GDNのリマーケティング入門ガイド!リタゲ設定手順から効果最大化のポイントまで丁寧に解説

GDNのリマーケティング入門ガイド!リタゲ設定手順から効果最大化のポイントまで丁寧に解説

GDNは、ディスプレイ広告の中でもメジャーな手法の一つで、多くの企業が利用しています。コンバージョン獲得からブランディングまで、さまざまな活用方法があるGDNですが、その費用対効果を高める方法に「リマーケティング」があります。

今回こちらの記事では、GDNのリマーケティングについて、設定方法や効果を最大化するポイントなどを解説していきます。

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目次

GDNのリマーケティングに関する基礎知識

まずはじめに、GDNのリマーケティングに関する基礎知識について解説します。GDNのリマーケティングには、似た手法としてYDNのリターゲティングがあります。

この2つの違いや、GDNリマーケティングの種類に費用、そしてメリットについて触れていきます。

GDNのリマーケティングとは?

リマーケティングとは

引用元:株式会社ユニアド

GDNのリマーケティングとは、Google広告によって特定のユーザーに配信する広告です。「特定のユーザー」とは、自社サイトやランディングページを訪問したことがあるユーザーです。

WEBサイトを訪れるユーザーの多くは、何らかの理由でサイトから離脱する傾向が強く、初回接触でCVするケースは希です。しかし、そのまま放置してしまうと、広告経由のユーザーなどは、広告費だけかかってしまい、何の成果も得られません。

そこで、リマーケティングを行い、再度訪問済みユーザーに広告でアプローチします。この行動により、ユーザーのCV獲得を促すことが可能になります。

GDNのリマーケティングとYDNサイトリターゲティングの違い

この2つは基本的に同じと考えて問題ありません。Google広告の場合は「GDNリマーケティング」、Yahoo!広告の場合は「YDNサイトリターゲティング」という、呼び方の違いです。

どちらも同じように、WEBサイトを訪問したことがあるユーザーをターゲットとした広告配信を行います。ただし、利用する媒体がGoogle広告とYahoo!広告なので、広告の配信先に違いはあります。

GDNの場合は、Googleが提供するサービスサイトや提携先サイト、YDNの場合は、Yahoo!が提供するサービスサイトや提携先サイトに、広告が配信されます。

GDNのリマーケティングの種類

GDNのリマーケティングには、以下のようなターゲティング方法があります。

 標準のリマーケティング

WEBサイトを訪問したことがあるユーザーをターゲットとします。もっともオーソドックスなリマーケティングです。

 動的リマーケティング

WEBサイトを訪問したことがあるユーザーをターゲットとしますが、表示する広告もユーザーの過去の行動によって自動生成されます。

標準のリマーケティングよりも、さらに個別のユーザーニーズに合わせたアプローチが可能です。

 検索広告向けリマーケティング

WEBサイトを訪問したことがあるユーザーをリストにして、検索広告に連動させるターゲティング方法です。WEBサイト訪問歴の有無によって、配信する広告の内容を変えたり、入札単価を変えるといったことが可能になります。

 アプリのリマーケティング

自社で運用しているスマートフォン向けアプリ内における、ユーザーの行動を元に広告を配信します。アプリを長期間利用していないユーザーに絞り込んで、広告を配信するといった活用法があります。

 動画リマーケティング

主にYouTubeチャンネルを運用している場合に利用するターゲティングです。動画を視聴したことがあるユーザーをターゲットとします。

 Googleアナリティクスのリマーケティング

Googleアナリティクスのデータを活用したリマーケティングです。Googleアナリティクスによって得られるデータ(サイトの滞在時間等)によって、配信する広告内容を変化させるといった活用が可能です。

 顧客リストを利用したリマーケティング

自社で保有している顧客情報を活用したターゲティングです。CVしていないユーザーだけではなく、CV済みユーザーに対して、再購入や関連商品のアプローチを行うことが可能です。

GDNのリマーケティングの費用

課金方式は、クリック課金またはインプレッション課金となります。それぞれの単価相場は以下のようになっており、CV数の最大化を目的とする場合はクリック課金、認知向上などを目的とする場合はインプレッション課金、といった具合に広告の目的によって課金方式を使い分けます。

  • クリック課金:50~100円/click
  • インプレッション課金:10~500円/imp

※参考:リターゲティング広告の費用について特集した記事はこちら

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GDNのリマーケティングを行う3つのメリット

GDNのリマーケティングを行うメリットを3つご紹介します。以下のような効果を求める場合、導入を検討してみてください。

  1. CV数の最大化
  2. 低いCPAで運用できる
  3. 費用対効果の向上

 1.CV数の最大化

GDNのリマーケティングは、CV数を最大化できるメリットがあります。WEBサイトを訪れるユーザーは、一度の訪問でCVしないことが多いというデータがある一方、複数回広告に接触することで、CVしやすくなるというデータがあります。

つまり、GDNのリマーケティングを実施することで、取りこぼしていたCVを獲得することが可能となるのです。

 2.低いCPAで運用できる

低いCPAで運用できるメリットもあります。リマーケティングは、新規顧客向けに配信する広告に比べ、CVRが高くなります。

そのため、1件のCV獲得に費やす広告費(CPA)も、おのずと低くなります。

 3.費用対効果の向上

リスティング広告やディスプレイ広告の運用に、GDNのリマーケティングを取り入れることで、費用対効果が向上します。

上記でもご紹介しましたが、GDNのリマーケティングはCVRが高く、CPAも低くなります。そのため、通常の広告配信と併用することで、広告運用全体のCPAを下げる効果も期待できるのです。

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GDN(Google)リマーケティングのポリシーとは?

GDN(Google)リマーケティングのポリシーとは?

Google広告のポリシーとは、Googleが定めている広告に関するルールです。Googleでは、ユーザー(消費者)の安全性や利便性、そして法律を遵守することを目的として、Google広告に独自のルールを設けています。

審査の対象

GDNリマーケティングを利用する際には、以下の内容が審査対象となります。

  • キーワード
  • 広告文
  • 広告クリエイティブ(画像/動画)
  • リンク先URL

審査の日数

GDNリマーケティングの審査は、通常であれば1営業日以内に実施、結果が通知されます。ただし、内容次第ではそれ以上時間がかかるケースもあります。

審査状況を確認する方法

GDNリマーケティングの審査状況を確認するには、Google広告へログインして、左側のメニューにある「広告と広告表示オプション」をクリックします。

すると、以下のような画面になりますので、「ステータス」の部分で確認ができます。

GDN審査確認

引用元:Google広告

  • 審査中:審査の結果待ちです。
  • 承認済み:審査承認されたので、配信可能です。
  • 不承認:審査に落ちた状態です。

GDNリマーケティングの審査に落ちた場合の対応方法

GDNリマーケティングの審査に落ちた場合は、「審査に落ちた理由の確認」と「再審査の申請」が必要です。

 審査に落ちた理由の確認方法

審査が通らなかった場合、まず理由を確認します。「不承認」と表示されている部分にカーソルを合わせると、理由が表示されます。もし、それでも理由が不明な場合は、Google広告のサポートへ問い合わせをしましょう。

 再審査の申請方法

審査に落ちた理由がわかったら、指摘箇所を改善します。

GDN再審査

引用元:Google広告

広告の修正が完了したら、上記のように再審査の請求を行います。

 

GDNリマーケティングの実施手順の全体像

GDNのリマーケティングを実施するための手順について、まずは全体像を解説します。大まかに以下の手順となることを理解してください。

また、それぞれの詳しい手順については、この後順番にご紹介します。

1.タグの作成、設置

はじめに、GDNのリマーケティングタグを発行して設置します。このタグを設置することで、リマーケティングが可能になります。

2.ユーザーリストの作成方法

次にユーザーリストの作成です。ユーザーリストとは、リマーケティングでターゲットとする、WEBサイトへ訪問済みのユーザーをリスト化したものです。

3.キャンペーンの作成、紐付け

タグの設置とリスト作成ができたら、最後にキャンペーンの作成です。キャンペーンを作成したら、リストとの紐付けも忘れずに行います。

 

GDNのリマーケティングタグの取得と設置方法

GDNのリマーケティングタグの取得と設置方法について解説します。リマーケティングタグが正しく設置されていないと、この後解説するリマーケティングリストが作成できませんので、設置ミスに注意しながら進めましょう。

GDNのリマーケティングタグとは?

リマーケティングタグとは

引用元:LISTING MALL

リマーケティングタグは、WEBサイトを訪問したユーザーに対して、個別のcookieを発行するためのタグです。このcookieによって、ユーザーがWEBサイトを訪問済みかどうか判別できるようになります。

STEP1.オーディエンスマネージャー

GDNリマーケティングタグ設置1

引用元:Google広告

Google広告を開いたら、上部のメニューにある「ツールと設定」をクリックします。すると、さらにメニューが開くので、その中にある「オーディエンスマネージャー」をクリックします。

STEP2.オーディエンスソース

GDNリマーケティングタグ設置2

引用元:Google広告

次に、画面左側にある「オーディエンスソース」をクリックします。

STEP3.Google広告タグを設定

GDNリマーケティングタグ設置3

引用元:Google広告

Google広告タグのところにある「タグを設定」をクリックします。

STEP4.Google広告のタグデータソースを作成する

GDNリマーケティングタグ設置4

引用元:Google広告

「リマーケティング」の、「ウェブサイトへのアクセスに関する一般的なデータのみを収集して、お客様のウェブサイトの訪問者に広告を表示します。」にチェックを入れて、保存して次へ進みます。

STEP5.ウェブサイトにタグを設定

GDNリマーケティングタグ設置5

引用元:Google広告

タグの設定方法を選択します。今回は「タグを自分で追加する」を選択します。

STEP6.グローバルサイトタグの取得

GDNリマーケティングタグ設置6

引用元:Google広告

表示されたグローバルサイトタグをコピーします。

STEP7.グローバルサイトタグの設置

取得したグローバルサイトタグを、WEBサイト全てのページの「<head></head>の間」に貼り付けます。GTM(Googleタグマネージャー)を使用する場合は、STEP5で「Googleタグマネージャーを使用する」を選択して、取得したタグをGTMに貼り付けます。

 

リマーケティングリストの作成方法

次に、リマーケティングリストの作成です。ここで作成するリストは、リマーケティングの成果に影響する重要なポイントです。まずは基本的なリストの作成方法を理解しましょう。

その上で、より効果の高いリスト作成を目指していきます。

リマーケティングリストとは?

リマーケティングリストとは、GDNのリマーケティングで広告を配信するユーザーのリストです。リマーケティングリストは、ターゲティングの幅を広くしすぎると、精度が低下してしまい、費用対効果が下がる場合があります。

反対に、幅を狭くしすぎると、精度は高いリストになりますが、ターゲット数が少なくなってしまいます。そのため、広告の運用状況に合せたリスト作成が求められます。

STEP1.オーディエンスマネージャー

GDNリマーケティングタグ設置1

引用元:Google広告

Google広告を開いたら、上部のメニューにある「ツールと設定」をクリックします。すると、さらにメニューが開くので、その中にある「オーディエンスマネージャー」をクリックします。

STEP2.「+」からリストの追加

GDNリマーケティングリスト作成1

引用元:Google広告

画面左上にある「+」をクリックします。

STEP3.ウェブサイトを訪れたユーザー

GDNリマーケティングリスト作成2

引用元:Google広告

メニューが開いたら、「ウェブサイトを訪れたユーザー」をクリックします。

STEP4.ウェブサイトを訪れたユーザー

GDNリマーケティングリスト作成3

引用元:Google広告

「オーディエンス名」は、わかりやすい名前を入力します。「訪問したページ」の設定では、リストの対象とするユーザーが訪問したページのURLを入力します。

そして、最後に「事前入力オプション」で、リマーケティングの対象とする有効期間を設定します。全ての入力が完了したら、「オーディエンスを作成」をクリックして完了です。

 

リマーケティングキャンペーンの作成、紐付けの方法

最後に、リマーケティングキャンペーンの作成と、紐付け方法です。タグの設置、リスト作成を行ってきましたが、キャンペーン作成と紐付けが終われば、リマーケティングの開始となります。

STEP1.新しいキャンペーンを作成

GDNリマーケティング設定1

引用元:Google広告

リマーケティングに使うキャンペーンを作成します。

STEP2.目標設定

GDNリマーケティング設定2

引用元:Google広告

広告運用の目的を選択します。

STEP3.ディスプレイを選択

GDNリマーケティング設定3

引用元:Google広告

GDNなので、ディスプレイを選択します。この後のディスプレイ広告の設定は、直接リマーケティングに関連するものではないので、任意の内容で設定を完了させます。

STEP4.広告グループを選択

GDNリマーケティング設定4

引用元:LISTING MALL

作成した広告グループをクリックします。

STEP5.オーディエンスの編集

GDNリマーケティング設定5

引用元:LISTING MALL

左側のメニューにある「オーディエンス」をクリックすると、「オーディエンスの編集」が表示されるのでクリックします。

STEP6.ターゲティングを選択

GDNリマーケティング設定6

引用元:LISTING MALL

ターゲティングの「ユーザーがお客様のビジネスを利用した方法」をクリックします。

STEP7.ウェブサイトを訪れたユーザー

GDNリマーケティング設定7

引用元:LISTING MALL

「ウェブサイトを訪れたユーザー」をクリックします。

STEP8.リストの選択

GDNリマーケティング設定8

引用元:LISTING MALL

ここで、事前に作成したリマーケティングリストを選択して保存します。

 

GDNのリマーケティング設定上の注意点

GDNのリマーケティング設定上の注意点

GDNのリマーケティング設定を行う上での注意点は、タグの取り扱いです。手順の解説でも触れましたが、リマーケティングタグは、WEBサイトへ直接貼付ける方法と、GTMを利用した方法があります。

どちらの方法でも問題はありませんが、WEBサイトに直接貼付ける方法はややリスクがあります。例えば、タグの貼り付けミスなどです。

GTMは一度設置してしまえば、その後タグを追加する際は、GTMに一度だけ貼付ければよいので、こうしたミスは起きにくくなります。ですので、可能であればGTMを活用することをおすすめします。

 

GDNのリマーケティングの効果を最大化する5つのポイント

GDNのリマーケティングの効果を最大化する5つのポイント

GDNのリマーケティングの効果を最大化するポイントを5つご紹介します。ただリマーケティングを実施するのではなく、効果を最大限高めるための方法となりますので、これからリマーケティングを実施する際は、以下を参考に設定してみてください。

  1. リマーケティングリストのカスタマイズを行う
  2. 多くのバナーサイズを用意する
  3. クリエイティブ制作に注力する
  4. コンバージョンしたユーザーを除外する
  5. フリークエンシー設定を活用する

POINT1:リマーケティングリストのカスタマイズを行う

リマーケティングの効果を高めるには、リストのカスタマイズが欠かせません。どのターゲットにアプローチするかによって、広告の効果は大きく変化します。

ですから、ただサイト訪問ユーザーに広告を配信するだけではなく、リマーケティングの期間を調整したり、対象とするページを変えてみるなど、試行錯誤が必要です。

そして、効果が高いリストを見つけられたら、入札価格を上げるなどして、コンバージョン数の最大化を狙いましょう

POINT2:多くのバナーサイズを用意する

複数のバナーサイズでクリエイティブを制作しましょう。GDNで利用できるバナーサイズは複数あります。ひとつのサイズだけでは、配信できる面が限られてしまうので、必ず複数のサイズを用意します。

そうすることで、広告を配信量を増やすことができますので、ターゲットが増えてコンバージョン数アップにもつながります。

POINT3:クリエイティブ制作に注力する

GDNリマーケティングを行う際は、通常のGDNのクリエイティブを使い回すのではなく、新たに制作しましょう。また、複数パターンを作成したり、定期的に新しいクリエイティブを追加することもポイントです。

クリエイティブ制作にかかるコストを抑えるため、既存のものを使い回すといったことはよく見られます。しかし、通常の配信とリマーケティングでは、そもそもアプローチの目的が異なります。

さらに、同じクリエイティブを使い続けていると、クリエイティブのPDCAも回せず、ユーザーが見慣れて反応が悪くなってしまいます。

広告効果を最大限引き出すには、クリエイティブ制作にも注力することをおすすめします。

POINT4:コンバージョンしたユーザーを除外する

リスト作成の際には、コンバージョン済みユーザーを除外することもおすすめです。コンバージョン済みユーザーを除外しないと、すでにコンバージョンしていて、新たにコンバージョンする可能性がない、もしくは低いユーザーに対しても広告費を費やしてしまうこととなります。

POINT5:フリークエンシー設定を活用する

広告の配信頻度が高くなりすぎて、ユーザーに悪影響が出ないよう、フリークエンシー設定を行うこともおすすめです。

リマーケティングで追客すること自体は問題ありませんが、同じユーザーに対する広告の配信頻度が高すぎると、ユーザーが広告に対してしつこいと感じてしまい、コンバージョンしなくなってしまうケースがあります。

こうした状況を回避するためには、フリークエンシー設定を活用して、最適な広告の配信頻度を維持する必要があります。

※参考:GDNのフリークエンシー設定について詳しく解説した記事はこちら
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GDNリマーケティングの出稿・運用を代理店に依頼することもおすすめ

GDNリマーケティングを行う際は、代理店を利用するのもおすすめです。特に、リマーケティングの設定や、GDNの運用に自信がない、不安があるといった場合には、代理店を活用することで、そうした悩みを払拭することが可能です。

GDNリマーケティングの運用代行を代理店に依頼する3つのメリット

GDNリマーケティングの運用代行を代理店に依頼する3つのメリットをご紹介します。以下の内容を参考に、代理店を利用するかどうか検討してみてください。

  1. 運用の負担を軽減できる
  2. 精度の高い運用が可能
  3. WEBマーケティング全般のサポートを依頼できる

 メリット1:運用の負担を軽減できる

代理店に運用を依頼すれば、自社にかかるリマーケティング運用の負担を軽減できます。

実際にGDNリマーケティングを行う場合、アカウントの設定からタグの設置、リストの作成、クリエイティブ制作など多数の工程が必要になります。

これらを自社で行うには、一定のリソース負担も必要となります。代理店運用では、こうしたリソースを全て担ってもらえますので、リソース不足に悩むこともなくなります。

 メリット2:精度の高い運用が可能

精度の高い広告運用によって、GDNリマーケティングの効果を最大限引き出したいのであれば、代理店に任せるのがおすすめです。

代理店には、GDN運用やリマーケティング運用の経験とノウハウが豊富に蓄積されています。そのため、自社で運用するのと比べて、精度が高く結果が出やすいのは明らかです。

 メリット3:WEBマーケティング全般のサポートを依頼できる

YDNのサイトリターゲティングも運用したい、その他の広告運用や、マーケティング戦略についてもサポートして欲しいというなら、代理店の力を借りましょう。

代理店によってサービス対応範囲は異なりますが、多くの代理店ではいろいろな広告の運用や、マーケティングコンサルティングなどを行っています。

GDNの運用をきっかけに、さまざまな面でサポートを受けられるというのも、代理店を利用する大きなメリットです。

 

GDNリマーケティングの代理店を上手に選ぶ3つのチェックポイント

GDNリマーケティングの代理店を上手に選ぶ3つのチェックポイント

GDNリマーケティングの代理店を上手に選ぶポイントをご紹介します。広告運用の成果は、代理店選びにかかっていると言っても過言ではありません。以下のポイントを押さえて、自社にぴったりの代理店を見つけてみてください。

  1. 第三者から評価された実績を持っているか
  2. 手数料や料金体系に問題がないか
  3. さまざまな広告運用が可能か

POINT1:第三者から評価された実績を持っているか

代理店を見極める際は、第三者から評価された実績があるかどうかをチェックしましょう。

代理店のホームページに、どれだけ良いことが書かれていても、実際に広告運用で成果を出せる力を持っているかどうかの判断材料にはなりません。

それよりも、第三者からの評価の方が圧倒的に信頼できます。中でも、GDNの場合はGoogleからの評価の証でもある「Google Partner」かどうかがとても重要です。

POINT2:手数料や料金体系に問題がないか

広告運用を依頼する際に、必ず代理店の料金体系や手数料について確認を行いましょう。

広告運用の手数料相場は、広告費の20%前後です。これよりも大幅に高い設定の場合は注意が必要です。また、初期費用や追加費用などが発生しないかもチェックしておくのがおすすめです。

POINT3:さまざまな広告運用が可能か

運用を依頼する代理店が、GDN(Google広告)だけでなく、その他のWEB広告運用も可能かどうか確認しましょう。

依頼する当初はGDNだけかもしれませんが、さらに利益を高めるため、もしくはGDNよりもユーザーにマッチする広告媒体で運用したいといった理由で、Google広告以外の広告を利用した方がよいシーンがあるかもしれません。

その際、利用している代理店での取り扱いがないと、また別の代理店に依頼しなくてはならず、やり取りや管理が煩雑になります。同じ代理店で複数の対応を依頼できた方が、効率よく広告運用が進められます。

 

GDNリマーケティングの運用代行おすすめ代理店3選

GDNリマーケティングの運用代行におすすめの代理店を3社ご紹介します。これから代理店をお探しの場合は、こちらを参考にしてみてください。

株式会社メディックス

株式会社メディックス

引用元:https://www.medix-inc.co.jp/

こんな方におすすめ!

  • 実力のある大手広告代理店に依頼したい

 株式会社メディックスの強み

株式会社メディックスは、創業35年以上の歴史がある、大手広告代理店です。

本社は東京にあり、広告運用からクリエイティブ制作、マーケティング支援など幅広く活動しています。株式会社メディックスは、Google Partner上位にあたる「プレミアGooglePartner」の認定を受けていますので、GDNやGoogle広告の運用においては、確かな実力を持っていることがわかります。

Yahoo!広告やその他の広告についても、認定パートナーとなっている媒体が多数ありますので、WEB広告運用全般の依頼が可能です。

株式会社メディックスの概要

・料金体系:要お問い合わせ(月間広告費200万円以上)
・対応可能な媒体:Google/Yahoo!/Facebook/Instagram/Twitter/LINE/フィード広告/動画広告/アフィリエイト広告
・会社名:株式会社メディックス
・本社所在地:東京都千代田区神田神保町1-105 神保町三井ビルディング 19F
・URL:https://www.medix-inc.co.jp/

株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブ

引用元:https://corp.glad-cube.com/

こんな方におすすめ!

  • ウェブサイト制作なども依頼したい

 株式会社グラッドキューブの強み

株式会社グラッドキューブは、リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告の運用などを手がける代理店です。

Google広告の運用においては、Google Premier Partner Awards最優秀賞など、多数の受賞歴がありますので、精度の高いGDNリマーケティング運用が期待できます。

また、広告運用以外にウェブサイト制作も対応していますので、ランディングページ制作なども併せて依頼が可能です。

株式会社グラッドキューブの概要

・料金体系:初期費用0円/広告費の20%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告/Twitter広告/LINE広告/動画広告/アプリ広告/Amazon広告
・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル 8F
・URL:https://corp.glad-cube.com/

ヴァンテージマネジメント株式会社

ヴァンテージマネジメント株式会社

引用元:http://net-agent.jp/

こんな方におすすめ!

  • なるべく運用代行手数料を抑えられる代理店に依頼したい

 ヴァンテージマネジメント株式会社の強み

ヴァンテージマネジメント株式会社は、手数料を抑えて広告運用を依頼できる代理店です。

初期費用5万円が必要ですが、手数料は広告費の15%となっており、相場よりも安い設定です。また、同時に他のサービスを利用することで、手数料が10%まで引き下げられますので、複数の広告運用やLP制作なども併せて依頼したいといった場合におすすめです。

なお、ヴァンテージマネジメント株式会社もプレミアGooglePartnerに認定されていますので、運用実績は信頼できます。

ヴァンテージマネジメント株式会社の概要

・料金体系:初期費用5万円/広告費の15%(他サービス利用の場合は10%)
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告
・会社名:ヴァンテージマネジメント株式会社
・本社所在地:東京都中央区築地2-3-4 築地第一長岡ビル7F
・URL:http://net-agent.jp/

※参考:GDNの運用に強みを持つ代理店を特集した下記の記事も併せてご覧ください。

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GDN広告運用代行おすすめ代理店

 

GDNの効果を可視化するオススメの広告効果検証ツール

ここからは、自社でGDNの運用を行う際に、広告の効果を可視化するおすすめの広告効果検証ツールをご紹介します。

Databeat

Databeat

Databeatは、GDNリマーケティングの効果を可視化できる広告効果検証ツールです。Google広告とDatabeatを連携させることで、自動的に広告効果をレポート形式で可視化することが可能です。

GDN運用における「Databeat」の3つの活用ポイント

GDN運用におけるDatabeatの活用ポイントをご紹介します。

 運用データの自動収集と更新

Databeatは、GDNやリマーケティングの運用データを自動で収集することが可能です。更新も自動で行われるため、日々のデータ更新作業は必要ありません。

DatabeatはGoogle広告やその他広告媒体から収集したデータをBigQueryに蓄積するため、安全な環境でデータの一元管理を実現します。

 外部ツールへの自由な出力

自動で収集したデータは、自由なフォーマットで出力できます。ExcelやGoogleスプレッドシートなどはもちろん、BIツール(Looker Studio・Tableau)への出力にも対応しています。

 豊富なレポートテンプレートで広告データを可視化

Databeatには、ExcelやLooker Studioのレポートテンプレートが豊富に用意されています。テンプレートを使えば、レポートフォーマットを一から作成することなく、表やグラフを用いたわかりやすい広告レポートを自動生成可能です。

 

まとめ

GDNリマーケティングは、サイト訪問済みユーザーのターゲティングを基本として、さまざまなユーザーにアプローチ可能な広告です。GDNリマーケティングを上手に使えば、広告運用の費用対効果を改善したり、コンバージョン数の底上げも可能になるでしょう。

ただし、GDNリマーケティングは、Google広告の審査や設定、クリエイティブ制作などやや専門的な作業も多くなります。運用経験がなかったり、正しい運用ができるか不安がある場合は、代理店へ運用代行を依頼するのもよいでしょう。

また、自社で運用するシーンでは、データ管理や広告分析を効率的に行うために、Databeatの導入もおすすめです。

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