリエイティブに差し替えて効果測定を行ってみましょう。広告クリエイティブの変更を行う際は、A/Bテストを活用すると、効果的なクリエイティブを見極めるのが簡単です。
また、効果的なクリエイティブも、長期間使用し続けると、ユーザーに飽きられてしまうことがありますので、定期的な変更を実施するのもおすすめです。
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POINT3：ターゲティング
コンバージョン数が伸び悩んだり、コンバージョン率が低い場合は、広告のターゲティングが適切でないことが想定されます。
自社商品のターゲットがどのような人物なのか、再度ペルソナ設定を検討するなどして、適切なターゲティングを検討してみましょう。
ただし、ターゲティングの幅を狭めすぎると、オーディエンスの母数が少なくなってしまい、配信ボリュームが低下してしまう懸念があります。
レポートでリーチやインプレッションを確認して、配信ボリュームについても注意しながら運用しましょう。リターゲティング配信を導入することで、コンバージョン数アップや、コンバージョン率の改善が見込める場合もあります。
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POINT4：費用対効果
LINE広告を運用する上で、費用対効果は特に重視しなくてはなりません。広告費用の総額はもちろんですが、CPAやCPMを確認しましょう。
コンバージョンが獲得できていても、CPAやCPMが高くなりすぎていると、費用対効果が合わなくなる可能性もあります。事前に限界CPAがいくらになるか計算した上で、それを超えてしまうことがないように運用することが必要です。
また、LINE広告の費用対効果を改善するには、ターゲティングの変更やクリエイティブの見直しによるコンバージョン率のアップ、ターゲティングの変更による入札価格の抑制などが必要です。
LINE広告の費用対効果を改善する具体的な策として、フリークエンシー設定を行うのも効果的です。フリークエンシーキャップを設定することで、無駄な広告コストを抑えた運用が実現できます。
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POINT5：リーチ
広告がどれだけ多くのユーザーに届いているかは、インプレッションだけでなくリーチを確認することも重要です。
インプレッションは、同じユーザーが複数回広告を見た場合にもカウントされますが、リーチはユーザー数でカウントされます。
よって、インプレッション数が伸びていてもリーチが伸びていないと、同じユーザーにばかり広告が配信されていることになります。
この場合は、ターゲティングの見直しが必要と考えられます。
LINE広告レポート作りのよくある悩みと解決法
LINE広告レポートを作成する上でのよくある悩みと、その解決法について解説します。LINE広告レポートはどれくらいの頻度でチェックするべきなのか、分析しやすいレポートを作成する方法などを解説します。
悩み1.レポートはいつ、どのくらいの頻度でチェックするべき？
広告の運用レポートを月次でチェックしている方も多いかと思います。もちろん月次でのチェックは必要ですが、可能であれば週次や日次でのチェックも実施しましょう。
毎日が難しければ週次でも構いません。月に一回のチェックになってしまうと、月途中での市場の変化や、設定の誤りに気がつきにくいからです。
ちょっとした無駄が、月単位となれば塵も積もって大きな損失につながる恐れがあります。よって、細かい分析はできなくても、日々前日の数値に目を通す程度のチェックは行っておいた方が良いでしょう。
悩み2.どうしたら読みやすいレポートが作れる？
次に読みやすいレポートを作成する方法について解説します。
グラフを作るコツ
グラフは、折れ線グラフか棒グラフがわかりやすい形式です。日ごとの推移を見る場合は折れ線グラフが見やすいですが、曜日ごとの比較を行う場合などは、棒グラフがおすすめです。
円グラフは一見わかりやすいと感じるかもしれませんが、実際には数値の差などが伝わりにくいので、あまりおすすめしません。立体的なグラフもわかりにくくなるだけなので、一般的な平面のグラフを使用しましょう。
色の選び方
広告レポートに使う色は、あまり派手すぎない「青」「緑」「グレー」などがおすすめです。そして、できるだけシンプルに作成するのが望ましいと言えます。
たくさんの色を使ってしまうと、どこに注目すべきかが不明確になってしまいます。重要な数値など、一部にだけ別の色を使うことで、強調したい部分に注目を集めることができます。
悩み3.レポートの制作に時間がかかる！
広告のレポートは、多数の指標が並んでいるため、制作に時間がかかってしまうという悩みも多くなります。しかし、レポート制作にばかり時間をかけることは、あまり生産的とは言えません。
レポート作成を効率化するツールを使おう
レポート作成を効率良く行うためには、ツールを使うという方法があります。広告のレポート作成に特化したツールを導入すれば、ほとんど操作しなくても、自動的にわかりやすいレポートが作成できますので、これまでレポート作成に費やしていた時間を大幅に削減することが可能となります。
中級編のまとめ
LINE広告レポートを上手に活用するためには、重要な指標にポイントを置いてチェックしていくことが大切です。そして、レポートからわかる情報を読み解いたら、どこを改善することで広告効果を高められるかを見極め、実行していきましょう。
そのためには、わかりやすいレポートを作成する必要があります。折れ線グラフや棒グラフなど、推移が見やすい形式でグラフを作成すること、なるべくシンプルな色使いで見やすいレポートを作成するのがおすすめです。
レポートを作成するのにどうしても時間がかかってしまうという場合は、レポート作成用のツールを導入して、業務効率化を図るのもよいでしょう。
【上級】より効果的に、効率的にLINE広告レポートを作るには
より効果的で効率的なLINE広告レポートの作成方法について解説します。レポート作成に費やす時間はできるだけ短くして、その分ほかの業務に割り当てることが望ましいと言えます。
また、効果的なレポートが作成できれば、LINE広告の効果を飛躍的に高めることも期待できます。
LINE広告のレポート作成を効率化するツールの種類
LINE広告のレポート作成を効率化する2種類のツールについて、見ていきましょう。
種類１：広告レポートテンプレート
広告レポートテンプレートは、決まった箇所にデータを入力・連携することで、あらかじめ用意されているテンプレートに反映されるものです。表やグラフを作成する手間を省くことができます。
種類２：広告レポート自動化ツール
広告レポート自動化ツールは、LINE広告と連携させることで、データを自動的に抽出し、レポート作成まで完了できるツールです。
種類1：広告レポートテンプレートとは？
引用元：Shirofune
広告レポートテンプレートは、一般的にExcel形式となります。LINE広告の運用データを管理画面からダウンロードして、入力したり貼付けたりすると、あらかじめ用意されている表やグラフのテンプレートに、数値が反映されます。
広告レポートテンプレートを利用するメリット
表やグラフがテンプレートとして用意されているため、作成する手間を省けます。広告レポートとして作られているため、テンプレートが見やすいというメリットもあります。
広告レポートテンプレートを利用するデメリット
テンプレートなので、データの反映は手動で行わなくてはなりません。また、テンプレートにないデータ比較を行いたい場合は、自分で作成しなくてはいけないというデメリットもあります。
広告レポート作成を効率化する「広告レポート自動化ツール」とは？
引用元：Databeat Explore
広告レポート自動化ツールとは、LINE広告の運用データの抽出を自動で行い、さらにそのデータを使ってレポート作成まで自動で行えるツールです。
広告レポート自動化ツールを利用するメリット
広告レポートテンプレートのように、データを手動で入力する必要がありません。自動でデータを収集してくれて、その上レポート作成も自動化されていますので、見たい時に見たいデータを最新の状態で閲覧できます。
広告レポート自動化ツールを利用するデメリット
操作不要でレポート作成ができる広告レポート自動化ツールの唯一のデメリットは、利用するためのコストがかかるという点です。
しかし、レポート作成の手間を省き、尚且つ分析しやすいレポートが自動生成されるメリットを考えると、十分コストをかける価値があるとも考えられます。
オススメのLINE広告レポート自動化ツール：Databeat Explore
広告レポート自動化ツールでおすすめなのが、Databeat Exploreです。Databeat Exploreは、LINE広告だけでなく、あらゆるWEB広告のレポートを自動で作成することが可能なツールです。
LINE広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
LINE広告運用におけるDatabeat Exploreの活用ポイントをご紹介します。
- データを自動で収集・更新できる
- 情報を把握しやすいレポートテンプレート
- データを自由な形式で出力できる
データを自動で収集・更新できる
Databeat Exploreは、LINE広告やGoogle広告、Yahoo!広告、Twitter広告などさまざまなWEB広告と連携して、データの自動収集と更新を行うことが可能です。
手動での入力が必要ないので、各広告媒体の管理画面へログインして、データをダウンロードするといった手間を省くことができます。
入力ミスなど、人為的なミスの発生を防げるというメリットもあります。
情報を把握しやすいレポートテンプレート
自動で収集した広告データは、Databeat Exploreにあらかじめ用意されているレポートテンプレートに反映されます。テンプレートは複数用意されており、広告それぞれの運用状況が一目で把握できるわかりやすいものになっています。
データを自由な形式で出力できる
Databeat Exploreに集められた各広告のデータは、自由な形式で出力することもできます。データ共有のためにExcelやGoogleスプレッドシートで出力したり、Looker Studio（旧Googleデータポータル）やBIツールに出力して分析することも可能です。
さらに、Googleアナリティクスへ自動出力もできますので、広告データをGoogleアナリティクスベースで効果検証するなどの操作も、簡単に実行できます。
上級編まとめ
LINE広告レポートを効率的に作成するには、広告レポートテンプレートまたは広告レポート自動化ツールの利用がおすすめです。広告レポートテンプレートは、広告データを入力するだけで、テンプレートのレポートにデータが反映されますので、グラフや表の作成を行う手間を省くことが可能です。
ただし、データ入力の工数はどうしても発生してしまうのがデメリットでもあります。このデメリットを払拭するには、広告レポート自動化ツールの導入がおすすめです。
広告レポート自動化ツールなら、データの抽出からレポート作成まで、全てを自動で行うことが可能となります。LINE広告のみならず、Google広告やYahoo!広告などあらゆる広告媒体に対応しているため、複数の広告を運用している方なら、データ更新やレポート作成の大幅な効率化が望めます。
また、広告レポート自動化ツールには、広告レポートテンプレートのように、LINE広告やその他の広告を効果的に分析できるテンプレートが用意されています。
自動で収集した広告データは、このテンプレートによって可視化されますので、広告レポート自動化ツールを開くだけで、広告運用の現状把握、そして効果的な分析も実施できるようになります。
まとめ
LINE広告のレポートは、必要な項目を選択して、管理画面から簡単にダウンロードできます。ダウンロードしたレポートから読み取れる情報を活用して、LINE広告の運用改善に役立ててみましょう。
LINE広告レポートを活用して運用改善を実施するには、重要な指標をチェックして、効果的な分析を行うことが大切です。しかし、効果的なLINE広告のレポートを効率良く作成することは簡単ではありません。
そこでおすすめなのが、広告レポートテンプレートや広告レポート自動化ツールです。これらは、LINE広告のレポート作成を大幅に効率化してくれる便利なツールです。
なかでも広告レポート自動化ツール「Databeat Explore」は、LINE広告をはじめとしたWEB広告のデータ収集も自動で行うことができ、分析しやすい効果的なレポートも自動で生成されますので、LINE広告の効果改善を実施したい方には、ぜひおすすめのツールです。
