【初心者向け】広告配信ツールDSPを徹底解説。特徴別オススメDSP一覧と上手な選び方もご紹介

【初心者向け】広告配信ツールDSPを徹底解説。特徴別オススメDSP一覧と上手な選び方もご紹介

広告配信ツール(DSP)は、WEB広告手法のひとつとして、多くの業種で利用されています。DSPは費用対効果の高いWEB広告運用を実現できるためです。しかし、DSPについて詳しく理解していないと、実際に運用することは困難です。

そこで今回こちらの記事では、広告配信ツール(DSP)について、おすすめのDSPやDSPの選び方を交えて、詳しく解説していきます。

目次

まずは押さえておきたい「広告配信ツールDSP」の基礎知識

はじめに、広告配信ツール(DSP)の基礎知識について見ていきましょう。広告配信ツール(DSP)とはどのような仕組みなのか、他の広告手法との違いやメリットデメリットなど、詳しく解説します。

広告配信ツールDSPとは?

広告配信ツール(DSP)は、「Demand-Side Platform」の略で、広告を出稿する広告主のためのプラットフォームです。DSPを利用すれば、自動で広告配信が最適化されるため、少ない手間で費用対効果の高い広告配信を実現します。

広告配信ツールDSPの仕組み

広告配信ツールDSPの仕組み

引用元:Urumo!

広告配信ツール(DSP)は、このあと解説するSSPとの間で入札オークションを行い、広告の配信先を決定します。ただ配信先を決めるのではなく、DSPはできるだけ安い費用で、効果の高い出稿先へ広告を配信します。

この入札オークションや配信先の選定などを、すべて最適化してくれるのが、DSPの役割となります。

広告配信ツールDSPが登場した背景

広告配信ツール(DSP)が登場した背景には、インターネットやスマートフォンの普及があります。元々インターネットの広告は、掲載先のメディアと広告主が直接交渉するといった形が取られていました。しかしインターネットの普及と共に、メディアやECサイト側でユーザーに関するデータを収集できるようになりました。

また、スマートフォンの普及によってWEBマーケティングはより個人を対象とする「One to One戦略」が主流となっていきます。こうした状況から、広告主がより効率良く効果の高い広告配信を行うために、DSPが登場しました。

DSPの特徴

DSPの特徴を見てみましょう。以下のような特徴を踏まえて、DSPの利用を検討してみてください。

  1. ユーザー情報を基にしたターゲティングが可能
  2. RTB(Real-Time Bidding)
  3. DMP連携が可能

 ①ユーザー情報を基にしたターゲティングが可能

DSPの特徴の一つ目は、ユーザー情報を基にしたターゲティングが可能である点です。DSPはCookie情報などからユーザーの興味関心についての情報を得られるため、最適なターゲティングが可能となります。

 ②RTB(リアルタイムビディング)

DSPの特徴の二つ目は、RTB(リアルタイムビディング)です。RTBとは、Real-Time Biddingの略で、広告枠ごとに毎回リアルタイムで入札オークションを行います。RTBを行うことで、都度最適な入札が可能となり、費用対効果の高い広告運用を実現できます。

 ③DMP連携が可能

DSPの特徴の三つ目は、DMP(データマネジメントプラットフォーム)連携が可能な点です。DMPとはData Management Platformの略で、WEBサイトにおけるユーザーの行動履歴、購入履歴などの情報を管理します。DMP連携が可能になると、このユーザー情報を活用できるようになるため、自社商品のターゲットと属性の近いユーザーに対して広告を配信できます。

つまり、DMPによって広告配信の精度が高まるのです。

DSPのメリット・効果

DSPのメリットや効果について見ていきましょう。DSPを利用すると、以下のようなメリット・効果を得ることが可能です。

  1. 精度の高い広告配信が実現できる
  2. 類似ユーザーへの配信が可能
  3. 広告運用工数を削減できる

 ①精度の高い広告配信が実現できる

DSPは、精度の高い広告配信が実現できます。DSPのターゲティングは、ユーザーの行動履歴や購入履歴などのCookie情報を基にしているため、顕在層と潜在層どちらにもアプローチが可能です。

 ②類似ユーザーへの配信が可能

一部のDSPは、類似ユーザーへの広告配信も可能です。類似ユーザーとは、コンバージョンしたユーザーと似た行動を起こすユーザーのことで、コンバージョンしたユーザーと同じように自社商品に、興味を持つ可能性があります。

 ③広告運用工数を削減できる

DSPを利用すると、広告運用工数を削減できます。一般的なWEB広告運用では、入札からターゲティングまで、運用担当者が細かく調整していく必要があります。しかしDSPは、それらの作業を自動で行ってくれるため、少ない工数で最適な広告運用が行えます。

DSPのデメリット・注意点

次にDSPのデメリットや注意点を見てみましょう。以下のような点に注意しながら、DSPを利用する必要があります。

  1. 初期費用のコストが必要
  2. DSPごとの性質を把握しなければならない
  3. 広告の配信先がわからない

 ①初期費用のコストが必要

Google広告やYahoo!広告などの一般的なWEB広告は、実際に運用してかかった費用のみ支払うことで利用できます。しかしDSPは、利用するにあたり初期費用が必要です。さらに、利用期間の制限があり、一定期間利用しなければならないといった制約が設けられている場合もありますので、事前に確認が必要です。

 ②DSPごとの性質を把握しなければならない

DSPを利用する際には、DSPごとの性質をきちんと理解した上で利用しなければなりません。なぜなら、DSPはそれぞれ広告の配信先やアルゴリズムが異なっているからです。よって、DSPを利用する場合は、それぞれの性質を比較した上で、自社に合ったDSPを利用することをおすすめします。

 ③広告の配信先がわからない

DSPは自動で最適な広告配信先を選定しますが、配信先を非公開としているDSPがあります。配信先を気にしないのであれば良いですが、自社ブランドのイメージ低下などのリスクを心配する場合には、あらかじめ配信先を確認する、配信先を公開しているDSPを利用するといったことが必要です。

SSPとの違い

SSPについては「広告配信ツールDSPの仕組み」でも若干触れましたが、改めて詳しく解説します。SSPとは「Supply Side Platform」の略で、DSPが広告主に対するプラットフォームなのに対し、SSPはメディアに対するプラットフォームになります。

メディアはSSPを通してDSPとオークションを行い、メディアの収益を最大化させられる広告の配信を行います。

運用型広告(Yahoo/Google)との違い

DSPは、Google広告やYahoo!広告と同じ運用型広告です。どちらの広告も入札オークションによって、入札価格の高い広告が配信されます。しかしリスティング広告は、広告主が設定したキーワードに適した広告が配信されます。

これに対しDSP広告は、ユーザー情報に適した広告を配信します。そのため、顕在層をメインターゲットとする場合はリスティング広告、潜在層をメインターゲットとする場合はDSP広告の利用が適していると言えます。

DSPの利用はこんな方におすすめ!

DSPは、少ない手間で費用対効果の高い広告運用を実現したい方におすすめです。Google広告やYahoo!広告のように、担当者が入札価格を調整しながら運用することなく、最適な入札価格で広告を配信できるのが、DSP広告の大きな特徴です。

また、すでに他のWEB広告を利用していて、コンバージョンが頭打ちになったといったシーンでも、DSPを利用することで新たな顧客の開拓が可能です。

※参考:DSP広告の種類や費用について詳しく解説した記事はこちら
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DSP広告出稿入門ガイド!種類、費用などの特徴とおすすめ広告代理店3選

 

DSPの種類と自社に適した上手なDSPの選び方

DSPの種類と自社に適した上手なDSPの選び方

DSPの種類と自社に適した上手なDSPの選び方を解説します。まずは特徴別のDSP一覧、そして次に選び方を見ていきましょう。

特徴別に種類を分類!DSPの種類まとめ

種類 特徴 ツール例
パーソナライズ・ダイナミックリターゲティングDSP リターゲティング可能な動的広告 Criteo
楽天のデータを活用したDSP 楽天会員の行動データを活用 RMP – Display Ads
Amazonのデータを活用したDSP Amazon外から集客可能 AmazonDSP
BtoB向けのDSP BtoBを含めた多彩なターゲティング ADMATRIX DSP
自動車マーケティング向けのDSP 国内の自動車専門メディアのデータを活用 IGNITION
製薬業界向けのDSP 医薬品PRや疾患啓発訴求が可能 IASO
その他のDSP 豊富な配信先とブランドセーフティ機能 FreakOut DSP

今回ピックアップしたDSPは、それぞれ集客先やターゲティング、業界などさまざまなものがあります。ひとつの業界に特化したものもありますので、該当する商品を取り扱う場合は、適したDSPを利用することで、購買意欲の高いユーザーへピンポイントで訴求が可能となります。

自社に適したDSPを上手に選ぶポイント

自社に適したDSPを上手に選ぶポイントを解説します。さまざまなDSPがありますので、その中から自社にマッチしたDSPを選んで利用することで、高い効果が期待できます。

  1. DSPを利用する目的に合ったDSPを選ぶ
  2. 扱う広告の業界に強みを持つDSPを利用する
  3. 費用面に問題がないか確認する

 ポイント①DSPを利用する目的に合ったDSPを選ぶ

DSPを選ぶ際は、DSPを利用する目的に合ったものを選びましょう。代表的な例としては、リターゲティング配信を目的とする場合はCriteo、BtoB向けの訴求を行うならADMATRIX DSP、ブランド施策であれば FreakOutといった選択が最適です。

 ポイント②扱う広告の業界に強みを持つDSPを利用する

DSPは、特定の業界に特化したものも少なくありません。よって、自社で扱う広告の業界に特化したDSPを選ぶことも重要です。幅広く集客や認知を行う場合は、配信先が豊富なDSPを利用しますが、例えば医薬品のプロモーションならIASOを利用することで、高い効果が期待できます。

 ポイント③費用面に問題がないか確認する

DSPは、それぞれ費用体系が異なる部分があるため、費用面で問題が無いかも事前に確認が必要です。一般的な運用型広告と違い、初期費用や利用期間の縛りが設けられているケースもあるため、費用が負担とならない確認した上で、DSPを選択しましょう。

 

パーソナライズ・ダイナミックリターゲティングDSP

パーソナライズ・ダイナミックリターゲティングが可能なDSPを紹介します。まずはどのようなDSPなのか概要を解説し、続いて各DSPの詳細を見ていきましょう。

【前提】パーソナライズ・ダイナミックリターゲティングとは?

パーソナライズ・ダイナミックリターゲティング

引用元:RTB SQUARE

パーソナライズ・ダイナミックリターゲティングを理解するためには、「パーソナライズ」「ダイナミック」「リターゲティング」の3つの要素を理解する必要があります。

まずパーソナライズとは、ユーザー一人一人に合わせるという意味です。次にダイナミックは、ユーザーの行動や好みに合わせて自動で広告を生成する仕組みを指します。そして最後にリターゲティングですが、過去に自社サイトなどを訪問したことがあるユーザーへ広告を配信するためのターゲティング手法です。

つまりパーソナライズ・ダイナミックリターゲティングとは、ユーザー情報を用いて、ユーザー一人一人に最適な広告を自動で生成するということです。

Criteo

Criteo

引用元:Criteo

Criteoはフランス発のDSP広告で、最先端のAI技術を採用しています。

 特徴

ユーザーごとに最適な商品画像を用いた広告を生成できるのが、Criteoの特徴です。AIがユーザーの過去の行動履歴から、最適な広告を生成して配信します。Yahoo!ニュースをはじめとする配信面は、多くの集客力が期待できます。

 料金

Criteoを利用するには、最低50万円の出稿費用が必要です。Criteoはクリック課金型の広告で、最低費用はデポジットとなります。

https://www.criteo.com/jp/

※参考:Criteo広告について詳しく解説した記事はこちら
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Criteo広告運用代行おすすめ代理店

Logicad

Logicad

引用元:Logicad

Logicadはソニーグループが提供する、国産のDSPです。

 特徴

Logicadは、300種類以上のレイアウトによる、柔軟なクリエイティブが特徴です。商品や企業のイメージに合わせた広告の配信を可能にします。また、ターゲティングの精度も高く、商品カテゴリごとの入札調整を実施できます。

 料金

Logicadはインプレッション課金で、初期費用などはかかりません。運用した分の広告費のみで運用できます。

https://www.logicad.com/

KANADE

KANADE

引用元:KANADE

KANADEは、動的リターゲティング広告の配信が可能なDSPです。

 特徴

KANADEの動的リターゲティング配信は、ユーザーの行動履歴から、関連するカテゴリの商品を提案するだけではなく、ユーザーが同時に興味を持ったり、購入する可能性が高い商品を広告として配信します。

また、KANADEは他のDSPよりも入札の手動調整の幅が広く、自動入札と手動入札をバランスよく利用したい方におすすめです。

 料金

KANADEの料金については、直接お問い合わせください。

https://deqwas.co.jp/

 

楽天のデータを活用したDSP

次に、楽天のデータを活用したDSPを解説します。国内最大級の通販サイト「楽天市場」のデータを活用できるメリットは非常に大きいと言えるでしょう。

RMP – Display Ads

RMP - Display Ads

引用元:RMP – Display Ads

RMPは、1億以上の楽天会員情報を基にしたターゲティングが可能なDSPです。

 特徴

RMPは、楽天市場で実際に商品を購入したデータを基にしているため、非常に精度の高いターゲティングが可能です。配信面も豊富で、大手メディアからSNS、YouTube等への配信ができます。オプションにはなりますが、レポートツール「Instore Tracking」を使うと、実店舗購買に対する広告の貢献度を可視化することも可能です。

 料金

RMPの料金については、直接お問い合わせください。

https://adsales.rakuten.co.jp/products/rmp_display_ads/

 

Amazonのデータを活用したDSP

次にAmazonのデータを活用したDSPを解説します。こちらもRMPと同様に、あの通販大手Amazonのデータを活用できるため、高い効果が期待できるDSPです。

AmazonDSP

AmazonDSP

引用元:AmazonDSP

AmazonDSPは、大手通販サイトを運営するAmazonが提供するDSPです。

 特徴

Amazonが提供する広告はいくつかありますが、その中でもAmazonDSPだけが、Amazon外からの集客を可能にします。また、他のAmazon広告と違い、認知目的での運用に向いている広告でもあります。

なお、Amazonに出店していなくても利用できるという点も、他のAmazon広告とは異なるAmazonDSPの特徴です。

 料金

AmazonDSPの料金については、直接お問い合わせください。

https://advertising.amazon.com/ja-jp/solutions/products/amazon-dsp

※参考:Amazon広告について詳しく解説した記事はこちら
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BtoB向けのDSP

次にBtoB向けのDSPについて解説します。BtoB商材を取り扱っている場合は、こちらのDSPの利用がおすすめです。

ADMATRIX DSP

ADMATRIX DSP

引用元:ADMATRIX DSP

ADMATRIX DSPは国内最多のIPデータ量、そして特許出願技術による独自データを活用したDSPです。

 特徴

ADMATRIX DSPは、IPデータによるターゲティングが可能なDSPです。企業のIPデータを利用することで、BtoB向けの広告配信で高い効果を発揮します。また、業種別や企業情報を基にしたターゲティングなど、BtoBに効果の高いターゲティング手法が豊富に利用できる点も、ADMATRIX DSPの特徴です。

 料金

ADMATRIX DSPの料金については、直接お問い合わせください。

https://www.admatrix.jp/dsp/

シラレル

シラレル

引用元:シラレル

シラレルは、MicroAdが提供するBtoB専用のDSPです。

 特徴

シラレルは、IPデータや名刺管理ツール、職種ポータル、資料ポータルなどの情報を基に、企業規模や業種、役職や職種を狙った広告配信が可能です。約1,000万人を対象としたターゲティングが可能なほか、月間2,000億impを超えるネットワークへの広告配信を実施できます。

 料金

シラレルの料金は、1セグメントあたり100万円からとなっています。

https://shirareru.microad.co.jp/

 

自動車マーケティング向けのDSP

次に、自動車マーケティング向けのDSPについて解説します。自動車販売業者の方におすすめのDSPとなります。

IGNITION

IGNITION

引用元:IGNITION

IGNITIONは、多数のDSPを運営するMicroAdのDSPです。

 特徴

IGNITIONは複数の自動車専門メディアのデータを活用します。単に購入データを提供するのではなく、ユーザーごとに自動車を購入する可能性をスコア化します。実際に広告を配信する場合、車の形状や車種などの細かい絞り込みが可能です。

自社から近いエリアに住むユーザーを対象とした配信もできます。

 料金

IGNITIONの料金については、直接お問い合わせください。

https://ignition.microad.jp/

 

製薬業界向けのDSP

次に製薬業界向けのDSPについて解説します。医薬品を取り扱う広告、疾患啓発訴求を行う場合におすすめのDSPです。

IASO

IASO

引用元:IASO

IASOは、MicroAdが提供する疾患啓発訴求に特化したDSPです。

 特徴

IASOは疾患啓発サイトの集客や、医療機関の集客におすすめのDSPです。MicroAdが保有するさまざまなユーザーデータを基に、特定の症状に悩んでいるユーザーに対して、広告を配信できます。疾患啓発訴求専用バナーによって、ユーザーが目的とするページへのスムーズな到達を実現します。

 料金

IASOの料金については、直接お問い合わせください。

https://demand-services.microad.jp/iaso

 

その他オススメのDSP

その他オススメのDSPについて解説します。

FreakOut DSP

FreakOut DSP

引用元:FreakOut

FreakOut DSPは、DSP事業を専門とする株式会社FreakOutが提供するDSPです。

 特徴

FreakOut DSPは、PCとモバイル合わせて6,000億imp以上の広告在庫を保有しているため、高いリーチ力を誇ります。豊富な配信先の中から、AIによって最適な広告枠を選定して、広告配信を行います。

リターゲティングが可能であったり、ブランドセーフティ機能によって、ブランドイメージを守りつつ集客できる点も、大きな特徴です。

 料金

FreakOut DSPの料金については、直接お問い合わせください。

https://www.fout.co.jp/freakout/

Bypass

Bypass

引用元:Bypass

Bypassは、マルチデバイス似対応したDSPです。

 特徴

Bypassは国内のみならず、海外への広告配信にも対応しています。また、1インプレッションごとに効果分析と最適化が行われるため、非常に費用対効果の高い広告運用が可能となります。手動での調整やクリック課金による運用も可能であり、一般的なDSPに比べて自由度が高いのが、Bypassの特徴です。

 料金

Bypassは、利用にあたり初期費用などはかかりません。

https://www.bypass.jp/ja/

ScaleOut

ScaleOut

引用元:ScaleOut

ScaleOutは、スマートフォンに特化したDSPです。

 特徴

ScaleOutは、年齢や性別などのデモグラフィックデータの精度が高い特徴を持っています。DMP機能を使って広告主が保有する顧客データを活用することも可能です。国内の主要SSPに接続できるので、広告在庫が多い点もScaleOutの特徴です。

 料金

ScaleOutの料金については、直接お問い合わせください。

MicroAd UNIVERSE

MicroAd UNIVERSE

引用元:MicroAd UNIVERSE

MicroAd UNIVERSEは、多数のDSPを運営するMicroAdが提供するDSPです。

 特徴

MicroAd UNIVERSEは、広告主が保有するデータとMicroAdが持つデータを紐付けて活用できます。複数のデータを活用することで、より精度の高い広告配信を実現します。また、これまでに解説したIGNITION・シラレルなど業界に特化したDSPとの接続も可能で、幅広い業種のデータによるマーケティングを可能にします。

 料金

MicroAd UNIVERSEの料金については、直接お問い合わせください。

https://www.microad.co.jp/services/universe/

Adobe Advertising Cloud DSP

Adobe Advertising Cloud DSP

引用元:Adobe Advertising Cloud DSP

Adobe Advertising Cloud DSPは、PC向けソフトの販売で有名なAdobe株式会社が提供するDSPです。

 特徴

Adobe Advertising Cloud DSPは、テレビからSNS広告までサポートできるDSPです。チャネルにこだわらず、広告効果を最大化するための組み合わせと予算配分を実施します。

 料金

Adobe Advertising Cloud DSPの料金については、直接お問い合わせください。

https://business.adobe.com/jp/products/advertising/demand-side-platform.html

GenieeDSP

GenieeDSP

引用元:GenieeDSP

GenieeDSPは、低単価での集客を目的としたDSPです。

 特徴

GenieeDSPは、優良な広告枠を安価で買い付けることで、広告主に対して低価格での広告配信を提供します。また、メディア内での広告の掲載位置を指定できたり、指定したメディアにのみ広告を配信するといったことも可能です。

 料金

GenieeDSPの料金については、直接お問い合わせください。

https://geniee.co.jp/products/dsp.php

 

DSPを上手に運用するポイント

DSPを上手に運用するポイント

DSPを上手に運用するポイントについて解説します。DSPを使ったマーケティングを実施する上で、重要なポイントについて見ていきましょう。

  1. 最適な課金方式を利用する
  2. 必要に応じてマイクロコンバージョンの設定を行う
  3. 可能であればフリークエンシー設定を行う
  4. ターゲットの重複に注意する
  5. 手動運用に偏りすぎない

ポイント①最適な課金方式を利用する

多くのDSPはインプレッション課金を採用していますが、中にはクリック課金で運用できるDSPもあります。どちらを利用するかは、広告の目的に対して最適なものを利用しましょう。ランディングページへ流入させて、そのままコンバージョンを狙う場合は、クリック課金の方が効果測定も簡単です。

しかし、認知目的の場合にクリック課金を利用すると、費用対効果が悪化する恐れがあるため、インプレッション課金がおすすめです。

ポイント②必要に応じてマイクロコンバージョンの設定を行う

DSPを運用する場合、必要に応じてマイクロコンバージョンの設定を行いましょう。特にBtoB向けの施策に関しては、ランディングページにいくつかのコンバージョンポイントが存在するケースが多くなります。

こうした場合、マイクロコンバージョンの設定を行うことで、分析の指標を増やしたり、ユーザー行動の把握につながります。

※参考:マイクロコンバージョン設定について詳しく解説した記事はこちら
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マイクロコンバージョンは、最終的なコンバージョンよりも手前にあるユーザーのアクションに対して設定します。 ランディングページによっては、マイクロコンバージョンを設定することで、ユーザーの行動が把握できたり、広告運用改善のヒントにもなり[…]

マイクロコンバージョンとは?設定方法や効果的な活用方法を詳しく解説

ポイント③可能であればフリークエンシー設定を行う

利用するDSPで設定可能であれば、フリークエンシーキャップを設定しましょう。同じユーザーに対して過度な広告配信は、広告費を無駄に消化してしまったり、ブランドイメージを悪くしてしまうなどのリスクがあります。

DSPにはフリークエンシー設定が可能なところもありますので、積極的に活用することをおすすめします。

ポイント④ターゲットの重複に注意する

複数のDSPを利用することで、より多くの配信面を確保できるメリットがある一方、ターゲットが重複する恐れもあるので注意しましょう。DSP同士でターゲットが重複すると、自社の広告同士で入札の競合が発生し、無駄なコストがかかる可能性があります。

配信先を確認するなどして、重複の発生を防ぐことが重要です。

ポイント⑤手動運用に偏りすぎない

DSPによっては手動で入札の調整が可能な場合があります。しかし、手動に偏りすぎないように注意が必要です。できるだけ高い効果を目指したいといった思いから、ついつい手動での細かな調整を行いたくなりますが、そこに時間をかけすぎても見合った効果が得られなければ、リソースの無駄遣いになってしまいます。

DSPはほぼ自動で広告運用を最適化してくれるところがメリットでもありますので、その点に注意しながら運用しましょう。

 

DSPのレポートを自動作成できるおすすめのツール:Databeat Explore

Databeat-Explore
Databeat Exploreは、DSPをはじめとするWEB広告のレポート自動作成できるツールです。あらゆるWEB広告・主要DSPの運用データを自動で取得し、レポート作成を自動化します。

Databeat Exploreと自動連携可能なDSP

現在Databeat Exploreが自動連携可能なDSPは、以下の5つとなります。

  • Criteo
  • Logicad
  • ADMATRIX
  • ScaleOut
  • Bypas

Databeat Exploreで実現できる3つのこと

Databeat Exploreで実現できることを3つ解説します。

  1. 広告データの自動収集と更新
  2. レポートの自動作成
  3. 外部ツールとの連携

 1.広告データの自動収集と更新

Databeat Exploreは、広告データの自動収集と更新が可能です。一般的なWEB広告はもちろん、主要なDSP広告についても連携できます。Databeat Exploreと連携させれば、あとは自動でデータを収集・更新しますので、毎日管理画面へログインして、前日のデータをダウンロードする必要はありません。

 2.レポートの自動作成

Databeat Exploreは、自動収集・更新した広告のデータから、レポート作成も自動で実施します。Databeat Exploreのレポートテンプレートを使って作成される広告レポートは、さまざまな切り口で広告を可視化できるため、そのまま分析に活用したり、社内で共有したりできます。

 3.外部ツールとの連携

Databeat Exploreは、外部ツールとの連携も可能です。Googleデータポータルやその他のBIツールへのエクスポートが可能です。データのみを利用するのであれば、エクセルやGoogleスプレッドシートへのエクスポートもできます。

 

 

まとめ

広告配信ツール(DSP)は、一般的なWEB広告よりも少ない手間で、費用対効果の高い広告運用を実現できます。BtoBや特定の業界に特化したDSPなどもありますので、自社で取り扱う広告に合わせて選定を行えば、高い効果が期待できるでしょう。

ただし、DSPはGoogle広告やFacebook広告など違い、初期費用や利用期間の縛りが発生するケースがあります。以前にDSPの詳細を確認した上で利用しましょう。また、DSPを利用するにあって、併せておすすめなのが、広告レポート自動化ツール「Databeat Explore」です。

Databeat Exploreは、主要なDSPからリスティング広告やSNS広告まで、自動で広告データを集計してレポートを生成します。日々のレポート作成業務の効率化におすすめです。

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