令和に入ってからも国内におけるEC市場はBtoC、BtoB共に継続的に成長しています。特に2020年以降も巣篭もりなどライフスタイルの変化による需要の増加により、更に成長が加速しつつあるマーケットでもあります。
▼令和元年(2019年)時点のEC市場(参考:経済産業省のまとめ)
・国内BtoC-EC市場:市場規模は19.4兆円(前年比7.65%増) / 全ての商取引金額に対するEC取引の比率(EC率)は6.76%。
・国内BtoB-EC市場:市場規模353.0兆円(前年比2.5%増)/ EC率は31.7%。
EC市場拡大により、ビジネスチャンスが拡大している状況ですが、同時に競争も激しくなっています。つまり、自社のビジネス拡大にEC広告を活用することが、ますます重要になっています。
EC広告を上手く活用するためには、EC広告の理解とノウハウに基づいた広告運用が必要です。「これからEC広告を始める場合」や「現状より広告効果をアップしたい場合」は、EC広告の運用実績が多い代理店に代行してもらう方法がよいでしょう。本記事では、EC広告の基礎知識を説明したのち、EC広告運用代行に強みをもつ代理店の選び方、及び具体的なおすすめ代理店を紹介します。
- 1 まずは確認しておきたいEC広告の基礎知識
- 2 EC広告の運用代行を代理店にお願いする5つのメリット
- 3 EC広告運用代行を代理店にお願いする3つのデメリット
- 4 EC広告運用代行の料金相場とサービス範囲
- 5 EC広告運用代行を担う代理店を上手に選ぶ5つのチェックポイント
- 6 【厳選】EC広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店7選
- 7 EC広告を自社運用する際にオススメの広告分析ツール
- 8 まとめ
まずは確認しておきたいEC広告の基礎知識
まずはEC広告についての理解を深めましょう。既にご存知の方もおられると思いますが、代理店選定に必要な知識ですので復習としてご一読ください。
EC広告とは?特徴をわかりやすく解説!
引用元:Amazon内で「パソコン」を検索した際の画面(広告は検索の度に変わります)
BtoC、BtoCのどちらもEC市場は年々拡大しており、同時に競争も激しくなっています。そこで自社の商品やサービスを認知して関心をもってもらうために、EC広告を上手く活用する必要があります。
EC広告の狙いを一言でいえば、自社の商品やサービスに関心をもってもらえそうなインターネットユーザーから認知と関心を得て、購入につなげることです。つまり、EC広告とは、商品やサービスの購入につながる可能性のあるユーザーに対して、適切なタイミングで広告を配信する活動のことです。
EC広告は、販売チャネルが「自社ECサイト」か、「楽天、Amazon、Yahoo!などのショッピングモール」によって、広告手段が変わってきます。自社ECサイトであれば、「リスティング広告」や「ディスプレイ広告」、「SNS広告」などがメインの広告手段になりますが、上に掲載したようにAmazonなどのショッピングモールが販売チャネルの場合は「モール内広告」を利用することがメインの広告手段となります。
EC広告の配信先媒体の種類
EC広告を効果的に利用するためには、ターゲットユーザーにマッチする広告の配信先を吟味し、適切に選択する必要があります。
広告の配信先としては、GoogleやYahooの検索結果、ポータルサイトやメディアサイトの広告枠、SNSなどが挙げられます。また、Amazonや楽天市場などのモール型ショッピングサイトで、目につきやすい場所に商品を表示する「モール内広告」を利用ことも効果的です。商品、商材と関係した、多くのファンを獲得しているブログサイトも有効な配信先です。
自社の商品やサービスに関心をもってもらえそうなユーザーが、どのサイトやSNSを利用しているか検討し、次に説明するEC広告の媒体を選定しましょう。
- リスティング広告
- ディスプレイ広告
- リターゲティング(リマーケティング)広告
- SNS広告
- アフィリエイト広告
リスティング広告
引用元:Google検索で「パソコン」を検索した際の画面(広告は検索の度に変わります)
リスティング広告とは、GoogleやYahooなどの検索画面に表示される広告です。ユーザーによって入力された検索キーワードに関連した広告を表示する仕組みになっており、ユーザーから商品に関心をもってもらえる可能性が高い広告手段です。なお、広告を配信する際のキーワード選定にノウハウが必要であり、ノウハウが必要な広告予算や広告効果に直結します。
ディスプレイ広告
引用元:Yahoo!JAPANポータルサイト(広告は表示の度に変わります)
ディスプレイ広告とは、メディアサイトやポータルサイト、アプリ内の広告枠に表示される広告です。バナーと呼ばれる画像を表示するスタイルが多いため、バナー広告とも呼びます。商品やサービスを知らない潜在層へのアプローチしたい場合に有効な広告媒体です。
リターゲティング(リマーケティング)広告
リターゲティング広告とは、過去に自社サイト(企業サイト、ECサイトなど)を閲覧したユーザーに対して広告を配信する仕組みを利用した媒体です。ECサイトを閲覧後、関連した広告がディスプレイ広告として表示される経験をされている方が多いと思います。
一般的にECサイトを閲覧したほとんどのユーザーは購入せずに離脱します。一度は興味をもってくれたユーザーに再度の閲覧を促すことにより、関心の獲得や購入してもらえることが期待できます。そのため、リマーケティング広告を上手く活用できれば、顧客獲得コスト(CAC: Customer Acquisition Cost)を下げることができます。
SNS広告
引用元:Twitter
Facebook、Instagram、TwitternなどのSNSは、国内に数千万人規模のユーザーを獲得しています。SNS広告では数多くのユーザーに向けて広告を配信できます。
また各SNSでは、ユーザーの性別、年齢などの基本情報に加えて、投稿やエンゲージメント(いいね!やリツイートなど)などのユーザーの行動情報を蓄積しています。これら基本情報、行動情報を活用して、自社の商品やサービスに関心をもってもらえる可能性の高いユーザーに絞って広告を配信できます。
モール内広告(Amazon、楽天、Yahoo!ショッピングなど)
引用元:Yahoo!ショッピング内で「パソコン」を検索した際の画面(広告は検索の度に変わります)
多くのショッピングサイトには検索機能があり、多くのユーザーは購入を検討している商品名を入力して検索します。検索結果画面に自社の商品を目につきやすい場所に表示することにより、購入につながる可能性が高くなります。ショッピングモール内のリスティング広告と言えます。
アフィリエイト広告
引用元URL:https://www.xserver.ne.jp/blog/blog-service-recommended/
アフィリエイト広告とは、アフィリエイターが運営するブログサイトやメディアサイトに配信する広告です。広告主とアフィリエイターの間にはASP(アフィリエイト サービス プロバイダ)が仲介しており、広告主とアフィリエイターのマッチングを効率的に行っています。
アフィリエイターは自身のサイトのファンを増やし、アフィリエイト広告による報酬獲得を狙っています。自身のサイト経由で商品の購入が行われたら報酬を受け取る仕組みのため、アフィリエイターはASPから提供される広告を吟味して掲載します。広告主にとっても購入につながりやすい仕組みになっています。
EC広告の運用代行を代理店にお願いする5つのメリット
「これからEC広告を始める場合」や「現状より広告効果をアップしたい場合」は、EC広告運用の運用実績が多い代理店に運用を代行してもらうとよいでしょう。代理店に依頼するメリットは以下の通りです。
- 効率的な広告配信が可能
- 人件費の抑制
- 新しい技術に対応しつつ本業に集中できる
- ECサイト改善などトータルのアドバイスが得られる
- EC広告の運用改善に第三者の視点を取り入れることができる
メリット1:効率的な広告配信が可能
実際のEC広告運用では、広告の目的やKPIの設定、広告媒体の選定、ターゲット設定、予算管理、配信スケジュール策定、広告配信の測定効果、改善策の提案と実施などを網羅的に行う必要があります。実績のある代理店にEC広告の運用を代行してもらうことにより、代理店が蓄積しているノウハウを活用できます。
メリット2:人件費の抑制
前述したとおり、EC広告運用には知識とノウハウが必要です。代行を依頼せず自社で運用する場合は、専門知識を有した人材を採用するか、社内で担当を決めて教育する必要があります。つまり、自社で運用する場合には、EC広告の運用スタッフの人件費が必要となるため、EC広告の運用代行をすることにより人件費を抑制できます。
メリット3:新しい技術に対応しつつ本業に集中できる
EC広告などのネット広告は日々進化しており、常に新しい技術動向やサービスの情報収集が必要です。新しい技術のキャッチアップをするには、時間や手間がかかります。そのため、情報収集は専業の代理店に任せて、自社では本業に集中した方が効率的と言えます。
メリット4:ECサイト改善などトータルのアドバイスが得られる
EC広告で集客した後、ユーザーにECサイトを閲覧してもらい、購入につなげる必要があります。自社の競合他社の事例や、他の事業分野の運用実績をもつ代理店から、ECサイトの改善などトータルのアドバイスを得ることができます。
メリット5:EC広告の運用改善に第三者の視点を取り入れることができる
EC広告の改善案検討の際、自社スタッフだけの視点では分析が偏る可能性があります。代理店からの第三者の視点を取り込むことにより、よりユーザーフレンドリーな広告配信を実現できます。
EC広告運用代行を代理店にお願いする3つのデメリット
前章ではEC広告運用代行のメリットを説明しました。デメリットについても対応策と合わせてしっかり理解しておきましょう。
- ノウハウが蓄積しにくい
- EC広告の細かな変更がしにくい
- 代理店への手数料が発生する
デメリット1:ノウハウが蓄積しにくい
EC広告の運用を代行してもらうことにより本業に集中できるメリットがありますが、実際に運用しないと得られないノウハウが蓄積しにくくなります。将来、自社での広告運用を考えている場合は無視できないデメリットです。
デメリットの対応策
まずは兼任でもよいのでEC広告の担当スタッフを配置します。代理店からのレポートをしっかり自社内展開させるとともに、自らも広告効果の測定と分析を実施するなど、代行を依頼しながらもノウハウを蓄積できる環境作りを行います。
デメリット2:EC広告の細かな変更がしにくい
EC広告の代行を依頼している業務範囲によりますが、一般的に自社での運用と比較して、EC広告の細かな変更がしにくくなります。例えば、A/Bテストをしたい案件がある場合、代理店を経由する分、実施までの段取りが多くなります。
デメリットの対応策
代理店がどれくらい個別対応が対応可能かヒアリングしておきましょう。合わせて、代理店の担当者とのコミュニケーション方法、研修サービスの有無も確認しておくとよいでしょう。
デメリット3:代理店への手数料が発生する
当たり前ですが、EC広告運用の代行を依頼すると広告費とは別に、代理店に対して相応の手数料が必要です。事前に予算を確保しておく必要があります。
デメリットの対応策
自前で担当スタッフをアサインする際の人件費と比較すれば、手数料のコストは小さいことが多いです。社内の経営層にアウトソーシングする考え方を説明して、必要な予算を確保しましょう。
EC広告運用代行の料金相場とサービス範囲
本章では、おおよその料金相場とサービス範囲を解説します。代理店選定の参考にしてください。
EC広告運用代行の料金体系
EC広告運用代行の料金は、「月額固定型」と「売上に連動した成功報酬型」があります。また、サポートできるEC広告媒体の種類、代理店の担当スタッフ体制、代行を依頼する業務範囲などにより料金が変わってきます。
EC広告運用代行の料金とサービス範囲
月10万円以下のサービス範囲
料金 | 月10万円 |
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こんな方におすすめ | ・費用を抑えたい ・主にショッピングモールを活用した販売形態 |
サービス対応範囲 | ・特定のモール(Amazonなど)に特化したサポート ・リスティング広告など単一媒体での運営 |
月20~30万円のサービス範囲
料金 | 月20~30万円 |
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こんな方におすすめ | ・自社ECサイトを立ち上げたい ・EC広告運用についてのアドバイスが欲しい |
サービス対応範囲 | ・自社にマッチしたEC広告媒体の選定 ・EC広告運用全般(作成、配信、効果測定) ・分析に基づく改改善施策 |
月50万円以上のサービス範囲
料金 | 月50万円以上 |
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こんな方におすすめ | ・競合他社と差別化したECサイトを運営したい ・ECサイト、EC広告トータルのアドバイスが欲しい |
サービス対応範囲 | ・既存ECサイトの分析、およびサイト改善の提案 ・ユーザーの行動や心理動向を反映した改善施策の実施 ・複数EC広告媒体の運用 |
EC広告運用代行を担う代理店を上手に選ぶ5つのチェックポイント
一般的に運用代行の依頼は長期間となります。代理店選びの際は下記ポイントを十分に確認しましょう。
- 自社と同じビジネス分野の運用実績があるか
- 代理店担当者の対応力
- 定期レポート内容の詳細度
- 自社にマッチした広告媒体のサポート
- 代理店のロケーション
POINT1.自社と同じビジネス分野の運用実績があるか
EC広告の目的は、リスティング広告、ディスプレイ広告など複数媒体を利用して売上をアップすることです。EC広告による売上アップを実現するには、ビジネス分野・商材ごとに最適な広告戦略やノウハウが必要です。つまり、自社と同じビジネス分野の運用実績があるかどうかをしっかり確認しましょう。
POINT2.代理店担当者の対応力
EC広告運用の代行を依頼する際には、代理店との密なコミュニケーションが重要になります。連絡方法、対応時間帯、担当者の保有資格などを確認し、実際のコミュニケーションを事前にイメージしておきましょう。
POINT3.定期レポート内容の詳細度
EC広告で利用するリスティング広告、ディスプレイ広告などの媒体では、ユーザーの行動や心理の変化に追随した広告運用の改善が欠かせません。代理店が作成するレポートが改善案検討の元データとなります。事前にレポート内容を確認し、PDCAサイクルを回せる内容であることを確認しましょう。
POINT4.自社にマッチした広告媒体のサポート
本記事の前章でEC広告の媒体について説明しました。すべての代理店がすべての媒体に対応していません。自社にとって効果のある媒体は何かを検討しておき、代理店の対応力を詳しくヒアリングしましょう。
POINT5.代理店のロケーション
普段の連絡や情報のやり取りはメール、電話、Zoomなどで問題ありませんが、Face To Faceの打ち合わせが必要な場合もあります。可能であれば、自社のロケーションに近い代理店を選定しましょう。
【厳選】EC広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店7選
本章では、本記事がおすすめする広告代理店をご紹介します。各代理店の強みの記載から選定のコツを掴んでいただくと幸いです。
Hameeコンサルティング株式会社
引用元:https://hamee-consulting.co.jp/%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%88%E9%81%8B%E5%96%B6%E4%BB%A3%E8%A1%8C
こんな方におすすめ!
比較的少ない予算でEC運用全体をサポートして欲しい方。
Hameeコンサルティングの強み
契約期間が1ヵ月単位で設定でき、さらにサイト解析やレポート作成を無料でお試しできます。自社ECサイト、及びモール型(楽天、Yahoo!、Amazon、Wowma!)向けに、EC広告を含むEC運営全体のサポートを提供しています。月額6万円からの月額固定料金なので、予算の確保がしやすいのも魅力です。
Hameeコンサルティングの概要
・取り扱い広告媒体:リスティング広告、リターゲティング広告、Googleショッピングリスト広告、アフィリエイト広告、モール内広告
・会社名:Hameeコンサルティング株式会社
・本社所在地:東京都渋谷区渋谷三丁目3-2 渋谷MKビル4F
・URL:https://hamee-consulting.co.jp/
株式会社ND&
引用元:https://www.n-di.co.jp/service/ec_manage.html
こんな方におすすめ!
SNSを積極的に活用したい方。コンテンツ作成から解析・改善までの広告運用を代行して欲しい方。
ND&Iの強み
Youtube、Twitter、Facebook、価格.com、モニプラなどSNSの活用提案から、動画、スマホアプリ、ゲーミフィケーションの制作までサポートしてくれます。広告配信によるECサイトのアクセス解析に加えて、A/Bテストの提案と実施もサポートしています。本社は大阪ですが、東京にも営業所があります。
ND&Iの概要
・取り扱い広告媒体:SNS広告、リスティング広告、アフィリエイト広告、DSP広告
・会社名:株式会社ND&I
・本社所在地:大阪府大阪市西区阿波座1-10-18 サンポリマー本町ビル3F
・URL:https://www.n-di.co.jp
マーケティングパートナー株式会社
引用元:https://www.marketing-partner.jp/ecoperation_support/listing.html
こんな方におすすめ!
ECサイト運用と併せて広告運用も任せたい方。EC広告とECサイトの担当が同じ方を希望の方。
マーケティングパートナーの強み
自社ECサイトの運営全般の代行を依頼できます。KPI設定とアクセス解析に基づくレポートを月次で作成し、広告主との情報共有を行ってくれます。加えて、日々の分析データによる広告調整にも対応可能です。マーケティングパートナーでもECサイトを運営しており、独自のノウハウを蓄積しています。
マーケティングパートナーの概要
・取り扱い広告媒体:・リスティング広告、DSP広告、アフィリエイト広告、リターゲティング広告、SNS広告、動画広告
・会社名:マーケティングパートナー株式会社
・本社所在地:東京都墨田区太平4-1-3 オリナスタワー16F
・URL:https://www.n-di.co.jp/
GMOメイクショップ株式会社
引用元:https://www.makeshop.jp/main/attraction/
こんな方におすすめ!
自前のECサイトを新規に立ち上げる方。まずは低予算から始めたい方。
GMOメイクショップの強み
無料の集客(SEO対策、SNS活用、メール、ブログ)から有料の集客(リターゲティング広告、アフィリエイト広告、リスティング広告)までトータルのコンサルティングが魅力です。月額費用10,000円からのプレミアムショッププランを利用すれば低予算から始められ、15日間無料のお試しプランも利用できます。本社は東京ですが、大阪と福岡に支店があります。
GMOメイクショップの概要
・取り扱い広告媒体:リターゲティング広告、アフィリエイト広告、リスティング広告
・会社名:GMOメイクショップ株式会社
・本社所在地:東京都渋谷区桜丘町26-1 セルリアンタワー
・URL:https://www.makeshop.jp/
株式会社ブランジスタソリューション
引用元:https://solution.brangista.com/ec_supportpro/
こんな方におすすめ!
ECモール、独自ECサイトでの運用を0からトータルでサポートして欲しい方。
ブランジスタソリューションの強み
2,000社以上の実績を誇り、多くのビジネス分野のノウハウを蓄積しています。また、現在も1,000サイト以上のサイトを運営中です。日々進化する様々な広告媒体から、自社の商品やサービスにマッチした媒体を提案してくれます。また、広告媒体決定後、広告配信を行い、ROAS(広告費用対効果)、CPA(顧客獲得単価)による検証を通じて、広告改善活動をサポートします。
ブランジスタソリューションの概要
・取り扱い広告媒体:リスティング広告、バナー広告、アドネットワーク広告、アフィリエイト広告、SNS広告、動画広告、リターゲティング広告、モール内広告
・会社名:株式会社ブランジスタソリューション
・本社所在地:東京都渋谷区桜丘町20-4 ネクシィーズスクエアビル
・URL:https://solution.brangista.com/
ECソリューションズ株式会社
引用元:https://ecsolutions.jp/ec-kakumei/service/unei-kakumei/unei-ad/
こんな方におすすめ!
Yahoo!ショッピングを始めたい方。自社ECや楽天市場からYahoo!ショッピングに移植したい方。
ECソリューションズの強み
Yahoo!ショッピングの早期開店(最短3日)、運営、広告(アイテムマッチストアマッチ、PRオプション、その他季節広告、セール枠の入稿対応)を得意とした代理店です。見栄えのよいコンテンツ作成にも対応しています。本社は東京ですが、沖縄に支店があります。
ECソリューションズの概要
・会社名:ECソリューションズ株式会社
・本社所在地:東京都港区東麻布1-7-7 フォレシティ東麻布302
・URL:https://ecsolutions.jp/
HIT-MALL(アイテック阪急阪神株式会社)
引用元:https://www.hit-mall.jp/service/management.html
こんな方におすすめ!
ECサイトの立ち上げから、運用、EC広告、アクセス解析・改善、サーバ管理、物流管理までトータルでサポートして欲しい方。サポート内容を自由にカスタマイズしたい方。
HIT-MALLの強み
グループ会社の鉄道会社や医療機関の運用実績があり、システム運用やセキュリティ対策に強みがあります。EC広告については、新規顧客獲得からリピート促進まで、様々な顧客層に向けてのEC広告戦略を立案します。リスティング広告やディスプレイ広告の運用と効果測定、SEO対策、メルマガ配信もサポートしてくれると共に、月次のレポート報告も行ってくれます。本社は大阪ですが、東京と名古屋に支社があります。
HIT-MALLの概要
・取り扱い広告媒体:リスティング広告、リターゲティング広告、ディスプレイ広告
・会社名:アイテック阪急阪神株式会社
・本社所在地:大阪市福島区海老江1丁目1番31号
・URL:https://www.hit-mall.jp/
EC広告を自社運用する際にオススメの広告分析ツール
EC広告を自社運用する際には、EC広告運用に関するすべてのデータを収集して、分析する必要があります。専用の広告分析ツールを活用して、データ収集に手間をかけずに分析に注力できる環境が必要です。
EC広告運用の効果を可視化する「Databeat Explore」
Databeatは、Google、Yahoo、AWS、各SNSが提供する各種ツールからEC広告の効果分析に必要なデータを自動的に収集します。さらにデータ抽出・更新・集計・データ可視化の自動化にも対応しています。Databeatを活用すれば、データ可視化までの手間が大幅に削減され、分析と改善案検討に注力できます。
EC広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
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ポイント1:複数プラットフォームからの自動データ収集
実際のEC広告の運用では、自社ECサイト、ショッピングモールモール、SNSなど複数のプラットフォームを活用します。PDCAサイクルを回すデータを収集するだけでも膨大な作業量が必要になります。Databeat Exploreでは、API等によりデータを自動で収集・蓄積でき、データ収集を自動化できます。
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ポイント2:柔軟なレポート作成機能
様々なフォーマットで柔軟なデータ出力が可能です。つまり、EC広告の自社運営に必要なレポートにカスタマイズ可能です。
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ポイント3:EC広告効果の可視化と分析
自社のEC広告運営担当者がデータ収集に手間をかけず、分析に注力できる環境を提供します。よって、必要な時に必要なデータを閲覧・分析することができます。
まとめ
EC広告の活用には、EC広告の理解とノウハウに基づいた広告運用が必要です。「これからEC広告を始める場合」や「現状より広告効果をアップしたい場合」は、EC広告運用の運用実績が多く、自社のニーズに対応できる代理店を選定しましょう。
一方、代理店に代行を依頼すると運用のノウハウが蓄積しにくいデメリットがあります。将来、自社運用を予定しているなら、代行部分に関するノウハウを積極的に取り込む体制を構築しましょう。
EC市場は拡大傾向であり、ビジネスチャンスであると同時に競争が激しくなります。自社に蓄積すべきのノウハウの中でも「EC広告の効果分析と改善策の実施」は、競合他社に打ち勝つ力となります。EC広告の自社運用、代理店による運用代行のどちらの場合でも、「Databeat Explore」を活用した「EC広告の効果分析」をご検討ください。
※参考:EC広告には欠かせないCriteo広告運用代理店については、こちらで解説しています。
Criteoを導入したい… 代理店って使った方がいいのかな? 代理店を使う際のメリット・デメリットは? Criteo広告は初心者が十分な知識がないまま始めてしまうと、効果を発揮できず挫折してしまうことがあり[…]