LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」は、LINE広告から配信できるダイナミック広告です。
ユーザーの行動履歴をもとに精度の高い広告配信ができるダイナミック広告が利用できることは、非常に期待値が高いと言えます。
そこで、今回こちらの記事ではLINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」について、効果的なリスト作成や設定手順などを詳しく解説していきたいと思います。
- 1 LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」に関する基礎知識
- 2 LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」で実現できる3つのこと
- 3 LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」活用はこんな方におすすめ!
- 4 LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」の設定手順全体像
- 5 LINE Dynamic Adsの権限付与の申請
- 6 LINE TAGの作成、設置方法
- 7 商品フィードの作成、登録
- 8 オーディエンスの作成方法
- 9 リターゲティング広告の配信方法
- 10 LINE広告のリターゲティング配信の効果を最大化するための5つのポイント
- 11 LINE Dynamic Ads運用の初心者はまずは代理店利用がおすすめ!
- 12 LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」運用に強みをもつおすすめ代理店3選
- 13 LINE広告運用の改善のヒントを得る効果計測のススメ
- 14 まとめ
LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」に関する基礎知識
はじめに、LINE Dynamic Adsとはどのような広告なのか見て行きましょう。
LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」とは?
引用元:LINE
LINE Dynamic AdsはLINE広告の一種ですが、ユーザーごとに最適な広告を配信することが可能です。ユーザーの過去の行動履歴をもとに、興味があると思われる商品の広告などを配信します。
LINE Dynamic Adsと通常のLINE広告のリターゲティング配信との違い
LINE Dynamic Adsと通常のLINE広告のリターゲティングの大きな違いは、新規顧客に対する訴求ができるかどうかです。
通常のLINE広告のリターゲティングは、過去にWEBサイトを訪れたことがあるユーザーに対して広告を配信します。商品の購入やサービスの申し込みを検討中のユーザーからのコンバージョンを狙うのが目的です。
これに対しLINE Dynamic Adsは、リターゲティングももちろん行えますが、WEBサイトには訪れたことがないユーザーにも広告配信が可能です。
LINE Dynamic Adsの配信方法の種類
LINE Dynamic Adsの配信方法の種類について、具体的に見ていきましょう。
種類1:リターゲティング配信
引用元:Yahoo!
リターゲティング配信とは、WEBサイトを訪問したユーザーで、商品購入を行っていないユーザーに対して配信する広告です。WEBサイトを訪れたにもかかわらずコンバージョンしていないユーザーは、購入を検討していたり、他の商品と比較検討しているなどの理由が考えられます。
しかし、そのままだとユーザーは結局購入せずに離れてしまうケースが多いため、リターゲティング配信によって改めて訴求し、コンバージョン獲得を狙います。
種類2:プロスペクティング配信
引用元:LINE
プロスペクティング配信は、自社サイト以外のWEBサイトで商品を購入したり閲覧したユーザーに対して配信する広告です。
例えば、競合サイトで過去にユーザーが購入した商品と似た商品や、興味を持ちそうな商品を広告で訴求すると、そのユーザーは潜在顧客である可能性が高いため、通常の新規顧客獲得を目的とした広告よりもコンバージョンする確率が高くなります。
このような効果を狙ったのがプロスペクティング配信です。
LINE Dynamic Adsの主要な配信先
LINE Dynamic Adsを表示できる主な配信先を見てみましょう。
主要な配信先1.トーク画面
引用元:LINE
LINEのトーク画面は、LINEアプリの中でもっとも多く利用される配信面です。広告はトーク画面上部にありますので、ユーザーがLINEメッセージのやりとりをする際に必ず目にすることになります。
主要な配信先2.LINE NEWS
引用元:LINE
LINE NEWSは月間175億以上のPV数がある配信面です。ユーザーの年齢層も幅広いので、さまざまな広告に対して効果を発揮します。
主要な配信先3.LINE VOOM(旧タイムライン)
引用元:LINE
LINE VOOMは、月間6,800万人以上のユーザーが接触する配信面です。以前はタイムラインと呼ばれていました。若干女性ユーザーの接触が多いですが、こちらも年齢層の幅が広いのが特徴です。
上記でご紹介した3つの配信先以外にも、LINE Dynamic Adsは以下の掲載面に配信できます。
- ウォレット
- ホーム
- LINEマンガ
- LINE BLOG
- LINEポイントクラブ
- LINEショッピング
- LINEチラシ
- LINEクーポン
- LINE広告ネットワーク
LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」の費用
LINE Dynamic Adsを利用するにあたり、どのような費用が発生するのが解説します。
LINE Dynamic Adsの課金体系
LINE Dynamic Adsでは、クリック課金とインプレッション課金を選択できます。広告の目的に合わせて最適な課金方式を選択しましょう。
LINE Dynamic Adsの費用相場
LINE Dynamic Adsの費用相場は、課金方式ごとにそれぞれ以下のようになります。
- クリック課金:24円~200円/click
- インプレッション課金:400円~650円/1,000imp
ただし、上記はあくまで目安と捉えてください。競合他社の出稿状況などによって課金単価は大きく変動する場合があります。
※参考:LINE広告の費用に関して特集している記事も併せてご覧ください。
LINE広告は、SNS広告の中でもユーザー数が多く、高い効果が期待できる広告のひとつです。しかし、実際に運用するためには必要な費用についても正しく理解しておかなくてはなりません。 また、自社でLINE広告の運用が難しい場合は、代理店へ[…]
LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」で実現できる3つのこと
LINE Dynamic Adsを利用してどんなことが実現できるのかを解説します。広告を運用する際には、その目的に合った広告を利用することが重要となりますので、以下を参考にLINE Dynamic Adsの導入を検討してみてください。
- ユーザーごとに最適な広告を配信
- リターゲティングと新規顧客獲得を同時に実施
- クロスターゲティングによる露出の強化
1.ユーザーごとに最適な広告を配信
LINE Dynamic Adsは、ユーザーごとに最適な広告を配信して、高いコンバージョン率を実現できます。
ユーザーが過去に閲覧または購入した商品情報から、関連する商品の広告を配信できるので、ユーザーの好みに合った商品を提案できます。
また、カルーセル表示を利用することで、複数の商品による訴求を同時に行うことも可能です。
2.リターゲティングと新規顧客獲得を同時に実施
通常のリターゲティングよりもLINE Dynamic Adsが強みとしているのが、新規顧客獲得も目指せる点です。
事前に蓄積したユーザーの行動データをもとに、潜在顧客を見つけ出して広告を配信できるため、データがないまま配信する新規顧客向けの広告よりも高い効果が期待できます。
3.クロスターゲティングによる露出の強化
LINE広告独自の機能として注目されているのが、クロスターゲティングです。
クロスターゲティングとは、LINE広告で集めたユーザーデータに、LINE公式アカウントで取得したデータを掛け合わせて配信できる機能です。
この機能によって、さらに精度の高いターゲティングによる広告配信が実施できます。
LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」活用はこんな方におすすめ!
LINE Dynamic Adsは、すでにLINE広告を利用している方や、LINE広告以外のWEB広告を運用している方におすすめです。
既存のWEB広告の運用データを活用すれば、LINE Dynamic Adsでリターゲティングを行ったり、プロスペクティング配信を行えますので、費用対効果を大きく改善できます。
また、新規顧客に向けた配信を同時に行えば、広告の露出強化にもつながるのでさらなる売上アップも期待できます。
LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」の設定手順全体像
LINE Dynamic Adsを利用するにあたり、どのような設定が必要になるのかを解説して行きます。まずはLINE Dynamic Adsの設定手順の全体像からご覧ください。
1:LINE Dynamic Adsの権限付与の申請
LINE Dynamic Adsを利用する場合は、まず権限付与の申請を行います。審査がOKとなれば、LINE Dynamic Adsが利用できます。
2.LINE TAGの作成、設置
権限が付与されたら、LINE TAGを作成して設置します。LINE TAGはLINE Dynamic Adsを運用する際のデータ取得に必ず必要なものです。
3.商品フィードの作成、登録
広告に掲載する商品フィードの作成と登録を行います。フィード作成には、あらかじめ用意されている業種別のテンプレートが利用できます。
4.オーディエンスの作成
LINE TAGを設置するとユーザーの行動データが蓄積されていきますので、そこからオーディエンスを作成します。
5.LINE Dynamic Adsの配信
上記がすべて完了したら、LINE Dynamic Adsの配信を開始できます。
LINE Dynamic Adsの権限付与の申請
LINE Dynamic Adsの利用にあたっては、事前に権限付与の申請が必要なりますので、手順をご紹介します。
手順1.申請フォームから申請
引用元:LINE
LINE Dynamic Adsの権限付与の申請は、こちらから行います。
・LINE広告を利用していない場合はこちらからLINE広告の利用の問い合わせをする必要があります。
本記事では、LINE広告出稿ガイドを初心者向けに解説しています。LINE広告はコミニケーションツールのライン上に広告出稿できるサービスです。 多くのユーザーにリーチが可能となるため人気を集めている広告媒体ですが、LINE広告をはじめる[…]
LINE TAGの作成、設置方法
LINE Dynamic Adsを利用するために必要なLINE TAGの作成と設置について解説します。
LINE TAGとは?
引用元:LINE for Business
LINE TAGは3種類のコードがあり、これらをWEBサイトに設置することでユーザーの行動状況を把握できるようになります。
手順1.LINE TAGを取得する
引用元:LINE for Business
はじめに広告アカウントからLINE TAGを取得します。
ベースコードは、サイト内すべてのページに設置が必要なコードです。
カスタムイベントコードは、特定のページに対する計測に必要なコードとなっており、イベントを作成する場合に必要なページに設置します。
コンバージョンコードは、サイト内のコンバージョン計測に必要なので、コンバージョンポイントがあるページに設置します。
手順2.LINE TAGを設置する
引用元:LINE for Business
取得したLINE TAGは、サイト内の<head>の中へ設置するルールです。また、複数のコードを同じページに設置する場合は、ベースコードを必ず最初に貼り付け、その下に残りのコードを貼り付けます。
商品フィードの作成、登録
タグを設置したら次は商品フィードです。商品フィードが登録されていないと広告が配信できませんので正しく登録を行ないます。
商品フィードとは?
引用元:PLAN-B
商品フィードとは、LINE Dynamic Adsで配信する広告の元データとなるものです。
上図はフィードを利用した一般的なWEB広告の例です。通常は、商品データフィードを使ってさまざまな広告媒体へ広告を配信します。
今回はLINE Dynamic Adsなので、他媒体への配信は行ないませんが、商品フィードを登録しておけば、自動的に広告の情報を読み取りクリエイティブが生成される仕組みです。
手順1.入稿内容の作成
LINE Dynamic Adsのフィードは上図の内容となっていますので、必要な画像素材や商品情報をまとめて作成します。
・フォーマットの誤りをなくすため、LINE社から提供されるテンプレートの利用をお勧めします。
オーディエンスの作成方法
商品フィードの次はオーディエンスの作成です。
オーディエンスとは?
オーディエンスはLINE Dynamic Adsによって広告を配信するターゲットリストのようなものです。
LINE TAGによって得られたデータを元に、オーディエンスを作成して行きます。
手順1.オーディエンスタイプを決める
オーディエンスのメニューから、オーディエンスタイプを選びます。オーディエンスタイプは全部で6種類ありますので、広告の目的に合わせて選びましょう。
- ユーザーIDアップロード
- クリックリターゲティング
- インプレッションリターゲティング
- チャットタグオーディエンス
- 追加経路オーディエンス
- ウェブトラフィックオーディエンス
手順2.ターゲットの設定
ターゲットの設定は、手順1で選択したオーディエンスタイプによって方法が異なります。
ユーザーIDアップロード
事前に用意したユーザーIDの記載されているファイルを使用します。ファイルが複数ある場合は、5つまで同時に読み込み可能です。
クリックリターゲティング
過去に配信した内容の中から、今回対象とするものを選びます。
すると、選んだ内容に付随するURLが出てきますので、この中から利用したい情報を選びます。なお、ここで選べるのは配信日から60日以内の内容のみとなります。
インプレッションリターゲティング
過去に配信した内容の中から、今回対象とするものを選びます。
チャットタグオーディエンス
対象のタグ一覧が表示されますので、使用したいデータを選びます。なお、タグ自体を消してしまうとオーディエンスも消えるので注意しましょう。
追加経路オーディエンス
友だち追加を行なった期間を基準として、今回対象にする期間を設定します。期間を決めると、経路が表示されるので、使用するデータを選びます。
なお、2020年3月14日以前のデータや、経路がその他となっている場合は利用できません。
ウェブトラフィックオーディエンス
プルダウンからターゲットを指定します。次に有効期間を指定して保存します。
手順3.オーディエンスの公開設定
最後にオーディエンスの公開設定を「公開」に変更します。
リターゲティング広告の配信方法
ここからはリターゲティング広告の配信方法を解説します。
手順1.キャンペーンを作成
広告マネージャーで「+キャンペーンを作成」から作成を進めます。
手順2.キャンペーンの設定
ここでは、キャンペーン名・掲載期間・任意設定の内容を決めて行きます。
手順3-1.広告グループ作成_ターゲット設定
まずは広告グループのターゲット設定を行ないます。リターゲティング配信では、「オーディエンス作成」へ進みます。
手順3-2.広告グループ作成_オーディエンスの決定
オーディエンス一覧から、今回使用するオーディエンスを選びます。
手順3-3.広告グループ作成_広告フォーマットの設定
インストリーム動画の配信可否を決めます。なお、友だち追加キャンペーンにインストリーム動画は使用できません。
手順3-4.広告グループ作成_配信設定
配信先を決めます。基本的には自動配置が推奨されていますが、必要であれば任意で設定を変更して構いません。LINE以外のアプリなどへも配信したい場合は、自動配置にするか、LINE広告ネットワークにチェックを入れます。
手順3-5.広告グループ作成_入札の設定
入札戦略は広告の目的に応じて、「イベント単価の上限を設定」「入札額の上限を設定」「単価の上限なしで1日の予算の消化を最大化」から選択します。
また、課金方式はクリック課金またはインプレッション課金を選びます。
上限金額の設定が必要な場合は、金額も入力します。
手順3-6.広告グループ作成_予算の設定
自社の予算に合わせて、1日の予算を決めます。なお、こちらの設定をしても、必ず設定した金額以下で収まるということではありません。
場合によっては大幅に予算を超過するケースもあります。ただし、設定金額の2倍を超えた分については、費用が請求されることはありません。
LINE広告のリターゲティング配信の効果を最大化するための5つのポイント
LINE広告のリターゲティング配信の効果を最大化させるために必要なことを、5つのポイントとしてまとめました。
- プロスペクティング配信を活用する
- CVユーザーの除外設定を行なう
- リーセンシーの設定を利用する
- 最適な入札戦略を実施する
- LINE以外のアプリへ配信する
POINT1.プロスペクティング配信を活用する
引用元:LINE
プロスペクティング配信を活用することで、リターゲティング配信の効果を高めることが可能です。
WEBサイトに接触済みの検討中ユーザーだけではなく、WEBサイトには未接触で関連商品の閲覧や購入を行ったユーザーに対して広告を配信すれば、対象ユーザーの母数が増えるだけでなく、見込み客の可能性が高いユーザーにアプローチできるため、費用対効果の高い運用が期待できます。
POINT2.CVユーザーの除外設定を行なう
すでにCVしているユーザーに関連商品の訴求や再購入の訴求を行う場合を除き、CV済みのユーザーは除外設定を行いましょう。
CVしているユーザーにも継続して広告を配信することは、広告費を無駄に消化してしまう原因となります。
POINT3.リーセンシーの設定を利用する
リーセンシー設定を有効活用することで、ターゲットの中からより購買意欲の高いユーザーをセグメントして広告配信が行えます。
リターゲティングによって、WEBサイトに訪問済みのユーザーを一律に扱ってしまうと、どうしても訪問から日数が経過してしまっているユーザーの反応が悪くなってしまいます。
このような場合、リーセンシー設定によってWEBサイトの訪問日からの経過日数が浅いユーザーに絞り込むことで、購買意欲の高いユーザーにだけ広告を配信できます。
POINT4.最適な入札戦略を実施する
引用元:LINE for Business
LINE広告に用意されている入札戦略を適切に実施することも、リターゲティング配信の効果を最大化する一つの要因となります。
入札戦略は、さまざまな広告の目的に対応できるように用意されているので、その時の目的にマッチするものを活用すれば、広告効果の最大化につながるのです。
POINT5.LINE以外のアプリへ配信する
リターゲティング配信の際、LINE以外のアプリへの配信を行うことで、広告のインプレッション増加につながり効果を高めることが可能です。
広告配信先の設定を行う際、自動配置やLINE広告ネットワークを選択すると、LINE内だけではなく外部のアプリへも広告が配信されるようになります。
この設定を利用すれば、LINEとその他のアプリ両方へ広告配信ができるので、配信ボリュームが増加して広告効果を高められます。
LINE Dynamic Ads運用の初心者はまずは代理店利用がおすすめ!
LINE Dynamic Adsの出稿方法について解説してきましたが、ご覧の通り正しく運用してしっかりと効果を得るためには、さまざまな作業が必要となります。
初心者でLINE Dynamic Adsの運用に関する知識があまりない場合は、代理店に運用代行を依頼するのがおすすめです。
初心者に広告代理店利用がおすすめな理由
代理店は、LINE Dynamic Adsの運用方法について熟知していますので、広告の目的に沿って適切な運用を行えます。
初心者が手探り状態で運用を行うと、最適な状態にたどり着くまでにかなりの時間がかかり、その間は機会損失を生んだり、広告費が無駄になってしまうリスクもあります。
ですから、まずは代理店を利用して徐々に自社運用に切り替える準備をするのがおすすめです。
広告代理店を利用する3つのメリット
広告代理店を利用してLINE Dynamic Adsを運用するメリットは、以下の3点となります。
- すべての業務を代理で行ってくれる
- 最短で効果を最大化できる
- WEBマーケティング全般の相談ができる
1.すべての業務を代理で行ってくれる
代理店を利用すると、LINE Dynamic Adsに関するすべての業務を行ってもらうことができるため、広告運用に時間を割かずに済みます。
社内に広告運用の経験者がいて、リソース的にも余裕があれば問題ないですが、そうではない場合は広告運用にリソースがかかりすぎてしまい、本来の業務が疎かになってしまうといったケースも少なくありません。
LINE Dynamic Adsを運用する環境が整っていない場合は、代理店の利用を検討することをおすすめします。
2.最短で効果を最大化できる
LINE Dynamic Adsの運用経験とノウハウを活用して、最短期間で広告の効果を最大化できるのも、代理店を利用する大きなメリットです。
広告の効果を最大化するためには、ただ出稿するだけではなく、データに基づいた運用を行なわなくてはいけません。
また、常に市場は変化しますので、PDCAを回し続けることも重要です。
広告代理店は、運用経験とノウハウを持ち合わせているため、自社で運用するよりも短期間で広告効果を最大化してくれるでしょう。
3.WEBマーケティング全般の相談ができる
代理店とのつながりを持つことで、WEBマーケティング全般の相談が可能な環境が手に入ります。
LINE Dynamic Adsの運用代行を利用する中で、もっとコンバージョンを増やしたい、もっと世の中に認知させたいといった悩みを相談すれば、LINE Dynamic Adsはもちろんですがそれ以外の方法についても提案してくれます。
LINEのダイナミック広告「LINE Dynamic Ads」運用に強みをもつおすすめ代理店3選
LINE Dynamic Adsの運用に強みをもつおすすめの代理店を3社ご紹介します。これからLINE Dynamic Adsの運用を検討している方は参考にご覧ください。
アナグラム株式会社
こんな方におすすめ!
- マーケティング支援も受けたい
- LINEの正規認定代理店に依頼したい
アナグラム株式会社の強み
アナグラム株式会社は、LINE広告の正規認定代理店です。LINE広告の運用実績が認められた代理店なので、安心してLINE Dynamic Adsの運用代行を依頼できます。
また、LINE広告以外にもリスティング広告やSNS広告の運用代行に対応できます。マーケティング支援も行っているため、WEBマーケティング全般の相談も可能です。
アナグラム株式会社の概要
・料金体系:初期費用0円/広告費の20%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告/Gunosy広告/SmartNews広告
・会社名:アナグラム株式会社
・本社所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4-4-4フィールド北参道1・2F
・URL:https://anagrams.jp/
株式会社グラッドキューブ
引用元:https://corp.glad-cube.com/
こんな方におすすめ!
- 信頼できる実績のある代理店に依頼したい
- 動画やWEB制作も依頼したい
株式会社グラッドキューブの強み
株式会社グラッドキューブは、Google広告やYahoo!広告で数々の受賞歴がある、広告運用に強みを持つ代理店です。
SNS広告や動画広告などに幅広く対応しており、ウェブサイト制作や動画制作なども可能となっています。
LINE広告の運用代行にも対応しており、これまでの広告運用経験を活かした精度の高いLINE Dynamic Adsの運用が期待できます。
株式会社グラッドキューブの概要
・料金体系:初期費用0円/広告費の20%
・対応可能な媒体:Google/Yahoo!/Facebook/Twitter/Instagram/LINE/Amazon/TikTok/YouTube
・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル 8F
・URL:https://corp.glad-cube.com/
ArtsWeb株式会社
こんな方におすすめ!
- LINE専門の代理店に依頼したい
- LINE公式アカウントの運用も検討している
ArtsWeb株式会社の強み
ArtsWeb株式会社は、LINEに特化した専門の代理店です。
LINE広告の運用代行や、LINE公式アカウントの開設・運用代行などを行っています。これまでに自治体や官公庁向けのLINEセミナーを開催したり、LINE公式アカウントの運用に関する書籍を出版するなど、とにかくLINE特化していますので、広告運用だけでなくLINEについてはなんでも相談できます。
LINE Dynamic Adsの運用だけでなく、LINE公式アカウントの運用を検討している方にお勧めの代理店です。
ArtsWeb株式会社の概要
・料金体系:初期費用0円/広告費の20%
・対応可能な媒体:LINE広告
・会社名:ArtsWeb株式会社
・本社所在地:愛知県名古屋市中村区名駅4-6-23 第三堀内ビル9階
・URL:https://www.line100.com/
※参考:LINE広告の運用代行に強みをもつ代理店を特集した記事も併せてご覧ください。
LINE広告を使って競合に一歩リードしたい。 本業がいそがしいから運用をプロにまかせたい。 自社で運用してみたがうまくいかなかった。 本記事は上記のような悩みをもつビジネスパーソンに向けたものです。LINE[…]
LINE広告運用の改善のヒントを得る効果計測のススメ
LINE広告の運用改善のヒントは、すべて運用データの中にあると言っても過言ではありません。
そのため、LINE広告の効果を改善していくには効果計測がポイントとなります。
LINE広告の効果を計測するメリット
LINE広告の効果を計測することによりわかるのは、どれだけコンバージョンが獲得できたかと言った表面的なものだけではありません。
ターゲットごと、広告ごとにそれぞれ効果がはっきりと数字で確認できますので、改善すべき点などが明確になります。
反対に効果計測を行わないと、正しく現状把握できないばかりか、どんどん広告の効果が悪化していくことを見逃してしまうリスクもあります。
おすすめの効果計測ツール:「Databeat Explore」
LINE広告の運用を行う際に、効果計測ツールとしておすすめしたいのがDatabeat Exploreです。
Databeat Exploreは、LINE広告(LINE Dynamic Ads)の効果計測が簡単に実施できるツールです。導入後は自動で広告データを収集するため、マーケターの手を煩わせることなく効果の計測ができます。
LINE広告における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
データの集計の手間を省ける
Databeat Exploreは、LINE広告(LINE Dynamic Ads)の運用データを常に更新しますので、管理画面からデータを抽出する必要がありません。
もし、他にもWEB広告を運用している場合は、それらの広告データも同じように自動で更新できますので、毎日のデータ集計作業から解放されます。
クリエイティブごとの効果がわかる
Databeat Exploreには、LINE広告(LINE Dynamic Ads)のサムネイル画像を自動抽出する機能があるので、クリエイティブごとの効果も把握できます。
広告にとってクリエイティブはとても重要な要素なので、しっかりと効果測定を行って効果の低いクリエイティブを差し替えることが、広告効果の最大化にもつながります。
他の広告との比較が容易になる
Databeat ExploreにLINE広告(LINE Dynamic Ads)やその他のWEB広告を連携させると、すべての広告のデータがダッシュボードに集約され、広告同士の比較も容易になります。
WEB広告は、媒体ごとに指標が違ってなかなか比較しにくいケースがあります。ですが、Databeat Exploreは異なる指標を統一して表示する機能があるので、もっとも効果の高い広告を特定することも簡単です。
まとめ
LINE広告でダイナミック広告の配信が可能なLINE Dynamic Adsは、リターゲティング配信だけでなくプロスペクティング配信など、広告効果をさらに高める配信手法が利用できます。
通常のLINE広告を運用中であれば、LINE Dynamic Adsを取り入れることで全体の費用対効果を大きく改善できる可能性を持った広告と言えるでしょう。
ただし、LINE Dynamic Adsの運用にはある程度の知識や経験が必要であることから、初心者の方は代理店を利用すると、運用初期のさまざまなリスクを回避することができるでしょう。
そして、LINE Dynamic Adsの効果測定には、業務効率化が計れるDatabeat Exploreがおすすめです。