マーケティングインテリジェンス(MI)とは?重要性やプロセス、おすすめのMIツールや選び方まで詳しく解説

マーケティングインテリジェンス(MI)とは?重要性やプロセス、おすすめのMIツールや選び方まで詳しく解説

自社の商品やサービスを販売する上で欠かせないマーケティングインテリジェンス(MI)は、企業の利益を確保するためにとても重要な役割を果たします。

そのため、現在はマーケティングインテリジェンス(MI)ツールも多数提供されており、効率的な戦略の立案や、マーケティングが可能となっています。

しかしマーケティングインテリジェンス(MI)を認知されていない企業や、マーケティングに活用しきれていない企業も少なくありません。

そこで今回こちらの記事では、マーケティングインテリジェンス(MI)について、その重要性からプロセス、おすすめのツールなどを解説していきます。

目次

マーケティングインテリジェンス(MI)とは?用語としての意味、定義をスッキリ解消

マーケティングインテリジェンス(MI)とは?用語としての意味、定義をスッキリ解消

まずはマーケティングインテリジェンス(MI)の用語の意味、そして定義について見ていきましょう。さらに、マーケティングインテリジェンス(MI)の重要性やプロセス、ツールについても解説します。

マーケティングインテリジェンス(MI)とは?

マーケティングインテリジェンス(Marketing Intelligence)とは、「市場戦略情報」という意味になります。「インテリジェンス(Intelligence)」は直訳すると、「知能」「情報」「知恵」です。

つまり、マーケティングに関する情報や知恵を示しています。

商品やサービスを販売する市場は、常に変化しています。その変化を素早く察知して分析し、自社の戦略に取り入れて行かなければ、市場で生き残ることはできません。

そのため、市場の情報や今後の動き、自社の状況なども含めて情報を収集し、分析する必要があるのです。この情報収集や分析するプロセス全体を「マーケティングインテリジェンス(MI)」と呼びます。

 マーケティングインテリジェンス(MI)とビジネスインテリジェンス(BI)の違い

マーケティングインテリジェンス(MI)とよく似た用語に「ビジネスインテリジェンス(Business Intelligence)」があります。

ビジネスインテリジェンス(BI)は、企業やビジネス全体の分析を行い、経営の意思決定に利用する仕組みを指します。

マーケティングインテリジェンス(MI)は、ビジネスインテリジェンス(BI)の中で、マーケティングに特化した情報を扱うため、MIはBIの一部とも捉えられます。

 マーケティングインテリジェンス(MI)とマーケティングオートメーション(MA)の違い

マーケティングオートメーション(Marketing Automation)は、マーケティングに関する情報収集や分析など、これまで手動で行ってきた作業を自動化して、業務効率化を目指す仕組み、またはそのツールを指します。

マーケティングインテリジェンス(MI)は考え方やプロセスを指すのに対し、マーケティングオートメーション(MA)はMIを実行するための作業を自動化するといった捉え方になります。

現代におけるマーケティングインテリジェンス(MI)の重要性

近年マーケティングインテリジェンス(MI)がとても重要視されてきています。なぜ今になってマーケティングインテリジェンス(MI)が注目されているかというと、まず一つはIT技術の進歩にあります。

現代はあらゆるものがデータ化されています。このデータを活用すれば、これまでに比べ効率良く、効果の高いマーケティングが可能となります。

ただし、このデータの量はとても多く、分析や処理を行うプロセスも重要となるのです。また、コロナ禍によってさまざまなビジネスのあり方が変わりつつあります。

こうした市場の変化を正確に捉えた戦略が必要となってきており、その中でマーケティングインテリジェンス(MI)の重要性が増したと言えます。

マーケティングインテリジェンス(MI)のプロセス

具体的なマーケティングインテリジェンス(MI)のプロセスを見ていきましょう。

 STEP1:調査

まずは市場調査です。どのような調査を行うべきかの仮説を立てた上で、調査を実施します。調査の方法はさまざまですが、インターネットを使ったものや、郵送調査などがあります。

 STEP2:分析

調査を行ってデータが集まったら、分析を行います。市場の状況、今後の動きを予測していきます。また、分析結果を基に、どのようなアプローチを行うことがもっとも効果的かを模索します。

 STEP3:活用

調査・分析が完了したら、実際にデータを活用したマーケティングを実施します。ここでも、分析データを基にさまざまな仮説を立ててマーケティングを進めます。

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールとは?

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールとは?

引用元:Datorama

マーケティングインテリジェンスツールは、マーケティングに必要なさまざまなデータを統合し、マーケティング戦略をサポートするツールです。

市場の情報、店頭販売の情報、WEB広告の情報などマーケティングに関する情報を、ツールによって一元管理します。単にデータの管理効率を向上できるだけではなく、すべての情報を統合して可視化できます。

マーケティングインテリジェンスツールを活用することで、施策ごとの正確な効果測定が可能となり、適正な予算配分を行う判断基準となります。

 

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールを利用する3つのメリット

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールを利用する3つのメリットをご紹介します。マーケティングインテリジェンス(MI)ツールの導入を検討されている方は、以下の情報を参考にしてみてください。

  1. データ集計・分析効率のアップ
  2. 常に最新のマーケティングに関する情報の共有が可能
  3. 施策ごとの正確な評価ができる

メリット1:データ集計・分析効率のアップ

マーケティングインテリジェンスツールは、データ集計や分析の効率をアップできます。商品やサービスのマーケティングに関する情報は、店頭販売やWEB広告、営業など多岐に渡ります。

これらのデータをバラバラに管理していたのでは、施策ごとの正確な効果を把握できません。しかし、社内のすべてのデータを手動で統合し、分析するためには非常に多くの労力が必要になります。

マーケティングインテリジェンスツールは、この「データの統合」が実施できるため、効率良くデータを集計し、分析を進められます。

メリット2:常に最新のマーケティングに関する情報の共有が可能

マーケティングインテリジェンスツールによってデータを管理すれば、常に最新のマーケティングに関する情報を、社内で共有できます。

部署ごとに別々にデータを管理していると、他部署の状況までは把握しにくい状況が生まれます。マーケティングインテリジェンスツールによってデータを一元管理すれば、全体のデータを社内で共有できるようになります。

あらゆるデータを共有・可視化できれば、自社の状況を正しく把握した上で、マーケティング戦略を練ることが可能です。

メリット3:施策ごとの正確な評価ができる

マーケティングインテリジェンスツールを利用すれば、施策ごとの正確な評価ができます。例えば店舗での売上とWEB広告経由の売上、この2つの効果を比較しようとした場合、それぞれ必要な経費などが異なるため、簡単に比較することができません。

しかし、マーケティングインテリジェンスツールを使えば、施策によって異なる指標を集約・整形できますので、正確な評価が可能となります。

施策を正確に評価できれば、どこへもっとも注力すべきかが明確になるので、予算配分の判断にも活用できます。

 

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールの利用をおすすめしたい3つのシーン

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールの利用をおすすめしたい3つのシーン

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールの利用をおすすめしたいシーンを、3つご紹介します。マーケティングインテリジェンスツールは、自社のマーケティングを飛躍させるための、さまざまな活用方法があります。

  1. マーケティングのデータ集計に時間がかかっている
  2. 自社のマーケティング状況を把握できていない
  3. 効果的なマーケティング戦略が思いつかない

1.マーケティングのデータ集計に時間がかかっている

マーケティングのデータ集計は、施策が多ければそれだけ時間がかかります。そのため、ベンダーから提供される情報のみチェックしていて、自社ではデータの集計を行っていないといったシーンも珍しくありません。

しかしこのような状況では、ベンダーの誤りや不正などに気付けず、リスクの多い状態になってしまいます。実際、過去には大手広告代理店による事件も発生していました。

こうした背景を考えると、やはりデータはしっかりと自社でも集計して管理する必要があります。そこでマーケティングインテリジェンスツールを利用すれば、少ない手間で社内のデータを確実に集計できます。

2.自社のマーケティング状況を把握できていない

たくさんのマーケティング施策を実施していると、自社のマーケティングの状況をすべて把握することが難しくなってきます。

しかしすべての施策の状況を把握していないと、どこに予算を多く配分すべきか、あるいは効果のない施策を撤退するなど、重要な判断ができません。

このような状況を脱するためにも、マーケティングインテリジェンスツールは活用できます。マーケティングインテリジェンスツールを使えば、多くの施策のデータを一元管理して可視化できますので、施策ごとに効果を比較することが可能です。

なお、マーケティングインテリジェンスツールの多くは、各施策の指標を比較しやすく整形できますので、異なる指標であっても問題なく分析できます。

3.効果的なマーケティング戦略が思いつかない

自社の利益を伸ばすために必要なマーケティング戦略を見つけられない、こうした悩みはとても多いものです。しかし、そのままにしていては、いつまで経っても自社の利益は伸ばせません。

効果的なマーケティング戦略を見つけるためには、市場や競合、自社の状況を正しく理解し、そこから新たな戦略のヒントを見つけるしかないのです。

マーケティングインテリジェンスツールを導入すると、データ集計を効率化することで戦略を考える時間ができます。さらに、すべてのデータを統合して分析できますので、戦略を立てるヒントも得やすくなります。

 

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールを上手に選ぶポイント

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールを上手に選ぶポイント

マーケティングインテリジェンス(MI)ツールを上手に選ぶポイントをご紹介します。さまざまなツールがありますので、その中から自社に合ったツールを選ぶ方法を見ていきましょう。

  1. ツールを利用する目的を明確にする
  2. ツールの使いやすさ・サポート体制を確認する
  3. コストに問題がないか確認する

POINT1:ツールを利用する目的を明確にする

マーケティングインテリジェンスツールを導入する前に、なぜツールを利用するのか、目的を明確にしましょう。ツールを導入することで、どんな効果を期待しているか、どんな効果を得られるかをはっきりさせます。

マーケティングインテリジェンスツールは、自社で取り扱うさまざまなデータを、効率良く管理できます。しかし、場合によってはちょっとしたExcelの知識があれば解決できることもあります。

本当にツールが必要なのか、さらにツールによってどの程度効率化できるのかを考えます。また、マーケティングインテリジェンスツールはデータを集計するためだけではなく、分析にも活用します。

ツールに必要な機能が備わっているかについても、チェックしましょう。

POINT2:ツールの使いやすさ・サポート体制を確認する

マーケティングインテリジェンスツールの使いやすさ、サポート体制についても確認しましょう。マーケティングの効率や精度を高めるために導入するツールですので、ツールそのものが使いにくくては元も子もありません。

また、ツール導入後の操作方法、活用方法についてサービス提供会社からのサポートが、どの程度受けられるかも確認します。どんなに高機能なツールであっても、担当者が使いこなせなければ意味がありません。

POINT3:コストに問題がないか確認する

マーケティングインテリジェンスツールの費用も、重要なチェックポイントです。費用はツールによってさまざまですが、データ量やユーザー数などによって、費用が変動するものが多くなっています。

実際にマーケティングインテリジェンスツールを導入した場合、毎月どの程度のコストが発生するのか、そのコストをかけてでもツールを使うことで、プラスの効果が得られるのかを判断します。

 

マーケティングインテリジェンスを効率化するおすすめのMIツール

マーケティングインテリジェンスを効率化するおすすめのMIツールを2つご紹介します。これからマーケティングインテリジェンスツールの導入を検討されている場合は、ぜひ参考にしてみてください。

Datorama(デートラマ)

Datorama

引用元:Datorama

Datoramaは、CRMプラットフォームを提供するSalesforce(セールスフォース)のマーケティングインテリジェンスツールです。

あらゆるマーケティングに関するデータを統合して管理することが可能です。

 Datoramaの主な機能

Datoramaの主な機能をご紹介します。

 ダッシュボードで全施策のデータを管理

Datoramaのダッシュボードは、全施策のデータを表示できます。表示されるデータは常時更新されますので、ダッシュボードを開けば、全施策のデータを一括で管理できるようになります。

 施策別(媒体別)の成果や進捗を確認できる

Datoramaは、施策別(媒体別)の成果や進捗も確認できます。例えば複数のWEB広告を運用している場合、広告媒体別のクリック数や表示回数、コストなどを一覧で比較できるようになります。

異なる指標も統一して表示できるため、媒体による差も一目瞭然です。

 ダッシュボードをカスタマイズしてデータをさまざまな角度で分析

Datoramaのダッシュボードは、自由にカスタマイズが可能です。ひとつの施策や媒体に絞ってデータを確認したり、複数の媒体のデータの見たい指標のみ表示するといったことも可能です。

データを比較・分析するにあたり、見たい角度で自由に閲覧できます。

 費用

Datoramaの費用は月単位、または年間契約のいずれかで、すべて個別見積もりとなっています。

こんな方にオススメ

Datoramaは、社内で扱うデータの種類や数が多く、その活用を得意とする人材がいない場合におすすめです。APIによって自動的にデータを更新できるので、大幅に作業効率をアップできます。

https://datorama.com/jp/

WEB広告特化のMIツール:Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、マーケティングテクノロジーの企画や開発を行っている、アジト株式会社が提供するマーケティングインテリジェンスツールです。

WEB広告をはじめ、マーケティングに必要なデータを一元管理することが可能です。

 Databeat Exploreの主な機能

Databeat Exploreの主な機能をご紹介します。

 マーケティングデータを常に最新の常態で保持

Databeat Exploreは、API等を利用することで、マーケティングに関するデータを自動で収集・更新します。そのため常に最新の情報をダッシュボードで確認できます。

 レポートを自動作成

Databeat Exploreはデータを自動収集するだけでなく、収集したデータを基にレポートの作成も自動で行います。レポートにはあらかじめ用意されているテンプレートが活用されており、マーケターが見たい情報を、誰でもわかりやすい形に可視化できます。

また、レポートは簡単に共有できるため、レポート作成の時間がない方にもおすすめです。

※参考:広告レポート自動化ツールについて詳しく解説した記事はこちら
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 外部ツールとの連携も柔軟に対応可能

Databeat Exploreは、外部ツールとの連携も柔軟に対応可能です。Databeat Exploreが集めたデータを、ExcelやGoogleスプレッドシート、BIツール、Googleデータポータルなど好みのフォーマットで出力できますので、データ管理はDatabeat Explore、分析を外部ツールでといった併用も可能です。

 費用

Databeat Exploreの費用は、2つのプランから選択できます。

料金プラン 料金
アカウント数課金プラン 広告アカウント数×300円/月
広告費課金プラン 広告費×0.3%/月

こんな方にオススメ

Databeat Exploreは、データ管理だけでなくレポートの作成や、他のツールと併用したい方におすすめです。特に複数のWEB広告を運用している場合、各媒体の管理画面からデータを抽出する手間を省けます。

外部ツールとの連携もしやすいので、これまで利用していたツールとの併用にも最適です。

 

 

マーケティングインテリジェンスツールの利用上の注意点

マーケティングインテリジェンスツールは、あくまでデータの管理や分析の効率を高めるツールです。ツールを導入すれば、それだけで売上がアップするものではありません。

データを活用するのはあくまで人間であると言うことを忘れずに、データと向き合っていきましょう。

 

マーケティングインテリジェンスツールを効果的に活用するポイント

マーケティングインテリジェンスツールを効果的に活用するポイントをご紹介します。マーケティングインテリジェンスツールを効果的に活用できれば、大幅なコスト削減や売上アップが期待できます。

  1. マーケティングに必要な情報を一元管理する
  2. 目標を設定し、進捗管理を行う
  3. 部署間の連携を強化する

POINT1.マーケティングに必要な情報を一元管理する

マーケティングインテリジェンスツールを利用する際は、必ずマーケティングに必要な情報を一元管理しましょう。せっかくマーケティングインテリジェンスツールを導入したのに、すべての情報を管理できていないと、ツールを十分活用できません。

マーケティングインテリジェンスツールを利用するもっとも大きなメリットは、業務の効率化です。このメリットを最大限活用するためにも、マーケティングに関連するデータは、必ずツールと連携するようにしましょう。

POINT2.目標を設定し、進捗管理を行う

あらかじめ目標を設定した上で、マーケティングインテリジェンスツールを活用しましょう。マーケティングインテリジェンスツールは、連携したデータを常に最新の状態で確認できます。

目標を設定しておけば、現在の目標に対する進捗状況がリアルタイムで把握できるようになります。もし目標に対する施策の効果が思わしくない場合、いち早く遅れを発見して対策を講じることが可能になります。

POINT3.部署間の連携を強化する

マーケティングインテリジェンスツールを利用するにあたっては、部署間の連携の強化も意識しましょう。各部署の進捗データを一括で確認できるのが、マーケティングインテリジェンスツールの強みでもあります。

他部署のデータを閲覧できるようになれば、部署の垣根を越えた提案や、アイデアを生み出す可能性を高められます。

 

まとめ

マーケティングインテリジェンス(MI)は、現代のマーケティングにおいて欠かすことのできないものとなりつつあります。特にコロナ禍を経験した今後は、多くの市場で新常態への転換が進み、ニューノーマル時代となります。

こうした時代を乗り切るためには、市場の変化を先読みする力が重要となってきます。マーケティングインテリジェンスツールを活用して、データに基づいた戦略を打ち立て、売上の向上を目指しましょう。

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