バナー広告の費用がまるわかり!制作費用から掲載費用、代理店手数料まで詳しく解説

バナー広告の費用がまるわかり!制作費用から掲載費用、代理店手数料まで詳しく解説

バナー広告は、私たちがインターネットを利用している際、非常によく見かける広告のひとつです。

このバナー広告、実際に掲載しようと思った場合に、制作費用や掲載費用がどれくらい必要となるかご存じでしょうか。

今回こちらの記事では、これからバナー広告を初めて利用する方のために、バナー広告の制作費用から掲載費用、そしてバナー広告運用が可能な代理店の手数料まで詳しく解説していきます。

目次

バナー広告とは?

日本経済新聞

引用元:日本経済新聞

バナー広告とは、テキストや写真や画像を使って制作されたWEB上の広告です。上図は日本経済新聞の公式サイトですが、赤枠の部分がバナー広告となります。

 

バナー広告にまつわる「費用」の種類

バナー広告にまつわる「費用」の種類

まずはバナー広告に関わる費用についてどんな費用があるか見ていきましょう。本記事では、この3つの費用に関して詳しく解説をしていきます。

1:バナー広告の制作費用

バナー広告を掲載するためには、まず広告素材を制作しなくてはなりません。自社にデザイナーがいてバナー広告を制作できればコストを抑えられますが、そうした環境がない場合には制作会社などへ費用を支払って依頼します。

2:バナー広告の掲載費用

制作したバナー広告を、掲載するための費用が必要となります。掲載費用は広告媒体や掲載方法によって異なります。

基本的には広告予算に合わせた運用が可能です。

3:バナー広告の運用代行費用(広告代理店手数料)

バナー広告ができて、掲載する媒体が決まったら次は運用です。広告運用を自社で行う場合は不要ですが、代理店に運用代行を依頼する場合は、代理店に支払う運用代行費用が必要となります。

 

バナー広告作成を制作会社へ依頼する際の費用

バナー広告作成を制作会社へ依頼する際の費用

バナー広告の作成を制作会社へ依頼する場合、どのような費用がどれくらい発生するのか見ていきましょう。

バナー広告作成を制作会社へ依頼する際の費用の構造

バナー広告を制作会社に依頼すると、費用は「制作するバナー1つにつきいくら」といった形で請求されるケースが多くなります。

中には定額制で複数クリエイティブ制作に対応しているところもあります。

バナー広告の作成を制作会社へ依頼する際の費用の相場

制作会社によるバナー制作の費用相場は、1つにつき5,000円から10,000円程度となります。

ただし、GIFや有名デザイナーなどに依頼すると、これよりも高くなるケースもあるので事前に確認しましょう。

費用をかけてでも制作会社にバナー作成を依頼する3つのメリット

バナー広告の制作は自社でもできる、と考える方もいらっしゃるでしょう。しかし、費用をかけてでも制作会社へ依頼することによるメリットもあります。

  1. クオリティの高いバナーが制作できる
  2. 制作リソースが不要
  3. 短期間で制作できる

 1.クオリティの高いバナーが制作できる

制作会社は、バナーなどの制作を専門に行っているので、片手間で作成するバナー広告よりもクオリティの高いものが作れます。

バナー広告の効果はクオリティによっても左右されますので、自社に専門のスタッフがいない場合は、制作会社へ依頼するのがおすすめです。

 2.制作リソースが不要

自社でバナー広告を制作するとなると、制作に必要な人員を確保しなければなりません。もし、制作できる人員を新たに確保するとなると、求人や育成などの時間も必要となります。

その点、制作会社へ依頼すれば自社のリソースへの影響はなく、高品質なバナー広告を制作できます。

 3.短期間で制作できる

制作会社に依頼した方が、短い納期でバナー広告を制作できるケースが多くなります。

制作会社にはたくさんのスタッフがいたり、日々多くの案件を受注していることから業務が効率化されていることもあります。仮に複数の発注をかけた場合でも、自社で制作する場合に比べて短い納期で完成するでしょう。

 

バナー広告の作成を制作会社へ依頼する際の費用を抑える3つのポイント

バナー広告の作成を制作会社へ依頼する際の費用を抑える3つのポイント

制作会社では、質の高いバナー広告が制作できるのがメリットですが、やはり費用はできるだけ抑えたいものです。そこで、バナー広告の作成を制作会社へ依頼した際に、費用を抑えるためのポイントをご紹介します。

  1. 長期的な契約にする
  2. 一度にまとめて大量発注を行う
  3. バナー制作と広告運用を一緒に依頼する

1.長期的な契約にする

単発の発注ではなく、長期的な契約を結ぶことで、制作費用を抑えられる場合があります。

数ヶ月単位や半年、一年単位など期間を決めて契約することは、制作会社にとってもメリットがあるため、制作費用を安くしてもらえる可能性があると言えるでしょう。

2.一度にまとめて大量発注を行う

一回にひとつのバナー制作を依頼するのではなく、まとめて大量に発注することで、費用を安くできるケースもあります。

事前に大量発注であることと、費用を安くできないかという相談をすれば、制作会社はディスカウントを断ることで大口の発注を失いたくないことから、費用を抑えられる場合があります。

3.バナー制作と広告運用を一緒に依頼する

バナー広告の制作と運用代行が可能な代理店へまとめて依頼すると、制作費用を抑えられることもあります。

この場合、費用を抑えられるだけでなく、ひとつの取引先とだけやりとりをすれば良くなるといったメリットもあります。

 

費用を抑えたバナー広告制作が実現できるおすすめ制作会社3選

実際に費用を抑えてバナー広告の制作が可能な制作会社を3社ご紹介します。

GAZOU999

GAZOU999

引用元:https://www.gazou999.jp/

こんな方におすすめ!

  • とにかく安くバナー広告を制作したい

 GAZOU999の強み

GAZOU999は、バナー広告専門の制作会社です。

バナーのサイズに関係なく1枚999円という格安価格で制作できます。しかも、納期は即日~3営業日となっているので、スピーディーな対応も強みです。

なお、大量発注の場合はさらにディスカウントにも対応しているので、発注前の相談がおすすめです。

GAZOU999の概要

・料金体系:1枚999円~
・会社名:GAZOU999
・本社所在地:東京都港区北青山2-7-20 猪瀬ビル2F
・URL:https://www.gazou999.jp/

株式会社 Ryuki Design

株式会社 Ryuki Design

引用元:https://ryuki-design.jp/

こんな方におすすめ!

  • 楽天市場で使用するバナーを作成したい方

 株式会社 Ryuki Designの強み

株式会社 Ryuki Designは、楽天市場に特化した制作会社です。

バナー広告の制作は、小サイズ1枚4,000円から依頼が可能で、修正は2回まで無料となっています。この費用で、デザインの構成から制作、そして楽天への反映までがサービス範囲となっているので非常にリーズナブルです。

バナー広告以外にも、定額でサイト内のデザインがすべて依頼できるプランなどがあるので、楽天市場に関する依頼なら株式会社 Ryuki Designがおすすめです。

株式会社 Ryuki Designの概要

・料金体系:1枚4,000円~
・会社名:株式会社 Ryuki Design
・本社所在地:大阪府大阪市中央区本町1-7-7 WAKITA堺筋本町ビル2階
・URL:https://ryuki-design.jp/

株式会社トーキョーラボ

株式会社トーキョーラボ

引用元:https://www.banner-t.jp/

こんな方におすすめ!

  • バナー広告だけでなく動画制作も依頼したい

 株式会社トーキョーラボの強み

株式会社トーキョーラボは、バナー広告や動画制作などを行っている会社です。

バナー広告は一番小さいサイズなら静止画で2,500円、GIFバナーなら3,500円から依頼可能です。GDNやYDNで利用できるセットプランも用意されています。

さらに、デジタルサイネージなどに活用できる動画制作も39,800円から対応しています。

株式会社トーキョーラボの概要

・料金体系:X Smallサイズ1枚2,500円~
・会社名:株式会社トーキョーラボ
・本社所在地:東京都世田谷区玉堤1-8-7
・URL:https://www.banner-t.jp/

 

バナー広告の掲載費用を課金方式と共に詳しく解説

バナー広告の掲載費用を課金方式と共に詳しく解説

バナー広告の制作費用について解説してきましたが、ここからは掲載費用について解説していきます。

バナー広告の課金方式の種類と掲載費用相場まとめ

課金方式種類 費用相場
クリック課金(CPC) 50円~100円/クリック
インプレッション課金(CPM) 100円~500円/1,000imp
成果報酬型 数百円~数万円/1成果
期間保証型 数十万円~数千万円/期間

 

課金方式は、広告の目的によって使い分けることが多くなります。

一般的には、購入や申し込みをゴールとして費用対効果を重視するのであればクリック課金や成果報酬型、認知向上が目的の場合はインプレッション課金や期間保証型となります。

ただし、期間保証型に関しては成果に関係なく高額な費用が必要となるケースが多いので注意が必要です。

バナー広告の課金方式1:クリック課金(CPC)

バナー広告の中でももっともポピュラーなのがクリック課金です。広告がクリックされた回数に応じて費用が発生します。

 クリック課金(CPC)のバナー広告の費用相場

1クリックあたり50円から100円程度が相場になります。ただし、クリック単価は競合とのオークション形式で決まる場合が多く、出稿する業種等によってはさらに高くなるケースもあります。

バナー広告の課金方式2:インプレッション課金(CPM)

インプレッション課金も、多く利用されるタイプの課金方式です。広告が1,000回表示されるごとに課金となります。

 インプレッション課金(CPM)のバナー広告の費用相場

相場は、広告1,000回表示あたり100円から500円程度です。単価はクリック課金よりも低めですが、クリック率が低いと広告に興味のないユーザーに配信されており、費用対効果が低下する場合があります。

バナー広告の課金方式3:成果報酬型

成果報酬型のバナー広告は、広告経由でコンバージョンが発生した場合に課金となる方式です。

 成果報酬型のバナー広告の費用相場

1コンバージョンあたり数百円~数万円が相場です。成果報酬型の場合、1コンバージョンあたりの費用は自社で決められる場合が多いので、利益を確保できる範囲で決めます。

バナー広告の課金方式4:期間保証型

期間保証型は、クリック数やインプレッション数、コンバージョン数などに左右されず、決められた期間掲載できる広告になります。

 期間保証型のバナー広告の費用相場

費用相場は掲載する媒体や掲載期間によりますが、数十万円から高いと数千万円かかる場合があります。効果に関係なく費用が発生するため、商材と媒体の相性について事前のリサーチが重要となります。

 

バナー広告の主要な媒体の種類と費用感

ここからは、主要なバナー広告の掲載媒体とそれぞれの費用感について解説していきます。

バナー広告の主要な媒体の種類と費用感まとめ

バナー広告媒体 特徴 費用
Google広告(GDN) Googleの提携先サービスに掲載 50円~100円/クリック

100円~500円/1,000imp

Yahoo!広告(YDN) Yahoo!が運営するサービス、および提携先サービスに掲載 50円~100円/クリック

100円~500円/1,000imp

LINE広告 LINEユーザーへ配信 24円~200円/クリック

400円~650円/1,000imp

その他純広告型バナー広告 特定のメディアへ広告を掲載 数十万円~数千万円/期間

 

バナー広告の主要媒体としてもっともメジャーなGDNとYDNは、配信先が異なるものの基本的には多くのメディアへ掲載できる、費用対効果も高い特徴があります。

一方LINE広告は、GDNやYDNに比べ単価が上がりますが、多くのLINEユーザーに配信できる、LINEのデータをもとにした詳細なターゲティングができるなど多くのメリットがあります。

最後に純広告ですが、掲載する媒体のユーザー属性と商材がマッチすれば、広告費以上の大きな効果が期待できます。

Google広告(GDN)

GDN_ライブドアニュース

引用元:livedoorNEWS

 

 Google広告(GDN)のバナー広告の特徴

Google広告(GDN)は、Googleが提携するメディアへ広告を配信できます。コンテンツターゲット、トピックターゲット、プレースメントターゲット、デモグラフィックターゲットなど数種類のターゲティング方法によって、精度の高い配信が行える特徴があります。

また、YDNとよく比較されることが多いGDNですが、バナーサイズが豊富なのがGDNです。

 Google広告(GDN)のバナー広告の費用

Google広告(GDN)の広告費用は、クリック課金またはインプレッション課金となります。それぞれ50円~100円/クリック、100円~500円/1,000impが相場価格です。

※参考:GDNについて詳しく解説した記事はこちら
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GDN広告運用代行おすすめ代理店

Yahoo!広告(YDN)

ORICON NEWS

引用元:ORICON NEWS

 Yahoo!広告(YDN)のバナー広告の特徴

Yahoo!広告(YDN)は、Yahoo!が運営するサイトと提携先サイトへ広告を配信できます。GDNとYDNは基本的に同じようなものではありますが、Yahoo!ユーザーをターゲットとする場合は、YDNの利用がおすすめです。

また、YDNはサーチターゲティング、インタレストマッチなどのターゲティングが特徴で、ユーザーの検索履歴をもとに配信できるインタレストマッチを利用したい場合は、YDNとなります。

 Yahoo!広告(YDN)のバナー広告の費用

Yahoo!広告(YDN)の広告費用は、クリック課金またはインプレッション課金となります。それぞれ50円~100円/クリック、100円~500円/1,000impが相場価格となっていて、GDNと基本的には同等と考えて良いでしょう。

相場価格は、GDNとYDNでの違いよりも業種や競合によって大きく変化します。

※参考:下記の記事ではYahoo!広告の費用について詳しく解説しています。
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Yahoo!広告の料金がまるわかり!課金方式から代理店手数料まで詳しく解説

LINE広告

LINE広告バナー

引用元:LINE

 LINEのバナー広告の特徴

LINEのバナー広告は、LINEアプリの中に広告を配信できます。LINE広告の大きな特徴は、LINEが抱える膨大な数のアクティブユーザーです。

TwitterやFacebookは使っていなくても、LINEは使っているユーザーは多く、さらにアクティブユーザーが多いということは、広告をユーザーが目にする機会も多いと言うことになります。

 LINEのバナー広告の費用

LINE広告の広告費用は、クリック課金またはインプレッション課金となります。それぞれ24円~200円/クリック、400円~650円/1,000impが相場価格です。

※参考:LINE広告の費用について詳しく解説した記事はこちら
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LINE広告の費用がまるわかり!課金形態や費用相場、代理店手数料まで詳しく解説

その他純広告型バナー広告

純広告_Yahoo!

引用元:Yahoo!

 その他純広告型バナー広告の例

  • Yahoo!JAPAN(トップページ)
  • YouTube(マストヘッド広告)
  • LINE

 その他純広告型バナー広告の特徴

純広告型バナー広告は、メディアの広告掲載枠を一定期間買い取る形で掲載します。掲載費用ははじめにわかりますので、費用の変動がなく、契約期間内は必ず広告が表示されます。

 その他純広告型バナー広告の費用

純広告型バナー広告の掲載費用は、メディアごとに決められているため幅がありますが、数十万円~数千万円かかります。基本的にPVの多いメディアになれば掲載費用も高くなります。

※参考:純広告についてこちらの記事でも詳しく解説しています。
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純広告の運用代行におすすめの代理店

自社にマッチするバナー広告の上手な選び方

バナー広告の種類について見てきましたが、その中から自社にマッチするバナー広告の選び方について解説します。

  1. 費用感がマッチするか
  2. 掲載媒体のユーザーと広告のターゲットがマッチするか
  3. 広告掲載の目的にマッチする広告媒体か

POINT1.費用感がマッチするか

より多くのユーザーが集まるメディアに広告を掲載した方が、広告としての効果が高いのは事実です。

しかし、予算をオーバーしてまで広告を掲載しても、最終的に費用対効果が合わなくなってしまい、効果としてマイナスになることがあります。

そうならないためにも、費用感については事前に必ず確認しておく必要があります。

POINT2.掲載媒体のユーザーと広告のターゲットがマッチするか

バナー広告を掲載する媒体は、それぞれユーザー層に違いがありますので、広告がターゲットとするユーザーとマッチするかどうかが重要です。

仮に多くのユーザーに広告を見てもらえたとしても、ターゲットから大きく外れたユーザーばかりでは、広告効果はとても低いものになってしまいます。

POINT3.広告掲載の目的にマッチする広告媒体か

広告掲載の目的にマッチする広告媒体を選ぶことも大切です。

広告掲載の目的は主に「購入や申し込み獲得」と「認知度向上」の2つに分けられます。前者は広告経由で直接のコンバージョンを目的としていますが、後者は商品やサービスを知ってもらうことを目的としており、それぞれゴールが異なります。

このどちらを目的としていて、そこにマッチする広告媒体はどれかを適切に選ぶ必要があります。

 

バナー広告の費用対効果を最大化する3つのTIPS

バナー広告の費用対効果を最大化する3つのTIPS

バナー広告は、運用方法次第で費用対効果が変わってきます。ここからは、バナー広告の費用対効果を最大化するためのポイントについて解説します。

  1. 広告クリエイティブの質を高める
  2. ターゲティングを適切に行う
  3. PDCAを回す

1.広告クリエイティブの質を高める

バナー広告はクリエイティブの質がとても重要です。

テキスト広告に比べ、画像で訴求できることがメリットのバナー広告ですが、クリエイティブの質が低いと十分な広告効果が得られません。

2.ターゲティングを適切に行う

バナー広告の効果を発揮するためには、ターゲティングを適切に行わなければいけません。

ターゲットではないユーザーに広告を配信しても、見込んでいるような結果が得られることはまずありませんので、ターゲティングを誤ることはバナー広告の運用にとって致命傷となりかねません。

3.PDCAを回す

広告効果を最大化させるには、PDCAを回し続けることが重要となります。

初期設定で最善のクリエイティブ、最善のターゲティングが行えることはまずあり得ません。なぜなら、競合や市場は常に変化しているからです。

ですから、運用データを分析して改善点を洗い出し、改善を加えて検証するという流れを常に継続していく必要があります。

 

バナー広告を広告代理店に運用代行を依頼する際の費用

バナー広告を広告代理店に運用代行を依頼する際の費用

バナー広告は、広告代理店に運用代行を依頼することで、運用リソースを負担してもらえたり、ノウハウを活かした運用ができたりするなど多くのメリットがあります。

そこで、代理店による運用代行に必要な費用について見ていきましょう。

広告代理店を利用してバナー広告を運用する場合の費用の構造

広告代理店がバナー広告の運用代行を行う場合、必要となる費用は以下のようになります。

  • 初期費用
  • 手数料
  • 広告費

細かな点は代理店ごとに違う場合がありますが、基本的には上記の3つの費用が発生します。

広告代理店を利用してバナー広告を運用する場合の費用の相場

上記でご紹介した費用構造について、それぞれの相場価格を見てみましょう。

  • 初期費用:0円から5万円
  • 手数料:広告費の10%から20%
  • 広告費:自由に決められる

初期費用は0円の代理店もあれば、5万円程度請求される代理店もあります。

手数料は実際に使った広告の20%の設定が多くなっていますが、10%から15%で対応している安い代理店も存在しています。

広告費はバナー広告を出稿する媒体に支払う掲載費用なので、自社の予算に応じて決めます。

費用をかけてでも代理店にバナー広告の運用代行を依頼する3つのメリット

代理店にバナー広告の運用を依頼すると、手数料の支払いが必要になります。自社で運用すれば発生しない費用ではありますが、費用をかけてでも代理店を利用するメリットがあります。

 1.運用リソースがかからない

バナー広告を運用するには、クリエイティブの企画から掲載媒体の選定、運用のためのアカウント設計、運用データの分析など多くの業務が必要です。

これらを自社で行うとなると、かなりのリソースを使うことになります。

代理店を利用すれば、こうした業務はすべて代理店が行ってくれるため、自社でリソースを確保する必要がなくなるのです。

 2.広告効果を最大化する運用が行える

バナー広告の効果を最大化するためには、適切な媒体に適切なターゲティングで広告を配信しなくてはなりません。

社内にバナー広告の運用経験者がいてノウハウがあればよいですが、ない場合は手探りで運用を進めていくこととなり、効果を最大化するまでに多くの時間を要してしまいます。

代理店はバナー広告運用の経験が豊富なので、ノウハウを活かして広告効果の最大化を目指すことができます。

 3.情報を得られる

代理店とのやりとりから多くの情報を得られるのも、運用代行を利用するメリットのひとつです。

例えば、バナー広告の運用方法や考え方についての情報を蓄積していけば、いずれ自社運用に切り替える準備ができます。また、広告に関する最新の情報を共有されたり、他のWEB広告について相談するといったことも可能です。

バナー広告の運用を代理店に依頼する際の手数料を抑えるポイント

代理店の手数料を抑えるもっとも簡単な方法は、手数料が安い代理店を利用することです。

中には、数ヶ月単位の長期契約にすることで手数料が安くなるケースもあります。

 

費用を抑えたバナー広告運用が実現できるおすすめ代理店3選

ここからは、費用を抑えてバナー広告の運用代行を依頼できる代理店を3社ご紹介します。

ハイスピード・リスティング

ハイスピード・リスティング

引用元:https://high-speed-listing.com/

こんな方におすすめ!

  • 少額予算で運用したい
  • バナー制作も依頼したい

 ハイスピード・リスティングの強み

ハイスピード・リスティングは、非常にリーズナブルな価格設定が魅力の代理店です。

広告費が20万円以下の場合は月額2万円の定額制で運用代行が利用できます。広告費が20万円を超えても広告費の10%で対応できる上、広告費が100万円を超えると手数料が2か月無料で利用できます。(ただし3ヵ月以上の利用が条件)

また、バナー広告の制作も依頼できるので、とにかく費用を安く抑えて依頼したい方におすすめの代理店です。

ハイスピード・リスティングの概要

・料金体系:広告費20万円以下は月額固定2万円/広告費20万円以上は広告費の10%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告/Twitter広告/LINE広告/Microsoft広告
・会社名:ハイスピード・リスティング
・本社所在地:東京都世田谷区祖師谷1-3-8
・URL:https://high-speed-listing.com/

株式会社TONOSAMA

株式会社TONOSAMA

引用元:https://www.samatono.jp/

こんな方におすすめ!

  • 数か月利用後に自社運用へ切り替えたい方

 株式会社TONOSAMAの強み

株式会社TONOSAMAは、格安でリスティング広告やディスプレイ広告の運用代行を行っている代理店です。

広告費50万円まではテーブル制の料金設定となっており、広告費の10%以内での運用代行が利用できます。

また、広告アカウントはそのまま共有され、契約終了後も引き継がれますので、そのまま自社運用に切り替えることを検討されている方にもおすすめです。

株式会社TONOSAMAの概要

・料金体系:広告費10万円までは1万円(広告費10万円ごとに1万円プラス)/広告費50万円以上は広告費の10%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告
・会社名:株式会社TONOSAMA
・本社所在地:福井県福井市西木田2丁目10-28
・URL:https://www.samatono.jp/

ヴァンテージマネジメント株式会社

ヴァンテージマネジメント株式会社

引用元:http://net-agent.jp/

こんな方におすすめ!

  • Google・Yahoo!の認定代理店に依頼したい

 ヴァンテージマネジメント株式会社の強み

ヴァンテージマネジメント株式会社は、GoogleとYahoo!の認定代理店になっている実績が確かな代理店です。

月間650社以上の運用を行っており、資格保有者が運用を担当しています。

手数料は広告費の10%と相場よりも安いため、費用を抑えたい方におすすめです。

ヴァンテージマネジメント株式会社の概要

・料金体系:広告費の10%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告
・会社名:ヴァンテージマネジメント株式会社
・本社所在地:東京都中央区築地2-3-4 築地第一長岡ビル7F
・URL:http://net-agent.jp/

※参考:バナー広告の運用代行に強みを持つ代理店を特集した記事も併せてご覧ください。

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バナー広告の広告運用の改善のヒントを得る「効果計測」のススメ

「バナー広告の費用対効果を最大化する3つのTIPS」でもご紹介しましたが、バナー広告の効果を高めるためにはPDCAが重要となります。

そして、PDCAを回すためには正しい効果計測が必要です。

バナー広告の効果を計測するメリット

バナー広告の効果を計測することは、広告がしっかりと効果を発揮できているかどうかを把握することにつながります。

もし、思ったような効果が得られていなければ、その原因を突き止めて改善しなくてはなりません。効果計測は、その改善点を見つけることもできます。

おすすめの効果計測ツール:「Databeat Explore」

データビートロゴ

Databeat Exploreは、バナー広告の効果計測に利用できるツールです。広告媒体に関係なく、バナー広告の効果を自動的に可視化できるので、Databeat Exploreを見るだけで正しい効果が得られているのかがすぐに把握できます。

バナー広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

 バナー広告のデータを自動で収集

Databeat Exploreは、広告媒体と連携させることでバナー広告の運用データを自動的に収集します。

複数の媒体でバナー広告を運用している場合でも利用でき、日々情報は更新されるので常に最新のデータがDatabeat Exploreによって一元管理されます。

 広告クリエイティブの分析ができる

Databeat Exploreに連携した広告媒体から、バナー広告のクリエイティブのサムネイル画像を出力することが可能です。

これにより、バナー広告のクリエイティブごとの効果検証が簡単に行えます。

 Googleアナリティクスベースでの検証が可能

Databeat Exploreは、収集したバナー広告のデータをGoogleアナリティクスへ自動でインポートすることができます。

そして、Googleアナリティクスベースで広告の運用データを検証することが可能となります。

 

※広告の効果計測に便利な広告レポート自動化ツールについては、以下の記事でも詳しく解説しています。
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まとめ

バナー広告を運用するにあたっては、バナー広告の制作費用と掲載費用、そして代理店を利用する場合は手数料が必要になります。

制作会社への費用や代理店への費用は負担に感じるかもしれませんが、自社にリソースやノウハウがない場合は、制作会社や代理店を利用することでバナー広告の効果を最大化することが可能です。

また、バナー広告の運用には正しい効果計測も重要となりますので、Databeat Exploreのようなツールの導入もおすすめです。

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