Instagram広告の予算がまるわかり!種類別目安予算や上手な予算管理方法まで詳しく解説

Instagram広告の予算がまるわかり!種類別目安予算や上手な予算管理方法まで詳しく解説

Instagram広告は、商品の魅力を多くのユーザーに伝えることができるため、WEBマーケティングにおいて欠かせない手段のひとつとなっています。

ただ、これからInstagram広告をはじめる方は、予算がどれくらい必要なのか、どのように予算管理を行えばよいかわからない方もいらっしゃるかと思います。

そこで今回こちらの記事では、Instagram広告の予算目安や上手な予算管理方法について詳しく解説します。

目次

まずは押さえておきたいInstagram広告の基本

はじめに、Instagram広告の概要や強み、事例などをもとにInstagram広告の基本を確認していきましょう。

Instagram広告とは?

Instagram広告とは?

引用元:Instagram

Instagram広告とは、Instagram上に広告を配信するサービスです。上の画像のように、「広告」と表示されています。広告は画像や動画によって商品の魅力を伝えたり、クリックしてそのままランディングページへ誘導することも可能です。

他のWEB広告と比べた際のInstagram広告の強み

他のWEB広告と比べた際のInstagram広告の強みを3つにまとめました。

  1. 広告色を少なくしつつアピールできる
  2. 精度の高いターゲティングが可能
  3. 特定のユーザー層に対して高い効果が期待できる

 1.広告色を少なくしつつアピールできる

Instagram広告は、広告色を少なくしつつアピールできます。リスティング広告やディスプレイ広告と違い、Instagram広告は一般ユーザーの投稿と同じ場所に配置できるからです。

そのため、あからさまな広告を嫌うユーザーにも、自然な形で広告を見てもらうことが可能です。

 2.精度の高いターゲティングが可能

Instagram広告は、精度の高いターゲティングを利用できます。ユーザーの過去の行動履歴や趣味などのデータをもとにターゲティングを行えば、広告の商品にマッチするユーザーへリーチ可能です。

 3.特定のユーザー層に対して高い効果が期待できる

Instagram広告は、特定のユーザー層に対して高い効果が期待できます。Instagramは若年層や女性ユーザーが多いため、コスメやダイエットなど若い女性ユーザーが好む商品と非常に相性が良く、広告効果を得やすいのです。

成功事例でわかる!Instagram広告が効果を発揮するシーン

Instagram広告がどのようなシーンで効果を発揮するのか、成功事例と共に確認していきましょう。

 成功事例1.ユニバーサル ミュージック

ユニバーサル ミュージック

引用元:Instagram

世界的な音楽企業であるユニバーサルミュージックは、洋楽プレイリスト「Sound of Today」を動画広告で配信し、ThruPlayによって最適化しました。

Instagram広告出稿による効果

Instagram広告を運用した結果、Sound of Todayの視聴意欲が2.5ポイント向上、視聴意欲(対コンバージョン最適化)は5倍、さらに視聴意欲(対APAC平均値)は2.8倍となりました。

広告想起率の高い動画広告をInstagram広告として配信することで、ユーザーの視聴意欲やプレイリストの再生数に大きな影響がありました。

 成功事例2.モンスターストライク

モンスターストライク

引用元:Instagram

スマートフォンゲーム「モンスターストライク」の事例です。モンスターストライクはFacebook広告を利用していましたが、新たにInstagram広告の活用も行いました。

Instagram広告出稿による効果

Instagram広告を運用した結果、インプレッション数は51%増加、モバイルアプリユニークセッション数は61%増加、さらにCPAは38%低下しました。

CPAについては、事前の予測よりも低下し、その上でセッション数が増加したという、大きな成功事例のひとつとなっています。

 インスタ広告が効果を発揮するシーンまとめ

今回紹介した成功事例から、ネットを経由するサービスで非常に高い効果が発揮できていることがわかります。広告を見てそのままユーザーがサービスにアクセスできる動線をしっかりと構築すれば、リーチやコンバージョンにもつながりやすいことがわかります。

※参考:Instagram広告の基本情報や出稿方法について詳しく解説している記事はこちら

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Instagram広告の予算を考える上で知っておきたい!課金方式の種類と費用相場

Instagram広告の予算を考える上で知っておきたい、課金方式の種類と費用相場を見ていきましょう。4つの課金方式の概要、そしてそれぞれの費用相場について解説します。

Instagram広告の課金方式の種類と費用相場まとめ

課金方式の種類 概要 費用相場
クリック課金(CPC) 広告クリックにより発生する費用 40~100円/クリック
インプレッション課金(CPM) 広告が表示されることにより発生する費用 500~1,000円/1,000imp
アプリインストール課金(CPI) 広告のアプリをインストールすると発生する費用 100~250円/インストール
動画再生課金(CPV) 広告の動画が再生されると発生する費用 4~7円/再生

4つの課金方式は、それぞれ費用単価が異なります。ただし、単に安いかどうかで課金方式を選ぶべきではありません。課金方式は、広告によって何を求めるかにより選択する必要があります。

 Instagram広告の課金方式は基本的にインプレッション課金(CPM)

4種類の課金方式を紹介しましたが、Instagram広告の課金方式は基本的にインプレッション課金が主流となります。これは、Instagramが画像をメインとしたコンテンツであるためです。

Instagram広告の課金方式は広告の目的によって決まる

Instagram広告の課金方式は、広告によって何を求めるかにより選択すべきとお伝えしました。しかし、Instagram広告の課金方式は自由に選択できるものではありません。

以下のように、広告の目的ごとに選択できる課金方式が決まっています。

広告の目的 課金方式
商品やブランドの認知度向上 インプレッション課金
コンバージョン獲得 クリック課金/インプレッション課金
投稿へのエンゲージメント数の増加 インプレッション課金
アプリインストール アプリインストール課金
動画の再生数アップ 動画再生数課金

Instagram広告の最低出稿金額

Instagram広告は、最低100円から出稿可能です。ただし、100円で出稿しても成果が得られる可能性は限りなく低いでしょう。そのため、一定の成果を見込むためには1日あたり数千円程度の出稿は必要となります。

Instagram広告の支払い方法の種類

Instagram広告の支払い方法の種類は全部で4種類ありますので、その中から選択できます。

  • クレジットカード
  • デビットカード
  • PayPal
  • 銀行振込

 Instagram広告の支払いのタイミング

Instagram広告の支払いのタイミングは、決済方法によって異なります。Instagram広告の決済方法は「手動決済」と「自動決済」があります。

手動決済は、あらかじめアカウントに費用を入金しておき、24時間単位で残高から請求額が差引かれます。

自動決済の場合は、あらかじめ設定した「請求単位額」に費用が到達した段階で請求がかかります。

※参考:Instagram広告の費用について詳しく解説した記事はこちら
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Instagram広告の主要な種類と目安予算を詳しく解説

Instagram広告の主要な種類と目安予算を詳しく解説

Instagram広告の主な種類と目安予算について解説します。Instagram広告の予算は広告の種類によって変動があるので、それぞれの目安を理解しておきましょう。

一般的にInstagram広告は目安としてどのくらいの予算が必要?

一般的にInstagram広告の予算は、月間10万円程度を目安とするのがおすすめです。事業規模や広告予算に合わせて調整できますので、10万円以上でも以下でも問題はありません。

ただし、少ない予算で多くの成果を得ることは難しいでしょう。また、広告の種類によって必要な予算が変わりますので、どのような目的でどの広告を利用するのかを決めて、そこから予算を検討する必要があります。

Instagram広告の種類と予算目安まとめ

広告種別 特徴 課金方式 月間予算目安
画像広告 商品画像を使って魅力をアピールできる クリック課金/インプレッション課金/アプリインストール課金 30,000円~100,000円
動画広告 動画でユーザーの視線を惹きつけられる クリック課金/インプレッション課金/アプリインストール課金/動画再生数課金 30,000円~100,000円
カルーセル広告 複数の画像で多くの情報を提供できる クリック課金/インプレッション課金 30,000円~100,000円
ストーリーズ広告 全画面画像によってインパクトを与えられる クリック課金/インプレッション課金/アプリインストール課金/動画再生数課金 30,000円~100,000円

アピールしたい商品によっても、選択すべき広告の種類は異なります。基本となるのは画像広告ですが、動画広告やストーリーズ広告によってより多くの情報を、強くアピールするのも効果的です。

また、商品が複数存在している場合などは、カルーセル広告によってユーザーへ沢山の選択肢を提示するという方法もよいでしょう。

なお、月間の予算目安については広告を出稿する業種やターゲット、目標とする成果の規模によりますが、ある程度の成果を得るのであれば、30,000円から100,000円程度は必要となるでしょう。

※参考:Instagram広告の費用について詳しく解説している記事はこちら

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自社にマッチするInstagram広告の種類の上手な選び方

今回紹介したInstagram広告の種類の中から、最適なものを上手に選ぶ方法を紹介します。

  1. 商品の魅力を最大限アピールできる広告を選ぶ
  2. 広告の目的に合せて選ぶ
  3. クリエイティブの制作体制に合わせて選ぶ

 POINT1.商品の魅力を最大限アピールできる広告を選ぶ

Instagram広告の種類は、商品の魅力を最大限アピールできる種類を選びましょう。商品の種類や特徴によって、最適な広告の種類が異なります。画像によってアピールできる商品もあれば、動画の方がより魅力を伝えやすいケースもあります。

このあたりをきちんと見極めることで、広告の効果を最大化することが可能となります。

 POINT2.広告の目的に合せて選ぶ

広告の目的に合せて種類を選ぶことも重要なポイントです。認知拡大やブランディングが目的であれば、インパクトのある動画広告やストーリーズ広告などが向いています。しかし、コンバージョン獲得を目的とするようなケース、特に商品が複数存在しているような場合には、カルーセル広告の方が最適と言えます。

 POINT3.クリエイティブの制作体制に合わせて選ぶ

自社のクリエイティブ制作体制に合わせて選ぶという考え方もあります。動画広告やストーリーズ広告は、動画を用いてユーザーの視線を強く惹きつける効果が期待できます。しかし、動画クリエイティブの質が低いと、高い効果が見込めない可能性があります。

よって、自社で質の高い動画クリエイティブを制作できない場合は、無理せず画像を用いた広告で運用した方がよいでしょう。

種類1.画像広告

画像広告

引用元:Instagram

 画像広告の特徴

画像広告は、1枚の画像を用いた広告です。フィードに表示される広告は、一般ユーザーの投稿とフォーマットが一緒なので、広告色が少なく自然な形でリーチできます。

 画像広告の費用・予算の特徴

画像広告の費用は、クリック課金・インプレッション課金・アプリインストール課金から選択できます。もっともオーソドックスなInstagram広告のひとつで、はじめてInstagram広告を利用する方におすすめです。

多くのリーチを獲得したい場合は、月間数万円以上は予算を準備するとよいでしょう。

種類2.動画広告

動画広告

引用元:Instagram

 動画広告の特徴

動画広告は、フィードに動画形式の広告を配信できます。画像広告に比べてユーザーの視線を集めやすい、一度に多くの情報を提供できるといった特徴があります。

 動画広告の費用・予算の特徴

動画広告は、Instagram広告で利用できるすべての課金方式を選択することが可能です。画像広告より高い効果が期待できる反面、動画が多数再生されることによって、費用が高騰するケースもあるので注意が必要です。

種類3.カルーセル広告

カルーセル広告

引用元:Instagram

 カルーセル広告の特徴

カルーセル広告は、複数枚の画像を利用できるタイプの広告です。多くの商品画像をユーザーに提示できる特徴があります。

 カルーセル広告の費用・予算の特徴

カルーセル広告は、クリック課金またはインプレッション課金から選択できます。コンバージョンを目的とする場合はクリック課金の方が費用対効果は高いですが、認知を目的とした場合には、単価の安いインプレッション課金がおすすめです。

種類4.ストーリーズ広告

ストーリーズ広告

引用元:Instagram

 ストーリーズ広告の特徴

Instagramのストーリーズ部分へ配信できるのが、ストーリーズ広告です。全画面でアピールできる特徴があります。

 ストーリーズ広告の費用・予算の特徴

ストーリーズ広告も、動画広告と同様にすべての課金方式から選択できます。ストーリーズはInstagramの中でも特に視聴するユーザーが多いため、他の広告の種類よりも費用が高くなりやすい傾向があります。

それだけ多くのリーチが期待できるので、認知目的には最適です。ただし、費用対効果を重視したい場合は、クリック課金の方が向いているでしょう。

※参考:ストーリーズ広告の費用について詳しく解説した記事はこちら

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Instagram広告の適切な予算を決める5つの方法

Instagram広告の適切な予算を決める5つの方法

Instagram広告の適切な予算を決める方法を5つ紹介します。予算の決め方を迷っている方は、以下の方法を参考にしてみてください。

  1. コンバージョン獲得目標から算出
  2. リード・問い合せ獲得目標から算出
  3. 売上目標から算出する
  4. 損益分岐点から算出する
  5. LTVから算出する

1.コンバージョン獲得目標から算出

Instagram広告を運用するにあたり、コンバージョン目標を立てている場合は、コンバージョン獲得目標から予算を算出できます。

予算=CV目標数×目標CPA

50件のコンバージョンを目標とするのであれば、50×目標CPAで算出します。目標CPAは、1コンバージョンに対して利用できる広告費の上限金額です。仮に目標CPAが1,000円だとすると、50×1,000=50,000円が予算ということになります。

2.リード・問い合わせ獲得目標から算出

目標がコンバージョンではなく「リード」や「問い合わせ」である場合は、以下のように予算を計算します。

予算=リード(問い合せ)獲得目標×リード獲得単価

なお、リード獲得単価の算出方法は、「リード獲得予讃÷リード獲得数」となります。

3.売上目標から算出する

価格が異なる商品を複数販売しているようなシーンでは、商品の売上目標から算出する方法もあります。

予算=売上目標×予算の割合

この算出方法を用いる場合は、事前に売上げに対する予算の割合を計算しておく必要があります。

4.損益分岐点から算出する

より細かく予算を計算した場合には、損益分岐点から算出する方法があります。

予算=商品販売価格-販売にかかるコスト

商品の販売価格が1,000円、そして販売にかかるコストが500円の場合は、1商品あたりの予算は500円となります。なお、コストは商品の原価だけでなく、人件費なども含めます。

5.LTVから算出する

定期購入型のサービスやリピート購入が見込まれる商品・サービスの場合、LTV(ライフタイムバリュー)から算出する方法もあります。

予算=顧客単価×リピート購入回数×月間販売数

この算出方法は他の方法とは異なり、商品が一回売れた場合ではなく、複数回購入されることを前提として計算します。

 

Instagram広告の予算を管理する方法

Instagram広告の予算を管理する方法は主に2種類あります。それぞれどのようにして管理するのか見ていきましょう。

種類1.通算予算を設定する

広告掲載期間の全体予算を管理する方法です。つまり、掲載予定期間内の予算の上限額を決めて管理を行います。

種類2.1日の予算を設定する

いわゆる日予算です。1日いくらまで広告費を使うかを設定します。あくまで平均値なので若干ブレることもあります。

 Instagram広告の1日の予算の設定方法

1日の予算の設定方法

引用元:Instagram for Business

広告作成の途中にある「予讃と掲載期間」の部分で設定します。予算は「1日の予算」「通算予算」の2種類が表示されるので、1日の予算を選択します。

そして、1日あたりの予算をいくらにするか決めます。

 

Instagram広告で予算超過を起こさないための3つのポイント

Instagram広告で予算超過を起こさないための3つのポイント

Instagram広告を運用する中で、予算超過を起こさないためのポイントを3つ紹介します。予算内で適切に運用するための方法として、参考にしてみてください。

  1. 予算消化を細かくチェックする
  2. 自動決済利用時は余分に予算を入れない
  3. 1日の予算を設定する

1.予算消化を細かくチェックする

Instagram広告運用で予算を超過しないためには、予算消化を細かくチェックする必要があります。広告のリーチが急増した場合などは、想定外の予算が消化されてしまうこともあります。

こうした際にすぐ対応できるよう、できるだけ予算進捗をこまめに確認する癖を付けましょう。

2.自動決済利用時は余分に予算を入れない

自動決済利用時は、余分に予算を入れないようにしましょう。自動決済は、一定の予算が消化されたタイミングで、自動的に決済がかかってしまいます。例えば一ヶ月分の広告費を入金しておいた場合などは、予定よりも早く予算がなくなってしまうといったケースがあります。

ですから、なるべく数回に分けて予算を入金するようにしましょう。

3.1日の予算を設定する

Instagram広告初心者の方は、はじめは通算予算ではなく1日の予算を設定して運用しましょう。1日の予算を設定すれば、多少のブレはあるものの大きく予算を超過することはありません。

ある程度運用に慣れてきてから、必要に応じて通算予算で管理するのがおすすめです。

 

Instagram広告の「予算」に関するよくある疑問Q&A

Instagram広告の「予算」に関するよくある疑問Q&A

ここでは、Instagram広告の予算に関するよくある質問を、Q&A形式で紹介します。

インスタ広告は1日500円でも利用できる?

Instagram広告の最低出稿金額は100円なので、1日500円でも利用できます。予算は自社都合で自由に設定できますが、あまりにも低予算だと競合に負けてしまって十分なリーチを得られません。

そのため、1日あたり最低でも1,000円以上は予算を組むことをおすすめします。

インスタ広告を途中でやめると料金はどうなる?

Instagram広告を途中で止めた場合の料金は、それまでに消化した分のみ請求となります。例えばあらかじめ決めた予算を予定より早く消化してしまった場合、そこで出稿をストップすることも可能です。

インスタ広告は無料で利用できる?

Instagram広告は、無料で利用することはできません。最低でも100円以上の予算が必要となります。ただし、会社やブランドの公式アカウントを作成して投稿するのは無料です。

アカウント作成初期は広告ほどの効果は期待できませんが、フォロワーが増えれば広告費をかけずに宣伝を行えるようになります。

 

予算内でInstagram広告の効果を最大化する5つのTIPS

予算内でInstagram広告の効果を最大化する5つのTIPS

決めた予算内でInstagram広告の効果を最大化する方法を5つ紹介します。効率良く広告費を使って宣伝を行うための方法としてご覧下さい。

  1. 質の高いクリエイティブを制作する
  2. ターゲティングに力をいれる
  3. リターゲティングを実施する
  4. A/Bテストを行う
  5. 効果検証をしてPDCAを回す

1.質の高いクリエイティブを制作する

Instagram広告で高い成果を求める場合は、質の高いクリエイティブが欠かせません。同じように広告を配信した場合、クリエイティブの質が高い方がより効果が得やすくなります。

特にInstagram広告の場合、画像や動画をメインとするコンテンツなので、しっかりとクリエイティブを制作できる体制を整えましょう。

2.ターゲティングに力をいれる

ターゲティングに力をいれることも重要です。どんなに質の高いクリエイティブを使用していても、そもそものターゲティングがズレていれば、ユーザーの反応は得られません。

自社商品がどんなユーザーに好まれるのかをしっかりとリサーチした上で、適切なターゲティングを行いましょう。

3.リターゲティングを実施する

費用対効果を高めるためにも、リターゲティングを実施しましょう。リターゲティングを利用すれば、すでに自社サイトを訪問したユーザーへ広告を配信できます。つまり、商品の購入を検討中のユーザーを対象に広告を配信できるため、通常よりもCVRが高くなる可能性が期待できます。

※参考:Instagram広告のリターゲティングについて詳しく解説した記事はこちら
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4.A/Bテストを行う

定期的にA/Bテストを行いましょう。特にクリエイティブのA/Bテストは重要です。画像の色やテキストの配置など、さまざまなパターンをA/Bテストによって改善すれば、もっとも効果の出るクリエイティブパターンを見つけることが可能です。

※参考:Instagram広告のA/Bテストについて詳しく解説した記事はこちら
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5.効果検証をしてPDCAを回す

Instagram広告の効果を最大化する上で欠かせないのが、効果検証とPDCAです。まずは配信結果を効果検証によってしっかりと分析しましょう。その上で、思うような結果が得られなかったポイント、さらに改善が見込めるポイントなどを見極めて、改善していきます。

この際、事前にシミュレーションを作成しておくと、配信結果と比較できるため、PDCAを回しやすくなります。

※参考:Instagram広告のシミュレーション作成方法について詳しく解説した記事はこちら
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予算内で効果を最大化するならInstagram広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!

予算内で効果を最大化するならInstagram広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!

予算内で効果を最大化する方法として、Instagram広告に強みを持つ代理店の利用もおすすめです。代理店を利用した場合にどのようなメリットがあるのか、どんな方におすすめなのかを解説します。

Instagram広告の運用を代理店に依頼する3つのメリット

Instagram広告の運用を代理店に依頼するメリットをまとめました。

  1. リソースの心配がない
  2. 精度の高い運用をすぐに実現できる
  3. 自社に合ったマーケティングを実施できる

 リソースの心配がない

代理店にInstagram広告の運用を依頼すると、リソースの心配をする必要がなくなります。Instagram広告運用には多くの工程が発生するため、リソース不足に悩みを持つ企業も少なくありません。

しかし代理店には広告運用業務全般を依頼できるため、Instagram広告運用のために新たに人員を割く必要もありません。

 精度の高い運用をすぐに実現できる

精度の高い運用をすぐに実現できるのも、代理店へ依頼するメリットのひとつです。Instagram広告運用はすでに多くの企業が導入しているため、競合企業との競争力が求められます。

自社運用で競合よりも成果の出る運用を実施することはハードルが高くなりますが、Instagram広告運用経験の豊富な代理店なら、最短で精度の高い運用による成果が見込めます。

 自社に合ったマーケティングを実施できる

代理店なら、自社に合ったマーケティングを実施することが可能です。Instagram広告にもさまざまな種類がありますので、その中から自社に最適なプランを提示してくれます。

また、Instagram広告に限らず自社の利益につながる広告媒体の選定や、マーケティング企画の立案なども代理店によっては対応可能です。

代理店の利用はこんな人に特におすすめ!

はじめてInstagram広告運用に着手する方は、まずは代理店の利用がおすすめです。自社で運用したいと考える方もいらっしゃるかもしれませんが、いきなり初心者が成果の出る運用を行うことはそう簡単ではありません。

ですから、ひとまず代理店に運用を依頼して、徐々に自社運用へ切り替えるのがよいでしょう。

 

Instagram広告の運用を代理店に依頼する際の目安予算

Instagram広告運用を代理店に依頼する場合、どれくらいの予算が必要となるのでしょうか。その目安について解説します。

広告代理店を利用してInstagram広告を運用する場合の費用の構造

代理店のInstagram広告運用では、広告を出稿するための費用以外に「手数料」が必要となります。つまり、「広告費+手数料」が発生するということになります。

広告代理店を利用してInstagram広告を運用する場合の目安予算

代理店の手数料目安ですが、多くの代理店は広告費の20%を手数料としています。仮に100万円の広告を使った場合は、20万円が手数料として計上されることになります。

代理店を利用する場合に手数料を抑えるポイント

代理店の手数料を抑えるには、いくつかの方法があります。

 1.手数料の安い代理店を利用する

代理店手数料は一律で20%となっているわけではありません。中には10~15%の設定となっている代理店もあります。

 2.自社で負担できる業務は負担する

代理店にすべての業務を依頼するのではなく、一部の業務を依頼する方法です。依頼する業務量を減らすことで、手数料を抑えられるケースもあります。

 3.交渉する

例えば、長期契約を条件に手数料を交渉する方法があります。ただし、長期契約をしてしまうと途中で解約する際に違約金が発生するため、慎重に検討する必要があります。

 

低予算でInstagram広告運用が実現できるおすすめ代理店3選

低予算でInstagram広告運用が実現できる、おすすめの代理店を3社紹介します。代理店選定の参考にご覧下さい。

株式会社イーナ

株式会社イーナ

引用元:株式会社イーナ

こんな方におすすめ!

  • ECサイトを運営している方

 株式会社イーナの強み

株式会社イーナは、毎月先着3社の運用代行手数料が10%となるため、コストを抑えてInstagram広告運用を依頼できます。また、自社でECサイトを運営しており、ECサイト集客に関するノウハウも蓄積しています。

さらに、Google広告やYahoo!広告の認定代理店なので、Instagram広告以外の集客方法を利用することも可能です。

株式会社イーナの概要

・会社名:株式会社イーナ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区備後町3丁目4-9 輸出繊維会館2F
・URL:https://www.e-n-a.jp/

株式会社アイビス

株式会社アイビス

引用元:株式会社アイビス

こんな方におすすめ!

  • さまざまなマーケティングを検討したい方

 株式会社アイビスの強み

株式会社アイビスは、Instagram広告やFacebook広告などのSNS広告、リスティング広告などのWEB広告のほか、メールマガジンや交通広告、看板広告、テレビCM、雑誌広告などオフライン広告も幅広く対応しています。

また、デザイン制作やアプリ開発も行っているため、オフラインからオンラインまでさまざまなマーケティングを実施できる環境が整っています。

株式会社アイビスの概要

・会社名:株式会社アイビス
・本社所在地:大阪府大阪市浪速区湊町2-1-7 ルネッサ難波ビル5F
・URL:https://ibis.gs/

株式会社GIG

株式会社GIG

引用元:株式会社GIG

こんな方におすすめ!

  • インフルエンサーマーケティングを実施したい方

 株式会社GIGの強み

株式会社GIGは、各種WEB広告の運用代行からインフルエンサーマーケティングまで対応できます。Instagram広告だけではなく、インフルエンサーを活用して自社商品を広めたいといった方におすすめです。

また、クリエイティブ制作やランディングページ、エントリーフォームの改善にも対応しており、広告による集客後のCVRアップも期待できます。

株式会社GIGの概要

・会社名:株式会社GIG
・本社所在地:東京都中央区日本橋浜町1-11-8 ザ・パークレックス日本橋浜町 4階
・URL:https://giginc.co.jp/

※参考:Instagram広告運用代行におすすめの代理店について詳しく解説した記事はこちら
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Instagram広告の広告効果検証におすすめの広告レポート自動化ツール

Instagram広告の広告効果検証におすすめの、広告レポート自動化ツールを紹介します。自社でInstagram広告の運用を検討されている方は、ぜひこちらも参考にしてみてください。

Databeat Explore

Databeat-Explore

Databeat Exploreは、Instagram広告や各種WEB広告のレポート作成を自動化できるツールです。レポート作成を自動化することにより、業務を効率化してスムーズな運用を実現できます。

Instagram広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

Instagram広告運用を行う際、どのようにDatabeat Exploreを活用できるのか3つのポイントにまとめました。

  1. 運用結果のデータを自動で蓄積
  2. レポート・ダッシュボードでいつでも最新の情報を可視化
  3. データを出力して活用

 運用結果のデータを自動で蓄積

Databeat Exploreは、Instagram広告の運用結果のデータを自動で蓄積していきます。APIを使って連携するため、手動でデータを集める必要はありません。Instagram広告以外にもGoogle広告、Yahoo!広告など多数の媒体と連携できます。

 レポート・ダッシュボードでいつでも最新の情報を可視化

Databeat Exploreに蓄積したデータは、レポートやダッシュボードによって可視化します。現在の運用状況の把握にはダッシュボードを、指定期間のデータはレポートによって確認できます。

レポートはテンプレートを用いて自動的に作成されるので、これまでレポート作成に使っていた時間を、他の業務に割り当てることが可能です。

 データを出力して活用

Databeat Exploreはレポートを作成する以外に、外部へデータを出力することもできます。スプレッドシート、Excelなど好みのフォーマットで出力が可能です。

さらに、BIツールとの連携もできるので、多角的な分析にも活用できます。

 

 

まとめ

Instagram広告は、商品の販売から認知拡大まで、さまざまな目的で活用できる広告プラットフォームです。広告の種類や課金方式も複数用意されており、広告戦略に合わせた最適な方法を利用できます。

予算の設定方法は、コンバージョン獲得目標や売上目標、損益分岐点などから逆算することで、わかりやすく算出できます。また、予算を抑えて運用したい場合には、PDCAによって広告の質を高めていくことも重要です。

Instagram広告の運用がはじめてという方は、代理店へ運用を依頼するのもよいでしょう。自社で運用する場合には、広告レポートを自動で作成できるDatabeat Exploreを活用すれば、業務負担を減らしつつスムーズな効果測定を実現できます。

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