WEB広告の中でも、特に多く利用されている媒体のひとつがYahoo!広告です。Yahoo!広告はYahoo!JAPANへ広告を配信できるなど、非常に多くのメリットを持っており、高い集客効果が期待できます。
しかし、Yahoo!広告を利用するためには、事前に審査をクリアする必要があります。Yahoo!広告の審査は厳格であるため、しっかりと審査基準を理解していなければ、なかなかクリアすることができません。
そこで今回こちらの記事では、Yahoo!広告の審査完全ガイドとして、審査基準や万が一審査落ちした場合の再審査の方法まで、詳しく解説していきます。
【おさらい】運用型広告の「審査」の基礎知識
まず、運用型広告全般の審査に関する基礎知識から確認していきましょう。運用型広告を利用する際の審査がどのようなものであるか、概要を理解した上でYahoo!広告の審査について解説します。
運用型広告の審査とは?
運用型広告は、広告を出稿する前に審査が実施されます。詳しい審査内容や基準は、利用する広告媒体によって異なりますが、主に審査の対象となるのは以下のポイントです。
- タイトル
- 説明文
- 画像
- ランディングページ
- 商品やサービス内容
また、審査は法律に違反していないか、さらに媒体独自の基準に抵触していないかなどの観点で実施されます。
運用型広告の審査が実施される目的
運用型広告の審査が実施される主な目的を3つ紹介します。
- 消費者の保護
- 広告主の保護
- 法律の遵守
目的1:消費者の保護
運用型広告の審査の目的の一つ目は、消費者の保護です。違法な広告や誇大広告によって、消費者が被害を被ることを防ぎます。消費者が受ける被害には、健康被害や財産的な被害などさまざまなものがあります。
目的2:広告主の保護
運用型広告の審査の目的の二つ目は、広告主の保護です。たとえ悪意がなかったとしても、広告主が違法な広告や誇大広告を出稿してしまったことにより消費者に被害が発生すると、広告主の責任が問われます。
こうしたことによる広告主の社会的信用の失墜や、企業価値の低下を防ぎます。
目的3:法律の遵守
運用型広告の審査の目的の三つ目は、法律の遵守です。広告を運用するためには守らなくてはならないさまざまな法律があります。違法な広告が出稿されてしまうと、消費者や広告主への被害はもちろんですが、プラットフォーム側の責任も問われることとなります。
審査のプロセスがある主な運用型広告の種類
審査のプロセスがある主な運用型広告には、以下のようなものがあります。
- Google広告
- Yahoo!広告
- Facebook広告
- Twitter広告
- LINE広告
上記は代表的な広告媒体の一例です。基本的に運用型広告は、すべて審査があるものと認識しておいた方がよいでしょう。インターネットの利用が増えている現在、運用型広告に限らずWEB広告の審査は、年々厳しくなってきています。
Yahoo!広告の出稿までの流れと審査のタイミング
Yahoo!広告の出稿までの流れと審査のタイミングについて、以下を参考に理解してみましょう。
STEP1.広告作成・入稿
はじめに、広告の作成を行います。検索広告であればキーワードの設定やタイトル、説明文などを作成します。ディスプレイ広告の場合は画像の作成も含まれます。そして広告の作成が完了したら、入稿になります。
STEP2.審査
広告の入稿が終わると、審査が開始されます。基本的に審査は入稿が完了した時点で自動的に開始となりますので、入稿完了前に必ず広告に問題がないかどうかをチェックするのがおすすめです。
STEP3.運用開始
広告に問題がなければ、審査が終了して広告の運用がスタートします。
Yahoo!広告の審査とは?特徴と仕組みを解説
ここからは、Yahoo!広告の審査がどのようなものか、その特徴や仕組みについて詳しく解説します。
審査対象となる広告の種類
Yahoo!広告は、すべての広告が審査対象となります。検索広告、ディスプレイ広告どちらも必ず審査をクリアしなければ、運用開始することはできません。
Yahoo!広告の審査にかかる目安日数
Yahoo!広告の審査は、基本的に3営業日ほどとなっています。特に問題がなければさらに早く審査が完了するケースもあります。
ただし、ページフィードやデータ自動挿入リストの大量入稿については、通常よりも審査が長くかかる可能性もあるため注意が必要です。
Yahoo!広告の審査方法
Yahoo!広告の審査は、システムによる審査と目視による審査の両方が実施されています。また、出稿前の審査だけではなく、運用中の広告についても審査されることがあります。
これは、Yahoo!広告のガイドラインが定期的に見直しされているためです。出稿時には問題のなかった広告が、その後のガイドラインの見直しによって違反となり、掲載停止となるケースもあるので、ガイドラインはこまめにチェックすることをおすすめします。
Yahoo!広告の主な審査観点と広告掲載基準
Yahoo!広告の主な審査観点と広告掲載基準について解説します。Yahoo!広告の審査がどのような観点で実施されているのか、どのような基準で実施されているのかを理解しましょう。
Yahoo!広告の主な審査観点と広告掲載基準まとめ
審査観点 | 主な掲載基準 |
キーワード | 設定できるキーワードは80文字以内 |
広告 | 誹謗中傷や名誉毀損、プライバシー侵害などがないか |
画像・動画 | クリエイティブのサイズなど |
ウェブサイト | LPや取り扱う商材 |
Yahoo!広告では、広告を上記のような観点でそれぞれ基準が定められています。どれかひとつでもガイドラインに違反していると審査が通らないため、ガイドライン全体を理解した上で、広告出稿を行わなくてはなりません。
審査観点:キーワード
キーワードは、使用できる文字数についての審査が実施されます。
主な掲載基準・審査基準
Yahoo!広告の基準では、設定できるキーワードは80文字以内となっています。
詳しくはYahoo!広告入稿規定で確認できます。
審査観点:広告
広告の審査は、Yahoo!広告が定める掲載できない広告や、業種・商品・サービスごとに掲載基準が定められているものがあります。また、薬機法など法律を遵守する必要もあります。
主な掲載基準・審査基準
Yahoo!広告では、以下のような広告は掲載することができません。
- 誹謗中傷するもの、名誉を毀損するもの
- 著作権や商標権等の知的財産権を侵害するもの、またはおそれのあるもの
- プライバシーを侵害するもの、個人情報の取得、管理、利用等に十分な配慮がされていないもの
引用元:Yahoo!広告ヘルプ
上記以外の内容については、Yahoo!広告のガイドラインを参照ください。
審査観点:画像・動画
Yahoo!広告で使用する動画や画像についても、入稿規定が定められており、規定に違反するクリエイティブは掲載できません。
主な掲載基準・審査基準
画像や動画では、主に表示サイズやリンク先URLの文字数、ファイルサイズなどの規定があります。例えばレスポンシブ動画のファイルサイズは最大200MB、バナー広告のファイルサイズは最大3MBといった内容です。
このほかにもさまざまな規定があるため、事前にガイドラインを確認しましょう。
審査観点:ウェブサイト
ウェブサイトは、掲載した広告をクリックした時の遷移先ページ、ランディングページに関する審査です。
主な掲載基準・審査基準
ウェブサイトの審査では、広告で扱う商品やサービスの内容が主に審査対象となります。Yahoo!広告では取り扱うことができない商材ではないか、会社名や連絡先がきちんと記載されているかといった点も審査されます。
広告に問題がなくてもウェブサイトに不備があると審査は通りませんので、必ずガイドラインをチェックしてウェブサイトにも問題がないか確認しておきましょう。
Yahoo!広告で審査落ちしやすい主な5つの理由
Yahoo!広告で審査落ちしやすい主な理由を5つ紹介します。特にはじめてYahoo!広告を利用する方は、以下のポイントに気をつけて広告を作成しましょう。
- 最上級やNo.1の表示
- タイトルや説明文の入稿規定違反
- ランディングページの不備
- 広告とランディングページの関連性がない
- 法律に違反する内容
1:最上級やNo.1の表示
Yahoo!広告では、「最上級」「No.1」といった表記を使用する場合、その根拠を提示する必要があります。他にも根拠が必要な表記には「最高」「最大」「世界初」などがあります。
こうした表記を行う場合に根拠として必要なのは、第三者機関によるデータの出典、そして調査年です。これらが広告クリエイティブに記載されている必要があります。
また、調査データは1年以内のものでなければなりません。
2:タイトルや説明文の入稿規定違反
広告のタイトルや説明文には、いくつかの入稿規定があり、これに違反していると審査を通過できません。タイトルと説明文にはそれぞれ文字数の制限、使用できない文字や記号があります。
3:ランディングページの不備
Yahoo!広告のリンク先となるランディングページには、主体者情報の記載が必要です。会社名や電話番号、住所など必ず掲載しなくてはならない情報があり、これらに不備があると審査でNGとなります。
4:広告とランディングページの関連性がない
Yahoo!広告は、入札するキーワードとランディングページの関連性も審査されています。キーワードとランディングページの内容に関連性がないと判断された場合には、審査NGとなります。
例えばパソコンを販売しているランディングページに対して、「ダイエット」や「脱毛」などのキーワードで入札した場合、関連性がないと判断される可能性が高くなります。
5:法律に違反する内容
法律に違反する内容が広告内にあった場合も、当然審査でNGになります。特に審査落ちしやすいのが、健康食品やダイエット関連商品です。これらの商材は、効果効能を表記する際、薬機法に抵触してしまうケースが多いため注意が必要です。
Yahoo!広告の審査状況を確認する手順
審査状況は、Yahoo!広告の管理画面から確認できます。ここでは、審査状況の確認手順を解説します。
手順1:広告管理ツールを開く
引用元:Yahoo!広告
Yahoo!広告の管理ツールを開きます。
手順2:左側のメニューにある「広告」をクリック
引用元:Yahoo!広告ヘルプ
画面左側のメニューに「広告」とあるのでクリックします。
手順3:審査状況を確認
引用元:Yahoo!広告ヘルプ
ここで運用中、または運用前の広告一覧が表示されます。そして項目の中の「審査状況」から、それぞれの広告の審査状況を確認できます。なお、審査状況の表示とそれぞれの内容は以下を参照ください。
審査状況の表示 | 内容 |
承認済み | 審査を通過できて掲載可能な状態。 |
審査中 | 審査を行っている。 |
編集内容審査中 | 一度承認済みになった広告を編集したため、再度審査されている状態。審査中は承認済みの広告が引き続き掲載されており、審査が承認されると編集後の内容に変更される。 |
掲載不可 | なんらかのガイドライン違反があり承認されなかった状態。 |
掲載停止 | 承認済みの広告が審査された、あるいは動画や画像の審査によってガイドライン違反が見つかり、掲載がストップしている状態。 |
Yahoo!広告で審査落ちした場合の対処法
ここからは、Yahoo!広告の審査を通過できなかった場合、その後どのような対応を取れば良いか見ていきましょう。
Yahoo!広告で審査落ちしても再審査が可能
まず前提として、審査は否認されてしまっても再度申請が可能です。ですから、一回審査落ちしても問題ありません。ただし、審査落ちしてしまうと修正して再審査を依頼し、承認されるまでの時間がかかりますので、予定よりも運用開始時期が遅れてしまう可能性があることだけ、理解しておきましょう。
Yahoo!広告の再審査を実施するSTEP
Yahoo!広告の再審査を実施する流れは以下のようになります。
STEP1:広告管理ツールで広告一覧を開く
引用元:Yahoo!広告ヘルプ
審査状況を確認した時と同じ流れで、管理ツールの広告一覧画面を開きます。
STEP2:「審査状況詳細」をクリック
引用元:Yahoo!広告ヘルプ
広告一覧の中で、審査落ちした広告の「配信状況」のところに吹き出しが表示されているのでクリックします。すると審査状況が表示されるので、「審査状況詳細」をクリックします。
STEP3:「申請画面を開く」をクリック
引用元:Yahoo!広告ヘルプ
審査否認理由と対応方法が表示されますので、該当箇所を修正します。そして、「申請画面を開く」をクリックします。
STEP4:「申請」をクリック
修正が完了したら、「申請」をクリックして再審査依頼が完了です。
Yahoo!広告初心者は代理店に審査、運用依頼するのもおすすめ
Yahoo!広告初心者の方は、代理店に審査や運用を依頼するのもおすすめです。Yahoo!広告の掲載ガイドラインは非常に細かく厳しいものとなっています。そのため、Yahoo!広告に関する知識がない初心者の方が対応するとなると、なぜ審査が通らなかったのか、どうすれば審査が通るようになるのかなど複数の疑問が出てきてしまい、対応に多くの時間を要することとなります。
Yahoo!広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット
Yahoo!広告の運用代行を代理店に依頼するメリットを3つ紹介します。
- スムーズに審査を通過できる
- Yahoo!広告を高いパフォーマンスで運用できる
- 他のWEB広告との併用も可能
メリット1:スムーズに審査を通過できる
Yahoo!広告の運用代行を代理店へ依頼すれば、スムーズに審査を通過できるようになります。Yahoo!広告の運用代行を担う代理店は、多数の運用経験とノウハウを兼ね備えており、当然ながらYahoo!広告の審査やガイドラインに関する知識も豊富です。
そのため、運用開始時からスムーズに審査を通過して、広告を掲載することが可能です。また、仮になんらかのガイドラインに違反して審査落ちしてしまった場合でも、すぐに修正と再審査依頼をかけるなど、スピーディーに対応できます。
メリット2:Yahoo!広告を高いパフォーマンスで運用できる
代理店へYahoo!広告の運用代行を依頼するメリットの中で、特に重要となるのがこの「高いパフォーマンスで運用できる」点です。Yahoo!広告はその高い効果から、すでに多くの企業が利用しています。
つまり、それだけ競合となる企業が多いのです。そのような状況で初心者がすぐに利益を得ることはかなりハードルが高いと言えるでしょう。代理店は多数の運用経験とノウハウを蓄積しているので、競合が多い中でもしっかりと成果の出る運用が実現できます。
メリット3:他のWEB広告との併用も可能
代理店を利用すれば、Yahoo!広告以外のWEB広告との併用も可能です。自社商品やサービスを広告によって認知を広めたり販売したりするシーンでは、広告媒体との相性も重要です。
例えばBtoB向けサービスを取り扱うシーンでは、Yahoo!広告よりもFacebook広告が、若年層向けサービスならTwitter広告が向いているといったケースもあります。代理店であれば、自社サービスにもっとも最適な広告媒体を利用して、利益を拡大させることが可能です。
Yahoo!広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店
Yahoo!広告の運用代行に強みを持つおすすめの広告代理店を3社紹介します。自社運用が難しいと感じている方は、以下を参考に代理店を選定してみてください。
株式会社サイバーエージェント
引用元:株式会社サイバーエージェント
こんな方におすすめ!
- あらゆるWEB広告で確実に成果を出したい方
株式会社サイバーエージェントの強み
株式会社サイバーエージェントは、国内最大手のWEB広告代理店です。「高い広告運用力」「強固なクリエイティブ体制」「高い技術力のAI・アドテクノロジー」によって、高い広告効果を生み出します。
Yahoo!広告においてはセールスパートナーで7つ星、Google広告はGoogle Premier Partner、さらにFacebook広告やTwitter広告でも認定を受けているため、Yahoo!広告に限らず、さまざまなWEB広告を、高い精度で運用できる代理店です。
株式会社サイバーエージェントの概要
・会社名:株式会社サイバーエージェント
・本社所在地:東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
・URL:https://www.cyberagent.co.jp/
株式会社アイレップ
引用元:株式会社アイレップ
こんな方におすすめ!
- 運用代行だけでなくマーケティング戦略の立案から依頼したい方
株式会社アイレップの強み
株式会社アイレップは、広告運用代行からマーケティング戦略立案、クリエイティブ・コンテンツの制作まで総合的に対応可能な代理店です。Yahoo!マーケティングソリューションダイヤモンドパートナーに認定されており、Yahoo!広告運用については高い効果が期待できます。
また、そのほかGoogle Premier Partner Awardsで国内最優秀賞を3部門で受賞、CriteoパートナーステイタスでPlatinumとなるなど、どの広告媒体でもその運用力が認められています。
PDCAサイクルに特化した専門チームもあるので、Yahoo!広告をスピーディーに改善しながら運用を実施できます。
株式会社アイレップの概要
・会社名:株式会社アイレップ
・本社所在地:東京都渋谷区恵比寿四丁目20番3号 恵比寿ガーデンプレイスタワー21F
・URL:https://www.irep.co.jp/
株式会社電通デジタル
引用元:株式会社電通デジタル
こんな方におすすめ!
- WEB広告に限らずさまざまなマーケティングを試してみたい方
株式会社電通デジタルの強み
株式会社電通デジタルは、デジタルマーケティングにおいて国内トップクラスの広告代理店です。Yahoo!広告では、セールスパートナーとして6つ星を獲得している数少ない代理店のひとつでもあります。
ECプラットフォーム開発やオウンドメディア、データマネジメントプラットフォームの設計・導入支援など広告のみならず、デジタルマーケティング全般を支えてくれます。
また、広告についてはWEB広告とテレビCMを併用したプランニングなども行っています。
株式会社電通デジタルの概要
・会社名:株式会社電通デジタル
・本社所在地:東京都港区東新橋1-8-1(電通本社ビル内)
・URL:https://www.dentsudigital.co.jp/
Yahoo!JAPANは、検索、ニュース、地図、ファイナンスなど100以上のサービスを提供する国内最大級のポータルサイトです。スマートフォン、PCそれぞれの月間アクティブユーザー数は6,800万UU、2,100万UUに達し、スマートフォン利[…]
Yahoo!広告の効果検証におすすめの広告レポート自動化ツール
ここでは、Yahoo!広告の効果検証におすすめの広告レポート自動化ツールを紹介します。このツールは、広告運用業務にかかる時間を短縮したり、分析などの生産的な業務に費やす時間を増やしたい方におすすめです。
Databeat Explore
Databeat Exploreは、Yahoo!広告をはじめさまざまなWEB広告のデータを取得して、レポート生成をサポートするツールです。広告運用を自前で実施する際には、スムーズに効果検証を実施できるようになります。
Yahoo!広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
Yahoo!広告運用におけるDatabeat Exploreの活用ポイントを3つ紹介します。代理店の利用を検討されない場合には、以下のポイントを踏まえてDatabeat Exploreの導入を検討してみてください。
- Yahoo!広告の運用データの自動取得と更新が可能
- レポート作成自動化による業務効率化
- データ出力機能・外部ツールとの連携機能の活用
Yahoo!広告の運用データの自動取得と更新が可能
Yahoo!広告の運用データの自動取得と更新ができます。一度Yahoo!広告とツールを連携してしまえば、手動での作業を行わなくてもデータ取得・蓄積が行われるのです。
GoogleやFacebookなど他の広告媒体を利用しているシーンでは、各広告の管理画面へログインしてひとつずつデータをダウンロードするといった作業が発生しますが、ツールの導入によってそのような手作業が不要となります。
レポート作成自動化による業務効率化
広告レポートの作成をツールが自動で行うことにより、運用業務を効率良く進められるようになります。ツールが自動取得したデータは、そのままレポート作成に活用できます。レポートをどのような構成にするかを考える必要もありません。
広告レポートの作成業務は多くのリソースを必要としますが、ツールの導入によって最小限のリソースで実施できるようになるのです。
データ出力機能・外部ツールとの連携機能の活用
データ出力機能や、外部ツールとの連携機能も便利なポイントです。Excelやスプレッドシートへ出力することはもちろん、Googleアナリティクスへ出力してアナリティクスベースでの分析にも活用できます。
さらに、BIツールと連携させて、広告以外のデータと統合した分析や可視化にも対応できます。
まとめ
Yahoo!広告は、商品やサービスの認知拡大、コンバージョンの獲得など幅広い用途に活用できる広告媒体です。Yahoo!Japanをはじめとする多数のメディアへ広告を出稿できるため、高い集客効果が期待できます。
ただ、Yahoo!広告を利用する際には、広告ごとに審査をクリアしなくてはなりません。Yahoo!広告の審査は消費者や広告主保護の観点から、非常に厳しいのが特徴です。広告を作成して入稿した後、キーワードや広告、画像、LPなどさまざまな観点で審査が実施されます。
基本的にはYahoo!広告のガイドラインを遵守して出稿することで審査を通過できますが、ガイドラインはややボリュームがあり、なおかつ定期的に更新されるので、審査落ちしてしまうケースも少なくありません。
万が一Yahoo!広告の審査に落ちてしまった場合は、審査否認内容を確認の上、修正して再審査を申請しましょう。もしこれまでにYahoo!広告を利用したことがない場合は、ガイドラインすべてを把握して広告を作成することは困難なため、Yahoo!広告を熟知している広告代理店に運用を依頼するという方法もあります。
代理店を利用することでスムーズに審査が通過できるだけでなく、高い運用力によってスピーディーに成果を得られるメリットもあります。問題なく自社でYahoo!広告を運用できる場合には、最後に紹介した広告レポート自動化ツールの導入をおすすめします。
Databeat Exploreを利用すれば、広告データの収集やレポート作成を効率良く進められるようになるため、より生産的な業務に集中することが可能となります。