日本最大級のメディアにて広告出稿が可能な、Yahoo!広告について紹介をしています。自社でYahoo!広告を出稿したが、なかなか成果が出ないとお悩みの方も多いのではないでしょうか。
そんな方に必要となるのが広告レポート分析です。しかし、いざレポート分析を始めるにあたり、
「Yahoo!の広告レポートの作成方法が分からない」
「Yahoo!広告のレポートの分析方法が知りたい」
「Yahoo!広告のレポート分析を効率化させたい」
上記のようなお悩みはないでしょうか。本記事では企業担当様へ向けてYahoo!広告レポートの「作成方法」「分析方法」「効率化方法」を紹介しています。
- 1 まず押さえたい「Yahoo!広告レポート」の基礎知識
- 2 【基礎】Yahoo!広告レポートを見るには?レポートの確認方法とダウンロード方法
- 3 Yahoo!広告のレポートをうまく選び、使いこなすには?
- 4 基礎編のまとめ
- 5 【中級】Yahoo!広告レポートを的確に読みこなして効果測定をしよう
- 6 【中級】Yahoo!広告レポートの便利機能を使いこなそう!
- 7 Yahoo!広告レポート作りでよくある悩みと解決法
- 8 中級編のまとめ
- 9 【上級】より効率的にYahoo!広告レポートを作るには?
- 10 上級編まとめ
- 11 まとめ
まず押さえたい「Yahoo!広告レポート」の基礎知識
広告レポート作成前に「Yahoo!広告レポート」の基礎知識について理解しましょう。Yahoo!広告レポートの「定義」と「目的」について紹介します。
Yahoo!広告のパフォーマンスレポートとは?
引用:Yahoo!広告ヘルプ
パフォーマンスレポートは、Yahoo!広告の各キャンペーンや広告グループのパフォーマンスを分析できるレポートです。「集計期間」「指標」を設定することで、さまざまな切り口でのパフォーマンス分析が可能となります。
その他、主な特徴は下記の通りとなっています。
- アカウントの権限を持つユーザーのみ作成可能
- 「お勧めの設定」機能を使った簡易的なレポート作成が可能
- レポートは1週間確認でき、ダウンロード可
「Yahoo!広告レポート」をチェックする目的は?
続いて、広告レポートをチェックする目的について見ていきましょう。
目的1、設定したゴールの達成へどれくらい寄与したかがわかる
広告出稿は「コンバージョンを月に○○件獲得する」などの目標設定するのが基本です。広告レポートを分析することで、この目標に対していくら費用をかけたか理解することが可能となります。
このデータを元にROAS(広告回収率)CPA(コンバージョン単価)を算出し、広告全体の費用対効果を測定するのにも役立ちます。
目的2、広告運用の改善施策を作る手がかりになる
広告レポートをチェックすることで、広告運用の改善施策を作る手がかりになります。広告運用では、常に課題を見つけて改善していくことが重要です。
例えば、自社目標値として定めたコンバージョン件数に到達しない場合は、広告レポートを分析します。原因をレポートから見つけ出し改善していかない限りは、目標達成は難しいと言えるでしょう。
目的3、広告予算設定の判断材料になる
広告レポートを分析することで、今後の広告予算を明確にすることができます。例えば、現状のYahoo!のリスティング広告平均コンバージョン率が「3%」であれば、ここから予算を決めることができます。
目標コンバージョンが月に100件だと仮定して計算します。
必要な広告クリック数が把握できます。これに、出稿予定の平均クリック単価を掛けます。平均クリック単価は見積もり機能で算出しましょう。
この計算により「333,300円」が1月あたりの予算として予測できます。
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注意!広告メニューは定期的に変更される
Yahoo!広告メニューは定期的に変更されるので注意が必要です。詳細について紹介します。
2021年6月YDNがリニューアル「統合レポート」で管理可能に
2021年6月YDNがリニューアルされ「統合レポート」で管理が可能になりました。認知に特化した予約型と、CV獲得に適した運用型が同じプラットフォームで分析できます。
このような事例以外にも定期的にアップデートがあるので、レポートを確認しつつ対応していく必要があります。
【基礎】Yahoo!広告レポートを見るには?レポートの確認方法とダウンロード方法
基礎編として、Yahoo!広告レポートの「確認方法」と「ダウンロード方法」を紹介します。下記の手順に従ってレポートを確認してみましょう。
パフォーマンスレポートの確認・ダウンロード方法
パフォーマンスレポートの確認・ダウンロード方法は下記の通りです。
手順1:パフォーマンスレポートを選択
引用:Yahoo!広告
「検索広告」又は「ディスプレイ広告」を開き「レポート」→「パフォーマンスレポート」を選択します。
手順2:新規レポートを作成
引用:Yahoo!広告
新規レポート作成を選択し、レポートの種類を選択します。レポートの種類に関しては記事後半にて紹介していますので、そちらを参考にして下さい。
手順3:詳細決定
引用:Yahoo!広告
「集計期間」「レポート名」「出力形式」を選択して下部の「作成」を選択します。
手順4:ダウンロード
引用:Yahoo!広告
広告レポートをダウンロードすれば完了です。
Yahoo!広告のレポートをうまく選び、使いこなすには?
Yahoo!広告のレポートをうまく選び、使いこなすための方法について紹介します。
Yahoo!広告の分析でよく使うレポート5選
Yahoo!広告では、あらかじめレポート分析でよく使うレポートが用意されています、その中でもよく使う5選を紹介します。
年齢別レポート
引用:Yahoo!広告
年齢別レポートは、ディスプレイ広告(運用型/予約型)のみで使用可能なレポートです。15歳~70歳以上の世代を4歳区切りに分けたレポートが閲覧可能となっています。
性別レポート
引用:Yahoo!広告
性別レポートは、ディスプレイ広告(運用型/予約型)のみで使用可能なレポートです。「男性」「女性」「不明」別に分析が可能です。ディスプレイ広告で性別ターゲティングを実施している場合は、有効なレポートとなります。
デバイス別レポート
引用:Yahoo!広告
デバイス別レポートは、ディスプレイ広告(運用型/予約型)のみで使用可能なレポートです。「スマホ」「タブレット」「デスクトップ」別の分析が可能です。
時間帯別レポート
引用:Yahoo!広告
時間帯別レポートは、全てのキャンペーンで利用できるレポートです。各時間帯のパフォーマンスを分析し、成果のある時間に予算を多めに投入するといった改善が可能になります。
地域別レポート
引用:Yahoo!広告
地域別レポートは、全てのキャンペーンで利用できるレポートです。地域別での広告分析が可能となるため、ローカルビジネス向きのレポートといえます。
たくさんの種類があるYahoo!広告レポート……どうやって選べばいい?
Yahoo!広告には多くのレポートがあるため、どれを選択して良いか分からない方も多いかと思います。自社に合った選定ポイントを3つ紹介するので、参考にしてください。
選ぶポイント1:自社の販売形態から判断
自社の販売形態からレポートを判断するようにしましょう。例えば、ローカルビジネスを展開しているのであれば、各地域別にパフォーマンスを比較することで、狙うべき地域が明確になります。
しかし、全国展開している企業であれば、地域別のレポートを見ても有益な情報は得られないでしょう。このように自社の販売形態から有益なレポートを選択しましょう。
選ぶポイント2:自社の商品・サービスから判断
自社の商品・サービスからレポートを判断するのも大切です。例えば、自社でビジネスマン向けの商材を扱っているのであれば、時間帯別の分析が有効です。朝の通勤時間や夕方の退勤時間などのパフォーマンスを把握することで、より有効な広告運用が可能となります。
選ぶポイント3:自社のターゲットから決める
自社のターゲットからレポートを決めるのも有効です。例えば自社の現状のターゲットが40代前半の男性だとしましょう。
年々コンバージョンが低下しており、新たなターゲットを開拓したい時に性別や年齢別のパフォーマンスを比較すれば、新しいユーザーを開拓するヒントが得られるかも知れません。
迷ったら「オススメのレポート」機能を使ってみよう
Yahoo!広告では、お勧めの設定というレポート作成機能があります。こちらを活用すれば簡易的なレポートがすぐに作成できるので、迷ったら活用してみることをおすすめします。
そのほか、Yahoo!広告で使えるレポート一覧
上記で紹介した以外にも、レポートが設けられているので紹介します。
レポート名 | 何がわかるレポートなのか・特徴 |
---|---|
アカウントレポート | Yahoo!広告の全ての階層を含んだ全体のパフォーマンスを分析できる |
キャンペーンレポート | キャンペーンごとのパフォーマンスを分析できる |
広告グループレポート | 広告グループごとのパフォーマンスを分析できる |
広告レポート | 広告ごとのフォーマンスを分析できる |
キーワードレポート | キーワードとのフォーマンスを分析できる |
キーワードレポート以外の上記4つは、分析できる内容が同じですが、対象となる階層が異なります。
例えば、Yahoo!広告アカウントを2つ作成して各広告を別の広告代理店に運用してもらった後「アカウントレポート」で各パフォーマンスを確認すれば、どちらの代理店のパフォーマンスが高いか判断できます。
また、Yahoo広告にはA/Bテスト機能がないので「広告グループレポート」「広告レポート」で分析をすれば、A/Bテストの比較が可能です。このように広告レポートを上手く使い分けてみましょう。
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基礎編のまとめ
パフォーマンスレポートは、Yahoo!広告の各キャンペーンや広告グループのパフォーマンスを分析できるレポートです。「Yahoo!広告レポート」をチェックするは目的3つあります。
1.設定したゴールの達成へどれくらい寄与したかがわかる
2.広告運用の改善施策を作る手がかりになる
3.広告予算設定の判断材料になる
Yahoo!広告には多くのレポートがあるため、どれを選択して良いか分からない場合は、お勧めの設定を活用しましょう。
【中級】Yahoo!広告レポートを的確に読みこなして効果測定をしよう
中級編として、Yahoo!広告レポートを的確に読みこなして効果測定するための方法を紹介します。
Yahoo!広告レポートで見るべきポイント
まず、Yahoo!広告レポートで必ず見るべきポイントを3つ紹介します。
- クリック数・クリック率
- コンバージョン
- CPA
POINT1.クリック数・クリック率
Yahoo!広告レポートでは、必ずクリック数・クリック率を確認するようにして下さい。クリック数はユーザーが広告をクリックした数、クリック率は広告が掲載された数に対してのクリックの割合です。
基本的にクリック率は「リスティング広告」の方が高く、ディスプレイ広告が低いと理解しましょう。これは、「リスティング広告」が顕在ユーザーへのアプローチとなり、ディスプレイ広告が潜在ユーザーへの認知が目的となるためです。
クリック数・クリック率が増加しない場合は、併せてインプレッション数も確認します。まず疑うべきは、そもそも広告が表示されているかということです。
インプレッション数に問題がないのであれば「クリエイティブ」「ターゲット」等を改善していきます。
POINT 2.コンバージョン
Yahoo!広告レポートでは、コンバージョンも必ず確認するようにしましょう。定期的に獲得コンバージョン数の達成度を確認します。
コンバージョン数が届かない場合は、広告だけではなくLPが原因の可能性もあります。広告クリックがあるのにもかかわらず、コンバージョンが見込めない場合は、真っ先にLPを疑うべきでしょう。
LPでは「表示速度」「導線」「広告との関連性の低さ」などの原因が考えられるので、分析を元に改善していきます。
※参考:Yahoo!広告のコンバージョン測定について詳しく解説した記事も併せてご覧ください。
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POINT 3.CPA
Yahoo!広告では、CPAの分析も欠かせません。CPAは一つのコンバージョンを獲得するのに掛かった単価です。CPAを分析することで、広告の費用対効果を分析することができます。
自社の商品・サービス1つ当たりの利益とCPAを比較し費用対効果を確認しましょう。尚、Yahoo!広告レポートではCPAはデフォルトで分析できるようになっています。
Yahoo!広告の運用成果をもっと上げたい! レポートから見直すべきこと
広告運用の成果をもっと上げたい時に、レポートから見直すべきことを紹介します。
- 入札設定
- クリエイティブ
- オーディエンス(ユーザー属性)
POINT1.入札設定
入札設定は、広告のインプレッション数に関わります。自社のクリック数やクリック率が低下している際は、入札単価を上げてインプレッション数を増やす等の調整が必要です。
また、キーワードによる入札設定も有効です。自社で設定しているキーワードでパフォーマンスが高いものがあれば、迷わず予算を投入すべきでしょう。
POINT2.クリエイティブ
広告運用の成果をもっと上げたい時は、クリエイティブ比較をするようにしましょう。A/Bテストともいいますが、1つの要素を変更した、複数のクリエイティブのパフォーマンスを比較し、成果が良かった要素をメインキャンペーンに採用する方法が有効です。
常にテストを繰り返すことで、成果が見込める広告運用が可能となります。
POINT3.オーディエンス(ユーザー属性)
オーディエンス(ユーザー属性)を明確にしたい場合は、同じクリエイティブの広告を複数のユーザグループに分けて出稿しましょう。
そうすることで、オーディエンスごとのパフォーマンスが明確となり、自社に合ったオーディエンスが把握できます。
【中級】Yahoo!広告レポートの便利機能を使いこなそう!
Yahoo!広告レポートの便利機能を紹介します。
テンプレートの作成
テンプレート作成は、あらかじめYahoo!広告で用意されているテンプレートを使用する方法です。初級編で紹介した「年齢別」「性別」等のレポートのことです。
向いている人・使いたい場面
どういった切り口でレポートを作成して良いか分からない方に、テンプレート活用は向いています。複数のテンプレートを活用し自社に合ったテンプレートを見つけてみましょう。
使い方
引用:Yahoo!広告
「パフォーマンスレポート」→「新規作成」でテンプレートが選択できるようになっています。
プリセット・テンプレートの活用
プリセット・テンプレートは、種類ごとに最適な項目がセットされているテンプレートです。ディスプレイ広告専用のテンプレート機能となっています。選択できるレポートは下記の通りです。
レポート種類 | 詳細 |
---|---|
基本 | インプレッション・クリックなど基本的な指標 |
配信先URL | 配信先URLごとのレポート作成 |
リンク先 | リンク先URLごとのレポート作成 |
ラベル | ラベルごとの分析レポート |
リーチ | リーチ(ユーザー数)に特化したレポート作成 |
向いている人・使いたい場面
ディスプレイ広告を出稿しており、分析の切り口が分からない方にプリセット・テンプレートは向いています。ディスプレイ広告の場合「認知」が目的となることが多く分析が困難となるので、初心者は迷わずプリセット・テンプレートを活用すべきでしょう。
使い方
ディスプレイ広告のレポートから「レポート・テンプレート作成」を選択します。
引用:Yahoo!広告
上記で紹介したプリセット項目を読み込んで保存すれば完成です。
引用:Yahoo!広告
エクスポート・Excelでの出力(ダウンロード)
Yahoo!広告では作成したレポートの出力も可能です。CSV、TSV、XMLの各フォーマットにて出力が可能です。
向いている人・使いたい場面
作成したいレポートを社内で共有したい方は、データ出力が向いています。出力したデータはローカルに保存されるので、このファイルを社内共有ファイル等にアップすれば、クラウド上で共有することも可能です。
使い方
引用:Yahoo!広告
作成したレポートの「ダウンロード」を選択することで保存可能です。フォーマットに関しては、レポート作成時に選択しておく必要があります。
横断リーチレポート
横断リーチレポートは、複数の広告キャンペーンごとの「クリック数」「コンバージョン」等のユニークユーザーを確認することが可能なレポートです。
こちらのレポートはディスプレイ広告を出稿している方専用のサービスとなっています。
向いている人・使いたい場面
複数のディスプレイ広告を出稿している方に横断リーチレポートは向いています。
横断リーチレポートでは各指標のユニークユーザー数を把握できるため、キャンペーンごとに重複しているユーザーに対してリーチをしていないか確認することが可能です。
使い方
ディスプレイ広告のレポート画面から「横断リーチ」を選択します。
引用:Yahoo!広告
対象となるキャンペーンを2つ以上選択して適用し、最後に右上の「レポート作成」を選択すれば完了です。
引用:Yahoo!広告
コンバージョン経路レポート
コンバージョン経路レポートは、コンバージョンを達成したユーザーへの貢献度を分析できるレポートです。
通常のコンバージョンは、ラストクリックのみを対象としますが、コンバージョンを達成したユーザーが別の広告に接触している場合はこのレポートで貢献度を確認できます。
こちらのレポートもディスプレイ広告専用の広告レポートとなります。
向いている人・使いたい場面
ディスプレイ広告を出稿している企業は、コンバージョン経路レポートを活用すべきです。例えば、各キャンペーンのCPAを比較し、費用対効果の悪い広告の配信停止を検討している場合は、コンバージョン経路を確認した方がよいでしょう。
その広告自体が直接のコンバージョン獲得はしていないが、多くのアシストをしている可能性もあるためです。
使い方
ディスプレイ広告のレポート画面から「コンバージョン経路」を選択します。
引用:Yahoo!広告
キャンペーンを選択して、対象となるキャンペーンを最大3つ選択し、集計期間も選択します。最後に「適用」を選択すれば完了です。
引用:「コンバージョン経路レポート」提供について
Yahoo!広告レポート作りでよくある悩みと解決法
Yahoo!広告レポート作りでよくある悩みと解決法を紹介します。レポート作りにお困りの方は下記内容を参考にしてください。
悩み1.複数の項目をわかりやすく見せられない
複数の項目をわかりやすく見せられない場合は、下記内容を試してみましょう。
一目で内容が伝わるグラフを作るコツ
複数の項目をわかりやすく見せられない場合は、多くの情報を詰め込み過ぎている可能性があります。例えば、1つのグラフで「コンバージョン」「クリック率」「CPA」を見せようと思っても、情報が多すぎて見にくいグラフとなります。
1つのグラフに対して1つの指標と決めておけば、見やすいグラフが作成できるでしょう。
視認性が高い色の選び方
基本的に赤、オレンジ、青、緑などは、視認性が高い色と言われています。これらの色をグラフに活用する時は、統一性を持たせることです。
例えば、棒グラフで全て違う色を適用した場合、非常に見づらいグラフとなってしまいます。グラフで活用する色をなるべく少なくすることで、見やすいグラフが作成できます。
悩み2.レポート作成に時間がかかる
レポート作成に時間がかかる場合は、下記内容を試してみましょう。
カスタムレポートの項目を調整し、Excelを使いこなそう
レポート作成に時間がかかる場合は、カスタムレポートの項目を調整し、Excelを使いこなしましょう。
一度ずつレポートを作成するのでなく、事前にテンプレートをYahoo広告にて作成しておけば、対象となるキャンペーンを選択するだけでレポート作成ができるようになります。
レポート作成を効率化するツールを使おう
外部のレポート作成ツールを活用しても、作業を効率化することが可能です。複数の広告媒体で出稿している企業にとっては大きなメリットとなります。
悩み3.ほかの広告の結果と連動させて読み解きたい
ほかの広告の結果と連動させて読み解きたい場合は、下記内容を試してみましょう。
レポート作成を効率化するツールを使おう
ほかの広告の結果と連動させて読み解きたい場合も、レポート作成を効率化するツールを使いましょう。広告媒体だけではなく、自社のWeb集客施策を可視化するツールを活用すれば、更に作業を効率化することが可能です。
中級編のまとめ
自社でYahoo!広告レポートをはじめて作成する場合は、テンプレートを積極的に活用しましょう。分析業務に慣れてきたら別のテンプレートや、自社で項目をカスタマイズして、オリジナルテンプレートを作成し、作業を効率化させましょう。
【上級】より効率的にYahoo!広告レポートを作るには?
上級編として、より効率的にYahoo!広告レポートを作るための方法を紹介します。
Yahoo!広告のレポート作成を効率化するツールを使おう
Yahoo!広告のレポート作成を効率化するツールを3つ紹介します。下記ツールを活用し、レポート業務を効率化させましょう。
種類1:広告テンプレート
広告テンプレートツールとは、あらかじめ用意されたテンプレートを活用することで、広告レポート作成が自動化され、工数削減やミスの抑制などが可能となるツールです。
種類2:Looker Studio(旧Googleデータポータル)
Looker Studio(旧Googleデータポータル)は、Googleが提供するツールです。広告の分析結果やGoogleアナリティクスデータを表やグラフに可視化することができ、レポートをリアルタイムで分析することが可能になります。
最近では、Webマーケターや事業企画、DX関連の業務に携わる方が利便性の高さから「Looker Studio」を活用するケースが増えています。 特にWebマーケティングデータの分析や効果検証のシーンで「Looker Studio」を利[…]
Looker Studioの使い方を学べる初心者向け講座もおすすめ
Looker Studioは、広告データだけではなくGA4、Googleサーチコンソールなどさまざまなデータを簡単に可視化できる便利なツールです。一度Looker Studioでレポートを作成してしまえば、その後はワンクリックでデータ更新できるため、毎日データ集計する必要もありません。
また、日次や月次など時系列で指標を分析する、PDCAを回すといった際にも非常に便利です。しかし、Looker Studioでレポートを作成するにはデータソースの設定など、初心者にはやや難しい工程があります。
「Databeat オンラインスクール」では、そんなLooker Studioの使い方をわかりやすくワークショップ形式で解説しています。「Databeat オンラインスクール」は無料公開しておりますので、ぜひお気軽に受講してみてください。
種類3:広告レポート自動化ツール
広告レポート自動化ツールは、広告媒体のデータを可視化し、データの出力だけではなく、指標の統一なども自動で実施する広告効果測定ツールです。
広告レポート作成を効率化する「広告レポート自動化ツール」とは?
広告レポート作成を効率化する「広告レポート自動化ツール」について紹介します。
広告レポート自動化ツールを利用するメリット
広告レポート自動化ツールのメリットは、各広告媒体の比較やレポート業務が容易になる点です。事前に項目を設定しておくだけで、自動でレポート出力されるので、担当者の負担を軽減することが可能です。
広告レポート自動化ツールを利用するデメリット
導入費用がかかる点が、広告レポート自動化ツールのデメリットです。しかし、広告レポート自動化ツールの活用により、費用対効果を改善できる可能性もあるため、デメリットよりもメリットが多いツールといえます。
オススメのYahoo!広告レポート自動化ツール:Databeat
広告レポート自動化ツールの中でもおすすめなのが、アジト株式会社が提供するDatabeatです。データ活用をメインとしたマーケティング手法である、データ・ドリブン・マーケティングを実行するために便利な機能を備えています。
Yahoo!広告運用における「Databeat」の3つの活用ポイント
Yahoo!広告運用における「Databeat」の3つの活用ポイントは下記の通りです。
広告指標の統一が可能
Databeatを活用すると広告指標の統一が可能です。「Yhaoo!広告」「Google広告」によって異なる指標を自動で同じ意味に統一する機能を搭載しています。この機能により、広告媒体の比較が容易となります。
最新の広告データ共有が可能
Databeatを活用すると、最新の広告データを共有することができます。Databeatでは自動で更新・集計・可視化したデータをGoogleスプレッドシート又はBIツールに出力できるので、いつでも最新の広告データを共有することが可能です。
豊富なテンプレートで広告データの可視化が可能
Databeatでは、Excel・Googleスプレッドシート・Looker Studioの豊富なテンプレートが利用できます。テンプレートを利用することで、誰でもすぐに分析や共有に活用できるレポートを作成することが可能です。
現在Web広告の業務に関わる方は、「広告レポート自動化ツール」を取り入れることがベストです。 広告レポート自動化ツールは、Web広告のデータ収集・レポーティング業務を効率化する上で大きな威力を発揮します。 そして、業務効率化以外[…]
上級編まとめ
Yahoo!広告レポートの分析業務を効率化するには、ツールの活用がおすすめです。中でも、広告レポート自動化ツールを活用することで、各広告媒体の比較も可能となるため、大きなメリットを得ることが可能です。
まとめ
Yahoo!広告レポート分析は、広告運用業務の改善に必要な作業です。広告運用初心者の方は、テンプレートを活用した分析から始めてみましょう。
レポート分析に慣れて、作業効率化を目指すのであれば、積極的に外部ツールも活用しましょう。
【無料】Databeatサービス紹介資料
広告レポート自動化ツール「Databeat」のサービス紹介資料です。
・Web広告のレポート作成工数を削減したい
・Looker Studioと連携できるレポートツールを探している
・低価格でレポート作成を自動化したい
上記のような課題をお持ちの方は、以下のフォームに必要な項目を入力のうえ、送信してください。
Databeatの詳細な資料をご覧いただけます。