【初心者向け】Twitter広告入門ガイド!種類や費用などの基礎からツイッター広告の出し方、各種設定方法までわかりやすく解説

【初心者向け】Twitter広告入門ガイド!種類や費用などの基礎からツイッター広告の出し方、各種設定方法までわかりやすく解説

国内の月間利用者が4,500万人を超えるTwitter。ユーザーへの拡散効果が高く、SNS広告の中でも特に注目度が高い広告だと言えます。

とはいえ、広告の種類が多く、初めて出稿する場合は不安もあるでしょう。いざTwitter広告を始めるにあたり、

「Twitter広告自体をよく知らない」

「Twitter広告の出し方を知りたい」

「Twitter広告の設定方法がわからない」

上記のようなお悩みをお持ちではないでしょうか。本記事では企業担当様へ向けてTwitter広告の出し方から設定方法まで、初心者向けのTwitter広告入門ガイドとしてわかりやすく解説します。

目次

運用する前に押さえておきたい!Twitter広告の基礎知識

Twitter広告の運用を始める前に、Twitter広告の基礎知識を学んでおきましょう。まずは、Twitter広告の全体像を解説します。

Twitter広告とは?

Twitter広告

引用元:Twitter

Twitter広告は、Twitterのアプリやブラウザー上に配信できる広告です。上記の赤枠内がTwitter広告となります。通常のツイートとフォーマットが同じなので、広告を投稿に違和感なくなじませることができます。

アクティブユーザー数が多いTwitterの拡散効果を活かしつつ、細かいターゲティングも可能なので、SNS広告の中でも高い人気を得ています。

他のWEB広告と比較!Twitter広告ならではの特徴

他のWEB広告とは違う、Twitter広告ならでは特徴をいくつかご紹介します。

 Twitter広告のアプローチできるユーザー層の特徴

Twitterの国内アクティブユーザー数は4,500万人、全世界で3億3,500万人です。Twitterユーザーの年齢層は10代~20代とかなり若いイメージがありますが、実際は20代~40代がメインユーザーとなっています

男女比は半々でだいたい同じです。リツイートによる情報の拡散力の高さはTwitterならではの特徴です。有名人などにリツイートしてもらえた場合、あっという間に「バズる」のもTwitterならではと言えるでしょう。

 Twitter広告の掲載費用面での特徴

Twitter広告の課金方式は6種類です。クリック課金やインプレッション課金の他、フォロー課金やエンゲージメント課金など、Twitterならではの課金方式もあります。

それぞれ、1アクションに対して費用が発生する方式で、トータルの予算額は広告主が自由に設定できます。

 Twitter広告のターゲティングの特徴

Twitter広告のターゲティング特徴として、以下のような点があります。

  • ユーザーがリアルタイムで興味を示していることに細かくアプローチできる
  • 特定条件のツイートをしたユーザーへのターゲティングができる
  • 特定アカウントをフォローしているユーザーをターゲティングできる

基本的な性別や地域などの組み合わせだけでなく、Twitter内でのユーザーの行動も細かくターゲティングできます。アルタイムでの交流が多いTwitterならではのターゲティング方法だと言えるでしょう

Twitter広告が効果を発揮するシーン

Twitter広告は、企業や商品のブランディングや認知度アップに効果を発揮します。Twitter広告は、ユーザーのリツイートで爆発的に拡散できる可能性があります。

Twitterのターゲティングは細かく設定できるため、狙ったユーザー層にピンポイントで広告を配信可能です。「より多くの人へ」「狙った人へ的確に」をTwitter広告は実現できるので、認知向上に貢献できます。

Twitter広告の配信面の主な種類

Twitter広告の種類は、配信面によって「プロモアカウント」「プロモツイート」「プロモトレンド」の3つに分類されます。

  1. プロモアカウント
  2. プロモツイート
  3. プロモトレンド

それぞれの配信面と特徴については、下記で1つずつ解説していきます。

プロモアカウント

プロモアカウント

引用元:Twitter

プロモアカウントは、自社アカウントのフォロワー増加が目的の広告です。「フォローする」ボタンが付いているので、ユーザーが興味を持てばフォローしてもらえる可能性があります。

主に、おすすめユーザーやタイムラインに表示されます。プロモツイートのように、いいねやリツイートなどは行えません。

プロモツイート

プロモツイート

引用元:Twitter

プロモツイートは、通常のツイートとほとんど変わらない見た目の広告です。ユーザーのタイムラインを中心に、アカウントのプロフィール画面などにも表示されます

いいねやリツイート、返信なども行えます。Twitter広告で最も表示回数が多く、メジャーで使用頻度が高い広告です。初めてTwitter広告を行うなら、プロモツイートから出稿してみるとよいでしょう。

プロモトレンド

プロモトレンド

引用元:Twitter

プロモトレンドは、「トレンド」の中で最も上に表示される広告です。法人アカウントのみ出稿できる広告で、1日1社のみ・24時間表示されます

画像は使えないかわりに、キーワードやハッシュタグを表示します。

※参考:Twitter広告の種類と選び方について詳しく解説した記事はこちら
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Twitter広告の掲載費用

Twitter広告の費用相場は、課金方式によって変わります。クリック課金で1クリックあたり24円~200円、インプレッション課金なら、1,000インプレッションあたり400円~600円が相場です。

掲載費用は数千円~数千万まで事業の規模によりまったく違います。ただし、数千円ではほとんど広告の表示が望めないので、最低でも10万円程度の予算を確保して運用したほうがよいでしょう。

 Twitter広告は無料で掲載できる?最低出稿金額はいくら?

Twitter広告は、無料での掲載はできません。最低出稿金額の制限はないので、1円から出稿することも可能です。

とはいえ、1円で出稿した広告に効果があるかと考えると、ほぼ広告が表示されないため現実的ではないでしょう。

 月額5,000円で利用できるTwitter広告「クイックプロモート」とは?

クイックプロモートとは、投稿済みのツイートを広告として利用する広告です。月額5,000円から利用可能で、5,000円~500,000円の間で自由に設定できます。

既存のツイートを利用するので、広告作成に時間をかけずに配信できるところがメリットです。スピード最優先で広告を配信したいときに効果を発揮します。

※参考:Twitter広告の費用について詳しく解説した記事はこちら
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Twitter広告初心者向けスタートガイド!出稿方法、設定方法チュートリアル

Twitter広告初心者向けスタートガイド!出稿方法、設定方法チュートリアル

ここからは、実際の広告出稿方法を解説します。今回はプロモツイートについてチュートリアル形式でご紹介します。

出稿前に確認しておきたいTwitter広告の広告審査基準について

Twitter広告を配信するには、Twitterの審査を通過しなければなりません。Twitterの広告審査はだいたい1~2営業日で完了します。

審査される内容は多岐にわたりますが、主にチェックされるポイントは以下のとおりです。

  1. アカウントのステータス
  2. 広告ポリシーに違反した内容ではないか
  3. 不適切な表現のコンテンツではないか
  4. 一定期間Twitterの利用実績はあるか
  5. 広告内容とコンテンツ内容が一致しているか

アカウントはある程度の利用実績が必要なので、作りたてのアカウントでTwitter広告は利用できません。広告の配信を行いたい場合は、アカウント自体の運用期間+審査期間を考慮してスケジュールをたてましょう。

アカウントのステータスなどをクリアしても、広告自体の内容が広告ポリシーに違反している場合は審査は通りません

まずは、広告ポリシーを理解することが大切です。時間はかかりますが、一度ポリシーの熟読をおすすめします。Twitterの参加資格とTwitter広告ポリシーは以下になります。

リンク先までしっかり理解した上で、広告を作成すれば審査を通過する確率はぐっと高まるでしょう。

Twitterの参加資格

Twitter広告ポリシー

Twitter広告の入稿STEPまとめ(プロモツイートのやり方)

Twitter広告の中でも一番使用頻度が高い、プロモツイートの出し方を解説します。今回は、まったく広告アカウントを作っていない状態からのチュートリアルとなります。

あらかじめ、Twitterのアカウントを作成しておきましょう。前章で解説したとおり、作りたてのアカウントは広告が作成できないのでご注意ください。

 STEP1:広告アカウントを作成する

引用元:Twitter

自分のアカウントのホーム画面を開き、左メニューの「もっとみる」-「Twitter広告」をクリックします。

広告2

引用元:Twitter

Twitter広告の画面が出てくるので、「広告を作成する」ボタンをクリックします。

広告3

引用元:Twitter

「Twitter広告へようこそ」の画面で国とタイムゾーンを日本に設定して次に進みましょう。

 STEP2:広告キャンペーンの目的を選ぶ

広告4

引用元:Twitter

広告キャンペーンの選択画面が出てくるので、自社で配信する広告に合った目的を選択します。(上記の例ではウェブサイトのクリック数を選択)

 STEP3:クレジットカードを登録する

支払い方法

引用元:Twitter

掲載費用はクレジットカードから払いです。そのため、クレジットカード番号の登録が必要となります。Twitter広告のホーム画面の右上のアカウント名をクリックすると、上記のようなドロップダウンリストが表示されます。

赤枠内にある「新しいお支払い方法を追加」を選んでください。

支払い方法2

引用元:Twitter

「新しいクレジットカードを追加」で「ビジネス」か「個人」を選んだ後、クレジットカード番号を登録します。

一度クレジットカードの設定が終われば、次回からこのステップはいりません。さらに新しいクレジットカードを追加する必要がでたときに登録を行ってください。

 STEP4:キャンペーンの設定をする

広告5

引用元:Twitter

キャンペーンの選定を行います。「キャンペーン名」や「予算」「広告の期間」について指定します。

「日別予算」は必須項目なので、必ず設定するようにしてください

 STEP5-1:広告グループの設定(予算と期間)

ここからは、広告グループの作成を行っていきます。上から順番に設定していきましょう。

広告6

引用元:Twitter

まずは、基本情報の「広告グループ名」「予算」「期間」「入札戦略」です。広告グループが1つの場合は、先に入力したキャンペーンの設定が使われます。

キャンペーンとは別に予算と期間を設定したい場合は、この画面で設定します。入札は、特別な指定がない場合は、「自動入札」を選んでおきましょう

 STEP5-2:広告グループの設定(ターゲティング)

ここからは、「広告を誰に配信するか」にあたるターゲティング関連の設定です。基本情報でのターゲティングを指定しましょう。

「オーディエンスの特性」「端末」がこのカテゴリーに該当します。「性別」「年齢」は設定必須項目です。その他の項目は任意となります。

オーディエンスの特性

引用元:Twitter

端末・カスタム

引用元:Twitter

※カスタムオーディエンスは、自社が保有しているリストをアップロードして広告配信を行う場合に使用します。

▼「オーディエンスの特性」「端末」の入力項目詳細

入力項目 内容
性別 ターゲットの性別
年齢 ターゲットの年齢
場所 国、地域、都道府県、市町村、都市圏、郵便番号を指定可能
言語 ターゲットが使用している言語
オペレーティングシステム Twiiterを使っているオペレーティングシステムを指定
端末モデル 使っている端末の種類を指定
携帯電話会社
端末の携帯電話会社を指定

「ターゲティング機能」は、Twitter独自の特性を活かしたターゲティングを行う場合に指定します。すべて任意の指定なので、必要があれば設定しましょう。

ターゲティング

引用元:Twitter

▼「ターゲティング機能」の入力項目詳細

入力項目 内容
キーワード 特定のキーワードを検索、ツイートしたユーザーを指定or除外
フォロワーが似ているアカウント 特定のアカウントのフォロワーと似た行動をとるユーザーを指定or除外
興味関心 ツイート・リツイート・フォローなどから興味を推測
映画とTV番組 特定の映画やTV番組にアクションしているユーザーを指定
イベント 特定のイベントを話題にしているユーザーを指定
会話トピック
ユーザーの会話内容から興味を推測

 STEP5-3:広告グループの設定(プレースメント)

「プレースメント」で広告の配信場所を設定します。広告を配信したい場所にチェックを入れましょう。

プレースメント

引用元:Twitter

 STEP5-4:広告グループの設定(クリエイティブ)

最後はクリエイティブの設定を行います。広告に使うツイートを選択したら、クリエイティブのフォーマットを選択します。

基本的にはGIF、JPEG、PNGと動画(MP4、MOV)となります。どの目的を選択しているかによって、配信可能なクリエイティブが違うので、自身が選んだ目的に合ったフォーマットを適宜設定していきましょう。

クリエイティブ

引用元:Twitter

すべての設定が済んだら、右下の「次」を押して、もう一度設定項目を見直し、「キャンペーンを開始」をクリックすれば完了です。

Twitter広告出稿の初心者によくある疑問Q&A

Twitter広告出稿の初心者によくある疑問Q&A

Twitter広告出稿で初心者によくある疑問をQ&A形式でご紹介します。

Q.Twitter広告の出稿を間違えた場合、どのように対処すると良い?

Twitter広告は、広告マネージャで一時停止や削除が可能です。間違えた場合は、どちらかの対応をするとよいでしょう。

一時停止はステータスが「実行中」のものに限るので注意してください。また、一時停止はいつでも解除可能ですが、削除した場合は復活できません。

削除する場合はよく考えてから実行しましょう。実際の一時停止や削除の方法は、Twitterのヘルプをご参照ください。

Twitter広告キャンペーンを一時停止または削除する方法

Q.Twitter広告は会社ではなく個人の出稿でも可能?可能な場合、出稿手順は同じ?

個人でもTwitter広告を出稿できます。2015年11月から個人の広告出稿に対応を開始しました。支払い方法はクレジットカードで、出稿手順なども変更ありません。

また、Twitterは個人用とビジネス用でアカウントの作成方法も同じです。アカウントの使い方をユーザー自身が個人用・ビジネス用と区別して使っていきます。

Q.Twitter広告のクリエイティブが表示されない場合の原因、対応策は?

Twitter広告のクリエイティブが表示されない場合は、以下のチェックポイントを確認してください。

  1. ブラウザーのキャッシュとクッキーを削除
  2. 複数のブラウザーで表示をチェックする
  3. シークレットモードを利用して表示されるかどうか確認する
  4. Twitterから一度ログアウトしてから、再ログインしてみる
  5. 広告ブロッカーなどが作動していないかどうか確認する

すべて確認後、それでも原因が特定できない場合は、広告の設定手順のチェックをし直してみましょう。

Q.Twitter広告の審査期間はどのくらいかかる?

Twitterは審査期間にかかる日数を公表していません。前章で解説したとおり、通常1~2営業日かかるケースが多いです

しかし、最大2~3週間かかる場合もあるので、配信スケジュールには余裕をもっておきましょう。それ以上たっても広告の審査が完了しない場合は、Twitterへ問い合わせてみることをおすすめします。

Q.Twitter広告の審査に落ちた場合、制限を受けることがある?どう通知される?

Twitter広告のプロモツイートで審査落ちした場合、広告が配信されないだけなので、ポリシーを確認して修正の上再審査を行えば問題ありません。

しかし、Twitter広告アカウントの審査落ちをした場合、広告が利用できなくなったり、アカウントそのものが凍結されてしまう恐れがあります。アカウントが凍結されてしまっても再審査できますが、再審査で凍結が解除されるまでの間は広告も配信できなくなるので、広告の審査よりも注意が必要です。

Q.Twitter広告の審査の通過率を上げるためのポイントは?

Twitter広告の審査で通過率を上げるためのポイントはひとつ、Twitter広告ポリシーを理解してポリシー違反にならないように気をつけることです。ポリシー違反でなければ審査落ちすることは基本的にありません。

不適切なコンテンツや成人向け、18歳未満に禁止されているコンテンツ、不適切なコンテンツなどTwitter広告ポリシーで禁止事項が定められていますので、しっかりと内容を理解した上でTwitter広告を利用しましょう。

Q.Twitter広告の「日別予算」と「総予算」の違いは?

Twitter広告の日別予算とは、広告キャンペーンの1日あたりの予算です。深夜0時を基準として、設定した予算を消化すると日が変わるまで広告は停止となります。

総予算は、広告キャンペーン全体の予算です。総予算を設定すると、その広告キャンペーンは総予算を超えて広告を配信しないようになります。

どちらも設定した金額以上予算を消化しないと言う点は共通しています。ただし総予算は期間の定めがないので、仮に総予算を1万円に設定した場合、1日で消化してしまうこともあります。

毎日まんべんなく予算を使って広告を配信したい場合は、総予算ではなく日別予算の設定がおすすめです。

Q.Twitter広告における「日別予算」の金額の決め方は?

日別予算は1円以上であれば、いくらで設定しても問題ありません。ただしあまりに低い金額を設定してしまうと、広告の配信ボリュームが極端に低下するので注意が必要です。

日別予算の金額の決め方は、月間の予算から逆算して決める方法があります。概要の広告キャンペーンの月間予算を10万円とした場合、それを31日(または30日)で割ります。

すると1日あたり3,300円程度になりますので、これを日別予算として設定します。

Q.Twitter広告における「総予算」の金額の決め方は?

Twitter広告の総予算金額の決め方ですが、予算の規模は自社の広告予算やマーケティングの規模によるため、必ずこの金額でなければならないといったことはありません。

ただ、それだと規模感がまったくつかめないと思いますので、参考として予算の決め方を2つ紹介します。

 目標とするコンバージョン(売上)から決める

商品をどれだけ売りたいかを決めて、そこから逆算して総予算を決めます。具体的な例を見てみましょう。

今回、1つ10,000円の商品を100個販売することを目標と課程します。まずここから仮のCPA(顧客獲得単価)を計算しましょう。

なお、商品の原価を3,000円、確保したい利益を5,000円と仮定します。

商品価格(10,000円)-商品原価(3,000円)-確保したい利益(5,000円)=CPA(2,000円)

上記の計算から、商品1つあたり2,000円までCPAを許容できることがわかりました。次に、このCPAと販売目標数から予算を計算します。

CPA(2,000円)×販売目標数(100個)=予算(200,000円)

この計算によって、Twitter広告の総予算は200,000円必要ということがわかります。

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 リーチしたいユーザー数から逆算する

もうひとつの方法は、リーチしたいユーザー数から逆算する方法です。リーチを目標とするため、主に認知拡大を目的とする場合に向いている考え方です。

例えばクリック課金で10,000人にリーチすることを目標とする場合、以下の計算式で予算を算出できます。

リーチ目標(10,000人)×クリック単価(100円)=1,000,000円

クリック単価は広告運用前であれば相場を調査する、運用中であれば過去データから想定する必要はありますが、上記の計算によって総予算を決められます。

※参考:Twitter広告のクリック単価(CPC)について詳しく解説した記事はこちら
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Q.Twitter広告において「日別予算」や「総予算」を超過することケースはある?

Twitter広告であらかじめ設定した日別予算や総予算は、超過して広告が配信されることはありません。予算上限に到達すると自動的に広告配信が停止されます。

 

Twitter広告を上手に運用する5つのコツ

Twitter広告を上手に運用する5つのコツ

Twitter広告を上手に運用して効果をあげるコツを5つご紹介します。

  1. キャンペーンの目的は事前に明確化する
  2. フリークエンシーキャップを設定する
  3. リツイートされやすい内容を配信する
  4. 効果測定結果は日次でチェックする
  5. ABテストでクリエイティブを最適化する

1:キャンペーンの目的は事前に明確化する

キャンペーンの目的は実際に設定を行う前に明確化しておきましょう。ここを誤ってしまうと、ターゲット設定にも影響するので、狙った広告効果が得られなくなります。

「このTwitter広告はどんな目的で配信するのか」は担当者の間でしっかり意識合わせをしておくことが重要です。正しい目的を設定して、それに合わせた予算配分やクリエイティブを設定することで、広告の効果がかなり変わってきます。

2:フリークエンシーキャップを設定する

ユーザーは何度も同じ広告を見ると、「しつこい」「またこの広告か」などネガティブな印象を持ちます。フリークエンシーキャップを設定することで、1人あたりに表示する広告の回数を調整できます。

適切なフリークエンシーキャップ設定を行えば、高度な広告運用も可能となってきます。広告の目的に合わせた設定を的確に行うことが大切です。

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3:リツイートされやすい内容を配信する

Twitter広告は、たくさん拡散されることで効果を発揮します。そのため、ツイートはリツイートされやすい内容を意識して作成しましょう。

広告がリツイートされて、リツイートされた先のアクションには費用が発生しません。つまり、リツイートで拡散されるほど、多くのユーザーの目に触れつつ費用はかからない、一石二鳥の現象が起こります

リツイートされやすいかどうかで、広告の費用対効果が大きく違ってくるので、ユーザーに共感されやすいツイートの作成を心がけていきましょう。

4:効果測定結果は日次でチェックする

Twitter広告は配信結果を確認してPDCAサイクルを回し続けることが大切です。効果測定結果は毎日確認しましょう。配信開始してから時間がたっていないときは、予定どおりに配信されているかを重点的にチェックします。

仮定と違った動きをしている場合は、軌道修正が必要です。できる限り早く原因を特定して、改善ポイントを明らかにするためにも、日々の効果測定チェックは重要となります。

※参考:Twitter広告の効果測定について詳しく解説した記事はこちら

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5:A/Bテストでクリエイティブを最適化する

クリエイティブはこまめに更新し、最適化していきましょう。効果測定結果を見てより広告効果が高いクリエイティブになるように、アップデートしていくことが大切です。

A/Bテストの実施も積極的に行っていくとよいでしょう。ユーザーの反応がよかったクリエイティブを知るために、A/Bテストは非常に有効な手段です

テストの結果を随時クリエイティブに反映して、効果測定で成果をチェックしていく工程を繰り返します。

※参考:Twitter広告のA/Bテストについて詳しく解説した記事はこちら
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Twitter広告の出稿・運用を代理店に依頼することもおすすめ

Twitter広告の出稿・運用を代理店に依頼することもおすすめ

Twitter広告の出稿や運用は、ある程度のスキルと経験が必要です。社内に適任者がいない場合は、専門の広告代理店に代行してもらうのもおすすめです。

Twitter広告の運用代行を代理店に依頼する3つのメリット

Twitter広告の運用代行を代理店に依頼するメリットを3つ紹介します。以下のメリットを代理店利用の検討材料として活用してください。

  1. 最大限の広告効果を得るための、設定や運用方法を利用できる
  2. 社員のリソースをTwitter広告運用以外に活用できる
  3. 複数の広告媒体も同時に扱える

 メリット1.最大限の広告効果を得るための、設定や運用方法を利用できる

Twitter広告の知識と経験が豊富な代理店に運用を任せれば、効率的に広告効果を高める最適な設定で、広告を運用できます

Twitter広告の運用代行を行う代理店は、Twitter広告を専門に行うプロ集団です。今までの運用経験により培ったノウハウを活かして、目的に合った広告の選定から運用までトータルで代行してもらえます。

自社で経験のない担当者が運用する場合と比較して、結果にかなりの違いが現れる可能性が高いでしょう。

 メリット2.社員のリソースをTwitter広告運用以外に活用できる

Twitter広告の運用は、時間と工程がかかるので、運用専用リソースの確保が必要となってきます。代理店に設計から広告の選定・運用・効果測定までトータルで代行をお任せすることで、自社スタッフのリソースをTwitter広告に割く必要がなくなります

社員のリソースは他の業務に充てられるので、リソース面で不安がある企業でもTwitter広告の運用を行えます。

 メリット3.複数の広告媒体も同時に扱える

Twitter広告の代理店のほとんどが、Google広告やYahoo!広告、他の媒体のSNS広告などの運用も行っています

自社でリスティング広告やディスプレイ広告、その他のSNS広告も運用しているなら、それらの運用も代行してもらえます。

自社ではバラバラに管理していた場合も、代理店ならまとめて運用してもらえるので便利です。複数の広告媒体の成果を合わせて、トータルなコンサルティングを行う代理店もあるので、相談してみるとよいでしょう。

Twitter広告の代理店を上手に選ぶ3つのチェックポイント

代理店に依頼すると決めても、代理店選びを適当にしていては広告の効果はあがりにくいでしょう。Twitter広告の代理店を上手に選ぶためのチェックポイントをご紹介します。

  1. 豊富な知見と運用実績を持っているか
  2. 自社のジャンルについての知識が豊富かどうか
  3. 運用手数料が高すぎないか

 POINT1:豊富な知見と運用実績を持っているか

Twitter広告の運用代行は、ルーティン作業ではありません。Twitter広告の費用対効果を最大限にアップさせることが目的なので、最適な運用を行う必要があります。

そのため、代理店の運用実績とスキルの有無は、代理店選びの重要ポイントですTwitter社から正規代理店認定を受けている代理店なら、Twitter社から認められるだけの実績とスキルがある証明になります。

Twitter広告の正規代理店は、企業のホームページでその旨を述べているケースがほとんどですので、認定されているかどうかをチェックしましょう。

 POINT2:自社のジャンルについての知識が豊富かどうか

自社がアピールするジャンルの知見を持っている代理店がどうかも大切です広告運用以前に、広告で扱う内容自体の知見がないと、効果的な広告運用は望めません。

気になる代理店に問い合わせる際に、自社のジャンルの広告を扱った実績があるかどうか確認することをおすすめします。

 POINT3:運用手数料が高すぎないか

Twitter広告の運用手数料の料金体系も必ずチェックしておきましょう。広告代理店によって料金設定はさまざまですが、だいたいの目安として広告費の20%と考えておくとよいでしょう

経験豊富で高い効果をあげる代理店でも、手数料が高すぎる場合は結局自社の利益は依頼前と変わらない可能性もあります。

金額設定が高い場合は、その他の付加価値があるかどうかを確認し、総合的な観点から依頼する価値があるかどうか検討してください。

Twitter広告の運用代行に強みを持つおすすめ代理店3選

Twitter広告の運用代行におすすめの代理店を3社ご紹介します。

株式会社グラッドキューブ

グラッドキューブ

引用元:https://corp.glad-cube.com/

こんな方におすすめ!

  • 豊富な実績がある代理店に依頼したい
  • 複数の媒体と組み合わせた運用をしたい
  • デジタルマーケティングのアドバイスも受けたい

 株式会社グラッドキューブの強み

株式会社グラッドキューブは、2007年に設立した大手広告代理店。Twitter広告の認定代理店でもあり、豊富な実績から導き出されたノウハウを持っているところが魅力です。

Twitter広告の他、Facebook、Instagram、LINEの広告運用も行っているので、複数媒体を組み合わせたコンサルティングなども得意としています。

また、サイト制作やアクセス解析など、デジタルマーケティングの知見も豊富で、さまざまな視点からの提案もしてもらえます。

株式会社グラッドキューブの概要

・料金体系:運用手数料20%
・会社名:株式会社グラッドキューブ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区瓦町2-4-7 新瓦町ビル8F
・URL:https://corp.glad-cube.com/

アナグラム株式会社

アナグラム

引用元:https://anagrams.jp/services/twitter/

こんな方におすすめ!

  • ターゲティングにこだわりを持っている
  • Twitter広告で成果が出せていなかった
  • 初心者向けの手厚いサポートをしてもらいたい

 アナグラム株式会社の強み

アナグラム株式会社は、2010年設立のネット広告代理店です。Twitterの認定代理店であり、高い知識とスキルで効果的な広告運用を行ってくれます。

Twitter広告では、他社が行わないオリジナルのターゲティングを得意としています。柔軟な思考と独特な方法でユーザーにアプローチをかけていきます。

1人の担当者が運用から相談対応まで行うシステムなので、初心者でもしっかり向き合って丁寧なサポートをしてくれるところも魅力です。

アナグラム株式会社の概要

・料金体系:運用手数料20%(広告費100万円の場合)
・会社名:アナグラム株式会社
・本社所在地:東京都渋谷区千駄ヶ谷4丁目4-4 フィールド北参道 1・2F
・URL:https://anagrams.jp/

株式会社wevnal

Wevnal

引用元:https://wevnal.co.jp/

こんな方におすすめ!

  • Twitter広告の高いスキルを持つプロに依頼したい
  • Twitter広告運用の実績が豊富な代理店に依頼したい
  • 柔軟な対応ができる代理店に依頼したい

 株式会社wevnalの強み

株式会社wevnalは、個性的な若い社員で運営しているデジタルマーケティング会社。Twitterのターゲット層と同じ感覚で運用できるので、よりユーザーの心理を理解した運用が可能です。

日本最初のTwitter認定代理店でもあるため、実績や運用スキルに関しても安心してお任せできます。Twitterのエキスパートたちが、認知拡大から効果獲得までトータルでサポートを行います。

株式会社wevnalの概要

・料金体系:要問い合わせ
・会社名:株式会社wevnal
・本社所在地:東京都渋谷区恵比寿1-23-23 恵比寿スクエア 7階
・URL:https://wevnal.co.jp/

※参考:Twitter広告の運用代行におすすめの代理店について詳しく解説した記事はこちら
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Twitter広告運用代行おすすめ代理店9選と上手な選び方

Twitter広告運用の効果を可視化するおすすめの広告レポート自動化ツール

Twitter広告運用の効果を可視化する、おすすめの広告レポート自動化ツールをご紹介します。自社で効果検証を行う場合、頼もしい味方となるでしょう。

Databeat Explore

Databeat Explore
Databeat Exploreは、手間がかかるデータ収集やデータ連係を簡単な操作で行う広告特化の管理ツールです。Twitter広告運用に便利な機能を備えているので、広告運用の効率化のサポートをしてくれます。

Twitter広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント

Twitter広告運用におけるDatabeat Exploreの3つの活用ポイントをご紹介します。

  1. データの収集・更新を自動で行う
  2. さまざまなフォーマットで出力可能
  3. レポート作成を自動化できる

 データの収集・更新を自動で行う

Databeat Exploreは、Twitter広告をはじめとするすべてのデータを自動で収集・更新します。データはいつも最新状態でキープされるので、リアルタイムで成果を確認できます。

他の媒体との連携も簡単に行えるので、担当者が手動で毎日データを更新する作業がなくなり、作業工程の削減にも役立ちます。

 さまざまなフォーマットで出力可能

Databeat Exploreは、複数媒体のデータも一元管理を行い、集計結果をさまざまな形式で出力できます。Googleアナリティクス、Looker Studio(旧Googleデータポータル)、スプレッドシートなど、Google関連製品との相性も抜群です。

Googleアナリティクスにデータを出力すれば、Twitter広告の効果測定をアナリティクスで行うことも可能になります。

 レポート作成を自動化できる

Databeat Exploreは、Looker Studio(旧Googleデータポータル)のテンプレートを複数用意しており、グラフィカルで美しいレポートを自動で出力できます

カスタマイズも可能なので、慣れた人なら手を加えてオリジナルのレポートも作成可能です。さらに、広告クリエイティブのサムネイルも自動で出力できるので、Twitter広告で重要なクリエイティブの効果検証も効率的に実施できます。

広告レポート自動化ツールについては、以下の記事で詳しく解説しておりますのであわせてご覧ください。
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広告A-Dark

まとめ

今回は、Twitter広告の初心者向けガイドとして、Twitter広告全体の知識からプロモツイートの出し方まで、総合的に解説しました。

Twitter広告は特性を活かした細かいターゲティング設定が可能である一方、設定方法はある程度の知識と経験が必要です。

初心者で運用が不安な場合は、経験豊富なプロの代理店に運用をお任せすることも検討してみてください。自社で運用を行う場合は、Databeat Exploreなどの広告効果検証に便利なツールを導入して、作業効率のアップを図ることもおすすめです。

広告レポート作成を自動化しませんか?

 

Databeat Explore_CTA

「広告データの集計に時間を取られている」
「アクセス解析と広告データを同時に集計したい」
「Looker Studio(旧Googleデータポータル)を使ってレポート作成工数や手動によるミスを削減したい」

このような課題は、Databeat Exploreで解決できます。

Databeat Exploreとは、自動で収集した広告データをオリジナルフォーマットでレポート化する、広告レポート作成自動化ツールです。

  • 導入にエンジニアスキルは不要
  • 国内最多の39サービスと連携が可能
  • 無料BIツールLooker Studio(旧Googleデータポータル)でレポート作成を自動化できる

詳しくは以下のリンクよりサービスサイトをご覧ください。

【初心者向け】Twitter広告入門ガイド!種類や費用などの基礎からツイッター広告の出し方、各種設定方法までわかりやすく解説
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広告データ可視化ツール「Databeat Explore」

Databeat Exploreは、WEB広告データの見える化を実現するサービスです。
様々な広告データを抽出・統合・一元化し、見たいデータを見たい時に見たい場所で見ることができます。

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