BIとBAの違い|ツールの比較や活用ポイント、導入効果をわかりやすく解説

BIとBAの違い|ツールの比較や活用ポイント、導入効果をわかりやすく解説

  • 2023年6月20日
  • 2023年6月20日
  • BIツール
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企業の情報を扱う際に利用される「BI」や「BA」は、業務効率化や事業の意思決定をサポートするとても重要な方法です。多くの企業では、BIやBAを実施するためのツールが導入されています。

IT化やDXの影響で、今後も企業が取り扱うデータはどんどん膨れ上がるでしょう。このような場面で活躍するのが「BI」や「BA」です。そこで今回こちらの記事では、BIとBAの違いからツールの比較、活用ポイント、さらにツールを導入することで得られる効果などを、詳しく解説していきます。

目次

はじめに「BI」と「BA」の基礎知識をチェック

まずは「BI」と「BA」について、基礎知識を確認していきましょう。それぞれがどのような意味を持つのか、ツール導入に関する情報を解説していきます。

BIとは?

BIとは

引用元:IDCフロンティア

BIとは、ビジネス・インテリジェンス(Business Intelligence)の略で、企業が取り扱うデータを蓄積して分析を行い、その結果を可視化するプロセスのことです。

例えば顧客データや販売データなどは、企業にとってとても重要な情報です。こうした情報をBIのプロセスに従い活用すれば、企業全体の状況を正しく把握して、マーケティング戦略を打ち出せるようになるのです。

※参考:BI(ビジネス・インテリジェンス)について詳しく解説した記事はこちら
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BIツールとは?

biツールとは

引用元:Yellowfin

BIツールとは、前述したBIのプロセスを自動的に実行するツールです。BIを実現するには「データの収集」「データの分析」「データの可視化」といった作業が発生します。

しかしこれらを手動で実行するとなると、多くのリソースが必要です。特に大企業では扱うデータ量も膨大となりますので、手動で実施することはなかなか現実的ではありません。

そこで活用されるのがBIツールです。

BIツール導入によって得られる効果やメリット

BIツールの導入によって得られる効果、そしてメリットにはどのようなものがあるのか解説していきます。

  1. リソースを使用せずデータの管理が可能になる
  2. 事業における正しい意思決定が行える
  3. 自社が抱える問題や課題を速やかに発見できる

 リソースを使用せずデータの管理が可能になる

BIツールを導入すると、人的リソースを使用せずに社内のデータ管理が可能になります。日々膨大なデータを集め、分析した上でレポートとして可視化するとなると、一定の人的リソースが必要となり社員への業務負担が増します。

ですがBIツールであれば、自動的にデータの収集から分析、可視化まで実行できますので、リソースを気にすることなくデータを集められます。

 事業における正しい意思決定が行える

企業や事業の利益を拡大させるためには、大きな意思決定を迫られる場面があります。この際、誤った判断をしてしまうと利益を拡大させるどころか、大きな損失を生み出してしまうリスクがあります。

では正しい判断を行うには何が必要かというと、データに基づく判断です。BIツールを導入していれば、社内のデータを分析した結果を用いて、正しい意思決定が可能になります。

 自社が抱える問題や課題を速やかに発見できる

BIツールは、短時間で大量のデータを処理する能力があります。そのため、多くのデータの中から関連性を見つけ出すなど、人が気づきにくい情報を得られるメリットがあります。

また、あらかじめアラートの設定をしておけば、なんらかの数値に異常が発生した場合も、スピーディーに対応が可能です。

BIツール導入がおすすめのシーン

どのような場合にBIツールを導入するべきか、おすすめのシーンを紹介します。

  1. 管理するデータ量が多い、データがまとまっていない
  2. 事業の方向性がブレてしまっている
  3. 自社の全体の状況を把握できていない

 1.管理するデータ量が多い、データがまとまっていない

企業の規模が大きい場合によくあるのが、データ量が多くて管理しきれていない、データが一箇所にまとまっていないといったケースです。

Excelでまとめようと思ってもデータ量が多くてファイルが重たくなってしまったり、そもそもデータの保管場所があちこちに散らばっていて、収集するだけでも大変な労力が必要になるようなシーンでは、BIツールの導入がおすすめです。

BIツールはExcelよりも多くのデータを処理する能力があります。また、データの保管場所がバラバラであっても、自動的にデータを抽出できます。

※参考:BIツールとExcelの違いについて詳しく解説した記事はこちら
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 2.事業の方向性がブレてしまっている

事業をどのように進めていくのか、その方向性がブレてしまっていると感じている方は、ぜひBIツールを導入してみてください。BIツールによって分析したデータを根拠として判断を下せば、大きく誤った判断になるといったことを回避できます。

少なくとも、一個人の感覚的な判断よりは信頼性が高いと言えます。

 3.自社の全体の状況を把握できていない

大きな企業になると、さまざまな事業が行われていたり、機能が分散していたりと全体の状況を把握しにくくなります。しかし経営陣や事業の責任者は、常に自社の全体を把握していなければなりません。

もし、現在自社の全体像を把握できていないといった課題があるのでしたら、BIツールを活用してみましょう。BIツールは社内のあらゆるデータソースと連携して、ダッシュボードやレポートという形ですべてのデータを可視化します。

BIツール導入時の注意点

BIツールを導入する際は、以下の3点に注意する必要があります。

  1. 機能
  2. コスト
  3. 操作性

 機能

BIツールはそれぞれ機能に違いがありますので、利用したい機能が導入するツールにあるか確認しましょう。必要な機能がないツールを導入してしまっては意味がありません。また、連携できるデータソース先や数にも注意が必要です。

自社で利用しているデータソースと連携できないと、手動でデータを取り込む作業が発生してしまい非効率です。さらに将来的にデータソースが増えた場合のことも考慮して、できるだけ連携できるデータソースが多いツールがおすすめです。

 コスト

BIツールの費用はかなり幅があります。BIツールはあくまでも業務を効率化したり、意思決定をサポートするツールなので、できるだけコストは抑えられたほうがよいものです。

ですから、導入の際はいくつかのツールに絞ったら、費用面の比較も忘れず行いましょう。

※参考:BIツールの費用について詳しく解説した記事はこちら
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 操作性

BIツールの導入時にとても重要なのが、操作性です。使いにくいツール、わかりにくいツールを導入しても、社員は自発的にBIツールを利用してくれません。導入したのに誰も使わないといったようなことが起こらないためにも、操作性のチェックは行いましょう。

多くのBIツールには試用期間として無料で利用できるトライアルがありますので、実際に触れてみるのがおすすめです。

BAとは?

BAとは.jpg

引用元:テックファームブログ

BAとは、ビジネスアナリティクス(Business Analytics)の略で、企業が持つデータの分析結果を基に、未来の予測やシミュレーションを行うことを指しています。

どのようにビジネスを進めれば利益が拡大できるか、あるいは現在の課題を解決できるかといったように、今後取るべきアクションを導き出します。

BAツールとは?

BAツールとは

引用元:TECH+

BAツールとは、前述したBAのプロセスを実施するツールです。企業の膨大なデータをさまざまな角度で分析し、未来の経営戦略の参考となる情報を提示します。先に紹介したBIツールのニーズ増加の影響もあり、BAツールも近年市場が拡大してきています。

BAを成功させるための5つの要素「DELTA」とは?

BAを成功させるための5つの要素として、「DELTA」というものがあります。これは米バブソン大学教授のトーマス・H・ダベンポート氏が提唱したもので、以下の5つの要素が重要であると言われています。

  • Data
  • Enterprise
  • Leadership
  • Targets
  • Analysts

質の良いデータ「Data」を統合して組織全体「Enterprise」で分析します。その際は分析を牽引する優秀なリーダーが必要となります。すると分析結果から効果的なターゲット「Targets」を見つけることに繋がります。

そしてこのような分析を実施するためには、優秀な分析者「Analysts」が必要になるのです。

BAツール導入によって得られる効果やメリット

BAツールの導入によって得られる効果、そしてメリットにはどのようなものがあるか見ていきましょう。

  1. 未来のシミュレーションが可能
  2. 意思決定を行える
  3. 属人的な判断から解放される

 未来のシミュレーションが可能

BAツールは、未来のシミュレーションが可能なツールです。シミュレーションを行うことで、今後どのような戦略が必要かを検討する材料となります。

 意思決定を行える

BIツールは、自社の既存データを集約して分析することに特化したツールです。分析結果を可視化することで、事業における意思決定に必要な情報がまとめられます。

一方BAツールは、BIツールなどによって分析されたデータを基に、意思決定を行うことが可能です。

 属人的な判断から解放される

BAツールを使うと、属人的な判断から解放されます。事業を進める上で重要となる経営判断は、これまで経営陣や責任者など一部の人物に委ねられてきました。しかしこれでは、判断を下す人物次第で判断基準が異なってしまいます。

BAツールはデータの分析結果に基づいた判断が行えるため、個人の見解に頼らないフラットな判断が可能になります。

BAツール導入時の注意点

BAツールは「正しいデータ」を活用することが前提となります。そのため使用するデータの質が悪ければ、効果を発揮することは難しくなります。また、利用する際は全社での利用が必要です。

社内の一部で利用していると、データが不十分となり、やはり効果的な活用が困難となります。

BAツール導入がおすすめのシーン

BAツールの導入がおすすめのシーンを紹介します。以下を参考に、自社でBAツールの導入が必要かどうか検討してみてください。

  1. 事業の未来予測ができない
  2. 正確な意思決定が行えていない
  3. 経営判断が属人的になっている

 1.事業の未来予測ができない

事業を行う上で、未来予測を立てることはとても重要です。今後どのように売上が推移するのかを予測しながら、市場の変化に合わせて戦略を練っていく必要があります。

もし現在未来予測が困難な場合は、BAツールを利用してみましょう。BAツールは過去のデータを基にシミュレーションすることが可能です。

 2.正確な意思決定が行えていない

事業の正確な意思決定ができていないと感じる場合は、BAツールを活用してみましょう。BAツールは、これまでのデータから未来のシミュレーションを行い、今後どのような意思決定が必要かを提示してくれます。

 3.経営判断が属人的になっている

自社の経営判断が属人的になっているという課題に対しても、BAツールの利用がおすすめです。属人的な経営判断は、誤った選択をしてしまうリスクだけではなく、担当者が退職してしまった場合に、同じような判断ができなくなるといったリスクもあります。

しかしBAツールがあれば、誰でも同じような判断が下せる可能性を高めることができるため、限りなくリスクを減らすことが可能です。

 

BIとBAの違いと関係性まとめ

BIとBAの違いと関係性まとめ

ここまでに解説したBIとBAの違い、そして両者の関係性についてまとめていきましょう。

【まとめ】BIとBAの違い

まずはBIとBAの違いを整理しましょう。

ツールの種類 機能 役割
BIツール 過去から現在までのデータ分析 意思決定のための判断材料になる
BAツール 現在までのデータを基にした未来予測やシミュレーション 意思決定の内容を提示

BIツールは、現在までのデータを取り扱うツールです。これまでのデータを分析して、どのような結果となっていたのか、現在どのような状態なのかを把握することに特化しています。

一方BAツールは、BIツールなどで分析した結果を基にして、これから先の未来のシミュレーションを行います。そして、そのシミュレーション結果からどのような意思決定を行うことが良いかを提示します。

どちらのツールも企業のデータを扱う点は共通していますが、「過去から現在」と「未来」のどちらに向けて利用するのかといった点が違います。

【まとめ】BIとBAの関係性

BIとBAの関係性

引用元:ITトレンド

BIとBAの関係性を簡単にまとめると、「BIで整理した情報を活用してBAが未来を予測する」と言うことになります。BAはあくまでも整理されたデータが存在していることが前提です。そのため、BA単体での活用は難しく、BIのような存在が必要不可欠となります。

BIによって正確で良質な分析結果のデータがなければ、どれだけBAによるシミュレーションを行ったところで、その結果は信憑性に欠けるものとなってしまいます。

 

BIツール・BAツールをビジネスに効果的に活用するための3つのポイント

BIツール・BAツールをビジネスに効果的に活用するための3つのポイント

BIツール・BAツールをビジネスに効果的に活用するには、どのようなポイントに気をつければよいのでしょうか。3つのポイントに絞って解説します。

  1. 正しくデータを整理・分析する
  2. 導入は全社を対象として行う
  3. 分析結果を正しく理解できる人材を確保する

POINT1:正しくデータを整理・分析する

BIツールやBAツールの効果を発揮するには、正しくデータを整理して分析することが重要です。BIツールもBAツールも非常に優秀なツールですが、「正しいデータ」がなければ機能しません。

POINT2:導入は全社を対象として行う

BIツールやBAツールを導入する場合、全社を対象として導入することがベストです。会社の一部でのみ導入すると、扱うデータも一部のものとなってしまい、全社観点での正確な分析は難しくなります。

POINT3:分析結果を正しく理解できる人材を確保する

BIツールやBAツールの効果を発揮するためには、ツールを扱える人材、データを理解して活用できる人材の確保が必要です。ツールによって可視化されたデータを理解できなければ、活用することも難しいでしょう。

そのため、社内に専門のアナリストを雇用する、あるいは育成するといったことも重要です。

 

BA機能(予測分析機能)を備えたおすすめBIツール3選

BAツールの機能は、現在多くのBIツールに機能として搭載されています。そこで、BA機能(予測分析機能)を備えたおすすめBIツールを3つ紹介します。

BA機能(予測分析機能)を備えたBIツールとは?

BA機能を備えたBIツールとは、BAツールの機能がそのまま利用できるBIツールです。前述した通り、BAはBIによるデータの存在が必要です。そのため、BAツール単体での利用は現実的ではありません。

また、実際にBA機能だけを持つBAツールはほとんど存在しておらず、BA機能を利用するにはBA機能を搭載しているBIツールの利用が前提となります。

Yellowfin

Yellowfin

引用元:Yellowfin

Yellowfinは、世界中で利用されているBIツールのひとつです。

 ツールの特徴

Yellowfinは、社内のデータをダッシュボードで可視化し、全社で共有することが可能です。マウスによる簡単な操作で利用できます。データマイニング機能によって膨大なデータの中から相関性を発見し、新たなビジネスのヒントを見出すことも可能です。

また、Yellowfinでは過去のデータをビジュアル化した際、併せて予測分析も実施できます。

 費用

Yellowfinの費用は、直接お問い合わせください。

こんな方におすすめ!

Yellowfinは、視覚的にわかりやすいBA機能を活用したい方におすすめです。ドラッグ&ドロップでデータをわかりやすく可視化しつつ、さらにそこからBA機能によって未来予測を立て、事業の意思決定を行うことが可能です。

https://yellowfin.co.jp/

Tableau

Tableau

引用元:Tableau

Tableauは、多くの機能を簡単な操作で利用できる、コストパフォーマンスの良いBIツールです。

 ツールの特徴

Tableauはデータの可視化に強みを持つBIツールです。ツールから提示される表示形式を選択すると、誰でもわかりやすいレポート、ダッシュボードが作成可能です。

またTableauは指数平滑法を用いた予測機能も利用できます。指数平滑法はより新しいデータを重視する分析方法で、短期間の予測に向いている手法です。

 費用

料金プラン 料金
Creator 8,400円/月
Explorer 5,040円/月
Viewer 1,800円/月

こんな方におすすめ!

Tableauは、データの可視化をメインとして、BA機能も活用したい方におすすめです。Tableauのレポートやダッシュボードはビジュアライゼーションに強みを持っていることから、非常に美しくわかりやすいと定評があります。

さらにBA機能では、基本的な予測だけでなく季節性を考慮した分析が可能なため、ECサイトなどのシミュレーションにも最適です。

https://www.tableau.com/ja-jp

※参考:Tableauについて詳しく解説した記事はこちら
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Power BI

Microsoft Power BI

引用元:Power BI

Power BIは、マイクロソフト社が提供するセルフサービスBIです。

 ツールの特徴

Power BIは、Excelなどマイクロソフト社のツールと相性がよいのが特徴です。Excelのアドオン機能から生まれたツールなので、Excelを使いこなせる方であれば、スムーズに移行できます。

また、データの推移を表すグラフには、予測を追加することも可能です。

 費用

プラン 月額料金
Power BI Pro 1,250円/月(ユーザー単位)
Power BI Premium 2,500円/月(ユーザー単位)
624,380円/月(容量単位)

こんな方におすすめ!

Power BIは、マイクロソフト社製品を使い慣れており、BI機能によって社内のデータを整理・分析しつつBAの予測機能も活用したい方におすすめです。

ユーザー単位のライセンスも比較的安いので、コストを抑えつつBI・BA機能が利用できます。

https://powerbi.microsoft.com/ja-jp/

※参考:セルフサービスBIについて詳しく解説した記事はこちら
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セルフサービスBIを徹底比較!従来型BIやExcelとの違い、導入のメリット、おすすめツールなどを詳しく解説

 

BIツールと一緒に使いたいおすすめの広告レポート自動化ツール

今回紹介したBIツールと一緒に使いたい、おすすめの広告レポート自動化ツールについて解説します。BIツールを利用する場合、広告レポート自動化ツールと併用することで、さらに効率良くデータの活用が可能となります。

広告レポートを自動作成できるツール「Databeat Explore」

Databeat Explore
Databeat Exploreは、主にWEB広告のレポート生成に強みを持っています。WEB広告以外のデータも扱えますので、幅広いマーケティングツールとして効果を発揮します。

「Databeat Explore」をBIツールと併用するべき理由

Databeat ExploreとBIツールの併用をおすすめする理由には、以下のようなものがあります。

  1. データの収集はすべてDatabeat Exploreが実施できる
  2. 見やすい広告レポートが自動で作成できる
  3. Databeat ExploreからBIツールへデータ連携可能

 データの収集はすべてDatabeat Exploreが実施できる

Databeat Exploreは、広告データの収集を自動的に実施します。さまざまな広告媒体を利用しているシーンでは、毎日のデータ収集にかかる時間を大幅に短縮することが可能です。

 見やすい広告レポートが自動で作成できる

Databeat Exploreを使うと、見やすい広告レポートが自動で作成できます。レポート用のテンプレートが用意されており、収集したデータはこのテンプレートによってレポート化されます。

そのため、レポートのレイアウトやデザインで悩むことも無くなります。

 Databeat ExploreからBIツールへデータ連携可能

Databeat Exploreは、BIツールへのデータ連携機能があります。この機能を活用すれば、BIツールへ常に最新のデータをインポートできます。連携したデータをBIツールで分析すれば、レポートだけでは見えてこないインサイトの発見に役立ちます。

 

 

まとめ

BIは、過去から現在までのデータを集約して分析を行い、可視化します。そしてBAはBIによってまとめられたデータから未来を予測し、事業の意思決定を可能にしてくれます。

厳密には異なるBIとBAですが、BA単体での利用は現実的ではない点や、「BAツール」が単体ではあまり存在していない点などから、BA機能を持つBIツールを活用することが基本となります。

BA機能を持つBIツールを利用する際は、正確なデータの利用、全社への導入、優秀なアナリストの準備が必要です。また、WEB広告などを利用している企業では、広告レポート自動化ツールとの併用で、さらに業務効率がアップします。

今後BIツールを導入する際は、併せてDatabeat Exploreの導入もご検討ください。

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