リスティング広告は、主要なWEB広告としてさまざまな場面で活用されています。テキストのみでターゲットに訴求できるため、比較的簡単に利用できます。
費用についても、クリック課金方式なのでリスクやコストをコントロールしやすく、運用しやすい広告です。しかし、いざ運用してみると、クリック単価(CPC)が想定よりも高くなってしまうことも少なくありません。
そこで今回こちらの記事では、リスティング広告のクリック単価(CPC)について、平均単価や相場、高騰する原因、費用を抑える方法などを詳しく解説していきます。
- 1 まずは押さえておきたいリスティング広告の基本
- 2 リスティング広告のクリック単価(CPC)や入札単価の費用相場、仕組みについて詳しく解説
- 3 リスティング広告の入札単価の決め方
- 4 リスティング広告のクリック単価が高くなってしまう主な3つの原因
- 5 リスティング広告のクリック単価(CPC)を抑えつつ効果を最大化する5つのTIPS
- 6 費用対効果を最大化するならリスティング広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!
- 7 リスティング広告の運用を代理店に依頼する際の費用
- 8 費用を抑えたリスティング広告運用が実現できるおすすめ代理店3選
- 9 リスティング広告の効果検証におすすめのツール
- 10 まとめ
まずは押さえておきたいリスティング広告の基本
まずは、リスティング広告の基本を押えておきましょう。リスティング広告がどのような広告なのか、ディスプレイ広告との違い、課金方式などを解説していきます。
リスティング広告とは?
リスティング広告は、ユーザーが検索したキーワードに応じて広告を表示する「検索連動型広告」です。主要な広告媒体としては、Google広告とYahoo!広告があります。
上の画像は左がGoogle広告、右がYahoo!広告です。どちらも画面上部にリスティング広告枠があり、その下に自然検索の枠があります。
このことからわかるように、リスティング広告は検索結果の上位に表示されるため、ユーザーの反応を得やすい特徴があります。
【参考】リスティング広告とディスプレイ広告の違い
リスティング広告とディスプレイ広告のもっとも大きな違いは、クリエイティブです。リスティング広告は、テキストのみで表示されるのに対し、ディスプレイ広告は画像や動画を用いたクリエイティブが利用できます。
そのため、ディスプレイ広告の方がユーザーの目に留まりやすい特徴を持っています。ただし、ターゲティング方法が異なるため、ディスプレイ広告の方が効果的という意味ではありません。
リスティング広告の課金方式
リスティング広告は「クリック課金方式」になります。表示された広告をユーザーがクリックすると、費用が発生する仕組みです。
広告の表示回数によって課金されることはありません。ユーザーが広告に興味を持ち、クリックして初めて課金されるため、費用対効果が高い広告運用を実現できます。
※参考:リスティング広告の費用の全体像を詳しく解説した記事はこちら
リスティング広告は、WEB広告の中でもっとも多く利用される手法の一つです。ユーザーの検索キーワードに併せて最適な広告を表示させることができるので、非常に高い効果が発揮できます。 これからリスティング広告の運用を開始しようと考えていらっ[…]
リスティング広告が効果を発揮するシーン
リスティング広告は、コンバージョンを目的とする広告運用に、高い効果を発揮します。ユーザーが欲しいものを検索したり、悩みの解決方法を検索した際に、最適な商品の広告を表示すれば、高いクリック率を得られます。
そして、クリック先のランディングページに掲載されている商品が、ユーザーの希望と一致するものであれば、そのままコンバージョンします。
よって、コンバージョン率も高くなる傾向があります。
リスティング広告のクリック単価(CPC)や入札単価の費用相場、仕組みについて詳しく解説
リスティング広告のクリック単価や入札単価の相場、そしてそれらの仕組みを詳しく解説します。まずは仕組みについて正しく理解した上で、運用を始めましょう。
そもそも、クリック単価(CPC)とは?
クリック単価とは、広告が1回クリックされた際に発生する費用のことです。例えば、出稿しているリスティング広告のクリック単価が100円だとした場合、広告が10回クリックされると広告費は1,000円ということになります。
リスティング広告のクリック単価(CPC)の決まり方
リスティング広告のクリック単価は、オークション形式で決まります。同じキーワードに複数の出稿があった場合は、より高い広告ランクの広告が優先して表示されます。
この広告ランクとは、「入札単価」「品質スコア」「広告表示オプション」の3つの要素で構成されており、以下の計算式によって算出されます。
広告ランク=入札単価×品質スコア+広告表示オプション
それぞれの概要は以下となります。
- 入札単価:クリック単価の上限金額
- 品質スコア:「推定クリック率・広告の関連性・ランディングページの利便性」を基に算出される
- 広告表示オプション:広告表示オプションを利用しているかどうか
つまり、ただ高いお金を支払えば広告が優先的に表示できるわけではなく、広告の品質なども高めていく必要があるということです。
なお、上記はGoogle広告のリスティング広告を参考にした内容となります。Yahoo!広告の場合、広告ランクではなく「オークションランク」と呼びます。
細かな名称等は異なりますが、基本的な考え方は、Google広告もYahoo!広告も同じです。
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リスティング広告の平均クリック単価(CPC)と他媒体との比較
リスティング広告の平均クリック単価は、ざっくり80円から1,000円ほどです。クリック単価は、広告を出稿する業種やキーワードの状況によって大きく変化するため、一概に平均を出すことはできません。
【参考】Google広告とYahoo!広告によるリスティング広告のクリック単価の違い
Google広告とYahoo!広告でのクリック単価の違いですが、現在はほぼ同じと認識して問題ありません。リスティング広告を出稿する場合、Google広告とYahoo!広告どちらも利用する企業が多いためです。
ただし、出稿するキーワードのなかにはどちらかの媒体の方が、クリック単価が安いと言うケースもありますので、出稿前にキーワード毎に想定単価が確認できる「キーワードプランナー」などでチェックしてみるのがおすすめです。
【参考】ディスプレイ広告の平均クリック単価との比較
ディスプレイ広告にも、クリック課金制の広告があります。平均クリック単価は50円から100円ほどで、リスティング広告に比べて安くなる傾向があります。
この数字だけ見ると、ディスプレイ広告を運用した方がよいのではと感じますが、ディスプレイ広告はリスティング広告よりもCVR(コンバージョン率)が低いため、一概にディスプレイ広告が有利といったことではありません。
やはり、コンバージョン獲得を目的とする広告には、CVRの高いリスティング広告の方が最適と言えます。
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【参考】主要なSNS広告Facebook広告の平均クリック単価との比較
Facebook広告の平均クリック単価は、リスティング広告よりも若干安いと言われています。ただし、こちらも競合が多いと単価は高騰するので、必ずしもFacebook広告の方が単価が低いとは言い切れません。
可能であれば、リスティング広告とSNS広告を併用しながら、キーワードや商材によってバランスを取りつつ、運用するのがおすすめです。
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実際にどれくらいクリックされる?リスティング広告の平均クリック率
リスティング広告の平均クリック率は、およそ「3%前後」です。クリック率は出稿するキーワードや、広告文によっても大きく変わりますが、目安として捉えておいてよいでしょう。
極端にクリック率が低い場合は、出稿するキーワードがズレているか、広告文を改善する余地があると考えられます。
クリック単価(CPC)と共にチェックしたい「入札単価」とは?
入札単価は、クリック単価の上限設定です。リスティング広告を出稿する際、クリック単価は最大いくらまで支払っても良いかを決めます。
入札単価を高くすれば、広告が優先的に表示される可能性は高まりますが、高くし過ぎると商品が売れても赤字になってしまうことがあるので注意しましょう。
また、反対に単価が低すぎると、広告が全然表示されないといったケースもあります。
入札単価とクリック単価の違い
入札単価は、あくまでも上限の単価を決める項目です。そして、実際にリスティング広告が表示され、クリックされた際に課金となる金額が、クリック単価です。
仮に入札単価を500円としていても、競合がいなかったり、競合の広告ランクが低かったりすれば、クリック単価は100円程度になる場合もあります。
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リスティング広告の入札単価の特徴
リスティング広告の入札単価は、キーワードプランナー(Yahoo!広告の場合はキーワードアドバイスツール)で相場を調べて決める方法や、目標CPAから算出する方法などがあります。
ある程度目安となる単価を計算してから、入札単価に設定します。また、細かく設定や調整をする余裕がない場合には、自動入札の機能を使って、システムに単価調整を任せてしまうということも可能です。
リスティング広告の入札単価の決め方
リスティング広告の入札単価の決め方を解説します。前章でも触れましたが、入札単価を決めるには、まず目安が必要です。
その目安を調べる方法が、これからご紹介するキーワードプランナーやキーワードアドバイスツールを使った方法になります。
1.キーワードプランナーを使ったGoogle広告のクリック単価の調べ方
まずはキーワードプランナーを使った、Google広告のクリック単価の調べ方から解説します。
STEP1:Google広告を開く
引用元:Google広告
はじめに、Google広告を開きます。
STEP2:「キーワードプランナー」を選択
引用元:Google広告
画面右上にある「ツールと設定」から、「キーワードプランナー」を選択します。
STEP3:「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択
引用元:Google広告
次に、「検索のボリュームと予測のデータを確認する」を選択します。
STEP4:キーワードを入力
引用元:Google広告
ここで、クリック単価を調べたいキーワードを入力します。
STEP5:「予測」を選択
引用元:Google広告
画面左側にある「予測」を選択します。
STEP6:平均クリック単価を確認
引用元:Google広告
画面に表示されている「平均クリック単価」を確認します。その他、クリック率やクリック数などの予測値も確認できます。
2.キーワードアドバイスツールを使ったYahoo!広告のクリック単価の調べ方
引用元:Yahoo!広告
今度は、キーワードアドバイスツールを使って、Yahoo!広告のクリック単価を調べてみましょう。
STEP1:Yahoo!検索広告の管理画面を開く
引用元:Yahoo!広告
まず、Yahoo!広告の検索広告管理画面を開きます。
STEP2:「ツール」から「キーワードアドバイスツール」を選択
引用元:Yahoo!広告
画面上部にある「ツール」から「キーワードアドバイスツール」を選択します。
STEP3:キーワードを入力
引用元:Yahoo!広告
ここで、クリック単価を調べたいキーワードを入力します。
STEP4:推定CPCを確認
引用元:Yahoo!広告
画面に表示されている「推定CPC」が、平均クリック単価です。その他、クリック率やクリック数などの予測値も確認できます。
リスティング広告のクリック単価が高くなってしまう主な3つの原因
リスティング広告のクリック単価が高くなってしまう、主な原因を3つご紹介します。クリック単価を下げるためには、まず高騰している原因を知ることが必要です。
- 競合が多い
- 広告の品質が低い
- 利益率の高い商材・業種
原因1:競合が多い
リスティング広告は、同じキーワードで広告を出稿する競合が多くなると、クリック単価が高騰します。
オークション形式で掲載順位が決められるため、多くのユーザーが検索するキーワードは、どうしてもクリック単価が高くなりがちです。
原因2:広告の品質が低い
広告の品質によって、クリック単価が高騰するケースもあります。「リスティング広告のクリック単価(CPC)の決まり方」でも解説しましたが、リスティング広告のオークションは、広告ランクによって決まります。
そしてこの広告ランクを決める要素の一つに、広告のクオリティが元となる「品質スコア」があります。品質スコアが低いと、広告ランクが下がってしまうため、入札単価を上げなければ広告の表示が難しくなってしまうのです。
原因3:利益率の高い商材・業種
リスティング広告で出稿する商材や業種の利益率が高い場合にも、クリック単価が高くなる傾向があります。
商品1つあたりの利益率が高いと、それだけ多くの広告費をかけても利益を確保できますので、競合会社は高い入札単価を設定してくるのです。
BtoB向け商材などは、こういった傾向が顕著に現われる場合があります。
リスティング広告のクリック単価(CPC)を抑えつつ効果を最大化する5つのTIPS
リスティング広告のクリック単価(CPC)を抑えつつ、効果を最大化する方法を解説します。ただクリック単価を下げるだけでは、CV数が減少してしまいます。
CVを最大限獲得しつつも、クリック単価をできるだけ高騰させない方法を見ていきましょう。
- 広告の品質を改善する
- 出稿キーワードを見直す
- 広告表示オプションを利用する
- 無駄なキーワードを除外する
- 入札単価を見直す
1.広告の品質を改善する
まずは、リスティング広告の品質を改善しましょう。広告の品質を改善できれば広告ランク(オークションランク)が上昇するので、競合よりも低いクリック単価で広告の表示が可能になります。
広告の品質の改善策としては、広告文を修正して推定クリック率や広告の関連性を高める、ランディングページの改修を行って利便性を向上させるなどがあります。
これらは、競合に影響されず自社で実施できる内容なので、必ず実施することをおすすめします。
2.出稿キーワードを見直す
現在出稿しているキーワードの見直しを行いましょう。検索ボリュームの大きなキーワードは、多くの競合も出稿してくるため、クリック単価が高騰しやすくなっています。
ボリュームの大きなキーワードで広告を表示できれば、コンバージョン数も期待できますが、クリック単価が高くなりすぎて、赤字になってしまっては元も子もありません。
検索ボリュームの大きなキーワードで一気に獲得を増やすのではなく、低いクリック単価でそこそこコンバージョンが獲得できるキーワードに、複数出稿してみましょう。
3.広告表示オプションを利用する
Google広告を利用している場合は、広告ランクを決める要素のひとつである、広告表示オプションを利用してみましょう。
広告表示オプションには、電話番号や住所などコンバージョン率を向上させられる項目があります。
これらの中から最適なものを利用すれば、広告ランクを高めるだけでなく、同時にコンバージョン率をアップさせることも可能です。
4.無駄なキーワードを除外する
広告の管理画面で運用データを確認して、無駄なキーワードを除外設定しましょう。リスティング広告を運用していると、さまざまなキーワードで広告が表示され、クリックされます。
そこからコンバージョンが発生するのですが、なかにはクリックだけ発生して、コンバージョンがまったく発生しないキーワードもでてきます。
こうしたキーワードは、クリックされた分の広告費だけがかかり、利益を生み出しませんので、除外設定して無駄な広告費の消化を回避します。
5.入札単価を見直す
根本的な改善策として、入札単価の見直しも必要です。入札単価は高く設定した方が、広告が上位に表示されやすいことは事実です。
しかし、クリック単価が高くなりすぎて、商品が売れても利益が少ししか残らなかったり、赤字になっては意味がありません。
また、必ずしもリスティング広告枠の最上位に表示されなくても、コンバージョンを獲得できる場合があります。クリック単価の高騰にお悩みの場合は、一度入札単価の上限を下げてみて、CPCやCPAが改善するかどうか分析してみましょう。
※参考:リスティング広告の改善方法については、以下の記事でも解説しています。
費用対効果を最大化するならリスティング広告に強みを持つ代理店利用もおすすめ!
費用対効果を最大化するなら、リスティング広告に強みを持つ代理店を利用するのもおすすめです。代理店を利用すると追加で費用が発生しますが、それ以上の価値を提供してもらえることがあります。
リスティング広告の運用を代理店に依頼する3つのメリット
リスティング広告の運用を、代理店に依頼するメリットを3つご紹介します。
- リスティング広告運用に関する業務をすべて引き受けてもらえる
- 代理店の高い運用スキルを利用できる
- 他の広告も活用できる
1.リスティング広告運用に関する業務をすべて引き受けてもらえる
リスティング広告の運用を代理店に依頼すると、リスティング広告運用業務全般を引き受けてもらえます。
自社でリスティング広告運用を実施するとなると、運用前の準備から管理、そして運用後のデータ収集に分析など、多くの工数が発生してしまい、他の業務に影響が出る可能性があります。
代理店を利用することで、そういったリソース面の不安を払拭することが可能です。
2.代理店の高い運用スキルを利用できる
代理店の高い運用スキルを利用できるのも、代理店に運用を依頼するメリットです。リスティング広告は多くの企業が利用していますので、結果を出すにはそれなりのスキルが必要です。
社内にリスティング広告運用経験者がいればよいですが、そうした人材が不在の場合は、代理店に依頼することで、代理店のノウハウを活用した運用が可能になります。
3.他の広告も活用できる
リスティング広告以外の広告を活用できる点も、代理店を利用するメリットの一つです。代理店はリスティング広告だけでなく、ディスプレイ広告やSNS広告などさまざまな広告の運用を行なっています。
例えばリターゲティング配信を行いたいという場合には、ディスプレイ広告の運用を依頼できます。自社で運用していると、他の広告を運用するための手順やリソースを改めて準備しなくてはならず、高い負荷が掛かります。
しかし代理店なら、そういったことは日常茶飯事ですので、スムーズに対応してもらうことが可能です。
代理店の利用はこんな人に特におすすめ!
リスティング広告運用における代理店の利用は、すぐに成果を出したい場合におすすめです。代理店を利用すると、リソースの悩みを抱えることもなく、高い運用スキルによって最短で成果を出すことが可能です。
自社運用を目指す場合も、まずは代理店による運用を行い、自社の体制が整い次第切り替えるのがよいでしょう。
リスティング広告の運用を代理店に依頼する際の費用
リスティング広告運用を代理店に依頼した場合の費用を解説していきます。必要な費用、そしてその相場をご紹介します。
広告代理店を利用してリスティング広告を運用する場合の費用の構造
代理店に依頼した場合、手数料が必要になります。その他は、自社で運用する場合と同じく広告費が必要です。
広告代理店を利用してリスティング広告を運用する場合の費用の相場
手数料は、広告費の20%が相場となっています。また、手数料以外に初期費用が5万円ほど掛かるケースもあります。詳しい費用については、運用を依頼する前に代理店へ確認しましょう。
代理店を利用する場合に手数料を抑えるポイント
代理店の手数料を抑えたいのなら、運用スキルの高い代理店を利用することです。代理店の手数料は、広告費に比例して高くなります。
よって、無駄な広告費を使わないことが重要なのです。高い運用スキルを持つ代理店なら、成果に直結する運用を実現しますので、最小限の広告費で運用できるため、結果として手数料も最小限に抑えられます。
他には、手数料の設定が安い代理店を利用する方法もあります。ただし、手数料の安さだけで代理店を選ぶことはおすすめしません。
しっかりと成果を出してくれる代理店を利用しましょう。
リスティング広告運用は、自社で行うパターンと代理店が行うパターンがあります。リソースの兼ね合いやノウハウを活用した効果の高い運用を求めるため、代理店を利用している企業も多くなっていますが、そこで気になるのが手数料です。 リスティング広[…]
費用を抑えたリスティング広告運用が実現できるおすすめ代理店3選
費用を抑えたリスティング広告運用が実現できる、おすすめの代理店を3社ご紹介します。代理店選びの際は、ぜひ参考にしてみてください。
なお、今回ご紹介する代理店は、すべてGoogleやYahoo!から認定を受けた正規代理店のみ掲載しております。
株式会社リンクル
こんな方におすすめ!
- BtoBや薬事法関連の商材を取り扱いたい方
株式会社リンクルの強み
株式会社リンクルは、Google・Yahoo!の認定を受けた正規代理店です。Googleにおいては、TOP10に選出された実績を持つ、実力のある代理店です。
取り扱う商材の業界ごとにチームを組織する「業界別管理体制」を構築しており、専任の有資格者が広告運用を代行します。
さらにBtoB専門チームや、薬事法のスペシャリストも在籍しているので、幅広い業界のリスティング広告運用を依頼できます。
株式会社リンクルの概要
・料金体系:初期費用0円/広告費の20%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Twitter広告/アフィリエイト広告
・会社名:株式会社メディアハウスホールディングス
・本社所在地:東京都新宿区神楽坂2-17 中央ビル5F
・URL:https://rincrew.jp/
BtoBの営業でも、リスティング広告などオンラインを活用する場面が多くなってきています。しかし、実際にBtoB向けのリスティング広告運用を行ってみると、思っていたような成果を得られず苦戦している方も多いのではないでしょうか。 そこで今[…]
株式会社ジャックアンドビーンズ
引用元:https://j-mamenoki.co.jp/listing/
こんな方におすすめ!
- 手数料コストを抑えたい方
株式会社ジャックアンドビーンズの強み
株式会社ジャックアンドビーンズは、リスティング広告運用代行やオウンドメディア構築などを行っている代理店です。
Google・Yahoo!共に正規代理店となっており、運用を担当する全員が有資格者です。手数料は定額制となっており、月額10万円からになります。
工数が変らなければ、広告費がどれだけ増えても手数料が増えることはありません。また、最短即日で運用を開始できるスピード対応もメリットです。
株式会社ジャックアンドビーンズの概要
・料金体系:初期費用0円/定額10万円~
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告
・会社名:株式会社ジャックアンドビーンズ
・本社所在地:東京都渋谷区神南1-22-8 渋谷東日本ビル6F
・URL:https://j-mamenoki.co.jp/
株式会社イーナ
こんな方におすすめ!
- ECサイトを運営されている方
株式会社イーナの強み
株式会社イーナは、リスティング広告運用のほか、ホームページ制作なども行っています。GoogleとYahoo!の正規代理店になっていることはもちろんですが、自社でもECサイトを運営しています。
そのECサイトを、リスティング広告によって成長させた実績を持っているため、ECサイトを運営されている方におすすめの代理店です。
他社からの乗り換えにも対応しているので、現在他の代理店を利用中で、思うような成果が出ないといった場合にも利用できます。
株式会社イーナの概要
・料金体系:初期費用0円/広告費の20%
・対応可能な媒体:Google広告/Yahoo!広告/Facebook広告/Instagram広告/LINE広告/アフィリエイト広告
・会社名:株式会社イーナ
・本社所在地:大阪府大阪市中央区備後町3丁目4-9 輸出繊維会館2F
・URL:https://www.e-n-a.jp/
ECサイトの売上を上げるためには、サイトへの流入者数を増やすことが重要になります。そこでおすすめしたいのが「リスティング広告」です。リスティング広告を活用することで、サイトアクセス数を着実に増やすことが可能になります。 本記事では、E[…]
リスティング広告の運用代行を担う代理店は、クライアントに代わってリスティング広告の運用全般を行ってくれます。この運用代行サービスは、自社でリスティング広告の運用が難しい企業にとって、非常に有用なサービスです。 しかし、リスティング広告[…]
リスティング広告の効果検証におすすめのツール
リスティング広告の効果検証におすすめのツールをご紹介します。自社でリスティング広告運用を検討されている方は、便利なツールによる効果検証を実施することをおすすめします。
Databeat Explore
Databeat Exploreは、リスティング広告の効果検証を効率よく実施できるツールです。基本的にすべての作業を自動化できますので、実務的な負担も少ないのが特徴です。
リスティング広告運用における「Databeat Explore」の3つの活用ポイント
リスティング広告運用におけるDatabeat Exploreの活用ポイントをご紹介します。
リスティング広告のデータを自動で集計できる
Databeat Exploreは、リスティング広告のデータを自動で集計できます。Google広告、Yahoo!広告どちらにも対応しており、リスティング広告以外のSNS広告なども利用可能です。
広告媒体とDatabeat Exploreを連携させれば、自動的に運用データを収集・蓄積していきますので、Databeat Exploreへアクセスするだけで、すべての広告媒体のデータを閲覧できます。
集計したデータを自動でレポート化できる
Databeat Exploreが自動で集計したデータは、レポート化まで自動で行えます。Databeat Exploreには複数のレポートテンプレートが用意されており、データを反映させます。
レポートテンプレートは、広告運用を可視化する仕様となっているので、そのまま社内でレポートとして共有できるほか、データ分析にも活用可能です。
データを好みのフォーマットで出力できる
Databeat Exploreからデータを出力する際には、好みのフォーマットで出力が可能です。ExcelやGoogleスプレッドシート、Looker Studio(旧Googleデータポータル)やBIツールなどの外部ツールへ出力することもできます。
Googleアナリティクスへ出力して、アナリティクスベースでの効果検証も実施可能です。
広告運用担当者の業務には、必ず「広告運用レポート作り」が含まれます。日々配信される広告の結果を把握・分析・共有するためには、レポート作成が必要不可欠です。クライアントや社内の経営陣などの関係者にレポートを報告する中で、こちらの意図が伝わらず[…]
まとめ
リスティング広告のクリック単価は、広告の品質や競合などさまざまな要因によって、高騰してしまうシーンがあります。
クリック単価を抑えるためには、広告の品質を向上させたり、コンバージョンしないキーワードの除外、出稿キーワードの見直しなどが効果的です。
リスティング広告出稿前には、あらかじめキーワードプランナーやキーワードアドバイスツールで、目安単価を確認することも忘れず行いましょう。
代理店に運用を依頼すれば、こうした作業をすべて負担してもらえるだけでなく、ノウハウを基にした効果的な運用をすぐに実現できます。
自社での運用が可能な場合は、Databeat Exploreのような効果検証が可能なツールを導入して、リスティング広告運用を効率的に進めていきましょう。