「スマートニュース広告運用を代行している代理店はどう選ぶべき?」
「スマートニュース広告運用を代行しているおすすめの代理店は?」
スマートニュースへの広告出稿を考えているマーケティング担当者の中には、上記のようにお考えの方もいらっしゃるのではないでしょうか。
スマートニュースは月間アクティブユーザーが2,000万人を突破した日本最大級のニュースアプリです。
既存媒体での広告運用に限界を感じ、新たにスマートニュースへの広告出稿を検討する企業も増えてきています。しかしスマートニュース広告の運用に関する情報発信はまだ少なく、情報の収集が難しいという問題があります。
そこで今回はスマートニュース広告の基礎知識、運用代行を依頼するメリット・デメリット、運用代行の料金相場とサービス範囲、代理店の上手な選び方、おすすめ代理店5選などについて詳しく説明していきます。
本記事の内容をスマートニュース広告の運用に役立ててみてください。
- 1 広告代理店に依頼する前に確認しておきたいスマートニュース広告の3つの基礎知識
- 2 スマートニュース広告の運用代行を代理店にお願いする5つのメリット
- 3 スマートニュース広告運用代行を担う広告代理店にお願いする3つのデメリット
- 4 スマートニュース広告運用代行の料金相場とサービス範囲
- 5 スマートニュース広告の運用代行を担う広告代理店を上手に選ぶ5つのチェックポイント
- 6 【厳選】スマートニュース広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店5選
- 7 スマートニュース広告の運用を自前でやる際にオススメの業務効率化ツール
- 8 まとめ:自社に合った代理店を選んで最適なスマートニュース広告運用を
広告代理店に依頼する前に確認しておきたいスマートニュース広告の3つの基礎知識
詳細な説明をする前に、スマートニュース広告の基礎知識について把握しておきましょう。基本的な情報を理解しておくことで、説明がより分かりやすくなるはずです。
スマートニュース広告が効果を発揮するターゲット層
引用元:MEDIA GUIDE
スマートニュースのユーザーは、働く世代である20~50代が約6割を占めています。
2018年3月に開設されたクーポンチャンネルにより若年層の読者が増え続けていますが、依然として20~50代以降の利用者が中心です。男女の比率は半々ですが、女性が51.2%とやや多い結果に。
また特筆すべきはユーザーの年収の高さ。日本の平均年収500万円を超えている利用者は42.8%、そのうち年収1000万円以上の利用者は7.9%です。
年収の高いユーザーが集まる理由として挙げられるのは、スマートニュースの使いやすさ。スマートニュースは読み込みが速くオフライン時でもニュースを閲覧できるので、隙間時間に効率良く情報を集めたいビジネスパーソンが多く利用していると考えられます。
今、メディア等でも話題のスマートニュースに広告出稿する企業が増えています。 スマートニュース広告は、スマホ上のニュースアプリ上に広告出稿が可能なサービスです。後発なプラットフォームながら集客が多く見込めるということで評価も高くなってい[…]
スマートニュース広告の種類
スマートニュースに掲載できる主な広告は、以下のとおり4種類に分けられます。
1:SmartNews Standard
スマートニュース上の記事一覧で配信可能な運用型広告で、広告売上の8割を占めるメニューです。ニュースフィード面と記事面に広告を掲載するので、全てのユーザーに対して効果を発揮します。
そのため新商品のリリース拡散におすすめ。動画でのアプローチも可能なので、CMやブランド動画を配信したい場合にも有効です。
具体的な広告メニューは以下の2つです。
- Standard Ads
- Standard Video Ads
2:SmartNews Premium
スマートニュースの起動画面やトップ面、トップ面以外のチャンネルに広告を掲載できる純広告です。
画面を広く独占できるため強いインパクトを与えることができます。こちらも動画でのアプローチが可能で、よりリッチな動画コンテンツを提供できます。
具体的な広告メニューは以下の6つです。
- Premium Video Ads
- Premium Display Ads フルブリード
- Cover Story Ads
- Cover Story Video Ads
- 1Day Premium TOP Video Ads
- 1Day Premium TOP フルブリード
また通常の広告以外のカルーセル広告、サンプリング広告についても簡単に説明しておきます。
3:カルーセル広告
静止画を3~10枚までセットできるため、複数の商品を紹介したり広告にストーリー性をもたせたりなど、印象的な表現が可能になります。広告を出稿している広告主がまだ少ないので、クリック単価を安く配信できるという特徴があります。
4:サンプリング広告
2020年8月に始まったサンプリング広告は、クーポンチャンネルにて商品の「認知獲得」から「店頭でのサンプリング配布」までまとめて提供する広告メニューです。
特に飲料・食品等を扱うメーカーや小売業の情報発信をメインとしています。ユーザーは広告からサンプリングに応募でき、抽選に落選した場合でも「SNSシェアで再挑戦可能」という要素により高い拡散効果が期待できます。
スマートニュース広告の掲載料金
SmartNews Standardにはクリックごとに費用が発生する「CPC課金」が、
SmartNews Premiumには1000回の表示ごとに費用が発生する「CPM課金」が適用されます。
また最低出稿額がそれぞれ定められており、SmartNewsは月末締めで配信した金額分を支払わなければなりません。一方SmartNews Premiumは200~2000万円の範囲内で決められた金額を支払う必要があります。
具体的な料金は以下のとおりです。
プラン | 価格 | 最低出航額 |
---|---|---|
Standard Ads/Standard Video Ads | CPC@1円ネット~ | 月末締めで配信金額分を支払う |
Premium Video Ads | vimp@1.3円グロス | 200万円グロス |
Premium Display Ads フルブリード | imp@0.8円グロス | 200万円グロス |
Cover Story Ads | imp@1.16円グロス | 700万円グロス |
Cover Story Video Ads | imp@2.0円グロス | 1000万円グロス |
1Day Premium TOP Video Ads(通常枠) | vimp@2.5円グロス | 800万円グロス |
1Day Premium TOP Video Ads(リーチマックス枠) | vimp@2.3円グロス | 2000万円グロス |
1Day Premium TOP フルブリード(通常枠) | imp@1.5円グロス | 800万円グロス |
1Day Premium TOP フルブリード(リーチマックス枠) | vimp@1.3円グロス | 2000万円グロス |
スマートニュース広告の運用代行を代理店にお願いする5つのメリット
ここではスマートニュース広告の運用代行を代理店に依頼するメリットを5つ紹介します。
- 自社で管理する手間が省ける
- 人材を用意しなくてすむ
- 業界の最新情報が得られる
- 代理店ならではのノウハウに基づく運用が可能に
- LPやサイト制作に関するアドバイスを受けられる
メリット1:自社で管理する手間が省ける
広告代理店は広告の入稿から運用までをまとめて行うのが一般的です。自社では代理店から送られてきたレポートで運用成果を確認するだけですむので、手間がかかりません。
運用経験が少ない会社ではノウハウがないため成果が出にくく、自社で運用するよりもプロである広告代理店に依頼しようと考える企業が多いのです。
また代理店によってはクリエイティブ制作やSEO対策なども依頼できるので、運用工数の削減による業務の効率化が期待できます。
今まで広告の管理に費やしていた時間や労力を別の業務にあてられるようになるため、生産性向上が見込めます。
メリット2:人材を用意しなくてすむ
自社内で広告運用を行う場合は、社員に教育を施すか新たに人材を雇う必要があります。研修や採用活動にはその都度コストがかかりますし、せっかく配置した人材が突然辞めてしまった場合の対処法などを常に用意しておかなければなりません。
人材の確保に力を入れすぎて本来の業務まで手が回らない可能性も出てきてしまいます。広告運用を専門に行う代理店に依頼すれば、自社内で広告担当者を用意しなくてすむため、人材に関する問題に悩まされることもなくなります。
メリット3:業界の最新情報が得られる
複数の案件を運用している代理店は、各媒体から最新の情報を得られます。
自社で広告運用するとなると、情報収集のために多大なリソースを割かなければならず、本来の運用業務が妨げられる可能性も大いに考えられます。
しかし広告代理店に委託すれば、各媒体から得た業界の最新トレンドやアップデート情報を活かした効果的なアプローチが可能です。
また代理店によってはベータ版などの新機能が使えたり、限定イベントやセミナーに招待されたりすることも。
インハウス運用では利用できない限定的な機能を使える点も、広告代理店に運用代行を依頼するメリットの一つです。
メリット4:代理店ならではのノウハウに基づく運用が可能に
長年にわたり広告運用に携わる代理店は、運用に関する事例やノウハウを豊富に有しています。そのため蓄積されたナレッジを用いたより効率的な運用が可能になります。
広告運用経験の少ない企業によるインハウス運用では、目指すべきゴールが明確化されていない、ターゲットの設定が足りていないなど、効果が見込みにくい施策を立ててしまいがちです。
しかし経験豊かな代理店に依頼すれば、長年の実績に基づく効果の高い戦略が設計できます。成果が出るまでの時間を短くしたい場合は代理店へ運用代行を依頼すると確実です。
メリット5:LPやサイト制作に関するアドバイスを受けられる
広告運用業務と合わせてWebサイト制作を担う広告代理店も多数存在します。そういった代理店からランディングページ(LP)やサイト改善のアドバイスを受ければ、自社での集客がしやすくなります。
LPやサイトを改善して効果的に集客したいが方法が分からない…という悩みを抱えている場合は、コンテンツ制作に強みのある代理店を選ぶようにしましょう。
「WEBサイト制作も依頼できる広告代理店を見つけたい」 「WEBサイト制作が可能な代理店は通常の代理店と何が違う?」 「WEBサイト制作が可能な代理店はどう選べばいい?」 「WEBサイト制作と広告運用ができるおすすめの代理店を知りたい[…]
スマートニュース広告運用代行を担う広告代理店にお願いする3つのデメリット
ここからはスマートニュース広告の運用代行を代理店に依頼する3つのデメリットとその対応策について説明していきます。
デメリット1:運用手数料などの費用がかかる
広告代理店へ運用代行を依頼すると、代理店が定めた料金体系に基づく金額を手数料として支払わなければなりません。
例えば広告費の20%を手数料とする代理店では、100万円の広告費に対して20万円の手数料が発生し、合計120万円を費用として支払うことになります。
また代理店によっては初期費用が必要だったり、最低手数料が定められていたりと予算の少ない企業にとっては費用面の負担が思いがけず大きくなってしまうことも。
デメリット1の対応策:適切な料金形態を選ぶ、代理店によるサービスを見直す
予算に合った料金形態を選ぶことで運用手数料を抑えられます。
手数料の主な料金形態は広告費に応じて手数料が決まる「変動制」と、広告費に関係なく一定の金額を支払う「定額制」の2つに分けられます。上記で説明した20%の運用手数料は、変動制のうちの一つによるものです。
変動制では広告費が大きくなればなるほど手数料も増えてしまうので、予算の少ない企業であれば費用を安く抑えられます。一方定額制では広告費が大きくなっても手数料は変わりませんから、広告費が多くかかってしまう場合に有効です。
また、提供されるサービスを見直すことで費用を下げられる可能性があります。例えば毎週提出されていたレポートを2週間に1回の頻度に落とす、打ち合わせの回数を減らすなど、優先度の低いサービスをカットすることで費用を削減できるかもしれません。まずは代理店に相談してみましょう。
デメリット2:社内ノウハウが蓄積されない
広告代理店への外注は、自社における本業の業務に専念できる環境をもたらします。
しかし、広告運用業務が自社から切り離されることになるため、試行錯誤から得られる広告運用に関するノウハウを得にくくなります。自社では広告運用を一切行わない、と決めているのであれば問題ないでしょう。
「いずれはインハウス運用を」、と考えているのであればノウハウが全く蓄積されていない状態は避けたいもの。
乏しい知識や経験に基づく運用では、目まぐるしく変化する広告業界で立ち行かなくなることは必然です。
デメリット2の対応策:運用担当者と情報を共有する
運用担当者と情報を共有することで、広告代理店が有するノウハウを自社に取り入れられます。
情報共有に必要なのは、担当者との積極的なコミュニケーションです。提出されたレポートの不明な点について質問する、ミーティングを定期的に行う、担当者からの提案を理解しておくなど、積極的に知識を吸収する姿勢が求められます。
運用を任せきりにするのではなく、担当者と協力して仕事を進めていく意識が大切です。
デメリット3:運用内容のコントロールが難しい
広告代理店とは常に連絡を取り合えるわけではないので、運用内容を制御しにくくなります。
例として挙げられるのは広告の変更に時間がかかる、提案やキーワード設定が的外れ、当初の予定とゴールがズレてしまう、などです。
また外注経験の少ない企業に対して割に合わないサービスを提供し、高額な予算を設定する代理店も少なからず存在します。
デメリット3の対応策:事前によく話し合う、リサーチしておく
自社と担当者の間で生じる運用内容のズレは、コミュニケーション不足によって引き起こされることがほとんどです。本格的な運用を始める前にしっかりと話し合って、イメージをすり合わせておきましょう。
また悪質な代理店を選ばないためには事前の下調べが重要です。無料相談を受けたり、口コミや評判などを調べたりなど代理店の実態を徹底的にリサーチしておけば、信頼性の低い代理店に遭遇する可能性が低くなります。
スマートニュース広告運用代行の料金相場とサービス範囲
ここからはスマートニュース広告運用代行の料金相場とサービス範囲について説明していきます。
スマートニュース広告運用代行の料金体系
一般的にスマートニュース広告運用代行の料金体系は「初期費用+広告費+運用手数料」で構成されています。
代理店によっては初期費用がかからない、最低出稿手数料が設定されている、作業量が膨大になると別途費用が発生するなどの要素から若干変動することも。
またスマートニュース広告はLPの成果が高い傾向にあるので、LP制作も行う代理店に制作を依頼すると料金が発生します。
しかし基本的には他の広告運用代行における料金体系と変わらないのでご安心ください。他の広告運用代行の経験があるなら、料金体系に戸惑うこともないでしょう。
スマートニュース広告運用代行の料金相場
スマートニュース広告運用代行の料金相場は以下のとおりです。
初期費用 :無料~5万円
広告費 : ~100万円
運用手数料:【変動制】広告費の20%
【定額制】 ~20万円→3万円
20~40万円→5万円
40~70万円→10万円
LP制作 :20~50万円
運用手数料は広告費に応じて変動する「変動制」と、広告費に関係なく一定の金額を支払う「定額制」に分けられます。
どちらを採用しているかは代理店によって異なるので確認しておきましょう。定額制であっても費用によってはパーセンテージでの提案をしてもらえる場合があります。
LPはテンプレートを使う、代理店独自に制作するなど形式によって金額に差が生じます。
また、広告費が高額になる場合は個別に見積もってもらえるのでまず相談を。
続いてサービス範囲を料金別に説明していきます。
月10万円以下のサービス範囲
料金 | 月10万円 |
---|---|
こんな方におすすめ | 運用代行を試してみたい |
サービス対応範囲 | アカウント発行、キャンペーン設定、広告入稿、クリエイティブの分析/変更、施策実施、改善提案、レポート発行 |
契約後のミスマッチを防ぐため、通常のサービスを低い料金設定で提供している代理店も存在します。
運用イメージがつかみやすくなるので、広告運用代行の経験が少ない企業は低価格でサービスを試せる代理店を探すとよいでしょう。
月20~30万円のサービス範囲
料金 | 月20~30万円 |
---|---|
こんな方におすすめ | 通常の運用代行をお願いしたい |
サービス対応範囲 | アカウント発行、キャンペーン設定、広告入稿、クリエイティブの分析/変更、施策実施、改善提案、レポート発行 |
通常のスマートニュース広告運用を行います。月10万円の料金時とサービス対応範囲の違いはありません。
また月20~30万円の範囲内でも提供される内容は変わらないため、予算額に関係なく同じサービスを受けられます。
月50万円以上のサービス範囲
料金 | 月50万円以上 |
---|---|
こんな方におすすめ | より詳細な成果報告を受けたい |
サービス対応範囲 | アカウント発行、キャンペーン設定、広告入稿、クリエイティブの分析/変更、施策実施、改善提案、レポート発行、定例ミーティングの実施、運用所感の提出 |
月50万円以上になると、定例ミーティングの実施や運用所感の提出をサービスとして行う代理店も存在します。
自社側に広告運用ノウハウがないと成果報告をスムーズに理解できません。そこでミーティングの機会を設けて運用担当者と直接話したり、レポート内容をより詳しく解説した運用所感を読んだりすることで成果報告を把握しやすくなります。
代理店によるサポートを十分に受けたい場合は月50万円以上の予算を用意すると安心です。
スマートニュース広告の運用代行を担う広告代理店を上手に選ぶ5つのチェックポイント
スマートニュース広告の運用代行を担う広告代理店は数多く存在し、それらを調べるだけでも大変な労力を要します。そこから依頼する代理店を検討するとなると、何から手をつけていいかわからなくなることも。
ここからはスマートニュース広告の運用代行を担う広告代理店を選ぶためのポイントをお伝えします。ここでご紹介した点に留意して広告代理店を選べば、自社の要件に合った広告運用が叶うはずです。
- 運用体制はどうなっているか
- 認定資格や実績を有しているか
- 最低契約期間が定められているか
- 詳細なレポートを提出できるか
- アカウントの開示は可能か
POINT1.運用体制はどうなっているか
スマートニュース広告の運用体制を確認しておきましょう。主な運用体制は業務を1人で担当するパターンと、複数人に振り分けて行うパターンの2つに分けられます。
1人で担当するパターンはコミュニケーションがとりやすくレスポンスが早いというメリットがありますし、複数人で担当するパターンはそれぞれの業務に専念できるため質の高い運用が可能になります。
業務に関わる人数によって得られる効果は一長一短ですから、運用体制のヒアリングは必ず行い、自社の状況から適切な体制を洗濯しましょう。
POINT2.認定資格や実績を有しているか
認定資格を有しているかも広告代理店を選ぶ際の大切なポイントです。認定資格を持っているということは媒体側から優良な広告代理店であると認められている、ということなので安心して運用代行を任せられるでしょう。
代表的な認定資格はGoogleやYahoo!JAPANなど。β版の先行利用など認定代理店にしか提供されないサービスも存在します。また受賞歴や実績などの評価もチェックしておくとより確実です。
特にスマートニュース以外の広告運用も代理店に依頼することを視野に入れるのであれば、この点は是非注目してみてください。
POINT3.最低契約期間が定められているか
広告代理店によっては最低契約期間を設けている場合があります。期間が短いと効果の測定が難しいためです。
おおむね3ヶ月~6ヶ月の期間内で広告運用を行う代理店が多く存在しますが、中途解約が認められるケースも。ただし違約金が発生することもあるので、費用面が気になる場合は特に気をつけましょう。
POINT4.詳細なレポートを提出できるか
広告の配信結果を数値で表したレポートは運用改善に欠かせませんから、詳細なレポートを提出できる代理店を選ぶべきです。
しかし提出されるレポートがどこまで細かく分析されているかは代理店によって異なります。場合によっては網羅的に書かれているだけで必要な情報が手に入らない、という事態になりかねません。
またレポートが月に何回提出されるのか、訪問での口頭説明を行っているかなども代理店によってさまざまです。事前に問い合わせたうえで、実際のレポートを見せてもらえる代理店だと安心です。
POINT5.アカウントの開示は可能か
広告アカウントを開示しない広告代理店も少なからず存在します。レポートを見るだけではわからないことを知りたいときにアカウントを見せてもらえないのでは、きちんと運用されているのか不安になりますよね。
不信感を抱いたままでは代理店との信頼関係も築けません。広告運用に透明性を求める場合は、契約時にアカウントの開示を行っているかの確認を忘れないようにしましょう。
【厳選】スマートニュース広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店5選
ここからはスマートニュース広告運用代行を扱う広告代理店の中から厳選した代理店を5つ紹介します。どんな企業がおすすめか、どんな強みがあるのか説明していますので、代理店を選ぶ際の参考にしてください。
株式会社H2(エイチツー)
引用元URL:https://h2-g.co.jp/
H2はこんな方におすすめ!
・クーポンチャンネルに広告を掲載したい企業
H2の強み
株式会社H2(以下、H2)はクーポンチャンネルへの広告掲載を取り扱うパートナー代理店です。
WEBマーケティングやITソリューション事業を扱うベンチャー企業で、成長が期待される企業を選ぶ「ベストベンチャー100」に選出されました。
H2では「スマートMEO」という実店舗向けの集客対策ツールを提供しています。
1500社以上の導入実績から培われた集客ノウハウを活用することで、クーポン掲載による地域密着型ビジネスの新規展開を支援します。
H2の概要
・会社名:株式会社H2(エイチツー)
・本社所在地:東京都港区南青山2丁目2番8号 DFビル7階
・URL:https://h2-g.co.jp/
株式会社キーワードマーケティング
引用元URL:https://www.kwm.co.jp/ad-agency/others/
キーワードマーケティングはこんな方におすすめ!
・スマートニュースだけでなく運用型広告全般の代行・コンサルティングも依頼したい企業
キーワードマーケティングの強み
株式会社キーワードマーケティング(以下、キーワードマーケティング)は14年の実績を有する運用型広告を専門に扱う広告代理店です。14年の間に築かれた実績として挙げられるのは319の月間運用アカウント(2019年1月時点)、10年の最長運用年数など。
これまでに依頼を受けた業種数は各種ECサイト、総合広告代理店、精密機器メーカー、クラウドサービス、WEB制作、SEOサービス、歯科医院、資格講座、英会話スクールなど118に及びます。豊富なノウハウと高いスキルを持つ「運用型広告専門組織」だからこそ多くの企業から信頼されていることが分かります。
また九州佐賀支社に立ち上げたオペレーション専門チームとの連携、ヒートマップツールの無料提供などを行うことで効果の高いスマートニュース広告運用が可能です。
キーワードマーケティングの概要
・会社名:株式会社キーワードマーケティング
・本社所在地:東京都中央区築地7-2-1 THE TERRACE TSUKIJI 2F
・URL:https://www.kwm.co.jp/
株式会社カルテットコミュニケーションズ
引用元URL:https://quartet-communications.com/
カルテットコミュニケーションズはこんな方におすすめ!
・リスティング広告運用によるノウハウを活かしたい企業
・リーズナブルな広告運用を求める企業
・レポートの内容を詳しく解説してほしい企業
カルテットコミュニケーションズの強み
株式会社カルテットコミュニケーションズ(以下、カルテット)はリスティング広告の運用代行を専門としていますが、スマートニュースなどネイティブ広告の運用実績も豊富に有しています。
カルテットの強みは、他社よりもリーズナブルな広告運用を提供している点です。カルテットでは広告費を段階に分けて一定の運用手数料を支払う定額制を採用しています。
運用手数料を固定することで、広告費の増加に伴う運用手数料の増加、代理店の利益を優先した高額な料金設定など一般的な料金体系に潜む問題の解消に努めています。
他にも最低出稿手数料を設けない、6万円に設定されていた初期費用を無料にする、などの要素で利益還元に尽力。他社よりも低価格なサービス提供で広告運用をサポートします。
また広告費が40~70万円になると、サービス内容にレポートの運用所感が加わります。所感はA4用紙1枚で構成されており、文章による説明で数値ベースの内容をより分かりやすくするものです。
ただし広告費が40万円未満でも専任の運用担当者とのメール、ビデオ通話、電話などでコミュニケーションは可能です。自社側に広告運用の知識がないため詳細に説明してほしい場合は広告費を40万円以上にしてもよいでしょう。
カルテットコミュニケーションズの概要
・会社名:株式会社カルテットコミュニケーションズ
・本社所在地:愛知県名古屋市中区錦2-4-15 ORE錦二丁目ビル11階
・URL:https://quartet-communications.com/
株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)
引用元URL:https://rincrew.jp/
株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)はこんな方におすすめ!
・サプリ、通販コスメ、金融、人材系のサービスを扱う企業
・広告運用だけでなくバナー、LP制作も依頼したい企業
・特定の期間に広告を掲載したい企業
株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)の強み
株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)はインターネット広告運用に特化した総合広告代理店です。700社以上、4850アカウント(2019年1月時点)の運用実績があり、さまざまな業種・業界の広告運用に対応可能です。
スマートニュースにおいても多くの配信事例があるサプリ、通販コスメ、金融、人材系に対して特に強みを持っています。スマートニュース広告専門のクリエイティブチーム保有、スマートニュース側からの素早い情報獲得など、支援体制も万全です。
またスマートニュース広告は記事風の広告文・LPの成果が高い傾向にあります。バナークリエイティブやLP制作のノウハウを豊富に持つリンクルに制作を依頼すれば、より高い広告効果が期待できるでしょう。
広告運用からクリエイティブの制作まで任せたい場合はリンクルへの運用代行を検討してみてください。他にも契約期間に柔軟に対応可能なので、特定のキャンペーン期間に合わせて広告を出稿したいときにもおすすめです。
株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)の概要
・会社名:株式会社メディアハウスホールディングス(旧株式会社リンクル)
・本社所在地:東京都新宿区神楽坂2-17 中央ビル5F
・URL:https://rincrew.jp/
株式会社エクスコア
引用元URL:https://www.xscore.co.jp/
エクスコアはこんな方におすすめ!
・自社に適したプランを提案、スピーディーに対応してほしい企業
・医療、士業、ブライダル系サービスを扱う企業
・充実したレポーティングなど親身なサポートを希望する企業
エクスコアの強み
株式会社エクスコアは2000社以上の実績を誇るインターネット広告の運用代行会社です。豊富な経験により蓄積されたノウハウやナレッジを活かし、依頼主の要件に沿ったビジネスプランを提案。希望するスケジュールどおりのスピーディーな広告掲載を実現します。
また時間をかけてKGI・KPIを設定し効果の最大化を図る、営業や広告運用、クリエイティブ制作といった業務を分担することでコミュニケーションコストを減らす、などきめ細かなサポートを行えるよう徹底されています。
さらにレポートの内容を充実させることで、支援体制がより強力に。月別レポート、日別レポート、時間別レポート、曜日別レポートなど、合計12に及ぶレポートを用意しています。
最適な広告運用のためには成果の把握、改善が欠かせません。エクスコアの詳細な成果報告を受ければ、高い改善効果が見込めるはずです。
エクスコアの概要
・会社名:株式会社エクスコア
・本社所在地:東京都渋谷区東3-13-11 A-PLACE恵比寿東7F
・URL:https://www.xscore.co.jp/
スマートニュース広告の運用を自前でやる際にオススメの業務効率化ツール
これまでに紹介してきた運用代行のメリット・デメリットを加味したうえで、インハウス運用の方が要件に適していると判断することもあるでしょう。
広告運用を成功させるためには、いかに効率よく情報を集め、分析し、改善していくかが大切になってきます。自分たちでスマートニュース広告の運用を進める際には専用ツールを使用することでより効率的な運用が可能になります。
そこでおすすめしたいのが「Databeat Explore」という業務効率化ツールです。ここからは「Databeat Explore」についてご紹介していきます。
スマートニュース広告運用の効果を可視化する「Databeat Explore」
Databeat Exploreはスマートニュース広告運用に必要な情報を自動的に抽出、更新、集計し得られた結果を可視化します。
データが視覚的に分かりやすくなるため分析が容易となり、広告運用の精度を高められます。
マーケターが自由にデータを活用できる「データ・ドリブン・マーケティング」のためには欠かせないツールです。
「Databeat Explore」の3つの特徴
Databeat Exploreには以下の3つの特徴があります。
-
Collect & Organize
天気、CRM、アクセス解析などマーケティングに関する情報を自動的に収集し、まとめて管理します。データの更新、集計作業が自動化されることで人的ミスの排除、工数の削減につなげます。
またデータは常に最新の状態で保存されて一ヵ所に収められるため、確認作業も必要ありません。
-
Report & Feed
取得したデータを柔軟な形で出力します。Excel、Google Analytics、Looker Studio(旧Google Data Portal)、BIツールなど複数のフォーマットに対応しているため、データ活用の場を選びません。
また出力に加えてレポート作成も自動的に行われるため、生産性の向上が見込めます。
-
Visualize & Analyze
BIツール、Google Analytics、Looker Studio(旧Google Data Portal)と連携させることでデータを視覚的に分かりやすい形にし、効果検証を瞬時に行えます。マーケター自らが好きなときにデータを閲覧、分析できるので業務効率化が促進されます。
また広告クリエイティブのサムネイル画像も自動出力できるので、クリエイティブの効果検証も簡単です。
まとめ:自社に合った代理店を選んで最適なスマートニュース広告運用を
スマートニュース広告の基礎知識、運用代行を依頼するメリット・デメリット、運用代行の料金相場とサービス範囲、代理店の上手な選び方、おすすめ代理店5選、広告運用に役立つ業務効率化ツールについてお伝えしてきました。
スマートニュースは比較的新しいサービスのため、広告を掲載している企業は多くありません。今からスマートニュース広告の運用に取り組めば、競合に先んじて利益の獲得を得られるでしょう。
十分な運用効果を得るためには、やはり代理店へ広告運用を任せるのが一番です。費用がかかりますが、事業拡大のための投資と考えれば抵抗は少なくなるのではないでしょうか。
ここまでに紹介してきた情報を参考に、自社の運用プランにぴったりの広告代理店を探してみてください。