LINE広告の種類完全ガイド!それぞれの特徴や費用、ターゲティング方法まで詳しく解説

LINE広告の種類完全ガイド!それぞれの特徴や費用、ターゲティング方法まで詳しく解説

LINE広告は、日本国内でもっとも多く利用されているアプリケーション「LINE」に配信する広告です。ユーザーが多いことから、広告の効果も非常に高いことが知られています。

ユーザーの年齢層も幅広く、さまざまな商材の広告配信に利用できるLINE広告ですが、配信面やターゲティングの種類が豊富といった特徴も持っています。

そこで今回こちらの記事では、LINE広告の種類やそれぞれの特徴、費用、そしてターゲティング方法などを詳しく解説していきます。

目次

LINE広告とは?基礎知識を詳しく解説

はじめに、LINE広告とはどのような広告なのか、基礎知識を詳しく見ていきましょう。LINE広告のメリットや効果を発揮するシーンについても触れていますので、LINE広告の導入を検討されている方は、ぜひ参考にご覧下さい。

LINE広告とは?

LINE広告とは

引用元:LINE

LINE広告は、多くの方が日々利用しているLINEアプリへ配信する広告です。LINE広告はLINEアプリのさまざまな場所に表示されており、「sponsored」と記載されているものが広告となります。

他の広告手段と比較した際のLINE広告の3つのメリット

他の広告手段と比較した際の、LINE広告のメリットを3つご紹介します。

  1. ユーザー数の多さ
  2. 配信面の数
  3. 豊富なターゲティング方法

 1.ユーザー数の多さ

LINE広告のもっとも大きなメリットの一つが、LINEのユーザー数です。LINEは、2023年3月末時点のデータによると、月間9,500万人のユーザーを抱えています。

私たちの主要な連絡手段の一つとなっており、老若男女問わず利用されています。この膨大な数のユーザーに対して広告を配信できるということは、他の広告媒体にはない圧倒的なメリットと言えるでしょう。

 2.配信面の数

LINE広告の配信面は全部で11種類あります。これだけ多くの配信面があるのも、他の広告媒体にはないメリットのひとつです。

配信面については後ほど詳しく解説しますが、配信面が多いということは、商材に適した形で広告を配信できるということになります。

商材に対して適切な配信面を選択することで、LINE広告の効果を最大限引き出すことができるでしょう。

 3.豊富なターゲティング方法

ターゲティング方法が豊富である点も、LINE広告のメリットです。ターゲティング方法が豊富であるということは、ピンポイントでターゲットにしたいユーザーに、広告を配信できるということになります。

LINE広告は対象となるLINEユーザーが非常に多いため、しっかりとターゲティング設定を行わなければ、まったく広告に興味のないユーザーにまで、広告を配信してしまいます。

そうした状況を避けるには、適切なターゲティングを行うことも重要となります。

LINE広告の強みを効果的に活用できるシーン

LINE広告は、商品購入やサービス申込みの検討期間が短い商材に、効果を発揮しやすい手法です。日々何気なく使っているLINEに気になる商品の広告が表示された場合、検討期間が短くて済む商品であれば、その場でコンバージョンにつながる可能性が非常に高いからです。

友人との連絡やLINEニュース、LINEマンガなどで暇つぶしをしている際、気になる広告を見かけても、高額な商品だとすぐにコンバージョンすることは、なかなか難しいでしょう。

具体的には、スマホゲームや映画・マンガなどのサブスクリプションサービス、あるいはアパレル系なども相性が良いと言えます。

※参考:LINE広告の運用方法について詳しく解説した記事はこちら
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LINE広告の成功事例3選

ここからは、LINE広告の成功事例を3つご紹介します。LINE広告では実際にどのようなマーケティングが行われているのか、参考にご覧下さい。

事例1.株式会社バンダイナムコエンターテインメント

株式会社バンダイナムコエンターテインメント

引用元:LINE for Business

事例一つ目は、株式会社バンダイナムコエンターテインメントのスマートフォン向けゲームアプリの広告です。ゲームアプリの広告は、新規顧客獲得だけが目標ではなく、既存ユーザー向け、休眠ユーザーの復帰などの目的があります。

LINE広告を活用したことで、広告に接触したユーザーのLTVが2倍以上に向上したという結果もあります。

事例2.株式会社ZOZO

株式会社ZOZO

引用元:LINE for Business

二つ目の事例は、株式会社ZOZOです。ZOZOと言えばファッション通販サイトの運営で知られています。株式会社ZOZOでは、LINE公式アカウントによる友だち(ユーザー)との関係性を向上させることを目的に、LINE広告を利用しました。

ZOZOで利用できるポイントを付与することで、既存会員のLINEアカウントとの連携を促し、ユーザーの行動などを元にしたデータを利用して、ユーザーごとに最適化されたメッセージをLINEから配信したのです。

結果として、LINEアカウントを連携したユーザーの方がLTVが高くなりました。

事例3.株式会社ジンズホールディングス

株式会社ジンズホールディングス

引用元:LINE for Business

三つ目の事例は、眼鏡販売でお馴染みの株式会社ジンズホールディングスです。株式会社ジンズホールディングスでは、新たに展開するサングラスブランド「JINS&SUN」のマーケティングに、LINE広告を利用しました。

主にLINE NEWSへの広告配信を実施しており、新ブランド立ち上げに高い効果を発揮しました。

 

LINE広告の配信面の種類と特徴

LINE広告の配信面の種類と特徴について解説します。LINE広告の大きな特徴の一つが、この配信面の豊富さでもあります。

LINE広告の種類

イメージ 概要

LINE VOOM(旧タイムライン)

LINE VOOM

引用元:LINE Business Guide

女性ユーザーの利用が多く、LINE公式アカウントをブロックされていても、広告はリーチ可能です。

また、LINE VOOMを訪問するユーザー6,800万人以上のうち4,900万人以上が月1回以上LINE VOOMに配信された広告に接触しているというデータもあります。

LINEマンガ

LINEマンガ

引用元:LINE Business Guide

スマホマンガアプリダウンロード数1位を記録したことがあるアプリです。

10代から30代までのユーザーが大半を占めており、男女比に大きな差はありません。

LINE NEWS

LINE NEWS

引用元:LINE Business Guide

月間利用者数が非常に多い配信面の一つです。

アプリのトップページだけでなく、各ニュース記事ページにも広告を掲載できます。

トークリスト(旧Smart channel)

Smart channel

引用元:LINE Business Guide

LINE広告の配信面の中でもっともユーザー数が多い配信面です。

トークリスト上部に表示されるため、ユーザーの目にも付きやすく、高い広告効果が期待できます。

LINE BLOG

LINE BLOG

引用元:LINE Business Guide

タレントやアーティスト、スポーツ選手、文化人などさまざまなジャンルの著名人が利用しているブログサービスです。

2,500組以上の公式ブロガーがブログを開設しています。ユーザーの7割は女性で、年齢層も20代から40代が7割を占めています。

LINEポイントクラブ

LINE ポイント

引用元:LINE Business Guide

いろいろな条件を達成すると、ポイントがもらえるコンテンツです。

メインのユーザー層は40代から50代なので、高年層向け商材の配信に向いています。

LINEショッピング

LINEショッピング

引用元:LINE Business Guide

アプリ内で商品の検索から購入まで完結できるサービスです。

利用するユーザーも増加しており、20代から30代の女性が特に多く利用しています。

LINE チラシ

LINE チラシ

引用元:LINE Business Guide

セールや新商品の情報が電子版のチラシとして配信されるコンテンツです。

コンテンツの性質上、購買意欲の高いユーザーが集まる傾向があります。

LINE クーポン

LINEクーポン

引用元:LINE Business Guide

全国50,000店舗以上で利用できるクーポンが掲載されます。

比較的年齢層が高く、女性の割合が多いため、40代から50代の女性向けの広告配信に向いています。

ウォレット

ウォレット

引用元:LINE Business Guide

主にLINE Payの管理を行うのがウォレットです。

会員証やポイントカードなどの機能もあり、月間5,200万人以上のユーザーが利用しています。

LINE広告ネットワーク

LINE広告ネットワーク

引用元:LINE Business Guide

LINE以外のアプリなどへ広告を配信できるのが、LINE広告ネットワークです。

さまざまなジャンルのアプリへ広告配信できるため、認知向上などの施策にも利用できます。

 

自社に適したLINE広告の配信面の種類を上手に選ぶポイント

自社に適したLINE広告の配信面の種類を上手に選ぶポイント

自社に適したLINE広告の配信面の種類を上手に選ぶポイントについて見ていきましょう。前章でご紹介しましたように、LINE広告には非常に多くの配信面があります。

この中から適切な配信面を選択することが、LINE広告の効果をさらに高めることとなります。

  1. ターゲットユーザーが多く利用する配信面を選択する
  2. 広告の商品と親和性がある配信面を選択する
  3. 認知やブランディングなら、利用者数が多い配信面を選択する

POINT1:ターゲットユーザーが多く利用する配信面を選択する

LINE広告の配信面は、それぞれコンテンツによって利用するユーザーが異なりますので、広告がターゲットとするユーザーが多く利用している配信面の利用が効果的です。

特に配信面によって男女比や年齢層が異なるので、20代から30代の比較的若い層を狙うならLINEマンガやLINEショッピング、反対に高い年齢層を狙うのであればLINEポイントやLINEクーポンなどがおすすめです。

POINT2:広告の商品と親和性がある配信面を選択する

広告の商品と親和性がある配信面の選択もおすすめです。例えばLINEマンガであれば、スマートフォンで利用できる暇つぶしコンテンツを求めている方や、マンガ・ゲームなどエンタメ系のコンテンツを好む方が多く集まる傾向があります。

よって、エンタメ系商材の広告配信には、LINEマンガの配信面は適していると言えるでしょう。また、女性向け商品の販売などは、購買意欲の高い女性ユーザーが多く集まるLINEショッピングなどもおすすめです。

POINT3:認知やブランディングなら、利用者数が多い配信面を選択する

商品の購入やサービスの申込みではなく、認知・ブランディングを目的とした広告の場合は、やはりより多くのユーザーが集まる配信面の利用が効果的です。

この場合おすすめなのは、LINE NEWSやトークリスト(旧Smart channel)です。特にトークリスト(旧Smart channel)は、LINE広告の配信面の中でもっとも多くのユーザーが利用する場所ですので、ここへ広告を配信すれば非常に多くのユーザーの目に留まります。

 

LINE広告のターゲティングの種類

LINE広告のターゲティングの種類を解説します。LINE広告のターゲティングは全部で8種類あります。それぞれどのようなターゲティングが可能なのか、見ていきましょう。

ターゲティングの種類

イメージ 概要

デモグラフィックデータ配信

デモグラフィックデータ配信

引用元:LINE Business Guide

年齢や性別、地域、興味関心などのデータを元にターゲティングを行います。

さらに、市区町村や特定エリアの指定も可能です。

オーディエンス配信

オーディエンス配信

引用元:LINE Business Guide

商品購入などのユーザーデータを元にしたターゲティングです。

リーチ&フリークエンシー

リーチ&フリークエンシー

引用元:LINE Business Guide

月に1回以上、LINE VOOM(旧タイムライン)の広告に接触したユーザーを対象に広告を配信します。

LINE公式アカウントの

友だちオーディエンス配信

LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信

引用元:LINE Business Guide

LINE公式アカウントの友だち、ブロック中の友だち、そしてそれらの類似オーディエンスをターゲティングできます。

類似配信

類似配信

引用元:LINE Business Guide

既存のオーディエンスに類似したユーザーを対象とします。

類似度は1~15%の範囲で調整可能です。

リエンゲージメント配信

リエンゲージメント配信

引用元:LINE Business Guide

アプリをインストール済みのユーザーを対象とする方法です。

休眠ユーザ-が対象となるため、アプリのアクティブユーザー増加に役立ちます。

ブランドリフトサーベイ

ブランドリフトサーベイ

引用元:LINE Business Guide

リーチ&フリークエンシーとあわせて、広告との接触の有無でユーザーを分類し、ブランドリフト調査を行います。

ブランドリフト調査は、広告や商品に対する認知度などを調査できます。

 

自社に適したLINE広告のターゲティングを上手に選ぶポイント

自社に適したLINE広告のターゲティングを上手に選ぶポイントについて解説します。LINE広告はターゲティング方法が豊富である分、適切な方法を選択する必要性が高いため、以下のポイントを参考にしてみてください。

  1. 広告の目的に適したものを選ぶ
  2. リーチを増やすには類似配信を活用する
  3. ブランドリフトサーベイによる市場調査も活用する

POINT1:広告の目的に適したものを選ぶ

ターゲティングを選ぶ際は、広告の目的に適したものを選びましょう。ピンポイントでユーザー属性を指定する場合には、「デモグラフィックデータ配信」や「オーディエンス配信」などが最適です。

LINE公式アカウントの友だちのみに広告を配信するのであれば「LINE公式アカウントの友だちオーディエンス配信」、アプリのアクティブ数を向上させるのであれば「リエンゲージメント配信」などを利用します。

POINT2:リーチを増やすには類似配信を活用する

「デモグラフィックデータ配信」や「オーディエンス配信」である程度広告を配信すると、リーチ数に限界を感じる場面があります。

この場合、デモグラフィックデータ配信でユーザーの条件を広げても良いですが、それよりも効果的なのが「類似配信」です。

類似配信は、既存のオーディエンスリストに似たユーザーへ広告を配信できますので、新たなターゲティングを行うよりもリスクが低く、一定の効果が見込めます。

POINT3:ブランドリフトサーベイによる市場調査も活用する

ブランドリフトサーベイを利用して市場調査を行い、調整結果を元にその後のターゲティングや、広告戦略を練ることも大切です。

ブランドリフトサーベイでは、広告に接触したことがあるユーザー、接触したことがないユーザーに対して、ブランドの認知度などを調査できます。

もしここで認知度が低いという結果が出た場合には、トークリスト(旧Smart channel)やLINE NEWSなど、ユーザー数の多い配信面を使った認知拡大の運用を実施します。

 

LINE広告のクリエイティブの種類とサイズ

LINE広告のクリエイティブの種類とサイズについて解説します。LINE広告のクリエイティブは5つの種類がありますので、それぞれの概要、サイズを理解した上で入稿しましょう。

1.Card

Card

引用元:LINE for Business

Cardは、16:9の比率で静止画と動画の両方に利用できるクリエイティブです。トークリストからLINEチラシまで、幅広い配信面に利用できます。

2.Square

Square

引用元:LINE for Business

Squareは1:1の比率で、Cardと同じく静止画と動画に利用できます。配信面もCardと同じです。

3.Vertical

Vertical

引用元:LINE for Business

Verticalは動画専用です。LINE VOOM(旧タイムライン)にのみ利用可能で、クリックすると全画面表示になります。LINE VOOM(旧タイムライン)で表示される場合、画面が切れるので動画内に字幕などを入れるのがおすすめです。

4.Carousel

Carousel

引用元:LINE for Business

カルーセルは横にスライドできる形式です。10枚まで画像が登録できます。LINE NEWS・LINE VOOM(旧タイムライン)・LINEポイントが配信対象で、ユーザーの閲覧履歴から興味を持たれそうな商品を掲載できます。

5.Small Image(画像小)

画像+テキスト

引用元:LINE for Business

Small Image(画像小)は、LINE VOOM(旧タイムライン)に配信できる形式です。テキストと画像を用いたシンプルな構造となります。

 

LINE広告の課金方式の種類

LINE広告の課金方式の種類について解説します。LINE広告の費用相場や最低出稿金額、課金方式ごとの単価相場なども見ていきましょう。

【参考】LINE広告の費用相場

LINE広告の費用相場は、最低でも月間30万円程度は見ておいた方がよいでしょう。予算に応じて調整できるため、月数万円でも運用できますが、費用が少なすぎるとあまり効果を感じられない可能性があります。

 LINE広告は無料で利用できる?最低出稿金額は?

LINE広告は無最低出稿金額の決まりがないので、予算に合わせて自由な金額で出稿できます。ただし、無料でLINE広告を利用することはできません。

過去にZホールディングス株式会社とLINE株式会社が統合されたことを記念して、10万円分のLINE広告を無料で利用できるキャンペーンが開催されたことはありましたが、現在はこうしたキャンペーンは開催されていません。

LINE広告の課金方式の種類まとめ

課金方式の種類 単価相場 対象となる広告の種類
クリック課金 1クリックあたり24円~ 静止画形式の広告
インプレッション課金 1,000impあたり200円~ 動画形式の広告
友だち追加課金 友だち追加あたり50円〜 静止画形式・動画形式の広告

LINE広告の課金方式は、主に上記の3種類があります。クリック課金は、基本的に静止画を利用した広告に適用され、インプレッション課金は、動画形式の広告に適用されます。

また、友だち追加課金は、友だちが追加されるごとに費用が発生する成果報酬型課金です。

LINE広告の課金方式や費用全般に関する内容は、以下の関連記事で詳しく解説していますのでご覧下さい。

※参考:LINE広告の費用について詳しく解説した記事はこちら
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LINE広告のやり方・広告出稿までの流れ

LINE広告のやり方・広告出稿までの流れを解説します。初めてLINE広告の出稿を行う際は、以下の流れを参考に進めてみてください。

STEP1:LINEビジネスIDの発行

STEP1:LINEビジネスIDの発行

引用元:LINE for Business

LINE広告を始めるには、LINEビジネスIDを発行する必要があります。LINEビジネスIDは、既存のLINEアカウントで登録する方法と、メールアドレスで登録する方法の2種類があります。

どちらを利用しても問題ありませんが、LINEアカウントで登録した場合、個人のLINEアカウントが紐付いてしまいますので、紐付けたくない場合はメールアドレスで登録しましょう。

STEP2:広告アカウントの作成

STEP2:広告アカウントの作成

引用元:LINE for Business

LINEビジネスIDを発行したら、次は広告アカウントの作成です。基本は1つの商品またはサービスにつき1アカウント作成します。

もし複数の広告アカウントを運用する場合は、グループを作成して管理することも可能です。

STEP3:タグの設置

STEP3:タグの設置

引用元:LINE for Business

広告アカウントを作成したら、LINE Tagを設置します。LINE Tagには「ベースコード」「コンバージョンコード」「カスタムイベントコード」があります。

STEP4:広告設定・審査

STEP4:広告設定・審査

引用元:LINE for Business

最後に広告設定と審査です。はじめにキャンペーンを作成して、次に広告グループの作成です。予算やターゲティングの設定、クリエイティブの入稿などを行います。

すべて完了したら審査になります。審査は10営業日ほどかかり、完了するとステータスが「利用可能」になります。LINE広告ガイドラインを遵守していないと審査を通過できませんので、事前にガイドラインを確認することをおすすめします。

※参考:LINE広告の出稿方法について詳しく解説した記事はこちら
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LINE広告の設定、運用を代理店に依頼することもおすすめ

LINE広告を始める際は、広告の設定や運用を代理店に依頼することもおすすめです。代理店にLINE広告の運用を依頼した場合、どのようなメリットがあるのか見ていきましょう。

LINE広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット

LINE広告の運用代行を代理店に依頼するメリットは、以下の3つになります。

  1. 最適な設定で運用してもらえる
  2. 運用リソースを確保しなくて良い
  3. WEBマーケティング全般のサポートを依頼できる

 メリット1.最適な設定で運用してもらえる

LINE広告の運用を代理店に依頼すると、最適な設定で運用してもらうことができます。LINE広告にはさまざまな配信面やターゲティング方法があります。

知識や経験がない状態で、最適な選択を行うことは容易ではありません。しかし代理店は、数多くのLINE広告運用を経験してきており、商材や広告の目的に合った設定を行うことができます。

最短ルートでLINE広告の成果を上げたい場合は、経験豊富な代理店を利用するのがおすすめです。

 メリット2.運用リソースを確保しなくて良い

代理店を利用すると、LINE広告の運用リソースを確保しなくても良いというメリットもあります。LINE広告を自社運用する場合は、アカウントの作成や広告の設定、クリエイティブの作成、予算管理、運用データの集計に分析など、多数のリソースを必要とする業務があります。

すでにLINE広告運用のためのリソースが確保できていればよいですが、そうでない場合は、他の業務を圧迫してしまう可能性があります。

代理店に運用を依頼すれば、新たに人材を雇用する必要もないので、現在の業務と平行して進めることが可能です。

 メリット3.WEBマーケティング全般のサポートを依頼できる

代理店とつながりを持つことで、LINE広告以外のWEBマーケティングのサポートを受けやすくなります。代理店の多くは、LINE広告以外にもリスティング広告など他のWEB広告運用も行っています。

また、WEBマーケティングの戦略から携わってくれる代理店もありますので、マーケティングに不安がある、初めてWEB広告を運用するといった場合には、心強いサポートをしてもらえるでしょう。

LINE広告に強みを持つ代理店を上手に選ぶポイント

LINE広告に強みを持つ代理店を上手に選ぶポイントをご紹介します。LINE広告の運用を依頼する代理店を選ぶ場合は、以下のポイントを押えて検討してみてください。

  1. LINE公式認定代理店かどうか
  2. 自社商品の業界での運用経験があるか
  3. 運用代行費用は適切か

 POINT1:LINE公式認定代理店かどうか

LINE広告を依頼する代理店が、LINE公式の認定代理店がどうかチェックしましょう。LINE広告の運用を行っている代理店は多数存在していますが、LINEから公式に認定されている代理店は一部です。

LINE広告の運用実績がLINEから公式に認められた証なので、初めて代理店を利用する場合は特に、認定代理店を選ぶのがおすすめです。

 POINT2:自社商品の業界での運用経験があるか

代理店の過去の運用実績に、自社商品と同じ業種の取り扱いがあるかどうかもチェックしましょう。LINE広告自体の運用実績があっても、自社商品の業種についてまったく知識が無いと、効果が出るまでにやや時間がかかる場合があります。

もちろん運用スキルがある代理店なら、それでも結果は出してもらえますが、なるべくなら元々知識や経験がある代理店を選んだ方が、より短期間で成果を上げやすくなります。

 POINT3:運用代行費用は適切か

代理店選びで重要なポイントのひとつが、運用代行費用です。LINE広告の運用を代理店に依頼すると、運用代行費用が必要となります。

いわゆる手数料と呼ばれるものですが、相場は使った広告費の20%程度ですので、まずここから大きく乖離していないかどうか確認します。

また、あまりコストをかけられないといった場合には、相場よりも安く請け負ってくれる代理店を見つけるのもおすすめです。

 

LINE広告の運用代行に強みをもつおすすめ代理店3選

LINE広告の運用代行に強みをもつおすすめ代理店を3社ご紹介します。代理店選びに迷った際は、こちらを参考にしてみてください。

株式会社サイバーエージェント

株式会社サイバーエージェント

引用元:https://www.cyberagent.co.jp/

こんな方におすすめ!

  • 国内でもっとも運用スキルのある代理店に運用を依頼したい方

 株式会社サイバーエージェントの強み

株式会社サイバーエージェントは、国内最大手の広告代理店です。ABEMAやアメブロ、AWAなどのメディア事業をはじめ、インターネット広告運用やゲーム事業など、WEBサービスを幅広く手がけています。

LINE広告においては認定代理店となっており、その中でも最上位となる「Diamond」に認定されている、トップクラスの代理店です。

国内トップの運用スキルをぜひ活用してみたいと言う方に、サイバーエージェントはおすすめです。

株式会社サイバーエージェントの概要

・会社名:株式会社サイバーエージェント
・本社所在地:東京都渋谷区宇田川町40番1号 Abema Towers
・URL:https://www.cyberagent.co.jp/

アナグラム株式会社

アナグラム株式会社

引用元:https://anagrams.jp/

こんな方におすすめ!

  • LINE広告以外のWEBマーケティングも取り入れたい方

 アナグラム株式会社の強み

アナグラム株式会社は、LINE広告以外にもリスティング広告など、さまざまなWEB広告の運用を行っている代理店です。

Google広告、Yahoo!広告、Facebook広告、そしてLINE広告の認定代理店になっており、WEB広告運用スキルは信頼できます。

また、広告運用のインハウス支援も行っているので、いずれLINE広告運用を内製化したい方にもおすすめです。

アナグラム株式会社の概要

・会社名:アナグラム株式会社
・本社所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4 フィールド北参道 1・2F(受付1F)
・URL:https://anagrams.jp/

株式会社K2コミュニケーションズ

株式会社K2コミュニケーションズ

引用元:https://k2c.co.jp/

こんな方におすすめ!

  • テレビCMやオフライン広告も視野に入れて取り組みたい方

 株式会社K2コミュニケーションズの強み

株式会社K2コミュニケーションズは、オフライン広告からオンライン広告まで対応している代理店です。これまでに800社以上との取引実績があります。

もちろんLINEの認定代理店にも選ばれています。株式会社K2コミュニケーションズは総合広告代理店なので、LINE広告単体での運用も依頼できますが、テレビCMなどさまざまな広告手法による提案を受けることも可能です。

手法問わず、効果の高いマーケティングを実施したいという方におすすめの代理店です。

株式会社K2コミュニケーションズの概要

・会社名:株式会社K2コミュニケーションズ
・本社所在地:愛媛県松山市朝生田町5-7-30 スペリオタワー朝生田1F西
・URL:https://k2c.co.jp/

※参考:LINE広告の運用代行におすすめの代理店について詳しく解説した記事はこちら
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LINE広告運用代行おすすめ代理店

 

LINE広告の広告効果検証におすすめのツール

LINE広告の広告効果検証におすすめのツールをご紹介します。LINE広告を運用する上で、効果検証はとても重要な役割を果たします。

ここでご紹介するツールは、その効果検証を効率良く行うための機能が搭載されています。

Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、WEB広告の効果検証やレポート作成が行えるツールです。導入から利用まで、難しい操作はありませんので、LINE広告を初めて運用する方でも簡単に活用できます。

LINE広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

LINE広告運用における「Databeat Explore」の活用ポイントを3つご紹介します。

 LINE広告の運用データを自動で収集

Databeat Exploreは、LINE広告の運用データを自動で収集できます。更新も自動で行うため、Databeat Exploreを開けばすぐにLINE広告のデータを閲覧可能となります。

LINE広告以外のデータも収集できますので、複数のWEB広告を運用している場合には、大幅な業務効率化が期待できます。

 多彩なデータ出力機能

Databeat Exploreには、広告クリエイティブのサムネイルを自動出力する機能も備わっています。この機能を活用すれば、広告クリエイティブの効果検証をスムーズに実施できます。

また、収集した広告データは、ExcelやGoogleスプレッドシートをはじめ、BIツールやLooker Studio(旧Googleデータポータル)などへの出力も可能となっています。

 広告レポートを自動で作成

Databeat Exploreは、ただ広告のデータを収集するだけのツールではありません。集めたデータから、自動で広告レポートを作成することも可能です。

Databeat Exploreには複数のテンプレートが用意されており、広告の運用状況の把握や、分析が簡単に行えるのも、大きな特徴となっています。

 

広告運用レポート作りに課題を感じている方は、以下の記事もあわせてご覧下さい。
※参考:広告運用レポート作りによくある悩みと解決策を詳しく解説した記事はこちら
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広告運用レポート作りによくある悩みと解決策7選 | 読み手に伝わるレポート作成方法と効率化の方法まで詳しく解説

 

まとめ

LINE広告は、数多くの配信面やターゲティングが利用できる媒体です。日本国内においては、膨大なユーザー数を抱えているLINEへ広告配信できるので、さまざまなマーケティングに対応可能となっています。

出稿費用は業種などにもよりますが、比較的リーズナブルになっているので、初めてWEB広告の運用を開始する方にもおすすめできます。

ただし、効果の出る運用を実現するには、それなりの知識やノウハウも必要となりますので、まずは代理店の運用代行を利用してみるのが良いでしょう。

自社で運用できる場合には、Databeat Exploreなどを活用して、効率良く効果検証を行いながら進めてみて下さい。

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