ビュースルーコンバージョンは、運用するWEB広告の効果を正しく理解するために、おすすめの方法の一つです。また、この時、ビュースルーコンバージョンを正しく評価できるかどうかが重要でもあります。
そこで、今回こちらの記事では、ビュースルーコンバージョンの評価方法、そして確認方法について、広告媒体別に解説していきたいと思います。
- 1 【おさらい】ビュースルーコンバージョンとは?
- 2 ビュースルーコンバージョンを評価する理由
- 3 各広告媒体ごとのビュースルーコンバージョンの計測条件まとめ
- 4 Google広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
- 5 Yahoo!広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
- 6 Facebook広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
- 7 Twitter広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
- 8 広告のビュースルーコンバージョンを正しく評価するポイント
- 9 ビュースルーコンバージョンの効果を最大化させる3つのポイント
- 10 ビュースルーコンバージョンを評価する際の注意点
- 11 WEB広告の評価・分析に強みを持つ広告代理店の利用もおすすめ!
- 12 WEB広告を自前で運用する際にオススメの業務効率化ツール
- 13 まとめ
【おさらい】ビュースルーコンバージョンとは?
ビュースルーコンバージョン(VTC)とは、間接的な広告の効果を示す指標のひとつです。
まず前提として、コンバージョンとは、ユーザーがウェブサイトで商品購入やサービスの申込みを完了することを指しています。WEB広告は、主にこのコンバージョン獲得を目的として運営されています。
VTCは、配信した広告がクリックされず、その後ユーザーが自然検索など別の経路からコンバージョンしたケースを指します。
ビュースルーコンバージョンの仕組み
VTCは、広告の表示面積や表示時間を元にして計測されます。細かなルールは広告媒体ごとに違いますが、一定の条件を満たした場合、広告がユーザーに対して表示されたと認識します。
そして、その広告がクリックされずに、一定期間内に別のルートでコンバージョンした場合、はじめに表示していた広告に対して、VTCがカウントされるといった仕組みです。
クリックスルーコンバージョンとの違い
VTCは、コンバージョン前にクリックされなかった広告の指標です。これに対してクリックスルーコンバージョン(CTC)は、コンバージョン前にクリックされた広告に対する指標です。
広告がユーザーに配信され、その広告をクリックしてコンバージョンした場合、CTCとしてカウントされます。
一般的な広告運用の場面では、このCTCにポイントを置いて、計測や分析されることが多くなっています。
※参考:ビュースルーコンバージョンについて詳しく解説した記事はこちら
ビュースルーコンバージョンは、WEB広告の効果を見るための指標の一つです。広告経由ですぐに成約となったコンバージョンとは異なるビュースルーコンバージョンは、正しく計測することで、自社のWEB広告運用の方向性を見つけるヒントとなります。 […]
ビュースルーコンバージョンを評価する理由
コンバージョンに直接関係がないと思われがちなビュースルーコンバージョン(VTC)ですが、なぜ評価するのでしょうか。ここでは、評価を行う理由について解説します。
- 広告の間接効果を知ることができる
- 広告の効果を正しく評価できる
- 広告戦略を決める情報として活用できる
1.広告の間接効果を知ることができる
VTCを評価すると、広告の「間接効果」を知ることができます。
配信した広告がクリックされてコンバージョン獲得する直接効果は、シンプルでわかりやすいため、ほとんどの広告運用シーンで評価基準とされています。
反対に、広告から直接コンバージョンが獲得できていない場合、その広告は効果がないと判断するケースが多くなります。
しかし、VTCを評価していくと、最終的なコンバージョンを獲得するまでに、ユーザーが接触した広告の間接効果がわかります。
複数の広告との接触により、最終的なコンバージョンが獲得できていると捉えることができるのです。
2.広告の効果を正しく評価できる
VTCを評価すれば、広告の効果を正しく評価できるようになります。
コンバージョンだけを元にして広告を評価することは、決して間違いではありません。しかし、それだけでは不十分でもあります。
最終的なコンバージョンに至るまでに、いくつかの広告に接触することで、ユーザーの商品に対する認知度が向上したり、購買意欲がかき立てられている場合があるからです。
そのため、VTCを評価することで、広告のあらゆる効果を総合的に評価できるようになるのです。
3.広告戦略を決める情報として活用できる
VTCの評価は、広告戦略を決める情報としても活用できます。
上記で解説しましたように、VTCを評価することは、広告の効果を正しく評価することにつながります。
広告効果を正しく評価することができれば、その情報を元に、どの広告にさらに予算を割くべきか、反対に撤退すべき広告があるか、といった広告戦略の判断を決めるヒントとなるのです。
各広告媒体ごとのビュースルーコンバージョンの計測条件まとめ
ビュースルーコンバージョンの計測条件は、広告媒体ごとに違いがあります。そこで、主要な広告媒体の計測条件を表にまとめてみましたので、ご覧下さい。
広告媒体 | 広告表示条件 | 計測期間 |
---|---|---|
Google広告 | 広告の50%以上が1秒以上表示 | 1~30日間で指定可能 |
Yahoo!広告 | 広告の50%以上が1秒以上表示 | 1日間 |
Facebook広告 | 広告が1%以上表示 | 1日間/7日間/28日間 ※7日間と28日間は今後サポート終了予定 |
Twitter広告 | 広告が1pixel以上表示 | 1~90日間で指定可能 |
Google広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
Google広告のビュースルーコンバージョン計測手順、確認手順を解説します。すでにGoogle広告を運用されている方は、管理画面から簡単に設定が可能です。
これからGoogle広告を運用予定の方は、Google広告のアカウントを作成後、こちらの手順に従って設定を行ってみてください。
1.Google広告にログイン
引用元:Google広告
はじめに、Google広告にログインします。そして、画面右上にある「ツールと設定」→「コンバージョン」に進みます。すると、コンバージョンアクションの画面になりますので、ビュースルーコンバージョン設定を行いたいコンバージョンアクションをクリックしてください。
そして、設定編集画面になったら、「設定を編集」をクリックして編集画面に移ります。
2.ビュースルーコンバージョン計測期間の設定
引用元:Google広告
コンバージョン設定の編集画面にたどり着いたら、「ビュースルーコンバージョン計測期間」のところで、計測期間を選択します。そして画面下にある「完了」をクリックすれば設定は終了です。
3.表示項目の変更
引用元:Google広告
ビュースルーコンバージョンを確認するには、Google広告の表示設定を変更する必要があります。Google広告のすべてのキャンペーンの画面で、「表示項目」→「表示項目の変更」に進みます。
そして、キャンペーンの表示項目変更画面になったら、「コンバージョン」をクリックします。すると、上図の画面になりますので、「ビュースルーコンバージョン」にチェックを入れて、「適用」をクリックすれば完了です。
この設定を完了すると、すべてのキャンペーン画面に、ビュースルーコンバージョンの項目が表示されるようになります。
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Yahoo!広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
次に、Yahoo!のビュースルーコンバージョン計測設定、確認手順の解説です。今回は、Yahoo!ディスプレイ広告の手順を参考に解説していきます。
1.Yahoo!広告にログイン
引用元:Yahoo!広告
まずYahoo!広告の管理画面にログインします。そしてディスプレイ広告管理画面にアクセスしたら、画面右上にある「ツール」をクリックします。
するとメニューが開くので、「コンバージョン測定」をクリックします。
コンバージョン設定の作成画面になったら、コンバージョン名などを入力して「作成」をクリックします。
再度共有ライブラリーが表示されますので、「タグを表示」をクリックして、「コンバージョン測定タグ」を取得しましょう。
取得したタグは、サンクスページの<HEAD>タグ直後に設置します。
2.表示項目を編集
引用元:Yahoo!広告
Yahoo!広告でビュースルーコンバージョンを確認するには、表示項目の変更が必要となります。表示広告の変更は、ディスプレイ広告管理画面トップで、「表示項目」→「表示項目を編集」をクリックします。
すると、上図が表示されますので、「ビュースルーコンバージョン数」にチェックを入れて、「適用」をクリックします。すると、トップ画面で「ビュースルーコンバージョン数」が表示されるようになります。
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Facebook広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
次はFacebook広告のビュースルーコンバージョン計測、確認の手順解説です。Facebook広告の初期設定では、コンバージョン数にビュースルーコンバージョンも含まれてしまっているので、そちらの設定変更も必須となります。
1.Facebook広告にログイン
引用元:Facebook Ads
Facebook広告にログインしたら、広告マネージャを開きます。
2.広告マネージャの編集
引用元:Facebook Ads
広告マネージャの「ビジネス設定」を進み、ビュースルーコンバージョンを設定するビジネスを選択したら、「ピクセル」に進みます。
ピクセルの画面では、ピクセル名やビュースルーコンバージョンを計測したいウェブサイトのURLを入力します。そしてピクセルのタグを取得したら、ウェブサイトの</head>の上に設置しましょう。
3.列をカスタマイズ
引用元:アナグラム株式会社
ここからは、冒頭でお話しした、コンバージョンとビュースルーコンバージョンを分けて表示するための操作です。広告マネージャの「列」→「列をカスタマイズ」に進みます。
列のカスタマイズ画面に移動したら、右下にある「アトリビューションウィンドウ」→「編集する」へ進みます。
4.「アトリビューションウィンドウの比較」を編集
引用元:アナグラム株式会社
アトリビューションウィンドウの編集では、「ビュー」の日数を選択します。これは、ビュースルーコンバージョンの計測期間です。
Facebook広告は、SNS広告の中でも精度の高いターゲティングによって、高い効果が期待できる広告の一つです。Facebookは基本的に実名制となっているため、個人向け商材はもちろんですが、ビジネス利用される方も多いため、BtoB商材の取[…]
Twitter広告のビュースルーコンバージョン計測・確認手順
次にTwitter広告のビュースルーコンバージョン計測手順、確認手順の解説です。Twitter広告では、ビュースルーコンバージョンのことを「ポストビューアトリビューション」と呼びます。
1.Twitter広告にログイン
引用元:Twitter広告
まずはTwitter広告にログインしましょう。
2.「ツール」→「コンバージョントラッキング」
引用元:アナグラム株式会社
管理画面右上に「ツール」と表示があります。こちらをクリックするとメニューが開きますので、その中から「コンバージョントラッキング」をクリックしてください。
3.ポストビューアトリビューション期間を設定
引用元:アナグラム株式会社
ポストビューアトリビューション期間を選択します。ビュースルーコンバージョンの計測期間に当たる項目です。
広告のビュースルーコンバージョンを正しく評価するポイント
ビュースルーコンバージョンを正しく評価するポイントについて解説します。単に計測するだけではなく、その結果を正しく評価することが、広告運用の改善につながりますので、評価方法について以下を参考にしてみてください。
【前提】直接コンバージョンと間接コンバージョンの違いは?
ビュースルーコンバージョンの評価について触れる前に、「直接コンバージョン」と「間接コンバージョン」の違いについて解説します。
直接コンバージョン
広告がクリックされてそのままコンバージョンしたケースを指します。
間接コンバージョン
広告がクリックされてウェブサイトにたどり着いたものの、そこでコンバージョンせず離脱し、後からまたウェブサイトへアクセスしてコンバージョンすることを指します。
POINT1.間接コンバージョンの総数
間接コンバージョンの総数に着目しましょう。いろいろな広告を運用していると、コンバージョン数が多い広告だけでなく、間接コンバージョンが多い媒体が現われるケースがあります。
間接コンバージョンが多いと言うことは、ユーザーの購買意欲を高めるなどの効果を発揮していると考えられます。
POINT2.間接コンバージョンを加味した広告媒体ごとの評価
広告媒体の評価を行う際は、間接コンバージョンの効果も加味して考えましょう。
広告によっては、直接コンバージョンの効果よりも、間接コンバージョンの効果の方が高いものも出てきます。ですから、この2つの指標を総合的に評価することで、広告媒体の本当の価値や評価が明確になります。
POINT3.トータルCPA
間接コンバージョンの効果を利用して、トータルCPAを算出することもおすすめです。
通常、CPAは直接コンバージョンを元に計算しますが、間接コンバージョンを含めて計算することで、全ての効果を加味したCPAを算出することが可能となります。
トータルCPAの算出方法
一般的なCPAは、1つのコンバージョン獲得にかかったコストを表しており、以下の計算方法で算出されます。
CPA=広告費÷コンバージョン数
しかし、この計算方法には、間接コンバージョンは加味されていません。そこで、間接コンバージョンを加味したトータルCPAの計算方法は以下のようになります。
トータルCPA=広告費÷(直接コンバージョン数+ビュースルーコンバージョン数)
一点気をつけなければならないのが、ビュースルーコンバージョン数の計測期間の設定です。計測期間を長くしてしまうと、ビュースルーコンバージョンした広告の効果が曖昧な数字も混じってしまうため、長くても2週間前後までに設定するのがおすすめです。
ビュースルーコンバージョンの効果を最大化させる3つのポイント
ビュースルーコンバージョンの効果を最大化させるポイントについて解説します。ビュースルーコンバージョンのデータは、以下のような活用をすることで、その効果を高めることが可能になります。
- トータルCPAの低い広告の露出を増やす
- 配信面・配信枠を増やす
- ユーザーの印象に残るクリエイティブを作る
POINT1.トータルCPAの低い広告の露出を増やす
先ほどご紹介した、トータルCPAを算出して、数字の低い広告の露出を増やしてみましょう。
これは、通常のCPAを基準とした判断と同じ考え方です。CPAが安い広告は、コストパフォーマンスが良いので、さらに予算を投入して獲得数アップを目指します。
トータルCPAが安い広告の場合も、少ないコストで直接コンバージョン、または間接コンバージョンが獲得できているので、予算を追加して露出を増やせば、全体のコンバージョン数アップにつながると考えられます。
POINT2.配信面・配信枠を増やす
配信面や配信枠を増やすことで、ビュースルーコンバージョンの効果を高めることが可能です。
ビュースルーコンバージョンは、ユーザーに広告を接触させることがとても重要です。そのため、一部の配信面にしか配信していない広告の場合、なかなかユーザーに接触する機会を得られないケースがあります。
できるだけ多くユーザーに広告接触をさせるためには、さまざまな配信面や配信枠へ、広告を配信することが必要です。
POINT3.ユーザーの印象に残るクリエイティブを作る
ビュースルーコンバージョンは、広告クリエイティブの改善のヒントにもなります。
ビュースルーコンバージョンの効果は、ユーザーに対する認知度向上や、購買意欲の向上です。広告を見せるだけでこうした効果を得るには、ユーザーに刺さる、あるいは印象に残る広告クリエイティブでなくてはいけません。
つまり、ビュースルーコンバージョン数が低い広告は、ユーザーに刺さっておらず、印象にも残っていない可能性があるので、改善の必要があると判断できます。
ビュースルーコンバージョンを評価する際の注意点
ビュースルーコンバージョンを評価する際の注意点について解説します。評価方法が偏ってしまうと、正しい評価ができなくなってしまうので、以下のポイントに注意しながら進めてみてください。
- 重要なのはあくまでもCV数
- CVと区別する
- ビュースルーコンバージョンの効果が明確な期間設定をする
1.重要なのはあくまでもCV数
重要なのはあくまでもCV数であると言うことを念頭に置いて、ビュースルーコンバージョンの評価を実施しましょう。
間接コンバージョンの効果を加味して広告媒体を評価すると、本来の広告の評価を正しく行うことが可能となります。しかし、もっとも重要なのは、直接コンバージョンです。
ビュースルーコンバージョンも、CVを獲得するための指標のひとつである、という点は忘れないようにしましょう。
2.CVと区別する
通常のCVとビュースルーコンバージョンは、しっかり区別して考えるようにしましょう。
広告媒体によっては、計測期間の設定を行わないと、クリックスルーコンバージョンとビュースルーコンバージョンどちらの効果かを、はっきり区別できないケースがあります。
また、ビュースルーコンバージョンの計測期間が長すぎると、どちらの効果か判別しにくくなるので、適切な期間設定を行いましょう。
3.ビュースルーコンバージョンの効果が明確な期間設定をする
ビュースルーコンバージョンの効果を把握するには、その効果が明確な計測期間の設定が重要です。
仮に計測期間を2ヶ月とした場合、ユーザーが2ヶ月前に見た広告を覚えていて、そこからオーガニック検索によってコンバージョンすると言うことは、あまり現実的ではありません。
せいぜい長くても1ヶ月、あるいはそれ以下の期間設定を行うのがおすすめです。
WEB広告の評価・分析に強みを持つ広告代理店の利用もおすすめ!
ビュースルーコンバージョンを計測したり活用する場合は、WEB広告の評価・分析に強みを持つ広告代理店の利用もおすすめです。WEB広告の分析に強みを持つ広告代理店なら、ビュースルーコンバージョンに関する知識も豊富なので、安心して運用から評価・分析までを任せることが可能です。
WEB広告の評価・分析に強みを持つ広告代理店を利用する3つのメリット
WEB広告の評価・分析に強みを持つ広告代理店を利用するメリットをご紹介します。
- さまざまな指標を元に詳しく分析してもらえる
- 分析結果を活用した精度の高い広告運用が可能
- 広告運用からマーケティングまで幅広くサポートを受けられる
1.さまざまな指標を元に詳しく分析してもらえる
WEB広告の分析に強みを持つ広告代理店なら、さまざまな指標を元にした分析を詳しく実施してもらえます。
広告運用を行う場面では、ビュースルーコンバージョン以外にも細かな指標がたくさんあります。代理店は広告運用のプロであり、WEB広告の分析に強みを持つ代理店であれば、専門的な分析も可能です。
専門的な知識がない自社で行う分析よりも、確実に有効なデータ分析が依頼できます。
2.分析結果を活用した精度の高い広告運用が可能
詳しい分析結果を活用して、精度の高い広告運用を実施してもらうことも可能です。
広告のデータを分析することは、コンバージョン数アップやCPAの抑制などに役立つヒントを得る行為と言えます。WEB広告の分析に強みを持つ広告代理店によって、詳細な分析を実施できれば、さらに運用精度を高めることも可能になるでしょう。
3.広告運用からマーケティングまで幅広くサポートを受けられる
代理店では、さまざまな広告運用からマーケティングなどを実施しているところが多いので、幅広くWEBマーケティングのサポートを受けることもできます。
例えばWEB広告の分析をしてもらった結果、別の広告媒体の方がマッチすると判断された場合でも、そのまま代理店に広告運用を依頼できます。
広告運用も含めた事業全体の戦略について、相談するといったことも可能です。
WEB広告の分析に強みを持つおすすめ代理店:株式会社メディックス
引用元:https://www.medix-inc.co.jp/
こんな方におすすめ!
- いろいろな広告媒体の運用を依頼したい方
- 広告運用をインハウス化したい方
- BtoBマーケティングを実施している方
株式会社メディックスの強み
株式会社メディックスは、広告運用からクリエイティブ制作、分析・解析、マーケティング支援、インハウス支援など幅広いWEBマーケティングのサポートを実施している代理店です。
広告運用は、リスティング広告からSNS広告まで多数対応可能です。BtoBマーケティング支援や、インハウス支援なども行っています。
分析や解析については、データからアクションへつなげる体系的なサービスを提供していますので、WEB広告を正しく分析するところから、その分析結果を活用したマーケティング支援まで、一貫してサポートしてもらうことが可能です。
株式会社メディックスの概要
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・会社名:株式会社メディックス
・本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 19F
・URL:https://www.medix-inc.co.jp/
※参考:オススメのWEB広告代理店を紹介した記事はこちら
インターネットやスマートフォンが普及したことにより、現在は多くの企業がデジタルマーケティングを利用しています。 デジタルマーケティングは、従来のマーケティング手法に比べて効率がよく、中小企業から大企業まで会社の規模に関係なく利用できる[…]
WEB広告を自前で運用する際にオススメの業務効率化ツール
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このテンプレートは、広告の運用状況が把握しやすいように作られており、複数の広告を運用している場合は、広告同士の比較もしやすくなっています。
まとめ
ビュースルーコンバージョンは、本来の広告効果の評価を行うために活用できる指標です。あくまでも最重要ポイントはコンバージョン数ですが、ビュースルーコンバージョンの効果を高めることで、コンバージョン数アップにもつながります。
ただし、媒体ごとにビュースルーコンバージョンの設定方法が異なっていたり、分析にはやや専門知識が必要となるので、WEB広告の分析に強みを持つ代理店を利用するという方法もあります。
また、自社でWEB広告の運用から分析まで実施する際には、業務の効率化が可能なDatabeat Exploreの利用もおすすめです。