PPC広告の種類と上手な選び方を完全ガイド!広告手段の種類から媒体種類、メリット・デメリットまで詳しく解説

PPC広告の種類と上手な選び方を完全ガイド!広告手段の種類から媒体種類、メリット・デメリットまで詳しく解説

PPC広告は、費用対効果の高いWEB広告手法です。インターネット上で商品を販売したり、サービスの申込みを獲得する目的の場合、もっとも適したWEB集客手法とも言えます。

しかしPPC広告というのは、広告手法を指す言葉であって、PPC広告に該当する広告媒体は複数存在しています。そこで今回こちらの記事では、PPC広告の種類や選び方、それぞれのメリットデメリットなどを解説していきます。

目次

PPC広告とは?基礎知識を詳しく解説

まずはじめに、PPC広告とはどのような広告なのかについて、詳しく解説していきます。他のWEB広告との違いやメリット、費用相場などにも触れていきます。

PPC広告とは?

PPC広告

引用元:Google

PPC広告とは、インターネット上に表示される、クリック課金型の広告を指します。PPCとは「Pay Per Click」を略したものです。

上図はGoogleのリスティング広告ですが、これもクリック課金のため、PPC広告となります。

PPC広告とリスティング広告の違い

リスティング広告は、ユーザーの検索キーワードによって表示される広告が変動する、検索連動型広告です。リスティング広告はクリック課金型なので、PPC広告のうちの一つです。

ここで注意しなければならないのは、「PPC広告=リスティング広告」という意味ではないという点です。リスティング広告はクリック課金なので、PPC広告の一種です。

しかし、PPC広告は課金方式によって分類されているだけで、検索連動型広告に限定したものではないので、「PPC広告=リスティング広告」とはなりません。

PPC広告とPPCアフィリエイトの違い

PPC広告は、自社サイトへの集客や商品販売で利用する、クリック課金型のWEB広告を指します。

一方PPCアフィリエイトは、PPC広告を利用したアフィリエイトで、アフィリエイターが主に実施しています。

他の広告手段と比較した際のPPC広告の3つのメリット

他の広告手段と比較した際のPPC広告のメリットを3つご紹介します。多数のWEB広告の中から、運用する広告を選ぶ際の参考にご覧下さい。

  1. 費用対効果が高い
  2. 出稿作業が簡単
  3. 効果測定がしやすい

 1.費用対効果が高い

PPC広告は、費用対効果が高いのが、もっとも大きなメリットと言えます。

なぜ費用対効果が高いかというと、PPC広告は表示された広告を、ユーザーがクリックしない限りコストがかかりません。また、広告をクリックするということは、商品に何らかの興味を持ったユーザーということになりますので、見込み客だけにコストをかけて、自社サイトに誘導することが可能となります。

こうしたことから、コンバージョン率は他の広告手法に比べて、高くなる傾向があります。

 2.出稿作業や編集が簡単

PPC広告は、広告の出稿や編集などが非常に簡単である点もメリットとなります。

例えば新聞や雑誌などのオフライン広告は、一度出稿してしまったら内容を簡単に変えたり、急に撤去することはできません。

しかしPPC広告は、管理画面上で操作を行うだけで、簡単に内容を変更したり、広告の出稿自体を止めることもできてしまうのです。

 3.効果測定がしやすい

PPC広告は、効果測定がしやすいため、どんどん効果を高めていくことが可能です。

PPC広告を運用すると、広告の表示回数やクリック数、コンバージョン数などのデータが取得できます。このデータを活用すれば、簡単に効果測定ができますので、PDCAを回すことができます。

一方新聞や雑誌などのオフライン広告は、発行部数がわかる程度で、実際に広告を見た人数や、商品の興味を持ったかどうかなど、明確なデータを取得することができません。

※参考:PPC広告について詳しく解説した記事はこちら
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PPC広告が効果的に利用されるシーン

PPC広告は、なるべく広告費を抑えて広告運用を行いたい場合、特に商品の販売やサービスの申込みをコンバージョンとする場合に適しています。

商品やサービスに興味を持ったユーザーしか課金しないため、無駄な広告費をかけずに集客することができます。

PPC広告の費用の算出方法

PPC広告の費用は、以下の計算式で算出します。

広告のクリック数×クリック単価=費用
たとえば、クリック単価が100円で、広告が1,000回クリックされた場合、広告費用は100,000円になります。

PPC広告の費用相場

PPC広告の費用相場は、1クリックあたり50円から200円程度となります。

しかし、これはあくまで目安金額です。PPC広告の費用は、広告を出稿する業種やキーワードによって大きく変化します。

※参考:PPC広告の費用について詳しく解説した記事はこちら
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主要なPPC広告の種類とメリット・デメリット

主要なPPC広告の種類とメリット・デメリットをご紹介します。今回はPPC広告に該当する3つの種類の広告について、解説していきます。

主要なPPC広告の種類まとめ

PPC広告の種類 メリット デメリット こんな方にオススメ!
リスティング広告 顕在層にアプローチできる テキストでしか訴求できない すでにある商品を販売したい方
ディスプレイ広告 潜在層にアプローチできる 広告色が強くなってしまう 新商品などを広めたい方
SNS広告 詳細なターゲティングと拡散力 媒体選びが難しい 特定のユーザー層にアプローチしたい方

PPC広告の種類1:リスティング広告

リスティング広告とは

引用元:Google

リスティング広告は、GoogleやYahoo!で検索した際に表示される広告です。検索したキーワードに応じた広告が表示されます。

検索結果の上部(下部にも表示される場合あり)に表示されるため、クリックされやすいのが特徴です。

 リスティング広告の代表的な媒体

Google広告やYahoo!広告があります。

 リスティング広告のメリット

検索したキーワードに関連する広告が、検索結果画面の上部に表示されるので、非常に集客力が高くなります。同時に、クリックされない限り広告費が発生しないので、費用対効果も高くなります。

 リスティング広告のデメリット

リスティング広告は、テキストのみの広告となるため、ユーザーへ伝えられる情報量が限られます。また、競合の多いキーワードでの出稿は、クリック単価が高騰する場合があります。

 リスティング広告はこんな方にオススメ!

自社商品の販売や、サービスの申込み獲得におすすめです。商品やサービスに関連するキーワードで出稿すると、顕在層顧客を集客しやすいため、比較的少ないコストでコンバージョン獲得を得られます。

※参考:リスティング広告の費用について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

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PPC広告の種類2:ディスプレイ広告

ディスプレイ広告とは

引用元:Yahoo!

ディスプレイ広告は、画像や動画を利用した広告です。ユーザーの目に付きやすいのが特徴です。

 ディスプレイ広告の代表的な媒体

Google広告やYahoo!広告があります。

 ディスプレイ広告のメリット

潜在層へのアプローチに向いているのがディスプレイ広告です。リスティング広告のように検索キーワードに対してではなく、ユーザー属性などでターゲティングを行うためです。

また、クリエイティブ次第では他の広告よりもインパクトがあるため、ユーザーの興味を惹きやすくなります。

 ディスプレイ広告のデメリット

見た目ですぐに広告とわかってしまう点がデメリットです。広告を嫌う属性のユーザーには、あまり効果的な手法とはなりません。

 ディスプレイ広告はこんな方にオススメ!

新商品や新サービスの認知向上やブランディングを行いたい場合や、潜在層からの集客をしたい場合におすすめです。画像や動画を使って多くの情報を伝えられる点や、さまざまな媒体に広告を表示させられるためです。

※参考:ディスプレイ広告の費用について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

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PPC広告の種類3:SNS広告

SNS広告とは2

引用元:Facebook

SNS広告は、FacebookやTwitterなどのソーシャルネットワーキングサービス上に表示する広告です。

 SNS広告の代表的な媒体

Facebook広告、Instagram広告、Twitter広告、LINE広告などがあります。

 SNS広告のメリット

ユーザー情報を活用した詳細なターゲティング、そしてユーザーによる拡散力がメリットです。また、やり方次第では広告色をできるだけなくした状態での表示も可能となっています。

 SNS広告のデメリット

SNS広告はさまざまな媒体があり、それぞれユーザー属性や特徴に違いがあるため、最適な媒体選びが難しくなっています。ユーザー属性の異なる媒体に出稿してしまうと、思うような効果が得られない場合があります。

また、媒体ごとに設定方法も異なるため、媒体ごとの運用方法を学ばなければならないというデメリットもあります。

 SNS広告はこんな方にオススメ!

特定のユーザー層に対してアプローチしたい場合におすすめです。例えば化粧品やコスメ系の商材であれば、女性ユーザーが多く、画像クリエイティブによってきれいに見せることができるInstagram広告を利用することで、高い効果が期待できます。

※参考:SNS広告の費用について知りたい方はこちらの記事がおすすめです。

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自社に適したPPC広告の種類を上手に選ぶポイント

自社に適したPPC広告の種類を上手に選ぶポイント

自社に適したPPC広告の種類を上手に選ぶポイントを解説します。最適な媒体選びができれば、広告運用による高い効果が期待できます。

  1. ターゲティングで選ぶ
  2. 広告の運用目的で選ぶ
  3. 費用対効果で選ぶ

POINT1:ターゲティングで選ぶ

一つ目のポイントは、ターゲティングです。広告の種類によって得意とするターゲティングが異なります。

リスティング広告なら、商品購入に直結するようなキーワードを指定して広告を配信できます。ディスプレイ広告なら、見込み顧客である可能性の高い潜在層をターゲティングすることが可能です。SNS広告は、詳細なターゲティング、潜在層向けの訴求が可能です。

POINT2:広告の運用目的で選ぶ

二つ目のポイントは、広告の運用目的です。例えば、自社商品やサービスを売ることだけを考えるのであれば、リスティング広告が適していると言えます。

しかし、これはあくまでその商品がある程度市場に認知されていることが前提となります。もし、新商品や新サービスを販売するのであれば、まずは市場に認知してもらう必要があります。

この場合は、ディスプレイ広告やSNS広告で幅広く広告を露出させる方法が適していると言えます。

POINT3:費用対効果で選ぶ

三つ目のポイントは、費用対効果です。PPC広告は基本的に費用対効果が高い傾向があります。しかし、広告の種類による差がないわけではありません。

リスティング広告は、もっとも購買意欲の高いユーザーへの訴求が可能ですが、その分クリック単価は高くなる傾向にあります。よって、コスパ重視で運用するのであれば、SNS広告がオススメです。

ただし、競合や市場の状況次第では、SNS広告もクリック単価が高騰するケースがありますので、あくまで目安として考えてください。

 

主要なPPC広告の媒体の種類

主要なPPC広告の媒体の種類を解説します。実際に運用する媒体の特徴を掴んだ上で運用しましょう。

主要なPPC広告の媒体の種類のまとめ

媒体の種類 PPC広告の種類 特徴 こんな方にオススメ!
Google広告 リスティング広告

ディスプレイ広告

・Googleユーザーへ訴求できる

・若年層やサラリーマン層が多い

若年層ユーザー向けにコスパのよい広告運用を実施したい方
Yahoo!広告 リスティング広告

ディスプレイ広告

・Yahoo!ユーザーへ訴求できる

・高年層や主婦層、PCユーザーが多い

高年層やPCユーザー向けの商材を取り扱いたい方
Twitter広告 SNS広告 ・若年層が多い

・拡散力が高い

ユーザーの拡散力を活用したマーケティングを行いたい方
Instagram広告 SNS広告 ・女性ユーザーが多い

・画像や動画がメイン

「インスタ映え」する商品を販売したい方

PPC広告の媒体種類1:Google広告

ライブドアニュース

引用元:ライブドアニュース

Google広告は、Googleが提携するサイト上に広告が配信できます。

 Google広告のPPC広告の特徴

Google広告は、Googleが提供するサービスや、Googleが提携するサイト上の広告が配信されるため、Googleユーザーや若年層、サラリーマン層に訴求しやすい媒体です。

 こんな人におすすめ

Googleのユーザー層である若年層やサラリーマン層に向けて、コスパの良い広告運用を目指したい方におすすめです。機械学習によって広告が最適化されるため、あまり手間をかけなくても費用対効果の高い運用が可能です。

PPC広告の媒体種類2:Yahoo!広告

Yahoo!広告

引用元:Yahoo!

Yahoo!広告は、Yahoo!が運営するサービスや、Yahoo!が提携するサイトに広告を配信できます。

 Yahoo!広告のPPC広告の特徴

Yahoo!広告は、Yahoo!ポータルサイトや、Yahoo!が提携するサイトに広告が配信できるので、Yahoo!ユーザーや高年層、PCユーザーへの訴求に向いています。

 こんな人におすすめ

Yahoo!の利用をメインとする高年層や主婦層、PCユーザー向け商材の訴求におすすめです。朝日新聞DIGITALやクックパッドなどの大手メディアにも掲載できるため、認知向上やブランディングにも高い効果を発揮します。

※参考:Yahoo!広告の費用について詳しく解説した記事もご覧ください。
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PPC広告の媒体種類3:Twitter広告

SNS広告とは

引用元:Twitter

Twitter広告は、Twitterアプリやブラウザ上に広告を配信できます。

 Twitter広告のPPC広告の特徴

Twitterは、若年層ユーザーが多いことや、拡散力が強いことなどが特徴となっています。ユーザーによる広告の拡散にはコストがかからないため、かけた広告費以上の効果を発揮する場合もあります。

 こんな人におすすめ

若年層向けの訴求を行いたい場合や、ユーザーによる拡散を狙ったマーケティングを実施する場合におすすめです。また、スマートフォンゲームやアプリなども相性が良いです。

※参考:Twitter広告の具体的な費用について詳しく解説した記事はこちら
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PPC広告の媒体種類4:Instagram広告

Instagram広告

引用元:Instagram

Instagram広告は、Instagramアプリ上に広告を配信できます。

 Instagram広告のPPC広告の特徴

Instagram広告は、女性ユーザーが多く、「インスタ映え」するクリエイティブを利用することで、多くのユーザーの目を惹くことができます。

 こんな人におすすめ

Instagramユーザーにマッチする商材(コスメ系など女性向け商品)の訴求におすすめです。その他、画像や動画で魅力を伝えやすい商材にも向いています。

※参考:Instagram広告の具体的な費用について詳しく解説した記事はこちら
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自社に適したPPC広告の媒体の上手に選ぶポイント

自社に適したPPC広告の媒体の上手に選ぶポイント

自社に適したPPC広告の媒体を上手に選ぶポイントを解説します。最適な媒体選びが、PPC広告の効果を最大化させる要因ともなりますので、以下のポイントを押さえて媒体選びを実施しましょう。

  1. 商品と媒体の相性で選ぶ
  2. ユーザー層で選ぶ
  3. 媒体の特徴で選ぶ

POINT1:商品と媒体の相性で選ぶ

一つ目のポイントは、商品と媒体の相性です。どのような商品またはサービスに関する広告を出稿するのかによって、最適な媒体も変わってきます。

わかりやすい例だと、スマートフォン向けのゲームアプリに関する広告なら、若年層が多くスマートフォンユーザーの多いTwitter広告が最適と言えます。

また、コスメ系商材であれば、その見た目や効果を画像や動画でアピールできて、ターゲットとなる女性ユーザーが多いInstagram広告が適していると言えるでしょう。

POINT2:ユーザー層で選ぶ

二つ目のポイントは、ユーザー層です。広告媒体は、それぞれユーザー層が異なります。

  • Google広告:若年層、サラリーマン層
  • Yahoo!広告:高年層、主婦層
  • Twitter広告:若年層
  • Instagram広告:若年層、女性

上記は大まかな媒体ごとのユーザー層です。このように、媒体によってユーザー層にやや偏りがあるため、商品のターゲットとマッチする媒体を選ぶことがおすすめです。

POINT3:媒体の特徴で選ぶ

三つ目のポイントは、媒体の特徴です。リスティング広告やディスプレイ広告であればGoogle広告、またはYahoo!広告を利用します。

SNS広告であれば、Twitter広告やInstagram広告を利用します。そしてさらに、それぞれの広告の種類の中で、媒体ごとの特徴によって分類していきます。

Google広告とYahoo!広告で迷った場合は、広告の対象となるユーザーの年齢層や職業、スマートフォンユーザーかPCユーザーかどうかで判断します。

Twitter広告とInstagram広告で迷った場合は、広告の対象となるユーザーが男性か女性か、画像映えする商材かどうかなどの特徴で、最適な媒体を判断していきます。

 

PPC広告のやり方・広告出稿までの流れ

PPC広告のやり方・広告を出稿する方法を解説します。今回は、Google広告を例に設定方法をご覧下さい。

STEP1:アカウント開設

Google広告トップ

引用元:Google広告

まずはじめに、Google広告のアカウントを開設します。

STEP2:アカウントの設定・入稿

Google広告アカウント設定

引用元:Google広告

次にキャンペーンを作成します。広告の詳細や、キーワードの設定、予算なども決めていきます。

STEP3:出稿スタート

設定がすべて完了したら、配信スタートです。

PPC広告の効果を改善する3つのポイント

PPC広告の効果を改善するポイントを3つ紹介します。自社でPPC広告を運用している方は、以下のポイントを参考に運用改善を進めてみてください。

POINT1.出稿キーワードを見直す

PPC広告運用において、出稿するキーワードはもっとも重要な要素といえます。キーワードの選定が適切でない場合、広告のクリック率が低下し、想定以上のコストがかかる可能性があります。

適切なキーワードを選定するためには、競合他社の広告やランディングページ、さらにはSEOにおけるキーワード選定の情報を参考にすることが大切です。

POINT2.広告文やクリエイティブを見直す

効果的なPPC広告を作成するためには、広告文やクリエイティブを繰り返し改善していくことも必要です。広告文は、商品やサービスの特徴を簡潔に伝えることが求められます。

また、クリエイティブは商品やサービスの魅力を伝えるために、視覚的に魅力的なデザインであることが重要です。そのため、広告文やクリエイティブを見直し、改善することで、PPC広告のクリック率やコンバージョン率の改善が期待できるでしょう。

POINT3.ランディングページを見直す

PPC広告をクリックしたユーザーがたどり着くランディングページは、広告のクリック率やコンバージョン率に大きく影響します。ランディングページを見直し、ユーザーが求める情報やCTAを明確にすることで、コンバージョン率の向上が期待できます。

また、ランディングページの読み込み速度を改善することも、ユーザーの離脱率を減少させるために重要なポイントです。

PPC広告の媒体選定、運用を代理店に依頼することもおすすめ

PPC広告の媒体選定、運用を代理店に依頼することもおすすめ

PPC広告の媒体選定や運用を、代理店に依頼する方法もおすすめです。代理店に依頼することで、スムーズにPPC広告の運用をスタートさせることが可能となります。

PPC広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット

PPC広告の運用代行を代理店に依頼するメリットは以下のようになります。

  1. 最適な媒体選定ができる
  2. 運用リソースがかからない
  3. 最短で効果を最大化できる

 メリット1.最適な媒体選定ができる

複数あるPPC広告の媒体の中から、最適な媒体選定ができます。PPC広告の運用代行を担う代理店は、さまざまな媒体の運用を経験しており、広告主の売り上げを最大化するために、どの媒体を利用するべきか判断してくれます。

いろいろな媒体を実際に運用した経験がないと、この的確な判断を下すのは容易ではありません。

 メリット2.運用リソースがかからない

PPC広告の運用代行を代理店に依頼すると、運用にかかるリソースをほぼすべて負担してくれます。アカウントの開設から設定、運用管理にデータ分析など、すべてに対応してもらえます。

これらを自社で行うと、リソース不足によって本来の業務が滞ったり、満足のいくPPC広告運用ができなくなるなどのリスクがありますが、代理店を利用すればそのような事態を回避できます。

 メリット3.最短で効果を最大化できる

PPC広告の運用経験が豊富な代理店に運用代行を依頼すれば、最短で効果を最大化することが可能です。PPC広告の効果を最大化するには、アカウントやターゲティングなど最適な設定が必要です。

さらに、その時の市場に合せた最適化も必要となります。こうした作業は、PPC広告の運用経験に基づくノウハウが重要なので、自社で運用する場合と比較すれば、やはりノウハウを蓄積している代理店運用の方が、効果の高い運用が実現できるといえます。

PPC広告に強みを持つ代理店を上手に選ぶポイント

PPC広告に強みを持つ代理店を上手に選ぶポイントをご紹介します。

  1. 客観的に認められた運用実績があるか
  2. 取り扱う商材の業界についての知識があるか
  3. 複数の広告媒体に対応しているか

 POINT1.客観的に認められた運用実績があるか

まずは、客観的に認められた運用実績があるかどうかを確認しましょう。代理店ホームページを見ると、これまでの運用実績について書かれているケースが多いと思います。

これらも参考にはなりますが、客観的に認められている実績かどうかが最重要ポイントです。これを確認するもっともわかりやすい方法は、広告媒体の認定パートナーに選ばれているかどうかです。

GoogleやYahoo!、Twitterなどの広告媒体は、運用実績を認めた代理店を、認定パートナーと呼んでいます。広告媒体から認められている代理店であれば、一定の運用力がある代理店と判断できます。

 POINT2.取り扱う商材の業界についての知識があるか

次に、取り扱う商材の業界についての知識があるかどうかをチェックします。広告運用そのものの実績があることはもちろんですが、広告で取り扱う商材の業界について全くの無知だと、ユーザーの傾向を把握するのに時間がかかり、広告の最適化も遅れてしまう可能性があります。

代理店のホームページで、過去の運用実績に自社商材と同じ業界の広告を運用したことがあるか、確認してみてください。見当たらなければ、直接代理店に問い合せて見てもよいでしょう。

 POINT3.複数の広告媒体に対応しているか

最後に、代理店が対応している広告媒体の種類が豊富であるか確認しましょう。PPC広告には複数の媒体がありますので、その中から最適な媒体選定をしなくてはなりません。

しかし、例えば代理店がGoogle広告とYahoo!広告にしか対応していないと、SNS広告という選択肢がなくなってしまいます。できるだけ選択の幅を持たせるためにも、なるべく対応している広告媒体の数が多い代理店を選ぶことをおすすめします。

 

PPC広告の運用代行に強みをもつおすすめ代理店3選

PPC広告の運用代行に強みを持つおすすめ代理店を3社ご紹介します。

アナグラム株式会社

アナグラム株式会社

引用元:https://anagrams.jp/

こんな方におすすめ!

  • PPC広告運用のインハウス化を検討されている方

 アナグラム株式会社の強み

アナグラム株式会社は、リスティング広告やディスプレイ広告をはじめ、SNS広告、Amazon広告、ネイティブ広告などの運用を行っている代理店です。

Google広告・Yahoo!広告・Facebook広告・LINE広告の認定パートナーになっています。また、運用型広告のコンサルティングも実施しているので、PPC広告運用のインハウス化を検討している場合にもおすすめです。

アナグラム株式会社の概要

・会社名:アナグラム株式会社
・本社所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4 フィールド北参道 1・2F(受付1F)
・URL:https://anagrams.jp/

株式会社ペコリス

株式会社ペコリス

引用元:https://peccolis.com/

こんな方におすすめ!

  • 治療院や整体院の集客にPPC広告を利用したい方

 株式会社ペコリスの強み

株式会社ペコリスは、リスティング広告運用をメインに、Googleマイビジネス運用サポートなどを行っている代理店です。

Googleの認定パートナーとなっています。また、株式会社ペコリスでは治療院や整体院向けに特化したPPC広告(リスティング広告)の運用代行サービスを展開していますので、治療院や整体院の集客にPPC広告を利用したい方におすすめです。

株式会社ペコリスの概要

・会社名:株式会社ペコリス
・本社所在地:京都府京都市下京区岩上通高辻下る吉文字町471番地1
・URL:https://peccolis.com/

デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)

デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)

引用元:https://ppc-master.jp/

こんな方におすすめ!

  • 健康食品や化粧品、医療系商材を取り扱いたい方

 デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)の強み

デジタルアスリート株式会社は、WEB広告野運用や、ランディングページ制作を行っている代理店です。

WEB広告はリスティング広告やディスプレイ広告、各SNS広告、アフィリエイト広告などに対応しています。Google広告・Yahoo!広告・Facebook広告は認定パートナーとして認められており、確かな実績が覗えます。

YMAA(薬機法医療法遵守広告代理店認証)も取得しているので、健康食品や化粧品、医療系の広告運用も安心して依頼できます。

デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)の概要

・会社名:デジタルアスリート株式会社(旧株式会社リスティングプラス)
・本社所在地:東京都新宿区西新宿6-24-1西新宿三井ビルディング4階
・URL:https://ppc-master.jp/

※参考:PPC広告の運用代行に強みを持つ代理店について詳しく解説した記事はこちら
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PPC広告運用代行に強みをもつ代理店5選と上手な選び方

PPC広告の広告効果検証におすすめのツール

PPC広告の広告効果検証におすすめのツールをご紹介します。PPC広告の効果を高めていくには、効果検証と分析による運用改善が欠かせません。

Databeat Explore

Databeat Explore

Databeat Exploreは、PPC広告の広告効果検証が可能なツールです。Google広告やYahoo!広告、SNS広告に対応しており、運用データの収集からレポート化まで、すべて自動で行うことが可能です。

PPC広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

PPC広告運用におけるDatabeat Exploreの活用ポイントをご紹介します。

 各広告媒体の運用データを自動で蓄積・更新

Databeat Exploreは、PPC広告の運用データを自動で蓄積・更新することが可能です。Google広告やYahoo!広告、各SNS広告の連携が可能となっており、常に最新のデータに更新していますので、わざわざ広告媒体にアクセスしてデータを集める必要がありません。

 外部への出力フォーマットが豊富

Databeat Exploreに蓄積されているデータは、さまざまなフォーマットで出力が可能です。データ共有のためにExcelやGoogleスプレッドシートへ出力することはもちろん、GoogleアナリティクスやBIツールに出力して、広告の検証を行うことも簡単です。

 自動でレポート作成が可能

Databeat Exploreには、自動レポート作成機能があります。PPC広告のデータをただ集約するだけでなく、マーケター視点で見やすい形式で、各広告のデータをレポート化します。

よって、レポートを作成する手間を削減し、データの分析効率も格段にアップします。

 

まとめ

PPC広告は、広告に興味を持ったユーザーがクリックした場合にのみ、コストが発生する費用対効果の高い広告手法です。リスティング広告・ディスプレイ広告・SNS広告などの種類があり、それぞれ複数の媒体からの出稿が可能となっています。

ターゲットとなるユーザー層や商品と媒体の相性などから、最適な種類・媒体を選択することで、より高い効果が期待できます。

ただし、PPC広告初心者の方などは、最適な媒体の選定や実際の運用で、すぐに成果を発揮することはややハードルが高いため、経験豊富な代理店の運用代行を利用するのがおすすめです。

GoogleやYahoo!の認定代理店なら、客観的な実績も認められているので、安心してPPC広告運用を任せることが可能です。

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