アフィリエイト広告は、さまざまなWEB広告の中でも「成果報酬型」の広告ということで、費用対効果の高い運用が目指せることから、多くの企業が活用しています。
また、多くのメディアに掲載することで認知度向上などの効果も期待できるアフィリエイト広告ですが、リスティング広告などとは運用方法が若干異なるため、導入しにくいと考えている方もいらっしゃるかもしれません。
今回こちらの記事では、アフィリエイト広告を費用面で詳しく解説していきます。
アフィリエイト広告を運用するにあたってどのくらいの費用が必要となるのか、代理店にアフィリエイト広告の運用を任せた場合、手数料はどのくらい発生するのかなど解説していきますので、アフィリエイト広告の導入を検討している方は是非参考にしてみてください。
- 1 まずは押さえておきたいアフィリエイト広告の基本
- 2 アフィリエイト広告の費用構造を詳しく解説
- 3 アフィリエイト広告の主要なASPの種類と費用感
- 4 自社にマッチするASPの上手な選び方
- 5 アフィリエイト広告の費用対効果を最大化する3つのTIPS
- 6 アフィリエイト広告を広告代理店に運用代行を依頼する際の費用
- 7 費用を抑えたアフィリエイト広告運用が実現できるおすすめ代理店3選
- 8 アフィリエイト広告の効果測定におすすめのツール
- 9 まとめ
まずは押さえておきたいアフィリエイト広告の基本
はじめに、アフィリエイト広告に関する基礎情報を見ていきたいと思います。アフィリエイト広告の概要を把握した上で、導入可否を検討してみましょう。
アフィリエイト広告とは?
引用元:A8.net
アフィリエイト広告とは成果報酬型の広告で、広告経由で商品が売れた場合に企業が紹介者に対して報酬を支払う仕組みのマーケティング手法です。
広告主から見たアフィリエイト広告の仕組み
引用元:A8.net
アフィリエイト広告を運用する場合、まず広告主はASP(アフィリエイト・サービス・プロバイダ)と契約して、広告を出稿します。
一方ブログやメディアの運営者は、ASPと提携して出稿されている広告をブログやメディアに掲載します。その掲載されたブログやメディアを訪問したユーザーが、広告経由で商品を購入すると、仲介料のような形で広告主企業はASPへ費用を支払い、ASPから運営者に報酬が分配されます。
ASPとは?
ASPとは、アフィリエイト・サービス・プロバイダの略で、アフィリエイト広告を出稿したい企業と、掲載して報酬を得たいサイト運営者の仲介を行う企業です。
アフィリエイト広告が効果を発揮するシーン
アフィリエイト広告は、企業の代わりに商品やサービスの宣伝を行ってくれます。
通常であれば、リスティング広告やディスプレイ広告を運用して集客する必要がありますが、アフィリエイト広告はサイトの運営者が自身のサイトを使って広告宣伝を行います。
費用は成果報酬型なので、商品購入や申し込みがあった場合のみ発生します。よって、リスティング広告などのように、クリックされただけで費用が発生するということはなく、広告費が高騰してしまうというリスクがありません。
つまり、一定の費用対効果を保ちながら運用できる広告ということになります。
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アフィリエイト広告の一般的な出稿の流れ
アフィリエイト広告を運用する場合の、一般的な出稿の流れは以下のようになります。
STEP1:ASPへ問い合わせ
まずはじめに、アフィリエイト広告を出稿したい旨をASPへ問い合わせます。
STEP2:出稿条件の設定
ASP担当者と、アフィリエイト広告の条件などを相談して決めます。
STEP3:契約
条件が決まったら契約の締結です。ASPによってはこのタイミングで費用を支払います。
STEP4:クリエイティブの入稿
アフィリエイト広告をスタートさせるために必要な広告文やバナー素材などのクリエイティブを入稿します。
STEP5:配信スタート
すべての準備が整ったら配信スタートとなります。
アフィリエイト広告は、費用対効果の高い広告運用や、リスクの少ない広告運用が可能なマーケティング手法のひとつです。 すでに、多くの企業がアフィリエイト広告を導入しており、アフィリエイト市場規模は3,000億円以上とも言われています。 […]
アフィリエイト広告の費用構造を詳しく解説
アフィリエイト広告を利用する際に必要となる費用とその構造について解説します。
アフィリエイト広告の費用構造の全体像
アフィリエイト広告の費用構造は、大まかに以下のようなものが発生します。
- 初期費用
- 月額費用
- 成果報酬分の費用
- アフィリエイター募集にかかる費用
- 手数料
ASPごとに内訳や設定料金に違いはありますが、これらの費用はすべて広告主からASPへ支払うこととなります。
初期費用や月額費用はあらかじめ決まっており、成果報酬分の費用は広告主が基本的に自由に決められます。いったん広告主からASPへ支払い、ASPからアフィリエイターへと支払われる流れになります。
アフィリエイター募集に費用をかけるかどうかは任意となりますので、必要であれば活用する形です。
最後に手数料ですが、こちらはASPの取り分で、成果報酬の数パーセントを支払うのが一般的です。
初期費用
アフィリエイト広告を出稿するにあたり必要な費用です。広告主からASPへ契約時に支払います。
初期費用の相場
相場は5万円前後となります。ASPとの交渉次第でディスカウント、もしくは無料となるケースもあります。
月額費用
ASPのシステム利用料です。広告主からASPへ支払います。
月額費用の相場
相場は4万円前後となります。交渉次第では無料となる場合や、長期間の契約を結ぶことで若干安くなることもあります。
成果報酬費用
成果報酬費用は、アフィリエイターへ支払う費用となります。実際には、広告主からASPへ支払い、ASPからアフィリエイターへ支払われる流れとなります。
成果報酬費用の相場
成果報酬費用は、アフィリエイト広告の出稿時に広告主が金額を決めます。商品販売価格の数パーセントとする場合や、1件成約につき定額で支払うなどの形式があります。
アフィリエイター募集費用
アフィリエイト広告は、ASPに出稿するとアフィリエイターが任意で広告を掲載します。もし、広告を掲載してくれるアフィリエイターが少ない場合、アフィリエイター募集費用をかけて広告掲載を促進することもできます。
アフィリエイター募集費用の相場
アフィリエイター募集費用は、例えばASPの特集ページに掲載する場合、1ヶ月30万円程度必要となる場合があります。そのほか、アフィリエイター向けのメールマガジンを活用するケースもありますが、こちらは無料で利用できることが多くなります。
手数料
手数料は、広告主からASPへ支払う費用です。成約に対してアフィリエイターへ支払うのが成果報酬費用ですが、そのASPの取り分に当たるのが手数料です。
手数料の相場
手数料の相場は、アフィリエイターへ支払う成果報酬費用の30%程度となります。ただし、ASPの一つ「レントラックス」に限っては手数料を減らして、アフィリエイターの成果報酬をアップすることが多い傾向があります。
アフィリエイト広告の主要なASPの種類と費用感
アフィリエイト広告を運用するためのASPは複数ありますので、ASPによって費用などが異なります。
ここからは、主要ASPの特徴や費用について解説していきます。
アフィリエイト広告の主要なASPの種類と費用感まとめ
ASP | 強みを持つ領域 | 費用の情報 |
---|---|---|
A8.net(エーハチネット) | ジャンル問わず広告数が業界最大規模 | 成果報酬の30% |
afb(アフィビー) | 女性向けジャンル | 成果報酬の30% |
ValueCommerce(バリューコマース) | Yahoo!ショッピングのアフィリエイトが利用可能 | 成果報酬の31.5~35.0% |
レントラックス | 無料オファー系 | 成果報酬の30%程度 |
アクセストレード | 人材系やゲーム関連商材 | 成果報酬の30% |
もしもアフィリエイト | 物販系 | 成果報酬の30% |
JANet(ジャネット) | 金融系やクレジットカード、VOD系 | 成果報酬の30% |
基本的にどのASPも幅広いジャンルの広告を取り扱っています。特にA8.net(エーハチネット)は業界最大手のASPとして有名で、取り扱っている広告数が非常に多くなっています。
そのほかのASPはそれぞれ得意とするジャンルなどがありますので、マッチするASPを利用すれば、ジャンルに適したアフィリエイト広告戦略のアドバイスをもらえたり、業界内の動向を知ることもできます。
A8.net(エーハチネット)
引用元:A8.net
A8.netは、アフィリエイト業界最大手となるファンコミュニケーションズが運営しているASPです。
A8.netの特徴
A8.netは、とにかく広告数が多いです。また、業界最大手ASPのため、非常に多くのアフィリエイターが提携をしています。
A8.netが強みを持つ領域
A8.netは、特定のジャンルに強みを持つというより、すべてのジャンルに精通しています。どのようなジャンルの広告でもほぼ取り扱っているため、初めてアフィリエイト広告を運用する企業であっても、丁寧にアドバイスをしてくれます。
A8.netのアフィリエイト広告の費用
A8.netの費用は、「初期費用」「月額費用」「成果報酬費用」「手数料」が必要です。
初期費用は5万円、月額費用は4万円ですが、長期契約にすると少し安くなります。
手数料は成果報酬の30%です。
afb(アフィビー)
引用元:afb
afbは、株式会社フォーイットが運営するASPです。10年以上の運営履歴があり、A8に次ぐ大手ASPとして知られています。
afbの特徴
顧客満足度率6年連続1位、アフィリエイト報酬に消費税分を上乗せなど、アフィリエイターに優しいASPとして知られています。
afbが強みを持つ領域
afbは美容や脱毛といった女性向けジャンルの広告に強みを持っています。定期的にアフィリエイター向けセミナーなども開催しています。
afbのアフィリエイト広告の費用
afbの費用は、「初期費用」「月額費用」「成果報酬費用」「手数料」が必要です。
初期費用は5万円、月額費用は4万円、手数料は成果報酬の30%です。
ValueCommerce(バリューコマース)
引用元:ValueCommerce
バリューコマース株式会社が運営するValueCommerceは、1999年に日本初のアフィリエイトサービスを開始したASPです。
ValueCommerce(バリューコマース)の特徴
ValueCommerceは、日本初のASPであり、A8.netやafbに肩を並べる規模の大きなASPです。
ValueCommerce(バリューコマース)が強みを持つ領域
Yahoo!ショッピングやAmazon、楽天といった大手ECモールのアフィリエイトを取り扱っているのが、ValueCommerceの強みです。
ValueCommerce(バリューコマース)のアフィリエイト広告の費用
ValueCommerceの費用は、「初期費用」「月額費用」「成果報酬費用」「手数料」が必要です。
初期費用は5万円(ライトプランは0円)、月額費用は3.5~5万円、手数料は成果報酬の35%です。
レントラックス
引用元:レントラックス
株式会社レントラックスが運営するASP「レントラックス」は、2015年4月に東証マザーズへ上場したASPです。
レントラックスの特徴
レントラックスは、今回ご紹介しているASPの中で唯一の「クローズドASP」です。基本的に紹介なしのアフィリエイターが新規登録することはできず、有力アフィリエイターが多く利用しています。
レントラックスが強みを持つ領域
レントラックスは、車買取りや保険、引っ越し、転職系など無料登録系の商材に強みを持っています。
レントラックスのアフィリエイト広告の費用
レントラックスは、ほかのASPで必要な「初期費用」や「月額費用」は不要です。
ASPへの支払いはアフィリエイターへの成果報酬費用と手数料のみで、手数料は成果報酬の30%程度ですが、手数料率を若干下げて成果報酬費用を増やし、アフィリエイターへ還元するケースが多くなります。
アクセストレード
引用元:アクセストレード
株式会社インタースペースが運営するアクセストレードは、2001年から運営しているASPです。
アクセストレードの特徴
アクセストレードは、A8.netやafbのように幅広いジャンルを取り扱っていますが、大手ASPにはないマイナーなジャンルの広告も取り扱っています。
アクセストレードが強みを持つ領域
アクセストレードは、転職やゲーム、金融系の広告に強みを持っています。
アクセストレードのアフィリエイト広告の費用
アクセストレードの費用は、「初期費用」「月額費用」「成果報酬費用」「手数料」が必要です。
初期費用は5万円、月額費用は4万円、手数料は成果報酬の30%です。
もしもアフィリエイト
引用元:もしもアフィリエイト
もしもアフィリエイトは、個人向けのASPサービスです。
もしもアフィリエイトの特徴
個人向けASPのため、法人での提携ができません。ブロガーが多く利用しているASPでもあります。
もしもアフィリエイトが強みを持つ領域
もしもアフィリエイトは、物販系の商材を多く取り扱っています。特に個人アフィリエイターやブロガーに口コミ宣伝をしてほしい場合などに向いているASPです。
もしもアフィリエイトのアフィリエイト広告の費用
もしもアフィリエイトは、「初期費用」や「月額費用」が不要です。
ASPへの支払いはアフィリエイターへの成果報酬費用と手数料のみで、手数料は成果報酬の30%です。
JANet(ジャネット)
引用元:JANet
JANetは、株式会社アドウェイズが運営するASPです。
JANet(ジャネット)の特徴
比較的規模が大きいASPであるJANetは、2001年から運営されている古参のASPです。独占案件が多いことでも知られています。
JANet(ジャネット)が強みを持つ領域
JANetは、金融系やクレジットカード、VOD系に強みを持つASPです。
JANet(ジャネット)のアフィリエイト広告の費用
アクセストレードの費用は、「初期費用」「月額費用」「成果報酬費用」「手数料」が必要です。
初期費用は5万円、月額費用は4万円、手数料は成果報酬の30%です。
自社にマッチするASPの上手な選び方
たくさんのASPがある中から、アフィリエイト広告運用を行う場合どのASPを選べばよいのか、自社にマッチするASPの選び方について解説します。
- 商材のジャンルがマッチするか
- 費用面は問題ないか
- 営業担当者とのコミュニケーションに問題がないか
POINT1.商材のジャンルがマッチするか
アフィリエイト広告のプロモーション方法や、競合他社の動向、業界内の情報などASPから得られる情報は非常にたくさんあります。
しかし、ASPが得意とするジャンルでなければ、そういった情報を得ることは難しくなります。
よって、なるべく得意とするジャンルが一致するASPを選ぶのがおすすめです。
POINT2.費用面は問題ないか
ASPによって初期費用や月額費用がかからなかったり、費用面での差も大きくなったりします。
安ければよいというものではありませんが、できるだけ手数料は抑えてアフィリエイト広告を運用したいという場合には、費用負担が少ないASPを選ぶという方法もあります。
POINT3.営業担当者とのコミュニケーションに問題がないか
アフィリエイト広告の運用は、ASP担当者とのコミュニケーションが重要です。
アフィリエイト広告の成果を伸ばすために頑張ってくれる、こちらからの連絡にはすぐに対応してもらえる担当者のいるASPが望ましいでしょう。
反対に、広告主に費用をかけさせようとする営業連絡ばかりのASP担当者は、広告主の売り上げよりもASPの売り上げを中心に考えているためあまりおすすめできません。
アフィリエイト広告の費用対効果を最大化する3つのTIPS
ここからは、アフィリエイト広告の費用対効果を最大化するためのポイントを3つご紹介していきます。
- 成果報酬を適切な金額に設定する
- 手数料やその他費用の安いASPを利用する
- LPのCVRを向上させる
1.成果報酬を適切な金額に設定する
アフィリエイト広告の成果報酬は、当然高ければ高いほど多くのアフィリエイターが拡販に取り組んでくれます。しかし、成果報酬はいわゆる広告費なので、広告費ばかり高くなってしまって利益が残らなければ意味がありません。
しかし、反対に成果報酬を低く設定してしまうと、取り組んでくれるアフィリエイターが少なく広告としての効果が得られません。
アフィリエイト広告の成果報酬は、自社の利益を確保した上で、アフィリエイターが魅力的に感じてくれる金額の設定が必要です。
また、同ジャンルのアフィリエイト広告を運用している競合他社が設定している成果報酬金額のチェックも重要です。同じような商品で他社の方が成果報酬が高い場合、他社にアフィリエイターが流れてしまう傾向があるので、競合の成果報酬チェックも行いましょう。
2.手数料やその他費用の安いASPを利用する
コストを抑えるという点では、やはり支払う費用がなるべく少ないASPを選ぶのがおすすめです。
初期費用は初回のみですが、月額費用は毎月支払うこととなるため、0円で対応してくれるASPを選べばかなりのコストダウンにつながります。
なお、交渉次第では月額費用を0円にできる場合もありますので、長期契約などの交渉をしてみるのもおすすめです。
3.LPのCVRを向上させる
月額費用がかかるASPの場合は特に、ある程度CVが発生しないと費用対効果は悪化していきます。
そうならないためには、LPのCVRを向上させる必要があります。どれだけ広告経由でユーザーを誘導しても、LPが原因でCVしなければ意味がありません。
ユーザー目線で情報の認識しやすさや、操作性などをチェックして、必要であればLPOを実施しましょう。
アフィリエイト広告は、発生した成果に応じて広告費を支払う料金形態の広告なので、企業が低リスクで導入できるマーケティング手法として多く利用されています。 ただ、その成果(コンバージョン)については、ASPの管理画面でしか把握していないと[…]
アフィリエイト広告を広告代理店に運用代行を依頼する際の費用
アフィリエイト広告の運用は、ほかのWEB広告と同様に代理店が運用代行するケースもあります。運用代行を使うことで、自社のリソース不足を解消したり、コンバージョン数向上などの効果が期待できます。
しかし、運用代行を使うためには広告費とは別に、手数料を支払うこととなります。この手数料について、事前に理解しておかないと相場よりも高い料金の代理店を利用することとなり、無駄なコストとなってしまう恐れもあります。
そこで、代理店によるアフィリエイト広告の運用代行に必要な費用について見ていきましょう。
広告代理店を利用してアフィリエイト広告を運用する場合の費用の構造
アフィリエイト広告の運用代行費用は、「成果報酬型」と「月額費用」で構成されています。
成果報酬のみの代理店、あるいは月額費用のみの代理店、または成果報酬+月額費用といういずれかの料金形態になります。
どの料金体系が良いとは一概にいえませんが、実際に利用することを想定して毎月の費用をシミュレーションしてみるのがおすすめです。
広告代理店を利用してアフィリエイト広告を運用する場合の費用の相場
アフィリエイト広告運用代行の費用相場は、月額20~50万円程度となります。
ただし、成果報酬型の場合は成約数次第で費用が高くなる場合があります。
アフィリエイト広告を代理店に依頼する際の手数料を抑えるポイント
代理店の手数料を抑えるためには、なるべく手数料設定の安い代理店を選ぶことです。
月間どれくらいの成約が発生するかにもよりますが、成約数によって費用が高騰する成果報酬型よりも、あらかじめ費用が定められている月額固定費で依頼できる代理店の方がおすすめです。
費用を抑えたアフィリエイト広告運用が実現できるおすすめ代理店3選
コストを抑えてアフィリエイト広告の運用代行が可能な代理店を3社ご紹介します。
株式会社バリュー・パートナーズ
引用元:https://www.valuepartners.co.jp/service/affiliate/
こんな方におすすめ!
- アフィリエイト広告の効果を高めたい
- 運用作業負担を軽減したい
株式会社バリュー・パートナーズの強み
株式会社バリュー・パートナーズは、10年以上アフィリエイト広告運用を行っている代理店です。
業界の知見を活かし、最適な運用を行います。複数のASPを利用する場合はワンタグによって一括管理を行うほか、自社運営のメディアへ広告を掲載して、成果報酬のみで運用することも可能です。
株式会社バリュー・パートナーズの概要
・料金体系:要お問い合わせ
・対応可能な媒体:Google/Yahoo!/Facebook/Instagram/LINE/Twitter/TikTok/YouTube/アフィリエイト広告
・会社名:株式会社バリュー・パートナーズ
・本社所在地:東京都中央区築地3-5-13 北村ビル3F
・URL:https://www.valuepartners.co.jp/service/affiliate/
株式会社リスティングプラス
こんな方におすすめ!
- ほかのWEB広告も活用してWEB集客力を高めたい
- アフィリエイト広告の運用ノウハウを蓄積したい
株式会社リスティングプラスの強み
株式会社リスティングプラスでは、アフィリエイト広告を専門とする部署を設立して運用を行っています。
過去には3ヶ月で売り上げが10倍になったといった実績もあります。また、株式会社リスティングプラスではリスティング広告やリマーケティング広告を併用することで、事業全体の費用対効果を高めることも可能です。
さらに、アフィリエイト広告運用のノウハウを蓄積していきたいという場合には、サポートもしてくれるので自社運用への切り替えを目指すこともできます。
株式会社リスティングプラスの概要
・料金体系:要お問い合わせ
・対応可能な媒体:Google/Yahoo!/Facebook/Twitter/YouTube/アフィリエイト/LINE/DSP/Amazon
・会社名:株式会社リスティングプラス
・本社所在地:東京都新宿区西新宿6-24-1 西新宿三井ビルディング4階
・URL:https://ppc-master.jp/
株式会社シード
こんな方におすすめ!
- アフィリエイト広告運用に特化した代理店に依頼したい
- メディア開拓を積極的に行ってほしい
株式会社シードの強み
株式会社シードは、20年以上アフィリエイトに携わってきた代理店です。
アフィリエイト広告に特化しており、アフィリエイト広告の成果が伸びない、手が回らないといった企業のサポートを行っています。
担当者1名あたり4~8案件までに留めて、1社ずつしっかりとした対応を心がけているのが、株式会社シードの強みでもあります。
メディア開拓やPDCAなども積極的に実施しているので、これからアフィリエイト広告運用を検討している方、すでに運用していて思うような成果が出ない方におすすめです。
株式会社シードの概要
・料金体系:要お問い合わせ
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Twitter広告/YouTube広告/純広告/アフィリエイト広告
・会社名:株式会社シード
・本社所在地:東京都千代田区飯田橋2-14-2 雄邦ビル3F
・URL:https://www.seedinc.jp/
WEB集客や商品販売・サービス提供を行う上で利用する様々な広告。その中でも成果報酬型による低リスクで運用できるのがアフィリエイト広告です。すでに多くの企業でも取り入れられていますが、アフィリエイト広告の運用には多大なリソースが必要です。 […]
アフィリエイト広告の効果測定におすすめのツール
アフィリエイト広告がしっかりと成果を出せているか、費用対効果の高い運用が行えているかをチェックするには、効果測定が大切です。
そこで、アフィリエイト広告の効果測定におすすめのツールをご紹介します。
アフィリエイト広告運用を可視化する「Databeat Explore」
Databeat Exploreは、アフィリエイト広告運用を可視化するツールです。Databeat Exploreを利用することで、アフィリエイト広告の現在の状況から分析まで、簡単に実施することが可能です。
アフィリエイト広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
運用データを自動で集計
Databeat Exploreを利用すれば、アフィリエイト広告の運用データを自動で集計できます。
各ASPの管理画面へアクセスして日々のデータをダウンロードする必要がありません。アフィリエイト広告以外のWEB広告のデータにも対応しています。
各種フォーマットでデータ出力が可能
Databeat Exploreに集めたアフィリエイト広告およびその他WEB広告のデータは、ExcelやGoogleスプレッドシートなど、好みのフォーマットで出力できます。
さらに、BIツールやGoogleアナリティクスへのインポートもできるので、さまざまなデータを照らし合わせて分析することも可能です。
ダッシュボードでデータの把握と分析が可能
集計したデータは、Databeat Exploreのダッシュボードで可視化されています。アフィリエイト広告だけでなく、すべてのWEB広告やマーケティングに関わるデータが集約されているので、Databeat Exploreのダッシュボードのみで広告運用データの把握、そして分析を行うことができます。
まとめ
アフィリエイト広告は、成果が発生した場合にのみ費用を支払う「成果報酬型」の広告なので、低リスクでWEB集客ができます。
ただし、ASPによって費用や得意な領域にばらつきがあるので、自社の商材に合ったASPを選ぶことが、アフィリエイト広告を成功させるポイントでもあります。
また、アフィリエイト広告運用は代理店に依頼することで、さまざまな作業を代行してもらうだけでなく、効果の高い運用を目指すことが可能です。
自社で効率よくアフィリエイト広告運用を行いたいということでしたら、データ管理と業務効率化に優れたDatabeat Exploreの活用をおすすめします。