Facebook広告の効果測定マスターガイド!分析指標やおすすめツールを詳しく解説

Facebook広告の効果測定マスターガイド!分析指標やおすすめツールを詳しく解説

Facebook広告を運用する上で欠かすことができないのが、効果測定です。運用した結果を効果測定によって可視化することで、改善点を見つけることができ、さらに効果を高める施策を考えることが可能となります。

しかし、Facebook広告の効果測定を行うためには、正しい方法を知っておく必要があります。また、効果測定の結果を活用するにあたっては、分析する指標についても理解しておかなくてはなりません。

そこで今回こちらの記事では、Facebook広告の効果測定の方法や分析指標、おすすめのツールなどを解説していきます。

目次

Facebook広告における効果測定の重要性

Facebook広告における効果測定の重要性

まずはじめに、Facebook広告における効果測定の重要性について解説します。なぜFacebook広告の効果測定を行うのか、効果測定によってどんなことがわかるのかを3つのポイントにまとめました。

  1. 現状を正確に把握できる
  2. 運用改善のヒントを得られる
  3. 市場を把握できる

1.現状を正確に把握できる

効果測定を行うことで、Facebook広告運用の現状を正確に把握することが可能です。

なんとなくコンバージョン数を追っているだけでは、Facebook広告の現状を正しく把握することはできません。コンバージョン数はもちろん把握する必要がありますが、Facebook広告全体でどれくらいコストがかかっていて、1件のコンバージョンを獲得するのにかかるコストがいくらか、クリック率やコンバージョン率はどれくらいなのかなど、広告運用を行う上で把握しておかなければならない数字はたくさんあります。

こうしたFacebook広告運用を行う上で重要な指標を、正確に理解するためには効果測定を行うほかありません。

2.運用改善のヒントを得られる

効果測定は、Facebook広告運用の改善のヒントを得られる重要なポイントでもあります。

Facebook広告運用を行う上で、得に注意しなければならないのが費用対効果です。どれだけ多くのコンバージョンを獲得できていても、費用対効果が悪ければ、自社の利益を確保することはできません。

では、費用対効果が悪い原因がどこにあるかを調べるにはどうすればよいのでしょうか。その手段が効果測定です。効果測定によって費用対効果が悪い原因を突き止め、改善を行っていきます。

3.市場を把握できる

Facebook広告の効果測定は、自社の運用状況だけではなく、市場全体の状況を把握するのにも活用できます。

業種によっては、繁忙期が明確に決まっているものがあります。こうした業種は、繁忙期になるとFacebook広告の入札が強化されるため、CPAやCPMが高騰する傾向にあります。

しかし、こうした現象は繁忙期以外にも起こり得ます。例えば競合の新サービスがリリースされたタイミングなどです。また、繁忙期や閑散期は毎年必ず同じタイミングで訪れるとも限りません。

よって、効果測定を行って常に市場の動きを把握しておくことも、Facebook広告を運用する上でとても重要なポイントとなります。

 

Facebook広告の効果測定3つのSTEP

Facebook広告の効果測定3つのSTEP

Facebook広告の効果測定を行う際の手順を解説します。まずはこちらで効果測定の全体像をご紹介したのち、それぞれのステップに関する注意事項や、ツールについて解説していきます。

STEP1:目的に応じた適切な指標を設定、モニタリングする

効果測定を行う際に重要なのが、「指標」の設定です。効果測定を行う際の指標は、広告の運用目的によって異なります。

よって、広告の目的に適した指標を設定して、モニタリングする必要があります。

STEP2:適切な効果測定ツールで測定する

指標を決めたら、次は効果測定です。効果測定を行う際は、適切なツールを利用しましょう。

Facebook広告の効果測定に利用できるツールはいくつかあります。それぞれに特徴があり、測定する指標に併せてツールを使い分ける必要があります。

STEP3:他の広告手法での結果と比較、分析する

Facebook広告以外の広告を利用している場合は、広告手法ごとに比較・分析を行いましょう。

例えば、Facebook広告単体で見た場合、それなりの成果に見えていても、他の広告手法と比較した場合、それほど良い成果ではないというケースもあります。

そのようなシーンでは、Facebook広告よりも他の広告手法に注力するなどの判断が必要になることもありますので、こうした比較はとても重要です。

 

「STEP1:目的に応じた適切な指標を設定、モニタリング」のポイント

Facebook広告の運用目的はさまざまですが、大まかに分類すると、販促を目指す場合、あるいはブランディングを目指す場合、サイトへの誘導を目指す場合の3種類になります。

それぞれの広告の目的別の主な指標は以下のようになります。

  • ブランディング:インプレッション/インプレッション単価/リーチ/フリークエンシー
  • サイトへの誘導:クリック/クリック単価/クリック率
  • 販促:コンバージョン/コンバージョン率/顧客獲得単価

上記をご覧になるとわかるように、広告をどのような狙いで運用するか次第で、効果測定を行う際に着目する指標は異なるので、指標の設定は慎重に行いましょう。

 

Facebook広告を効果測定、分析する7つの基本指標

Facebook広告の効果測定や分析をする上で、基本となる7つの指標について解説します。まずはこの7つの指標について理解し、それから広告の目的に応じて適切な指標をモニタリングしましょう。

  1. インプレッション数
  2. インプレッション単価(CPM)
  3. クリック数
  4. クリック率
  5. クリック単価(CPC)
  6. コンバージョン数
  7. コンバージョン率

指標1.インプレッション数

インプレッション数は、広告が表示された回数を示す指標です。

 Facebook広告における「インプレッション数」とは?

ブランディングを行う際、広告がどれだけの回数表示されたかはとても重要な指標となります。Facebook広告では、広告が表示されてスクロールしたのち、再度表示した場合でも合計1回のインプレッションとしてカウントされます。

1回のインプレッションが発生したあと、一度そのページを離脱してから再度アクセスして広告が表示された場合は、2回のインプレッションがカウントされます。

指標2.インプレッション単価(CPM)

インプレッション単価は、広告が表示される回数に応じて発生する広告コストを示す指標です。「広告費÷インプレッション数×1,000」で算出できます。

 Facebook広告における「インプレッション単価(CPM)」とは?

主にブランディングを目的とする広告運用において、インプレッション単価は費用対効果を判断する材料として使われます。

Facebook広告では、広告が1,000回表示されるごとに課金される仕組みです。クリック課金の広告に比べて低コストで運用できますが、クリック率が低すぎると、あまり広告効果が期待できなくなってしまいます。

指標3.クリック数

クリック数は、表示されたFacebook広告がユーザーにクリックされた回数を示す指標です。

 Facebook広告における「クリック数」とは?

クリック数は、Facebook広告から自社サイトへの流入数を把握するのに重要な指標です。クリック数が少ない場合は、広告クリエイティブの改善や、ターゲティングの変更などを行い、クリック数の改善を行う必要があると判断するケースもあります。

ただし、クリック課金の広告では、コンバージョン率が低いと広告コストばかり増えてしまい、費用対効果が悪化してしまうので注意が必要です。

指標4.クリック率

クリック率は、表示された広告がユーザーによってクリックされる割合を示す指標です。「クリック数÷インプレッション数×100」で算出できます。

 Facebook広告における「クリック率」とは?

クリック率は、高くて4%程度です。もし、クリック率が異常に低いFacebook広告があった場合、広告クリエイティブまたはターゲティングに問題がある可能性が考えられますので、見直しを行う必要があります。

また、コンバージョン獲得を目的とするFacebook広告を運用している場合、クリック率が低いということは、集客ができていないと判断できます。

この場合も、やはりなんらかの見直しを図る必要があるでしょう。

指標5.クリック単価(CPC)

クリック単価は、1クリックあたりコストを示す指標です。「広告費÷クリック数」で算出できます。

 Facebook広告における「クリック単価(CPC)」とは?

Facebook広告のクリック単価の平均は100円前後です。業種やキーワードによって金額は変動しますが、クリック単価が極端に高い場合は、費用対効果が悪化する原因となります。

広告の品質などに問題があると高騰する傾向があるため、広告の改善を行いクリック単価を抑制する必要があります。

指標6.コンバージョン数

コンバージョン数は、商品の購入やサービスの申込みが完了した数を示す指標です。

 Facebook広告における「コンバージョン数」とは?

Facebook広告のコンバージョン数は、広告をクリックしてコンバージョンに到達した数をカウントします。Facebook広告を運用する上でもっとも重要な指標の一つです。

また、Facebook広告のコンバージョンには、広告をクリックしてそのままコンバージョンする「クリックスルーコンバージョン」と、広告をクリックせず、あとから別の流入経路で自社サイトへアクセスしてコンバージョンする「ビュースルーコンバージョン」があります。

※参考:Facebook広告のビュースルーコンバージョンについて詳しく解説した記事はこちら
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指標7.コンバージョン率

コンバージョン率は、Facebook広告が表示された際にコンバージョンする割合を示す指標です。「コンバージョン数÷サイト訪問者数×100」で算出できます。

 Facebook広告における「コンバージョン率」とは?

Facebook広告のコンバージョン率の平均は、3%程度です。コンバージョン獲得を目的とするFacebook広告運用において、コンバージョン率が低すぎると、費用対効果が悪くCPAやCPM高騰の原因にもなります。

コンバージョン率が悪い原因として考えられるのは、広告クリエイティブやターゲティング、あるいはランディングページです。これらを改善してコンバージョン率を上昇させることができれば、コストを抑えたFacebook広告運用が可能となります。

 

「STEP2:適切な効果測定ツールで測定」のポイント

効果測定ツールで測定を行う場合に、どのツールを使うかを決めなくてはなりません。ツールによってメリット・デメリットや使い勝手などいろいろな違いがありますので、まずはツールごとの特定について理解しましょう。

また、測定したい内容によってツールを使い分けなくてはならない場面もあります。

 

Facebook広告の代表的な効果測定ツールの比較

Facebook広告の代表的な効果測定ツールを比較していきます。今回比較するのは「広告マネージャ」「Googleアナリティクス」「広告効果測定ツール」の3種類になります。

Facebook広告の効果測定ツールの比較まとめ

効果測定ツール メリット デメリット
広告マネージャ Facebook広告の管理画面からそのまま使える ユーザーの行動を詳細に把握できない
Googleアナリティクス 無料で使える 使い方がわからない場合、サポート等を受けられない
広告効果測定ツール 効果測定に特化していて使いやすい 利用料金が必要

Facebook広告の効果測定には、上記の3つのツールが主に使われています。広告マネージャは、Facebook広告を利用していれば誰でも閲覧できるため、もっとも利用率が高いツールです。

次に、アクセス解析でおなじみのGoogleアナリティクスです。無料でありながら高機能なツールなので、こちらも利用者が多いツールです。

そして最後に広告効果測定ツールです。こちらは、有料ではありますが、効果測定に特化しているため、初心者の方でもわかりやすく、使い勝手の良いツールが多いです。

広告マネージャ

広告マネージャは、Facebook広告を作成や管理に利用するツールです。出稿している広告すべてのデータを閲覧できます。

 広告マネージャの特徴

広告マネージャは、Facebook広告専用のツールなので、もっともシンプルで使いやすいツールです。広告の作成から停止、運用データの確認なども簡単に実施できます。

ただし、あくまでFacebook広告の管理ツールなので、広告に接触する以前の情報や、接触後のユーザー行動については把握することができません。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスは、さまざまな広告やWEBサイトの分析に活用できるツールです。

 Googleアナリティクスの特徴

Googleアナリティクスは、コンバージョンやユーザーの流入経路の把握など、非常に高性能な機能を利用できる上、無料で使える点が大きなメリットです。

ただし、使いこなすには知識が必要となる場合があり、不明点を問い合わせることができない点がデメリットでもあります。

広告効果測定ツール

広告効果測定ツールは、効果測定に特化したツールです。レポート作成機能が付いているものもあります。

 広告効果測定ツールの特徴

効果測定に特化したツールなので、広告運用や分析に詳しくない方でもわかりやすく、使いやすい点がメリットです。また、わからないことは、サービス提供元に問い合せることでサポートを受けられるメリットもあります。

しかし、多くの広告効果測定ツールは有料であるため、利用するのにコストがかかる点がデメリットとなります。

 

広告マネージャでのFacebook広告効果測定

Facebook広告マネージャ

引用元:Facebook広告

広告マネージャは、Facebook広告の作成や管理に利用するツールです。広告のクリックやインプレッション、リーチ、そしてそれらに関わる広告費用周りの数値を確認することが可能です。

作成した広告ごとに紐付く数値を確認できるため、複雑な操作なども不要で利用できます。

広告マネージャーでの効果測定3つの特徴

広告マネージャで実施できる効果測定の特徴には、以下のようなものがあります。

 オーディエンスを詳細に分析可能

Facebook広告は、精度の高いターゲティングが特徴の広告です。そのため、広告マネージャでは、広告に接触したユーザーの詳細なデータを把握することが可能です。

年齢や居住地、興味など細かく分析できますので、広告運用データを元に、より効果の高いFacebook広告運用を目指せます。

 アトリビューション分析が可能

広告マネージャでは、アトリビューション分析を活用することも可能です。配信した広告からの直接コンバージョンだけではなく、間接的な広告の効果を理解できます。

 A/Bテストが可能

広告マネージャには、A/Bテストの機能が実装されています。運用中のFacebook広告に課題を感じている場合、A/Bテストを実施することで運用改善をスムーズに実行できるメリットがあります。

こんな人にオススメ

WEB広告はFacebook広告のみを運用しており、Googleアナリティクスなどのツールの扱いに慣れていない方は、まずは広告マネージャでFacebook広告の効果測定に慣れるのがおすすめです。

※参考:下記の記事ではFacebook広告のコンバージョン測定方法について詳しく解説しています。
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GoogleアナリティクスでFacebook広告の効果を測定する方法

GoogleアナリティクスでFacebook広告の効果測定をする方法について解説します。Googleアナリティクスを使えば、広告マネージャでは測定できない効果について把握することが可能となります。

こんな人にオススメ

ユーザーの行動について詳細に把握したい方や、すでにGoogleアナリティクスを利用した経験がある方におすすめです。広告マネージャでは把握できないデータを手に入れることで、Facebook広告の効果改善に役立てることが可能です。

Facebook広告をGoogleアナリティクスで測定する3STEP

Facebook広告をGoogleアナリティクスで測定する手順をご紹介します。

STEP1:効果測定方法を決める

パラメータ設定1

引用元:Googleアナリティクス

Facebook広告をGoogleで測定するには、「UTMパラメータ」「URLダイナミックパラメーター」のいずれかを利用する必要がありますので、どちらの方法で測定するかを決めます。

STEP2:パラメータの作成

キャンペーンビルダー

引用元:キャンペーンURLビルダー

効果測定する方法を決めたら、キャンペーンURLビルダーなどのツールを活用し、パラメータの作成を行います。

STEP3:Googleアナリティクスで分析

パラメータ設定2

引用元:Googleアナリティクス

パラメータ設定を行ってFacebook広告を運用すると、Googleアナリティクス上で効果測定結果が閲覧可能となります。

※参考:下記の記事ではGoogleアナリティクスでFacebook広告を計測する方法について詳しく解説しています。
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GoogleアナリティクスでFacebook広告を計測する方法

 

「STEP3:他の広告手法での結果と比較、分析する」のポイント

Facebook広告以外のWEB広告も運用している場合は、Facebook広告とその他のWEB広告の結果を比較・分析するのがおすすめです。

別媒体と比較することで、より効果の高いマーケティング手法を見つけられるなどのメリットがあります。ただし、複数の媒体の効果測定を行うとなると、指標の統一やデータ収集にかかる工数など、リソース面での負担が増えてしまうため、効率化も考えて実施しなければなりません。

 

他媒体と比較し効果的にFacebook広告の効果を測定する広告効果測定ツール

他媒体と比較し効果的にFacebook広告の効果を測定する広告効果測定ツール

他媒体との比較を行い、Facebook広告の効果を測定できる広告効果測定ツールについて解説します。ここまでにご紹介したツールの中では、もっともおすすめの方法が、この広告効果測定ツールの利用となります。

こんな人にオススメ

複数のWEB広告を運用していて、データ集計や管理を効率化したい、媒体ごとの比較をスムーズに行いたいという方に、広告効果測定ツールの利用はおすすめです。

広告効果測定ツールで実現できる3つのこと

広告効果測定ツールで実現できることをご紹介します。

  1. 複数の媒体を一元管理できる
  2. 他媒体の比較が簡単に実施できる
  3. レポート作成も自動化できる

 1:複数の媒体を一元管理できる

広告効果測定ツールを利用すると、複数の媒体を一元管理できるメリットがあります。通常は、媒体ごとに管理画面へログインして、広告費やコンバージョンなどのデータを確認しなくてはなりません。

しかし、広告効果測定ツールは、複数の媒体と連携が可能なため、一カ所ですべての媒体のデータを管理できるようになります。しかも、データ収集は自動で行えますので、現状把握にかかる時間を大幅に削減できます。

 2:他媒体の比較が簡単に実施できる

広告効果測定ツールは、Facebook広告とその他の広告媒体のデータを簡単に比較できます。広告コストやコンバージョン数はもちろんですが、媒体によって表現の異なる数値でも、同じ指標であれば整形して可視化されるため、一目で比較ができます。

 3:レポート作成も自動化できる

Facebook広告や他の広告媒体の運用レポートを自動で作成できるのも、広告効果測定ツールのメリットです。

常に最新の情報を各広告媒体から取得して、自動的にレポートが生成されるので、広告費の管理から費用対効果の分析まで、ひとつのツール上で完結できます。

わざわざデータをエクセルにまとめて、複雑な関数を組む必要など一切必要ありません。

 

Facebook広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール

Facebook広告の効果を可視化するおすすめの広告効果測定ツールをご紹介します。上記でご紹介した機能が全て詰まっているツールなので、複数の広告媒体を取り扱う際にもおすすめです。

Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、Facebook広告の効果を可視化するのにおすすめのツールです。データ収集の効率化、比較、分析など広告の効果測定に必要な機能がそろったツールとなっています。

Facebook広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

Facebook広告運用におけるDatabeat Exploreの活用ポイントは以下の3つになります。

  1. 広告データの一元管理
  2. データ集計自動化による業務効率化
  3. わかりやすいレポートの自動生成

 広告データの一元管理

Databeat Exploreは、Facebook広告のデータだけでなく、リスティング広告やディスプレイ広告、Twitter広告などのSNS広告、そして広告以外のマーケティングに必要なデータを全て一カ所で管理できます。

それぞれのデータを確認するために、いちいちログインを繰り返す必要がありません。また、Excelなどのファイルで管理する場合に起きるデータ紛失などのリスクもなくなります。

 データ集計自動化による業務効率化

Databeat Exploreと広告媒体を一度連携すると、その後運用データは自動的に集計できるようになります。もちろん更新も自動で行われますので、毎日管理画面からデータをダウンロードしてくる手間も省けます。

このような効率化のメリットに加え、手作業で起きる入力ミスなどのヒューマンエラーも回避できます。

 わかりやすいレポートの自動生成

Databeat Exploreによって自動集計されたFacebook広告やその他媒体のデータは、マーケターが見たい形で、わかりやすくレポート化されます。

レポートの生成も自動で行われるので、見たい時に見たいデータを瞬時に表示できます。さらに、必要に応じてGoogleアナリティクスやGoogleデータポータル、BIツールへデータを出力して、好みの形でデータ共有したり、分析を進めることも可能となります。

 

 

Facebook広告の計測結果を効果的に分析する3つのポイント

Facebook広告の計測結果を効果的に分析する3つのポイント

Facebook広告の計測結果を効果的に分析するポイントをご紹介します。効果計測は、計測しただけで終わりではありません。そこから分析を行い、改善を進めるところがもっとも重要となります。

  1. 適切な指標を設定する
  2. 市場の分析も行う
  3. PDCAを回す

POINT1:適切な指標を設定する

Facebook広告の計測結果を分析する際は、適切な指標を設定して分析を行いましょう。

計測結果を分析する指標は、広告の目的ごとに異なります。認知向上を狙った広告運用の場合は、リーチやインプレッションなど、サイトへの誘導をねらった広告運用の場合は、クリックやクリック率などが重要となります。

まずは広告の運用目的を明確にして、適切な指標を見つけるところから始めてみてください。

POINT2:市場の分析も行う

運用しているFacebook広告のパフォーマンスも重要ですが、市場の分析も忘れずに行いましょう。

特に、運用中の広告のパフォーマンスが突然悪化した場合には、競合の入札強化や需要期に突入した可能性なども考えられます。

市場の動きをきちんと把握した上で運用を進めることが、Facebook広告の効果を高めるポイントとなります。

POINT3:PDCAを回す

計測結果を分析したら、素早くPDCAを回すことに注力しましょう。

計測結果を分析すると、必ず運用改善のヒントが得られるはずです。しかし、そこで考えられる改善案はあくまでひとつの仮説でしかありません。

その仮説が正しいかどうかは、実際に運用して試してみることで証明されます。PDCAを素早く回すためには、データの収集や分析を優先できる環境作りも大切です。

 

Facebook広告の費用対効果を最大化する3つのコツ

Facebook広告の費用対効果を最大化する3つのコツ

Facebook広告の費用対効果を最大化するコツについて解説します。コストパフォーマンスの良いFacebook広告運用を目指すためには、以下の内容を参考に、運用改善を進めてみてください。

  1. ターゲットの見直しを図る
  2. クリエイティブの改善を行う
  3. フリークエンシー設定を活用する

1.ターゲットの見直しを図る

そもそもターゲティングにズレが生じていると、費用対効果の高いFacebook広告運用は実現しません。自社の商品にマッチするユーザー層について、入念にペルソナ設定を行ってみましょう。

Facebook広告のターゲティングは、Facebookが実名制のサービスであるという影響から、非常に精度が高いことで知られています。

ですから、正しいターゲティングができていれば、非常に高い効果が期待できるのが、Facebook広告の特徴でもあります。

ただし、ターゲットを絞り込みすぎると、広告の露出が極端に低下してしまい、リーチが伸びなくなってしまう場合がありますので注意してください。

反対に、インプレッションやリーチに対してクリック率やコンバージョン率が低い場合は、ターゲティングの幅が広すぎる可能性があるので、精度を上げたターゲティングを実施してみると改善できる場合があります。

2.クリエイティブの改善を行う

画像や動画を利用したFacebook広告は、クリエイティブ次第で大きくその効果が変わりますので、クリエイティブの改善もしっかりと行っていきましょう。

クリエイティブの改善には、A/Bテストが活用できます。2つのパターンを平行して運用した結果を比較することで、どちらの広告の方が高いパフォーマンスを発揮できるかが明確に判断できます。

また、効果の高いクリエイティブであっても、同じクリエイティブを使い続けると、ユーザーが飽きてしまって効果が落ち込むケースもありますので、定期的にクリエイティブを変更するのもおすすめです。

3.フリークエンシー設定を活用する

フリークエンシー設定は、Facebook広告の費用対効果を改善する効果が期待できますので、利用を検討してみてください。

一般的に広告は、複数回ユーザーと接触することでその効果が高まる傾向がありますが、接触回数が多すぎると逆効果になってしまうケースがあります。

過度な広告配信によるユーザーの広告疲れ、そしてそれに伴う広告費の無駄を減らすためには、フリークエンシー設定による最適な広告配信頻度を目指すのがおすすめです。

また、Facebook広告には「リーチ&フリークエンシー」という配信方法もあります。このリーチ&フリークエンシーは、6ヶ月前から配信の予約を設定できますので、繁忙期の競合による入札強化の影響を受けないというメリットがあります。

もちろんフリークエンシーキャップの設定もできます。最適な広告配信頻度を維持しつつ、リーチを最大化できる配信方法なので、主に商品やサービスの認知向上やブランディングを目的としたFacebook広告運用に向いています。

※参考:Facebook広告のフリークエンシーについて詳しく解説した記事はこちら

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まとめ

Facebook広告の効果測定を行う際は、適切な指標の設定や効果測定ツールの利用、そして他媒体との比較を行うのが効果的です。

効果測定には、Facebookの広告マネージャやGoogleアナリティクス、効果測定ツールなどが利用できますが、それぞれメリットデメリットがありますので、各ツールの特徴を理解した上で活用しましょう。

広告マネージャやGoogleアナリティクスは、無料で利用できるツールなので手を出しやすいですが、閲覧できる情報や使い勝手にやや難がありますので、若干コストをかけてでも広告効果測定ツールを導入するのがおすすめです。

広告効果測定ツールなら、Facebook広告やその他の広告のデータもまとめて管理できる上、データ収集の自動化やレポートの自動生成など多くのメリットがあります。

効果測定ツールを活用して、効率的にFacebook広告の測定と分析を行い、費用対効果の高い運用を目指しましょう。

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