マイクロコンバージョンは、最終的なコンバージョンよりも手前にあるユーザーのアクションに対して設定します。
ランディングページによっては、マイクロコンバージョンを設定することで、ユーザーの行動が把握できたり、広告運用改善のヒントにもなります。
そこで今回こちらの記事では、マイクロコンバージョンの設定方法、効果的な活用方法について解説していきます。
- 1 マイクロコンバージョンとは?定義や特徴を詳しく解説
- 2 マイクロコンバージョンを活用する3つのメリット
- 3 マイクロコンバージョンを活用する3つのデメリット
- 4 マイクロコンバージョンの設定をおすすめしたい3つのシーン
- 5 マイクロコンバージョン設定の全体像
- 6 マイクロコンバージョンの指標を選ぶ
- 7 マイクロコンバージョンの設定方法(Google広告の場合)
- 8 マイクロコンバージョン設定を行う際の注意点
- 9 マイクロコンバージョンの測定結果を確認、分析する方法(Google広告の場合)
- 10 必ずチェックしたいマイクロコンバージョン分析のポイント
- 11 WEB広告運用におけるマイクロコンバージョンの効果的な活用ノウハウ
- 12 WEB広告の効果を可視化するおすすめの広告レポート自動化ツール
- 13 まとめ
マイクロコンバージョンとは?定義や特徴を詳しく解説
まずはじめに、マイクロコンバージョンとはどういうものなのか、その定義や特徴について解説します。
マイクロコンバージョンとは?
マイクロコンバージョンとは、最終コンバージョンよりも手前に設置するコンバージョンポイントです。
例えばECサイトを運営していた場合、ユーザーの商品購入が最終コンバージョンだとすると、お問い合わせや予約などがマイクロコンバージョンとなります。
コンバージョンとの違い
マイクロコンバージョンはあくまで中間地点のコンバージョンポイントです。商品購入や申込み完了のコンバージョンとは分けて考える必要があります。
マイクロコンバージョンとして設定する主なコンバージョンポイントの例
マイクロコンバージョンを設定するコンバージョンポイントの例は、以下のようなものがあります。
お問い合わせ
商品やサービスについてのお問い合わせが完了した場合のコンバージョンポイントです。
見積もり請求
商品の見積もりを行った場合のコンバージョンポイントです。この時点ではまだ購入や申込みが確定していないため、コンバージョンとはなりません。
資料請求
資料請求を行った場合のコンバージョンポイントです。見積もり請求同様に、資料請求を行っただけなので、コンバージョンにはなりません。
マイクロコンバージョンを設定可能なWEB広告媒体
マイクロコンバージョンの設定が可能なweb広告媒体は以下のようなものがあります。
Google広告
リスティング広告やディスプレイ広告などの配信ができます。
Yahoo!広告
Google広告と同様に、リスティング広告やディスプレイ広告の配信が可能です。
Facebook広告
Facebook上に広告を配信します。
Twitter広告
Twitter上に広告を配信します。
LINE広告
LINEアプリ上に広告を配信します。
マイクロコンバージョンを活用する3つのメリット
マイクロコンバージョン(MCV)を活用するメリットを3つご紹介します。MCVの導入を検討されている場合、以下のメリットを参考に検討してみてください。
- コンバージョンの母数が少ない場合に指標にできる
- 自動入札に反映できる
- ユーザーの行動を可視化できる
1.コンバージョンの母数が少ない場合に指標にできる
MCVは、コンバージョン母数が少ない場合に指標として活用できます。
コンバージョン母数がある程度の数値に達していれば問題ありませんが、母数が少ない場合は広告運用改善や、ランディングページの改善を行うための情報が少なく、難しい判断となります。このような場合にMCVを設定して、データを補います。
2.自動入札に反映できる
広告運用で自動入札を利用する場合に活用できます。
広告媒体の自動入札を利用する際には、一定のコンバージョン数が必要です。コンバージョン数が少ない場合、情報不足のため自動入札を利用できない場合があるのです。
そういった場合に、MCVを設定して、自動入札のためのデータとして活用できます。
3.ユーザーの行動を可視化できる
ユーザーの行動を可視化できるのも、MCVを設定するメリットです。
通常は、ランディングページへのアクセス数や、ページごとのPV数、そしてコンバージョン数などの情報しか集計できません。
ですが、MCVを設定することで、コンバージョンしなかったユーザーの動きや、コンバージョンしたユーザーのそれまでの動きなどを把握できます。
こうしたデータをうまく利用することで、より細かいユーザー動きを把握できますので、LPOなどにも利用できます。
マイクロコンバージョンを活用する3つのデメリット
次に、マイクロコンバージョンを活用するデメリットを3つご紹介します。マイクロコンバージョンを設定すると、以下のようなデメリットも生じますので、あらかじめ理解した上で導入をご検討ください。
- 管理指標が増える
- 自動入札に影響が出る
- データ分析が複雑になる
1.管理指標が増える
マイクロコンバージョンを設定すると、新たに管理する指標が増えてしまいます。
これまではコンバージョンだけを管理すればよかったものが、マイクロコンバージョンまで管理・把握しなくてはならないため、工数が増えたり、管理表の変更が必要になります。
デメリットの対応策
管理指標は増えますが、はじめに広告媒体側や、GoogleアナリティクスなどのツールでMCV計測の設定を行えば、管理はそれほど複雑にはなりません。
2.自動入札に影響が出る
広告媒体の自動入札が、マイクロコンバージョン数に偏ってしまう場合があります。
これにより、コンバージョン獲得よりもマイクロコンバージョン獲得を目指す入札になってしまうと、コンバージョン数を伸ばすことができなくなってしまいます。
デメリットの対応策
マイクロコンバージョンを設定した上で自動入札を利用する場合は、キャンペーンやCPAの設定を調整しましょう。
具体的なアクションとしては、コンバージョンに関係のないキーワードの除外、目標CPAの調整などが有効です。
3.データ分析が複雑になる
マイクロコンバージョンを設定すると、コンバージョン数と混ざって表示されてしまうことがあります。
そのため、コンバージョン数の中から、マイクロコンバージョン数を抜き出すなどの作業が必要となります。
デメリットの対応策
こちらも管理指標のデメリットで触れたように、はじめにレポートなどのフォーマットを整えてしまえば、それほど複雑な作業は発生しません。
マイクロコンバージョンの設定をおすすめしたい3つのシーン
マイクロコンバージョンを設定した方がよいシーンを3つご紹介します。以下のようなケースに当てはまる場合は、設定の導入を検討してみてください。
- LPに複数のコンバージョンポイントがある
- コンバージョン数が少ない
- CVRが低い
1.LPに複数のコンバージョンポイントがある
ランディングページに、複数のコンバージョンポイントがある場合は、マイクロコンバージョンの設定がおすすめです。
お問い合わせ、見積もり、資料請求などBtoB商材に多いですが、コンバージョンポイントが多い場合、それぞれを計測することで、ユーザーの行動把握が可能となります。
2.コンバージョン数が少ない
コンバージョン数がそもそも少ないという場合、マイクロコンバージョンが活用できます。
こちらもBtoB商材や、高額な価格の商品・サービスのランディングページに多い傾向があります。コンバージョン数が少ないと、広告効果の分析もデータが少ないため、精度が上がりません。
マイクロコンバージョンによってデータを補足して、分析の精度を高めることが可能です。
3.CVRが低い
CVRが低い場合も、マイクロコンバージョンの設定が活用できます。
広告のクリックやランディングページへのアクセス数は多いのに、コンバージョン数が少ないといったケースが該当します。
このような場合、申込みフォームへの到達率を計測することで、申込みフォームの離脱率を把握できます。
離脱率が高い場合には、EFO(Entry Form Optimisation)を実施するなどの対策が必要です。
マイクロコンバージョン設定の全体像
マイクロコンバージョン設定の全体像は以下のようになります。
STEP1:マイクロコンバージョンの指標を選ぶ
まずはじめに、マイクロコンバージョンを設定する指標を決めます。お問い合わせや見積もり、資料請求などウェブサイトによってさまざまなポイントがあります。
STEP2:マイクロコンバージョンの設定をする
指標を決めたら、実際にマイクロコンバージョンの設定を行います。
STEP3:マイクロコンバージョンの測定結果を確認、分析する
設定が完了したら、測定結果を元に分析を進めます。
マイクロコンバージョンの指標を選ぶ
マイクロコンバージョンの指標を選ぶ方法について解説していきます。
マイクロコンバージョンの指標の選び方
指標の選び方は、目的によって異なります。仮にコンバージョン数が少なかったり、ユーザーの行動全体を把握したいのであれば、すべてのコンバージョンポイントに設定する必要があります。
おすすめのマイクロコンバージョンの指標
おすすめのマイクロコンバージョンの指標を解説します。自社のランディングページにあるコンバージョンポイントと見比べてみてください。
- お問い合わせ
- 見積もり
- 資料請求
- 買い物かご
- 申込みフォーム
お問い合わせ
お問い合わせフォームがある場合、フォームの数値を計測することで、離脱率を把握できます。離脱率が高い場合は、お問い合わせフォームのユーザービリティに問題があるかもしれません。
見積もり
見積もりも、フォームからの離脱率を把握することで、フォームそのものの問題を洗い出すことが可能です。また、見積もりをしたユーザーのその後の動向を追うと、コンバージョンに至らなかった理由を探ることができます。
資料請求
資料請求も、基本的にはお問い合わせや見積もりと同様です。フォームの離脱率、コンバージョンに至らなかった理由を見つけられます。
買い物かご
ECサイトなどは、買い物かごのシステムを導入していることが多いと思います。商品をかごに入れて買い物かごに到達したにもかかわらず、コンバージョンしなかったということは、買い物かごや購入に至るプロセスに問題があるかもしれません。
申込みフォーム
申込みフォームにマイクロコンバージョンを設定すれば、ユーザーの離脱率を計測できます。申込みフォームまで進んだのに離脱してしまうということは、フォームから申込み完了までの間に、何らかの問題があると考えられます。
マイクロコンバージョンの設定方法(Google広告の場合)
ここからは、実際にマイクロコンバージョンの設定方法を解説していきます。なお、今回はGoogle広告の設定方法をご紹介します。
STEP1.Google広告の「ツールと設定」
引用元:Google広告
Google広告の画面を開いたら、「ツールと設定」をクリックします。するとメニューが開きますので、「コンバージョン」をクリックします。
STEP2.コンバージョンアクション
引用元:Google広告
コンバージョンアクションのページで、画面左上にあるプラスマークをクリックして、コンバージョンアクションを追加します。
STEP3.コンバージョンの設定
引用元:Google広告
トラッキングするコンバージョンの種類を選びます。ここでは、コンバージョンポイントと一致するものを選択します。お問い合わせや資料請求、見積もりなどの場合は「ウェブサイト」を選択してください。
STEP4.コンバージョンアクションを作成
引用元:Google広告
コンバージョンアクションの作成画面で、各項目を設定していきます。
- カテゴリ:購入、カートに追加、ページビューなどがありますので、適切なものを選択します。
- コンバージョン名:わかりやすい名前を入力します。
- 値:今回は特に設定の必要はありません。
- カウント方法:「全件」または「初回のみ」から選択します。
上記を設定したら、最後に「コンバージョン列に含める」を「はい」に設定します。
STEP5.タグの設定
引用元:Google広告
タグの追加方法は、任意の方法を選びます。タグの管理などを考えると、Googleタグマネージャーの利用がおすすめです。
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マイクロコンバージョン設定を行う際の注意点
マイクロコンバージョン設定を行う際の注意点をご紹介します。事前に以下を確認した上で設定を進めてみてください。
1.GTM(Googleタグマネージャー)を利用するのがおすすめ
マイクロコンバージョンのタグを設置する際は、Googleタグマネージャーを利用するのがおすすめです。
htmlで直接タグを設置する方法でも問題はありませんが、他にもいろいろなタグを設置したり、タグを設置するページ数が多い場合など、管理が難しくなります。
また、タグ設置のミスによってウェブサイトそのものが表示できない、レイアウトが崩れるといったリスクを回避することもできます。
2.コンバージョンと分けて管理する
マイクロコンバージョンは、必ずコンバージョンと分けて管理しましょう。
適切な設定を行っていないと、全てコンバージョンとしてカウントされたままになってしまいます。これではマイクロコンバージョンをわざわざ計測する意味が無くなってしまうので、事前に設定で2つを分けて管理する必要があります。
3.コンバージョンを増やすための指標であることを忘れない
マイクロコンバージョンの計測は、コンバージョンを増やすためのものであると言うことを忘れないようにしましょう。
マイクロコンバージョンに設定するコンバージョンポイントは、あくまでコンバージョンまでの途中経過に過ぎません。
マイクロコンバージョンのデータを活用して、最終的にはコンバージョン数を向上させることが、本来の目標であるべきです。
マイクロコンバージョンの測定結果を確認、分析する方法(Google広告の場合)
ここからは、マイクロコンバージョンの測定結果の確認と、分析方法について解説します。なお、こちらもGoogle広告を利用した場合の解説になります。
STEP1.キャンペーンからコンバージョンアクションへ
引用元:Google広告
Google広告のキャンペーンを開いたら、画面中段右にある「分類」をクリックします。すると、新たなメニューが開くので、「コンバージョン」→「コンバージョンアクション」を選択します。
STEP2.マイクロコンバージョンの確認
引用元:Google広告
コンバージョンアクションを選択すると、キャンペーンごとの数値が表示されます。一番下の段は全てのコンバージョンの合計値になっており、その上に、事前に設定したマイクロコンバージョンの列があるので、こちらで確認できます。
ここで確認できる数値を元に、コンバージョン数とマイクロコンバージョン数の割合などを分析していきます。
必ずチェックしたいマイクロコンバージョン分析のポイント
マイクロコンバージョンを分析する際に、必ずチェックしたいポイントについて解説します。
- 全てのコンバージョンポイントの数値を確認する
- ユーザーのアクセスが多いページの前後を分析する
- A/Bテストによる分析を行う
1.全てのコンバージョンポイントの数値を確認する
マイクロコンバージョンを活用する際は、必ず全てのコンバージョンポイントの数値を分析しましょう。
コンバージョンに対して、マイクロコンバージョンがどのようになっているかを確認することが重要です。そのため、複数あるコンバージョンポイントのうち、一部だけを計測しても正確な分析ができません。
2.ユーザーのアクセスが多いページの前後を分析する
マイクロコンバージョンは、できるだけユーザーのアクセスが多いページの前後で計測するのがおすすめです。
あまりアクセスがないページだと、マイクロコンバージョン数も増えないため、データとして活用しにくくなります。
ユーザーのアクセスが多ければ、まとまったデータが取れるため、精度の高い分析が可能になります。
3.A/Bテストによる分析を行う
マイクロコンバージョンによる分析を行う際は、A/Bテストを活用しましょう。
問題がありそうな箇所を見つけたからといって、どんどん改修してしまうと、改修の効果があったのかどうかや、どこを変更したことによる効果なのかがわからなくなるケースがあります。
A/Bテストを用いれば、前後の比較ができますので、数値を元にした正確な改善を進められます。
WEB広告運用におけるマイクロコンバージョンの効果的な活用ノウハウ
web広告を運用する上で、マイクロコンバージョンを効果的に活用する方法について解説します。
1.EFO(入力フォーム最適化)を行う
マイクロコンバージョンを利用すると、申込みフォームの離脱率がわかります。このデータから、ユーザーがなぜ申込みフォームまで到達したにもかかわらず、離脱してしまったのかを見つけます。
想定できる原因としては、申込みフォームに何らかの原因があるということです。入力項目が多い、わかりにくい、ユーザーが利用したい決済方法が利用できないなど、さまざまな原因が予測できます。
申込みフォームまで到達するユーザーの離脱率が高いと言うことは、この離脱率を改善するだけでコンバージョン数を増やすことができるのです。
よって、離脱原因がわかったら、EFO(入力フォーム最適化)を行って、離脱率の改善を行いましょう。
2.ユーザーがコンバージョンしない原因を見つける
お問い合わせや資料請求、見積もりなどさまざまなコンバージョンポイントがあります。ユーザーがこれらのポイントに到達すると言うことは、見込み客であると言うことがわかります。
しかし、その見込み客がコンバージョンしなかったということは、そこにも何らかの原因があるはずです。例えば見積もり請求が多いのに、コンバージョン数が少ない場合は、サービス提供価格に原因があるとも想定できます。
このように、マイクロコンバージョンを活用して、商品設計を見直すヒントを得ることも可能です。
3.広告の改善に利用する
マイクロコンバージョンは、広告の改善にも利用できます。
広告のクリック数に対するマイクロコンバージョンの数値から、申込みフォームへの到達率を計算することができます。
この到達率を広告ごとに計算することで、どの広告が購買意欲の高いユーザーを集客できているか、反対にニーズのないユーザーを集めてしまっている広告はどれか、といったようなこともわかります。
こうした検証結果から、広告の改善を行うことで、費用対効果も改善することが可能です。
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分析効率の向上
Databeat Exploreに用意されているテンプレートは、各広告のデータを整形した状態で可視化しています。広告媒体ごとに異なる数値であっても、簡単に比較することが可能です。
まとめ
マイクロコンバージョンは、コンバージョン数からだけではわからない、さまざまな情報を得るためのヒントとなります。
コンバージョン数が少ない、コンバージョンポイントが複数存在するといった場合には、CVRの改善やCPA抑制など、費用対効果の改善につながる情報が見つけられます。
ただし、マイクロコンバージョンは最終的にコンバージョン数をアップさせるために活用するものなので、偏った分析になってしまわないように注意しましょう。
また、取り扱う情報が多くなると、作業負担や管理ミスなども発生しやすくなるため、Databeat Exploreのようなツールの導入もおすすめです。