「インスタグラム広告の運用を検討しており、CPM課金の仕組みやCPM(インプレッション単価)の費用相場について知りたい」「クリック型のCPC課金との違いは何だろう?」とお悩みではないでしょうか。
この記事では、そのような方に向けてインスタグラム広告のCPM課金の仕組みやCPMの費用相場、CPC課金との違いなどCPM課金の基礎を徹底解説します。また基礎を説明したあとには、どのようにCPMをはじめとしたインスタグラム広告の費用を下げ、運用効果を最大化していくのかなど具体的な運用方法についてもご紹介します。
インスタグラム広告のCPMにご興味がある方は、ぜひ最後までご覧ください。
- 1 まずは押さえておきたいインスタグラム広告の基本
- 2 インスタグラム広告のインプレッション単価(CPM)や入札単価の費用相場、仕組みについて詳しく解説
- 3 インスタグラム広告のインプレッション単価が高くなってしまう主な3つの原因
- 4 インスタグラム広告のインプレッション単価を下げる、またはCPMを抑えつつ効果を最大化する5つのTIPS
- 5 CPMの抑制、費用対効果の最大化ならインスタグラム広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!
- 6 インスタグラム広告の運用を代理店に依頼する際の費用
- 7 費用を抑えたインスタグラム広告運用が実現できるおすすめ代理店3選
- 8 インスタグラム広告の効果検証におすすめの広告レポート自動化ツール
- 9 まとめ
まずは押さえておきたいインスタグラム広告の基本
まずはインスタグラム広告の基本を押さえましょう。この章では、インスタグラム広告とはどのような広告なのかについて解説します。
インスタグラム広告とは?
引用元:Instagram
インスタグラム広告とは、Facebook社運営の写真・動画投稿アプリ(SNS)「インスタグラム」にて、広告出稿する広告形式を指します。
ひとえにインスタグラム広告と言っても、その種類は下記の6種類あります。
- 写真広告:1枚の画像とテキストで構成されるもの
- 動画広告:動画とテキストで構成されるもの
- カルーセル広告:最大10枚まで画像や動画を掲載できるもの
- コレクション広告:カタログ式の広告
- ストーリーズ広告:「ストーリーズ機能」に出稿できるもの
- 発見タブ広告:「発見タブ」に出稿できるもの
それぞれの手法の相違点については上述したとおりです。いずれの形式であっても共通することは、極めて精度の高いターゲティングを行えることです。
ハイレベルなシステムにより、展開する自社商品やサービスを利用する見込みのあるユーザーに絞って、広告出稿が可能です。例えば「20代女性コスメ」や「猫好きの人」などユーザーの属性や趣味嗜好を指定できます。
このような広告システムにより、広告の無駄うちをせずにすみ、費用対効果が高いのがインスタグラム広告の特徴です。
インスタグラム広告の課金方法
インスタグラム広告の課金方法は、下記の4種類です。
・CPI課金(アプリインストール課金)
CPI課金(Cost Per Install)は、アプリがインストールされるたびに費用が発生する形式です。この特徴のとおり、自社製品のアプリのダウンロード数を増やしたい方におすすめの手法です。
アプリインストールに特化している反面、ダウンロード後のユーザーの広告クリック率やCV率が低ければ、費用対効果の悪い手法となってしまいます。
このためアプリ内のコンテンツ・ユーザー満足度の追及が必須となります。
・CPC課金(クリック課金)
CPC課金(Cost Per Click)は、広告がクリックされるたびに費用が発生する形式です。この特徴から、CPCは余計な費用が発生しづらく、コストパフォーマンスを重視される方におすすめです。
一方ターゲティングが不明瞭で、販売ページに懸念点がある場合はあまりおすすめできません。例えばインスタグラムに掲載の広告文言が魅力的で、不特定多数のユーザーをページに遷移できたとしましょう。
その際に「文言に惹かれてクリックしたけれど、自分とは関係ない/この商品は微妙そう」とユーザーに離脱されてしまえば、広告コストが高くついてしまうのです。
Instagram広告には複数の課金方式があります。その中でも特に費用対効果が高い運用に最適なのが、クリック課金方式です。 ターゲットとなるユーザーにだけ広告費をかけることができるのがクリック課金制の特徴でもありますが、Instagr[…]
・CPM課金(インプレッション課金)
CPM課金(Cost Per Mille)は、広告がインスタグラムのフィード内に1,000回表示(リーチ)されるたびに費用が発生する広告形式です。CPM課金は、商品やサービス、会社の認知度向上やブランディングをしたい方におすすめの手法です。
CPM課金は、クリックやインストールではなく、アクセス獲得に特化した広告プランとして提供されています。広告費用の算出がしやすく、「〇〇人のユーザーに自社商品を認知してもらいたい。そのための費用は△△円」と事前に目標設定を立てやすくなっていることもその特徴の1つです。
なお認知獲得には効果的な一方で、クリック獲得やCV獲得にはあまり向かない手法となっています。
・CPV課金(動画再生課金)
CPV課金(Cost Per View)は、動画が再生されるたびに費用が発生する形式です。ファッションや美容など、視覚的に訴求したほうが自社製品・サービスの魅力が伝わりやすい商材の宣伝に適しています。
一方ビジュアル面での訴求効果の高い広告といえども、動画の出来具合によっては収支が合わない結果となるでしょう。また内容によってはブランドイメージを損ねる可能性があります。
このためブランドイメージにあったクオリティの高い動画を用意できない場合には、おすすめできません。
インスタグラム広告ではインプレッション課金が主流
インスタグラム広告ではインプレッション課金(CPM課金)が主流となっています。その理由は、CPM課金では広告のクリック率が増すごとにクリック単価が割安になり、コストパフォーマンスが高くなるためです。
例としてCPC課金と比較してみましょう。
下記は、双方を単価100円で比較したものです。
・クリック率0.1%以下(0.08%)の場合
CPC課金:50,000(インプレッション)×0.0008×100円=4,000円
CPM課金:50,000(インプレッション)÷1,000(インプレッション)×100円=5,000円
・クリック率0.1%以上(0.8%)の場合
CPC課金:50,000(インプレッション)×0.008×100円=40,000円
CPM課金:50,000(インプレッション)÷1,000(インプレッション)×100円=5,000円
クリック率が0.08%のときは、CPM課金よりもCPC課金のほうが1,000円割安でした。しかし0.8%で換算をした場合、35,000円もCPM課金のほうが割安となったのです。
当然クリック率を上げるために試行錯誤する必要はありますが、良質な広告を出稿できれば、CPM課金は低いコストで多くのアクセス獲得が実現可能なのです。
なお、CPM課金で広告出稿する際には、インプレッション単価(CPM)が重要指標となります。詳細は次の章で解説しますが、CPMが高くなるほど費用対効果は悪くなり、低くなるほど費用対効果は良くなります。
インスタグラム広告が効果を発揮するシーン
インスタグラム広告は、18~29歳の若年層向けの商材を展開する事業主が、それらの属性にリーチする際にその真価を発揮します。Instagram公式が2019年のイベントにて公開した資料「#IGDAYTOKYO2019 日本でInstagramが愛される理由」によると、18-29歳の若年層のインスタグラム利用時間は、他サービスを大きく出し抜いていることがわかっています。ユーザーの利用時間が長くなればなるほど、アプローチできる機会もそれに比例して高まります。このため18~29歳の若年層向けに事業を展開する際に、インスタグラムでの広告運用がその真価を発揮するのです。
インスタグラム広告のインプレッション単価(CPM)や入札単価の費用相場、仕組みについて詳しく解説
この章では、インスタグラム広告のインプレッション単価(CPM)や入札単価の費用相場、仕組みについて見ていきましょう。
そもそも、インプレッション単価(CPM)とは?
インプレッション単価(CPM)とは、インスタグラムのフィード内に広告が1,000回表示されるのにかかった平均費用を指します。例えば1,000回表示されるのに500円かかった場合、CPMは500円です。
クリック単価(CPC)とインプレッション単価(CPM)の違い
クリック単価(CPC)は、広告1クリックあたりの平均費用を指します。一方でインプレッション単価(CPM)は、広告が1,000回表示されるのにかかった平均費用を意味します。
インスタグラム広告のインプレッション単価(CPM)はどうやって決まる?
インプレッション単価(CPM)は、下記の計算式によって算出されます。
CPM=広告費用÷表示回数×1,000
例えば、広告費用が100,000円、表示回数が400,000回であったとしましょう。この場合は次のとおりです。
CPM=100,000円÷400,000回×1,000=250円
CPMは基本的にオークション形式で入札が行われるため、競合の入札状況によって値が変動します。また広告内容やターゲティング設定によっても同様です。
ターゲットを狭く絞れば絞るほど、競合との入札競争が激しくなり、CPMは上がります。一方でターゲットを広くとれば、競合との競り合いが落ち着き、CPMは下がる傾向にあります。
ただCPMは、広告プラットフォーム側のアルゴリズムに依存するため、不透明な部分が多くなっているのも実状です。
インスタグラム広告の平均インプレッション単価(CPM)と他媒体との比較
インスタグラム広告の平均インプレッション単価(CPM)は、1,000回あたり500~1,000円となっています。
【参考】他のSNS広告の平均インプレッション単価(CPM)
その他のSNS広告での平均インプレッション単価(CPM、1000回あたり)は、おおむね下記のとおりです。
- Facebook広告:200~800円
- Twitter広告:400円~650円
- TikTok広告:100円~600円
- LINE広告:400円~650円
Instagram広告のCPMは1,000回あたり500円~1,000円、Twitter広告では1,000回あたり400円~650円です。Twitter広告のほうが料金が安くなっていることがわかります。
実際にどれくらい表示される?インスタグラム広告の平均インプレッション数
インスタグラム広告の平均インプレッション数は、広告費次第で変動します。広告費が多ければ多いほど、ユーザーに広告が表示される回数が上がります。
インプレッション単価(CPM)と共にチェックしたい「入札単価」とは?
インスタグラムで広告出稿をする際の入札単価とは、オークションの希望金額です。指定した金額をもとに、競合の入札状況やその他アルゴリズムの影響を受けて、最終的な広告出稿価格が決定します。
入札単価とインプレッション単価の違い
入札単価とは、オークションの希望価格を指します。インプレッション単価は落札された(実際に広告出稿が決定された)価格を指します。
インスタグラム広告の入札単価の特徴
インスタグラム広告での平均入札単価は、課金形式によって異なります。各形式の平均単価は下記のとおりです。
- クリック課金(CPC):40~100円
- インプレッション課金(CPM):500~1,000円
- アプリインストール課金(CPI):100~250円
- 再生数課金(CPV):4~7円
またインスタグラム広告では、下記5つの入札設定ができます。
- 最小単価:指定した予算のなかでコンバージョンの最大化を図る
- バリュー最大化:複数種類の商品を販売する場合、そのなかでもっとも高い商品の広告を優先配信する
- 平均目標達成単価上限:オークションの状況に関係なく、入札単価を平均額以下に抑える
- 最小ROAS:自社の理想の広告費用対効果を設定し、それを重視した運用をする
- 入札価格上限:機械での自動入札ではなく、手動で入札金額の上限を設定する(中・上級者向け)
インスタグラム広告のインプレッション単価が高くなってしまう主な3つの原因
ここからは、インスタグラム広告のインプレッション単価が高くなってしまう主な3つの原因について解説します。
- オークションの競争が激しい領域で出稿している
- クリック率が低い
- 広告関連度診断の評価が低い
原因1:オークションの競争が激しい領域で出稿している
CPMは、オークションの入札状況によって変動します。例えばターゲットを狭く絞れば絞るほど、競合との入札競争が激しくなり、CPMは上がる傾向にあります。
またターゲティングを絞りすぎていない場面でも、人気がある領域では同様です。
原因2:クリック率が低い
クリック率の低さもCPM低下原因の1つです。CPMはクリック率が上がるほど割安となる一方で、クリック率が下がれば下がるほど割高となってしまいます。
原因3:広告関連度診断の評価が低い
広告関連度診断の評価が低い場合もCPMが下がります。広告関連度診断とは、プラットフォーム側が提供する広告の質の診断基準です。この診断は、下記3つの要素が判断基準となり、機械によって自動測定されます。
これらが低いとCPMが上がります。
* 品質ランキング: ターゲット層が同じ広告と比較したときの感性品質を表します。
* エンゲージメント率ランキング: ターゲット層が同じ広告と比較したときの予測エンゲージメント率を表します。
* コンバージョン率ランキング: ターゲット層と最適化の目的が同じ広告と比較したときの予測コンバージョン率を表します。引用元:Facebook 公式
インスタグラム広告のインプレッション単価を下げる、またはCPMを抑えつつ効果を最大化する5つのTIPS
前章で紹介したインスタグラム広告においてCPMが高くなる原因をもとに、CPMを下げる具体的な方法をご紹介します。
- ターゲティングを狭くとりすぎない
- ユーザーにクリックされる広告を作成する
- 広告の品質を上げる
- 「キャンペーン予算の最適化」を設定する
- 「キャンペーン予算の最適化」で詳細な設定も加味する
1.ターゲティングを狭くとりすぎない
ターゲティングを狭くとりすぎないようにしましょう。競合の多い激戦区から身を引くことにより、CPMを下げられます。一方で商品販売を目的とする場合には、ターゲティングを広くとりすぎると、反応率が落ちてしまいます。
このためターゲットの広さ・狭さのバランスも見極めましょう。
⒉ユーザーにクリックされる広告を作成する
CPMはクリック率が上がるほど割安となりますので、ユーザーにクリックされる広告を作成しましょう。キャッチコピーやイラスト、動画などのブラッシュアップにより、広告のクリック率を上げられます。
3.広告の品質を上げる
広告の品質を上げましょう。先ほど「広告関連度診断の評価」の解説をしましたが、その項目(下記)はすべて広告の品質と関連があるものです。
ユーザー視点に立った広告や興味を引く広告作成により、これらの順位を高められます。ひいてはCPM低下につながるのです。
- 品質ランキング
- エンゲージメント率ランキング
- コンバージョン率ランキング
4.「キャンペーン予算の最適化」を設定する
「キャンペーン予算の最適化」を設定しましょう。広告配信の手続きを進めるなかで「予算設定」の項目がでてきますので、その際に画面中に表示されている「キャンペーン予算の最適化」をオンにしてください。
これにより作成した複数の広告のなかで、もっとも費用対効果の高いものを機械が自動で判別してくれます。なおこの設定を使用する際には、複数の広告を事前に用意(作成)しておく必要があります。
5.「キャンペーン予算の最適化」で詳細な設定も加味する
「キャンペーン予算の最適化」で詳細な設定も加味しましょう。当項目では、前章で説明した「最小単価」「最小 ROAS」といった詳細な設定も可能です。
これらを適切に活用することによっても、コストパフォーマンスを最適化できます。
CPMの抑制、費用対効果の最大化ならインスタグラム広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!
この章では、インスタグラム広告を代理店に依頼すると、どのような恩恵を受けられるのかをご紹介します。
インスタグラム広告の運用を代理店に依頼する3つのメリット
インスタグラム広告の運用を代理店に依頼するメリットは、下記の3つです。
- CPMの抑制が実現できる
- 自社人員に余裕がなくても運用ができる
- 外部からの意見を取り入れられる
これらについて見ていきましょう。
CPMの抑制が実現できる
インスタグラム広告の運用をプロに任せることにより、CPMの抑制が可能です。代理店は多数の会社のインスタグラム広告運用をサポートしているため、CPM抑制のノウハウが年々蓄積されていっているものです。
自社の場合、複数運用といえども数個の広告運用が限界でしょう。しかし多くの代理店では、少なくとも数十を超える代理運用経験があります。
このためインターネット上にはないCPM抑制ノウハウを持っている可能性が高く、CPMの抑制や費用対効果の最大化が期待できます。
自社人員に余裕がなくても質の高い運用ができる
「インスタグラム広告運用に興味があるけど、人手が少なく運用する余裕がない…」とお困りの場合にも、代理店の利用がおすすめです。シンプルな理由ではありますが、代理店に依頼をすれば、代わりに運用をしてくれるためです。
インスタグラム広告は確かに魅力的な広告媒体ですが、自社に余裕がない状態で運用をしても、なかなか成果はでません。このため、インスタグラム広告運用のプロに代行してもらうことにより、自社人員に余裕がなくても質の高い運用ができるのです。
外部からの意見を取り入れられる
外部からの意見を取り入れられるのも、代理店利用のメリットです。自社で運用している場合、運用戦略をひねり出すのにも限界があるでしょう。
そういった場合に、多くの業界・現場を見てきた運用のプロからの客観的なアドバイスが有効です。自社でどれだけ考えても気付けなかった自社の強みや弱みを見つけられたり、今までとは角度の違う戦略を見いだせたりします。
代理店の利用はこんな人に特におすすめ!
代理店の利用は下記の方におすすめです。
- CPMの抑制をしたい方
- 自社人員に余裕がない方
- 運用に行き詰まっている方
経験豊富な運用のプロとの提携により、上記の課題解決および、成果をだせるインスタグラム広告運用が実現できます。
インスタグラム広告の運用を代理店に依頼する際の費用
ここからは、インスタグラム広告の運用を代理店に依頼する際の費用について見ていきましょう。
広告代理店を利用してインスタグラム広告を運用する場合の費用の構造
広告代理店に依頼する際の費用構造は、下記のとおりです。
- 初期費用
- 広告費
- 代理店手数料
広告費については、広告費の数十%を代理店への報酬に割り当てる形となります。このため広告費は自社で使用する分だけではなく、代理店への報酬費用も考慮する必要があります。
広告代理店を利用してインスタグラム広告を運用する場合の費用の相場
広告代理店に依頼する際の費用相場は、下記のとおりです。
- 初期費用:0円~5万円程度
- 広告費:自社の予算次第
- 代理店手数料:広告費の20%/運用代行費5万円前後
代理店手数料については「広告費の〇%」以外の方法もあります。例えば5万円前後の運用代行費を支払う形式もあります。
代理店を利用する場合に手数料を抑えるポイント
代理店利用時の手数料を抑えるポイントは、下記の2つです。
- 手数料が相場より安い代理店に依頼する
- 運用実績のある代理店に依頼する
代理店のなかには、初期費用が0円であったり、代理店手数料が広告費の10%前後に抑えられていたりする会社もあります。こういったところへの依頼により、費用を抑えられます。
また運用実績のある代理店に依頼する場合も、手数料を抑えられます。実績のある代理店へ依頼する場合には、相場より安い価格での依頼は難しいかもしれません。
しかし、インスタグラム広告でしっかり成果を出してくれる(売上を立ててくれる)代理店に依頼をすれば、利益が生じます。その利益の度合いが高ければ高いほど、依頼時の支出は相対的に割安となるのです。
費用を抑えたインスタグラム広告運用が実現できるおすすめ代理店3選
この章では、費用を抑えたインスタグラム広告運用が実現できる代理店を3つご紹介します。いずれも成果を出すことに特化した代理店です。ある程度の投資費用はかかるものの、実力ある代理店に依頼し利益を上げれば、結果的に費用を抑えたインスタグラム広告運用が実現できます。
株式会社グラッドキューブ
引用元:株式会社グラッドキューブ
こんな方におすすめ
インスタグラム広告の改善策を思いつかず困っている方
株式会社グラッドキューブの強み
株式会社グラッドキューブは、Facebook社から正式に「Facebook Business Partners」の認定を受けている会社です。これにより、定期的に同社の担当者と打ち合わせ・情報交換が行われています。
また会社内にインスタグラム広告運用の専門チームが設けられており、担当者が貴社の状況に合わせて最適な案を提案してくれます。
これらの理由により、インスタグラム広告の改善策を思いつかず困っている方には、株式会社グラッドキューブへの依頼がおすすめです。
株式会社グラッドキューブの概要
- 料金体系:広告費成果を挙げるの20%(月間広告費25万円以上の会社が対象)
- 対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告/Twitter広告/YouTube広告/LINE広告/Amazon広告/アプリ広告
- 会社名:株式会社グラッドキューブ
- 本社所在地:〒541-0048 大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル 8F
- URL:https://corp.glad-cube.com/
株式会社ユニアド
引用元:株式会社ユニアド
こんな方におすすめ
成果を上げた実例を公表しているインスタグラム広告代理店にご依頼したい方
株式会社ユニアドの強み
株式会社ユニアドは、インスタグラム広告運用にとどまらず、さまざまなWEB広告運用を手掛ける広告代理店です。業界で名を上げており、2021年5月6日には朝日新聞に取材記事が掲載されました。
株式会社ユニアドのインスタグラム広告代理運用のLPでは、「Instagramへの広告配信でSNS合計CV153%アップ、CPA33%削減」との実績が公開されています。
このため、実際に運用代理で成果を出したことのある代理店に、安心を持って依頼したい方におすすめです。
株式会社ユニアドの概要
- 料金体系:初期費用5万円。運用費用は月額広告費の20%
- 対応可能な媒体:リスティング広告/Facebook広告/Instagram広告/LINE広告/YouTube広告
- 会社名:株式会社ユニアド
- 本社所在地:〒107-0052 東京都港区赤坂7-2-3 赤坂ジートルンクビル2F
- URL:https://www.uniad.co.jp/
株式会社イーナ
引用元:株式会社イーナ
こんな方におすすめ
インスタグラム広告を深く理解している代理店に依頼したい方
株式会社イーナの強み
株式会社イーナは、WEBマーケティング・WEBサイト構築・Eコマース事業を手掛ける大企業です。公式サイトでは、「実践成果主義」といった文言が大々的に打ち出されており、顧客企業で成果を出すことに強い意欲を抱いている企業です。
そんな株式会社イーナのインスタグラム広告運用のページでは、インスタグラムでの広告運用ノウハウが赤裸々に公開されています。それだけではありません。
インスタグラム利用者の年齢層や男女比、累計画像投稿数などの詳細なデータも公開されています。これらのことから、インスタグラムへの深い理解があることがうかがえます。
このため、インスタグラム広告を深く理解している代理店に依頼したい方には、株式会社イーナがおすすめです。
株式会社イーナの概要
- 料金体系:初期費用0円。運用代行費用は月間広告費の20%
- 対応可能な媒体:リスティング広告/ディスプレイ広告/Facebook広告/Instagram広告/LINE広告/アフィリエイト広告
- 会社名:株式会社イーナ
- 本社所在地:〒541-0051 大阪市中央区備後町3丁目4-9 輸出繊維会館2F
- URL:https://www.e-n-a.jp/
Instagram広告は、SNSの中でも特に若年層のユーザーを多く抱えている媒体です。リスティング広告などの検索連動型広告とは違ったターゲティングやリーチが獲得できることから、マーケティングに取り入れる企業も増えてきています。 Ins[…]
インスタグラム広告の効果検証におすすめの広告レポート自動化ツール
インスタグラム広告の効果検証におすすめの、広告レポート自動化ツールを紹介します。インスタグラム広告のCMP改善には、効果検証に基づいた改善策が必要です。
Databeat Explore
Databeat Exploreは、インスタグラム広告やGoogle広告などWEB広告の効果検証に役立つ広告レポート自動化ツールです。
インスタグラム広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
インスタグラム広告を運用するうえで役立つ、Databeat Exploreの活用ポイントを3つご紹介します。
- 簡単に共有できる
- リアルタイムでの予算や目標の管理ができる
- 難しい操作なくデータの自動収集が可能
簡単に共有できる
Databeat Exploreでは、これまでExcelで作成していた広告レポートを、Googleデータポータルへ移行ができます。これにより、作成した最新レポートの共有にかかる工数削減が可能です。
社内だけではなく、社外でも効果を発揮します。必要なタイミングですぐさま最新データを顧客に送信できる仕組みになっています。このため、これまでよりもスムーズな打ち合わせや情報共有が可能です。
リアルタイムでの予算や目標の管理ができる
Databeat Exploreでは、リアルタイムでの予算や目標の管理ができます。予算や目標をすぐに確認できる仕組みが整っていなければ、目標達成までの道筋があやふやとなり、目標達成確率が低下します。
しかし当ツールがあれば、ダッシュボードやBIツールなどで、リアルタイムでの予算や目標の確認・管理が可能です。これにより、これまでよりも予算管理の質や目標達成の可能性を高められます。
難しい操作なくデータの自動収集が可能
Databeat Exploreでは、難しい操作なくインスタグラム広告のデータの自動収集が可能です。ツールを使わず手動で行う場合は、労力が生じるだけでなく、操作ミスなどによるトラブルもつきものです。
また手動でデータ収集を行うにあたって、新しく管理を任せる人への指導コストなども生じます。しかし、当ツールがあれば、難しい操作なくデータ収集ができるため、現在の業務に負担をかけずに、広告運用の質の向上が図れます。
まとめ
当記事では、CPM課金・CPMに焦点を当てつつも、インスタグラム広告運用の全貌について網羅的に解説をしてきました。CPM課金は、4つの課金形式のなかでもっとも費用が安く、手軽に始めやすいものです。
しかし、闇雲に運用をして成果がだせるほど甘いものでもありません。そこで、今回ご紹介したCPMを下げる方法を実践してみてください。戦略的な運用により、成果のでるインスタグラム広告運用を行えます。
当記事の内容を参考に、ぜひCPM課金でのインスタグラム広告運用を始めてみてください。