Google広告のGDNは、画像や動画を活用した広告によって、視覚的な訴求が可能な広告です。
また、リマーケティングによって費用対効果の高い広告運用が実施できる手法としても用いられています。しかし、同じユーザーに繰り返し広告を配信することは、必ずしもプラスの効果だけを生み出すとは限りません。
場合によっては広告や企業そのもののイメージ悪化を招く危険性もあります。そこで活用するのがフリークエンシー設定です。
今回こちらの記事では、GDNにおけるフリークエンシー設定について詳しく解説していきます。
- 1 【おさらい】WEB広告におけるフリークエンシーに関する基礎知識
- 2 GDNにおけるフリークエンシー
- 3 上手に使いたいGDNの「フリークエンシーキャップ」
- 4 GDNのフリークエンシーキャップを設定する3つのメリット
- 5 GDNのフリークエンシーキャップ設定手順
- 6 GDNのフリークエンシーキャップ設定を行う際の注意点
- 7 GDNのフリークエンシーキャップを効果的に設定するポイント
- 8 GDNのフリークエンシーを確認する方法
- 9 GDN初心者の方には各種設定を広告代理店に依頼するのもおすすめ!
- 10 GDN運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店3選
- 11 GDNの効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール
- 12 まとめ
【おさらい】WEB広告におけるフリークエンシーに関する基礎知識
まずはじめに、WEB広告全般でのフリークエンシーとはどういったものなのか、基礎知識について解説します。
フリークエンシーとは?
WEB広告がユーザーに接触する頻度のことを指します。WEB広告は繰り返し配信することでコンバージョン率が高まることが期待できますが、反対にユーザーが広告に嫌悪感を感じてしまうこともあるため、フリークエンシーキャップにより配信回数を制限します。
フリークエンシーとリーチの違い
広告運用をしていると「リーチ」という言葉を目にすることがあります。
リーチとは、広告に接触したユーザーの累計を表しています。これに対してフリークエンシーキャップは、同じユーザーに広告を配信する頻度を制限することなので、必ずしもリーチの抑制につながるとは言えません。
フリークエンシー キャップとは?
同じユーザーに広告を配信する回数の上限のことを言います。
仮に上限を10回に設定した場合、その広告は同じユーザーに対して10回までしか配信されません。なお、フリークエンシーキャップ設定には期間が指定できるため、設定した期間が経過すると再び広告の配信が再開されます。
GDNにおけるフリークエンシー
では、GDNにおけるフリークエンシーについて詳しく見ていきましょう。
GDNのフリークエンシーの特徴
GDNのフリークエンシーは、Cookieを利用して広告の配信回数をカウントします。広告が視認範囲(広告の50%以上)に1秒以上表示された場合、1回広告が表示されたものと見なされます。(動画の場合は2秒以上)
GDNの平均フリークエンシー
GDNの平均フリークエンシーは、5回から7回程度と言われています。ただし、あくまで平均なので目安として捉えましょう。
GDNのフリークエンシーの最適な数値
GDNのフリークエンシーの最適な数値は、広告や業種などさまざまな要素によって決まるため、一概に回数を明言することはできません。
ただし、最適な数字を算出する方法として「アトリビューションレポート」の利用があります。アトリビューションレポートでは、コンバージョン獲得に最も有効な広告表示頻度が確認できるため、こちらの数値をひとつの指標としてフリークエンシーキャップを設定することもできます。
GDNでフリークエンシーを意識する重要性
WEB広告は、1回だけ表示するよりも複数回表示させることでコンバージョン率が上がる傾向があります。しかし、過度な広告配信はユーザーがしつこいと感じてしまい、逆効果になるケースもあります。
この境目を見極めることがとても重要であり、適切なフリークエンシーキャップを設定することで、広告の効果を最大化出来るといえます。
上手に使いたいGDNの「フリークエンシーキャップ」
GDNのフリークエンシーキャップを上手に活用するために、その特徴や効果を発揮するシーンについて解説します。
GDNの「フリークエンシー キャップ」の特徴
引用元:株式会社グラッドキューブ
GDNのフリークエンシーキャップは、以下の条件で設定が可能です。
- 単位:キャンペーン/広告グループ/広告
- 期間:月/週/日
GDNのフリークエンシーキャップ設定が効果を発揮するシーン
実際にGDNでフリークエンシーキャップを設定することで、効果を発揮するシーンは以下のような場合です。
商品購入やサービス申込みがCVの広告
広告が商品購入やサービスの申込みをCVポイントとしている場合、フリークエンシーキャップを設定した方がよいでしょう。
1回の広告配信でコンバージョンしなかった場合、何度か繰り返し広告を配信することでコンバージョン率は向上しますが、一定の回数以上配信を続けると、ユーザーは広告をしつこく感じてしまい、返ってコンバージョンから遠ざかってしまうケースがあります。
アトリビューションレポートなどを参考に、最適なフリークエンシーキャップの設定が必要です。
購入サイクル期間が長い場合
消耗品などでユーザーが定期的に購入する商品の場合、短期間のうちに繰り返し広告が配信されないように、フリークエンシーキャップの設定が必要です。
購入サイクル期間が長い商品に対して、短期間に広告を繰り返し配信しても購入には至らず、しつこいというイメージのみ植え付けてしまう恐れがあります。
GDNのフリークエンシーキャップを設定する3つのメリット
GDNでフリークエンシーキャップを設定する重要性についてお伝えしましたが、ここからは、設定することで得られるメリットについて解説します。
- 無駄な広告費をかけずに済む
- ユーザーの企業に対するイメージ悪化を防止できる
- コンバージョン最大化に向けて最適な広告配信回数を維持できる
1.無駄な広告費をかけずに済む
フリークエンシーキャップを設定することで、無駄な広告費の消化を防ぐことが可能です。
コンバージョンにつながらないユーザーに対して繰り返し広告を配信すると、それだけ広告費も消化してしまい、CPA高騰の原因にもなります。
そのため、最適な広告の配信回数に設定することが重要です。
2.ユーザーの企業に対するイメージ悪化を防止できる
フリークエンシーキャップの設定は、企業に対するイメージの悪化を防止することにもつながります。
同じユーザーに同じ広告を配信し続けると、配信元の企業に対してユーザーが悪い印象を持たれてしまうことがあります。このようなイメージの悪化を防止するためにも、最適なフリークエンシーキャップは必要なのです。
3.コンバージョン最大化に向けて最適な広告配信回数を維持できる
GDNのフリークエンシーキャップは、細かい設定が可能なため、コンバージョン最大化に向けて最適な広告配信回数を維持できます。
繰り返し広告を配信することによるデメリットばかり気にして、配信回数を極端に減らしてしまうと、コンバージョン減少の原因となりかねません。
GDNでは、アトリビューションレポートが活用できますので、コンバージョン獲得のための最適な広告表示回数を確認して、フリークエンシーキャップに設定すれば、コンバージョン最大化に効果を発揮します。
GDNのフリークエンシーキャップ設定手順
ここからは、GDNのフリークエンシーキャップの設定手順をひとつずつ解説していきます。
STEP1:Google広告にログイン
引用元:Google広告
まずGoogle広告にログインします。
STEP2:フリークエンシーキャップを設定するキャンペーンの設定
次に、フリークエンシーキャップの設定を行ないたいキャンペーンを選び、設定に進みます。
STEP3:その他の設定へ
キャンペーンの設定画面が開いたら、「その他の設定」へ進みます。
STEP4:フリークエンシーキャップの設定
その他の設定の中に、「フリークエンシーの管理」があるので、「設定を行なう」に変更して、設定をかける範囲や期間を決めれば完了です。
GDNのフリークエンシーキャップ設定を行う際の注意点
GDNのフリークエンシーキャップ設定手順を解説しましたが、実際に設定を行なう際にはいくつか注意点があります。
- 設定単位に気をつける
- 過度な制限をかけない
- CVが目標の場合はCV数低下に気をつける
1.設定単位に気をつける
フリークエンシーキャップを設定する際は、制限をかける単位に注意しましょう。
GDNのフリークエンシーキャップ設定は、「キャンペーン」「広告グループ」「広告」の単位で制限をかけることが可能です。
もし広告単位でフリークエンシーキャップの設定を行なった場合、同じ広告グループ内の広告は引き続き配信されてしまいますので、似たような広告であったり、同じ商品の広告であればフリークエンシーキャップの設定を行なう目的が達成されない可能性があります
この場合、広告グループ単位やキャンペーン単位でフリークエンシーキャップの設定を行なうなどの対応が必要です。
2.過度な制限をかけない
いきなりフリークエンシーキャップの設定によって、過度な制限をかけないようにしましょう。
フリークエンシーキャップの設定は、同じ広告が繰り返し表示されることで、ユーザーがしつこいと感じてしまうことを避けるために行ないます。
しかし、一方で広告は複数回表示することで、コンバージョン率がアップする傾向もあります。フリークエンシーにばかり重点を置いてしまうと、本来のコンバージョン獲得という目標に対してマイナスの効果を与えてしまう可能性があるのです。
ですから、いきなり過度な制限をかけるのではなく、データを分析しながら徐々に制限をかけていくのがおすすめです。
3.CVが目標の場合はCV数低下に気をつける
フリークエンシーキャップの設定によって、コンバージョン数が低下していないか注意しましょう。
広告の最適な配信回数は、広告や商品、業種などさまざまな要因によりますので、決まった回数というものはありません。
場合によってはちょっとした制限であっても、コンバージョン数低下の原因となることもありますので、運用中はデータの変化に注意しながら実施することが大切です。
GDNのフリークエンシーキャップを効果的に設定するポイント
GDNのフリークエンシーキャップを効果的に設定するポイントを解説します。フリークエンシーキャップの設定を行なう際は、以下のことを念頭に置きながら実施してみてください。
- 広告の目的に沿った設定を行なう
- アトリビューションレポート等を参考にする
- クリエイティブにも変化を付ける
POINT1.広告の目的に沿った設定を行なう
フリークエンシーキャップの設定は、広告の目的に沿った設定内容にすることが大切です。
広告の最適な配信回数は、どのような目的で広告を運用するかによって変わります。まだ世間に認知されていない商品やサービスのブランディングが目的であれば、それほどフリークエンシーを気にしなくても良いでしょう。
しかし、すでにある程度認知されている商品の購入を促すような広告の場合、ユーザーがしつこいと感じてしまわないようにフリークエンシーキャップの設定を行なうのがおすすめです。
POINT2.アトリビューションレポート等を参考にする
フリークエンシーキャップの設定を行なう際は、運用データを確認しながら進める必要があります。
広告の最適な配信頻度はそれぞれ違いますので、運用しながら見つけるしかありません。そこで、GDNの場合はアトリビューションレポートがひとつの目安となります。
アトリビューションレポートでは、コンバージョン獲得に最も有効な広告表示頻度を確認することができますので、この数値を参考にしながら制限をかけていきます。
ただし、これもひとつの目安でしかありませんので、運用データを注視することは継続するようにしましょう。
POINT3.クリエイティブにも変化を付ける
フリークエンシーに頼りすぎず、広告クリエイティブに変化を付けることも忘れてはいけません。
広告の配信頻度以外に、同じ広告クリエイティブを使用し続けていることで、ユーザーが飽きてしまうケースもあります。こうした状況では、フリークエンシーによって広告の配信頻度を抑えるのではなく、広告クリエイティブを変えることで対応できます。
このように、すべてフリークエンシーで解決するのではなく、違った角度で分析することも必要です。
GDNのフリークエンシーを確認する方法
GDNのフリークエンシー設定を行なったら、今度は実際にフリークエンシーを確認してみましょう。
STEP1:Google広告にログイン
引用元:Google広告
まずGoogle広告にログインします。
STEP2:表示項目の変更
引用元:Google広告
次に、キャンペーンへ移動したら、「表示項目」→「表示項目の変更」を選択します。
STEP3:リーチの指標
引用元:Google広告
リーチの指標をクリックすると「平均表示頻度(ユーザーあたり)」があるので、こちらにチェックを入れて適用します。
これで、フリークエンシー数をチェックできます。
GDN初心者の方には各種設定を広告代理店に依頼するのもおすすめ!
GDNの運用初心者の方は、フリークエンシーキャップの設定方法や判断が難しいので、無理に自社で行なわず代理店へ運用代行を依頼するのもおすすめです。
GDNの設定・運用代行を代理店に依頼する3つのメリット
GDNの設定や運用を代理店に依頼することによるメリットをご紹介します。以下の内容を確認して、代理店への依頼を検討してみてください。
- GDNの設定から運用まですべて対応してもらえる
- ノウハウを元にした最適な運用を実現してくれる
- GDN以外の広告運用などを相談できる
メリット1.GDNの設定から運用まですべて対応してもらえる
代理店のGDN運用代行は、設定から運用・分析まですべてに対応してもらえるため、広告運用にほとんど時間を割く必要がありません。
自社で行なうとなると、不明な点を調べながら手探りで進めていくこととなり、非常に時間がかかります。こうしたリソースに余裕がない場合は、本業に支障が出てしまう恐れもあるため、無理せず代理店を頼るのがおすすめです。
メリット2.ノウハウを元にした最適な運用を実現してくれる
GDNの運用を代理店に任せると、ノウハウを元にした最適な運用を実現することが可能です。
GDNの最適な運用を行なうためには、今回ご紹介したフリークエンシーキャップの設定だけではなく、他にもさまざまな設定や分析が必要となります。
これらは、単純に手順を知っていればできるといったことでもなく、やはり運用経験とそれに基づくノウハウが重要なのです。
最短でGDNの効果を高めたいのであれば、経験豊富な代理店の活用が良いでしょう。
メリット3.GDN以外の広告運用などを相談できる
代理店にGDNの運用代行を依頼すると、その他の広告運用に関する相談やアドバイスを受けることもできます。
多くの代理店ではGDN以外にYDNやリスティング広告、SNS広告などの運用も行なっています。ディスプレイ広告はGDN以外にも多数ありますので、もしかしたら他の媒体も活用した方が、マーケティング効果が高められるかもしれません。
そのような相談やアドバイスを受けたり、そのまま別の媒体の運用代行を依頼するといったことも可能になります。
GDNの運用に強みを持つ代理店の上手な選び方
GDNの運用に強みを持つ代理店の上手な選び方は、「確かな実績のある代理店」を選ぶことです。
GDNに限らず、広告運用代行は単に運用作業を代行してもらうだけではありません。広告の効果を高めるための分析と改善を行ない、結果を出すところまでが運用代行です。
つまり、こちらが求める結果を出せる能力のある代理店を選ばなくてはならないのです。そのひとつの目安となるのが、Google Partners(Googleの認定代理店)です。
Google Partnersは、Googleが広告運用実績を認めた場合にのみ与えられるものです。客観的に評価されたものなので、Google Partnersとなっている代理店であれば、最低限の運用実績を持っていると判断して良いでしょう。
GDN運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店3選
GDN運用代行に強みをもつおすすめの代理店を3社ご紹介します。
株式会社グラッドキューブ
引用元:https://www.glad-cube.com/
こんな方におすすめ!
- Google Premier Partner
- Google Premier Partner Awards 2017 ディスプレイ広告部門国内第二位
株式会社グラッドキューブの強み
株式会社グラッドキューブは、Google広告・Yahoo!広告・SNS広告などの運用を行っている代理店です。ウェブサイト制作やLPOなども行っています。
「Google Premier Partner Awards 2017」のディスプレイ広告部門では国内第二位になるなど、数々の受賞歴があり、Google Partnerの中でも上位となるGoogle Premier Partnerにも認定された、確かな実績のある代理店です。
この国内トップクラスの実績を持つグラッドキューブなら、GDNはもちろんその他のWEB広告についても、効果的な運用を実現できます。
株式会社グラッドキューブの概要
・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル 8F
・URL:https://www.glad-cube.com/
株式会社アイレップ
こんな方におすすめ!
- Google Premier Partner
- 国内第一号のGoogle広告代理店
株式会社アイレップの強み
株式会社アイレップは、各種広告運用からマーケティング戦略立案、各種リサーチ、クリエイティブ・コンテンツ制作などを行っている代理店です。
国内最多の200名以上のGoogle広告認定資格者が在籍している株式会社アイレップは、Google広告の前身となるAdWords広告で、国内第一号の代理店であり、Google Premier Partnerにも認定されています。
長年培った広告運用経験を元に、GDN運用代行において確かな結果を目指すことができます。
株式会社アイレップの概要
・会社名:株式会社アイレップ
・本社所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー21F
・URL:https://www.irep.co.jp/
ASUE株式会社
引用元:https://asue.jp/
こんな方におすすめ!
- Google Premier Partner
- 運用者全員がウェブ解析士
ASUE株式会社の強み
ASUE株式会社は、2016年にGoogle Premier Partnerに認定された代理店です。
運用満足度86%、3ヵ月以上の継続率96%となっており、広告運用における顧客満足度が非常に高い代理店でもあります。
Googleアナリティクスを活用したデータ分析、制作担当者によるLPやバナーのクオリティチェックなど、細やかな対応でGDN運用代行を行います。
ASUE株式会社の概要
・会社名:ASUE株式会社
・本社所在地:愛知県名古屋市中区 錦三丁目5番30号 三晃錦ビル6F
・URL:https://asue.jp/
GDNは、潜在的な顧客にアプローチしやすい「ディスプレイ広告」を配信するネットワークです。高いコンバージョンを得ることはもちろん、自社製品やサービスの認知度を広めるのにも役立ちます。 ただし、ターゲティングの設定など構成要素が多く運用[…]
GDNの効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール
GDNの効果を可視化するのにおすすめの広告効果測定ツールをご紹介します。
Databeat Explore
Databeat Exploreは、GDNの効果を可視化することができるツールです。導入する際、エンジニアによる作業などは必要なく、簡単に導入できるのがポイントです。
また、初期費用などもかかりませんので、コストを抑えて導入できる点もおすすめのポイントとなります。
GDNにおける「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
GDNにおけるDatabeat Exploreの活用ポイントを3つご紹介します。
広告同士の分析が可能
Databeat Exploreなら、広告同士の分析が容易に行えます。Databeat Exploreに用意されているテンプレートは、複数の広告のデータを一つの指標に統一して表示してくれます。
この機能によって、媒体ごとの比較が容易になるので、どの広告に注力すべきかが一目瞭然です。また、広告クリエイティブのサムネイルを自動で出力できるので、クリエイティブごとの比較分析も可能となります。
運用データ収集の自動化
Databeat Exploreは、GDNの運用データを自動で収集し、管理できます。GDN以外の媒体も同様にデータの自動収集が可能となっていますので、毎日各媒体にアクセスしてデータを抽出する作業から解放されます。
データの可視化・分析の効率化
Databeat Exploreは、広告データや売上データをダッシュボード化していますので、データの共有も簡単です。また、複数のテンプレートによってさまざまな角度でデータを閲覧できますので、分析の効率化にもつながります。
まとめ
GDNには、繰り返し広告を表示することでユーザーの広告や企業に対するイメージ悪化を防ぐため、フリークエンシーキャップの機能が搭載されています。
フリークエンシーキャップの設定を行なうことで、広告の表示頻度を制限して、コンバージョン獲得に適した広告運用を目指すことが可能となります。
しかし、過剰にフリークエンシーを意識しすぎると、コンバージョンが低下するなどの懸念もあるため、設定は慎重に行なう必要があります。
フリークエンシーキャップの設定やGDN運用そのものに対して不安がある場合は、運用になれた代理店の運用代行を活用するといった方法もあります。
その他、広告効果測定ツール「Databeat Explore」によって、GDNやさまざまな広告の効果測定を効率化するのもおすすめです。