Googleホテル広告入門・活用ガイド!費用や出稿方法、運用のポイントを完全解説

Googleホテル広告入門・活用ガイド!費用や出稿方法、運用のポイントを完全解説

宿泊業界に特化したWEB広告であるGoogleホテル広告は、ここ最近で利用者が飛躍的に増加しています。

Googleホテル広告は、広告を出稿する宿泊業者にも、施設を予約して利用するユーザーにもメリットがあるため、今後もさらに利用が増加していくことが予想されます。

今回こちらの記事では、そのGoogleホテル広告の出稿方法、費用、運用のポイントなどを解説していきます。

目次

宿泊施設の強い味方!「Googleホテル広告」とは何か?

まずはじめに、Googleホテル広告とはどういう広告なのかについて解説していきたいと思います。まだGoogleホテル広告を利用されていない方は、今後の参考としてぜひご覧ください。

「Googleホテル広告」とは?

Googleホテル広告
引用元:Google

Googleホテル広告とは、Google上で宿泊施設の料金などの情報を配信できる広告です。上図は「リッツカールトン東京」をGoogleで検索した結果の画面ですが、右下に各予約サイトの料金比較が掲載されています。

Googleホテル広告の主要な配信面

Googleホテル広告には2つの配信面があり、どちらにもホテルの情報が表示されます。それぞれの特徴を見ていきましょう。

Googleホテル広告の主要な配信面1.Google検索

Googleホテル広告_Google検索

引用元:Google

上図はGoogleで「グランドハイアット東京」を検索した結果の画面です。画面右下には公式サイト、楽天トラベルなどの料金比較が掲載されています。

予約したい料金をクリックするとそのまま販売サイトへ移動します。

Googleホテル広告の主要な配信面2.Googleマップ

Googleホテル広告_Googleマップ

引用元:Google

Googleマップでは、ホテルの場所とホテルの情報、料金を同時に表示することが可能です。上図は「グランドハイアット東京」の検索結果ですが、例えば「新宿 ホテル」と検索すれば、新宿のホテルとそれぞれの料金が表示されますので、現在地から近いホテルの料金を知ることができます。

 

Googleホテル広告の掲載費用に関して詳しく解説

Googleホテル広告の掲載費用に関して詳しく解説

Googleホテル広告の概要について理解したところで、次は掲載費用について見ていきましょう。

Googleホテル広告の掲載費用の種類

Googleホテル広告には、有料の掲載枠と無料の掲載枠が存在しています。

有料掲載枠

Googleホテル広告の有料掲載枠は、広告費を支払う代わりにホテル検索の際、ユーザーの目にとまりやすいページ上部に表示されます。

無料掲載枠(Googleトラベルの無料リスティング)

Googleホテル広告は、2021年3月に一部の予約リンクを無料開放しました。こちらは広告費がかからないので、ユーザーがリンクをクリックしてホテルを予約しても、費用は発生しません。

有料掲載枠と無料掲載枠の違い

有料掲載枠と無料掲載枠の違いは、費用と掲載位置の2点です。

無料掲載枠は、クリックされても費用が発生しませんが、有料掲載枠よりも下の方に表示されたり、場合によってはクリックしないと表示されていないケースがあります。

一方有料掲載枠は上部に表示されており、Googleで検索をした際にすぐ目につく位置となります。

こうしたことから、有料掲載枠と無料掲載枠ではユーザーによるクリック率に大きく差が出ることが想定されます。

Googleホテル広告の有料掲載枠

有料掲載枠の特徴と費用について見ていきましょう。

 Googleホテル広告の有料掲載枠の特徴

Googleホテル広告有料掲載枠

引用元:Google

上図はGoogleホテル広告の有料掲載枠の一例です。

「京王プラザホテル札幌」を検索した場合、まず左側のように予約リンクが価格比較と共に掲載されます。さらにその下にある「その他宿泊料を見る」をクリックすると、右側のページに移動します。

こちらでも、上部の赤枠部分に有料掲載枠が表示されています。いずれも目立つ場所に掲載されていることがわかります。

 Googleホテル広告の有料掲載枠の費用

Googleホテル広告の有料掲載枠の費用は、以下のいずれかの課金方式から選択が可能となっています。

  • 個別クリック単価
  • 割合クリック単価
  • 拡張クリック単価
  • コミッション(コンバージョン課金型)
  • コミッション(宿泊課金型)

以前までは、クリック単価のみの課金方式だったGoogleホテル広告ですが、現在はさまざまな課金方式を選択できます。

また、ユーザーが予約をキャンセルした場合は、広告費の支払いも免除されるシステムも一部導入されており、宿泊施設側にとってもリスクの低い広告運用が可能です。

Googleホテル広告の無料掲載枠(Googleトラベルの無料リスティング)

次に、2021年から導入されたGoogleホテル広告の無料掲載枠について見ていきましょう。

 Googleホテル広告の無料掲載枠の特徴

Googleホテル広告無料掲載枠

引用元:Google

上図は、有料掲載枠でご紹介したものと同じ、「京王プラザホテル札幌」の検索結果です。

まず左側の図ですが、こちらには無料掲載枠は表示されていません。「その他の宿泊料金を見る」をクリックして右の図に移動すると、上部には有料掲載枠が表示されており、その下の赤枠の部分に無料掲載枠が表示されています。

このように、有料掲載枠に比べて表示されていなかったり、表示される場所が制限されているものの、広告費をかけずに掲載できるのが、無料掲載枠の特徴となっています。

 

Googleホテル広告を利用する3つのメリット

Googleホテル広告を利用する3つのメリット

Googleホテル広告の有料掲載枠と無料掲載枠について見てきましたが、ここからはGoogleホテル広告を利用するメリットを3つご紹介します。

  1. OTAよりも広告コストを抑えられる
  2. Googleユーザーへリーチできる
  3. スマートフォンとの相性が良い

1.OTAよりも広告コストを抑えられる

ホテルや宿泊業者は、これまで楽天トラベルやじゃらんnetといったいわゆるOTA(Online Travel Agent)を主な販路として利用してきました。

OTAは集客力がある反面、コストが高いというデメリットがあります。

Googleホテル広告は、OTAに比べ低コストでの広告運用が可能なため、脱OTAに向けた動きを進める際に最適です。

2.Googleユーザーへリーチできる

Googleホテル広告は、主にGoogleのプラットフォーム上に表示されます。つまり、Googleユーザーに直接リーチできるのです。

Googleは、国内のWEBサイトでもっともユーザー数を抱えており、年間1億UUを超えています。この膨大な数のユーザーに対してリーチできるGoogleホテル広告は、今後OTA以上の集客力を持つ可能性があります。

3.スマートフォンとの相性が良い

Googleホテル広告は、スマートフォンとの相性が良いという特徴があります。

今は多くの方がホテルなどの宿泊施設の検索や予約をスマートフォンで行うため、モバイルユーザーのリーチを多く獲得できるという点も、Googleホテル広告を利用する大きなメリットとなります。

 

Googleホテル広告(有料掲載枠)の出稿手順の全体像

Googleホテル広告(有料掲載枠)の出稿手順の全体像

Googleホテル広告で有料掲載枠へ広告を出稿する際の手順の全体像を見ていきましょう。

前提:Googleホテル広告出稿に必要なもの

Googleホテル広告を利用するにあたっては、以下の3つが必ず必要となります。

Google広告アカウント

Googleホテル広告はGoogle広告でログインして出稿しますので、Google広告のアカウントが必要です。

Google Hotel Centerのアカウント

Googleホテル広告の内容を設定するためには、Google Hotel Centerのアカウントも必要となります。

支払いに必要なクレジットカード

Googleホテル広告の広告費を支払うためのクレジットカードを準備します。

1.Google Hotel Centerのアカウントの作成

Google Hotel Centerのアカウントを作成します。Google広告とは別にアカウントを作成して、広告出稿に必要な情報を入力します。

2.Google Hotel Centerにて宿泊施設情報を登録、アカウント連携

Google Hotel Centerのアカウントが作成できたら、宿泊施設の情報を登録します。登録する情報や、宿泊料金や宿泊施設の空き状況などです。

ここで登録した情報が、Googleホテル広告として出稿されます。また、Google Hotel CenterのアカウントはGoogle広告と連携させることも忘れないようにしましょう。

3.Googleホテル広告キャンペーンの作成、配信設定

Google Hotel CenterとGoogle広告のアカウント連携が完了したら、Google広告でキャンぺーンを作成していきます。

キャンペーンの作成ができたら、Googleホテル広告の配信をスタートできます。

 

1.Google Hotel Centerのアカウントの作成の手順を詳しく解説

Googleホテル広告を出稿するために、まずはGoogle Hotel Centerのアカウント作成手順から見ていきましょう。

Google Hotel Centerアカウントの申請

Google Hotel Centerのアカウントを作成するには、まず申請を行わなくてはなりません。Google Hotel Centerのアカウント申請はこちらから行います。

Hotel Booking Links Interest Form

Googleホテル広告の利用開始は、Google Hotel Centerのアカウント作成ではなく「Googleビジネス」の機能を利用した方法へ変更となりました。
詳しくはHotel Center ヘルプをご覧下さい。

Google Hotel Centerアカウント作成手順1

引用元:Hotel Booking Links Interest Form

上記で必要項目を入力していきます。英語表記になっていますので、必要であればブラウザで日本語表記に変更して進めていきます。

また、Google Hotel Centerのアカウント申請は、Googleホテル統合パートナーに依頼することも可能です。依頼はこちらの統合パートナー一覧から選んで連絡します。

統合パートナー一覧

このプロセスにおける注意点

Google Hotel Centerのアカウント申請は、すでにご紹介した通り英語表記のフォームになっていたり、情報も少ないため初めての方が実施するには少々難しいかもしれません。

そういった場合は、統合パートナーを介した申請を進めるのがおすすめです。

 

2.Google Hotel Centerにて宿泊施設情報を登録、アカウント連携

Google Hotel Centerのアカウントが作成できたら、次は宿泊施設情報の登録と、Google広告への連携です。

STEP1:ホテルリストの設定

ホテルリストには、以下の情報を入力します。

  • 宿泊施設の名称
  • 住所
  • ジオコーディング情報
  • 電話番号
  • ウェブサイトの URL

上記の情報は、誤りがあると正しくアップロードできないので注意しましょう。ホテルリストのファイルはCSV形式、またはXML形式で保存します。

STEP2:ホテルリストをアップロード

STEP1で作成したホテルリストを、Google Hotel Centerにアップロードします。ホテルリストにある宿泊施設の数が10,000件未満の場合、手動でファイルをアップロードします。

宿泊施設の数が10,000件を超える場合や、施設の情報が多い場合は、ホテルリストをHTTP、HTTPS、FTP サーバーでホストして、自動的に情報を更新できる方法を取るのがおすすめです。

STEP3:情報更新の設定

シーズン等によって宿泊料金が変わる場合は、最適な配信モードを設定する必要があります。

オプションによってARI(空き状況、料金、在庫)フィードをGoogleへ送信することも可能です。このオプションを利用する場合は、Googleに問い合わせが必要です。

STEP4:ランディングページの設定

Googleホテル広告に設置するランディングページを設定します。ランディングページは、あらかじめ登録した客室情報などによって、動的に作成することも可能です。

ランディングページの設定は、Google Hotel Centerのメニューにある「ランディングページ」右「新しいランディングページ」から設定できます。

STEP5:Google広告と連携

Google Hotel Centerのメニュー「アカウント設定」→「基本設定」→「アカウントのリンクを追加」へ進みます。

次に、Google広告のお客様IDを入力します。そして「一部のプロパティのみ」を選びます。最後に保存ボタンを押すと、Google広告へ連携のリクエストが送信されます。

今後はGoogle広告のアカウントを開きます。そして、メニューにある「リンクされたアカウント」を選択したら、「詳細」→「リクエストを表示」に進み、Google Hotel Centerからのリクエストを承認すれば、連携の完了です。

このプロセスにおける注意点

パートナーを介して運用する場合、ホテルの情報を常に連携して、最新の状態で誤りがない状態でアップロードされるように注意しましょう。

 

3.Googleホテル広告キャンペーンの作成、配信設定

最後に、Googleホテル広告のキャンペーン作成手順と、配信の設定手順を解説します。

STEP1:キャンペーン作成

Google広告のキャンペーン一覧にある「新規キャンペーンを開始」を選択します。次に、目標タイプを「目標を指定せずにキャンペーンを作成する」とします。

キャンペーンタイプは「ホテル」を選んでください。続いて、先ほどリンクしたGoogle Hotel Centerのアカウントが表示されていますので選択してください。

ここから広告の設定なので、以下を入力していきます。

キャンペーン名 任意の名称を入力します。
入札単価 個別クリック単価/割合クリック単価/拡張クリック単価/コミッション(コンバージョン課金型)/コミッション(宿泊課金型)のいずれかを選択
予算 1日あたりの予算を決めます。
デバイス 配信先(パソコン/モバイル)を決めます。
地域 地域を設定すると、広告を配信する地域を限定できます。

STEP2:広告グループの設定

次に広告グループの設定となります。広告グループを設定すれば、複数のキャンペーンに対して単価設定や予算管理が可能となります。

まずGoogle広告のキャンペーン一覧にある、先ほど作成したキャンペーンを選択してください。選択したら「新規広告グループの作成」へ進みます。

広告グループの作成では、以下の内容を決めます。

広告グループ名 任意の名称を入力します。
入札単価 広告グループの入札単価を入力します。ここで設定した単価は、最初のグループ「すべてのホテル」に適用される単価となります。

このプロセスにおける注意点

入札単価を細かく分けて管理したい場合は、広告グループを分割して切り分けることによって、それぞれの入札単価を設定できるようになります。

 

ホテル情報フィード作成の強い味方「Googleホテル広告パートナー」の利用もおすすめ

ホテル情報フィード作成の強い味方「Googleホテル広告パートナー」の利用もおすすめ

ホテル情報フィードの作成は、Googleホテル広告初心者の方には少々難しい場合があります。そうした場合には、「Googleホテル広告パートナー」を利用することができます。

Googleホテル広告パートナーとは?

Googleホテル広告パートナーは、Googleホテル広告の出稿にあたって必要となるGoogle Hotel Centerの設定や、ホテル情報フィード作成などをサポートしてくれる会社です。

Googleホテル広告パートナーを利用するメリット

Googleホテル広告パートナーは、以下のようなメリットを得ることができます。

 1.Googleホテル広告出稿に必要な作業を代行してもらえる

Googleホテル広告の出稿作業を、一からすべて代行してくれます。リソースのかかる作業や、ある程度の知識が必要な作業もすべてパートナーが行ってくれるため、ホテル運営に集中することが可能です。

 2.Googleホテル広告以外の媒体への出稿もサポートしてもらえる

Googleホテル広告パートナーは、Googleホテル広告以外の媒体への出稿にも対応しています。さまざまな媒体を活用することで、幅広いユーザーを取り込むことが可能となります。

 3.費用対効果と集客力を向上させてくれる

コストのかかるOTAではなく、コストを抑えられるGoogle広告やその他の媒体の利用、旅行業界における集客の知識や経験を活用することで、費用対効果と集客力の向上を図ることも可能です。

おすすめのGoogleホテル広告パートナー:フォルシア株式会社

フォルシア株式会社

引用元:https://www.forcia.com/

フォルシア株式会社では、旅行検索サイトの構築や旅行商品の販売プラットフォームサービスを提供しています。

Googleホテル広告の導入支援も行っており、独自のアルゴリズムを活用した広告運用によって、Googleホテル広告運用の最適化を行います。

また、共通宿データ配信サービスによって、宿泊横断サイトのデータ更新効率化や、宿泊プラン横断検索「旅くら」の利用も可能です。

 フォルシア株式会社の強み・特徴

大手旅行会社や航空会社の予約サイト向け検索エンジンを提供しているフォルシア株式会社は、旅行業界への深い知見と豊富なノウハウを保有しています。

フォルシア株式会社 の概要

・料金体系:お問い合わせ
・会社名:フォルシア株式会社
・本社所在地:東京都新宿区新宿4丁目1-6 JR新宿ミライナタワー13階
・URL:https://www.forcia.com/

 

Googleホテル広告を上手に運用する5つのポイント

Googleホテル広告を上手に運用する5つのポイント

Googleホテル広告は、従来のOTAを利用した集客に比べて低コストで集客できるメリットがありますが、さらに上手な運用を行うためのポイントをご紹介します。

  1. 最適な課金方式を採用する
  2. Googleホテル広告パートナーを活用する
  3. 最新の情報を提供する
  4. ランディングページのクオリティを向上させる
  5. 口コミを増やす

POINT1:最適な課金方式を採用する

Googleホテル広告は、複数の課金方式が用意されていますので、最適な課金方式を採用することがポイントです。

特に「pay-per-stay」は、ユーザーが実際に滞在した分だけしかコストがかからないため、キャンセルによるリスクを軽減できます。

POINT2:Googleホテル広告パートナーを活用する

Googleホテル広告初心者の方は特に、Googleホテル広告パートナーを活用するのがおすすめです。

なるべく余計なコストをかけずにGoogleホテル広告を運用したいところではありますが、広告の作成や出稿、運用にはある程度の経験や知識が必要です。

未経験の状態からはじめると、最適な運用になるまでに時間がかかるので、機会損失を生み出してしまう可能性があります。

POINT3:最新の情報を提供する

宿泊施設は、シーズンによって料金の変動や予約状況が常に変化しますので、最新の情報を提供することも大切です。

広告の情報の誤りは、ユーザーの手を煩わせてしまったり、宿泊施設への印象を損なう恐れがあるので注意が必要です。

POINT4:ランディングページのクオリティを向上させる

Googleホテル広告に設置するランディングページのクオリティにも気を配りましょう。

せっかく広告からユーザーが流入しても、ランディングページのクオリティが低かったり、ユーザービリティが悪いと予約につながらず離脱してしまう恐れがあります。

ユーザー目線で、ランディングページの改善を行うことも、Googleホテル広告の効果に影響することを念頭に置いて運用しましょう。

POINT5:口コミを増やす

施設を利用したユーザーから、口コミを投稿してもらう導線を作ることも、Googleホテル広告にプラスの効果となります

口コミが多いことは検索順位にも影響を与えます。また、ユーザーは施設を予約する前に口コミを調べます。

どんなに安くても口コミがないと、どういう施設なのか判断できず、他の施設へ流れてしまう可能性もあります。

 

Googleホテル広告の出稿・運用を代理店に依頼することもおすすめ

Googleホテル広告の出稿や運用は、代理店で代行することも可能です。Googleホテル広告についてわからない点が多い、不安があるという場合は代理店への依頼も検討してみましょう。

Googleホテル広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット

Googleホテル広告の運用代行によるメリットをご紹介します。

  1. 広告運用以外の業務に専念できる
  2. 最短で集客効果を高められる
  3. Googleホテル広告以外の広告運用による集客も可能

 メリット1:広告運用以外の業務に専念できる

ホテルなどの宿泊業では、日々の通常業務による負荷が非常に大きいため、なかなか広告運用にリソースを割くことが難しいというケースもあります。

そのような場合に代理店を利用すれば、Googleホテル広告の準備から運用、データ分析まですべて対応してもらえるので、本来の業務に専念することが可能です。

 メリット2:最短で集客効果を高められる

Googleホテル広告の運用経験がある代理店なら、最短期間で集客効果を高めることが可能です。

広告によって集客力を高めるには、経験に基づくノウハウが欠かせません。もちろん代理店にはそのノウハウがありますので、自社で運用するよりも短い期間で最適な運用を実現し、集客力の向上につながります。

 メリット3:Googleホテル広告以外の広告運用による集客も可能

ホテルのWEB集客を行う方法は、Googleホテル広告だけではありません。

リスティング広告やSNS広告によって大きな効果が得られる場合もあります。ですから、さまざまなWEB広告の運用が可能な代理店を利用すれば、他のWEB広告運用に関する相談や依頼ができるという点も、大きなメリットとなります。

※参考:リスティング広告について詳しく解説した記事はこちら
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リスティング広告代理店選び完全ガイド〜上手な選び方や手数料の仕組み詳しく解説〜

Googleホテル広告の代理店を上手に選ぶ3つのチェックポイント

Googleホテル広告の運用を依頼する代理店は、どこでも良いという訳ではありません。上手に代理店を選ぶためのポイントを3つご紹介します。

  1. ホテルや旅行業界の広告運用経験があるか
  2. 運用代行費用は適正価格か
  3. さまざまなWEBマーケティングに対応可能か

 POINT1:ホテルや旅行業界の広告運用経験があるか

当然ですが、ホテルや旅行業界の広告運用経験があるかどうかは必ずチェックしましょう。

どんなに広告運用で実績を上げている代理店でも、その業界の知識がまったくない状態では、結果を出すまでに時間がかかってしまいます。

 POINT2:運用代行費用は適正価格か

広告の運用代行費用は、代理店によって価格設定が異なりますので、必ず費用を事前に確認しましょう。

代理店を利用するメリットはたくさんありますが、費用がかかりすぎてしまって赤字になっては元も子もありません。

 POINT3:さまざまなWEBマーケティングに対応可能か

Googleホテル広告以外のWEB広告やWEB制作、マーケティングに対応可能かもチェックしましょう。

例えばGoogleホテル広告で利用しているランディングページの最適化が必要な場合、SNSを活用したマーケティングが必要な場合など、ひとつの代理店で対応できた方が効率よく施策を実施できます。

※参考:SNS広告について詳しく解説した記事はこちら
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SNS広告運用代行おすすめ代理店11選と上手な選び方

Googleホテル広告の運用代行おすすめ代理店3選

Googleホテル広告の運用代行が可能な代理店の中から、おすすめの代理店を3社ご紹介します

株式会社グラッドキューブ

株式会社グラッドキューブ

引用元:https://corp.glad-cube.com/

こんな方におすすめ!

  • リスティング広告やSNS広告の運用も検討している
  • ランディングページの制作や改善も依頼したい

 株式会社グラッドキューブの強み

株式会社グラッドキューブは、リスティング広告からSNS広告、動画広告まで幅広くWEB広告の運用に対応可能な代理店です。

広告運用実績は国内でもトップクラスで、GoogleやYahoo!で数多くの受賞経験もあります。

民宿やホテル関連の広告運用経験もあり、ランディングページの制作や改善にも対応しています。

株式会社グラッドキューブの概要

・料金体系:広告費の20%(Googleホテル広告については要問合せ)
・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル 8F
・URL:https://corp.glad-cube.com/

株式会社カルテットコミュニケーションズ

株式会社カルテットコミュニケーションズ

引用元:https://quartet-communications.com/

こんな方におすすめ!

  • 少額の予算で広告運用を依頼したい

 株式会社カルテットコミュニケーションズの強み

株式会社カルテットコミュニケーションズは、月額3万円からWEB広告の運用代行が可能な代理店です。

特にリスティング広告では、1,000以上の業種の運用を経験しており、有資格者による運用となっているので、費用が安いからと言ってサービスの質が低いといったことはありません。

宿泊業界の広告運用経験もありますので、あまり多くの予算をかけられないけど、Googleホテル広告の運用をはじめたい方におすすめです。

株式会社カルテットコミュニケーションズの概要

・料金体系:月額3万円~(Googleホテル広告については要問合せ)
・会社名:株式会社カルテットコミュニケーションズ
・本社所在地:愛知県名古屋市中区錦2-4-15 ORE錦二丁目ビル11階
・URL:https://quartet-communications.com/

株式会社クーシー

株式会社クーシー

引用元:https://coosy.co.jp/

こんな方におすすめ!

  • Googleマイビジネスの運用も依頼したい

 株式会社クーシーの強み

株式会社クーシーは、WEB制作や広告運用、その他WEBマーケティングを行っている代理店です。

ホテル予約サイト「じゃらん」のプランニングに参加した経験もあります。Googleホテル広告をはじめとするWEB広告の運用代行から、WEBサイトの制作、Googleマイビジネスの運用依頼も可能です。

Googleホテル広告でも重要なポイントとなる「口コミ」の効果を高めたい場合などに、おすすめの代理店です。

株式会社クーシーの概要

・料金体系:要問合せ
・会社名:株式会社クーシー
・本社所在地:東京都渋谷区東3-16-3エフ・ニッセイ恵比寿ビル7階
・URL:https://coosy.co.jp/

 

Googleホテル広告運用の効果を可視化するオススメの広告効果測定ツール

Googleホテル広告を運用する場面では、広告の効果を正確に把握するため、広告運用データの可視化が必要となります。

そういった場面でおすすめの広告効果測定ツールをご紹介します。

Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、Googleホテル広告の効果を可視化することができるツールです。現状の把握から分析までの作業が、Databeat Exploreを使ったデータの可視化によって効率化することが可能です。

Googleホテル広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

Googleホテル広告を運用する際、Databeat Exploreは以下のような活用方法があります。

 運用データ収集が自動で行える

Googleホテル広告の運用データは、Databeat Exploreによって自動で収集・蓄積されていきます。そのため、常に最新の情報をDatabeat Exploreで確認することが可能です。

もし、他のWEB広告も同時に運用していた場合は、一緒にDatabeat Exploreに収集されますので、たくさんの広告管理画面にアクセスすることなくデータを閲覧できます。

 データの共有が簡単

Databeat Exploreで収集した広告のデータは、ダッシュボードでそのまま共有できます。さらに、ExcelやGoogleスプレッドシート、BIツールなど好みのフォーマットで出力できるため、最適な形でデータ共有が可能となります。

 テンプレートで広告データが見える化

Databeat Exploreでは、収集したGoogleホテル広告のデータやその他のWEB広告のデータを、複数のテンプレートによって見える化しています。

これにより、現状把握から広告ごとの分析、広告同士の比較なども容易となります。

 

まとめ

Googleホテル広告は、Googleユーザーやスマートフォンユーザーへ最適なアプローチができる、宿泊業界特化型の広告です。

これまで多く利用されてきたOTAに比べてコストが抑えられることから、今後ますます需要は高まっていくことが想定されます。

ただし、若干手順が複雑なところもありますので、Googleホテル広告の出稿や運用に自信がない方は、Googleホテル広告パートナーや、代理店に依頼することをおすすめします。

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