「Googleマイビジネスの運用には代理店を利用するべき?」
「Googleマイビジネスの代理店を選ぶポイントは?」
「Googleマイビジネスの運用に強いおすすめの代理店は?」
上記のような疑問をお持ちではないでしょうか。本記事では、上記のような疑問についてお答えします。
Googleマイビジネスとは、Googleマップなどに表示される店舗情報を管理できるツールです。株式会社エフェクチュアルの調査では、地図アプリを使っているユーザーの87.0%が、Googleマップを使用していることが分かっており、高いリーチ力が期待できます(参考:【2021年版 定点調査】地図アプリ利用率1位はGoogleマップ!エフェクチュアルが地図アプリの利用トレンドをレポート)。
今回は、Googleマイビジネスの運用に取り組みたいという方のために、Googleマイビジネスの基本情報や、代理店のメリット・デメリット、料金相場やサービス範囲、選び方のポイント、おすすめの代理店について解説していきます。Googleマイビジネスを運用したことがない、もしくは、運用経験はあるがうまくいかなかった、という方は、参考にしてみてください。
運用する前に確認しておきたい「Googleマイビジネス」の基礎知識
実際に運用する前に、Googleマイビジネスの基礎知識を押さえておきましょう。Googleマイビジネスの概要、利用するメリットやデメリット、利用する際の費用について解説しますので、詳しく知りたい、という方はぜひお読みください。
そもそも「Googleマイビジネス」とは?
引用元:Google
Googleマイビジネスとは、Google検索の画面上や、Googleマップ上に表示される店舗やサービスの情報を、登録及び管理できるツールです。表示される情報は、GoogleがWEB上から収集したものなので、誤っている可能性があります。Googleマイビジネスでは、間違っている情報を修正できるので、常に正確な情報をユーザーに発信できます。
具体的には、
・店舗の住所、電話番号、営業時間など、基本情報の掲載
・店舗の外観、内観、商品写真の掲載
・予約の空き状況や混み具合など、リアルタイムな情報の発信
ができ、飲食店など店舗型ビジネスの集客に活用可能です。上記スクリーンショットのように、店名を直接検索した場合は、検索結果画面の右側に店舗情報が表示されます。
引用元:Google
一方、Googleマップ上では、地図の左側に表示されます。
Googleマイビジネスを利用するメリット
- ユーザーと交流できる
- 公式サイトがなくても店舗情報を伝えられる
- ユーザーの行動を分析できる
Googleマイビジネスを利用するメリットは複数ありますが、今回は3つに絞ってご紹介します。
メリット1:ユーザーと交流できる
Googleマイビジネスでは、投稿されたクチコミへの返信が可能です。ユーザーからの質問に答えるなど、交流を図ることで、ファンやリピーターの獲得につながります。また、ユーザーから投稿されたクチコミを通して、サービスの満足度を測れます。良い評価のクチコミが集まれば、新規顧客に対して「評判の良いお店」というイメージを与えることができ、ブランディング効果も期待できます。
メリット2:公式サイトがなくても店舗情報を伝えられる
Googleマイビジネスに搭載された「ウェブサイトビルダー」を使うことで、簡易的なホームページを作れます。営業時間やイベント情報など店舗の詳細情報を掲載できるので、集客のために公式WEBサイトを制作する必要がなくなります。「ウェブサイトビルダー」の利用にHTMLのような知識は求められず、操作は直感的で簡単です。
作成されたホームページは、レスポンシブデザインに対応しており、スマホやタブレットからの閲覧に自動的に最適化されるので、大変便利です。また、店舗情報としてサイトURLの登録もできるので、既にWEBサイトを制作済みの場合には、より情報量の多い自店舗サイトへ誘導する、という形でも活用できます。
メリット3:ユーザーの行動を分析できる
Googleマイビジネスには、「インサイト」という分析ツールが用意されています。「インサイト」では、ユーザーがビジネス情報を見つけた方法や、ビジネス情報の検索にどのGoogleサービスが使われたのか、など分析に役立つデータを確認できます。ユーザーの行動が反映されたデータを用いて、登録している情報を見直したり、新たな施策を打ち出したりすることで、集客効果をより高められるでしょう。
Googleマイビジネスを利用するうえでの注意点
Googleマイビジネスの利用時には、以下のような注意点やデメリットに気をつけましょう。
デメリット1:情報を書き換えられてしまう可能性がある
Googleマップ上の店舗情報は、ユーザーのいたずらや、Googleマイビジネスの乗っ取りなどの理由により、第三者によって情報を書き換えられてしまう可能性があります。しかし、Googleマイビジネスのオーナー認証をしていれば、書き換えられた情報を修正できます。
店舗情報を登録して放置するのではなく、間違った情報に書き換えられていないか、日頃からチェックすることが大切です。Googleマイビジネスの乗っ取りに対しては、「オーナー確認コード」や「GoogleアカウントのID・パスワード」など重要な情報が流出しないように、管理を徹底することで対策が可能です。
デメリット2:表示される写真を自由に選べない
Google検索やGoogleマップで表示される店舗の写真は、Googleのアルゴリズムによって自動的に選択されるので、オーナー側で表示させたい写真を設定することができません。ユーザーが投稿した写真も掲載されてしまう可能性があり、表示される写真を完全にコントロールすることは難しくなります。
ただし、オーナー自身がアップした写真は、優先的に表示される傾向にあるので、掲載したい写真はオーナーアカウントから投稿することで対処できます。また、ユーザーから不適切な写真が投稿された場合は、Googleに削除依頼を申請しましょう。
デメリット3:クチコミがすべて公開されてしまう
Googleマップに投稿されたクチコミは、良いクチコミも悪いクチコミも、すべて公開される仕組みになっています。評価の良くないクチコミを放置してしまうと、イメージの悪化を招いてしまうので、丁寧に返信するなど誠実な対応を心がけましょう。また虚偽性が強い、関連性がないなど、Googleが定めるポリシーに違反しているクチコミは削除可能なので、こちらもそのままにせず、申請して削除してもらいましょう。
Googleマイビジネスの掲載費用
Googleマイビジネスでは、店舗の基本情報や写真の掲載を無料でおこなえます。Googleアカウントだけあれば、メリットの部分で紹介した機能を無料で利用でき、アカウントの作成にも費用はかかりません。また、掲載してから情報や写真を更新しても、追加料金が発生することはなく、完全無料で利用できます。
Googleマイビジネスの登録・運用を代理店にお願いする5つのメリット
Googleマイビジネスは、ビジネスオーナー自身で運用することも可能ですが、運用業務を専門に取り扱う代理店に外注することで、さまざまなメリットを受けられます。この章では、Googleマイビジネスの登録や運用を、代理店に依頼するメリットを5つご紹介します。Googleマイビジネスの代理店に関する基本的な情報も解説しますので、代理店について詳しく知りたい方は、ぜひご覧ください。
Googleマイビジネスの代理店とは?
Googleマイビジネスの代理店では、Google検索やGoogleマップ上に表示される店舗情報・写真の登録や更新などを、依頼主の代わりに行います。電話やメール、チャットでのサポートを実施している代理店も多いので、「Googleマイビジネスを利用したいが、使い方が分からない。」という場合でも安心です。
Googleマイビジネスの認定代理店とは?
Googleマイビジネスの認定代理店とは、豊富な運用実績やノウハウを有していることを認められた、国内で数社しか存在しないGoogleの推奨パートナー企業のことです。Googleマイビジネスの最新情報を、通常の代理店よりも先に把握でき、効率的かつ効果的な運用を実現します。
Googleマイビジネスの代理店とMEO業者の違い
より集客効果の高いサービスを実施しているかという点が、Googleマイビジネスの代理店と、MEO業者の違いです。Googleマイビジネスのアカウント開設や設定、情報の登録や管理などが、代理店の主な業務です。一方MEO業者では、Google検索時に店舗情報が上位表示されるように対策を施します。
引用元:Google
具体的な店名ではなく、「場所+ジャンル名」で調べるローカル検索を実行した場合の店舗情報は、自然検索よりも上に表示されます。枠内には最大3つの情報が掲載されるので、より上位に表示されることで、ユーザーの目に留まりやすくなり、高い集客効果が期待できるのです。
続いて、Googleマイビジネスの登録や運用を、代理店に依頼する5つのメリットをご紹介します。
メリット1:登録・管理業務のコストを削減できる
Googleマイビジネスの登録作業は、項目が細分化されており、慣れていないと時間や手間がかかってしまいます。また、登録が済んだ後も情報や写真の更新、クチコミの返信など、日々こなさなければならない作業も多いです。
店舗型ビジネスを経営している場合、店舗の運営業務が忙しく、Googleマイビジネスの管理にまで手が回らない、ということもあるでしょう。Googleマイビジネスの代理店に依頼すれば、登録・管理業務の外注が可能です。自分たちで対応できない作業を代行してもらうことで、業務の効率化が進み、店舗の運営に専念できます。
メリット2:豊富なノウハウを生かせる
Googleマップ上のビジネス情報を集客につなげるためには、どのような情報を登録すればいいのか、どのような写真を掲載すればいいのか、といったノウハウが大切です。Googleマイビジネスを使ったことがないと、知識やスキルが足りず、効果的に運用できません。Googleマイビジネスの運用に強い代理店は、数多くのクライアントから依頼を受け、豊富なノウハウを蓄積しているので、優れた費用対効果を発揮します。
メリット3:運用データを分析・改善してもらえる
Googleマイビジネスには、ユーザーの行動を具体的な数字で確認できる、というメリットがあります。しかし、データの見方が分からなければ、運用結果の分析や改善ができません。代理店では、Googleマイビジネスの登録・運用のほか、レポーティングを実施しているところも数多く存在します。レポートの内容を踏まえて、登録した情報を見直すことで、アカウントの完成度を高め、集客力の向上を図れます。
メリット4:ローカル検索時に上位表示できる
店舗情報を正確に記載し、ユーザーに有益な情報を提供したり、定期的に更新したりなど、Googleマイビジネスをしっかり運用することで、MEO業者に依頼せずとも、ローカル検索時にある程度の上位表示が見込めます。Googleマイビジネスの登録や管理をメインにおこなってほしいが、余裕があれば上位表示させたい、という場合にもおすすめです。
メリット5:Googleマイビジネスの最新情報を得られる
Googleマイビジネスの代理店の中でも、特に認定代理店に選ばれている業者は、Googleからの最新情報を優先的に得ることができ、仕様変更にスピーディーに対応できる、というメリットがあります。例えば、アップデートによって追加された新機能を活用することで、ユーザーに対してより効果的にアプローチできる可能性が高まります。
Googleマイビジネスの運用を代理店にお願いする3つのデメリット
Googleマイビジネスの運用代行には、メリットだけではなく、デメリットもあるので注意が必要です。ここからは、Googleマイビジネスの運用を、代理店にお願いする3つのデメリットについて解説します。それぞれのデメリットへの対応策も併せてご紹介しますので、代理店への依頼を考えている方は、ぜひ参考にしてみてください。
デメリット1:代行費用がかかる
登録や運用業務を代行してもらう費用として、代理店に対して手数料を支払わなければなりません。1店舗登録するごとに追加費用が発生する代理店もあり、運営する店舗数が多いほど、代行費用が高くなる傾向にあります。また、写真撮影などの別途オプションにも費用がかかります。
デメリットの対応策
相場よりも低い価格設定の代理店を探してみましょう。Googleマイビジネスの運用代行費の相場は、約5万円です。小規模ビジネス向けに、低予算プランを提供しているところもあるので、そういった代理店を探すのも一つの方法です。
また、代行してもらう業務を限定することで、代行費用が安くなります。アカウントの開設や設定、情報や写真の登録など、特定の作業だけを外注することで、発生する費用を最小限に抑えられます。
デメリット2:スピーディーに対応できない
代理店では一人の担当者が、複数のクライアントを受け持つのが一般的です。担当者が忙しい場合には、情報の伝達に時間がかかってしまい、スピーディーに対応してもらえません。特にイベントやキャンペーン情報など、鮮度が大切な情報を速やかに掲載できないと、集客効果が落ちてしまう可能性があるので注意が必要です。
デメリットの対応策
代理店の運用体制をチェックしましょう。担当者がいくつクライアントを受け持つのか、担当者は専任なのか、複数なのかなど具体的に確認しておきましょう。また、担当者が忙しかったり、不在にしていたりなど、スピーディーに対応してもらえない場合に、どのようなフォローを受けられるのかも確認しておくと安心です。
デメリット3:契約期間終了後は自分たちで管理しなければならない
Googleマイビジネスの運用代行には、契約期間が設けられていることが多く、契約終了後は自分たちで情報を管理していかなければなりません。代行してもらうことで集客効果が出ていたとしても、自分たちに知識やノウハウがなければ、運用は行き詰まってしまうでしょう。
デメリットの対応策
代理店の担当者とコミュニケーションをとり、Googleマイビジネスの運用ノウハウを身につけましょう。代理店に運用業務を丸投げしていては、ノウハウを蓄積できず、契約終了後に集客効果を持続させることができません。すべて任せるのではなく、一緒に運用していくつもりで、ノウハウを共有してもらいましょう。
また、Googleマイビジネスの運用代行だけでなく、運用コンサルティングを実施している代理店に依頼することでも、知識やノウハウを獲得できます。
Googleマイビジネスの代理店手数料相場とサービス範囲
Googleマイビジネスの運用代行で発生する手数料の相場と、サービス範囲について解説します。代行費用がどのくらいかかるのか気になるという方は、ぜひご覧ください。
Googleマイビジネス運用代行の代理店手数料体系
Googleマイビジネスの運用代行における料金体系は、初期費用と月額費用の2つで構成されていることがほとんどです。代理店によっては、月額費用内に初期費用が含まれていることがあります。また、別途費用を支払うことで、登録店舗の追加や、写真撮影などのオプション利用に対応している代理店も存在します。Googleマイビジネスの運用にかかる代行費用の相場は、以下のとおりです。
月額費用:約1,000円~1万円
登録したい店舗数にもよりますが、必要となる金額は約5万円を基準に考えるとよいでしょう。月額費用はサービス内容の充実度によって、料金プランが分けられていることがあります。複数の料金プランが用意されている代理店では、予算やニーズに合わせて柔軟にプランを選べます。
代行費用は、代理店の規模や業種など複数の要因によって、大きく変動します。上記の金額は目安としてとらえ、必ず代理店に問い合わせるようにしてください。
一般的なアカウント運用代行の代理店手数料の料金相場
Googleマイビジネスの運用代行費は、一般的なアカウント運用代行の料金と比べて、どの程度異なるのでしょうか。料金相場を比較するため、SNSアカウントの運用代行を例に解説します。SNSアカウントの運用代行で発生する料金相場は、サービス内容によって、
月額10万円以下
月額20~30万円
月額50万円以上
の3つに分かれていることが多いです。
月額10万円以下では、記事作成や投稿代行など、最低限のサービスに留まります。月額20~30万円は、最も一般的な価格帯です。基本的な記事作成や投稿代行のほか、投稿に寄せられたコメントへの返信や、簡単なレポーティングが加わります。月額50万円以上になると、キャンペーンの企画や定期ミーティング、運用結果の分析が加わり、費用対効果に優れたサポートが期待できます。
Googleマイビジネス運用代行の料金帯ごとのサービス対応範囲まとめ
以下の表は、Googleマイビジネス運用代行のサービス対応範囲を、料金帯ごとにまとめたものです。
料金 | こんな方におすすめ | サービス対応範囲 |
月~5万円 | ・低コストで運用を始めたい ・一部の作業だけ代行したい |
アカウント開設 オーナー登録 ビジネスカテゴリ登録 店舗及び会社の情報登録 写真登録 投稿代行(月1回) |
アカウントの開設に伴う、情報や写真の登録がメインです。手間のかかる登録作業だけ外注し、業務の効率化を図りたい方に向いています。また月に1回ですが、企画やキャンペーンの投稿も可能なので、ひとまず運用を始めてみたい、という場合にもおすすめです。
料金 | こんな方におすすめ | サービス対応範囲 |
月5~10万円 | ・本格的にGoogleマイビジネスを運用したい ・投稿の質及び量を高めたい |
月5万円のサービスに加え、 目的設計 投稿代行(月2回) クチコミ返信 月次レポート提出 |
月次レポートの提出が加わり、結果の分析が可能になることで、より効果の高い運用が期待できます。また、目的設計でプロモーションの方向性を打ち出せるので、投稿の質も向上します。Googleマイビジネスの運用で欠かせない、クチコミ返信も対応可能なので、本格的に運用していきたい場合におすすめの価格帯です。
料金 | こんな方におすすめ | サービス対応範囲 |
月10万円以上 | ・運用を総合的にサポートしてほしい ・Googleマイビジネスの運用経験がない |
月5~10万円のサービスに加え、 投稿代行(月4回) 定例ミーティングの実施 |
投稿代行の回数が最大月4回に増え、定期的な更新が可能となります。月次レポートのほかに、定例ミーティングを実施することで、運用を総合的にサポートします。分からないことを教えてもらえるという利点もあるので、Googleマイビジネスの運用経験がなく、運用に不安があるという場合にもおすすめです。
Googleマイビジネスの運用を担う代理店を上手に選ぶ5つのチェックポイント
- 代行費用は適切か
- Googleマイビジネスの運用実績があるか
- 担当者がGoogleマイビジネスや自社の業種に詳しいか
- 最低契約期間が設定されているか
- Googleマイビジネス以外の手法も取り扱っているか
この章では、Googleマイビジネスの代理店を選ぶ際のポイントや、注意点をご紹介します。Googleマイビジネスの運用を担う代理店は数多く存在しますから、以下のポイントを押さえて上手に選びましょう。
POINT1:代行費用は適切か
依頼したい代理店の代行費用を、相場と照らし合わせてみましょう。費用が相場より高すぎる場合は、どのような理由でその価格設定になっているのか確認が必要です。また、費用が相場より安い場合には、サービスの質が低い可能性があります。依頼する前に代理店の評判やクチコミを確認し、費用対効果の高いサービスを受けられるのか、調べておくことをおすすめします。
POINT2:Googleマイビジネスの運用実績があるか
Googleマイビジネスの運用実績は、必ずチェックしておきましょう。成功事例が多く掲載されていると、具体的な数字で成果を確認でき、依頼すべきかどうか判断しやすくなります。また、Googleマイビジネス自体の運用実績はもちろん、対応可能な業種・業界も重要です。
Googleマイビジネスは、飲食店や美容院、ホテルなど多くの実店舗型ビジネスの集客に役立ちます。自社のビジネスに近い業種及び業界での運用実績があれば、高い集客効果が期待できます。
POINT3:担当者がGoogleマイビジネスや自社の業種に詳しいか
実際に運用をおこなう担当者が、Googleマイビジネスや、自社の業種に対する知識やノウハウを、どれだけ有しているかも重要なポイントです。それぞれに対する知識がなければ、アドバイスや改善提案が的外れになってしまい、効果が落ちてしまうかもしれません。事前に担当者と打ち合わせ、Googleマイビジネスや業種について、どの程度詳しいのかを把握しておきましょう。
POINT4:最低契約期間が設定されているか
代理店によっては、Googleマイビジネスの運用効果を測定するために、最低契約期間を設けているところもあります。途中で運用を取りやめたい、代理店を変更したい、という理由があっても、契約期間中は解約できないことがあるので注意が必要です。
また、途中での解約が可能でも、残りの期間分の費用を支払わなければなりません。費用をムダにしないためにも、契約期間を定めていない、もしくは短期間から依頼可能な代理店を選ぶようにしましょう。
POINT5:Googleマイビジネス以外の手法も取り扱っているか
ビジネスの業種や業界、ターゲットとなる顧客層によっては、Googleマイビジネス以外の手法が効果的なこともあるでしょう。集客できる手段が多ければ、Googleマイビジネスの運用がうまくいかない場合でも、複数の媒体から適切な方法を選んで対処できます。
例えば、リスティング広告やSNS広告、ディスプレイ広告などのWEB広告を使えば、インターネットの利点を生かしつつ、幅広いアプローチが可能となります。
Googleマイビジネスの代理店を選ぶ際の注意点
Googleマイビジネスの代理店を選ぶ際には、ガイドラインを守って運用しているかという点に気をつけてください。Googleの社員と名乗る、Googleマイビジネスの利用料金を偽る、依頼主にユーザーの行動情報を提供しない、といった代理店の行為は、Googleでは不正行為として扱われます。
Googleのポリシーに違反していると、アカウントを停止され、Googleマイビジネスを利用できなくなってしまう可能性があるので、十分注意しましょう。
【厳選】Googleマイビジネス運用代行に強みをもつおすすめ代理店TOP3
ここからは、Googleマイビジネスの運用代行を担う、おすすめの代理店を3つご紹介します。Googleマイビジネスの運用代行に強みをもつ業者を厳選しましたので、代理店選びの参考にしてみてください。
SO Technologies(SOテクノロジーズ)株式会社
引用元:SO Technologies
SO Technologies株式会社は、中小企業向けにWEBマーケティングツールを提供しています。東京本社のほか、名古屋と沖縄にオフィスを構え、全国からの依頼に対応しています。
こんな方におすすめ
・Googleマイビジネスの認定代理店に依頼したい
・面倒な作業を外注して負担を軽減したい
・Googleマイビジネスの活用法を知りたい
SO Technologiesの強み
SO Technologies株式会社は、Googleの推奨パートナー企業です。認定代理店としての豊富な経験やノウハウを生かし、成果獲得を目指します。Googleマイビジネスの運用サービス「ライクルGMB」では、オーナー認証の代行、必要な情報をExcelで一括管理、店舗情報の書き換え防止などに対応しており、作業負担の軽減が可能です。
これまでに3万店舗以上の導入実績があり、Google上での表示回数やサイトアクセス、入電数が増加した事例も確認できます。約5万円という値段で、店舗情報の登録、保守・更新、レポーティングが可能な点も魅力的です。また、店舗集客に関する無料セミナーも開催しているので、自分たちでGoogleマイビジネスを運用したい、という場合にもおすすめです。
SO Technologiesの概要
・料金体系:【初期費用】2,000円【月額費用】5万円
・会社名:SO Technologies株式会社
・本社所在地:〒112-0004 東京都文京区後楽1-4-14 後楽森ビル19F
・URL:https://www.so-tech.co.jp/
株式会社サンエル
引用元:サンエル
株式会社サンエルは、WEBプロモーション事業を中心に展開する、三重県の企業です。コンサルティングやサイト制作を手掛けることで、WEB集客を支援します。
こんな方におすすめ
・Googleマイビジネスの認定代理店に依頼したい
・MEO対策も実施したい
・WEBサイト制作にも対応してほしい
サンエルの強み
株式会社サンエルは、Googleマイビジネス運用の実績を認められ、2019年5月にGoogleの推奨パートナー企業として登録されました。問題点の洗い出し、運用プランの提案、レポート分析を丁寧に繰り返すことで、クライアントが抱える課題を解決に導きます。
Googleマイビジネスの運用はもちろん、MEO対策も可能で、SEOメディアの運用実績を踏まえた施策実施及び分析により、効果の最大化を図ります。WEBサイト制作にも対応しており、ニーズに適したサイトを制作することで、集客効果をより高められるでしょう。
サンエルの概要
・料金体系:要問い合わせ
・会社名:株式会社サンエル
・本社所在地:〒515-0085 三重県松阪市湊町196-2F
・URL:https://sunl.jp/
株式会社CIN GROUP(シーアイエヌグループ)
引用元:CIN GROUP
株式会社CIN GROUPは、企業が抱える課題解決に最適なソリューションサービスを提供しています。ITを駆使した集客方法を提案することで、集客体制の構築をサポートします。
こんな方におすすめ
・Googleマイビジネスの登録・運用業務を一任したい
・運用以外の特定の業務だけ依頼したい
CIN GROUPの強み
株式会社CIN GROUPでは、Googleマイビジネスアカウントの登録から運用までを、ワンストップでおこないます。自社でやることはオーナー登録だけですむので、余計な手間がかかりません。結婚式場やカフェ、接骨院など、幅広い業種に対応しています。
検索回数や表示回数が5倍向上した事例などが掲載されており、効果的な運用をおこなっていることが分かります。アカウントの登録代行や、自社運用のコンサルティングなど、特定の業務だけを依頼することもできるので、細かいニーズに合わせて利用できる点もメリットの一つです。
CIN GROUPの概要
・料金体系:要問い合わせ
・会社名:株式会社CIN GROUP
・本社所在地:〒150-0043 東京都渋谷区道玄坂1-19-9 第一暁ビル7F
・URL:https://www.cin-group.com/
Googleマイビジネスと一緒にWEB広告運用も可能なおすすめ広告代理店3選
Googleマイビジネスと併せて、WEB広告も運用したい、という場合には、以下でご紹介する3つの代理店への依頼を検討してみましょう。
株式会社カンリー
引用元:カンリー
株式会社カンリーは、店舗型ビジネス向けの業務効率化サービスを提供している企業です。店舗経営を助けるインフラとなる仕組みを構築し、集客を支援します。
こんな方におすすめ
・Googleマイビジネス運用の基本的な業務を代行してほしい
・良質な写真や動画を大量にアップロードしたい
・Googleマイビジネスの運用経験がない
・リスティング広告も運用したい
カンリーの強み
株式会社カンリーのGoogleマイビジネス運用代行では、初期設定、各種情報の投稿、クチコミの返信代行に対応しています。特にコンテンツの提供に力を入れており、写真や動画の大量アップロードや、画像加工ソフトを用いた簡単な編集も可能です。良質なコンテンツを掲載し、集客につなげたいと考えている場合におすすめの代理店です。
電話やLINEでの定期サポートはもちろん、直接のやり取りにも迅速に対応してもらえます。カスタマーサポートは顧客満足度94%を獲得しており、Googleマイビジネスの運用は初めてという方でも安心です。また、集客方法の一つとして、リスティング広告の運用にも対応しています。初期設定から出稿までの代行と、予算管理から月次報告をおこなう完全代行の2種類があり、ニーズや予算に合わせて選択可能です。
カンリーの概要
・料金体系:要問い合わせ
・会社名:株式会社カンリー
・本社所在地:〒152-0021 東京都目黒区東が丘1-14-2
・URL:https://corp.can-ly.com/
株式会社旭広告社
引用元:旭広告社
株式会社旭広告社は、神奈川県を中心に事業を展開する総合広告代理店です。WEB広告やメディア広告を取り扱い、プランニングやプロモーションを手掛けることで、ビジネス拡大を総合的に支援します。
こんな方におすすめ
・Googleマイビジネスの運用に加え、運用コンサルティングもしてほしい
・月額費用を抑えたい
・GoogleとYahoo!にリスティング広告を掲載したい
旭広告社の強み
株式会社旭広告社では、Googleマイビジネスの登録や情報更新、レポートの発行が可能です。運用コンサルティングにも対応しているので、自社での運用に向けてノウハウを身につけたいという場合にもおすすめです。毎月2万2,000円でこれらのサービスを利用できるので、費用を安く抑えられます。
また、リピーター獲得を目的としたLINE公式アカウントの運用も実施しており、Googleマイビジネスの運用と併せて利用すれば、集客効果の倍増が期待できます。WEB広告は、Google及びYahoo!にリスティング広告を出稿可能です。キーワードの選定や広告文の作成、レポーティングや広告の見直しを実施し、広告効果の最大化を図ります。
旭広告社の概要
・料金体系:【初期費用】3万3,000円【月額費用】プランA:3,300円 プランB:5,500円 プランC:2万2,000円
・会社名:株式会社旭広告社
・本社所在地:〒231-0014 神奈川県横浜市中区常盤町2-19
・URL:https://www.asahi-ad.co.jp/
株式会社SUNSHINE WORKS(サンシャインワークス)
引用元:SUNSHINE WORKS
株式会社SUNSHINE WORKSは、WEB広告事業やWEBコンサルティング事業を展開する代理店です。戦略立案にインターネットを駆使することで、利益の最適化及び最大化を目指します。
こんな方におすすめ
・代行費用が安い代理店を探している
・上位表示対策もしてほしい
・複数のWEB広告に対応してほしい
SUNSHINE WORKSの強み
株式会社SUNSHINE WORKSの強みは、リーズナブルな価格設定です。初期設定込みで、月額2万7,500円から利用できます。基本情報の登録や360°ストリートビューの挿入、クチコミの管理などに加え、ローカル検索時の上位表示対策も可能です。
また、SUNSHINE WORKSでは、リスティング広告やディスプレイ広告などのWEB広告を複数取り扱っています。SNS広告は、Twitter、Facebook、Instagram、LINE、TikTokの5つに出稿でき、YouTube広告にも対応可能です。WEB広告に関する知識がなくても問題なく、集客数の向上に最適なプランを提案してもらえます。
SUNSHINE WORKSの概要
・料金体系:【月額費用】2万7,500円~
・会社名:株式会社SUNSHINE WORKS
・本社所在地:〒910-0854 福井県福井市御幸4-14-21
・URL:https://sunshine-works.co.jp/
WEB広告を自前で運用する際にオススメの業務効率化ツール
店舗型ビジネスの集客方法としては、Googleマイビジネス以外に、WEB広告が効果的な場合もあるでしょう。広告代理店へ依頼せず自分たちで運用する場合には、業務効率化を促す専用ツールの利用をおすすめします。今回は、WEB広告の自前運用に役立つ「Databeat Explore」をご紹介します。
WEB広告運用の効果を可視化する「Databeat Explore」
アジト株式会社が提供する「Databeat Explore」は、WEB広告の運用状況を可視化できるツールです。データの「抽出」「集計」「更新」を自動的におこない、それぞれの作業にかかる負担を軽減して、業務効率化を実現します。
WEB広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
WEB広告運用における「Databeat Explore」の活用ポイントは、以下の3つです。
・複数の広告データをまとめて管理できる
集められたデータは、ダッシュボード上でまとめて管理されます。複数のWEB広告を出稿していたとしても、一つの画面ですべてのデータを確認でき、必要な情報を検索する時間を削減できます。また、データの収集はAPIによって自動的におこなわれるので、それぞれの広告の管理画面にアクセスする必要はありません。
・クリエイティブを分析できる
運用中の広告からサムネイルを自動的に出力でき、迅速な効果検証を可能にします。分析に時間や手間がかからないので、効率的にクリエイティブを修正し、速やかに広告を差し替えられます。
・複数の出力形式に対応している
「Databeat Explore」で取り扱うデータは、ExcelやGoogleスプレッドシート、Googleアナリティクスなどのツールで出力できます。複数のフォーマットに対応しているので、他のツールに合わせて、データを変形する必要はありません。また、出力先を選ばないので、社内・外の関係者とのデータ共有もスムーズです。
まとめ
今回は、Googleマイビジネスの基本や、代理店に関する情報をお伝えしました。Googleマイビジネスは、Googleマップ上に正確な情報を掲載できるツールで、店舗型ビジネスの集客に大きく役立ちます。代理店に依頼すれば、運用業務の負担を軽減し本業に専念できるようになるので、上手に活用しましょう。
代理店の利用には手数料が発生するというデメリットがありますが、相場よりも安い価格設定の代理店を探す、外注する範囲を限定するなどの方法で対策が可能です。代理店を選ぶ際には代行費用が適切か、代理店及び担当者が実績やノウハウを有しているかという点に注意してみてください。今回お伝えした情報を元に、Googleマイビジネスを活用して、集客数の向上を目指しましょう。