Yahoo!広告の予算がまるわかり!種類別目安予算や上手な予算管理方法まで詳しく解説

Yahoo!広告の予算がまるわかり!種類別目安予算や上手な予算管理方法まで詳しく解説

Yahoo!広告は、Google広告と並び多くの企業が利用しているWEB広告手法のひとつです。ターゲティングできるユーザー数が多いだけではなく、さまざまな広告の種類を利用することで、幅広い効果が期待できます。

ただ、Yahoo!広告を運用するためには予算が必要であり、この予算をどのように組むかが難しいところでもあります。そこで今回こちらの記事では、Yahoo!広告の予算について解説して行きます。広告の種類別目安予算や、上手な予算管理方法についても解説しますので、参考にご覧下さい。

目次

まずは押さえておきたいYahoo!広告の基本

はじめに、Yahoo!広告の基本を押えておきましょう。Yahoo!広告の強みや効果を発揮するシーンなどを解説します。

Yahoo!広告とは?

Yahoo!広告とは

引用元:Yahoo!

Yahoo!広告とは、Yahoo!が提供するサービス上に配信でできる広告サービスです。上の画像は左がディスプレイ広告、右がリスティング広告です。このほか、Yahoo!が提携するウェブサイトにも広告を配信できます。

検索やニュース、天気などYahoo!のサービスを利用するユーザーを対象として広告を配信し、自社サイトなどへ誘導を行います。

参考:Yahoo!広告とGoogle広告の違い

Yahoo!広告とよく比較されるのがGoogle広告です。どちらもリスティング広告やディスプレイ広告が配信できることから、非常に性質は似ています。

この2つが大きく異なる点は、ユーザー層の違いです。

Yahoo!はやや女性比率が高く、年代も高年層が多くなります。主婦層が多い点もYahoo!ユーザーの特徴です。

一方Googleは男性比率が高く、Yahoo!よりも若いユーザーが多くなります。また、職業もサラリーマンや経営者層が多いのが特徴です。

こうしたことから、広告で扱う商品やサービスのターゲットによってYahoo!広告かGoogle広告を使い分けることがあります。

※参考:Google広告運用について詳しく解説した記事はこちら
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他のWEB広告と比べた際のYahoo!広告の強み

他のweb広告と比べた際のYahoo!広告の強みを3つ紹介します。

  1. 多くのYahoo!ユーザーにリーチできる
  2. さまざまな種類の広告を利用できる
  3. 企業イメージを守りつつ訴求できる

 1.多くのYahoo!ユーザーにリーチできる

Yahoo!広告は、多くのYahoo!ユーザーにリーチできるメリットがあります。さきほど解説した通り、GoogleとYahoo!ではユーザー層に違いがあります。そのため、広告の商品が高年層や主婦層、PCユーザーをメインターゲットとする場合は、Yahoo!広告の方が高い効果が期待できます。

また、Yahoo!ポータルサイトやYahoo!が運営するさまざまなサービスは、非常に多くのトラフィックを抱えているため、そこへ広告を配信できるのも大きなメリットとなります。

 2.さまざまな種類の広告を利用できる

Yahoo!広告は、さまざまな種類の広告を利用できるメリットもあります。有名なものとしてはリスティング広告とディスプレイ広告があります。検索からのコンバージョンを目的とするならリスティング広告、認知拡大やブランディングを目的とするならディスプレイ広告といった具合に、目的によって広告を使い分けられる強みがあります。

Yahoo!広告の種類については、後ほど詳しく解説します。

 3.企業イメージを守りつつ訴求できる

Yahoo!広告は、企業や商品のイメージを守りつつ訴求できるメリットもあります。Google広告もYahoo!広告と同様に、外部のメディアへ広告を配信することが可能です。しかし個人が運営するブログなど無差別に配信されてしまうため、企業や商品のイメージにそぐわないメディアで広告が表示されてしまう可能性があります。

一方、Yahoo!広告の場合、提携できるメディアは法人運営に限定されているため、一定の品質が保たれます。また、そもそもYahoo!広告の審査基準が厳しいことも、ひとつの要因となっています。

※参考:Yahoo!広告の審査について詳しく解説した記事はこちら
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Yahoo!広告が効果を発揮するシーン

Yahoo!広告は、以下のようなシーンで効果を発揮します。

  • Yahoo!ユーザー(高年層・主婦層・PCユーザー等)をターゲットとする場合
  • 多くのトラフィックを獲得したい場合

Yahoo!広告を利用すれば、Yahoo!関連サービスへの広告配信ができるため、Yahoo!ユーザーへ効率良くリーチできます。また、Yahoo!ポータルのようにPV数の多いメディアへ広告を配信できるので、多くのトラフィックを獲得したいといったシーンでも、高い効果を得られます。

 

Yahoo!広告の予算を考える上で知っておきたい!課金方式の種類と費用相場まとめ

予算を考える場合には、まず課金方式や費用相場について理解しておくことがポイントです。ここからは、課金方式とそれぞれの費用相場について見ていきましょう。

課金方式の種類 費用相場
クリック課金(CPC) 80円~1,000円/クリック
vimps購入型(変動型) 20万円~2,000万円
時間帯ジャック購入型 掲載する時間帯による
枠購入型 購入する枠数による

この中でメインとなるのはクリック課金です。クリック単価はキーワードやターゲティング次第なので、運用状況を見ながら調整していく必要があります。

その他の課金方式については、ディスプレイ広告(予約型)での課金方式となります。非常に高い効果が期待できる反面、高額な費用が発生します。

Yahoo!広告の課金方式1:クリック課金(CPC)

広告がクリックされると課金が発生します。広告に興味があるユーザーだけクリックするのが基本なので、費用対効果が高いメリットがあります。

 クリック課金方式を採用しているYahoo!広告の種類

  • スポンサードサーチ(検索広告)
  • ディスプレイ広告(YDN)

 Yahoo!広告のクリック課金(CPC)の費用相場

80円から1,000円ほどとなります。ただし、競合や市場によって大きく変動するため、あくまで目安と捉えておきましょう。

Yahoo!広告の課金方式2:vimps購入型(変動型)

「ビューアブルインプレッション」というもので、インプレッション課金のひとつです。ただしビューアブルインプレッションは、ユーザーが広告を視認できる領域に表示された場合のみカウントされます。

 vimps購入型(変動型)を採用しているYahoo!広告の種類

  • ディスプレイ広告(YDN)予約型

 Yahoo!広告のvimps購入型(変動型)の費用相場

ブランドパネルPC(市区郡)が20万円から、高いものは「ブランドパネルパノラマPC」で2,000万円からとなっています。

Yahoo!広告の課金方式3:時間帯ジャック購入型

特定の曜日や時間帯を指定して広告を配信します。スマートフォン版のYahoo!トップページのファーストビューに表示されるので、高いリーチが期待できます。

 時間帯ジャック購入型を採用しているYahoo!広告の種類

  • ディスプレイ広告(YDN)予約型

 Yahoo!広告の時間帯ジャック購入型の費用相場

「ブランドパネルSP」が対象となっており、1時間単位で料金がかかります。そのため、費用は掲載する時間帯によって変動します。

Yahoo!広告の課金方式4:枠購入型

vimps数を枠数で分割して配信する方式です。

 枠購入型を採用しているYahoo!広告の種類

  • ディスプレイ広告(YDN)予約型

 Yahoo!広告の枠購入型の費用相場

購入は枠単位なので、vimps購入型よりも安いですが、購入する枠数次第となります。

※参考:Yahoo!広告の料金について詳しく解説した記事はこちら
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Yahoo!広告の主要な種類と目安予算を詳しく解説

ここからは、Yahoo!広告の主要な種類、そして目安予算について解説していきます。広告の種類について理解を深め、最適な広告を利用できるようにしましょう。

Yahoo!広告の種類と予算目安まとめ

広告種別 メリット デメリット 課金方式 月間予算目安
スポンサードサーチ(検索広告) 顕在層へのリーチに最適 クリック単価の高騰 クリック課金 数十万円~
ディスプレイ広告(YDN) 検索広告よりもユーザーの目につきやすい コンバージョン獲得に向いていない クリック課金 数十万円~
ショッピング広告 出店しているYahoo!ショッピングへの集客力アップ クリエイティブ制作の負担増加 クリック課金
販売価格×料率(1.0%~30.0%)
数十万円~

検索広告とディスプレイ広告は、主に自社サイトへの誘導や認知拡大を目的として利用しますが、ショッピング広告に関してはYahoo!ショッピングへ出店している方向けの広告となります。

広告の目的に合せて利用する広告の種類を選択しますが、検索広告はクリエイティブが必要なく、もっとも手軽に始められる広告の種類と言えます。

自社にマッチするYahoo!広告の上手な選び方

今回ピックアップした3種類のYahoo!広告の中から、自社に合った広告の種類を上手に選ぶためのポイントを紹介します。広告の種類選びは広告効果にも直結しますので、正しい選び方を理解しておきましょう。

  1. 広告の目的に適した広告を選ぶ
  2. 予算に合わせて選ぶ
  3. 運用しやすいものを選ぶ

 POINT1.広告の目的に適した広告を選ぶ

Yahoo!広告をどのような目的で利用するのかを明確にして、その目的に適した広告を選びましょう。費用対効果の高い運用や、広告からのコンバージョン獲得を目的とするのであれば、スポンサードサーチ(検索広告)が向いています。

また、新商品の認知拡大やブランディングが目的であればディスプレイ広告(YDN)、Yahoo!ショッピングへ出店しているのであればショッピング広告が最適です。

 POINT2.予算に合わせて選ぶ

自社でYahoo!広告にかけられる予算に合わせて広告の種類を選ぶことも重要です。スポンサードサーチ(検索広告)やディスプレイ広告(YDN)、ショッピング広告などは少額の予算からでも自由に設定して運用できます。

ただし、費用対効果を考えた場合にはスポンサードサーチ(検索広告)がもっとも適していると言えるでしょう。

 POINT3.運用しやすいものを選ぶ

自社で運用しやすい広告の種類を選ぶのもおすすめです。例えばスポンサードサーチ(検索広告)を運用する場合、広告はテキストのみとなります。しかしディスプレイ広告(YDN)は画像クリエイティブが必要となるため、クリエイティブを制作できる体制がなければいけません。

手軽に始めるのであれば、まずはスポンサードサーチ(検索広告)から着手してみるとよいでしょう。

種類1.スポンサードサーチ(検索広告)

種類1.スポンサードサーチ(検索広告)

引用元:Yahoo!

 スポンサードサーチ(検索広告)のメリット

ユーザーの検索キーワードに合せて広告を出稿できるため、顕在層へのリーチに最適です。クリック率やコンバージョン率も高く、費用対効果の良い広告運用が実施できます。

 スポンサードサーチ(検索広告)のデメリット

広告枠の中で上位表示させるには、入札単価を競合よりも高く設定する必要があります。そのため、出稿するキーワードによってはクリック単価が高騰してしまい、想定以上の広告費がかかるケースがあります。

また、検索されなければ表示できないので、認知されていない商品やマイナーな業種の場合、なかなかリーチが伸びないという可能性もあります。

 スポンサードサーチ(検索広告)の課金方式

クリック課金で、単価はキーワード次第ですが数十円~数百円程度になります。

 スポンサードサーチ(検索広告)の月間予算目安

月間予算の目安は、予算が少ない場合は数万円程度でも問題ありません。ただし、クリック単価が高いとすぐに消化しきってしまうため、多くのコンバージョンを獲得したい場合には、数十万円程度は用意しておくとよいでしょう。

種類2.ディスプレイ広告(YDN)

種類2.ディスプレイ広告(YDN)

引用元:Yahoo!

 ディスプレイ広告(YDN)のメリット

画像による訴求ができるため、検索広告よりもユーザーの目につきやすいメリットがあります。さらに画像で多くの情報を掲載できたり、さまざまなメディアへ配信できることから、潜在層に向けたリーチを得意としています。

 ディスプレイ広告(YDN)のデメリット

検索広告のように、広告からのコンバージョン獲得に向いていない点が、ディスプレイ広告のデメリットです。そのため、コンバージョン獲得を目的として運用すると、費用対効果はあまりよくない傾向があります。

 ディスプレイ広告(YDN)の課金方式

クリック課金で、単価はターゲティング次第ですが数十円~数百円程度になります。

 ディスプレイ広告(YDN)の月間予算目安

検索広告と同様に少額予算でも運用できます。ただし、認知拡大やブランディングを目的として利用する傾向が強いディスプレイ広告は、多くの露出が必要になるので検索広告よりも広告予算を多く組むことがおすすめです。

※参考:YDN(YDA)について詳しく解説した記事はこちら
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種類3.ショッピング広告

種類3.ショッピング広告

引用元:Yahoo!

 ショッピング広告のメリット

Yahoo!ショッピングへ出店している場合、ショッピング広告を利用することで集客力を高められるメリットがあります。また、バナー広告以外にもアイテムマッチやPRオプションなどいろいろな種類の広告が利用できるので、広告の目的や予算に合せて選択できます。

 ショッピング広告のデメリット

ショッピング広告では基本的に画像クリエイティブが必要となるため、制作できる環境とリソースが必要になります。リソースに余裕がない場合には、制作が負担となってしまうケースもあります。

 ショッピング広告の課金方式

ショッピング広告は、利用する広告によって課金方式が異なります。

  • バナー・ディスプレイ広告:クリック課金
  • アイテムマッチ:クリック課金
  • ソリューションパッケージ:クリック課金
  • PRオプション:販売価格×料率(1.0%~30.0%)

PRオプションのみクリック課金ではなく、商品の販売価格×料率になり、料率は1.0%~30.0%の間で自由に設定できます。

 ショッピング広告の月間予算目安

基本的には検索広告やディスプレイ広告と同じ考え方で、予算に合わせて少額からでも運用できます。ただしPRオプションは販売価格と設定した料率になるため、料率の設定次第では単価が高くなります。

ある程度販売数を伸ばしたいのであれば、月間数十万円程度の予算は組んでおいた方がよいでしょう。

※参考:Yahoo!広告の種類について詳しく解説した記事はこちら
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Yahoo!広告の適切な予算を決める方法

Yahoo!広告の適切な予算を決める方法

Yahoo!広告の運用において、適切な予算を決める方法を解説します。どのように予算を組むべきかの参考にしてみてください。

  1. コンバージョン獲得目標から算出
  2. リード・問い合せ獲得目標から算出
  3. 売上目標から算出する
  4. 損益分岐点から算出する
  5. LTVから算出する

1.コンバージョン獲得目標から算出

コンバージョン獲得目標から算出する方法は、月間何件のコンバージョンを獲得したいかを設定し、そこから予算を計算する方法です。以下の計算式で算出できます。

予算=コンバージョン獲得目標数×目標CPA

目標CPAは、1件のコンバージョン獲得に対して許容できる広告費のことを指します。例えば商品価格が1万円で原価が5千円、確保したい利益を2千円とした場合、目標CPAは3千円に設定します。

そのためコンバージョン獲得目標数が100件であれば、30万円が広告予算ということになります。

2.リード・問い合せ獲得目標から算出

コンバージョンではなくリードや問い合せをゴールとする場合は、以下のような計算式によって予算を算出します。

予算=リード・問い合せ獲得目標×リード獲得単価(CPL)

リード獲得単価(CPL)は、リード獲得にかけられる費用をリード獲得数で割ると算出できます。過去になんらかの形でリードを獲得していれば、その数値をもとに算出するとよいでしょう。

3.売上目標から算出する

売上目標から予算を算出する場合は、売上目標と予算に充てられる広告費の割合から算出します。

予算=売上目標×予算の割合

売上目標が300万円で予算の割合を10%とした場合には、30万円が予算になります。予算の割合については、商品の原価や人件費などをもとに算出するとよいでしょう。

4.損益分岐点から算出する

損益分岐点から予算を算出する方法は、「コンバージョン獲得目標から算出」に似ていますが、より精度の高い予算を算出できます。

予算=販売価格-販売コスト

ここでの予算は、商品1つあたりの予算を意味しています。販売コストは商品原価以外にも人件費や荷造運賃などさまざまな費用が含まれています。

5.LTVから算出する

LTVは、ライフタイムバリューといって、サブスクリプションなどでよく用いられる考え方です。顧客がサービスの契約をしてから終了するまでに支払う総額を意味しており、このLTVから予算を算出することもできます。

サブスクリプション以外でも、顧客のリピート購入を想定して算出するケースがあります。

予算=顧客単価×リピート購入回数×月間販売数

1万円の商品が月間100個売れる場合、予算は100万円になります。しかし、リピート購入を平均3回とした場合には、300万円が予算になります。

ただし、ここでは顧客単価をもとに計算しているため、厳密には原価なども差引いた数値で計算することが望ましいと言えます。

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Yahoo!広告の予算を見直した方がよいケース

Yahoo!広告の予算を見直した方がよいケース

Yahoo!広告を運用していると、予算を見直した方がよいケースがあります。ここでは、どんなシーンで予算の見直しが必要となるのか解説します。

  1. 予算の消化率が80%以上のキャンペーン
  2. 予算の消化率が80%以上かつCPAが低いキャンペーン

1.予算の消化率が80%以上のキャンペーン

設定した予算よりも消化が上回っているような場合には、機会損失が生まれている可能性があります。本来もっと予算があれば配信ボリュームが増えていた可能性があるということです。

そのため、予算を追加して配信を増やしてみると良いでしょう。

2.予算の消化率が80%以上かつCPAが低いキャンペーン

1例目と同じように予算の消化率が高くて、なおかつCPAが低いキャンペーンがあれば、最優先で予算の見直しをおすすめします。このケースは、予算を追加することで、低いCPAでのコンバージョン獲得をさらに伸ばせる可能性があるからです。

ただし、予算の追加によってCPAが高騰してしまうことがないか注視する必要があります。

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Yahoo!広告の予算を管理する方法

Yahoo!広告の予算を管理する方法も重要となります。ここでは、日予算について解説していきます。

日予算を設定する

日予算とは、1日あたりの予算のことです。100円以上であれば100円単位で設定できます。日予算を設定すると、1日あたりの予算を設定範囲内に抑えることが可能です。

【注意】日予算を超えて配信されるケースもある

基本的に設定した範囲内の予算で広告が配信されます。しかし、場合によっては日予算を超過するケースもあります。

これは表示機会が多い場合に、配信頻度が自動的に高く設定されるためです。

Yahoo!広告の日予算の設定方法

Yahoo!広告の日予算の設定方法1

引用元:Yahoo!広告ヘルプ

まずアカウント一覧からアカウントを選択します。

Yahoo!広告の日予算の設定方法2

引用元:Yahoo!広告ヘルプ

次に、キャンペーンを選択します。

Yahoo!広告の日予算の設定方法3

引用元:Yahoo!広告ヘルプ

キャンペーン概要>キャンペーン予算(日額)>変更をクリックします。

Yahoo!広告の日予算の設定方法4

引用元:Yahoo!広告ヘルプ

最後に、予算と掲載条件のところで金額を設定して完了です。

Yahoo!広告の予算限度額とは?

設定した予算の上限のことです。基本的に限度額以上の広告が配信されることはありません。しかし、広告の表示機会が多いと予算を超過することがあります。

日予算を超過した場合、請求の対象となるのは日予算の200%までとなっています。ただし、月途中で日予算を変更しなければ、月のトータルで予算が調整されるため、予算以上の請求はされません。

Yahoo!広告で予算超過を起こさないための3つのポイント

Yahoo!広告で予算超過を起こさないためのポイントを3つ紹介します。気が付かないうちに予算を超過してしまわないために、以下のポイントを押えて運用を実施しましょう。

  1. 予算消化のチェック頻度を高くする
  2. 余分な広告費を入金しない
  3. 適切な予算を設定する

1.予算消化のチェック頻度を高くする

予算超過を起こさないためには、予算の消化具合を頻度高くチェックすることが重要です。急にクリック数が増えていないか、クリック単価が高騰していないかなど、こまめにチェックしていれば異常に素早く気付き、調整することが可能です。

2.余分な広告費を入金しない

余分な広告費を入金していなければ、予算が超過して消化されてしまうことはありません。広告費は基本的に入金されている分を消化しきってしまうと、そこで配信がストップします。

ただしこの方法は、予算の消化に気が付かないと広告がストップしたままになってしまい、機会損失につながる可能性があるので注意が必要です。

3.適切な予算を設定する

予算を超過しないためには、はじめに適切な予算を設定しておくことも大切です。適当に予算を設定してしまうと、思いもよらない金額に達してしまうこともあります。

Yahoo!広告の「予算」に関するよくある疑問Q&A

Yahoo!広告の「予算」に関するよくある疑問Q&A

Yahoo!広告の予算に関するよくある疑問を、Q&A形式で紹介します。

Yahoo!広告ではキャンペーン全体の予算設定はできる?

設定できるのはキャンペーン単位のみとなります。よって、キャンペーン全体の予算は設定できません。

Yahoo!広告では月額単位での予算設定はできる?

日予算の設定のみで、月間の予算設定はありません。月間の予算は、日予算から事前に算出して管理する必要があります。

Yahoo!広告ではアカウント全体での予算設定はできる?

アカウント全体の予算設定はありません。全体の予算を調整したい場合は、日予算を設定した上で残高によって管理する必要があります。

予算内でYahoo!広告の効果を最大化する5つのTIPS

予算内でYahoo!広告の効果を最大化する5つのTIPS

予算内でYahoo!広告の効果を最大化するために、押えておくべき5つのポイントを紹介します。費用対効果を重視したYahoo!広告の運用では、以下のような方法がおすすめです。

  1. リスティング広告をメインで運用する
  2. キーワード選定やターゲティング精度を上げる
  3. 自動入札を上手に活用する
  4. リターゲティング広告を活用する
  5. PDCAをスピーディーに回す

1.リスティング広告をメインで運用する

リスティング広告をメインで運用すれば、予算内で広告効果を最大化しやすくなります。リスティング広告は特定のキーワードを検索したユーザー、つまり顕在層へピンポイントでリーチできます。

するとコンバージョン率が高くなるので、費用対効果も高くなります。また、リスティング広告はさまざまな広告の中でも効果検証がしやすく、予算の把握や調整もスムーズに実施できます。

2.キーワード選定やターゲティング精度を上げる

キーワード選定やターゲティング精度を上げると、広告の効果が高まります。Yahoo!広告では検索広告のキーワード選定、ディスプレイ広告のターゲティングによって訴求したいユーザーを絞り込むことができます。

運用データを分析しながらこの精度を高めていけば、限られた予算の中でも効果を最大限まで高めることが可能です。

3.自動入札を上手に活用する

Yahoo!広告では自動入札が利用できます。自動入札は機械学習によって、最適な入札価格を自動で設定してくれますので、多くの時間をかけて入札の調整を行わなくても、広告効果を最大化できます。

特に運用担当者が初心者であったり、Yahoo!広告の運用スキルがそれほど高くない場合にはおすすめの方法です。

※参考:Yahoo!広告の自動入札について詳しく解説した記事はこちら
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4.リターゲティング広告を活用する

リターゲティング広告を活用すれば、少ない予算で高い広告効果が期待できます。リターゲティング広告は、自社サイトを訪問したことがあるユーザーに対して広告を配信できます。

自社サイト訪問済みユーザーは、すでに商品やサービスを知っている、購入を検討しているなどの可能性が高いため、新規ユーザーに向けた広告配信よりもコンバージョン率が高くなる傾向があります。

※参考:YDNのリターゲティングについて詳しく解説した記事はこちら
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5.PDCAをスピーディーに回す

Yahoo!広告の運用中は、スピーディーにPDCAを回すことで無駄な予算を消化せず、広告効果を高めることができます。どんなにYahoo!広告の運用スキルがある担当者でも、はじめから最適な運用を行うことはできません。

運用結果を分析して改善を繰り返すことで、効果を高めていきます。Yahoo!広告運用で高い効果を目指すには、PDCAが重要であると言うことを認識して運用に臨みましょう。

予算内で効果を最大化するならYahoo!広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!

予算内で効果を最大化するならYahoo!広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!

自社でYahoo!広告を運用して高い効果を目指すことが難しい場合は、Yahoo!広告に強みを持つ代理店を利用するのもおすすめです。なぜ代理店がおすすめなのか、どんな方が代理店利用に向いているのかを見ていきましょう。

Yahoo!広告の運用を代理店に依頼する3つのメリット

Yahoo!広告の運用を代理店に依頼するメリットには、以下のようなものがあります。

  1. 予算内で最大限効果を高めてくれる
  2. 予算管理から運用管理まですべて任せられる
  3. 同じ予算でさらに効果の高い広告を運用できる

 予算内で最大限効果を高めてくれる

代理店にYahoo!広告運用を依頼すると、予算内で最大限効果を高めてくれます。多数のYahoo!広告運用を経験している代理店は、高い効果を発揮するためのノウハウを持っているため、自社で運用した場合と比べ、高い効果を発揮できます。

 予算管理から運用管理まですべて任せられる

代理店を利用すると、Yahoo!広告の予算管理から運用管理まですべての業務を任せることができます。代理店とのやり取りは最小限で済むので、自社のリソースに余裕がない場合でも、効果の高い運用を目指すことが可能となります。

 同じ予算でさらに効果の高い広告を運用できる

代理店はYahoo!広告以外の広告媒体も取り扱っていることが多いため、同じ予算内でさらに効果の高い広告を運用することもできます。商品やサービスによっては、Yahoo!広告よりも最適な媒体が存在するケースがあります。

あるいは、Yahoo!広告と同時に他の媒体を運用することで、さらに高い効果を得られるケースなどもあります。自社運用の場合、複数の媒体を同時に運用するには負荷がかかりますが、代理店であれば問題なく運用できます。

代理店の利用はこんな人に特におすすめ!

Yahoo!広告運用における代理店の利用は、リソースに余裕のない方や、Yahoo!広告運用の経験が少ない方におすすめです。代理店に運用業務を任せてしまうことで、リソースの問題は解消できます。

また、代理店が持つ運用ノウハウを利用して効果の高い運用を実施することもできます。

Yahoo!広告の運用を代理店に依頼する際の目安予算

Yahoo!広告の運用を代理店に依頼する場合、どのくらいの予算が必要となるのか見ていきましょう。

広告代理店を利用してYahoo!広告を運用する場合の費用の構造

代理店にYahoo!広告運用を依頼すると、自社運用では発生しない「手数料」が必要になります。代理店を利用する際は、Yahoo!広告運用に必要な広告費と併せて手数料も予算として組み込んでおきましょう。

広告代理店を利用してYahoo!広告を運用する場合の目安予算

Yahoo!広告を代理店へ依頼した際の目安予算は、広告費+手数料となります。広告費は自社の予算に合わせて自由に設定できます。手数料は、広告費として使った金額の2割が相場価格です。

代理店を利用する場合に手数料を抑えるポイント

代理店の手数料を抑えるには、手数料の安い代理店へ依頼する方法があります。相場は広告費の2割ですが、中にはもう少し安い手数料で依頼できるところもあります。

また、すべての業務を依頼するのではなく、一部の業務だけ依頼するという方法もあります。どの程度まで安くできるかは代理店によりますので、気になる代理店があれば問い合せてみましょう。

低予算でYahoo!広告運用が実現できるおすすめ代理店3選

低予算でYahoo!広告運用が実現できる、おすすめの代理店を3社紹介します。なるべく予算を抑えて代理店を利用したい方は、こちらの代理店を参考にしてみてください。

株式会社TONOSAMA

株式会社TONOSAMA

引用元:株式会社TONOSAMA

こんな方におすすめ!

  • 手数料の安い代理店を利用したい方
  • 契約期間の縛りがない代理店を利用したい方

 株式会社TONOSAMAの強み

株式会社TONOSAMAは、リスティング広告とディスプレイ広告、Facebook広告、Instagram広告の運用代行が可能な代理店です。初期費用がかからず、契約期間の縛りもありません。

手数料は広告予算に合せて複数のタイプが用意されていますが、広告費の10%程度での依頼が可能となっています。

株式会社TONOSAMAの概要

・会社名:株式会社TONOSAMA
・本社所在地:福井県福井市西木田2丁目10-28
・URL:https://tonosama-listing.com/

株式会社クロスバズ

株式会社クロスバズ

引用元:株式会社クロスバズ

こんな方におすすめ!

  • リスティング広告のみ依頼したい方
  • 解約後はアカウントを譲渡して欲しい方
  • 自社運用も目指したい方

 株式会社クロスバズの強み

株式会社クロスバズは、リスティング広告やSNS広告の運用代行を行っている代理店です。Yahoo!広告はリスティング広告にのみ対応しています。契約期間の縛りはなく、契約終了後は広告アカウントを譲渡してもらえます。

手数料は定額制となっており、広告費に応じて25,000円からのプランがあります。いずれも概ね広告費の12%程度に抑えることができます。また、自社運用したい方のためにサポートを中心としたプランも用意されているので、Yahoo!広告を自社運用したいけど不安といった方にもおすすめの代理店です。

株式会社クロスバズの概要

・会社名:株式会社クロスバズ
・本社所在地:東京都港区南青山3-8-40 青山センタービル2F
・URL:https://x-buzz.co.jp/service/listing/

EASY LISTING

nanoTRACK

引用元:nanoTRACK

こんな方におすすめ!

  • LPOも併せて依頼したい方
  • 少額の広告予算で運用したい方

 EASY LISTINGの強み

EASY LISTINGはGoogle広告、Yahoo!広告、SNS広告の運用代行が可能な代理店です。広告費110万円までなら月額22,000円の定額手数料で依頼することができます。また、LPの改善も依頼できるので、LPOも同時に進めながら広告効果を高めることが可能です。

EASY LISTINGの概要

・会社名:nanoTRACK
・本社所在地:東京都港区西新橋2-4-3 プロス西新橋ビル6F
・URL:https://www.easy-listing.com/

※参考:Yahoo!広告運用代行におすすめの代理店について詳しく解説した記事はこちら
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Yahoo!広告運用代行ならここ!おすすめ正規代理店5選と上手な選び方

Yahoo!広告の広告効果検証におすすめの広告レポート自動化ツール

最後に、Yahoo!広告の広告効果検証におすすめの広告レポート自動化ツールを紹介します。

Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、Yahoo!広告の効果検証をスムーズに実行できる広告レポート自動化ツールです。Yahoo!広告の運用データを自動的に統合してレポート作成までできるので、いつでも最新のデータをもとにした効果検証が可能です。

Yahoo!広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

Yahoo!広告運用におけるDatabeat Exploreの活用ポイントを3つ紹介します。

  1. Yahoo!広告の運用データを自動で集計できる
  2. いつでも最新の広告レポートが利用できる
  3. クリエイティブ分析も可能

 Yahoo!広告の運用データを自動で集計できる

Databeat Exploreは、Yahoo!広告の運用データを自動で集計できます。更新も自動で行われるため、手動での作業が必要ありません。ダッシュボードを見れば、常に最新の広告データが表示されています。

 いつでも最新の広告レポートが利用できる

いつでも最新の広告レポートが利用できるのも、Databeat Exploreのメリットです。Yahoo!広告だけでなく、さまざまな広告のデータを自動で集計し、レポート作成まで行ってくれるので、レポート作成の工数がかかりません。

 クリエイティブ分析も可能

Databeat Exploreは、レポートと共に広告クリエイティブのサムネイル画像も自動で出力できます。そのため、クリエイティブの効果検証もスムーズに実施することが可能です。ディスプレイ広告を運用しているシーンでは、とても便利な機能です。

 

まとめ

Yahoo!広告は、多くのYahoo!ユーザーにリーチできるなど、他の媒体にはない特徴があります。リスティング広告、ディスプレイ広告、ショッピング広告を広告の目的に合わせて使い分ければ、高い効果が期待できます。

Yahoo!広告運用における予算を決める際は、コンバージョン獲得目標から算出する方法や、売上目標から算出する方法など本記事で紹介した方法を参考に、シミュレーションしてみてください。

算出した広告予算をもとに日予算を設定すれば、予算内でYahoo!広告を運用できるようになります。限られた予算の中で広告効果を最大化するには、自動入札やリターゲティング配信の利用もおすすめです。

自社での運用に自信がない方は、代理店へ依頼してみてもよいでしょう。自社で運用できる場合には、広告レポート自動化ツールのDatabeat Exploreを導入することで、効果検証をスムーズに実施できるので、こちらもおすすめです。

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Databeatとは、自動で収集した広告データをオリジナルフォーマットでレポート化する、広告レポート自動化ツールです。

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Databeatは、WEB広告データの見える化を実現するサービスです。
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