リスティング広告運用を自動化する方法とは?広告の自動化設定やオススメの自動入札・レポート自動化ツールを紹介

リスティング広告運用を自動化する方法とは?広告の自動化設定やオススメの自動入札・レポート自動化ツールを紹介

自社の利益を最大化する方法のひとつとして、現在も多くの企業が利用しているWEB広告のひとつが、リスティング広告です。

リスティング広告は、運用方法次第でとても大きな効果を発揮しますが、その反面運用工数がかかる、知識を持った運用者が運用しなければ、思うような効果を発揮できないといった側面もあります。

特に運用リソースに関する問題は、人員に余裕のない中小企業にとって深刻な問題です。そこで今回こちらの記事では、リスティング広告運用を自動化する方法について、詳しく解説していきます。

目次

押えておきたいリスティング広告の自動化に関する基礎知識

はじめに、リスティング広告の自動化に関する基礎知識について見ていきましょう。リスティング広告の自動化とはどのようなものなのか、自動化が可能な工程、自動化することのメリットなどを解説します。

リスティング広告の自動化とは?

リスティング広告の自動化とは、リスティング広告運用における作業の一部、または多くをツール等によって自動化することを指します。

通常のリスティング広告運用は、設定やキーワード選定、予算配分など全ての作業を、基本的に手動で行います。リスティング広告の自動化は、こうした手動の作業を自動化することによって、工数を削減して業務効率化を目指します。

リスティング広告運用における自動化が可能な工程

リスティング広告運用における、自動化が可能な工程について見てみましょう。

  1. 入札価格の最適化
  2. 効果の高いキーワードの選定
  3. レポート作成

 1.入札価格の最適化

リスティング広告の自動化では、入札価格の最適化を自動化できます。入札価格の最適化を手動で行う場合、常に広告の管理画面に張り付いて分析しなければならず、リソース負荷が高くなります。

 2.効果の高いキーワードの選定

入札価格の最適化と同じく、リスティング広告運用において重要度が高いキーワード選定も、自動化が可能な工程の一つです。

キーワード選定も入札価格の最適化と同じく、手動で行う場合には運用データを分析しなければならず、担当者の負担を増やす原因となります。

 3.レポート作成

リスティング広告の自動化には、レポート作成の工程も含まれます。レポート作成は、ただデータを管理画面からダウンロードするだけではなく、表やグラフを作成する、わかりやすく整形するなどの作業が必要で、一定のリソースを必要とします。

リスティング広告運用を自動化する3つのメリット

リスティング広告運用を自動化するメリットを3つ紹介します。リスティング広告を自動化すると、どんなメリットがあるのかを理解した上で、導入を検討してみましょう。

  1. 運用作業時間を大幅に削減できる
  2. 広告効果を高められる
  3. リスティング広告運用初心者でも簡単に運用できる

 メリット1:運用作業時間を大幅に削減できる

リスティング広告運用を自動化すると、運用作業時間を大幅に削減できます。これまで手動で行ってきた作業の大半を自動化できれば、作業時間が短縮できますので、マーケティング戦略を検討する時間を確保できるようになります。

また、リスティング広告運用にかかる時間を短縮して、ディスプレイ広告やSNS広告など、他のWEB広告を同時に運用するといったことも可能になります。

 メリット2:広告効果を高められる

リスティング広告運用の自動化は、業務効率化だけでなく広告効果を高めることも可能です。AIを活用した自動化を行えば、入札価格の最適化やキーワード選定なども自動化できます。

運用データをAIによって分析した結果に従い最適化すれば、より効果の高いリスティング広告運用を目指せるのです。

 メリット3:リスティング広告運用初心者でも簡単に運用できる

リスティング広告運用の自動化を実施すれば、担当者がリスティング広告運用初心者であっても問題なく運用できるようになります。

通常のリスティング広告運用は、管理画面の操作方法から実際の運用方法まで、担当者がしっかりと理解していなければ実施できません。

しかし自動化を活用すれば、難しい操作などは不要となりますので、担当者が初心者であっても運用が滞ったり、誤った運用を行うことはなくなります。

現時点ではリスティング広告運用で自動化できないこと

リスティング広告運用の自動化は、業務の効率化や効果の向上などさまざまなメリットがあります。しかし、現時点では自動化できない工程もいくつか存在しています。

現時点で自動化が難しい工程には、以下のようなものがあります。

  • 新たなキーワードの選定
  • 新しい切り口でのクリエイティブ作成
  • アカウントやキャンペーンの設計

自動化によってキーワードの選定は可能ですが、あくまで既存のキーワードの中から、効果的なものとそうでないものを仕訳する等がメインとなります。

よって、まったく新しいキーワードを自動で設定するといったことはできません。同様にクリエイティブに関しても、新しい切り口でのクリエイティブ制作までは自動化できません。

また、リスティング広告運用の自動化は、初心者でも簡単に運用できますが、アカウント構造であったり、キャンペーンの設計については、担当者が考えて作成しなければなりません。

ただ、上記以外の部分については大半が自動化できますので、自動化が可能な工程を徹底的に自動化してしまえば、リスティング広告運用が大幅に効率化できるという点は確かです。

まずは現在自動化が可能な工程をしっかりと自動化して、少ない工数でリスティング広告運用が実施できる環境を整えていきましょう。

 

リスティング広告運用を自動化する3つの方法

リスティング広告運用を自動化する3つの方法について解説します。具体的にどのような方法で自動化できるのか、それぞれの方法について見ていきましょう。

リスティング広告運用を自動化する方法まとめ

以下は、リスティング広告運用を自動化する方法のまとめです。

リスティング広告運用を自動化する方法 概要
リスティング広告の媒体の機能 広告媒体の管理画面にあらかじめ用意されている機能による自動化
リスティング広告自動運用ツール リスティング広告運用の自動化を目的としたツールによる自動化
リスティング広告レポート自動化ツール リスティング広告のレポート作成自動化を目的としたツールによる自動化

リスティング広告の媒体には、元々備わっている自動化の機能がいくつかあります。管理画面からの設定のみで利用できますので、もっとも手軽な方法です。

本格的に自動化する場合は、リスティング広告自動運用ツールを利用する方法がおすすめです。また、レポート作成に特化したレポート自動化ツールもあります。

レポート自動化ツールがあれば、リスティング広告のレポート作成をほぼ完全に自動化できるため、レポート作成作業を行わずに、質の高いレポートを手に入れることが可能となります。

1.リスティング広告の媒体の機能

1.リスティング広告の媒体の機能

引用元:Google広告

Google広告やYahoo!広告には、自動化に利用できる機能があります。

 特徴・できること

リスティング広告の媒体の機能による自動化は、以下のような作業が対象となります。

  • 予算の変更
  • 入札単価の変更
  • 上限クリック単価の変更
  • キャンペーンや広告グループ、広告、キーワードの停止または有効化

例えばGoogle広告の場合、管理画面の「ツールと設定」>「一括操作」>「ルール」へ進むと、キャンペーンや広告グループ、広告などの単位でルールを設定できます。

ここで設定する自動化ルールの内容、条件、頻度などを決めます。すると、条件に一致した場合のみ、ルールの内容に沿った変更が自動で行われます。

 メリット

リスティング広告の媒体の機能を使った自動化は、元々ある機能なので新たにツールなどを導入する必要がありません。別途費用が追加で発生することもありません。

しかしながら、広告の出稿期間を限定したり、ROASに応じて入札単価を変更したりといった自動化が実施できます。手軽にリスティング広告運用の自動化が実行できる方法の一つです。

 デメリット

媒体の機能を活用した自動化は、当然ですが機能の範囲でしか自動化できません。より複雑なルールによる自動化を求める場合は、別の手段を選択する必要があります。

2.リスティング広告自動運用ツール

2.リスティング広告自動運用ツール

引用元:Shirofune

リスティング広告自動運用ツールは、リスティング広告に特化したものから、その他のWEB広告にも対応しているものなど、さまざまなツールがあります。

 特徴・できること

リスティング広告自動運用ツールによる自動化は、以下のような作業が対象となります。

  • 初期設定
  • 入札最適化
  • 運用改善
  • 広告効果の可視化・分析
  • レポート作成

リスティング広告運用をはじめるにあたっての初期設定から、入札の最適化に運用改善、広告効果の可視化や分析、さらにレポート作成まで対応できるツールもあります。

 メリット

媒体の機能では対応できないようなところまで、しっかりと自動化できる点は、リスティング広告自動運用ツールの大きなメリットと言えます。

入札の最適化や運用改善については、ツールが運用データを分析した上で改善点を洗い出すので、担当者が考えることもほぼなくなります。

 デメリット

リスティング広告自動運用ツールを利用するデメリットは、「使い方を覚える必要がある」「費用がかかる」という2点です。

ツールを利用するにあたっては、ツールの使い方を覚えなくてはなりません。ただ、多くのツールは初心者でも簡単に利用できる設計になっています。

さらに、ツールの提供会社のサポートを受けられるため、それほど大きな障害となることはないでしょう。

使い方よりも注意しなければならない点は費用です。リスティング広告自動運用ツールの利用には費用が必要です。ツールを導入することで業務の効率化や、広告効果の向上が見込めますが、ツールのコストがその効果に見合うのか、自社の予算的に問題ないのかといった点は、あらかじめ確認しておきましょう。

3.リスティング広告レポート自動化ツール

リスティング広告レポート自動化ツール

引用元:Databeat Explore

リスティング広告レポート自動化ツールは、リスティング広告運用のデータから、自動でレポートを作成するツールです。一度広告媒体と連携しておけば、常に最新の運用データを取得し、レポートを生成します。

 特徴・できること

リスティング広告レポート自動化ツールによる自動化は、以下のような作業が対象となります。

  • リスティング広告運用データの取得・更新
  • 外部ツールへのデータエクスポート
  • 広告運用レポートの作成

ツールによっては、リスティング広告以外の広告媒体についても、上記の作業を自動化が可能です。

 メリット

リスティング広告の運用データを自動取得できるため、わざわざ広告媒体の管理画面へアクセスして、データを取得する必要がなくなります。

さらに、自動取得したデータを基に広告レポートも自動で生成しますので、ツールへアクセスするだけで、最新の運用データに関する広告レポートを閲覧できます。

また、別のBIツールなどで詳しくデータを分析したい場合は、データの出力先に合わせたフォーマット形式で、データの出力も可能です。

 デメリット

リスティング広告自動運用ツールのデメリットと同様に、「使い方を覚える必要がある」「費用がかかる」という点がデメリットとなります。

ただし、リスティング広告レポート自動化ツールの操作は簡単な上、ツールの提供会社のサポートも受けられるので問題ありません。

費用については、自社の予算を確認する必要があります。とはいえ、リスティング広告レポート自動化ツールほど高額な費用がかからないツールがほとんどです。

 

すぐにできる!Googleリスティング広告機能を使った自動化3選

ここでは、Googleリスティング広告機能を使って、すぐにできる自動化の方法をご紹介します。Google広告の管理画面から設定が可能なので、とりあえず自動化を試してみたいという方は、ぜひこちらの内容を参考に実施してみてください。

1.Googleリスティング広告のレポートを定期送信する

1.Googleリスティング広告のレポートを定期送信する

引用元:Google広告

Google広告には、レポートを定期的に送信する「スケジュール機能」があります。あらかじめ見たい形式のレポートを作成したら、スケジュール機能で「レポートの共有先メールアドレス」「レポートを送信するスケジュール」を設定します。

以上の設定を行うと、自動でGoogle広告のレポートが送信されます。このスケジュール機能を活用すれば、都度レポートを作成したり、複数のメンバーにレポートを共有する作業の手間を省けます。

※参考:Google広告レポートの作り方について詳しく解説した記事はこちら
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【無料テンプレートあり】Google広告レポートの作り方 自動化ツールやスプレッドシートでの活用を合わせて解説

2.自動入札機能を利用する

2.自動入札機能を利用する

引用元:Google広告

Google広告の自動入札機能は、Google広告がAIで自動的に上限クリック単価の設定を行ってくれる機能です。自動入札を設定する際は、「入札戦略」を選択して、その戦略に合わせた自動入札が実行されます。

Google広告で選択できる入札戦略には、以下のようなものがあります。

  • 目標コンバージョン単価
  • 目標広告費用対効果
  • クリック数の最大化
  • コンバージョン数の最大化
  • コンバージョン値を最大化
  • 目標インプレッションシェア

この自動入札を利用すると、入札価格をAIによって自動で調整することが可能となるため、運用工数を削減できるメリットがあります。

また、自動入札は出稿のたびに行われるので、広告費の削減効果も期待できます。なお、自動入札で広告の効果を高めるためには、広告運用の目的に合った入札戦略を選択することがポイントです。

適切な入札戦略を選択したら、学習期間を経て最適な運用が始まるまであまり手動で調整を行わないのがおすすめです。

3.自動化ルールを利用する

1.リスティング広告の媒体の機能

引用元:Google広告

自動化ルールは、管理画面で指定した条件によって、入札価格の調整や広告の停止などの操作を自動化できます。自動化ルールを設定する際の項目には、以下のようなものがあります。

項目名 概要
アクション
  • キャンペーンを有効にする
  • キャンペーンを一時停止する
  • 予算を変更する
  • ラベルを変更する
  • メールを送信する
適用
  • 選択済みアカウントのキャンペーン
  • 選択したキャンペーン
条件
  • キャンペーンステータス:すべて・有効のみ・削除済みを除くすべて
頻度
  • 一回・毎日・週別・月別
  • 時間の設定(30分刻み)
  • 使用するデータの期間:今日・昨日・今月・全期間など
結果をメールで通知
  • このルールが実行されるたび
  • 変更やエラーがある場合のみ
  • エラーがある場合のみ
  • メールを送信しない

自動化ルールの具体的な活用方法としては、特定の期間や時間帯にのみ広告を配信する、CPAに応じて入札を調整するなどの使い方がおすすめです。

期間限定のキャンペーンを行っている場合は、自動化ルールを設定しておけば、手動で調整しなくてもキャンペーン用の広告を配信し、キャンペーン終了と共に配信を自動で停止できます。

また、CPAの高騰を24時間目視することは難しいですが、自動化ルールによって一定のCPAを超えた場合に、入札を抑えるといった設定もできますので、予想外のコストが発生するのを防止するといった使い方もできます。

これらの作業は手動でも不可能ではありません。しかし、手動で行うとリソース負荷がとても高くなってしまいますので、自動化ルールを活用した方が効率よく運用できます。

 

リスティング広告運用が自動化できるおすすめツール

リスティング広告運用が自動化できるおすすめのツールをご紹介します。リスティング広告の運用に負担を感じている方、業務効率を大幅に改善したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

Shirofune

Shirofune

引用元:Shirofune

Shirofuneは、利用実績7,000件以上の広告運用自動化ツールです。国内で唯一Yahoo!広告のAPI認定パートナーにも選ばれています。

また、楽天やリクルート、トランスコスモスなど大手企業にも多数導入されています。

 ツールの特徴・自動化できること

Shirofuneは、以下のような作業を自動化できます。

  • 初期セットアップ
  • 予算管理・入札最適化
  • 運用改善
  • レポート作成
  • レポート分析

リスティング広告運用未経験者でも、簡単な操作画面によって広告の初期設定が行えます。さらに、予算管理や入札最適化、運用改善なども、Shirofuneで自動化できます。

項目によって自動または手動を選択できますので、自動化したい部分と手動で設定したい部分を分けて運用も可能です。運用改善に関しても自動提案されるので、実施する場合は画面に沿って操作するだけで完了します。

 料金

Shirofuneの料金は2種類あります。1つはセルフプランといって、すでにリスティング広告運用を行っている方向けのプランです。そしてもう一つがサポートプランです。

サポートプランは、リスティング広告運用に慣れていない方、はじめて運用する方向けのプランで、専任担当者のサポートを受けながらツールを利用できます。

料金プラン 料金
セルフプラン 月額広告費×5%
サポートプラン 月額広告費×5%+月額10万円

こんな方におすすめ!

Shirofuneは、リスティング広告運用に時間を割けない方、リスティング広告運用経験者が浅いけど、すぐに運用を開始したい方におすすめです。

Shirofuneを導入したことで、作業時間が9割以上削減できたといった例もありますので、運用に時間を割けないというシーンには特におすすめです。

また、Shirofuneは誰でも簡単な操作で最適な運用が実施できるので、リスティング広告運用経験者がいない企業にもおすすめできます。

その他のリスティング広告運用自動化ツール

Shirofune以外のリスティング広告運用自動化ツールで、現在おすすめできるものはありません。というのも、こちらの記事でも解説した通り、リスティング広告の自動化については、広告媒体の機能が充実してきている背景があります。

これにより、以前あった自動化ツールの中には、サービス提供を終了していると言った状況があります。そのため、これからリスティング広告運用を自動化するのであれば、まずは広告媒体の機能を活用してみましょう。

それだけでも、かなりの業務効率化が期待できます。さらに、リスティング広告運用の結果を確認するためには、この後紹介する広告レポート自動化ツールの導入もおすすめです。

 

リスティング広告レポート自動化ツールおすすめ5選

ここからは、リスティング広告レポート自動化ツールのおすすめを紹介します。レポート作成を効率化したい方は、ぜひ参考にしてみてください。

リスティング広告レポート自動化ツールまとめ

以下はリスティング広告レポート自動化ツールのまとめです。

ツール 概要 こんな方におすすめ
Databeat Explore マーケティングに関するあらゆるデータをレポート化 リスティング広告以外にも複数の広告を運用している方
Lisket レポート作成と予算管理ができる レポート作成自動化と広告の予算管理を同時に行いたい方
glu カスタマイズ性の高いレポート 好みのフォーマットでレポートを作成したい方
アドレポ レポート作成時に考察の出力も可能 レポートの考察機能を活用したい方
racooon 広告運用結果レポートの自動送信サービスが利用できる シンプルなレポートツールを使いたい方

リスティング広告レポート自動化ツールは、どれも広告レポートを自動で作成できる点は共通した機能です。そのほか、ツールによって固有の機能が利用できるものもあります。

レポートの自動作成のみであれば、どのツールでもそれほど大きな違いはありません。ただ、レポートのフォーマットやそのほかの機能の違いがあるので、それぞれのツールの特徴を把握した上で、自社に合ったものを選択するのがおすすめです。

リスティング広告のレポート自動化ツールを上手に選ぶ3つのポイント

リスティング広告のレポート自動化ツールを上手に選ぶ3つのポイントを解説します。ツール選びに迷った場合は、以下のポイントに注意して選んでみてください。

  1. 導入コストに問題がないか
  2. リスティング広告以外に運用している広告媒体にも対応できるか
  3. ツールの使いやすさ

 POINT1:導入コストに問題がないか

リスティング広告のレポート自動化ツールを利用するにあたっては、コストがかかりますので、自社の予算的に問題がないかチェックしましょう。

それほど高額な費用は発生しないものの、ランニングコストとなりますので、ツールを利用することで効率化できる業務の量など踏まえて、導入を検討しましょう。

 POINT2:リスティング広告以外に運用している広告媒体にも対応できるか

現在リスティング広告以外にも運用している広告媒体がある、または今後追加で運用する予定の広告媒体があるか、そしてツールがそれらの媒体に対応しているかを確認しましょう。

リスティング広告のレポート自動化ツールといっても、多くのツールはそのほかの広告媒体にも対応しています。そこで、リスティング広告以外に運用する媒体が、ツールの対応できる媒体かどうかをチェックします。

せっかくツールを利用するのですから、すべての広告媒体のレポートをまとめて作成できた方が効率良く運用できます。

 POINT3:ツールの使いやすさ

ツールの使いやすさ、操作感なども事前にチェックした上で、導入を検討してください。業務の効率化のために導入するリスティング広告のレポート自動化ツールですから、そもそもツールの使い勝手が悪いと意味がありません。

できれば、本格的にツールを導入する前に、トライアルのような形で実際に使ってみて判断できるのがベストです。また、導入後にツールの提供会社がしっかりとサポートをしてくれるかどうかもポイントです。

 

※レポートツールを選ぶ際に見比べるべき観点で主要広告レポートツールを比較した表を配布しています。是非ご覧ください。

 

Databeat Explore

Databeat Explore

引用元:Databeat Explore

Databeat Exploreは、アジト株式会社が提供する、マーケティングデータプラットフォームです。

 ツールの特徴・自動化できること

Databeat Exploreは、リスティング広告やその他WEB広告、その他マーケティングに必要なデータを自動で収集します。

収集したデータは、Databeat Exploreのレポート用テンプレートを使って、自動でレポート化されます。さらに、データをGoogleアナリティクスやGoogleデータポータル、Excel、Googleスプレッドシート、BIツールへ出力も可能です。

Databeatサービスサイト

 料金

Databeat Exploreの料金プランは広告アカウント数による従量課金、そして広告費による従量課金の2種類が用意されています。

料金プラン 料金
アカウント数課金プラン 広告アカウント数×300円
広告費課金プラン 広告費×0.3%

こんな方におすすめ!

Databeat Exploreは、複数のWEB広告を運用している方におすすめです。すべての広告媒体のデータを自動で収集し、レポート化できますので、広告データの収集やレポート作成にかかる工数を大幅に削減できます。

データの収集や管理をDatabeat Exploreで行い、分析をBIツールでといった場合も、外部ツールに合わせてデータを出力できるため、スムーズな連携が可能です。

※主要広告レポート自動化ツールを様々な観点から比較した資料を配布しています。是非ご覧下さい。

Lisket

Lisket

引用元:Lisket

Lisketは、WEB広告の運用代行などを行っている、株式会社カルテットコミュニケーションズが提供するツールです。

 ツールの特徴・自動化できること

Lisketは、リスティング広告やSNS広告、動画広告のデータを毎晩取得します。そのため、朝には前日までのデータによるレポートをチェックできます。

また、Lisketと連携した広告媒体の予算を一括で管理できる「予算管理ツール」も利用できます。

 料金

Lisketの料金プランは、広告アカウント数に応じて決まります。

広告アカウント上限数 料金
20 1万円/月
60 3万円/月
100 5万円/月
140 7万円/月
180 9万円/月
181~ お問い合わせ

こんな方におすすめ!

Lisketは、リスティング広告レポートの自動化と併せて、広告媒体の予算管理も効率化したい方におすすめです。複数の広告媒体を運用している場面でも、Lisketの予算管理ツールならひとつの画面ですべての予算をチェックできます。

glu

glu

引用元:glu

gluは、運用型広告のコンサルティングなどを行う、アタラ合同会社が提供するツールです。

 ツールの特徴・自動化できること

gluは、WEB広告のレポートデータ、アカウント構成を取得して一覧表示することができます。取得したデータは、ダイス機能を使ってさまざまな切り口で確認できます。

広告レポートは、Excelへの出力も可能です。また、ダッシュボードではあらかじめ設定したKPIに対して条件が一致すると、自動アラートメールで通知も可能です。

 料金

gluには「ライト」「スタンダード」「アドバンス」「プレミアム」という4つの料金プランがあります。いずれのプランも料金は、問い合わせが必要です。

こんな方におすすめ!

gluは、広告レポートのカスタマイズ性を重視する方におすすめです。gluはExcelで作成可能な図や表に対応できるので、これまでしようしていたフォーマットをそのまま使用したり、自分でフォーマットを作成して使用したりできます。

アドレポ

アドレポ

引用元:アドレポ

アドレポは、企業のマーケティング支援を行う株式会社イルグルムが提供するツールです。

 ツールの特徴・自動化できること

アドレポは、リスティング広告やその他WEB広告のデータ自動収集、定期レポートの自動送信などが可能なツールです。収集したレポートは、ExcelやGoogleスプレッドシートへ出力したり、メール自動送付機能を使って共有もできます。

また、集めた広告データを分析して考察データを作成できる「スマート考察機能」も利用できます。

 料金

アドレポの料金は、月額30,000円からとなっており、詳しい料金は問い合わせが必要です。

こんな方におすすめ!

アドレポは、サポート作成に一切手をかけたくない方におすすめです。アドレポを使えば、データの収集から加工、レポート作成(考察含む)、出力、メール送付まですべて自動で行えます。

広告レポート作成のための時間を作れない方にオススメのツールです。

racooon

racooon

引用元:racooon

racooonは、インターネット広告事業やメディア事業などを展開する株式会社ユニークワンが提供するツールです。

 ツールの特徴・自動化できること

racooonは、各広告媒体からデータを取得して、ExcelやPDFでレポートを自動送信します。また、接続している広告媒体の運用状況は、いつでもracooon上で確認できます。

 料金

racooonの料金は、API連携する広告アカウント数に応じたプランになっています。

API連携する広告アカウント数 料金
~10 11,000円
~30 22,000円
~60 44,000円
~120 88,000円
121~ お問い合わせ

こんな方におすすめ!

racooonは、シンプルな広告レポートツールを利用したい方におすすめです。レポートの自動送信機能を活用することで、いつでも好きなタイミングで広告の運用状況を確認できます。

※参考:その他広告レポート自動化ツールを特集した記事はこちら
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リスティング広告で自動化を上手に取り入れるための3つのポイント

リスティング広告で自動化を上手に取り入れるための3つのポイント

リスティング広告で自動化を上手に取り入れるためのポイントを3つご紹介します。これからリスティング広告の自動化を検討されている場合は、以下を参考に自動化に取り組んでみてください。

  1. 本当に自動化が必要かどうか検討する
  2. ツールに頼りすぎない
  3. ツールが無くても運用できるスキルを身につけておく

POINT1:本当に自動化が必要かどうか検討する

「リスティング広告運用の自動化」と聞くと、効率良く運用できるイメージがあり、すぐにでも取り入れたいと考える方も少なくないはずです。

しかし、本当に自動化が必要なのかを今一度検討しましょう。もちろん自動化によって効率化できる部分があれば、実施するに超したことはありません。

ですが、自動化する必要がない部分も無理矢理自動化すると、返って効率が悪くなってしまうこともあります。なぜ自動化するのか、自動化することでどんな効果を得られるのかを、自動化前に必ず確認しましょう。

POINT2:自動化に頼りすぎない

自動化は多くのメリットがあります。しかし、自動化に頼りすぎてしまわないようにしましょう。自動化に頼りすぎてしまうと、ほとんど何もしなくてもリスティング広告の運用が実施できます。

しかし、担当者が運用状況を気にしなくなってしまうのはリスクがあります。あくまで自動化は効率化の手段の一つであって、必ずチェックは必要です。

自動化を信用し過ぎてしまい、思わぬトラブルの発生に気がつくのが遅れてしまうと、大きな損害を生み出すこともありますので、注意しましょう。

POINT3:ツールが無くても運用できるスキルを身につけておく

リスティング広告の自動化ツールは、とても便利な機能を多数備えています。多少費用がかかってでもツールを導入することで、リソースを削減できて、他の業務に注力できるようになります。

しかし、ツールに頼りすぎるのではなく、仮にツールが無くてもリスティング広告の運用ができるスキルを必ず身につけておきましょう。

万が一ツールにトラブルがあって動作しなくなったり、ツールのサービス提供が終了してしまった場合、運用担当者のスキルがないとリスティング広告運用そのものが停止してしまいます。

あくまでツールはリスティング広告運用を補佐してくれるものとして、運用担当者のスキルや知識も常にアップデートしていくことが大切です。

 

まとめ

リスティング広告の自動化は、広告運用の効率化・広告効果の向上など大きなメリットがありますので、まだ活用されていない場合は、できる部分から自動化することをおすすめします。

広告媒体の管理画面で設定できる手軽なものから、ツールを利用した自動化までさまざまな方法があります。また、広告レポートの作成を自動化できるツールもあります。

リスティング広告運用に自動化が必要なくても、レポート作成を自動化すれば作成工数を削減できます。特に複数の広告媒体の運用を行っている場合は、高い効果が期待できます。

今回ご紹介した自動化の種類の中から、自社の課題を解決できる方法をひとつずつ、取り入れてみてください。

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