詳細なターゲティングができるFacebook広告のコンバージョンについて紹介しています。Facebook広告を運用する上で下記のようなお悩みはないでしょうか?
「Facebook広告のコンバージョン測定方法が分からない」
「カスタムコンバージョンの設定方法が知りたい」
「コンバージョン測定のコツが知りたい」
本記事では、Facebook広告を運用する企業担当者様へ向けてコンバージョンの「基礎知識」「測定方法」「測定のコツ」を紹介します。
- 1 Facebook広告の「コンバージョン」に関する基礎知識
- 2 Facebook広告のコンバージョンを最大化するための5つの運用ポイント
- 3 Facebook広告の効果的な運用にはコンバージョン測定がおすすめ
- 4 Facebook広告のコンバージョン計測設定の手順全体像
- 5 「Facebookピクセル」の作成・設置方法
- 6 Facebook広告のコンバージョン測定設定方法
- 7 Facebook広告のコンバージョン測定結果の確認方法
- 8 Facebook広告におけるコンバージョン測定結果の分析のポイント
- 9 Facebook広告のコンバージョン計測に関するQ&A
- 10 Facebook広告初心者は代理店に設定、運用依頼するのもおすすめ
- 11 Facebook広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店
- 12 Facebook広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール
- 13 まとめ
Facebook広告の「コンバージョン」に関する基礎知識
Facebook広告で正しい計測を行うには、まずコンバージョンについて理解する必要があります。はじめにFacebook広告におけるコンバージョンの基礎知識について学びましょう。
Facebook広告における「コンバージョン」とは?
コンバージョンとは、Webサイトにおける最終的な成果です。コンバージョンは広告出稿の目的により異なります。「商品購入」が自社のゴールであれば、これがコンバージョンとなりますし「問い合わせ獲得」がゴールであれば、これが自社のコンバージョンになるということです。
Facebook広告の平均コンバージョン率(CVR)
Facebook広告のCVRは平均で14.29%と非常に高い数値を誇っています。Googleリスティング広告の平均CVRは3.75%なので、他広告媒体よりも高い数値であることが分かります。しかし、業界によってこの数値には変動があります。業界別のFacebook平均CVRについて見ていきましょう。
業界 | 平均CVR |
---|---|
アパレル | 4.11% |
自動車 | 5.11% |
BtoB | 10.63% |
ビューティー | 7.10% |
消費者サービス | 9.96% |
教育 | 13.58% |
雇用と職業訓練 | 11.73% |
金融と保険 | 9.09% |
フィットネス | 14.29% |
リフォーム | 6.56% |
健康 | 11.00% |
産業サービス | 0.71% |
法的 | 5.60% |
小売り | 3.26% |
旅行 | 2.82% |
引用元:Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry [Data]
CVRが高い他の業界は、教育(13.58%)、雇用と職業訓練(11.73%)、ヘルスケア(11.00%)、不動産(10.68%)、BtoB(10.63%)です。
ただし、小売、旅行、ホスピタリティ、テクノロジーなどの業界は、Facebook広告からそれほど恩恵を受けていない可能性があり、その結果、コンバージョン率は低くなっています。
Facebook広告のコンバージョンを最大化するための5つの運用ポイント
Facebook広告のコンバージョン最大化のための5つの運用ポイントを紹介します。測定前にまずはコンバージョンを最大化させる運用のポイントを理解しておきましょう。
1.ターゲティングを理解する
コンバージョン最大化のためには、Facebook広告のターゲティングについて理解する必要があります。Facebook広告は運用型広告の中でも特にターゲティングが優れています。主に利用するターゲティングは下記3つです。
種類 | 詳細 |
---|---|
コアオーディエンス | ユーザ属性からターゲティング |
カスタムオーディエンス | すでに関心のあるユーザーをターゲティング |
類似オーディエンス | CV済みユーザーに類似したユーザーにターゲティング |
「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」に関しては、データがある程度必要となるため、はじめは「コアオーディエンス」にて広告出稿を重ねて、コンバージョンやユーザーデータを獲得していきましょう。
2.カスタムオーディエンスを活用
店舗ビジネス等を展開している事業者やユーザーリストを保有している企業は、カスタムオーディエンスを活用するとコンバージョンを最大化できます。カスタムオーディエンスとは、既に自社と関わりがあるユーザーに対して広告出稿するターゲティングです。
例えば、ユーザーのメールアドレスをFacebookにアップロードすると、Facebookまたは、Instagram上からそのユーザーを見つけてリストを作成してくれる機能です。こちらを活用し、広告出稿することで、さらにコンバージョンの獲得が見込めます。
3.類似オーディエンスの活用
コアオーディエンスでデータ収集した後は、類似オーディエンスを活用しましょう。類似オーディエンスは既にコンバージョン済みのユーザーと似たユーザーを新たに見つけ出すターゲティングです。
コアオーディエンスをターゲティングとした広告出稿である程度コンバージョンが見込めたら、そのユーザーデータを元に類似オーディエンスを作成します。
類似オーディエンスでは、「コンバージョン達成済みのユーザー」と属性や趣味趣向が似たユーザーリストを自動的に作成します。類似するユーザーへ広告を配信することで、コアオーディエンスよりもコンバージョンが見込みやすいユーザーに対しての広告配信を実現することができます。
4.自動配置の使用
Facebook広告でコンバージョンを最大化するには、自動配置の使用がおすすめです。Facebook広告では「Instagram」「メッセンジャー」「ニュースフィード」などさまざまな配信面がありますが、広告運用初心者の場合、どの配置が最適か判断するのは難しいでしょう。
しかし、Facebook広告では「自動配置」をオンに設定するだけで、コンバージョンが見込みやすい配置へ広告を表示してくれます。
5.ABテストを行う
コンバージョンを最大化するには、ABテストが必要です。自社の商品に合ったフォーマットやターゲットというのはテストをしてみないと把握できません。
また、同じオーディエンスに対してクリエイティブのさまざまなバリエーション(写真とビデオ、さまざまなメッセージング)をテストし、どのFacebook広告が良い結果をもたらすかを確認し、最小のコストで最大の結果が得られるようにスケーリングすることが大事です。
A/Bテストは、バナーやウェブサイト、広告文などを最適化するために行うテストです。特定の要素が違うAパターンとBパターンの広告を用意して、同じ条件の元で配信することでその違いを見極めるときに使われます。 ウェブ広告の担当者であれば、一[…]
Facebook広告の効果的な運用にはコンバージョン測定がおすすめ
Facebook広告を効果的に運用するには、コンバージョン測定を行う必要があります。コンバージョン測定することで様々なメリットを得ることができるためです。具体的なメリットについて見ていきましょう。
Facebook広告のコンバージョン測定の3つのメリット
Facebook広告のコンバージョン測定の3つのメリットは下記の通りです。
1.広告効果が向上しやすい
コンバージョン測定すると広告効果が向上しやすくなります。毎月どれくらいのコンバージョンを達成しているか把握することで課題を見つけ、改善するといった運用が可能になるためです。PDCAを回すとも言いますが、これはコンバージョンを測定していないとできません。
Facebook広告は費用対効果が高いと言われていますが、自社では効果が上がらないとお困りの広告担当者はいらっしゃいませんか? 効果が上がらない原因を突き止めて広告を改善するには、PDCAを回していくことが大切です。しかし、実際にどの[…]
2.費用対効果が高くなる
コンバージョンを測定すると費用対効果が高くなります。Facebook広告では、CPA(1コンバージョンごとの単価)を目安として広告運用を行います。
CPAを算出するにはコンバージョン測定は必須となります。CPAを把握していないと費用対効果が悪い原因も追及できないためコンバージョン測定は必須と言えます。
3.類似オーディエンスが作成できる
コンバージョン測定をすると類似オーディエンスを作成することが可能です。先ほども紹介しましたが類似オーディエンスはコンバージョン済みのユーザーと類似したユーザーがFacebook上から見つけるオーディエンスです。このリストを作成するにはコンバージョン測定の設定が必須となります。
Facebook広告で測定できるコンバージョンの種類
引用元:Facebook Ads
Facebook広告では、認知、検討、コンバージョンと3つの目的が用意されていますが、この中で測定が可能なのは「コンバージョン」のみになっているので注意が必要です。
Facebook広告のコンバージョン計測設定の手順全体像
Facebook広告のコンバージョン計測設定の手順全体像を紹介します。
STEP1:Facebookピクセル(タグ)の生成、設置
はじめにピクセルの取得と設置をします。
STEP2:コンバージョン設定
自社の目的をコンバージョンとして設定します。自社で何をゴールとするかでコンバージョン測定の設定が変わってくるので、現時点で明確にしておきましょう。
STEP3:測定結果の確認
測定結果がFacebook広告マネージャー上で反映されているか確認します。
「Facebookピクセル」の作成・設置方法
コンバージョン測定する方は下記内容を参考に準備を行いましょう。
「Facebookピクセル」とは?
引用元:Facebook Ads
FacebookピクセルはFacebook広告のコンバージョン測定に必要な計測タグです。ピクセルを自社ホームページに設置することでコンバージョンの測定が可能となります。
「Facebookピクセル」の生成手順
「Facebookピクセル」の生成手順は下記の通りです。
手順1.Facebookビジネスマネージャー立ち上げ
引用元:Facebook Ads
Facebookビジネスマネージャー立ち上げて「ビジネス設定」→「データソース」→「ピクセル」を選択し「追加」を選択します。
手順2.URL入力
引用元:Facebook Ads
任意のピクセル名と、自社ホームページのURLを記入し、右下の「次へ」を選択します。
手順3.設定方法選択
引用元:Facebook Ads
今すぐ設定を選択すれば完了です。
Facebookピクセルの設置方法
下記2つの設置方法から自社に合ったものを選定しましょう。
1.Facebookピクセル(タグ)をサイトに直接設置
1つ目の方法は、自分でHTMLファイルにピクセルを設置する方法です。上記手順で発行したピクセルをHTMLファイルにペーストするだけなので、非常に簡単に設置できるのがメリットです。しかし、HTMLファイルを自社で修正できない場合はこの方法での設置が不可となります。
2.Google Tag Managerを活用した設置
2つ目の方法は、Google Tag Managerを利用する方法です。Google Tag Manageであれば、HTMLファイルに触れることなくピクセル設置が可能です。
しかし、事前にアカウント作成やGoogle Tag Manager上に自社ホームページを紐づけるなどの工程が発生するため、直接タグ設置よりも手間がかかるのがデメリットです。
直接設置手順
直接タグ設置の手順は下記の通りです。尚、この手順は「Facebookピクセル」の生成後に続けて実施する流れとなります。
手順1.手動を選択
引用元:Facebook Ads
手動でコード追加を選択します。
手順2.コードをインストール
引用元:Facebook Ads
ベースコードが発行されるのでコピーします
手順3.HTMLファイルにペースト
自社ホームページHTMLファイルの<head>要素内にベースコードをペーストします。尚、このベースコードは全てのHTMLファイルにペーストする必要があります。
Google Tag Manager(GTM)を活用した設置手順
下記手順方法はGoogle Tag Manager(GTM)のアカウント作成を終了している体の紹介となるので、まだアカウントを作成していない方はこちらから作成した上でタグ設置をしてください。
手順1.ベースコード発行
引用元:Facebook Ads
Facebookビジネスマネージャー上でベースコードを発行します。
手順2.Google Tag Managerを立ち上げ
Google Tag Manager(GTM)を立ち上げて「新しいタグ」を選択します。
手順3.タグタイプの選択
タグタイプ「カスタムHTML」を選択します。
手順4.ベースコードをペースト
手順1で作成した、コードをカスタムHTML上にペーストします。
手順5.保存
任意のトリガーを設定して、右上の保存を選択すればGoogle Tag Manager(GTM)でのタグ設置完了です。トリガーは計測発生条件のため、特に指定がない場合は「All Pages」でOKです。
タグ設置の注意点
直接タグ設置、Google Tag Manager(GTM)いずれの方法でも、Facebookビジネスマネージャーの開設が必要となります。Facebookビジネスマネージャーとは、Facebookページや広告用アカウントを複数管理できるツールです。
まだ、Facebookビジネスマネージャーを開設していない方はこちらから、アカウントを作成しておきましょう。
Facebook広告を作成・配信するためには、専用の広告管理ツール「広告マネージャ」を使用します。Facebook広告をこれから始めようと考えている広告担当者の中には「使い方が難しいのではないのだろうか?」と不安に感じている方もいらっしゃる[…]
Facebook広告のコンバージョン測定設定方法
続いて、コンバージョン測定の詳細設定方法を紹介します。こちらの設定が完了すればコンバージョン測定が可能となります。
Facebook広告のコンバージョン測定設定方法の種類
コンバージョン測定方法には2つの方法があります。下記違いを理解した上で設定を行いましょう。
1.標準イベント
標準イベントは、Facebookが定めるコンバージョンの定義です。Facebookでは「商品購入」「問い合わせ獲得」等のイベントが13種類設けられており、このイベントから自社のコンバージョンに合ったものを事前に選択し設定することで正確なコンバージョン測定が可能になります。
2.カスタムコンバージョン
標準イベントに自社に合ったコンバージョンがない場合は、カスタムコンバージョンを活用します。例えば、ホームページを上部から下部まで100%スクロールするといったようなニッチなアクションをコンバージョンとする場合は、このカスタムコンバージョンを作成します。
標準イベントのコンバージョン測定設定手順
イベントの設定はベースコード発行後に行う方法です。ベースコードをホームページにペーストしてから下記手順でイベントを作成しましょう。
手順1.イベント設定
引用元:Facebook Ads
「イベントコードを手動で追加」を選択します。
手順2.カテゴリ選択
引用元:Facebook Ads
ビジネスカテゴリを選択します「Eコマース」「専門サービス」などのカテゴリから自社に合ったものを選定します。
手順3.イベントコードをコピー
引用元:Facebook Ads
Eコマースであれば「商品購入」「カート追加」など更に詳細なカテゴリが表示されます。このコードをベースコード直下にペーストします。
カスタムコンバージョンでのコンバージョン測定設定手順
標準イベントに自社に合ったコンバージョンがない場合は、下記方法でイベントを作成します。
手順1.イベントマネージャー
引用元:Facebook Ads
イベントマネージャーを立ち上げて、右上の「作成」→「カスタムコンバージョン作成」を選択します。
手順2.カスタムコンバージョン作成
引用元:Facebook Ads
下記項目を記入します。
項目 | 記入内容 |
---|---|
名前・説明 | 任意の名前 |
データソース | 元となるピクセル |
最適化のための標準イベントを選択 | 1番近い標準イベントを選択 |
ルール | カスタムコンバージョンのルールを入力 |
記入が終わったら右下の「作成」を選択すればカスタムコンバージョン作成完了です。
Facebook広告はターゲティングの精度が高く、狙った人に広告が配信されやすいのが特徴です。Facebook広告の効果を最大限にするためには、Facebookピクセルを利用したカスタムコンバージョンの利用も必要です。 とはいえ、Fa[…]
Facebook広告のコンバージョン測定設定の際の注意点
イベントコードはサンクスページのみにペーストしましょう。例えば、問合せ獲得でイベント作成したのであれば、問合せ獲得後に表示されるWebページにイベントコードを貼り付けます。
Facebook広告のコンバージョン測定結果の確認方法
コンバージョン測定結果の確認するには下記設定が必要です。
手順1.広告マネージャー
引用元:Facebook Ads
コンバージョン測定の確認は広告マネージャーから行います。広告マネージャーの右上の「列パフォーマンス」を選択し「列をカスタマイズ」を選択します。
手順2.列をカスタマイズ
引用元:Facebook Ads
コンバージョンから作成したイベントを選択し、右下の「実行」を選択すれば完了です。
Facebook広告におけるコンバージョン測定結果の分析のポイント
コンバージョン分析を行うためのポイントを紹介します。下記内容を参考に正しいコンバージョン分析を実施してみましょう。
POINT:クリック率とコンバージョン率を比較する
クリック率は高いがコンバージョン率が低い場合は、各指標の比較が必要です。クリック率はクリエイティブによって決まるといっても良いですが、コンバージョン率の低下は広告以外のところで問題が発生していると考えましょう。
例えば「LPのコンバージョンまでの導線が悪い」「商品自体に問題がある」などです。コンバージョンについて分析する時は他の指標と照らし合わせることで、どこに問題があるかを把握することが大事です。
POINT:CPAも考慮する
コンバージョン分析を実施する際は、コンバージョン単価(CPA、または獲得単価)も考慮する必要があります。CPAが低いことは良いことですが、低いCPAだけでは不十分であり、キャンペーンを成功させるには多数のコンバージョンが必要です。
実際、コンバージョン数が少なくCPAが低いということは、予算が少なくリーチが足りていない可能性もあります。CPAとコンバージョンは、常に連携して機能する2つの指標です。そのため、1つだけが良い数字を示していても、あまり意味がないということを考慮して分析を行いましょう。
POINT:別の分析ツールも併用する
正しいコンバージョン測定をするには、別の分析ツールとの併用が必要です。例えば、LP上のユーザー行動を分析するGoogleアナリティクス等があげられます。
Facebook広告マネージャーだけでは、詳細なコンバージョン分析は困難なので、別の分析ツールと併用するようにしましょう。
Facebook広告のコンバージョン計測に関するQ&A
コンバージョン計測におけるQ&Aを紹介します。
Q.GoogleアナリティクスでもFacebook広告のCV測定結果を確認することは可能?
GoogleアナリティクスでFacebook広告のコンバージョンを測定することは可能です。媒体を区別するためのパラメーターを作成した上で、GoogleアナリティクスとFacebook広告を紐づける設定を行うことで測定が可能となります。
※参考:Facebook広告の効果をGoogleアナリティクスで計測、分析する方法を下記記事にて紹介しています。
主要SNSとして世界的に有名なFacebook。国内の利用者は2600万人を超えていると言われています。Facebook広告は実名制度を使用していることを活かした、精度の高いターゲティングが可能であることが特徴です。 写真や動画をはじ[…]
Q.Facebook広告のコンバージョンをテストする方法は?
引用元:Facebook Ads
Facebookビジネスマネージャーのデータソース上でテストイベントを行うことで、コンバージョンが正しく計測できるか確認することが可能です。イベントページのURLを入力した上でコンバージョンを行うだけで確認が可能なので、不安な方は測定前に試してみましょう。
Q.Facebook広告のピクセルを複数設置することは可能?
Facebook広告のピクセルは基本的に1つのアカウントに対して1つしか作成できません。しかし、これは個人アカウントのみの場合です。Facebookビジネスマネージャアカウントを作成すれば、複数のピクセル作成が可能となります。
Facebook広告初心者は代理店に設定、運用依頼するのもおすすめ
Facebook広告でコンバージョン分析を行うには、今回紹介したピクセル設置等の作業が発生します。これを初心者が実施するのは少しハードルが高いでしょう。もしインハウスでの設定・分析が困難であると判断した場合は、広告代理店に依頼することをおすすめします。
代理店に依頼することで、様々なメリットを得ることができます。
Facebook広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット
Facebook広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリットは下記の通りです。
メリット1.広告運用に必要な作業を丸投げできる
代理店に依頼することで、広告運用に必要な作業を丸投げすることが可能です。今回のピクセル設置や、クリエイティブ作成、広告結果の分析作業等も代理店が実施してくれるため、自社の負担を減らすことができます。
メリット2.広告効果が見込みやすい
当たり前ですが、代理店に依頼すると広告効果が見込みやすくなります。特にFacebookに特化している代理店に依頼をすれば、これまでに得たノウハウを元に最適な広告運用を行ってくれるでしょう。
メリット3.急な仕様変更に対応できる
代理店に依頼すると急な仕様変更にも対応できます。特にFacebook広告では頻繁に仕様変更が行われます。近年でもクリエイティブ作成と関係のあるテキストルールについての仕様変更もありました。
Facebook広告は、母体がアメリカのため、仕様変更が発生しても詳細な情報が届きにくいといったデメリットがありますが、代理店に依頼をすれば重要な仕様変更があっても迅速に対応してくれます。
Facebook広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店
Facebook広告運用を代理店に依頼したいが、どの代理店が良いか分からないという方は下記代理店に問い合わせすることをおすすめします。下記代理店がおすすめな方と強みについて見ていきましょう。
株式会社グラッドキューブ
引用元:株式会社グラッドキューブ
株式会社グラッドキューブは「広告運用代行」「ホームページ制作」「コンサルティング」等の事業を展開する代理店です。広告運用からアクセス分析その後のHP改善作業を一括で対応できるため、これからデジタルマーケティングに力を入れていきたい企業にピッタリの代理店です。
また、グラッドキューブでは薬機法医療法遵守広告代理店として認定もされているため、ガイドラインが厳しい医療や健康分野の企業にもおすすめできる代理店と言えます。
こんな方におすすめ
・デジタルマーケティングに力を入れていきたい
・医療や美容業界の広告出稿がしたい
・Facebook広告の認定資格を持った代理店に依頼したい
株式会社グラッドキューブの強み
株式会社グラッドキューブでは、Facebook広告運用の専門チームが設けられており「Facebook Marketing Partner」の認定資格をもったスタッフが広告運用を行ってくれるのが強みです。
また、ただ広告運用を行うだけではなく、KPI・KGI設定を行い企画段階からサポートしてくれるため、広告運用初心者でも成果の見込みやすい広告運用が可能となります。
株式会社グラッドキューブの概要
・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7
・URL:https://www.glad-cube.com/
※参考:下記の記事ではFacebook広告に強みをもつ代理店を特集しています。併せてご覧ください。
Facebook広告の運用を自社で行えない際に活用してもらいたいのが「Facebook広告運用代行」です。Facebook広告の運用代行を利用すれば、自社に広告部署がなくても広告運用が可能になります。 本記事ではFacebook広告の[…]
Facebook広告の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール
Facebook広告を運用する方の中には、運用から分析改善までを全て自社で実施したいという方もいるでしょう。そんな方にピッタリなのが広告効果測定ツールです。今回は効果測定ツールの中でも特におすすめできるものを1つ紹介します。
Databeat Explore
Databeat Exploreは、アジト株式会社が提供する広告効果測定ツールです。広告運用結果データの「抽出」「更新」「可視化」「集計」を自動で行うことで、広告運用担当者の負担を大きく軽減するツールとなっています。
Facebook広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
Facebook広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイントは下記の通りです。
広告運用作業の負担軽減
Databeat Exploreを活用すると広告運用作業の負担軽減が可能です。インハウス運用の場合、定期的にFacebookマネージャーにログインし、レポートを手動で出力する作業が発生しますが、Databeat Exploreであればこの作業を自動で行います。
最新の広告データの共有
Databeat Exploreを活用すると最新の広告データの共有が可能です。Databeat Exploreでは広告結果をGoogleスプレッドシート等のフォーマットへ自動で出力します。そのため広告担当者は何もしなくても、常に社内ネットワーク上で最新の広告データを共有することができます。
Googleアナリティクスと連携が可能
Databeat Exploreでは、Googleアナリティクスと連携可能です。Googleアナリティクスと連携することで、ユーザーのLP上の行動などの分析も可能となり、自社のマーケティングのプラスとなります。
Facebook広告は、詳細なターゲティングが特徴で成果が見込みやすい運用型広告ですが、レポート分析が必須となります。レポート分析は、企業にとって有益なヒントを得るきっかけとなり、広告パフォーマンス改善に繋がります。 しかし、Face[…]
まとめ
Facebook広告のコンバージョン完全ガイドを紹介しました。Facebook広告のCVRは他広告媒体と比べても高くなっています。これは他媒体にはない詳細なターゲティングによるものだと言えます。
Facebook広告でコンバージョンを最大化するには、コンバージョン測定が必須です。しかし、測定にはピクセルの設置作業が発生します。インハウスでのピクセル設置が困難な場合は、代理店を活用すれば初心者でも正確なコンバージョン測定が可能となります。