Instagram広告は、出稿前にシミュレーションを実施できます。シミュレーションにより「リーチ」「ユーザーアクション」が事前に予測できればスムーズな広告運用が可能です。
しかし、正しいシミュレーションを実施しないとズレが生じるため、広告パフォーマンスにも影響を与えてしまいます。今回は、これからInstagram広告出稿を検討している方、またはすでにInstagram広告を出稿している方に向けて、正しいシミュレーション方法を紹介します。
- 1 Instagram広告のシミュレーションに関する基礎知識
- 2 Instagram広告のシミュレーションで確認できる主な指標
- 3 Instagram広告のシミュレーション作成手順全体像
- 4 Instagram広告のシミュレーションの準備
- 5 Instagram広告のシミュレーションを作成する方法
- 6 運用結果とシミュレーションを比較・分析する方法
- 7 費用対効果の高いInstagram広告運用を実現するための3つのポイント
- 8 Instagram広告初心者は代理店にシミュレーション、運用依頼するのもおすすめ
- 9 Instagram広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店3選
- 10 Instagram広告運用の効果を可視化するオススメの広告レポート自動化ツール
- 11 まとめ
Instagram広告のシミュレーションに関する基礎知識
Instagram広告のシミュレーションの「重要性」「おすすめのタイミング」を紹介します。シミュレーションを検討している方は下記内容を理解しましょう。
Instagram広告のシミュレーションとは？
Instagram広告のシミュレーションは、広告マネージャ（管理画面）から広告パフォーマンスを予測できる機能です。「オーディエンスサイズ」「リーチ」「コンバージョン」等の指標を広告出稿前に把握できます。
例えば、広告管理画面にて予算を設定すると、その予算内でどれくらいの「リーチ」「コンバージョン」が獲得できるかが分かるということです。
Instagram広告でシミュレーションを作成する重要性
シミュレーションを作成する重要性についてみていきましょう。シミュレーション作成には、下記3つのメリットがあります。
- 広告パフォーマンスが予測できる
- 予算感を把握できる
- 広告運用の失敗を防ぐ
1.広告パフォーマンスが予測できる
シミュレーションを作成すると、ある程度広告パフォーマンスを予測できます。Instagram広告を出稿する前にどの程度の「クリック」や「リーチ」が見込めるか予測できれば、自社のWeb施策について考える上でのヒントになるでしょう。
2.予算感を把握できる
シミュレーションを作成すると、予算感を把握できます。一日にどれくらいの予算でどれくらいのリーチが獲得できるかをシミュレーションで予測できれば、年間予算も予測できます。
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3.広告運用の失敗を防ぐ
広告シミュレーションを実施すると、広告運用の失敗を防ぐためのヒントを得ることができます。これは、広告シミュレーションの結果を基に広告運用の設計をすることで、リスク軽減につながるためです。
広告シミュレーションを実行した際に「目標値と各指標の値が離れすぎていないか」「シミュレーション費用が予算を超えていないか」の2点の確認が重要です。
Instagram広告のシミュレーションを作成するおすすめのタイミング
Instagram広告のシミュレーションを作成するおすすめのタイミングは下記の通りです。下記タイミングに当てはまる場合は、Instagram広告のシミュレーションを検討してみましょう。
1.はじめてInstagram広告運用に挑戦するとき
企業としてはじめてInstagram広告運用に挑戦するときには、シミュレーションが有効です。Instagram広告運用がはじめての場合、どのくらいの予算がかかるか事前に把握することは難しいですが、シミュレーションを活用すれば、事前に予測できます。
企業の場合、新しいWeb施策に挑戦するときは、社内で稟議を上げる必要があります。この時にどれくらいの予算がかかり、どれくらいの成果が見込めるかも提示する必要があるので、稟議書の作成にもInstagram広告のシミュレーションが必要です。
2.新しい広告媒体を選定するとき
新しい広告媒体の選定時にも、Instagram広告のシミュレーションは最適です。運用型広告は、媒体によって費用感が異なるので、別媒体での広告運用経験があってもシミュレーションで費用感を確認する必要があります。
例えば、Googleリスティング広告の平均クリック単価は「約281円」と言われていますが、Instagram広告の平均クリック単価は「約196円」です。
クリック単価だけでも、これだけ違いがあるので、新たにInstagram広告に挑戦するときは、シミュレーションで費用感を確認するべきでしょう。
Instagram広告には複数の課金方式があります。その中でも特に費用対効果が高い運用に最適なのが、クリック課金方式です。 ターゲットとなるユーザーにだけ広告費をかけることができるのがクリック課金制の特徴でもありますが、Instagr[…]
3.広告運用の改善点を把握したいとき
広告運用の改善点を把握したいときにもInstagram広告のシミュレーションは最適です。シミュレーションにより広告運用の改善点が明確になるケースもあるためです。例えば、現在出稿している内容で広告シミュレーションを実行してオーディエンスサイズを確認すると、作成した広告がどれくらいのユーザーにリーチできるか確認できます。
仮にオーディエンスサイズが狭すぎると、リーチが獲得できないため、広告パフォーマンスが低下するといった課題が見つかります。この結果を基にオーディエンスサイズを広くすれば、現状の課題を解決できます。
Instagram広告のシミュレーションで確認できる主な指標
Instagram広告のシミュレーションでは「リーチ」「リンクのクリック」「コンバージョン」の3つの指標が確認できます。この3つの指標は「オーディエンス」「広告予算」「掲載期間」の設定によって自動的に算出されると覚えておきましょう。
各指標の平均値と重要である理由は下記の通りです。
指標1.リーチ
リーチは、広告を見たユーザーの人数です。同じユーザーが複数広告を見てもリーチ数は1となります。
この指標が重要である理由
リーチは、広告出稿の目的が「認知」の場合に重要な指標です。自社の商品を少しでも多くの人に認知したい場合は、リーチを最大化する必要があるためです。
指標2.リンクのクリック
リンクのクリックは広告内のリンクがクリックされた回数です。「クリック（すべて）」と「リンクのクリック」は異なる指標となるので注意が必要です。違いは下記の通りです。
- リンクのクリック＝広告内リンクがクリックされた回数、リード獲得フォームやインスタントエクスペリエンス等も含む
- クリック（すべて）＝リンクのクリックだけではなく、投稿へのアクションも含む
また、参考としてFacebook広告の平均クリック率は、業界全体で「0.90％」となっています。業界別のクリック率は下記の通りです。
業界 平均クリック率 衣服 1.24％ 自動車 0.80％ BtoB 0.78％ ビューティー 1.16％ 消費者サービス 0.62％ 教育 0.73％ 雇用と職業訓練 0.47％ 金融と保険 0.56％ フィットネス 1.01％ 家の修繕 0.70％ 健康管理 0.83％ 産業サービス 0.71％ 法的 1.61％ 不動産 0.99％ 小売 1.59％ テクノロジー 1.04％ 旅行とホスピタリティ 0.90％
引用：Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry [Data]
この指標が重要である理由
リンクのクリックは、ユーザーが広告に対して興味を持ったかがわかる重要な指標です。「ターゲット」が的確で魅力的なクリエイティブを作成できた場合にリンクのクリックが発生すると覚えておきましょう。
また、トラフィックを目的としている場合は、リンクのクリック数＝LPへの誘導数と考えるようにしてください。
指標3.コンバージョン
コンバージョンは広告出稿の目的を達成した回数です。トラフィックが目的であれば広告をクリックした数がコンバージョンになります。商品購入が目的であれば、広告をクリックしてLP上で商品を購入した数がコンバージョンです。
参考としてFacebook広告の平均コンバージョン率は「9.21％」です。業界別の詳細は下記の通りとなっています。
業界 平均CVR 衣服 4.11％ 自動車 5.11％ BtoB 10.63％ ビューティー 7.10％ 消費者サービス 9.96％ 教育 13.58％ 雇用と職業訓練 11.73％ 金融と保険 9.09％ フィットネス 14.29％ 家の修繕 6.56％ 健康管理 11.00％ 産業サービス 0.71％ 法的 5.60％ 不動産 10.68％ 小売 3.26％ テクノロジー 2.31％ 旅行とホスピタリティ 2.82％
引用：Facebook Ad Benchmarks for YOUR Industry [Data]
この指標が重要である理由
コンバージョンは、広告出稿の目的がどの程度達成できたかを確認できる指標です。目的とのすり合わせで必要になる指標であると覚えておきましょう。
はじめて広告出稿する場合は、シミュレーション結果で表示されたコンバージョンをベースにして目標設定することをおすすめします。
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Instagram広告のシミュレーション作成手順全体像
Instagram広告のシミュレーション作成手順全体像を紹介します。まずは以下の流れを把握しましょう。それぞれの手順の詳細については、このあとひとつずつ詳しく解説していきます。
1：シミュレーションの準備
はじめに「広告の目的を明確にする」「ターゲティングに必要な要素を決める」「目標値を設定する」の3点を実施します。まずは「認知」「トラフィック獲得」などキャンペーンの目的を決めましょう。
2：シミュレーションを作成
実際にシミュレーションを作成していきます。シミュレーション作成では、1で決定した要素を記載するだけで、自動で結果が算出されます。
3：運用結果とシミュレーションを比較・分析する
シミュレーション作成後は、実際に広告運用を実施します。そして運用結果とシミュレーションを比較・分析をして、改善点が見つかれば修正します。ここまでが、おおまかな全体の流れとなります。
Instagram広告のシミュレーションの準備
Instagram広告のシミュレーション準備は下記3つの手順で進めていきます。
手順1.広告の目的を明確にする
はじめに広告の目的を明確にします。Instagram広告では「認知」「検討」「コンバージョン」から目的を設定できます。下記表を参考に目的を選定してみましょう。
| 目的 | 詳細 |
| ブランド認知度アップ（認知） | 広告に興味を持ちそうなユーザーに広告配信 |
| リーチ（認知） | できるだけ多くのユーザーに広告配信 |
| トラフィック（検討） | LPへの訪問者数を増やす |
| エンゲージメント（検討） | Facebookページに誘導 |
| アプリのインストール（検討） | App Store・Google Playストアへ誘導可能 |
| 動画の再生数アップ（検討） | 動画にて商品の理解を深める |
| リード獲得（検討） | 見込み客を獲得 |
| メッセージ（検討） | Messengerで返信が見込めるユーザーに広告配信 |
| コンバージョン（コンバージョン） | 商品購入・問い合わせ獲得などを達成 |
| カタログ販売（コンバージョン） | 「ダイナミック広告」や「コレクション広告」用の配信 |
| 来店数の増加（コンバージョン） | ローカルビジネス向けの広告配信 |
手順2.ターゲティングに必要な要素を決める
続いて、ターゲティングに必要な要素を決めていきます。Instagram広告では「コアオーディエンス」「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」の3つでターゲットを決めます。
一般的な方法としては、自社でペルソナを作成して「性別」「年齢」「職歴」「趣味」を明確にし、その結果を「コアオーディエンス」に反映させましょう。すでにターゲットとなる顧客データを持っている場合は「カスタムオーディエンス」「類似オーディエンス」も有効です。
手順3.目標値を設定する
準備段階の最後として目標値を設定します。目標値は比較がしやすいように数字で設定しましょう。コンバージョンであれば、月に100件のコンバージョンを獲得するなどです。目標設定が難しい場合は、シミュレーション結果を基に目標を設定する方法でも問題ありません。
Instagram広告のシミュレーションの準備の注意点
シミュレーションでは、複数の出稿パターンを準備しておきましょう。1つの出稿パターンのみだと、シミュレーション結果が悪かった場合、再度準備段階からやり直す必要があるためです。
複数の出稿パターンを用意して、その中でシミュレーションの結果が良かったものを出稿するようなイメージで準備しましょう。
Instagram広告のシミュレーションを作成する方法
Instagram広告のシミュレーションを作成する方法は下記の通りです。
参考：広告マネージャとは？
引用：Facebook Ads
広告マネージャは、Instagram広告作成や管理が一括で実施できる無料のツールです。広告作成だけではなく、レポート作成の際にも役立つ管理ツールとなるので、Instagram広告出稿を検討している方は是非利用してみましょう。
手順1.キャンペーン立ち上げ
引用：Facebook Ads
広告マネージャの「+作成」から新しいキャンペーンを作成します。「認知」「検討」「コンバージョン」から目的を選択して「次へ」を選択します。
手順2.キャンペーン作成
引用：Facebook Ads
「キャンペーン名」「カテゴリ名」を記入して「次へ」を選択します。
手順3.広告セット
引用：Facebook Ads
「予算と掲載期間」と「オーディエンス」を設定します。この項目の入力結果によってシミュレーション結果が自動で算出されます。
手順4.シミュレーション結果確認
引用：Facebook Ads
シミュレーションの結果を確認して、数値に問題がなければそのまま広告出稿に進みます。
Instagram広告のシミュレーションを作成する際の注意点
Instagram広告のシミュレーションは、あくまで予測です。「オーディエンス」「広告予算」「掲載期間」を基に広告パフォーマンスを予測しているだけなので、必ずこのパフォーマンスになるとは限りません。
例えば「LPとクリエイティブの関連性」「クリエイティブの質」などは、シミュレーションに反映されないということです。シミュレーションの結果が良くても「クリエイティブの質」が悪ければ、コンバージョンがほとんど見込めない可能性もあるということを覚えておきましょう。
運用結果とシミュレーションを比較・分析する方法
運用結果とシミュレーションの比較・分析は下記2つの手順で実施します。
手順1.運用結果と事前に作成したシミュレーションの数値を比較
運用結果と事前に作成したシミュレーションの数値を比較します。シミュレーション結果が「1日のリーチ数＝1.4K～4.1K」「コンバージョン＝ 10」だったのであれば、これを実際の広告パフォーマンスと比較します。
例えば、リーチ数は問題ないが、1日のコンバージョンが1~2件だった場合は、コンバージョンを改善する必要があると判断できます。
手順2.主にシミュレーションを下回った指標のPDCAを回す
手順1で課題を発見できたら、これを改善するためにPDCAを回します。コンバージョン率(CVR)が想定より悪かった場合の考え方を例に紹介します。
【参考】コンバージョン率(CVR)が想定より悪かった場合のPDCAの考え方
PLAN：課題を解決するためのPLANを決める
はじめに、今回見つかった課題を解決するためのPLANを決めます。まずはコンバージョンが低い原因を特定するにあたり、「リーチ数」を確認します。リーチ数がシミュレーションよりも低い場合は、ターゲットの見直し等のリーチ最適化が最優先事項です。
リーチ数に問題がない場合は「リンクのクリック数」を確認します。シミュレーションよりも低い場合は、クリエイティブの見直し、ターゲットの見直しが改善策となります。このように、原因の特定から改善策の計画までをこのフェーズで実行してください。
DO：改善策を実行
実際に改善策を実行します。改善策を実行する時は、1つずつの要素をテストするようにしてください。例えば「ターゲットの見直し」「クリエイティブの見直し」という2つの改善策を実行する場合は1つずつテストをします。
仮に両方を変更して、パフォーマンスが改善できたとしても、どちらが原因だったか特定できず、次回以降同じ課題が発生した時に活用できないためです。Instagram広告であればA/Bテスト機能を活用すると効率的に改善策を実行できます。
リスティング広告やディスプレイ広告、SNS広告など、Web広告の媒体は世の中に多く存在します。また、特定の広告媒体の中でもターゲットに対するアプローチ方法は多種多様であり、アプローチ方法が正しいかどうかを判断する必要が随時発生します。 […]
CHECK：改善策を評価
改善策を評価します。改善策によって課題が解決できたかチェックしましょう。施策結果をグラフにまとめて可視化すれば、社内で改善策を評価することもできます。個人での評価が難しい場合は、チームで評価することをおすすめします。
ACTION：更なる改善策を考える
改善策によって課題が解決できた場合は、さらにコンバージョン率を高めるにはどうすれば良いかを考え、PDCAを回します。改善策が失敗に終わった場合も、再度課題を洗い出しPDCAを回して広告運用の課題を解決していきましょう。
運用結果とシミュレーションを比較・分析する際の注意点
運用結果とシミュレーションを比較し、改善策を実行する場合は必ず根拠のある仮説を立てるようにしましょう。
上記のように根拠のある課題を特定できれば、有効な改善策を考えることができます。一方、根拠のない自分の予測だけで考えた改善策では、広告パフォーマンスを改善できる可能性が低いので注意しましょう。
費用対効果の高いInstagram広告運用を実現するための3つのポイント
費用対効果の高いInstagram広告運用を実現するための3つのポイントを紹介します。
- オーディエンスサイズを広くする
- 類似オーディエンスを活用
- 代理店を利用する
POINT1.オーディエンスサイズを広くする
費用対効果の高いInstagram広告運用を実現するためには、オーディエンスサイズを広くしましょう。広告運用当初からオーディエンスサイズを狭くすると、同じユーザーへの広告表示が増えてしまい費用対効果が悪くなります。
はじめは広めのオーディエンスサイズを設定して、パフォーマンスの結果から徐々に自社に合ったターゲットに絞っていくのが有効です。
POINT2.類似オーディエンスを活用
さらに費用対効果を高めるには、類似オーディエンスを活用します。類似オーディエンスは、すでにコンバージョンを達成したことがあるユーザーと類似したユーザーを、Instagram上で見つけるターゲティング機能です。
利用にはある程度のコンバージョンデータが必要ですが、コンバージョン達成済みのユーザーと似たユーザーにリーチできるので、コアオーディエンスよりも高い確率でコンバージョンを達成できます。
POINT3.代理店を利用する
費用対効果の高いInstagram広告運用を実現するためには、代理店利用がおすすめです。「代理店に広告運用を依頼する」「費用対効果を高めるためのアドバイスをもらう」などの用途で代理店を利用すれば、インハウス運用時よりも費用対効果を高めることができます。
Instagram広告初心者は代理店にシミュレーション、運用依頼するのもおすすめ
インハウス運用に自信がない方は、Instagram広告の運用代行を代理店に依頼するのもおすすめです。代理店に依頼するメリットについてみていきましょう。
Instagram広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット
Instagram広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリットは下記の通りです。
- 精度の高いシミュレーションが実現できる
- 広告運用の課題が解決できる
- インハウス運用が強化できる
メリット1.精度の高いシミュレーションが実現できる
代理店を利用すると、精度の高いシミュレーションが実現できます。代理店には多くのノウハウがあるため、自社でシミュレーションするよりも正確な数値が予測できます。自社で何度かシミュレーションを試したが、納得のいく結果が出なかった方は、代理店に依頼してみましょう。
メリット2.広告運用の課題が解決できる
「コンバージョン率が低い」「クリック率が低い」などの広告運用の課題がなかなか解決できない方に、代理店利用はおすすめです。代理店は多数のInstagram広告運用を行う中でさまざまな課題解決も経験しているため、広告運用の課題解決をスムーズに実行してくれます。
インハウス運用でお悩みの方は、代理店に相談してみましょう。
メリット3.インハウス運用が強化できる
代理店は広告運用をすべて代行するだけではなく、インハウス運用を強化するためのサービスを展開している企業もあります。セミナーや個別相談を受けることで、インハウス運用を強化することが可能です。広告運用を丸投げするよりも費用が安いので、インハウス運用を強化したい方におすすめです。
Instagram広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店3選
Instagram広告運用代行に強みをもつおすすめ広告代理店3選を紹介します。
株式会社カルテットコミュニケーションズ
こんな方におすすめ！
・他社で依頼しているがもっと効果的に運用して欲しい方
・手数料を抑えたい方
株式会社カルテットコミュニケーションズの強み
株式会社カルテットコミュニケーションズは、有資格者による広告運用が月額3万円から依頼できる代理店です。Instagram広告以外にも「Google広告」「Yahoo!広告」「Twitter広告」の依頼にも対応しています。
また、月額5万円程度の少額予算からも依頼できるので、個人事業主やスタートアップ企業にもおすすめできる代理店です。
株式会社カルテットコミュニケーションズの概要
・料金体系：月額3万円（広告費実費が20万円以内の場合）
・会社名：株式会社カルテットコミュニケーションズ
・本社所在地：愛知県名古屋市中区錦2-4-15
・URL：https://quartet-communications.com/
株式会社グラッドキューブ
引用：株式会社グラッドキューブ
こんな方におすすめ！
・認定資格を持った担当者に運用してもらいたい
・個別に相談もしたい
株式会社グラッドキューブの強み
株式会社グラッドキューブは、各種広告運用やLP制作などを展開する代理店です。広告パフォーマンス成果の向上・費用対効果の改善に強いのが特徴です。
Instagram広告運用については、認定資格を保有した担当者の専門チームが、最新の情報をキャッチアップしながら運用してくれます。個別相談にも対応できるので、広告主に合わせた運用が実現できます。
株式会社グラッドキューブの概要
・料金体系：広告費の20％（広告費25万円以上）
・会社名：株式会社グラッドキューブ
・本社所在地：大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7
・URL：https://www.glad-cube.com/
アナグラム株式会社
引用：アナグラム株式会社
こんな方におすすめ！
・Webコンサルも受けたい
・インハウス運用も強化したい
アナグラム株式会社の強み
アナグラム株式会社は「各広告運用代行」「Webコンサル」「インハウス運用支援」を展開する代理店です。Instagram運用では横断的な運用代行を得意としており、「Facebook広告」「リスティング広告」も併せて運用することで、広告パフォーマンスを最大化します。
また、インハウス運用のサポート事業を利用すれば、広告運用を丸投げするのではなく、自社の広告運用スキルを向上させることができます。
アナグラム株式会社の概要
・料金体系：月額利用広告費の20%
・会社名：アナグラム株式会社
・本社所在地：東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4
・URL：https://anagrams.jp/
Instagram広告は、SNSの中でも特に若年層のユーザーを多く抱えている媒体です。リスティング広告などの検索連動型広告とは違ったターゲティングやリーチが獲得できることから、マーケティングに取り入れる企業も増えてきています。 Ins[…]
Instagram広告運用の効果を可視化するオススメの広告レポート自動化ツール
広告シミュレーションの結果と広告パフォーマンスを分析するときにおすすめツールを紹介します。広告レポート自動化ツールを活用すると、広告データが可視化され、スムーズな分析業務が実現可能です。
Databeat Explore
Databeat Exploreは広告データを自動で可視化するツールです。データ集計から出力までを自動で実施するので、広告担当者はレポート作成業務の負担を軽減できます。
Instagram広告運用における「Databeat Explore」の活用ポイント
スムーズな広告データの可視化
Databeat Exploreを活用するとスムーズな広告データの可視化が実現できます。Instagram広告とツールを連携するだけで、いつでも最新の広告データをグラフで確認できるので、シミュレーションの結果との比較作業もチームで共有できます。
媒体ごとの比較
広告媒体ごとの比較作業もDatabeat Explore上で確認できます。1つの画面で広告パフォーマンスを確認できるので、各媒体から手動でレポートを作成する必要もありません。
まとめ
Instagram広告シミュレーション作成ガイドを紹介しました。シミュレーションには「広告パフォーマンス予測」「予算感を把握」「広告運用の失敗を防ぐ」等の役割があります。
「はじめてInstagram広告運用に挑戦するとき」「広告運用の改善点を把握したいとき」などにシミュレーションを活用しましょう。
シミュレーションの結果は、実際の広告運用のパフォーマンスと比較することも重要です。シミュレーションに届かない指標があれば、PDCAを回し広告運用を改善しましょう。
