インスタグラム広告の効果測定方法マスターガイド!注目すべき指標から便利な測定ツールまでまとめて解説

インスタグラム広告の効果測定方法マスターガイド!注目すべき指標から便利な測定ツールまでまとめて解説

今や社会的に大きな影響力を持つSNSとなったInstagram。Instagramに広告を掲載できるインスタグラム広告は、詳細なターゲティングで効果が出やすい広告として多くの企業で採用されつつあります。

ですが、インスタグラム広告を運用する上で下記のようなお悩みはないでしょうか?

「実際にインスタグラム広告の効果が出ているか分からない」

「インスタグラム広告効果測定方法が分からない」

「効果測定に便利なツールがあれば知りたい」

上記のようなお悩みを持つ企業の広告運用担当者様に向けて、本記事ではインスタグラム広告の効果測定をする上で重要なポイントや効果計測方法、効果計測を効率化するおすすめツールを解説します。

目次

インスタグラム広告の効果測定する上で大事な3つのポイント

インスタグラム広告の効果測定する上で大事なポイントは下記の3つです。

  1. 適切な指標をモニタリングする
  2. 適切な効果測定ツールで測定する
  3. 他の広告手法での結果と比較、分析する

この3つのポイントを抑えることで、インスタグラム広告の効果測定を効率よく行うことが可能となります。1つずつポイントを抑えていきましょう!

【インスタ広告効果測定ポイント①】適切な指標をモニタリングする

【インスタ広告効果測定ポイント①】適切な指標をモニタリングする

インスタグラム広告の効果測定する上で、大事なポイント1つ目は「指標」について理解することです。効果測定をする際に、指標を理解していないと分析・改善が難しくなるためです。

インスタグラム広告では、主に下記5つの指標を利用します。1つずつ指標を紹介するので見ていきましょう。

  1. インプレッション数
  2. エンゲージメント率
  3. クリック率
  4. クリック単価
  5. フォロワー数

【指標①】インプレッション数

インスタグラム広告における「インプレッション数」とは?

インプレッション数は、インスタグラム内で広告が画面に表示された回数です。

インプレッション数は、広告が画面に表示されただけでカウントされるため例えば1人のユーザーが3回同じ広告を閲覧した場合、インプレッション数は3となります。

インプレッション数が少ないと広告をクリックしてもらえる確率が低くなってしまいます。インスタグラム広告を出稿する際は、まずターゲットの絞り込みに注意してインプレッション数を増やすことを目標としましょう。

インプレッション数と間違えやすい「リーチ数」とは?

インスタグラム広告には、インプレッション数と間違えやすい「リーチ数」という指標があります。混同しないように理解しておきましょう。

  • インプレッション数 = インスタグラム内で広告が画面に表示された回数
  • リーチ数 = インスタグラム内で広告を閲覧した人数

例えば、ユーザー1人に対して広告が3回表示された場合、3インプレッション、1リーチという結果になります。リーチ数も何人に広告が届いたかが分かる指標となるので、合わせて理解しておきましょう。

【指標②】エンゲージメント率

エンゲージメント数は、出稿した広告に対してユーザーがどれだけ反応したかを割合で表したものです。ユーザーのプラスとなるアクションが多いほど、エンゲージメント数が多いとされます。

インスタグラム広告における「エンゲージメント率」とは?

エンゲージメント率は、インスタグラムに出稿した広告に対して「いいね!」「コメント」「シェア」「クリック数」を元に算出します。算出方法は下記の通りです。

  • エンゲージメント率 = (いいね!・コメント・シェア・クリックをした人数) ÷ 投稿のリーチ数
  • エンゲージメント数 = いいね!・コメント・シェア・クリックをした人数

1人のユーザーが「いいね!」「コメント」「シェア」の3つのアクションをした場合は、1つの反応という形でカウントされます。

インスタグラム広告における平均エンゲージメント率

インスタグラム広告における平均エンゲージメント率は、業種により異なります。

平均エンゲージメント率は下記の通りです。

▼インスタグラムにおける業界ごとの平均エンゲージメント率

業界 平均エンゲージメント率
ファッション 3.28%
メディア 4.49%
小売り 5.36%
美容・化粧品 5.28%
不動産 5.65%
ライフスタイル 4.06%

出典:impress|インスタグラムの企業アカウント17業界961件を分析!

【指標③】クリック率

クリック率は、広告表示回数に対して、どのくらいクリックされたかを示す指標です。一般的にCTR(Click Through Rate)と表されます。

インスタグラム広告における「クリック率」とは?

インスタグラム広告のクリック率は「クリック数 ÷ インプレッション (×100)」で計算します。例えば、1000回広告が表示されて、クリックされたのが10回であれば、クリック率は1%となります。

クリック率 = クリック数 ÷ インプレッション (×100)

クリック率が高いこということは、ユーザーに対して有益で関連性が高いということになるため、インスタグラム広告において非常に重要な指標となります。

インスタグラム広告における平均クリック率

インスタグラム広告における平均クリック率は下記の通りです。

▼インスタグラム広告における平均クリック率

  • フィード広告 = 0.88%
  • ストーリー広告 = 0.54%

出典:Instagram CPM, CPC, & CTR Benchmarks – AdStage

「フィード広告」「ストーリー広告」で平均クリック率が異なります。

【指標④】クリック単価

クリック単価とは、広告が1クリックされた際の単価を指します。一般的にCPC(Cost Per Click)と表されます。

インスタグラム広告における「クリック単価」とは?

クリック単価は下記計算式で求めます。

クリック単価(CPC) = 広告費 ÷ クリック数

例えば、広告費が10,000円で広告が100回クリックされた場合は

10,000円(広告費) ÷ 100(クリック数)= 100(CPC)

クリック単価は100円となります。クリック単価は、ユーザーをインスタグラム広告から自社サイトへ誘導するための単価です。クリック単価が低いほど、費用対効果が高くなるため効果測定をする際には非常に重要な指標といえます

インスタグラム広告における平均クリック単価

インスタグラム広告における平均クリック単価は下記の通りです。

▼インスタグラム広告における平均クリック単価

  • フィード広告 = 約69円
  • ストーリー広告 = 約79円

出典:Instagram CPM, CPC, & CTR Benchmarks – AdStage

「フィード広告」「ストーリー広告」で平均クリック単価が異なります。

【指標⑤】フォロワー数

フォロワーとはインスタグラム用語のひとつで、そのアカウントのファンになるということです。

インスタグラム広告における「フォロワー数」とは?

インスタグラム広告でフォロワー数を獲得すると、ユーザーのタイムラインに自社の投稿が表示されるようになります。インスタグラム広告でフォロワーを獲得できれば、常に自社のファンに対して情報発信できるので非常に重要な指標といえます。

インスタグラム広告における平均獲得フォロワー数

インスタグラム広告における平均獲得フォロワー数は業種により異なります。

平均獲得フォロワー数は下記の通りです。

▼インスタグラム広告における平均獲得フォロワー数

業界 平均獲得フォロワー数
ファッション 90,017人
メディア 86,402人
小売り 54,028人
美容・化粧品 48,342人
不動産 47,509人
ライフスタイル 27,421人

出典:impress|インスタグラムの企業アカウント17業界961件を分析!

インスタ広告効果測定ポイント①のまとめ

紹介した5つの指標を使って、現在出稿しているインスタグラム広告の効果測定分析を行ってみましょう。

確認すべきポイントは下記の通りです。

  • 広告が多くのユーザーに見られているのか(インプレッション数)
  • 広告に対してユーザーのアクションはあるか(エンゲージメント数・フォロワー数)
  • インプレッション数に対してクリック率の割合はどうか(クリック数)

例えば、多くのユーザーに広告が見られているのに「エンゲージメント数」「フォロワー数」が少ない場合は、クリエイティブに問題があるかもしれません。ユーザーに対して訴球ができていないのであれば、クリエイティブを見直す作業が必要になると判断できます。

 

【インスタ広告効果測定のポイント②】適切な効果測定ツールで測定する

【インスタ広告効果測定のポイント②】適切な効果測定ツールで測定する

インスタグラム広告の効果測定のポイント2つ目は適切な効果ツールで測定をすることです。今回は、インスタグラム広告の効果測定に向いている3つのツールの紹介と比較しましたので、特徴・メリット・デメリットを理解して効果測定に役立てましょう。

インスタグラム広告の効果測定ツールの比較まとめ

インスタグラム広告で利用できる効果測定ツールの比較をまとめましたので、参考にして下さい。

特徴 メリット デメリット
Facebook広告マネージャ 広告の出稿~管理までが可能 無料で使用できる Facebook・インスタグラム広告のみの対応
Googleアナリティクス アクセス分析・貢献度の測定可能 無料で使用できる サポートがなく知識が必要
広告効果測定ツール 集客全般の測定可能 サポートを受けれる 費用が掛かる

基本的に自社で運用している広告が「Facebook広告」「インスタグラム広告」だけであれば、Facebook広告マネージャとGoogleアナリティクスを利用する。

複数の広告媒体を運用しており、効果測定が困難な場合は、広告効果測定ツールを検討することをおすすめします。

【ツール①】Facebook広告マネージャ

Facebook広告マネージャは、Facebookが提供しているインスタグラム広告の配信と効果測定が可能なツールです。

 Facebook広告マネージャの特徴

Facebook広告の特徴は、目的に合った広告が複数作成できる点です。広告の編集管理も可能で、更にパフォーマンス情報の確認もFacebook広告マネージャ上で行うことができます。

メリット

Facebook広告マネージャは、Facebookが管理するツールということもあり、広告出稿~効果測定まで作業が1つのツールで行えることがメリットといえます。広告マネージャを使えば、宣伝効果のある広告を配信でき、管理もスムーズに行うことが可能になります。

デメリット

Facebook広告マネージャは、一括で広告を管理できる便利なツールですが「Facebook広告」「インスタグラム広告」のみを管理するツールです。自社で「LINE広告」「YouTube広告」などを別媒体の広告運用をしている場合、別々の管理画面にログインし、それぞれで広告管理をする必要があります。

【ツール②】Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、Googleが提供するWebサイトのアクセス解析ツールです。アクセス分析として有名なツールですが、インスタグラム広告と紐づけることによって広告効果測定も可能となるツールです。

 Googleアナリティクスの特徴

Googleアナリティクスでは、大きく分けると下記4つの分析が可能となります。

種類 詳細
ユーザー ユーザーの年齢、性別、住まい、訪問回数
集客 訪問経路
行動 閲覧ページ、時間、離脱率
コンバージョン コンバージョン達成数、達成するまでの訪問回数

メリット

Googleアナリティクスでは、搭載されているアトリビューション分析機能を用いることで、広告ごとの貢献度を把握することができます。広告と一口にいっても「認知」「商品購入」など目的がそれぞれ目的が異なるので、それぞれの広告の貢献度を把握するのは困難です。

しかし、Googleアナリティクスで分析をすることで「この広告は商品認知に貢献した」「この広告は商品の後押しに貢献した」とそれぞれの貢献内容を把握することが可能になります。

デメリット

Googleアナリティクスは、無料で利用できるためサポート体制が整っていません。マニュアルもないため、利用者が自分で情報収集をして広告の効果測定をおこなう必要があります。

【ツール③】広告効果測定ツール

広告効果測定ツールとは、Web広告やSEO施策などの効果を総合的に測定するツールです。いわば、Webサイトの集客に特化した分析ツールとなっています。

 広告効果測定ツールの特徴

広告効果測定ツールの特徴は、Googleアナリティクスなどのアクセス分析ツールよりも、広告管理に特化している点です。「リスティング広告」「SNS広告」「DSP広告」など様々な広告運用をしている方は、広告効果測定ツールを導入することにより、一括での管理が可能となります。

メリット

広告効果測定ツールは月額費用がかかるツールが多いため、ベンダーからのサポートが受けることができます。Googleアナリティクスと違い、サポートを受けながら広告効果測定を行えるため、スムーズな広告運用が可能となります。

デメリット

広告効果測定ツールは、出稿媒体数が少ない場合に業務効率の改善が期待できません。あくまで多くの広告媒体に出稿をしており、広告管理の業務効率化を求める場合に向いているツールといえます。

 

Facebook広告マネージャでインスタグラム広告の効果を確認する方法

Facebook広告マネージャでインスタグラム広告の効果を確認する方法を紹介します。

【手順①】広告マネージャを立ち上げる

【手順①】広告マネジャーを立ち上げる

ビジネスマネジャーホーム画面からFacebook広告マネジャを立ち上げます。ビジネスマネージャーに登録をしていないと、Facebook広告マネジャは利用できません。

登録がまだの方は、こちらのページから登録しましょう。

【手順②】広告マネージャ上で指標を確認

【手順②】広告マネジャ上で指標を確認

広告マネージャを立ち上げると、リーチ、インプレッションなどの指標が各キャンペーンごとに確認することができます。

【手順③】列をカスタマイズ

【手順③】列をカスタマイズ

右上の「列:パフォーマンス」をクリックすると指標の列のカスタマイズが可能になります。自分が知りたい指標にカスタマイズをして、インスタグラム広告の効果測定を行いましょう。

Facebook広告マネージャでのインスタグラム広告のレポートの見方

Facebook広告マネージャでは、効果測定をより効率に行うためのレポート機能も搭載しています。

手順について紹介します。

【手順①】レポートをクリック

【手順①】レポートをクリック

Facebook広告マネージャーの右上にある「レポート」をクリックします。

【手順②】カスタムレポートを作成をクリック

【手順②】カスタムレポートを作成をクリック

レポートの中にあるカスタムレポートを作成をクリックします。

【手順③】期間を設定

【手順③】期間を設定

レポート作成画面が開きます。右上のカレンダーをクリックするとレポートを出力したい期間の設定が行えるようになっています。

【手順④】レポート指標の設定

【手順④】指標の設定

右側の項目では、出力したい指標の設定が可能となっています。レポートで出力したい指標にチェックを入れましょう。

【手順⑤】レポートを出力する

【手順⑤】レポートを出力する

最後に右上の出力マークをクリックすると、レポートがエクスポートできます。必要なファイル形式を選択し、エクスポートを選択すれば完了です。

Facebook広告マネージャでの分析のポイント

Facebook広告マネージャレポートを作成し分析を行う際は、必ず区切りを入れて分析を行うようにします。

主に広告分析では、4つに区切りをつけることができます。

  1. 広告の表示状況(インプレッション数・リーチ数)
  2. 広告のアクション(クリック数・エンゲージメント数)
  3. 広告の成果(コンバージョン率)
  4. 広告費用(クリック単価)

これらをまとめて分析するのではなく、1つずつ区切りをつけて各指標を時間軸の推移でレポートすることで、より詳細に分析を行うことができます。

Googleアナリティクスでインスタグラム広告の効果を測定する方法

Googleアナリティクスでインスタグラム広告の効果を測定する方法を紹介します。

【手順①】広告マネジャーからキャンペーンを選択

【手順①】広告マネジャーからキャンペーンを選択

Facebook広告マネジャから、効果計測を行いたいキャンペーンをクリックします。

【手順②】URLパラメーターを作成

【手順②】URLパラメーターを作成

トラッキングの中にあるURLパラメーターを作成をクリックします。

【手順③】各項目を記入

【手順③】各項目を記入

URLパラメーターに必要な各項目を記入します。

詳細する項目は下記を参考にして下さい。

  • ウェブサイトURL:広告のリンク先となるURL
  • キャンペーンソース:参照元となるサイト名力
  • キャンペーンメディア:流入経路の名称
  • キャンペーン名:対象のキャンペーン名

【手順④】パラメータープレビューが作成される

【手順④】パラメータープレビューが作成される

URLパラメーターに必要な各項目を記入すると、パラメータープレビューが作成されます。適用をクリックして完了です。

【手順⑤】URLが反映されているか確認

【手順⑤】URLが反映されているか確認

最後に広告のリンク先に先ほどの作成したURLパラメータが反映されているか確認して下さい。反映されていればGoogleアナリティクスからインスタグラム広告の効果測定が可能となります。

Googleアナリティクスでの測定・分析のポイント

Googleアナリティクスで効果測定を行う際は、事前にインスタグラム広告のリンク先のWebサイトとGoogleアナリティクスの連携が必要になるので注意が必要です。

Googleアナリティクスの登録がまだの方は、こちらから登録をしておきましょう。また、URLパラメータが反映するまでに最大24時間かかるので余裕をもって設定を行うようにしてください。

 

【インスタ広告効果測定ポイント③】他の広告手法での結果と比較、分析する

【インスタ広告効果測定ポイント③】他の広告手法での結果と比較、分析する

インスタグラム広告効果測定の最後のポイントは、他の広告手法での結果と比較・分析することです。他媒体と比較することで、効果的にインスタグラム広告の効果測定することができます。

広告効果測定ツールで実現できる3つのこと

他媒体との比較には、広告効果測定ツールが威力を発揮します。広告効果測定ツールで実現できることは下記の通りです。

1.広告を一括管理できる

広告効果測定ツールを導入すれば、様々な広告媒体で出稿していても一括で管理をすることができます。仮に広告効果測定ツールを利用しない場合、各広告媒体の管理画面にログインにしなくてはいけないので非効率です。また、広告だけではなくメルマガなどの効果測定も可能なので自社の効果測定を一括で管理することで作業効率が大きく向上します。

2.重複しているコンバージョンを分析できる

広告効果測定ツールでは、重複しているコンバージョンを分析することが可能です。複数の媒体広告運用している場合、コンバージョンが重複してしまい正しい効果測定ができないケースがありますが、広告効果測定ツールでは、各媒体ごとの細かい分析が可能となっているため、重複しているコンバージョンの分析が可能です。

3.各広告媒体の比較が容易にできる

広告効果測定ツールでは、各広告媒体の比較が容易にできます。広告効果測定ツールなしで、各広告媒体の比較をおこなうと、媒体ごとに指標が異なるため比較が困難ですが、広告効果測定ツールであれば同じ指標を使いレポート上で比較をすることができます。

インスタグラム広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール3選

インスタグラム広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール3つ紹介します。

【おすすめ広告効果測定ツール①】Databeat Explore

Databeat Explore

引用:Databeat Explore

Databeat Exploreは、アジト株式会社が提供する広告効果測定ツールです。各広告媒体のプラットフォームのデータを自動で収集・統合し、データを様々なポータルと連携し出力が可能です。広告運用担当者は必要な時に必要なデータをいつでも最新の状態で可視化、分析することが可能となっています。

「Databeat Explore」の特徴は下記3つです。

【特徴①】収集 ・整形 ・出力が可能

Databeat Exploreは「Google広告」「Facebook広告」「インスタグラム広告」などの主要な広告媒体のデータを自動で収集します。収拾したデータは、広告媒体ごとで異なる指標を同じに意味に整形した状態で格納されるため、レポートを出力した際に、各広告媒体の比較が容易となります。

【特徴②】様々なデータポータルに出力が可能

Databeat Exploreでは、Google データポータルやBIツールなど様々なデータポータルへの主力が可能です。今までのレポートは、Excelが主流でしたがリアルタイムでデータを可視化できないことがデメリットでしたが、Googleスプレッドシートへデータ出力すれば、リアルタイムでの可視化、共有、分析が可能となります。

【特徴③】Google アナリティクスへの出力も可能

Databeat Exploreでは、取得したデータをGoogleアナリティクスに自動インポートすることも可能です。Googleアナリティクスのアクセス解析データとあわせて広告データを分析・管理することで高度なマーケティング施策を練ることができます。

【おすすめ広告効果測定ツール②】AD EBiS

【おすすめ広告効果測定ツール②】AD EBiS

引用:AD EBiS

AD EBiSは、株式会社ロックオンが提供する広告効果測定ツールです。Webマーケティング施策の最適化に必要な機能をワンパッケージで提供しています。

AD EBiSの特徴は下記3つです。

【特徴①】広告貢献度の分析も可能

AD EBiSは、アトリビューション分析機能により、各広告の貢献度も分析が可能です。それぞれの広告の役割を把握することで、本当に意味での費用対効果を確認することが可能となります。

【特徴②】分かりやすいレポートティング

AD EBiSは、分かりやすいレポート画面が特徴です。広告効果は企業活用できなくては、導入した意味がありません。AD EBiSでは、利用しやすい形でレポート作成が可能なので広告データ分析に慣れていない担当者でも安心して利用できます。

【特徴③】徹底したサポート体制

AD EBiSでは、ツール導入時から分析活用までをトータルでサポートする体制が整っています。実際に分析結果を活用できるまでのトレーニングやマニュアルによって広告分析効果を最大限まで引き上げてることが可能です。

【おすすめ広告効果測定ツール③】WebAntenna

【おすすめ広告効果測定ツール③】WebAntenna

引用:WebAntenna

WebAntennaは、株式会社ビービットが提供する広告効果測定ツールです。各広告媒体の正しい貢献度を簡単に評価することができます。

WebAntennaの特徴は下記3つです。

【特徴①】一画面で広告管理が可能

WebAntennaでは、各広告媒体の広告効果を一画面で管理できるため、データ収集の作業を削減できます。また、管理画面には、画像登録が可能となっているので、管理画面上でクリエイティブも一目で分かるようになっています。

【特徴②】代理店別で成果の確認が可能

WebAntennaでは、広告代理店別に設定をすることで、代理店別の成果を確認することができます。広告運用を複数の代理店に依頼している場合、各代理店の成果を詳細に把握することは難しいですが、WebAntennaを導入すれば、代理店選定の作業負担を軽減することが可能です。

【特徴③】カスタマージャーニー分析が可能

WebAntennaでは、ユーザーが広告にいつ接触したか、接触した時間などを把握することができるので、カスタマージャニーの分析が可能です。潜在ニーズを持ったユーザーには認知を目的とした広告配信ができているか、顕在ニーズを持ったユーザーにはCVの後押しができているかが明確になり、ユーザーの行動に対して更に理解を深めることができます。

インスタグラム広告の費用対効果を最大化する3つのコツ

最後にインスタグラム広告の費用対効果を最大化する3つのコツを紹介します。

【コツ①】キャンペーンの目的を明確にする

インスタグラム広告の費用対効果を最大化するには、キャンペーンの目的を明確にする必要があります。

インスタグラム広告の代表的なキャンペーンは下記の通りです。

  • リーチ(認知)
  • トラフィック(検討)
  • コンバージョン(コンバージョン)
  • アプリのインストール(コンバージョン)
  • エンゲージメント(検討)
  • 動画の再生数アップ(検討)

上記目的の中から自社に合ったものを選ぶ必要があります。

例えば、コアなファンが多い商品の購入をコンバージョンとしてインスタグラム広告を出稿する場合、キャンペーンの目的をリーチ(認知)にしてしまうと興味のないユーザーに多く広告が配信されてしまい、費用対効果が悪くなります。

リーチは、幅広いターゲットに認知を行いたい時に選ぶ目的です。このように各キャンペーンの特徴を抑えつつ、自社の目的に合ったキャンペーンを選定することで費用対効果が上がっていきます。

【コツ②】SNS用のクリエイティブを作成する

インスタグラム広告で費用対効果を上げるには、SNS広告専用のクリエイティブを作成する必要があります。別広告媒体でも使用しているクリエイティブの使い回しは避けましょう。

インスタグラムを利用しているユーザー目的は、他人のライフスタイルを覗き見して共感や共有をすることだと理解しましょう。タイムラインを見ている時にビジネス色が強い広告が表示されたらどうでしょうか?ほとんどのユーザーはスルーするでしょう。

インスタグラム広告のクリエイティブは、SNS用にビジネス色の低いものを利用し、ユーザーの共感を得るようなものを作成しなくてはいけません。

【コツ③】コンバージョンのハードルを低くする

インスタグラム広告の費用対効果を上げるには、コンバージョンのハードルを下げる必要があります。まずは、ユーザーはスキマ時間でインスタグラムを利用していると理解しましょう。そのため、短い時間でコンバージョンを達成できるようにハードルを下げてあげる必要があります。

例えば、自社のコンバージョンを問合せ獲得として考えてみましょう。ユーザーが興味を持ち、広告を経由して問合せフォームまでたどりついたが、記入する情報の項目が多すぎた場合離脱してしまう可能性があります。

必要最低限の入力で済むような問合せフォームに変更してあげることで、離脱するユーザーが減少し費用対効果を上げることが可能となります。

まとめ

インスタグラム広告の効果測定方法について紹介しました。まずは、効果測定に必要な指標5つを理解して適切にモニタリングを行います。各指標を理解すれば、自社が行うべき対策が見えてきます。そして、効率よく効果測定を行う場合は、適切な効果測定ツールの利用をしましょう。

複数の広告媒体に出稿をしている方は、作業効率をあげるために広告効果測定ツールを導入することで、各広告媒体の広告管理一括で管理できるようになります。

※参考:自社に合った広告効果測定ツールをお探しの方に、おすすめの記事はこちら

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