Facebook広告のコンバージョン完全ガイド!平均CVRや運用ノウハウ、測定方法まで詳しく解説

Facebook広告のコンバージョン完全ガイド!平均CVRや運用ノウハウ、測定方法まで詳しく解説

詳細なターゲティングができるFacebook広告のコンバージョンについて紹介しています。Facebook広告を運用する上で下記のようなお悩みはないでしょうか?

「Facebook広告のコンバージョン測定方法が分からない」

「カスタムコンバージョンの設定方法が知りたい」

「コンバージョン測定のコツが知りたい」

本記事では、Facebook広告を運用する企業担当者様へ向けてコンバージョンの「基礎知識」「測定方法」「測定のコツ」を紹介します。

目次

Facebook広告の「コンバージョン」に関する基礎知識

Facebook広告の「コンバージョン」に関する基礎知識

Facebook広告で正しい計測を行うには、まずコンバージョンについて理解する必要があります。はじめにFacebook広告におけるコンバージョンの基礎知識について学びましょう。

Facebook広告における「コンバージョン」とは?

コンバージョンとは、Webサイトにおける最終的な成果です。コンバージョンは広告出稿の目的により異なります。「商品購入」が自社のゴールであれば、これがコンバージョンとなりますし「問い合わせ獲得」がゴールであれば、これが自社のコンバージョンになるということです。

Facebook広告の平均コンバージョン率(CVR)

Facebook広告のCVRは平均で14.29%と非常に高い数値を誇っています。Googleリスティング広告の平均CVRは3.75%なので、他広告媒体よりも高い数値であることが分かります。しかし、業界によってこの数値には変動があります。業界別のFacebook平均CVRについて見ていきましょう。

業界 平均CVR
アパレル 4.11%
自動車 5.11%
BtoB 10.63%
ビューティー 7.10%
消費者サービス 9.96%
教育 13.58%
雇用と職業訓練 11.73%
金融と保険 9.09%
フィットネス 14.29%
リフォーム 6.56%
健康 11.00%
産業サービス 0.71%
法的 5.60%
小売り 3.26%
旅行 2.82%

引用元:Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry [Data]

CVRが高い他の業界は、教育(13.58%)、雇用と職業訓練(11.73%)、ヘルスケア(11.00%)、不動産(10.68%)、BtoB(10.63%)です。

ただし、小売、旅行、ホスピタリティ、テクノロジーなどの業界は、Facebook広告からそれほど恩恵を受けていない可能性があり、その結果、コンバージョン率は低くなっています。

 

Facebook広告のコンバージョンを最大化するための5つの運用ポイント

Facebook広告のコンバージョンを最大化するための5つの運用ポイント

Facebook広告のコンバージョン最大化のための5つの運用ポイントを紹介します。測定前にまずはコンバージョンを最大化させる運用のポイントを理解しておきましょう。

1.ターゲティングを理解する

コンバージョン最大化のためには、Facebook広告のターゲティングについて理解する必要があります。Facebook広告は運用型広告の中でも特にターゲティングが優れています。主に利用するターゲティングは下記3つです。

種類 詳細
コアオーディエンス ユーザ属性からターゲティング
カスタムオーディエンス すでに関心のあるユーザーをターゲティング
類似オーディエンス CV済みユーザーに類似したユーザーにターゲティング

「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」に関しては、データがある程度必要となるため、はじめは「コアオーディエンス」にて広告出稿を重ねて、コンバージョンやユーザーデータを獲得していきましょう。

2.カスタムオーディエンスを活用

店舗ビジネス等を展開している事業者やユーザーリストを保有している企業は、カスタムオーディエンスを活用するとコンバージョンを最大化できます。カスタムオーディエンスとは、既に自社と関わりがあるユーザーに対して広告出稿するターゲティングです。

例えば、ユーザーのメールアドレスをFacebookにアップロードすると、Facebookまたは、Instagram上からそのユーザーを見つけてリストを作成してくれる機能です。こちらを活用し、広告出稿することで、さらにコンバージョンの獲得が見込めます。

3.類似オーディエンスの活用

コアオーディエンスでデータ収集した後は、類似オーディエンスを活用しましょう。類似オーディエンスは既にコンバージョン済みのユーザーと似たユーザーを新たに見つけ出すターゲティングです。

コアオーディエンスをターゲティングとした広告出稿である程度コンバージョンが見込めたら、そのユーザーデータを元に類似オーディエンスを作成します。

類似オーディエンスでは、「コンバージョン達成済みのユーザー」と属性や趣味趣向が似たユーザーリストを自動的に作成します。類似するユーザーへ広告を配信することで、コアオーディエンスよりもコンバージョンが見込みやすいユーザーに対しての広告配信を実現することができます。

4.自動配置の使用

Facebook広告でコンバージョンを最大化するには、自動配置の使用がおすすめです。Facebook広告では「Instagram」「メッセンジャー」「ニュースフィード」などさまざまな配信面がありますが、広告運用初心者の場合、どの配置が最適か判断するのは難しいでしょう。

しかし、Facebook広告では「自動配置」をオンに設定するだけで、コンバージョンが見込みやすい配置へ広告を表示してくれます。

5.ABテストを行う

コンバージョンを最大化するには、ABテストが必要です。自社の商品に合ったフォーマットやターゲットというのはテストをしてみないと把握できません。

また、同じオーディエンスに対してクリエイティブのさまざまなバリエーション(写真とビデオ、さまざまなメッセージング)をテストし、どのFacebook広告が良い結果をもたらすかを確認し、最小のコストで最大の結果が得られるようにスケーリングすることが大事です。

※参考:Facebook広告のA/Bテストについて詳しく解説した記事はこちら
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Facebook広告の効果的な運用にはコンバージョン測定がおすすめ

Facebook広告の効果的な運用にはコンバージョン測定がおすすめ

Facebook広告を効果的に運用するには、コンバージョン測定を行う必要があります。コンバージョン測定することで様々なメリットを得ることができるためです。具体的なメリットについて見ていきましょう。

Facebook広告のコンバージョン測定の3つのメリット

Facebook広告のコンバージョン測定の3つのメリットは下記の通りです。

 1.広告効果が向上しやすい

コンバージョン測定すると広告効果が向上しやすくなります。毎月どれくらいのコンバージョンを達成しているか把握することで課題を見つけ、改善するといった運用が可能になるためです。PDCAを回すとも言いますが、これはコンバージョンを測定していないとできません。

※参考:Facebook広告のPDCAについて詳しく解説した記事はこちら
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 2.費用対効果が高くなる

コンバージョンを測定すると費用対効果が高くなります。Facebook広告では、CPA(1コンバージョンごとの単価)を目安として広告運用を行います。

CPAを算出するにはコンバージョン測定は必須となります。CPAを把握していないと費用対効果が悪い原因も追及できないためコンバージョン測定は必須と言えます。

 3.類似オーディエンスが作成できる

コンバージョン測定をすると類似オーディエンスを作成することが可能です。先ほども紹介しましたが類似オーディエンスはコンバージョン済みのユーザーと類似したユーザーがFacebook上から見つけるオーディエンスです。このリストを作成するにはコンバージョン測定の設定が必須となります。

Facebook広告で測定できるコンバージョンの種類

Facebook広告で測定できるコンバージョンの種類

引用元:Facebook Ads

Facebook広告では、認知、検討、コンバージョンと3つの目的が用意されていますが、この中で測定が可能なのは「コンバージョン」のみになっているので注意が必要です。

 

Facebook広告のコンバージョン計測設定の手順全体像

Facebook広告のコンバージョン計測設定の手順全体像

Facebook広告のコンバージョン計測設定の手順全体像を紹介します。

STEP1:Facebookピクセル(タグ)の生成、設置

はじめにピクセルの取得と設置をします。

STEP2:コンバージョン設定

自社の目的をコンバージョンとして設定します。自社で何をゴールとするかでコンバージョン測定の設定が変わってくるので、現時点で明確にしておきましょう。

STEP3:測定結果の確認

測定結果がFacebook広告マネージャー上で反映されているか確認します。

 

「Facebookピクセル」の作成・設置方法

コンバージョン測定する方は下記内容を参考に準備を行いましょう。

「Facebookピクセル」とは?

「Facebookピクセル」とは?

引用元:Facebook Ads

FacebookピクセルはFacebook広告のコンバージョン測定に必要な計測タグです。ピクセルを自社ホームページに設置することでコンバージョンの測定が可能となります。

「Facebookピクセル」の生成手順

「Facebookピクセル」の生成手順は下記の通りです。

手順1.Facebookビジネスマネージャー立ち上げ

手順1.Facebook広告マネージャー立ち上げ

引用元:Facebook Ads

Facebookビジネスマネージャー立ち上げて「ビジネス設定」→「データソース」→「ピクセル」を選択し「追加」を選択します。

手順2.URL入力

手順2.URL入力

引用元:Facebook Ads

任意のピクセル名と、自社ホームページのURLを記入し、右下の「次へ」を選択します。

手順3.設定方法選択

手順3.設定方法選択

引用元:Facebook Ads

今すぐ設定を選択すれば完了です。

Facebookピクセルの設置方法

下記2つの設置方法から自社に合ったものを選定しましょう。

1.Facebookピクセル(タグ)をサイトに直接設置

1つ目の方法は、自分でHTMLファイルにピクセルを設置する方法です。上記手順で発行したピクセルをHTMLファイルにペーストするだけなので、非常に簡単に設置できるのがメリットです。しかし、HTMLファイルを自社で修正できない場合はこの方法での設置が不可となります。

2.Google Tag Managerを活用した設置

2つ目の方法は、Google Tag Managerを利用する方法です。Google Tag Manageであれば、HTMLファイルに触れることなくピクセル設置が可能です。

しかし、事前にアカウント作成やGoogle Tag Manager上に自社ホームページを紐づけるなどの工程が発生するため、直接タグ設置よりも手間がかかるのがデメリットです。

直接設置手順

直接タグ設置の手順は下記の通りです。尚、この手順は「Facebookピクセル」の生成後に続けて実施する流れとなります。

手順1.手動を選択

手順1.手動を選択

引用元:Facebook Ads

手動でコード追加を選択します。

手順2.コードをインストール

手順2.ベースコードをコピー

引用元:Facebook Ads

ベースコードが発行されるのでコピーします

手順3.HTMLファイルにペースト

手順3.ベースコードを貼り付け

自社ホームページHTMLファイルの<head>要素内にベースコードをペーストします。尚、このベースコードは全てのHTMLファイルにペーストする必要があります。

Google Tag Manager(GTM)を活用した設置手順

下記手順方法はGoogle Tag Manager(GTM)のアカウント作成を終了している体の紹介となるので、まだアカウントを作成していない方はこちらから作成した上でタグ設置をしてください。

手順1.ベースコード発行

手順2.ベースコードをコピー

引用元:Facebook Ads

Facebookビジネスマネージャー上でベースコードを発行します。

手順2.Google Tag Managerを立ち上げ

手順2.Google Tag Managerを立ち上げ

引用元:Google Tag Manager

Google Tag Manager(GTM)を立ち上げて「新しいタグ」を選択します。

手順3.タグタイプの選択

手順3.タグタイプの選択

引用元:Google Tag Manager

タグタイプ「カスタムHTML」を選択します。

手順4.ベースコードをペースト

手順4.ベースコード貼り付け

引用元:Google Tag Manager

手順1で作成した、コードをカスタムHTML上にペーストします。

手順5.保存

手順5.保存

引用元:Google Tag Manager

任意のトリガーを設定して、右上の保存を選択すればGoogle Tag Manager(GTM)でのタグ設置完了です。トリガーは計測発生条件のため、特に指定がない場合は「All Pages」でOKです。

タグ設置の注意点

直接タグ設置、Google Tag Manager(GTM)いずれの方法でも、Facebookビジネスマネージャーの開設が必要となります。Facebookビジネスマネージャーとは、Facebookページや広告用アカウントを複数管理できるツールです。

まだ、Facebookビジネスマネージャーを開設していない方はこちらから、アカウントを作成しておきましょう。

※参考:Facebook広告マネージャの使い方について詳しく解説した記事はこちら
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Facebook広告のコンバージョン測定設定方法

続いて、コンバージョン測定の詳細設定方法を紹介します。こちらの設定が完了すればコンバージョン測定が可能となります。

Facebook広告のコンバージョン測定設定方法の種類

コンバージョン測定方法には2つの方法があります。下記違いを理解した上で設定を行いましょう。

1.標準イベント

標準イベントは、Facebookが定めるコンバージョンの定義です。Facebookでは「商品購入」「問い合わせ獲得」等のイベントが13種類設けられており、このイベントから自社のコンバージョンに合ったものを事前に選択し設定することで正確なコンバージョン測定が可能になります。

2.カスタムコンバージョン

標準イベントに自社に合ったコンバージョンがない場合は、カスタムコンバージョンを活用します。例えば、ホームページを上部から下部まで100%スクロールするといったようなニッチなアクションをコンバージョンとする場合は、このカスタムコンバージョンを作成します。

標準イベントのコンバージョン測定設定手順

イベントの設定はベースコード発行後に行う方法です。ベースコードをホームページにペーストしてから下記手順でイベントを作成しましょう。

手順1.イベント設定

手順1.イベント設定

引用元:Facebook Ads

「イベントコードを手動で追加」を選択します。

手順2.カテゴリ選択

手順2.イベントカテゴリ選択

引用元:Facebook Ads

ビジネスカテゴリを選択します「Eコマース」「専門サービス」などのカテゴリから自社に合ったものを選定します。

手順3.イベントコードをコピー

手順3.イベントコードをコピー

引用元:Facebook Ads

Eコマースであれば「商品購入」「カート追加」など更に詳細なカテゴリが表示されます。このコードをベースコード直下にペーストします

カスタムコンバージョンでのコンバージョン測定設定手順

標準イベントに自社に合ったコンバージョンがない場合は、下記方法でイベントを作成します。

手順1.イベントマネージャー

手順1.イベントマネージャー立ち上げ

引用元:Facebook Ads

イベントマネージャーを立ち上げて、右上の「作成」→「カスタムコンバージョン作成」を選択します。

手順2.カスタムコンバージョン作成

手順1.イベントマネージャー立ち上げ

引用元:Facebook Ads

下記項目を記入します。

項目 記入内容
名前・説明 任意の名前
データソース 元となるピクセル
最適化のための標準イベントを選択 1番近い標準イベントを選択
ルール カスタムコンバージョンのルールを入力

記入が終わったら右下の「作成」を選択すればカスタムコンバージョン作成完了です。

※参考:Facebook広告のカスタムコンバージョンについて詳しく解説した記事はこちら
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Facebook広告のコンバージョン測定設定の際の注意点

イベントコードはサンクスページのみにペーストしましょう。例えば、問合せ獲得でイベント作成したのであれば、問合せ獲得後に表示されるWebページにイベントコードを貼り付けます。

 

Facebook広告のコンバージョン測定結果の確認方法

コンバージョン測定結果の確認するには下記設定が必要です。

手順1.広告マネージャー

手順1.広告マネージャー

引用元:Facebook Ads

コンバージョン測定の確認は広告マネージャーから行います。広告マネージャーの右上の「列パフォーマンス」を選択し「列をカスタマイズ」を選択します。

手順2.列をカスタマイズ

手順2.列をカスタマイズ

引用元:Facebook Ads

コンバージョンから作成したイベントを選択し、右下の「実行」を選択すれば完了です。

 

Facebook広告におけるコンバージョン測定結果の分析のポイント

Facebook広告におけるコンバージョン測定結果の分析のポイント

コンバージョン分析を行うためのポイントを紹介します。下記内容を参考に正しいコンバージョン分析を実施してみましょう。

POINT:クリック率とコンバージョン率を比較する

クリック率は高いがコンバージョン率が低い場合は、各指標の比較が必要です。クリック率はクリエイティブによって決まるといっても良いですが、コンバージョン率の低下は広告以外のところで問題が発生していると考えましょう。

例えば「LPのコンバージョンまでの導線が悪い」「商品自体に問題がある」などです。コンバージョンについて分析する時は他の指標と照らし合わせることで、どこに問題があるかを把握することが大事です。

POINT:CPAも考慮する

コンバージョン分析を実施する際は、コンバージョン単価(CPA、または獲得単価)も考慮する必要があります。CPAが低いことは良いことですが、低いCPAだけでは不十分であり、キャンペーンを成功させるには多数のコンバージョンが必要です。

実際、コンバージョン数が少なくCPAが低いということは、予算が少なくリーチが足りていない可能性もあります。CPAとコンバージョンは、常に連携して機能する2つの指標です。そのため、1つだけが良い数字を示していても、あまり意味がないということを考慮して分析を行いましょう。

POINT:別の分析ツールも併用する

正しいコンバージョン測定をするには、別の分析ツールとの併用が必要です。例えば、LP上のユーザー行動を分析するGoogleアナリティクス等があげられます。

Facebook広告マネージャーだけでは、詳細なコンバージョン分析は困難なので、別の分析ツールと併用するようにしましょう。

 

Facebook広告のコンバージョン計測に関するQ&A

コンバージョン計測におけるQ&Aを紹介します。

Q.GoogleアナリティクスでもFacebook広告のCV測定結果を確認することは可能?

GoogleアナリティクスでFacebook広告のコンバージョンを測定することは可能です。媒体を区別するためのパラメーターを作成した上で、GoogleアナリティクスとFacebook広告を紐づける設定を行うことで測定が可能となります。

※参考:Facebook広告の効果をGoogleアナリティクスで計測、分析する方法を下記記事にて紹介しています。

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Q.Facebook広告のコンバージョンをテストする方法は?

引用元:Facebook Ads

Facebookビジネスマネージャーのデータソース上でテストイベントを行うことで、コンバージョンが正しく計測できるか確認することが可能です。イベントページのURLを入力した上でコンバージョンを行うだけで確認が可能なので、不安な方は測定前に試してみましょう。

Q.Facebook広告のピクセルを複数設置することは可能?

Facebook広告のピクセルは基本的に1つのアカウントに対して1つしか作成できません。しかし、これは個人アカウントのみの場合です。Facebookビジネスマネージャアカウントを作成すれば、複数のピクセル作成が可能となります。

 

Facebook広告初心者は代理店に設定、運用依頼するのもおすすめ

Facebook広告初心者は代理店に設定、運用依頼するのもおすすめ

Facebook広告でコンバージョン分析を行うには、今回紹介したピクセル設置等の作業が発生します。これを初心者が実施するのは少しハードルが高いでしょう。もしインハウスでの設定・分析が困難であると判断した場合は、広告代理店に依頼することをおすすめします。

代理店に依頼することで、様々なメリットを得ることができます。

Facebook広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット

Facebook広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリットは下記の通りです。

 メリット1.広告運用に必要な作業を丸投げできる

代理店に依頼することで、広告運用に必要な作業を丸投げすることが可能です。今回のピクセル設置や、クリエイティブ作成、広告結果の分析作業等も代理店が実施してくれるため、自社の負担を減らすことができます。

 メリット2.広告効果が見込みやすい

当たり前ですが、代理店に依頼すると広告効果が見込みやすくなります。特にFacebookに特化している代理店に依頼をすれば、これまでに得たノウハウを元に最適な広告運用を行ってくれるでしょう。

 メリット3.急な仕様変更に対応できる

代理店に依頼すると急な仕様変更にも対応できます。特にFacebook広告では頻繁に仕様変更が行われます。近年でもクリエイティブ作成と関係のあるテキストルールについての仕様変更もありました。

Facebook広告は、母体がアメリカのため、仕様変更が発生しても詳細な情報が届きにくいといったデメリットがありますが、代理店に依頼をすれば重要な仕様変更があっても迅速に対応してくれます。

 

Facebook広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店

Facebook広告運用を代理店に依頼したいが、どの代理店が良いか分からないという方は下記代理店に問い合わせすることをおすすめします。下記代理店がおすすめな方と強みについて見ていきましょう。

株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブ

引用元:株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブは「広告運用代行」「ホームページ制作」「コンサルティング」等の事業を展開する代理店です。広告運用からアクセス分析その後のHP改善作業を一括で対応できるため、これからデジタルマーケティングに力を入れていきたい企業にピッタリの代理店です。

また、グラッドキューブでは薬機法医療法遵守広告代理店として認定もされているため、ガイドラインが厳しい医療や健康分野の企業にもおすすめできる代理店と言えます。

こんな方におすすめ

・デジタルマーケティングに力を入れていきたい
・医療や美容業界の広告出稿がしたい
・Facebook広告の認定資格を持った代理店に依頼したい

株式会社グラッドキューブの強み

株式会社グラッドキューブでは、Facebook広告運用の専門チームが設けられており「Facebook Marketing Partner」の認定資格をもったスタッフが広告運用を行ってくれるのが強みです。

また、ただ広告運用を行うだけではなく、KPI・KGI設定を行い企画段階からサポートしてくれるため、広告運用初心者でも成果の見込みやすい広告運用が可能となります。

株式会社グラッドキューブの概要

・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7
・URL:https://www.glad-cube.com/

※参考:下記の記事ではFacebook広告に強みをもつ代理店を特集しています。併せてご覧ください。

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Facebook広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール

Facebook広告を運用する方の中には、運用から分析改善までを全て自社で実施したいという方もいるでしょう。そんな方にピッタリなのが広告効果測定ツールです。今回は効果測定ツールの中でも特におすすめできるものを1つ紹介します。

Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、アジト株式会社が提供する広告効果測定ツールです。広告運用結果データの「抽出」「更新」「可視化」「集計」を自動で行うことで、広告運用担当者の負担を大きく軽減するツールとなっています。

Facebook広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

Facebook広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイントは下記の通りです。

 広告運用作業の負担軽減

Databeat Exploreを活用すると広告運用作業の負担軽減が可能です。インハウス運用の場合、定期的にFacebookマネージャーにログインし、レポートを手動で出力する作業が発生しますが、Databeat Exploreであればこの作業を自動で行います。

 最新の広告データの共有

Databeat Exploreを活用すると最新の広告データの共有が可能です。Databeat Exploreでは広告結果をGoogleスプレッドシート等のフォーマットへ自動で出力します。そのため広告担当者は何もしなくても、常に社内ネットワーク上で最新の広告データを共有することができます。

 Googleアナリティクスと連携が可能

Databeat Exploreでは、Googleアナリティクスと連携可能です。Googleアナリティクスと連携することで、ユーザーのLP上の行動などの分析も可能となり、自社のマーケティングのプラスとなります。

 

Facebook広告のレポート作成、レポート自動化については以下の記事でも詳しく解説しておりますので、あわせてご覧ください。
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まとめ

Facebook広告のコンバージョン完全ガイドを紹介しました。Facebook広告のCVRは他広告媒体と比べても高くなっています。これは他媒体にはない詳細なターゲティングによるものだと言えます。

Facebook広告でコンバージョンを最大化するには、コンバージョン測定が必須です。しかし、測定にはピクセルの設置作業が発生します。インハウスでのピクセル設置が困難な場合は、代理店を活用すれば初心者でも正確なコンバージョン測定が可能となります。

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